JPH09321639A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH09321639A
JPH09321639A JP13901296A JP13901296A JPH09321639A JP H09321639 A JPH09321639 A JP H09321639A JP 13901296 A JP13901296 A JP 13901296A JP 13901296 A JP13901296 A JP 13901296A JP H09321639 A JPH09321639 A JP H09321639A
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JP
Japan
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weather
weather forecast
data
character data
receiving
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Application number
JP13901296A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Morohoshi
博 諸星
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01WMETEOROLOGY
    • G01W1/00Meteorology
    • G01W1/10Devices for predicting weather conditions

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  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ登録された天気予報データが更新され
ない古いデータとなるのを防止でき、しかも受信した天
気予報データと自己が予測した天候とを併せて表示し得
る受信装置を実現する。 【解決手段】 前回受信して記憶しておいた天気予報デ
ータと今回受信した天気予報データとを比較し、両者が
一致しない場合には”天気予報”の変化をユーザーにア
ラーム報音する。これにより、メモリ登録された天気予
報データが更新されない旧いデータとなるのを防止す
る。また、気圧センサ11によって測定した気圧傾向に
応じて天候予測する手段を設け、この手段によって予測
された天候と、FM文字多重放送を受信して得た天気予
報データとを表示する構成にすることで、受信した天気
予報データと予測した天候とを併せて表示し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字放送を受信す
る受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、FM放送波に文字データを多重さ
せる文字多重放送サービスが開始されており、これに伴
い所謂”見えるラジオ”と呼ばれる受信装置が種々実用
化されている。この種の装置は、FM放送波を受信する
通常の受信機能の他に、FM放送波に多重される文字デ
ータをデコードして液晶表示パネルに表示したり、デコ
ードした文字データの内から必要な文字データを選択し
てメモリに記憶しておく機能を備えるものも開発されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、こうした従来の
受信装置においては、例えば受信した文字データの内か
ら天気予報を表わす文字データ(以下、天気予報データ
と称す)を選択してメモリ登録しておき、後でこれをメ
モリから読み出して表示する、といった使い方が可能に
なっている。しかしながら、そのような使い方をする
と、メモリに記憶しておいた天気予報データが、例えば
天候変化により現状のものと相違してしまい、結果的に
更新されない古い天気予報データを見てしまうという弊
害が生じかねない。
【0004】また、放送される天気予報は、例えば東京
都地方と言った広い範囲の予想であり、従来の受信装置
では、単に、受信した広い範囲の天気予報データをその
まま表示するか、あるいはメモリ登録して必要に応じて
読み出し表示する機能を具備するだけであり、実際に現
在いる位置の天候と一致しない事も多かった。
【0005】そこで本発明は、このような事情に鑑みて
なされたもので、メモリ登録された文字データが更新さ
れない旧いデータとなるのを防止でき、しかも受信した
天気予報データだけでなく存在する位置の天候をも表示
し得る受信装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、文字データを含む放送
を受信する受信手段と、この受信手段によって受信され
た文字データの内、予め定められた種類の文字データを
記憶する記憶手段と、前記受信手段が新たな文字データ
を受信した際に、この受信した新たな文字データが、予
め定められた種類の文字データであって、且つ前記記憶
手段に記憶されている文字データと異なる場合に報知す
る報知手段とを備えることを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明では、少なく
とも日付を設定する日付設定手段と、文字データを含む
放送を受信する受信手段と、この受信手段によって受信
される文字データの内、前記日付設定手段により設定さ
れた日付の天気予報データを記憶する記憶手段と、前記
受信手段が前記日付設定手段により設定された日付の天
気予報データを受信した際に、この受信した天気予報デ
ータが前記記憶手段に記憶されている天気予報データと
異なる場合に報知する報知手段とを備えることを特徴と
している。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明では、気圧
を測定する気圧測定手段と、この気圧測定手段によって
測定された気圧データから天候を予測して予測データを
発生する天候予測手段と、文字データを含む放送を受信
する受信手段と、この受信手段によって受信される文字
データの内、天気予報データを記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶された天気予報データと、前記天候予
測手段によって予測された天候データとを表示する表示
手段とを備えることを特徴とする。
【0009】本発明の第1の態様では、受信手段が文字
データを含む放送を受信すると、記憶手段がこの受信手
段によって受信された文字データの内、予め定められた
種類の文字データを記憶し、この受信手段が新たな文字
データを受信した際に、この受信した新たな文字データ
が、予め定められた種類の文字データであって、且つ前
記記憶手段に記憶されている文字データと異なる場合に
報知手段が報知する。これにより、メモリ登録された文
字データが更新されない古いデータとなるのを防止する
ことが可能になる。
【0010】また、本発明の第2の態様では、天候予測
手段が気圧を測定する気圧測定手段によって測定された
気圧データから天候を予測して予測データを発生する一
方、文字データを含む放送を受信する受信手段によって
受信される文字データの内、天気予報データが記憶手段
に記憶されると、表示手段がこの記憶手段に記憶された
天気予報データと、前記天候予測手段によって予測され
た天候データとを表示する。したがって、受信した天気
予報データと自己が予測した天候とを併せて表示するこ
が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による受信装置は、携帯ラ
ジオの他、電子腕時計や置き時計或いはPDAと呼ばれ
る携帯端末装置などにも適用可能である。以下では、本
発明の実施の形態である電子腕時計を実施例として図面
を参照して説明する。
【0012】A.外観 図1は、本発明の一実施例による電子腕時計(以下、ウ
オッチと称呼する。)の外観を示す外観図である。この
図において、1はウォッチ本体であり、その両端部には
リストバンドBが装着されている。リストバンドBの内
部には、図2に示すFM受信用のアンテナ9(例えば、
ループアンテナ等)が収納されている。
【0013】2a〜2bは、それぞれウォッチ本体1の
側部に配設される各種操作スイッチである。これらスイ
ッチの内、2aは計時モードを切替えるモード切替えス
イッチであり、ウォッチ動作を「時刻計時」、「タイマ
計時」および「ストップウォッチ計時」等の各種動作モ
ードを設定する。2bは「アラーム時刻」や「現在時
刻」等をセットする際に操作される時刻設定スイッチで
ある。2cは、このウォッチ内部に配設されるFM多重
受信部10(後述する)のオンオフ動作を設定するオン
オフスイッチ、2dは気圧および気温の測定を開始させ
る際に操作される天候測定スイッチである。
【0014】3はウォッチ本体1の前面に配設される表
示部であり、表示領域3a〜3dを有する液晶表示パネ
ルによって構成されている。表示領域3aは、測定した
気温の傾向をグラフ表示する表示範囲TMPと、測定し
た気圧の傾向をグラフ表示する表示範囲ATMとに分れ
ている。これら表示範囲TMP,ATMには、それぞれ
現在から過去6時間、現在から今後6時間の気温傾向お
よび気圧傾向が表示されるようになっている。
【0015】表示領域3bは、天気予報される日付およ
び時刻が表示される領域である。表示領域3cは、FM
多重受信により得られた天気予報データに対応した”天
気”をマーク表示する領域である。また、表示領域3d
は天気予報データが表わす降水確率を表示する領域であ
る。
【0016】B.実施例の構成 (1)全体構成 次に、図2を参照して上記外観をなす実施例の全体構成
について説明する。なお、この図において図1に示した
各部と共通する要素には同一の番号を付し、その説明を
省略する。図において、4は水晶発振子等から構成され
る発振器であり、所定周波数の原クロック信号を発生す
る。5は上記発振器4から出力される原クロック信号を
分周してタイマクロック信号を発生する分周回路であ
る。6は、分周回路5から供給されるタイマクロック信
号(例えば、1/16秒)を順次カウントして時刻計時
する割り込み処理を行う一方、上述した各スイッチ2a
〜2dのスイッチ操作に応じた動作モードでウォッチ各
部を制御するCPUであり、その動作については後述す
る。
【0017】7はCPU6にロードされる各種制御プロ
グラムや、これら制御プログラムの実行に際して参照さ
れる各種制御データが記憶されるROMである。8はC
PU6のワークエリアとして各種演算結果やレジスタ
値、あるいはフラグ値が一時記憶されるRAMであり、
そのレジスタ構成については後述する。10はFM多重
受信部であり、上述したバンドB内に収納されるアンテ
ナ9を介してFM放送波を受信し、これに多重される文
字データをCPU6の制御の下に抽出してデコード出力
する。
【0018】11は、例えばピエゾ抵抗効果を有する拡
散抵抗でホイートストンブリッジを形成してなる気圧セ
ンサである。12はこの気圧センサ11の出力をA/D
変換して気圧データを発生する圧力検出部である。13
は、例えば白金センサで形成される温度センサであり、
気温に応じた出力信号を発生する。14はこの温度セン
サ14の出力をA/D変換して気温データを発生する温
度検出部である。15はCPU6から供給されるブザー
制御信号に応じてピエゾ素子16を鳴動駆動させるブザ
ー制御部である。17は前述した表示部3(図1参照)
を表示駆動する表示ドライバであり、CPU6から供給
される表示制御信号に応じて液晶表示制御する。
【0019】(2)レジスタ構成 ここでは、上述したRAM8のレジスタ構成について図
3を参照して説明する。RAM8に形成されるレジスタ
領域は、天気予報データエリアE1と各種処理データエ
リアE2とに大別される。天気予報データエリアE1
は、レジスタRT,PT,WFおよびRPからなる。レ
ジスタRTには、FM放送に文字多重される文字データ
の内、天気予報データを受信した日付および時刻がスト
アされる。レジスタPTは、上記天気予報データが予想
する天気の日付および時刻範囲がストアされる。レジス
タWFには、天気予報データの内、指定地域に予想され
る「天気」が格納される。レジスタRPには、天気予報
データの内、当該指定地域の「降水確率」が格納され
る。
【0020】各種処理データエリアE2には、各種演算
結果やフラグ値を一時記憶するレジスタの他、図3に図
示するレジスタTIME,ALM,TEMP(1)〜T
EMP(n),ATM(1)〜ATM(n)およびUR
Pが設けられている。レジスタTIMEには、CPU6
により計時される時刻が逐次ストアされる。レジスタA
LMにはユーザー設定されるアラーム時刻がストアされ
る。レジスタTEMP(1)〜TEMP(n)には、C
PU6の指示の下に温度検出部14が出力する一連の気
温データがストアされる。
【0021】同様に、レジスタATM(1)〜ATM
(n)には圧力検出部12から出力される一連の気圧デ
ータがストアされる。レジスタURPには、ユーザー設
定される報知降水確率Xがストアされる。この報知降水
確率Xとは、上記レジスタRPの「降水確率」が、この
レジスタURPの報知降水確率X以上になった場合に、
その旨をユーザーに報知する為に使用されるものであ
る。
【0022】C.実施例の動作 次に、上記構成による実施例の動作について図4〜図6
を参照して説明して行く。 (1)受信処理ルーチンの動作 まず、FM放送波に文字多重される天気予報データを受
信すべく、前述したオンオフスイッチ2c(図1参照)
を操作してFM多重受信部10をオン動作させたとす
る。そうすると、CPU6は図4に示す受信ルーチンを
実行し、ステップSA1に処理を進める。
【0023】ステップSA1では、FM多重受信部10
からデコード出力される天気予報データを一旦、RAM
8の受信バッファ(図示略)に格納する一方、レジスタ
RTに今回の受信時刻をセットする。次いで、ステップ
SA2では、現在の天気予報データを受信した時刻、つ
まり、レジスタRTにストアした時刻が、レジスタPT
に格納されている前回の予想時刻範囲に収まっているか
否かを判断する。ここで、今回の受信時刻が前回の予想
時刻範囲に収まっていると、判断結果が「YES」とな
り、次のステップSA3に処理を進める。
【0024】そして、ステップSA3に進むと、CPU
6は受信バッファに蓄えられている天気予報データの中
から、予め指定された地域の「天気」を抽出する一方、
この抽出した今回の「天気」と、前述したレジスタWF
に格納されている前回の「天気」とを比較する。ここ
で、前回の「天気」と今回の「天気」とが一致しない場
合、すなわち、天候変化があると、ステップSA3の判
断結果が「YES」となり、次のステップSA4に処理
を進める。ステップSA4に進むと、CPU6はブザー
制御部15に対してブザー鳴動を指示する信号を発生し
てピエゾ素子16を鳴動させ、これによりユーザーに対
して”天気予報”の変化をアラーム報音させる。
【0025】次いで、この後、CPU6はステップSA
5に進み、その他の処理を行う。ここで言うその他の処
理とは、受信バッファに格納される天気予報データの中
から該当地域の「天気」、「降水確率」および「予想天
気の日付および時刻範囲」を抽出して各レジスタWF,
RPおよびPTにセットする更新登録処理などを指す。
なお、上述のステップSA2,SA3の各判断結果がい
ずれも「NO」の場合、つまり、今回の受信時刻が前回
の予想時刻範囲から外れている時や、前回の「天気」と
今回の「天気」とが一致する時には、上記ステップSA
5に進み、更新登録処理を行って天気予報データエリア
E1の内容を更新するようにしている。
【0026】(2)計時処理ルーチンの動作 さて、CPU6では、分周回路5からタイマクロック信
号が供給される毎に、時刻計時する計時処理を実行して
いる。ここで、図5を参照してこの計時処理の一部動作
について説明する。上述したように、分周回路5からタ
イマクロック信号が供給されると、CPU6は計時処理
ルーチンを実行して現在時刻を計時してレジスタTIM
Eに現在時刻をストアする。そして、レジスタTIME
に現在時刻をセットすると、CPU6は図5のステップ
SB1に処理を進め、現在時刻がレジスタALMにスト
アされているアラーム時刻に一致するか否かを判断す
る。
【0027】ここで、現在時刻とアラーム時刻とが一致
しない時には、判断結果が「NO」となり、ステップS
B5のその他の処理へ移行する。一方、現在時刻がアラ
ーム時刻になると、判断結果が「YES」となり、次の
ステップSB2に処理を進める。ステップSB2では、
アラーム時刻を予想時刻範囲に含める天気予報データの
「降水確率」、すなわち、レジスタRPに格納される
「降水確率」を読み出す。
【0028】そして、次のステップSB3に進むと、レ
ジスタRPから読み出した「降水確率」が、レジスタU
RPに格納されている報知降水確率X%以上であるかど
うかを判断する。ここで、アラーム時刻を予想時刻範囲
に含める天気予報データの「降水確率」が報知降水確率
X%未満であると、アラーム報知する必要がないので、
判断結果が「NO」となり、ステップSB5のその他の
処理を実行する。
【0029】これに対し、天気予報データの「降水確
率」が報知降水確率X%以上であると、判断結果が「Y
ES」となり、ステップSB4に進む。ステップSB4
に進むと、CPU6はブザー制御部15に対してブザー
鳴動を指示する信号を発生してピエゾ素子16を鳴動さ
せ、ユーザーに対して天候変化により雨が降り易くなっ
たことをアラーム報音させる。この後、CPU6は次の
ステップSB5に進み、スイッチ2aあるいはスイッチ
2bの操作に対応した計時関連の処理を行って本ルーチ
ンを完了する。
【0030】(3)天気予報表示処理ルーチンの動作 以上のようにして、受信処理および計時処理がなされる
と、CPU6は図6に示す天気予報表示処理ルーチンを
実行し、ステップSC1に処理を進める。ステップSC
1では、前述の受信処理ルーチンによって更新された天
気予報データエリアE1の各レジスタPT,WFおよび
RPの内容に従って天気予報データを表示部3に表示す
る。すなわち、レジスタPTの内容から天候予測する日
付および時刻範囲を表示領域3bに表示し、レジスタW
Fの内容から”天気”マークを表示領域3cに表示す
る。さらに、レジスタRPの内容(降水確率)を表示領
域3dに表示する。
【0031】次いで、ステップSC2では、例えば、天
候測定スイッチ2dのオン操作に応じて天気予報を受信
する6時間前から一定時間毎に測定され、レジスタTE
MP(1)〜TEMP(n)にそれぞれ格納された「気
温」を読み出し、これを気温傾向グラフとして表示範囲
TMPに表示する。続く、ステップSC3でも同様に、
天気予報を受信する6時間前から一定時間毎に測定さ
れ、レジスタATM(1)〜ATM(n)にそれぞれ格
納された「気圧」を読み出し、これを気圧傾向グラフと
して表示範囲ATMに表示する。
【0032】以上のように、本実施例によれば、前回受
信して記憶しておいた天気予報データと今回受信した天
気予報データとを比較し、両者が一致しない場合には”
天気予報”の変化をユーザーにアラーム報音させるの
で、メモリ登録された天気予報データが更新されない旧
いデータとなるのを防止することが可能になる。
【0033】また、この実施例では、現在時刻がアラー
ム時刻に一致すると、このアラーム時刻を予想時刻範囲
とする天気予報データの「降水確率」を読み出し、これ
がユーザー設定される報知降水確率X%以上の場合にア
ラーム報音するから、天候変化により雨が降り易くなっ
たことをユーザーに報知することが可能になる。
【0034】なお、上述した実施例にあっては、現在の
天気予報データを受信した時刻が前回の予想時刻範囲に
収まっているか否かを判断し、受信時刻が予想時刻範囲
にある時にのみ前回の天気予報データと今回の天気予報
データとを比較しているが、これに替えて、指定した日
付の天気予報データを受信する度に、それ以前に受信し
た天気予報データと比較し、差異が生じた時点でアラー
ム報音させる態様としても良い。この態様としても上述
した実施例と同様、メモリ登録された天気予報データが
更新されない旧いデータとなるのを防止し得る。
【0035】さらに、上述した実施例では、気圧センサ
11および温度センサ13を用いて一定時間毎に「気
温」および「気圧」を測定し、これを時系列の傾向グラ
フ表示しているが、これに加えて、測定した気圧傾向に
基づき天候予測する手段を設ければ、この手段により予
測された天候と、FM文字多重放送を受信して得た天気
予報データとを表示することで、受信した天気予報デー
タと予測した天候とを併せて表示し得る受信装置を具現
できる。
【0036】
【発明の効果】本発明の第1の態様によれば、受信手段
が文字データを含む放送を受信すると、記憶手段がこの
受信手段によって受信された文字データの内、予め定め
られた種類の文字データを記憶し、この受信手段が新た
な文字データを受信した際に、この受信した新たな文字
データが、予め定められた種類の文字データであって、
且つ前記記憶手段に記憶されている文字データと異なる
場合に報知手段が報知するので、文字データとして例え
ば天気予報データをメモリ登録する場合には、この天気
予報データが更新されない旧いデータとなるのを防止す
ることができる。また、本発明の第2の態様によれば、
天候予測手段が気圧を測定する気圧測定手段によって測
定された気圧データから天候を予測して予測データを発
生する一方、文字データを含む放送を受信する受信手段
によって受信される文字データの内、天気予報データが
記憶手段に記憶されると、表示手段がこの記憶手段に記
憶された天気予報データと、前記天候予測手段によって
予測された天候データとを表示するので、受信した天気
予報データと予測した天候とを併せて表示することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の外観を示す外観図であ
る。
【図2】同実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】同実施例におけるRAM8の主要レジスタ構成
を示すメモリマップである。
【図4】同実施例における受信処理ルーチンの動作を示
すフローチャートである。
【図5】同実施例における計時処理ルーチンの動作を示
すフローチャートである。
【図6】同実施例における天気予報表示処理ルーチンの
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
6 CPU(受信手段、記憶手段、報知手段) 7 ROM 8 RAM(記憶手段) 9 アンテナ(受信手段) 10 FM多重受信部(受信手段) 15 ブザー制御部(報知手段) 16 ピエゾ素子(報知手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字データを含む放送を受信する受信手
    段と、 この受信手段によって受信された文字データの内、予め
    定められた種類の文字データを記憶する記憶手段と、 前記受信手段が新たな文字データを受信した際に、この
    受信した新たな文字データが、予め定められた種類の文
    字データであって、且つ前記記憶手段に記憶されている
    文字データと異なる場合に報知する報知手段とを備える
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも日付を設定する日付設定手段
    と、 文字データを含む放送を受信する受信手段と、 この受信手段によって受信される文字データの内、前記
    日付設定手段により設定された日付の天気予報データを
    記憶する記憶手段と、 前記受信手段が前記日付設定手段により設定された日付
    の天気予報データを受信した際に、この受信した天気予
    報データが前記記憶手段に記憶されている天気予報デー
    タと異なる場合に報知する報知手段とを備えることを特
    徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】 気圧を測定する気圧測定手段と、 この気圧測定手段によって測定された気圧データから天
    候を予測して予測データを発生する天候予測手段と、 文字データを含む放送を受信する受信手段と、 この受信手段によって受信される文字データの内、天気
    予報データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された天気予報データと、前記天候
    予測手段によって予測された天候データとを表示する表
    示手段とを備えることを特徴とする受信装置。
JP13901296A 1996-05-31 1996-05-31 受信装置 Pending JPH09321639A (ja)

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