JP2020096169A - 駆動回路、発光装置、距離測定装置、及び移動体 - Google Patents

駆動回路、発光装置、距離測定装置、及び移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子を個別駆動させる場合に、他の発光素子へ電荷が流れ込んでしまうことを抑制する。【解決手段】本発明により提供される駆動回路は、複数のコンデンサと、前記複数のコンデンサに電荷を供給する経路を選択する複数の第1の遮断手段と、前記複数のコンデンサが複数の発光素子に電荷を供給する経路を選択する複数の第2の遮断手段と、を備え、前記第1の遮断手段を制御して前記複数の発光素子に含まれる何れかの発光素子に対応するコンデンサに電荷を蓄積することにより選択的に発光素子を点灯する場合に、少なくとも点灯対象の発光素子へ電荷を供給する間は、点灯しない発光素子に電荷を供給する経路に接続された前記第2の遮断手段を遮断する。【選択図】図9

Description

本発明は、駆動回路、発光装置、距離測定装置、及び移動体に関する。
従来、レーザダイオードや、LED(Light Emitting Diode)といった発光素子を駆動する発光装置が広く知られている。このような発光装置は、例えば、対象物との距離を測定するための距離測定装置において利用される。
この場合、距離測定装置は、発光素子と、発光素子に駆動電流を供給する駆動回路と、被測定物の反射光を受光する受光装置と、発光した時間と受光した時間差から距離を演算する制御部とにより実現できる。また、距離測定装置では、発光素子をアレイ化、又はマトリックス化して配置し、任意の発光素子を個別駆動して選択的に発光させることにより、縦方向や横方向の分解能を向上させることができる。このような距離測定装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
ところで、発光装置では、回路内において意図しない電流が漏れ出し、リーク電流が発生することがある。そのため、例えば、特許文献1に開示の技術では、逆流防止素子としてダイオードを配置することにより、リーク電流の発生を阻止するようにしている。
しかしながら、他の問題として、上述したように任意の発光素子を個別駆動させた場合に、発光させる対象の発光素子への電荷の供給経路から、発光させる対象ではない他の発光素子へと電荷が流れ込んでしまうという問題がある。この場合に、特許文献1に開示の技術のように、ダイオードを配置しただけでは、他の発光素子へ電荷が流れ込んでしまうことを防止できない。そのため、発光素子の発光効率が低下してしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、発光素子を個別駆動させる場合に、他の発光素子へ電荷が流れ込んでしまうことを抑制することが可能な、駆動回路、発光装置、距離測定装置、及び移動体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明により提供される駆動回路は、複数のコンデンサと、前記複数のコンデンサに電荷を供給する経路を選択する複数の第1の遮断手段と、前記複数のコンデンサが複数の発光素子に電荷を供給する経路を選択する複数の第2の遮断手段と、を備え、前記第1の遮断手段を制御して前記複数の発光素子に含まれる何れかの発光素子に対応するコンデンサに電荷を蓄積することにより選択的に発光素子を点灯する場合に、少なくとも点灯対象の発光素子へ電荷を供給する間は、点灯しない発光素子に電荷を供給する経路に接続された前記第2の遮断手段を遮断する。
本発明によれば、発光素子を個別駆動させる場合に、他の発光素子へ電荷が流れ込んでしまうことを抑制することが可能な、駆動回路、発光装置、距離測定装置、及び移動体を提供することができる。これにより、発光素子の発光効率を高めることが可能となる。
発明者が見出した課題を説明するための、従来の発光装置の回路構成を示す回路図である。 発明者が見出した課題を説明するための、従来の発光装置の回路構成を示す回路図である。 発明者が見出した課題を説明するための、従来の発光装置の回路構成を示す回路図である。 発明者が見出した課題を説明するための、従来の発光装置の回路構成を示す回路図である。 発明者が見出した課題を説明するための、従来の発光装置における駆動状態を示すタイミングチャートである。 本発明の各実施形態に係る発光装置が搭載された、距離測定装置1の機能的構成を示す機能ブロック図である。 レーザ光源の構成例を示す模式図である。 距離測定装置を、移動体に搭載した場合を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る発光装置の第1の実装形式について示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る発光装置の第2の実装形式について示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る発光装置の第3の実装形式について示す回路図である。 本発明の各実施形態において、発光素子を駆動する制御タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の各実施形態において、発光素子を駆動する制御タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の各実施形態において、発光素子を駆動する制御タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る発光装置について示す回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る発光装置について示す回路図である。 本発明の第4の実施形態に係る発光装置について示す回路図である。 本発明の第5の実施形態に係る発光装置について示す回路図である。 本発明の第6の実施形態に係る発光装置について示す回路図である。 本発明の第7の実施形態に係る発光装置について示す回路図である。 本発明の第7の実施形態に係る発光装置における各種動作タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の第8の実施形態に係る発光装置について示す回路図である。 本発明の第8の実施形態に係る発光装置における各種動作タイミングを示すタイミングチャートである。
[発明者が見出した課題]
まず、本発明の実施形態の前提となる、本発明の発明者が見出した課題について説明する。なお、以下では、課題を説明するための一例として、発光装置を、距離測定装置である、レーザ走査型LiDAR(Light Detection and Ranging)装置に搭載した場合を想定する。
LiDAR装置で用いられる発光装置は、短パルスの発光により測距することが求められる。それは、太陽光などの外乱光の影響を少なくして、長距離の測距を行うために、ナノ秒オーダーの高いエネルギーの発光が必要となるからである。
そのため、LiDAR装置では、Pulse TOF方式の発光装置が用いられる。Pulse TOF方式の発光装置は、数十〜数百ボルトの高電圧で、低ESL型の積層セラミックコンデンサ等のコンデンサに電荷を蓄える。そして、発光装置は、コンデンサの後段にあるスイッチング素子で回路をショートさせることにより短絡電流を流して、ナノ秒オーダーの超短パルスかつ大電流の出力を実現する。
しかしながら、このようにしてナノ秒オーダーの電流駆動を行う場合、回路の配線や部品に寄生するインダクタンス成分の影響が大きくなる。これに伴い、従来の発光装置で、任意の発光素子を駆動したときに、課題が生じることを本発明の発明者は見出した。
その課題は、任意の発光素子を駆動したときに、発生する誘導電流や放射される高周波ノイズによって、別の発光素子を駆動する駆動回路の部品や配線の寄生容量をパスとして、他の発光素子に電荷が流れ込み、他の発光素子が発光してしまうという課題である。このように他の発光素子が発光してしまうと、光量が低下して、測距できる距離が短くなってしまうため問題となる。
この課題について、図1〜図5を参照して更に詳細に説明する。ここで、図1〜図4は、従来の発光装置の回路構成を示す回路図である。また、図5は、従来の発光装置における駆動状態を示すタイミングチャートである。
図1に示すように従来の発光装置である、発光装置60は、昇圧回路BC10、複数のローパスフィルタLPF(ローパスフィルタLPF11、ローパスフィルタLPF12、・・・、ローパスフィルタLPF1n)、複数の第1のスイッチ素子SW(第1のスイッチ素子SW11、第1のスイッチ素子SW12、・・・、第1のスイッチ素子SW1n)、複数のコンデンサC(コンデンサC11、コンデンサC12、・・・、コンデンサC1n)、複数のダイオードD(ダイオードD11、ダイオードD12、・・・、ダイオードD1n)、複数のレーザダイオードLD(レーザダイオードLD11、レーザダイオードLD12、・・・、レーザダイオードLD1n)、及び第3のスイッチ素子SW30を含む。なお、図中では、複数のコンデンサC(コンデンサC11、コンデンサC12、・・・、コンデンサC1n)の後段に、破線で囲まれたコンデンサを図示しているが、かかるコンデンサは寄生容量の説明のために概念的に図示しているものであり、実際に存在しているコンデンサではない。
このような構成を有する発光装置60では、外部の定電圧源から供給された直流電圧Vinを昇圧回路BC10により昇圧して、Vhvとして各ローパスフィルタLPFに供給する。また、各第1のスイッチ素子SWを制御することにより、任意のコンデンサCに対して電荷を供給する。そして、第3のスイッチ素子SW30を制御して回路を短絡させることで、コンデンサCに蓄えた電荷から短絡電流を発生させて、非常に短いパルス幅(例えば、5ns以下)の電流を、発光素子であるレーザダイオードLDに対して流す。これにより、短パルスで高エネルギーの光量を得ることができる。
しかしながら、発光装置60では、非常に小さい容量(例えば、1〜10pF)ではあるが、破線で囲まれたコンデンサに相当する寄生容量が発生する。そして、非常に短いパルス状の電流を流すときには、この寄生容量を経由して、任意のレーザダイオード以外の他のレーザダイオードに電流が流れるループが作られてしまう。例えば、図2に示すようにコンデンサC11に対して電荷を供給して、レーザダイオードLD11を発光させることを意図している場合に、寄生容量を経由して、他のレーザダイオードLD12に対しても電流が流れてしまう。
また、発光装置60には、このような寄生容量に加えて、インダクタも寄生する。具体的には、図3に示すように、複数のコンデンサC(コンデンサC11、コンデンサC12、・・・、コンデンサC1n)の後段に、破線で囲まれたインダクタが寄生する。なお、かかるインダクタは寄生インダクタの説明のために概念的に図示しているものであり、実際に存在しているインダクタではない。
この寄生インダクタは、非常に小さい容量(例えば、0.1〜3nH)ではあるが、非常に短いパルス状の電流を流すとき、このインダクタが結合してしまい、誘導電流により、任意のレーザダイオード以外の他のレーザダイオードに電流が流れるループが作られてしまう。例えば、図4に示すようにコンデンサC11に対して電荷を供給して、レーザダイオードLD11を発光させることを意図している場合に、寄生インダクタを経由して、他のレーザダイオードLD12に対しても電流が流れてしまう。
このように、他のレーザダイオードに電流が流れる場合について、図5のタイミングチャートを参照して説明する。まず、直流電圧Vinの供給に伴い、時間T1において直流電圧Vhvの供給が開始される。
時間T2において、第1のスイッチ素子SW11を制御するための制御信号であるCharge_Ctrl_1により第1のスイッチ素子SW11が制御され、コンデンサC11に対して電荷が供給される。
時間T3において、第3のスイッチ素子SW30を制御するための制御信号であるPulse_Ctrlにより第3のスイッチ素子SW30が制御され、コンデンサC11に蓄えた電荷から短絡電流が発生する。そして、図2や図4に示したように、寄生容量や寄生インダクタにより、レーザダイオードLD11のみならず、レーザダイオードLD12に対しても電流が流れてしまう。
同様に、時間T5では、寄生容量や寄生インダクタにより、レーザダイオードLD12のみならず、レーザダイオードLD11や、レーザダイオードLD1nに対しても電流が流れてしまう。更に、同様の問題が、時間T7や時間T9等においても発生してしまう。
すなわち、図5のタイミングチャートは、図1〜図4に示したように、寄生容量や寄生インダクタンスがある状態で任意の発光素子を駆動しようとすると、任意の発光素子以外の発光素子が駆動してしまうことを表している。これは、逆流防止や発振防止の為に配置されている各ダイオードDでは防止できない。
そして、このように任意の発光素子以外の発光素子が駆動してしまうと、本来コンデンサから供給される電荷が任意の発光素子に全て供給されずに、分散してしまい、任意の発光素子の発光効率が低下してしまう。また、発光効率が低下することで、発光強度が低下し、測距可能な距離が短くなってしまう。
以上が、従来の発光装置において、本発明の発明者が見出した課題である。これに対して以下で説明する本発明の実施形態では、この課題を解決することができる。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。以下では、本発明の実施形態の一例として、第1の実施形態〜第6の実施形態について説明する。
ここで、これら各実施形態では、課題を解決するための回路構成がそれぞれ異なるが、前提となる装置構成については共通する。そこで、以下では、まず各実施形態で共通する装置構成についてまとめて説明し、その後、各実施形態にて相違する部分について個別に説明する。
[装置構成]
図6は、本発明の実施形態に係る発光装置50が搭載された、距離測定装置1の機能的構成を示す機能ブロック図である。
距離測定装置1は、光源からの光を投光する投光部10と、対象物2からの反射光を受光する受光部20と、受光部20からの出力信号を時間積算する積算器25と、投光部10の制御および反射信号に基づく距離計測を行う制御部30を含む。なお、図6では、受光部20の出力は積算器25の入力に接続され、時間積算された反射信号が制御部30の制御回路32に入力されている構成となっているが、これに限られない。積算器25は制御回路32に含まれる構成であってもよい。
投光部10と受光部20は、一般的には車両の前方に存在する物体を検出するように、車両の前部に配置される。ただし、これに限らず、車両の側方または後方の物体を検出する場合等、車両のあらゆる箇所に設置可能である。
投光部10は、光源11、カプリングレンズ12、光スキャナ13、光スキャナ駆動回路14、及び走査角モニタ15を有する。
光源11は、複数の発光素子群が光走査の方向に離間して配置されている。各発光素子群は、複数の面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)で形成されている。光源11は、光源駆動回路31により、発光素子群の発光タイミングが互いに独立して制御される。かかる制御は、制御回路32から出力される制御信号に基づいて行なわれる。
各実施形態に係る発光装置50は、この光源11と光源駆動回路31により実現される。
カプリングレンズ12は、光源11から出射されるレーザ光を光スキャナ13に結合する。光スキャナ13は、光源11の複数の発光素子群から出力されるレーザ光を、同一の検出領域に向けてXZ面内で走査する。かかる走査における走査範囲を、走査範囲40として図示する。光スキャナ13によって与えられるビーム偏向により、所定の角度範囲に存在する物体(ここでは、対象物2)が検出され、検出された物体までの距離を測定することが可能となる。
光スキャナ13によるレーザ光の走査角は、走査角モニタ15によって検出されて制御回路32に供給されてもよい。この場合、モニタ結果は、光スキャナ駆動信号にフィードバックされて走査角度および走査周波数などが制御される。
受光部20は、受光素子21、光学フィルタ22、及び受光レンズ23を有する。受光レンズ23は、ビーム走査方向に存在する物体から反射されたレーザ光を、光学フィルタ2を介して、受光素子21に結合させる。
受光素子21は、例えばフォトダイオードやアパランシェフォトダイオード(APD:Avalanche Photodiode)により実現される。また、受光レンズ23と受光素子21の間には、光学フィルタ22以外にも、ミラー等のその他の光学素子が配置されていてもよい。
投光部10と受光部20は近接して配置され、数メートル程度以上離れた位置からは、互いの光軸は同軸関係にあるとみなし得る。検出対象物で反射された光は、その反射点において様々な方向に散乱されるが、距離測定装置1から出力されたレーザ光と等しい光路を辿って戻ってくる光成分が、受光レンズ23を介して受光素子21に導かれ、反射信号として検出される。
受光素子21は、入力された反射光の強度に対応した光電流を出力する。受光素子21から出力される光電流は、図示しないトランスインピーダンスアンプで電圧信号に変換されて増幅された後、積算器25に入力される。積算器25は、一回の走査で複数の発光素子群から異なる発光タイミングで出力され、対象物から反射された検出信号を積算し、検出信号の総和値を制御回路32に出力する。
制御回路32は、光源の駆動タイミング信号が出力されてから検出信号が得られるまでの時間、すなわちレーザ光を出射した時刻と反射光を受光した時刻の差分に基づいて、検出された対象物までの距離を計測する。
この構成では、各発光素子群から出力されるレーザ光の品質は保証され、かつ角度分解能が高く維持されている。また、同一検出エリアに複数のレーザ光を異なるタイミングで照射することでトータルの強度を向上して、測定距離を伸ばすことができる。反射光に基づく検出信号を積算することで、検出信号を高いS/N比で取得して、高精度の距離計測を行うことができる。
なお、制御回路32は、LSIチップ、マイクロプロセッサ等の集積回路チップ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)等のロジックデバイス、集積回路チップとロジックデバイスの組み合わせ等で実現されてもよい。
[レーザ光源構成]
図7は、上述した光源11の構成例を示す模式図である。光源11は、例えば、「レイヤー」と呼ばれるレーザ素子グループが複数、同一面内に配置されたVCSELアレイ(面発光レーザアレイ)で形成される。
光源11は、複数のレイヤー111(レイヤー111−1〜111−m)を有する。また、各レイヤー111は、複数の発光素子112(112−1〜112−2)を有する。各発光素子112は、同一基板上に集積可能な素子であり、各発光素子112の光軸は光源11の配置面と直交する。
各レイヤー111の発光タイミングは、光源駆動回路31によって、それぞれ独立に制御されている。また、各レイヤー111は、そのレイヤー111内に含まれる複数の発光素子112が同時に発光するように制御されている。そのため、以下の説明では、光源11の各レイヤー111を形成する「レーザ素子グループ」それぞれが、1つの「発光素子」であるとして説明する。
なお、図7では、複数のレイヤー111が一次元的に配置されているが、複数のレイヤー111が2次元的に配置されてもよい。また、各レイヤー111の発光素子112は、所定のピッチで細密配置またはハニカム状に配置されているが、この配置例に限定されない。発光素子112の開口の形状も六角形に限定されない。すなわち、光源11における、レイヤー111の数、レイヤー111内の発光素子112の数、発光領域の大きさ等は、距離測定装置1に必要とされる角度分解能、走査範囲、検出距離等によって、適宜設計される。
図7を参照して上述したように、光源11の発光素子を面発光レーザとすることにより、光学系を小さくすることができるので発光装置50を小さくすることが可能となる。また、個別駆動ができるので分解能を向上させることができる。ただし、これに限らず、光源11の発光素子を端面発光レーザとしてもよい。この場合には、高出力化が容易でより遠くの測距が可能になる。
[移動体への搭載]
図8は、距離測定装置1を、移動体(ここでは、一例としてユーザUが乗車している自動車3)に搭載した場合を示す模式図である。距離測定装置1は、自動車3のフロントグラスの上方、前座席の天井などに取り付けられる。
距離測定装置1は、たとえば自動車3の進行方向に向かって光走査して、進行方向に存在する対象物2からの反射光を受光することで、対象物2を認識する。距離測定装置1の投光部10は、マイクロレンズアレイ等の光学素子で、予めレーザ光の発散角を抑制して光走査する。そのため、光スキャナ13などの走査部での光損失が低減され、高い角度分解能でレーザ光を遠方まで投光することができる。これにより、走行路上に存在する先行車、障害物等の判別、あるいは車線区分を表わす白線やキャッツアイ等のレーンマーカの検出等を行うことができる。
なお、距離測定装置1の搭載位置は、自動車3の上部前方に限定されず、側面や後方に搭載されてもよい。また、距離測定装置1は、車両だけではなく、航空機、ドローンなどの飛行体、ロボット等の自律移動体など、任意の移動体に適用可能である。
以上各実施形態で共通する装置構成について説明した。次に、各実施形態にて相違する部分について個別に説明する。
[第1の実施形態]
(実装形式)
第1の実施形態に係る発光装置50について図9、図10、及び図11を参照して説明する。なお、これら各図における発光装置50A、発光装置50B、及び発光装置50Cの回路構成は、それぞれ同等であるが、実装の形式が異なる。
具体的には、図9の発光装置50Aでは、発光素子である各レーザダイオードLDは、光源駆動回路31内に直接実装されている。この場合に、各レーザダイオードLDを、一旦セラミック製のパッケージ基板に実装し、その基板を光源駆動回路31に実装しても良い。
また、図10の発光装置50Bでは、各レーザダイオードLDを、光源駆動回路31の外側に外付けするように実装している。この場合、各レーザダイオードLDと光源駆動回路31は、はんだやコネクタ、ソケット等により接続する。
更に、図11の発光装置50Cでは、光源駆動回路31を構成する回路構成部品と、各レーザダイオードLDを一旦セラミック製のパッケージ基板に実装し、そのパッケージ基板を光源駆動回路31としている。
このように、発光装置50における、各レーザダイオード(すなわち、光源11)と、光源駆動回路31の実装は、様々に実現することができる。これは、本実施形態のみならず、他の実施形態でも同様である。以下の説明では、図9の発光装置50Aのように、発光素子である各レーザダイオードLDを、光源駆動回路31内に直接実装する場合を例にとって説明する。
(回路構成)
図9に示すように、発光装置50Aは、昇圧回路BC10、複数のローパスフィルタLPF(ローパスフィルタLPF11、ローパスフィルタLPF12、・・・、ローパスフィルタLPF1n)、複数の第1のスイッチ素子SW(第1のスイッチ素子SW11、第1のスイッチ素子SW12、・・・、第1のスイッチ素子SW1n)、複数のコンデンサC(コンデンサC11、コンデンサC12、・・・、コンデンサC1n)、複数の第2のスイッチ素子SW(第2のスイッチ素子SW21、第2のスイッチ素子SW22、・・・、第2のスイッチ素子SW2n)、複数のレーザダイオードLD(レーザダイオードLD11、レーザダイオードLD12、・・・、レーザダイオードLD1n)、及び第3のスイッチ素子SW30を含む。なお、寄生容量や、寄生インダクタについては図示を省略す
る。
このように、発光装置50Aは、従来の発光装置である発光装置60の回路構成に、複数の第2のスイッチ素子SWを加えた回路構成となっている。
そして、発光装置50Aは、第1のスイッチ素子SWを制御して複数のレーザダイオードLDに含まれる何れかのレーザダイオードLDに対応するコンデンサCに電荷を蓄積することにより選択的にレーザダイオードLDを点灯する場合に、少なくとも点灯対象のレーザダイオードLDへ電荷を供給する間は、点灯しないレーザダイオードLDに電荷を供給する経路に接続された前記第2の遮断手段を遮断する。これにより、上述した「発明者が見出した課題」を解決することを可能としている。
以下、発光装置50Aの回路構成の詳細と、課題を解決できる理由について詳細に説明をする。
発光装置50Aは、定電圧源から直流電圧Vinを供給される。すると、昇圧回路BC10は、供給された直流電圧Vinを昇圧して、Vhvとして出力する。Vhvは発光素子に流れる電流に応じて、例えば、5V〜600Vに設定される。なお、昇圧回路BC10を省略し、定電圧源からVhvを直接供給するようにしてもよい。
Vhvは各ローパスフィルタLPF(ローパスフィルタLPF11、ローパスフィルタLPF21、・・・、ローパスフィルタLPF1n)を通って、各第1のスイッチ素子SW(第1のスイッチ素子SW11、第1のスイッチ素子SW12、・・・、第1のスイッチ素子SW1n)の一端に供給される。
ここで、各ローパスフィルタLPFは、例えば、ニッケル亜鉛系やマンガン亜鉛系、又は鉄系の材料を用いたフェライトビーズや、抵抗器とセラミックコンデンサを組み合わせたRC回路で構成する。
各第1のスイッチ素子SWは、例えば、アナログスイッチやトランジスタ、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、サイリスタなどの半導体スイッチを用いる。ただし、これに限らず、発光素子である各レーザダイオードLDの駆動周波数に応じて、メカ式のスイッチを用いてもよい。
制御回路32は、各第1のスイッチ素子SWを、制御信号Charge_Ctrl(Charge_Ctrl_1、Charge_Ctrl_2、・・・、Charge_Ctrl_n)によってON/OFF制御することにより、任意のコンデンサC(コンデンサC11、コンデンサC12、・・・、コンデンサC1n)に電荷をチャージ(すなわち、蓄電)することができる。
チャージが完了すると、コンデンサCの電位は、Vhvとほぼ同電位となる。コンデンサC充電時間の時定数は、前段のローパスフィルタLPFの構成で決定される。また、必要に応じて、第1のスイッチ素子SWとコンデンサCの間に抵抗器を追加する。このコンデンサC充電時間の時定数は、発光の駆動の繰り返し周期よりも短く設定する。
コンデンサCとしては、低ESL(低寄生インダクタンス)な特性を有するセラミックコンデンサが好適である。コンデンサ容量は出力電流値やパルス幅で適宜決定する。各コンデンサCと、各第2のスイッチ素子SW(SW11、SW12、・・・、SW1n)の一端は接続されている。
第2のスイッチ素子は、MOSFET、GaNFET(Gallium Nitride Field Effect Transistor)、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)スイッチ等の、半導体スイッチを用いる。半導体スイッチを用いることにより、OFF時(遮断時)の損失を低減することができる。また、半導体スイッチを用いることにより、高速でON/OFFの切り替えを行うことができる。
ただし、これに限らず、発光素子である各レーザダイオードLDの駆動周波数に応じて、メカ式のスイッチを用いてもよい。例えば、数Hz程度ならメカ式のスイッチ、数kHz〜数十MHzではMOSFETやMEMSスイッチ、数十MHz〜数百MHzではGaNFETを用いる。なお、メカ式やMEMSスイッチは、回路を完全にOFF(遮断)できるので、スイッチ素子としての寄生容量を小さくできる効果を有する。
コンデンサCと、第2のスイッチ素子SWを繋ぐ配線インダクタンスを小さくすることで、出力電流の応答性を向上させることができるので、配線インダクタンスは小さいほど望ましい。例えば、3nH以下で設計することが望ましい。また、このような各部品のレイアウトで低インダクタンスを確保できない場合は、例えば、Vhvの電圧を上げる、あるいはコンデンサのESR(Equivalent series resistance)が高いものを選定する等の対策をとることができる。
第2のスイッチ素子SWは、発光素子である各レーザダイオードLD(レーザダイオードLD1、レーザダイオードLD2、・・・、レーザダイオードLDn)のアノードに接続されている。一方で、第3のスイッチ素子SW30は、各レーザダイオードLDのカソードに接続されている。
第3のスイッチ素子SW30は、ゲートソース間容量が1nC以下のMOSFETまたはGaNFETを用いる。
各レーザダイオードLDは、例えば、カソードが共通のVCSELを用いる。例えば、40個のアレイ化された発光素子を有するVCSELを用いる。
制御回路32は、各第2のスイッチ素子SWを、制御信号DisCharge_Ctrl(DisCharge_Ctrl_1、DisCharge_Ctrl_2、・・・、DisCharge_Ctrl_n)によってON/OFF制御することにより、任意の発光素子を駆動するように制御する。
また、同様に、制御回路32は、第3のスイッチ素子SW30を、制御信号Pulse_CtrlによってON/OFF制御することにより、任意の発光素子を駆動するように制御する。
(制御タイミング)
次に、図12、図13、及び図14を参照して、発光素子を駆動する制御タイミングについて説明する。図12、図13、及び図14は、発光素子を駆動する制御タイミングを示すタイミングチャートである。
図12を参照して、任意の発光素子1つを短パルスで駆動するときの制御タイミングについて説明する。図12では、任意の発光素子が、レーザダイオードLD11の場合であって、100V以下の電圧でコンデンサCに電荷を供給する場合を想定する。
まず、直流電圧Vinの供給に伴い、時間T1において直流電圧Vhvの供給が開始される。
Vhvが安定すると、時間T2において、制御信号Charge_Ctrl_1により、第1のスイッチ素子SW11がON状態に状態遷移する。第1のスイッチ素子SW11
がON状態になると、コンデンサC11に電荷が蓄えられる。図中におけるVc1は、コンデンサC11の電圧を表しており、チャージが完了すると、Vc1は、Vhvとほぼ同電位となる。なお、上述したように、コンデンサCの充電時間の時定数は、前段のローパスフィルタLPFの構成で決定される。チャージが完了次第、第1のスイッチ素子SW11をOFF状態とする。なお、第1のスイッチ素子SW11をOFF状態にすると、コンデンサC11に蓄えられた電荷は時間経過により減少していくので、後述する時間T3が到来する寸前まで、第1のスイッチ素子SW11のON状態を維持することが望ましい。
また、時間T2において、制御信号DisCharge_Ctrl_1により、第2のスイッチ素子SW21がON状態に状態遷移する。
なお、図中では、第2のスイッチ素子SW21と、第1のスイッチ素子SW11とが、同じタイミングで制御されている。これに限らず、第2のスイッチ素子SW21のON状態への制御を、第1のスイッチ素子SW11のON状態への制御よりも先のタイミングで行ってもよく、後のタイミングで行ってもよい。
このようにコンデンサC11に電荷が蓄えられており、コンデンサC11が含まれる回路ループにある第2のスイッチ素子SW21がON状態であるときに、時間T3が到来する。この時間T3において、制御信号Pulse_Ctrlによって、第3のスイッチ素子SW30がON状態に遷移する。
すると、コンデンサC11の電荷を供給源として、レーザダイオードLD11にパルス電流が出力される。電荷を供給すると、コンデンサC11に蓄えられている電荷は無くなり、コンデンサC11の電圧Vc1は低下する。
この場合、第2のスイッチ素子SW21以外の他の第2のスイッチ素子SW(例えば、第2のスイッチ素子SW22)はOFF状態(遮断状態)である。そのため、レーザダイオードLD11以外の他のレーザダイオードLD(例えば、レーザダイオードLD12)には、パルス電流は流れない。このように、発光装置50Aによれば、任意の発光素子用に蓄えた電荷を、任意の発光素子のみに供給することができる。そのため、この任意の発光素子の発光効率を高めることができる。ここで、この任意の発光素子の数は限定されない。例えば、上述した例のように1つの発光素子(上述した例では、レーザダイオードLD11に相当)を任意の発光素子として、この1つの発光素子を発光させてもよい。また、2つ以上の発光素子を任意の発光素子として、この2つ以上の発光素子を同時に発光させてもよい。更に、発光をさせる都度、任意の発光素子の数を異ならせるようにしてもよい。
これにより、任意の発光素子を個別駆動させる場合に、他の発光素子(他のレーザダイオードLD)へ電荷が流れ込んでしまうことを抑制でき、上述した「発明者が見出した課題」を解決することができる。
これに伴い、本実施形態の発光装置50Aを搭載した距離測定装置1は、発光素子の発光効率が低下を防ぐことにより、発光強度が低下しないので、測距可能な距離が短くなってしまうことを防止することができ、センシング精度が向上する。
図13は、100V以上600Vの高電圧で、コンデンサC11に電荷を供給する場合の図である。これは、出力電流の立ち上がりの時定数を短くするために、コンデンサC11の電圧を、図12の場合よりも、更に上げている場合に相当する。この場合、時間T3において、第3のスイッチ素子SW30がON状態となる時間は、図12の場合よりも長くてもよい。それ以外については、図12の場合と同様である。そのため、図13のように100V以上600Vの高電圧で、コンデンサC11に電荷を供給する場合であっても、図12の場合と同様に、上述した「発明者が見出した課題」を解決することができる。
次に、図14を参照して、各レーザダイオードLDを個別に駆動する制御タイミングであって、各レーザダイオードLDを順番に駆動するときの制御タイミングについて説明する。図14では、レーザダイオードLD11、レーザダイオードLD12、レーザダイオードLD1n、レーザダイオードLD11の順で駆動する場合を例にとって説明する。なお、これは一例に過ぎず、点灯する順は順次とは限らず、任意の順であってもよいし、複数のレーザダイオードLD11を個別に駆動してもよい。
時間T1、時間T2、及び時間T3については、図13を参照して上述した制御タイミングと同様である。
また、時間T4、時間T5については、時間T2及びT3における制御対象が、第1のスイッチ素子SW11から第1のスイッチ素子SW12になり、コンデンサC11からコンデンサC12になり、第2のスイッチ素子SW21から第2のスイッチ素子SW22に切り替わっているが、制御タイミングは同様である。
また、時間T6、時間T7については、時間T2及びT3における制御対象が、第1のスイッチ素子SW11から第1のスイッチ素子SW1nになり、コンデンサC11からコンデンサC1nになり、第2のスイッチ素子SW21から第2のスイッチ素子SW2nに切り替わっているが、制御タイミングは同様である。
また、時間T8、時間T9については、時間T2及びT3における制御対象と同様であると共に、制御タイミングは同様である。
何れの時間Tにおいても、駆動対象としたレーザダイオードLDに接続された第2のスイッチ素子SW21以外の他の第2のスイッチ素子SWはOFF状態(遮断状態)である。そのため、駆動対象としたレーザダイオードLD以外の他のレーザダイオードLDには、パルス電流は流れない。なお、これを利用してコンデンサCの充電時間に応じてCharge_ctrlのみを先行して行ってもよい。それにより、各レーザダイオードLDを個別に駆動して一巡する時間が短時間である場合、コンデンサCの充電時間が次の発光までに間に合わなくなる場合にも対応できる。
従って、各レーザダイオードLDを個別に駆動した場合においても、図12を参照して上述した場合と同様に、他の発光素子(他のレーザダイオードLD)へ電荷が流れ込んでしまうことを抑制でき、上述した「発明者が見出した課題」を解決することができる。
[第2の実施形態]
次に、図15を参照して第2の実施形態に係る発光装置50Dの回路構成について説明する。なお、第1の実施形態と共通する内容については、重複する説明を省略する。重複する説明を省略する点は、以下の各実施形態でも同様である。
上述した第1の実施形態の発光装置50Aは、アレイ接続された発光素子である各レーザダイオードLDが、カソード共通の構成であった。これに対して、図15に示す第2の実施形態の発光装置50Dは、アレイ接続された発光素子である各レーザダイオードLDが、アノード共通の構成となっている。このようにアノード共通の場合であっても、上述した寄生容量や、寄生インダクタが原因となって、上述した「発明者が見出した課題」と同様の課題が生じる。
しかしながら、本実施形態によれば、アノード共通の場合であっても、他の発光素子(他のレーザダイオードLD)へ電荷が流れ込んでしまうことを抑制でき、上述した「発明者が見出した課題」を解決することができる。
具体的には、電荷を蓄える各コンデンサC及び各レーザダイオードLDと直列に、各スイッチ素子SWを配置する。そして、図12、図13、及び図14を参照して上述した制御タイミングと同様に、各スイッチ素子を制御する。
これにより、図12、図13、及び図14を参照して上述した場合と同様に、他の発光素子(他のレーザダイオードLD)へ電荷が流れ込んでしまうことを抑制でき、上述した「発明者が見出した課題」を解決することができる。
また、本実施形態によれば、アノード側を接地することによって、接地位置を基準として、レーザダイオードLDの電圧を容易に計測及び利用できるようになる。更に、本実施形態によれば、アノード側を接地することによって、短絡事故により負荷が作動することを防止することができる。
[第3の実施形態]
次に、図16を参照して第3の実施形態に係る発光装置50Eの回路構成について説明する。本実施形態では、上述した第2の実施形態と同様に、各レーザダイオードLDが、アノード共通の構成となっている。しかしながら、第2の実施形態では、各コンデンサCと、各レーザダイオードLDとの間に、各第2のスイッチ素子SWが配置されていたのに対して、本実施形態では、各第2のスイッチ素子SWと、各レーザダイオードLDとの間に、各コンデンサCが配置される構成となっている点で相違する。
このような本実施形態の構成であっても、図12、図13、及び図14を参照して上述した制御タイミングと同様に、各スイッチ素子を制御することにより、上述した各実施形態と同様に、「発明者が見出した課題」を解決することができる。
[第4の実施形態]
次に、図17を参照して第4の実施形態に係る発光装置50Fの回路構成について説明する。本実施形態では、上述した第1の実施形態と同様に、各レーザダイオードLDが、カソード共通の構成となっている。しかしながら、本実施形態では、各第2のスイッチ素子SWと、各レーザダイオードLDとの間に、各ダイオードDが配置されている構成となっている点で相違する。かかる各ダイオードDは、逆流防止や発振防止のために配置される。
すなわち、本実施形態によれば、上述した各実施形態と同様に、「発明者が見出した課題」を解決することができることに加えて、各レーザダイオードLDを流れる駆動電流が流れ終わった後の、逆流電流や発振の防止ができる。これにより、各レーザダイオードLDの両端に発生するサージ電圧を抑えることができ、故障や誤動作を防止でき、安定性を向上させることができる。
[第5の実施形態]
次に、図18を参照して第5の実施形態に係る発光装置50Gの回路構成について説明する。本実施形態では、上述した第2の実施形態と同様の構成となっている。しかしながら、本実施形態では、各コンデンサC、各第2のスイッチ素子SW、及び各レーザダイオードLDが直列に接続されると共に、各コンデンサC、各第2のスイッチ素子SW、及び各レーザダイオードLDと並列に各ダイオードDが接続される構成となっている点で相違する。かかる各ダイオードDは、逆流防止や発振防止のために配置される。
すなわち、本実施形態によれば、上述した各実施形態と同様に、「発明者が見出した課題」を解決することができることに加えて、各レーザダイオードLDを流れる駆動電流が流れ終わった後の、逆流電流や発振の防止ができる。これにより、各レーザダイオードLDの両端に発生するサージ電圧を抑えることができ、故障や誤動作を防止でき、安定性を向上させることができる。
[第6の実施形態]
次に、図19を参照して第6の実施形態に係る発光装置50Hの回路構成について説明する。本実施形態では、上述した第3の実施形態と同様の構成となっている。しかしながら、本実施形態では、各第2のスイッチ素子SW、各コンデンサC、及び各レーザダイオードLDが直列に接続されると共に、各第2のスイッチ素子SW、各コンデンサC、及び各レーザダイオードLDと並列に各ダイオードDが接続される構成となっている点で相違する。かかる各ダイオードDは、逆流防止や発振防止のために配置される。
すなわち、本実施形態によれば、上述した各実施形態と同様に、「発明者が見出した課題」を解決することができることに加えて、各レーザダイオードLDを流れる駆動電流が流れ終わった後の、逆流電流や発振の防止ができる。これにより、各レーザダイオードLDの両端に発生するサージ電圧を抑えることができ、故障や誤動作を防止でき、安定性を向上させることができる。
[第7の実施形態]
図20は、本発明の第7の実施形態に係る発光装置50Iについて示す回路図である。図20に示すように、本実施形態の発光装置50Iは、複数のコンデンサC(コンデンサC1,C2,・・・,Cn)の各々に対して、複数の第4のスイッチ素子SW4(スイッチSW41,SW42,・・・,SW4n)の各々が並列に設けられている点で、図9に示す第1の実施形態の発光装置50Aと異なる。第4のスイッチ素子SW4は、「放電手段」の一例である。本実施形態の発光装置50Iは、複数のレーザダイオードLDのうちの一のレーザダイオードLDが発光しているとき、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCに接続されている第4のスイッチ素子SW4がON状態に切り替わることにより、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCを放電させることができる。
図21は、本発明の第7の実施形態に係る発光装置50Iにおける各種動作タイミングを示すタイミングチャートである。図21に示すように、本実施形態の発光装置50Iは、あるレーザダイオードLDが発光中のとき、そのレーザダイオードLDに対応するコンデンサCに並列接続されている第4のスイッチ素子SW4をOFF状態にし、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCに並列接続されている第4のスイッチ素子SW4をON状態にする。これにより、本実施形態の発光装置50Iは、あるレーザダイオードLDが発光中のときに、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCを接地状態にし、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCの電圧を、確実に0Vにすることができる。
例えば、図21に示すタイミングT6においては、レーザダイオードLDnが発光中であり、その他のレーザダイオードL1,LD2は発光していない。この場合、本実施形態の発光装置50Iは、発光中のレーザダイオードLDnに対応するコンデンサCnに並列接続されている第4のスイッチ素子SW4nを、一定期間(タイミングT5〜T7)OFF状態にし、発光していない他のレーザダイオードLD1,LD2に対応するコンデンサC1,C2に並列接続されている第4のスイッチ素子SW41,SW42をON状態のままにする。これにより、本実施形態の発光装置50Iは、レーザダイオードLDnが発光中のときに、他のレーザダイオードLD1,LD2に対応するコンデンサC1,C2の電圧を、確実に0Vにすることができる。
このように、本実施形態の発光装置50Iは、あるレーザダイオードLDの発光中に、発光しない他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCの電圧を確実に0Vにすることで、発光しない他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCの電圧が不定電圧になることを防ぎ、コンデンサCの過渡回復電圧による発光を抑制することができる。
なお、本実施形態の発光装置50Iにおいて、複数の第4のスイッチ素子SW4の各々のオンタイミングおよびオフタイミングは、図21に例示したタイミングであってもよく、少なくとも、あるレーザダイオードLDの発光中に、発光していない他のレーザダイオードLDに対応する第4のスイッチ素子SW4がOFF状態となっていれば、他のタイミングでも良い。
[第8の実施形態]
図22は、本発明の第8の実施形態に係る発光装置50Jについて示す回路図である。図22に示すように、本実施形態の発光装置50Iは、LPF1と、複数の第1のスイッチ素子SW1(第1のスイッチ素子SW11,SW12,・・・,SW1n)との間に、第4のスイッチ素子SW4および第5のスイッチ素子SW5が設けられている点で、図9に示す第1の実施形態の発光装置50Aと異なる。第4のスイッチ素子SW4は、「放電手段」の他の一例である。本実施形態の発光装置50Jは、複数のレーザダイオードLDのうちの一のレーザダイオードLDが発光しているとき、第4のスイッチ素子SW4と、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCに接続されている第1のスイッチ素子SW1とをON状態にすることで、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCを放電させることができる。
第4のスイッチ素子SW4は、複数の第1のスイッチ素子SW1の各々に対して並列接続されている。第5のスイッチ素子SW5は、複数の第1のスイッチ素子SW1の各々に対して直列接続されている。
これにより、本実施形態の発光装置50Jは、第7の実施形態に係る発光装置50Iよりも少ない部品点数で、発光装置50Iと同様の動作を実現できる。具体的には、本実施形態の発光装置50Jは、あるレーザダイオードLDの発光中に、第4のスイッチ素子SW4と、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCに接続された第1のスイッチ素子SW1とをON状態にすることで、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCを接地状態にし、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCの電圧を確実に0Vにすることができる。
図23は、本発明の第8の実施形態に係る発光装置50Jにおける各種動作タイミングを示すタイミングチャートである。図23に示すように、本実施形態の発光装置50Jは、発光対象のレーザダイオードLDを発光させる前に、スイッチ素子SW5と、発光対象のレーザダイオードLDに対応する第1のスイッチ素子SW1とを、オン状態に切り換えることにより、発光対象のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCを、直流電圧Vhvによって充電することができる。
そして、本実施形態の発光装置50Jは、あるレーザダイオードLDが発光中のとき、他のレーザダイオードLDに対応する第1のスイッチ素子SW1と、第4のスイッチ素子SW4とをON状態にする。これにより、本実施形態の発光装置50Jは、あるレーザダイオードLDが発光中のときに、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCを接地状態にし、他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCの電圧を、確実に0Vにすることができる。
例えば、図21に示すタイミングT1においては、発光対象のレーザダイオードLD1を発光させる前に、スイッチ素子SW5と、レーザダイオードLD1に対応する第1のスイッチ素子SW11とを、オン状態に切り換えることにより、レーザダイオードLD1に対応するコンデンサC1を、直流電圧Vhvによって充電する。
そして、タイミングT2においては、レーザダイオードLD1が発光中であり、他のレーザダイオードL2,LDnは発光していない。この場合、本実施形態の発光装置50Jは、レーザダイオードLD1の発光中、他のレーザダイオードL2,LDnに対応する第1のスイッチ素子SW1と、第4のスイッチ素子SW4とをON状態にする。これにより、本実施形態の発光装置50Jは、レーザダイオードLD1が発光中のときに、他のレーザダイオードL2,LDnに対応するコンデンサC2,Cnの電圧を、確実に0Vにすることができる。
このように、本実施形態の発光装置50Jは、あるレーザダイオードLDの発光中に、発光しない他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCの電圧を確実に0Vにすることで、発光しない他のレーザダイオードLDに対応するコンデンサCの電圧が不定電圧になることを防ぎ、コンデンサCの過渡回復電圧による発光を抑制することができる。
なお、本実施形態の発光装置50Jにおいて、複数の第1のスイッチ素子SW1の各々、および、第4のスイッチ素子SW4のオンタイミングおよびオフタイミングは、図23に例示したタイミングであってもよく、少なくとも、あるレーザダイオードLDの発光中に、発光していない他のレーザダイオードLDに対応する第1のスイッチ素子SW1と、第4のスイッチ素子SW4とがON状態となっていれば、他のタイミングでも良い。
[技術的範囲の非限定]
以上、本発明の8つの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述した各実施形態では、発光装置50は、距離測定装置1に含まれることを想定した。これに限らず、発光装置50は、他の用途に用いられてもよい。すなわち、各実施形態は、距離測定装置に含まれる発光装置以外の、他の発光装置に適用することができる。
なお、一例として上述した各実施形態における構成で実現した場合、コンデンサC11、コンデンサC12、及びコンデンサC1nは、本発明における「複数のコンデンサ」に相当する。またこの場合、第1のスイッチ素子SW11、第1のスイッチ素子SW12、及び第1のスイッチ素子SW1nは、本発明における「複数の第1の遮断手段」に相当する。更にこの場合、第2のスイッチ素子SW21、第2のスイッチ素子SW22、及び第2のスイッチ素子SW2nは、本発明における「複数の第2の遮断手段」に相当する。更にこの場合、レーザダイオードLD11、レーザダイオードLD12、及びレーザダイオードLD1nは、本発明における「複数の発光素子」に相当する。更にこの場合、光源駆動回路31は、本発明における「駆動回路」に相当する。更にこの場合、発光装置50は、本発明における「発光装置」に相当する。更にこの場合、対象物2は、本発明における「対象物」に相当する。更にこの場合、距離測定装置1は、本発明における「距離測定装置」に相当する。更にこの場合、自動車3は、本発明における「移動体」に相当する。
1 距離測定装置
2 対象物
3 自動車
U ユーザ
10 投光部
11 光源
12 カプリングレンズ
13 光スキャナ
14 光スキャナ駆動回路
15 走査角モニタ
20 受光部
21 受光素子
22 光学フィルタ
23 受光レンズ
25 積算器
30 制御部
31 光源駆動回路
32 制御回路
40 走査範囲
50、60 発光装置
BC10 昇圧回路
LPF11、LPF12、LPF1n ローパスフィルタ
SW11、SW12、SW1n 第1のスイッチ素子
SW21、SW22、SW2n 第2のスイッチ素子
SW30 第3のスイッチ素子
C11、C12、C1n コンデンサ
LD11、LD12、LD1n レーザダイオード
D11、D12、D1n ダイオード
111 レイヤー
112 発光素子
特開2009−170870号公報

Claims (14)

  1. 複数のコンデンサと、
    前記複数のコンデンサに電荷を供給する経路を選択する複数の第1の遮断手段と、
    前記複数のコンデンサが複数の発光素子に電荷を供給する経路を選択する複数の第2の遮断手段と、
    を備え、
    前記第1の遮断手段を制御して前記複数の発光素子に含まれる何れかの発光素子に対応するコンデンサに電荷を蓄積することにより選択的に発光素子を点灯する場合に、少なくとも点灯対象の発光素子へ電荷を供給する間は、点灯しない発光素子に電荷を供給する経路に接続された前記第2の遮断手段を遮断する駆動回路。
  2. 前記第2の遮断手段は、前記複数のコンデンサと、前記複数の発光素子のアノードの間に接続される請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記複数の発光素子に直列に複数のダイオードが接続される請求項1又は2に記載の駆動回路。
  4. 前記第2の遮断手段は、前記複数のコンデンサと、前記複数の発光素子のカソードの間に接続される請求項1に記載の駆動回路。
  5. 前記第2の遮断手段は、前記複数のコンデンサ及び前記複数の光素子と直列に接続される請求項1に記載の駆動回路。
  6. 前記複数の発光素子、前記複数のコンデンサ、及び前記第2の遮断手段が直列に接続されると共に、前記複数の発光素子、前記複数のコンデンサ、及び前記第2の遮断手段と並列に複数のダイオードが接続される請求項4又は5に記載の駆動回路。
  7. 前記第2の遮断手段は、半導体回路により実現される請求項1乃至6の何れか1項に記載の駆動回路。
  8. 前記第2の遮断手段は、メカ式回路により実現される請求項1乃至6の何れか1項に記載の駆動回路。
  9. 前記複数の発光素子は、面発光レーザにより実現される請求項1乃至8の何れか1項に記載の駆動回路。
  10. 前記複数の発光素子は、端面発光レーザにより実現される請求項1乃至8の何れか1項に記載の駆動回路。
  11. 前記複数の発光素子のうちの点灯対象の発光素子が点灯しているとき、前記複数の発光素子のうちの非点灯対象に対応するコンデンサを放電させる放電手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の駆動回路。
  12. 請求項1乃至11の何れか1項に記載の駆動回路と、該駆動回路に接続された前記複数の発光素子と、を備える発光装置。
  13. 請求項12に記載の発光装置を備え、
    前記発光装置による発光に基づいて、対象物との間の距離を測定する距離測定装置。
  14. 請求項13に記載の距離測定装置を搭載した移動体。
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