JP2020096052A - コイルの製造装置 - Google Patents

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山田 耕司
Koji Yamada
耕司 山田
昌平 藏ノ下
Shohei Kuranoshita
昌平 藏ノ下
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Abstract

【課題】コイルに荷重をかけた際に傷付くことを抑制するコイルの製造装置を提供する。【解決手段】曲げ加工により平角線を略環状に巻き、積層させて形成したコイル2を押圧するコイルの製造装置1であって、平角線の積層方向に対して略平行方向に接近可能であるコイル押圧部11を有する。コイル押圧部11は、平角線を積層方向に押圧する第1の押圧手段22と、環状であるコイル2の中心側から外周側に向けて、コイル2を押圧する第2の押圧手段23と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コイルの製造装置に関する。
従来、このような分野の技術として、特開2014−230293号公報がある。この公報に記載された平角線を用いた集中巻ステータでは、巻線されたコイルを狭小部に組み付けることが記載されている。
特開2014−230293号公報
しかしながら、前述した従来のコイルの製造方法では、平角コイルの先端巻線角度にバラツキがあるため、皮膜への傷付きが生じる場合がある。例えば、巻線コイルは、バネのように伸びた状態で成形されるが、曲げ加工後にコイルを切断するために巻線コイルを押して位置出しをする際に、巻線コイルが綺麗に整列せずに乗り上げていることがある。この状態で上方からの荷重のみでコイルを押すと、コイルが傷付く場合がある。
本発明は、荷重をかけた際にコイルが傷付くことを抑制するコイルの製造装置を提供するものである。
本発明にかかるコイルの製造装置は、曲げ加工により平角線を環状に巻き、積層させて形成したコイルを押圧するコイルの製造装置であって、前記平角線の積層方向に対して略平行方向に接近可能であるコイル押圧部を有し、前記コイル押圧部は、前記平角線を積層方向に押圧する第1の押圧手段と、環状である前記コイルの中心側から外周側に向けて、前記コイルを押圧する第2の押圧手段と、を備える。
これにより、コイルに対して垂直方向と水平方向に同時に押圧することができる。
これにより、荷重をかけた際にコイルが傷付くことを抑制することができる。
製造装置の構成を示す模式図である。 コイルの上面図である。 コイルの中空部にコイル押圧部を挿入した状態を示す図である。 コイルの中空部に垂直方向に挿入されたコイル押圧部が平行方向に動作した状態を示す図である。 バネを用いてコイル押圧部を動作させる状態を示す模式図である。 バネを用いてコイル押圧部を動作させる状態を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、製造装置1は、コイル2の上方に配置されるコイル押圧部11と、コイル2の下方に配置される楔部12と、を備える。
ここで図2に示すように、コイル2は、断面が矩形である平角線をエッジワイズ状に巻回したものであるとして説明する。ここでコイル2は、その中心軸が上下方向(Z方向)に延びるように配置されているとともに、コイル2を上面視した場合に中心軸周りに略矩形の環状となるように、平角線を螺旋状に曲げ加工して平角線同士が上下方向に積層するように形成されている。以下では図2に示すように、コイル2は上面視した場合に、Y側に短辺2a,2bを有し、X側に長辺2c,2dを有する形状であるものとして説明する。
図1に示すように、コイル押圧部11は、第1のコイル押圧部11aと、第2のコイル押圧部11bが、Y方向に並列して配置されている。第1のコイル押圧部11aと第2のコイル押圧部11bは同様の構造であり、以下では、第1のコイル押圧部11aについて説明する。なお、第1のコイル押圧部11aと第2のコイル押圧部11bは、1つのコイル押圧部11を、X方向における中心を通るYZ面で分割したものとしてもよい。
第1のコイル押圧部11aは、基部21と、基部21の下面に対して摺動可能に連結された第1の押圧手段22と、第1の押圧手段22の下面に連結された第2の押圧手段23と、を備える。例えば、第1のコイル押圧部11aは、コイル2のX方向左側である長辺2cの箇所において平角線に当接する。第2のコイル押圧部11bは、コイル2のX方向右側である長辺2dの箇所において平角線に対して当接する。
基部21の下面には、第1の押圧手段22の上面が連結されている。なお例えば、基部21には、第1の押圧手段22との連結箇所にレールが設けられている。これにより、第1の押圧手段22は、基部21に対してX方向に摺動可能であるものとする。また、基部21は、シリンダなどの動力源(図示せず)からの動力を受けて上下動を行う。基部21が上下動することにより、基部21に連結されている第1の押圧手段22と、第1の押圧手段22に連結されている第2の押圧手段23は、同時に上下動を行う。
第1の押圧手段22は、例えば、X方向の長さがY方向の長さより長い略直方体状である。第1の押圧手段22は、第2の押圧手段23が連結される連結部22aと、コイル2の上面に当接する当接部22bと、を備える。第1の押圧手段22は、基部21に対し、X方向における内外方向に摺動する。
連結部22aは、第1の押圧手段22の下面において、中央側に設けられている。連結部22aには、第2の押圧手段23の上端が連結されている。言い換えると、第2の押圧手段23が、第1の押圧手段22の連結部22aから、下方に延在するように設けられている。
当接部22bは、コイル押圧部11が下降動作した際に、コイル2の上端に当接する箇所である。例えば、当接部22bは、第1の押圧手段22の下面のうち連結部22aよりX方向外側に設けられている。
なお、第1の押圧手段22のX方向外側の下方端部22cは、コイル2が第1の押圧手段22の外側面22dに乗り上げたときに、乗り上げ状態を解消しやすいようにテーパ形状になっている。
なお典型的には、第1のコイル押圧部11aの当接部22bでは、コイル2のX方向左側である長辺2cの箇所において、コイル2の最上部に配置された平角線に、上方から当接する。同様に、第2のコイル押圧部11bの当接部22bでは、コイル2のX方向右側である長辺2dの箇所において、コイル2の最上部に配置された平角線に、上方から当接する。
第2の押圧手段23は、上下方向に延在する第2の押圧手段本体23aと、第2の押圧手段本体23aのX方向の面であるコイル押圧面23bと、第2の押圧手段本体23aの下端である下端部23cと、を有する。第2の押圧手段23は、第1の押圧手段22と連結されているため、第1の押圧手段22とともにX方向における内外方向に移動する。
第2の押圧手段本体23aは、上面視において環状であるコイル2の内周に挿入可能であるように形成されている。また、第2の押圧手段本体23aの上下方向の長さは、コイル押圧部11を下方に移動させ、第1の押圧手段22の当接部22bがコイル2の上部に当接した状態となるときに、コイル2の下部近傍に配置される楔部12に下端部23cが当接する長さである。
コイル押圧面23bは、第2の押圧部が環状のコイル2に挿入されてX方向外側に動作した場合に、コイル2を形成している平角線の内周面に対して当接するX方向の外側方向の面である。例えば、第1のコイル押圧部11aであれば、コイル押圧面23bは、X方向外側の動作によって、X方向左側である長辺2cに配置された平角線の内周側に当接する。第2のコイル押圧部11bであれば、コイル押圧面23bは、X方向右側である長辺2dに配置された平角線の内周側に当接する。
下端部23cは、X方向の内外方向に傾斜したテーパ23dを有している。例えば、テーパ23dは、下端部23cにおいて、X方向の外側部が内側部より下方向に延びた形状である。下端部23cでは、楔部12に当接した状態で、さらに下降する力が加えられることにより、X方向外側への力が発生する。
楔部12は、コイル2を載せる載置台(図示せず)に設けられている。例えば楔部12は、コイル2の下部近傍に配置されているとともに、コイル押圧部11に対してX方向の中心位置と揃うように配置されている。
楔部12では、X方向中央部において上方に突出した頂点12aと、頂点12aからX方向外側に向けて下方向に傾斜するテーパ12bが形成されている。例えば第1のコイル押圧部11aでは、下端部23cのテーパ23dが楔部12のテーパ12bに当接しながら下降することで、第1の押圧手段22及び第2の押圧手段23はX方向左側に動作する。同様に、第2のコイル押圧部11bでは、下端部23cのテーパ23dが楔部12のテーパ12bに当接しながら下降することで、第1の押圧手段22及び第2の押圧手段23はX方向右側に動作する。
次に、製造装置1による、コイル押圧部11を用いたコイル2の押し付け動作について、図を用いて説明する。
最初に、コイル2を載置台に載せる(ステップS1)。このとき図1に示しているように、楔部12のXY方向における中心の位置が、載置されるコイル2のXY方向の略中心とほぼ一致した状態である。また、楔部12に対して上下方向に対向するように、コイル2の上方にコイル押圧部11を配置する。
ここで、第1のコイル押圧部11aと第2のコイル押圧部11bは、互いにX方向内側に配置された状態である。言い換えると、第1のコイル押圧部11aと第2のコイル押圧部11bが、互いに近接した状態である。
図3に示すように、コイル押圧部11を下降させる(ステップS2)。言い換えると、コイル2の積層方向と略平行方向に接近するように移動させる。これにより、第1のコイル押圧部11aと第2のコイル押圧部11bでは、環状に設けられているコイル2の中空部に、第2の押圧手段23が挿入される。
コイル押圧部11の下端部23cが楔部12に当接した状態で、さらに下向きの力が加えられる(ステップS3)。これにより、下端部23cのテーパ23dが楔部12のテーパ12bに当接して、X方向外側の力が発生し、第2の押圧手段23にはX方向外側に動作する力が加わる。
ここで図4に示すように、コイル押圧部11では、第1の押圧手段22と第2の押圧手段23は連結しているため、このX方向外側に動作する力により、基部21と第1の押圧手段22が摺動する。この動作により、第2の押圧手段23のコイル押圧面23bが、コイル2の内周面に当接する。そして、このX方向外側に動作する力により、コイル押圧面23bは、コイル2の内周面をX方向における外側へ、すなわち中心側から外周側に押圧する。
このとき典型的には、第1の押圧手段22のZ方向の位置は、コイル2を形成する平角線のうち最も上に配置された平角線より上方に配置されている。そして、コイル押圧部11が下降することによって、第1の押圧手段22の当接部22bは、最上部の平角線の上面に当接する。その後、外力によるコイル押圧部11の下降により、第1の押圧手段22の当接部22bは、コイル2を下方向に押圧する。
なお、第1の押圧手段22のZ方向の位置が、コイル2を形成する平角線のうち最も上に配置された平角線と同様あるいは下となるように配置され外側面22dに乗り上げてしまった場合には、下方端部22cのテーパ形状によって、平角線が当接部22bより下となるように平角線を移動させることができる。
このようにして、略環状のコイルを外側方向に押圧しつつ、同時に下向きに押圧できる。特に、楔部12に第2の押圧手段23の下端部23cが当接することで、第1の押圧手段22及び第2の押圧手段23はX方向外側に動作するとともに、下降動作を同時に行う。これにより、図2に示すように、コイル2において平角線が上下にずれが発生している場合であっても、X方向の押圧によりずれを修正しながら、下向きに荷重をかけることができる。したがって、コイル2とコイル押圧部11との接触を最小限に抑制しながら、コイル2に荷重をかけた際に傷付くことを抑制できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、第1のコイル押圧部11aと第2のコイル押圧部11bは、楔部12を用いてX方向に動作させるものとして説明したがこれに限られない。図5に示すように、第1のコイル押圧部11aと第2のコイル押圧部11bを連結するようにバネを設けておき、第2の押圧手段23をコイル2に挿入させる際には、第1のコイル押圧部11aと第2のコイル押圧部11bを近づけるように力を加えておくことでバネを縮めておき、コイル2へ挿入後に、図6に示すようにバネを開放することで、第2の押圧手段23にX方向外側に押圧する力を発生させてもよい。
なおこの場合には、第1のコイル押圧部11aと第2のコイル押圧部11bの夫々の第1の押圧手段22において、互いに対向する面に凹部を設けておき、夫々の凹部の底にバネの端部を連結した構造とすることができる。
また例えば、コイル2の形状は、上方からの視点において略矩形であるものとして説明したが、これに限られず、様々な形状のコイルについて適用可能である。
1 製造装置
2 コイル
2a,2b 短辺
2c,2d 長辺
11 コイル押圧部
11a 第1のコイル押圧部
11b 第2のコイル押圧部
12 楔部
12a 頂点
12b テーパ
21 基部
22 第1の押圧手段
22a 連結部
22b 当接部
22c 下方端部
22d 外側面
23 第2の押圧手段
23a 第2の押圧手段本体
23b コイル押圧面
23c 下端部
23d テーパ

Claims (1)

  1. 曲げ加工により平角線を略環状に巻き、積層させて形成したコイルを押圧するコイルの製造装置であって、
    前記平角線の積層方向に対して略平行方向に接近可能であるコイル押圧部を有し、
    前記コイル押圧部は、
    前記平角線を積層方向に押圧する第1の押圧手段と、
    環状である前記コイルの中心側から外周側に向けて、前記コイルを押圧する第2の押圧手段と、を備える
    コイルの製造装置。
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