JP2020094927A - Maldiを利用した質量分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】MALDIを利用した質量分析装置においてサンプルプレートを特定するための仕組みを、部品点数を増加させることなく提供することを課題とする。【解決手段】質量分析装置は、サンプルプレートの位置を調整する位置制御部と、サンプルプレート上の試料・マトリクス混合物の画像を取得する画像取得部と、試料・マトリクス混合物にレーザ光を照射するレーザ光照射部と、レーザ光照射部によるレーザ光の照射によって試料・マトリクス混合物から発生したイオンを検出する検出部と、画像取得部を利用して、サンプルプレートに表示されたサンプルプレート識別コードの画像を取得し、サンプルプレート識別コードの画像からサンプルプレートのプレート識別情報を特定する制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、MALDIを利用した質量分析装置に関する。
MALDI(Matrix Assisted Laser Desorption/Ionization:マトリクス支援レーザ脱離イオン化法)を利用した質量分析装置がある。MALDIを利用した質量分析装置では、多数のウェルが形成された金属製のサンプルプレートが用いられる。サンプルプレートのウェルに、試料・マトリクス混合物が滴下される。ウェルに滴下された試料・マトリクス混合物を乾燥させた後、サンプルプレートは質量分析装置にセットされる。その後、レーザ光が試料・マトリクス混合物に照射されることによって、試料がイオン化される。イオン化した試料は、質量分離された後、検出部において検出される。検出部において取得された試料の検出信号は、データ処理部に与えられる。データ処理部は、検出信号に基づいて試料のマススペクトル等の分析結果を作成する。
データ処理部において作成された分析結果をサンプルプレートと対応付けるため、下記特許文献1においては、サンプルプレートにバーコードが表示されている。特許文献1の質量分析装置においては、サンプルプレートを質量分析装置に挿入するための挿入口の上方にバーコードの読み取り装置が設けられている。サンプルプレートが質量分析装置にセットされるときに、読み取り装置がサンプルプレートに表示されたバーコードを読み込む。この質量分析装置は、読み取り装置が読み取ったバーコードからサンプルプレートを特定する。
国際公開WO2017/085876号公報
特許文献1に記載の質量分析装置においては、サンプルプレートに表示されたバーコードを読み取ることにより、サンプルレートを特定することができる。しかし、この質量分析装置は、バーコードを読み取るための専用の読み取り装置が必要であり、部品点数が増加する。また、部品点数の増加に伴うコストも増加している。
本発明の目的は、MALDIを利用した質量分析装置において、サンプルプレートを特定するための仕組みを、部品点数を増加させることなく提供することである。
(1)本発明の一局面に従うMALDIを利用した質量分析装置は、試料・マトリクス混合物が配置されるサンプルプレートの位置を調整する位置制御部と、試料・マトリクス混合物の位置を確認するための、サンプルプレート上の試料・マトリクス混合物の画像を取得する画像取得部と、サンプルプレート上の試料・マトリクス混合物にレーザ光を照射するレーザ光照射部と、レーザ光照射部によるレーザ光の照射によって試料・マトリクス混合物から発生したイオンを検出する検出部と、画像取得部を利用して、サンプルプレートに表示されたサンプルプレート識別コードの画像を取得し、サンプルプレート識別コードの画像からサンプルプレートのプレート識別情報を特定する制御部とを備える。
このMALDIを利用した質量分析装置は、試料・マトリクス混合物の位置を確認するための画像を取得する用途で備えられる画像取得部を利用して、サンプルプレート識別コードの画像を取得する。この質量分析装置は、サンプルプレート識別コードの画像からプレート識別情報を特定する。
このMALDIを利用した質量分析装置によれば、サンプルプレート識別コードの画像を取得するための新たな部品は必要とされない。質量分析装置においてサンプルプレートを特定するための仕組みを、部品点数を増加させることなく提供することができる。
(2)サンプルプレート識別コードは、二次元コードを含んでもよい。サンプルプレート識別コードとして二次元コードを利用するので、サンプルプレート識別コードに多くの情報を記録することができる。
(3)画像取得部によりサンプルプレート識別コードの画像を取得するとき、位置制御部を利用して、サンプルプレート識別コードの位置が調整されてもよい。
このMALDIを利用した質量分析装置によれば、サンプルプレート識別コードの画像を取得するための位置調整を行うために、分析処理で用いられる位置制御部が利用される。このため、位置を調整するための新たな部品は必要とされない。
(4)サンプルプレートには、複数の試料・マトリクス混合物が配置される複数のウェルが設けられており、制御部は、画像取得部を利用して、各ウェルの周辺に表示され、各ウェルを識別するためのウェル識別コードの画像を取得し、ウェル識別コードの画像から各ウェルのウェル識別情報を特定してもよい。
このMALDIを利用した質量分析装置によれば、ウェル識別コードの画像を取得するための新たな部品は必要とされない。質量分析装置においてウェルを特定するための仕組みを、部品点数を増加させることなく提供することができる。
(5)ウェル識別コードは、二次元コードを含んでもよい。ウェル識別コードとして二次元コードを利用するので、ウェル識別コードに多くの情報を記録することができる。
(6)画像取得部によりウェル識別コードの画像を取得するとき、位置制御部を利用して、ウェル識別コードの位置が調整されてもよい。
このMALDIを利用した質量分析装置によれば、ウェル識別コードの画像を取得するための位置調整を行うために、分析処理で用いられる位置制御部が利用される。このため、位置を調整するための新たな部品は必要とされない。
本発明によれば、MALDIを利用した質量分析装置においてサンプルプレートを特定するための仕組みを、部品点数を増加させることなく提供することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る質量分析装置の全体図である。 図2は、第1の実施の形態に係るサンプルレートの平面図である。 図3は、第1の実施の形態に係るサンプルプレートの一部を拡大した平面図である。 図4は、分析テーブルTの一例を示す図である。 図5は、分析結果が登録された分析テーブルTの一例を示す図である。 図6は、第2の実施の形態に係るサンプルプレートの一部を拡大した平面図である。
[1]第1の実施の形態
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る質量分析装置の構成について説明する。
(1)質量分析装置の全体構成
図1は、第1の実施の形態に係る質量分析装置10の全体図である。質量分析装置10は、MALDI(Matrix Assisted Laser Desorption/Ionization:マトリクス支援レーザ脱離イオン化法)を利用して、試料のイオン化を行う。図1において、位置関係を明確にするために互いに直交するX方向、Y方向およびZ方向を示す矢印が付されている。X方向およびY方向は水平面内で直交し、Z方向は上下方向に相当する。
図1に示すように、質量分析装置10は、試料のイオン化が行われる試料チャンバ20、イオンの分離・検出が行われる分析チャンバ30および制御部50等を備える。試料チャンバ20は、MALDIイオン源を構成する試料・マトリクス混合物が配置されたサンプルプレート100を収容する。試料チャンバ20は、筐体21によって覆われており、筐体21の側部には、開閉可能な扉22が設けられている。オペレータは、扉22を開閉することで、サンプルプレート100の試料チャンバ20内への挿入および取り出し作業を行う。分析チャンバ30は、筐体31によって覆われている。分析チャンバ30において、試料・マトリクス混合物から発生したイオンの分離・検出が行われる。試料チャンバ20および分析チャンバ30は、隔壁32によって区分されている。
試料チャンバ20内には、サンプルプレート100を載置するための平板状のサンプルプレートホルダ23が設けられている。サンプルプレートホルダ23は、XYステージ24に支持されている。XYステージ24を駆動することによって、サンプルプレートホルダ23は、X方向およびY方向に移動する。XYステージ24は、制御部50によって制御される。このような構成により、サンプルプレートホルダ23に載置されたサンプルプレート100を、X方向およびY方向に移動させることが可能である。
試料チャンバ20の側部には、ポンプ25が設けられている。ポンプ25を駆動させることにより、試料チャンバ20内を真空にすることができる。ポンプ25は制御部50によって制御される。試料チャンバ20内にセットされたサンプルプレート100のウェル110(図2参照)に配置されている試料・マトリクス混合物は、真空下で試料チャンバ20内においてイオン化する。
隔壁32には、試料・マトリクス混合物から発生したイオンを引き出して加速するためのエキストラクタ電極(引き出し電極)301が設けられている。エキストラクタ電極301の中央には、開口302が設けられている。試料チャンバ20と分析チャンバ30とは、この開口302を介して連通している。試料・マトリクス混合物から発生したイオンは、開口302を介して分析チャンバ30内に導入される。
分析チャンバ30には、加速電極311、フライトチューブ312および検出部313が収容されている。分析チャンバ30に導入されたイオンは、加速電極311によって加速された上でフライトチューブ312に導入される。フライトチューブ312に導入されたイオンは、質量電荷比に基づいて分離されて検出部313において検出される。エキストラクタ電極301、加速電極311、フライトチューブ312および検出部313は、制御部50によって制御される。
分析チャンバ30の側部には、ポンプ35が設けられている。ポンプ35を駆動させることにより、分析チャンバ30内を真空にすることができる。ポンプ35は、制御部50によって制御される。分析チャンバ30に導入されたイオンは真空下で質量分離された上で検出部313において検出される。
分析チャンバ30の外部には、窒素レーザ321が設けられている。窒素レーザ321は、制御部50によって制御される。窒素レーザ321から照射されたレーザ光は、レンズ322および分析チャンバ30の筐体31に設けられた窓部323を介して分析チャンバ30に進入する。分析チャンバ30に進入したレーザ光は、ミラー324で反射して、開口302に導かれる。開口302を通過したレーザ光は、試料チャンバ20内においてMALDIイオン源を構成する試料・マトリクス混合物に照射される。
分析チャンバ30の外部には、カメラ331が設けられている。カメラ331は、例えばCCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサを備える。カメラ331は、制御部50によって制御される。MALDIイオン源を構成する試料・マトリクス混合物の像は、ミラー334で反射して、筐体31に設けられた窓部333を介してカメラ331に入射する。これにより、カメラ331は、試料・マトリクス混合物の画像を取得する。なお、カメラ331が試料・マトリクス混合物の画像を取得するために、カメラ331の撮影範囲に白色光を照射する光源(図示省略)が設けられている。
カメラ331で撮影された画像は、制御部50に接続された表示部501に表示される。表示部501は、例えば液晶モニタである。オペレータは、表示部501に表示された試料・マトリクス混合物の画像を観察し、試料・マトリクス混合物がレーザ光の照射位置に正しく配置されているか否かを確認する。オペレータは、表示部501を参照しながら、制御部50に接続された入力部502を操作し、サンプルプレート100の移動指示を行う。この操作に応答して、制御部50は、XYステージ24を制御し、サンプルプレート100をX方向およびY方向に移動させる。オペレータは、試料・マトリクス混合物がレーザ光の照射位置に正しく配置されたことを確認すると、サンプルプレート100の移動操作を完了する。そして、オペレータは、入力部502を操作し、分析処理の開始指示を行う。この操作に応答して、制御部50は、窒素レーザ321を制御して、試料・マトリクス混合物にレーザ光を照射させる。なお、制御部50は、オペレータの操作を介することなく、試料・マトリクス混合物の画像から、サンプルプレート100の位置を自動で調整してもよい。
レーザ光が試料・マトリクス混合物に照射されると、マトリクスが急速に加熱される。これにより、マトリクスが試料とともに気化する。気化した試料はイオン化され、開口302を解して分析チャンバ30に導入される。分析チャンバ30に導入されたイオンは、質量分離された後、検出部313において検出される。検出部313において検出されたイオンの検出信号は、制御部50においてA/D変換される。A/D変換された検出信号は、データ処理装置60において処理されて分析結果が作成される。データ処理装置60は、例えば、分析結果としてマススペクトルを作成する。
(2)サンプルプレートの構成
次に、図2および図3を参照しながら、サンプルプレート100の構成について説明する。図2は、サンプルプレート100の平面図である。サンプルプレート100は、金属製の平板状のプレートであり、その上面には、複数のウェル110が設けられている。ウェル110は、サンプルプレート100の上面から下方に向けて窪んだ凹部であり、試料・マトリクス混合物が滴下される。図2の例では、縦12行×横4列の48個のウェル110が配列されている。
また、サンプルプレート100の上面には、サンプルプレート識別コード120が印字されている。図3は、サンプルプレート識別コード120が印字されている部分を拡大した図である。本実施の形態において、サンプルプレート識別コード120として、二次元コードであるQRコード(登録商標)が利用される。ただし、サンプルプレート識別コード120として、二次元コード以外にもバーコードが利用されてもよい。本実施の形態においては、サンプルプレート識別コード120として二次元コードが利用されるので、サンプルプレート100の上面の狭いエリアにサンプルプレート識別コード120を表示させることができる。また、サンプルプレート識別コード120として二次元コードが利用されるので、サンプルプレート識別コード120に多くの情報を記録することが可能である。
(3)サンプルプレートと分析結果との対応付け
オペレータは、サンプルプレート100の各ウェル110に試料・マトリクス混合物を滴下する作業の前あるいは滴下する作業の後に、サンプルプレート100の上面のサンプルプレート識別コード120の読み取りを行う。読み取り作業には、データ処理装置60に有線あるいは無線で接続された撮影装置(図示省略)が用いられる。データ処理装置60は読み取ったサンプルプレート識別コード120の画像から、サンプルプレート100のプレート識別情報を取得する。オペレータは、データ処理装置60において、サンプルプレート100の各ウェル110に収容された試料の情報を入力する。具体的には、サンプルプレート100のプレート識別情報に対応付けて、各ウェル110の位置情報および各ウェル110に収容された試料の情報を入力する。これにより、データ処理装置60は、サンプルプレート100についての分析テーブルTを生成する。データ処理装置60は、分析テーブルTを、記憶装置61に記憶する。
図4は、分析テーブルTの一例を示す図である。分析テーブルTは、「プレート識別情報」、「ウェル位置情報」、「サンプル情報」および「分析結果」のフィールドを有する。オペレータが、データ処理装置60を用いてサンプルプレート識別コード120の画像を読み取ることで、「プレート識別情報」フィールドにプレート識別情報が登録される。さらに、オペレータが、データ処理装置60を用いて、各ウェルの位置情報および各ウェルに収容された試料の情報を入力することにより、「ウェル位置情報」および「サンプル情報」が分析テーブルTに登録される。
次に、オペレータは、プレート識別情報の読み取り作業および試料の情報の入力を終えたサンプルプレート100を試料チャンバ20にセットする。具体的には、扉22を開いてサンプルプレート100を試料チャンバ20内の所定位置にセットし、入力部502を操作して、初期設定の開始指示を行う。
制御部50は、オペレータによる初期設定の開始指示に応答して、XYステージ24を駆動して、サンプルプレート100を移動させる。制御部50は、サンプルプレート100のサンプルプレート識別コード120の読み取り作業を行うために、サンプルプレート識別コード120の位置をカメラ331の撮影範囲内に収めるために、XYステージ24を駆動する。制御部50には、予めサンプルプレート100の縦横のサイズ、サンプルプレート識別コード120の配置位置および大きさの情報などが登録されている。制御部50は、サンプルプレート識別コード120をカメラ331の撮影範囲内に移動させた後、カメラ331を駆動し、サンプルプレート識別コード120の画像を取得する。
制御部50は、取得したサンプルプレート識別コード120の画像からサンプルプレート100のプレート識別情報を取得する。これにより、制御部50は、試料チャンバ20内に収容され、分析処理が開始される直前のサンプルプレート100のプレート識別情報を取得することができる。
次に、制御部50は、XYステージ24を駆動し、最初の分析対象である試料・マトリクス混合物が収容されたウェル110を、レーザ光の照射位置に移動させる。このとき、カメラ331で撮影された試料・マトリクス混合物の画像が表示部501に表示される。オペレータは、入力部502を操作して、サンプルプレート100の位置を調整し、分析対象である試料・マトリクス混合物を正しい位置に移動させる。試料・マトリクス混合物が正しい位置に調整された後、オペレータは分析処理の開始指示を行う。
オペレータによる分析処理の開始指示に応答して、制御部50は、窒素レーザ321を駆動し、分析対象の試料・マトリクス混合物にレーザ光を照射させる。試料・マトリクス混合物から発生したイオンは、質量分離された後、検出部313において検出される。制御部50は、XYステージ24の駆動情報から、分析対象である試料・マトリクス混合物が収容されたウェル110の位置を特定することができる。制御部50は、検出されたイオンの検出信号と合わせてプレート識別情報およびウェル110の位置情報をデータ処理装置60に与える。データ処理装置60は、検出信号に基づいて分析結果を作成する。データ処理装置60は、作成された分析結果を分析テーブルTに登録する。データ処理装置60は、特定されたプレート識別情報およびウェル110の位置情報に対応付けて分析結果を登録する。図5は、分析結果の情報が登録された分析テーブルTを示す。図4に比べて図5では、分析テーブルTに分析結果の情報が追加されている。
その後、制御部50は、次の分析対象の試料・マトリクス混合物に対する分析処理を実行するために、XYステージ24を駆動し、サンプルプレート100を移動させる。オペレータは、表示部501を参照しながら、サンプルプレート100の位置を調整する。このようにして、サンプルプレート100に配置された全ての試料・マトリクス混合物に対して分析処理が実行され、分析テーブルTが作成される。
以上説明したように、本実施の形態の質量分析装置10は、MALDIイオン源を構成する試料・マトリクス混合物の位置を確認するための画像を取得する用途で備えられるカメラ331を利用して、サンプルプレート識別コード120の画像を取得する。質量分析装置10は、サンプルプレート識別コード120の画像からプレート識別情報を特定し、検出されたイオンの分析結果とプレート識別情報とを対応付ける。
本実施の形態の質量分析装置10によれば、サンプルプレート識別コード120の画像を取得するための新たな部品は必要とされない。質量分析装置10においてサンプルプレート100を特定するための仕組みを、部品点数を増加させることなく提供することができる。
また、本実施の形態の質量分析装置10は、サンプルプレート識別コード120の画像を取得するとき、XYステージ24を利用して、サンプルプレート識別コード120の位置が調整される。サンプルプレート識別コード120の画像を取得するための位置調整に、分析処理で用いられるXYステージ24が利用される。このため、位置を調整するための新たな部品は必要とされない。
[2]第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態の質量分析装置10の構成は、図1で示した第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
(1)サンプルプレートの構成
第2の実施の形態のサンプルプレート100の全体の構成は、図2で示した第1の実施の形態と同様である。第2の実施の形態のサンプルプレート100の上面には、第1の実施の形態と同様、図3に示すように、サンプルプレート識別コード120が表示されている。さらに、第2の実施の形態のサンプルプレート100の各ウェル110の近傍位置には、図6に示すように、ウェル識別コード121が表示されている。
本実施の形態において、ウェル識別コード121として、二次元コードであるQRコード(登録商標)が利用される。ただし、ウェル識別コード121として、二次元コード以外にもバーコードが利用されてもよい。本実施の形態においては、ウェル識別コード121として二次元コードが利用されるので、サンプルプレート100の上面の狭いエリアに多数のウェル識別コード121を表示させることができる。また、ウェル識別コード121として二次元コードが利用されるので、ウェル識別コード121に多くの情報を記録することが可能である。
(2)ウェルと分析結果との対応付け
オペレータは、第1の実施の形態と同様、サンプルプレート100の各ウェル110に試料・マトリクス混合物を滴下する作業の前あるいは滴下する作業の後に、サンプルプレート100の上面のサンプルプレート識別コード120の読み取りを行う。第1の実施の形態で説明した図4と同様、記憶装置61には、サンプルプレート100についての分析テーブルTが記憶される。続いてオペレータは、サンプルプレート100を試料チャンバ20内の所定位置にセットし、入力部502を操作して、初期設定の開始指示を行う。
第一の実施の形態と同様、制御部50は、カメラ331を駆動し、サンプルプレート識別コード120の画像を取得する。制御部50は、取得したサンプルプレート識別コード120の画像からサンプルプレート100のプレート識別情報を取得する。
次に、制御部50は、XYステージ24を駆動し、最初の分析対象である試料・マトリクス混合物が収容されたウェル110の近傍に表示されたウェル識別コード121をカメラ331の撮影範囲内に移動させる。制御部50は、ウェル識別コード121をカメラ331の撮影範囲内に移動させた後、カメラ331を駆動し、ウェル識別コード121の画像を取得する。制御部50は、取得したウェル識別コード121の画像から分析対象である試料・マトリクス混合物が収容されたウェル110のウェル識別情報を取得する。
次に、制御部50は、XYステージ24を駆動し、最初の分析対象である試料・マトリクス混合物が収容されたウェル110を、レーザ光の照射位置に移動させる。オペレータは、入力部502を操作して、サンプルプレート100の位置を調整し、分析対象である試料・マトリクス混合物を正しい位置に移動させる。
オペレータによる分析処理の開始指示に応答して、制御部50は、窒素レーザ321を駆動し、分析対象の試料・マトリクス混合物にレーザ光を照射させる。試料・マトリクス混合物から発生したイオンは、質量分離された後、検出部313において検出される。
制御部50は、検出されたイオンの検出信号と合わせてプレート識別情報およびウェル識別情報をデータ処理装置60に与える。データ処理装置60は、検出信号に基づいて分析結果を作成する。データ処理装置60は、作成された分析結果を分析テーブルTに登録する。データ処理装置60は、プレート識別情報およびウェル識別情報に基づいて、分析テーブルTに登録されたレコードの中から分析結果が得られた試料のレコードを特定する。つまり、ウェル識別情報には、サンプルプレート100におけるウェル110の位置情報が記録されているため、データ処理装置60は、分析テーブルTに登録されたレコードの中で分析結果が得られた試料に対応するレコードを特定することができる。
以上説明したように、本実施の形態の質量分析装置10は、MALDIイオン源を構成する試料・マトリクス混合物の位置を確認するための画像を取得する用途で備えられるカメラ331を利用して、ウェル識別コード121の画像を取得する。質量分析装置10は、ウェル識別コード121の画像からウェル識別情報を特定し、検出されたイオンの分析結果とウェル識別情報とを対応付ける。
本実施の形態の質量分析装置10によれば、ウェル識別コード121の画像を取得するための新たな部品は必要とされない。質量分析装置10においてウェル110を特定するための仕組みを、部品点数を増加させることなく提供することができる。
また、本実施の形態の質量分析装置10は、ウェル識別コード121の画像を取得するとき、XYステージ24を利用して、ウェル識別コード121の位置が調整される。ウェル識別コード121の画像を取得するための位置調整に、分析処理で用いられるXYステージ24が利用される。このため、位置を調整するための新たな部品は必要とされない。
[3]請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。上記の実施の形態では、XYステージ24が位置制御部の例であり、カメラ331が画像取得部の例であり、窒素レーザ321がレーザ光照射部の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する種々の要素を用いることもできる。
[4]他の実施の形態
サンプルプレート識別コード120は、サンプルプレート100のプレート表面に印刷されてもよい。あるいは、サンプルプレート100にサンプルプレート識別コード120が印字されたシールが貼付されてもよい。ウェル識別コード121は、サンプルプレート100のプレート表面に印刷されてもよい。あるいは、サンプルプレート100にウェル識別コード121が印字されたシールが貼付されてもよい。
上記実施の形態の形態では、ウェル識別コード121の画像を取得する工程および試料・マトリクス混合物の画像を取得する工程は、別の工程として行われた。カメラ331の画角が広く、ウェル識別コード121および試料・マトリクス混合物を撮影範囲に含めることができる場合には、1回の撮影工程で両画像を取得するようにしてもよい。
なお、本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
10…質量分析装置、20…試料チャンバ、23…サンプルプレートホルダ、24…XYステージ、30…分析チャンバ、50…制御部、51…データ処理部、60…記憶装置、100…サンプルプレート、110…ウェル、120…サンプルプレート識別コード、121…ウェル識別コード、321…窒素レーザ、331…カメラ、T…分析テーブル

Claims (6)

  1. 試料・マトリクス混合物が配置されるサンプルプレートの位置を調整する位置制御部と、
    前記試料・マトリクス混合物の位置を確認するための、前記サンプルプレート上の前記試料・マトリクス混合物の画像を取得する画像取得部と、
    前記サンプルプレート上の前記試料・マトリクス混合物にレーザ光を照射するレーザ光照射部と、
    前記レーザ光照射部によるレーザ光の照射によって前記試料・マトリクス混合物から発生したイオンを検出する検出部と、
    前記画像取得部を利用して、前記サンプルプレートに表示されたサンプルプレート識別コードの画像を取得し、前記サンプルプレート識別コードの画像から前記サンプルプレートのプレート識別情報を特定する制御部と、
    を備えるMALDIを利用した質量分析装置。
  2. 前記サンプルプレート識別コードは、二次元コードを含む、請求項1に記載のMALDIを利用した質量分析装置。
  3. 前記画像取得部により前記サンプルプレート識別コードの画像を取得するとき、前記位置制御部を利用して、前記サンプルプレート識別コードの位置が調整される、請求項1または2に記載のMALDIを利用した質量分析装置。
  4. 前記サンプルプレートには、複数の試料・マトリクス混合物が配置される複数のウェルが設けられており、
    前記制御部は、前記画像取得部を利用して、各ウェルの周辺に表示され、各ウェルを識別するためのウェル識別コードの画像を取得し、前記ウェル識別コードの画像から各ウェルのウェル識別情報を特定する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のMALDIを利用した質量分析装置。
  5. 前記ウェル識別コードは、二次元コードを含む、請求項4に記載のMALDIを利用した質量分析装置。
  6. 前記画像取得部により前記ウェル識別コードの画像を取得するとき、前記位置制御部を利用して、前記ウェル識別コードの位置が調整される、請求項4または5に記載のMALDIを利用した質量分析装置。
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