JP2020094721A - 保管庫 - Google Patents

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唯一 牛田
広国 鶴岡
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広国 鶴岡
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Mikio Yagi
三喜男 矢木
隆博 押田
Takahiro Oshida
隆博 押田
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Abstract

【課題】庫内の除湿効果を飛躍的に向上させて、より低湿度な庫内環境を実現する。【解決手段】保管庫1は、加熱再生可能な乾燥剤を有する除湿ユニット2−1、2−2と、緩衝室11とを備える。除湿ユニット2−1は、庫内10と空気循環して、乾燥剤に庫内10から取り込んだ空気中の水分を吸湿させ、庫内10を除湿する第1除湿処理と、緩衝室11と空気循環するとともに、乾燥剤を加熱して乾燥剤の水分を緩衝室11から取り込んだ空気中に放出し、乾燥剤の乾燥能力を再生する第1加熱再生処理とを択一的に実施する。また、除湿ユニット2−2は、緩衝室11と空気循環して、乾燥剤に緩衝室11から取り込んだ空気中の水分を吸湿させ、緩衝室11を除湿する第2除湿処理と、庫外12と空気循環するとともに、乾燥剤を加熱して乾燥剤の水分を庫外12から取り込んだ空気中に放出し、乾燥剤の乾燥能力を再生する第2加熱再生処理とを択一的に実施する。【選択図】図1

Description

本発明は、庫内を除湿する保管庫に関する。
従来、精密機器、食品、化学薬品等の保管品を保管する庫内を除湿する除湿ユニットを備えた保管庫が知られている(例えば特許文献1)。
この種の保管庫に用いられる除湿ユニットは、乾燥装置と、乾燥装置と庫内との空気循環、および乾燥装置と庫外の空気循環を択一的に行わせるためのシャッタと、を有する。乾燥装置は、乾燥装置内に充填された球状、ペレット状等の加熱再生可能な乾燥剤と、乾燥剤を加熱再生するためのヒータと、を有する。そして、除湿ユニットは、シャッタにより庫内と空気循環し、乾燥装置内の乾燥剤に空気中の水分を吸湿させることにより庫内の空気を除湿する(除湿処理)。また、シャッタにより庫外と空気循環し、ヒータにより乾燥装置内の乾燥剤を加熱して、定期的に乾燥剤に溜まった水分を庫外に放出することにより、乾燥剤の乾燥能力を再生する(加熱再生処理)。これらの処理を繰り返し行うことにより庫内を低湿度化する。
特開2013−134034号公報
ところで、特許文献1に記載の保管庫において、庫内の除湿効果を向上させるためには、乾燥装置内の乾燥剤の充填量を増やす、除湿ユニットを追加するなどの対策が考えられる。しかしながら、除湿ユニットを介して外気が庫内に侵入するなどして、いずれの対策も除湿効果の飛躍的な向上を実現することは困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、庫内の除湿効果を飛躍的に向上させて、より低湿度な庫内環境を実現可能な保管庫を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の保管庫では、加熱再生可能な乾燥剤を有する除湿ユニットをN(ただし、N≧2)台設けるとともに、庫内と庫外との空気循環を中継する緩衝室をN−1室設けている。そして、X(ただし、1≦X≦N)番目の除湿ユニットに、X−1番目の緩衝室(ただし、X=1の場合は庫内)と空気循環させて、X−1番目の緩衝室から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤に吸湿させることにより、X−1番目の緩衝室内を除湿する除湿処理と、X番目の緩衝室(ただし、X=Nの場合は庫外)と空気循環させるとともに、乾燥剤を加熱して乾燥剤に溜まった水分をX番目の緩衝室から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤の乾燥能力を再生する加熱再生処理と、を択一的に実施させる。ここで、X番目の除湿ユニットは、X−1番目の除湿ユニット(ただし、X≧2の場合)およびX+1番目の除湿ユニット(ただし、X≦N−1の場合)と同じタイミングで加熱再生処理が実施されないように、加熱再生処理の実施タイミングが制御されていることが好ましい。
例えば、本発明は、
庫内を除湿する保管庫であって、
加熱再生可能な乾燥剤および当該乾燥剤を加熱するヒータを有するN(ただし、N≧2)台の除湿ユニットと、
前記庫内と庫外との空気循環を中継するN−1室の緩衝室と、を備え、
前記除湿ユニットおよび前記緩衝室にはそれぞれ順番が付されており、
X(ただし、1≦X≦N)番目の前記除湿ユニットは、
X−1番目の前記緩衝室(ただし、X=1の場合は前記庫内)と空気循環して、X−1番目の前記緩衝室から取り込んだ空気中の水分を前記乾燥剤に吸湿させることにより、X−1番目の前記緩衝室内を除湿する除湿処理と、
X番目の前記緩衝室(ただし、X=Nの場合は前記庫外)と空気循環し、前記ヒータにより前記乾燥剤を加熱して、当該乾燥剤に溜まった水分をX番目の前記緩衝室から取り込んだ空気中に放出することにより、前記乾燥剤の乾燥能力を再生する加熱再生処理と、を択一的に実施する。
本発明において、1番目の除湿ユニットにより除湿される庫内は、2番目の除湿ユニットにより除湿された1番目の緩衝室と空気循環し、2番目の除湿ユニットにより除湿される1番目の緩衝室は、3番目の除湿ユニットにより除湿された2番目の緩衝室(緩衝室が1室のみならば庫外)と空気循環する。したがって、庫内を除湿する1番目の除湿ユニットを介して庫内に侵入する空気は、2番目の除湿ユニットにより除湿された1番目の緩衝室内の空気となるので、庫内への影響を小さくすることができる。このため、庫内の除湿効果を飛躍的に向上させて、より低湿度な庫内環境を実現可能な保管庫を提供できる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る保管庫1の原理を説明するための図である。 図2(A)および図2(B)は、本発明の一実施の形態に係る保管庫1の概略正面図および概略側面図である。 図3は、図2(A)に示す保管庫1のA−A概略断面図である。 図4は、除湿ユニット2の概略断面図である。 図5は、保管庫1の試験品およびその比較品を長時間(70時間)動作させたときの露点温度の測定結果を示す図である。 図6は、保管庫1の変形例1Aを説明するための図である。 図7は、保管庫1の変形例1Bを説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、本実施の形態の原理を説明する。
本実施の形態に係る保管庫1は、図1に示すように、加熱再生可能な乾燥剤27(図4参照)を有する除湿ユニット2−1、2−2と、庫内10と庫外12との空気循環を中継する緩衝室11と、を備えている。一方の除湿ユニット2−1は、庫内10と空気循環して、庫内10から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、庫内10を除湿する第1除湿処理と、緩衝室11と空気循環するとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分を緩衝室11から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する第1加熱再生処理と、を択一的に実施する。また、他方の除湿ユニット2−2は、緩衝室11と空気循環して、乾燥剤27に緩衝室11から取り込んだ空気中の水分を吸湿させることにより、緩衝室11を除湿する第2除湿処理と、庫外12と空気循環するとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分を庫外12から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する第2加熱再生処理と、を択一的に実施する。庫内10を除湿する除湿ユニット2−1を介して庫内10に侵入する空気は、除湿ユニット2−2により除湿された緩衝室11の空気となるので、外気による庫内10への影響を小さくすることができる。これにより、庫内10の除湿効果が飛躍的に向上する。
つぎに、本実施の形態に係る保管庫1の詳細を説明する。
図2(A)および図2(B)は、本実施の形態に係る保管庫1の概略正面図および概略側面図である。また、図3は、図2(A)に示す保管庫1のA−A概略断面図である。
本実施の形態に係る保管庫1は、例えば露点温度−50℃以下の超低湿度環境が要求される二次電池材料、有機EL封止装置等の保管品を保管する。図2および図3に示すように、保管庫1は、庫内10を形成する筐体100と、緩衝室11を形成する筐体110と、庫内10を除湿する除湿ユニット2−1と、緩衝室11を除湿する除湿ユニット2−2と、除湿ユニット2−1、2−2(以下、単に除湿ユニット2とも呼ぶ)を制御する制御盤3と、庫内10の温度、湿度、および露点温度を測定するセンサ4と、操作パネル5と、を備えている。
筐体100は、庫内10にアクセスするための扉103が前面101に取り付けられている。また、筐体100の例えば背面102には、開口部105が設けられており、この開口部105を塞ぐように除湿ユニット2−1が取り付けられている。
筐体110は、前面111が開口し、この開口に筐体100の開口部105が収まるように筐体100の例えば背面102に取り付けられる。また、筐体110の例えば背面112には開口部115が設けられており、この開口部115を塞ぐように除湿ユニット2−2が取り付けられている。
操作パネル5は、例えば筐体100の前面101に取り付けられ、各種指示、設定情報等の入力操作をユーザから受け付けるためのボタン、キー等の入力装置と、各種設定情報、動作状態、環境情報等をユーザに知らせるための液晶パネル、LED等の表示装置と、を備えている。
除湿ユニット2は、庫内10(除湿ユニット2−1の場合)あるいは緩衝室11(除湿ユニット2−2の場合)を除湿する。
図4は、除湿ユニット2の概略断面図である。
図示するように、除湿ユニット2は、例えば筐体100、110の背面102、112に形成された開口部105、115を塞ぐように配置される。ここでは、除湿ユニット2−1は、庫内10側から開口部105を塞ぐように庫内10に配置されているが、緩衝室11側から開口部105を塞ぐように緩衝室11に配置されてもよい。同様に、除湿ユニット2−2は、緩衝室11から開口部115を塞ぐように緩衝室11に配置されているが、庫外12側から開口部115を塞ぐように庫外12に配置されてもよい。
また、除湿ユニット2は、少なくとも1台の乾燥装置20と、ファン21と、乾燥装置20およびファン21を収容するハウジング22と、を備えている。
ハウジング22には、ハウジング22の内部と庫内10(除湿ユニット2−1の場合)あるいは緩衝室11(除湿ユニット2−2の場合)とを繋ぐ第1通気口として、庫内10あるいは緩衝室11の空気B1をハウジング22内に取り込むための第1吸気口23a、23bと、ハウジング22内の空気B2を庫内10あるいは緩衝室11へ排出する第1排気口24a、24bと、が形成されている。また、ハウジング22の内部と緩衝室11(除湿ユニット2−1の場合)あるいは庫外12(除湿ユニット2−2の場合)とを繋ぐ第2通気口として、緩衝室11あるいは庫外12の空気A1をハウジング22内に取り込むための第2吸気口25a、25bと、ハウジング22内の空気A2を緩衝室11あるいは庫外12へ排出するための第2排気口26a、26bと、が形成されている。ファン21は、これらの通気口23a、23b〜26a、26bを介して、空気を、ハウジング22の内部と庫内10あるいは緩衝室11との間(除湿ユニット2−1の場合)、または、ハウジング22の内部と緩衝室11あるいは庫外12との間(除湿ユニット2−2の場合)で強制的に循環させるために駆動される。
乾燥装置20は、乾燥装置20内に充填された球状、ペレット状等の乾燥剤27と、乾燥装置20内に乾燥剤27とともに収容されたヒータ28と、を備えている。乾燥装置20は、乾燥剤27で吸湿することにより、庫内10(除湿ユニット2−1の場合)あるいは緩衝室11(除湿ユニット2−2の場合)からハウジング22内に取り込まれた空気を除湿する。また、ヒータ28により乾燥剤27を加熱することにより、乾燥剤27が吸湿した水分をハウジング22内から緩衝室11(除湿ユニット2−1の場合)あるいは庫外12(除湿ユニット2−2の場合)へ排出する。
乾燥剤27は、ゼオライト、シリカゲル等の加熱再生可能な乾燥剤であり、庫内10(除湿ユニット2−1の場合)あるいは緩衝室11(除湿ユニット2−2の場合)の空気を十分に除湿できるように、庫内10あるいは緩衝室11のスペースに応じて定められた量の乾燥剤27が乾燥装置20に充填されている。図示していないが、乾燥装置20には、乾燥剤27の粒径より狭い幅のスリットが複数形成されている。乾燥剤27は、このスリットを介してハウジング22内を除湿したり、水分を排出したりする。
ヒータ28は、制御盤3の制御により乾燥装置20内に充填された乾燥剤27を加熱し、乾燥剤27に溜まった水分を排出して乾燥能力を再生する。
また、除湿ユニット2は、第1吸気口23aおよび第2吸気口25aを互いに排他的に開閉するシャッタ29aと、第1排気口24aおよび第2排気口26aを互いに排他的に開閉するシャッタ29bと、をさらに備えている。
図3に戻って説明を続ける。
制御盤3は、センサIF部30と、操作パネルIF部31と、除湿ユニットIF部32、33と、主制御部34と、を備えている。
センサIF部30は、主制御部34をセンサ4に接続するためのインターフェースである。操作パネルIF部31は、主制御部34を操作パネル5に接続するためのインターフェースである。そして、除湿ユニットIF部32、33は、主制御部34を除湿ユニット2−1、2−2にそれぞれ接続するためのインターフェースである。
主制御部34は、センサIF部30を介してセンサ4より庫内10の温度、露点温度、湿度等の情報を受信する。そして、センサ4より受信した庫内10の温度、露点温度、湿度等の情報を、操作パネルIF部31を介して操作パネル5に表示する。また、主制御部34は、操作パネルIF部31を介して操作パネル5よりユーザの指示を受信する。そして、操作パネル5より受信したユーザの指示に従い、除湿ユニットIF部32、33を介して除湿ユニット2−1、2−2を制御し、庫内10および緩衝室11を除湿する。
具体的には、主制御部34は、除湿ユニット2−1をつぎのように制御する。ハウジング22の内部を庫内10にのみ開放した状態(第1吸気口23a:開、第2吸気口25a:閉、第1排気口24a:開、第2排気口26a:閉)で、必要に応じてファン21を回転させる第1除湿処理、および、ハウジング22の内部を一定時間(例えば1時間)緩衝室11にのみ開放した状態(第1吸気口23a:閉、第2吸気口25a:開、第1排気口24a:閉、第2排気口26a:開)で、ヒータ28を動作させて乾燥剤27を加熱しつつ、必要に応じてファン21を回転させる第1加熱再生処理を、択一的に実施する。
第1除湿処理により、庫内10の湿った空気B1が、ハウジング22内に取り込まれ、乾燥装置20の乾燥剤27の吸湿により除湿された後、乾いた空気B2として庫内10に排出されて、庫内10が除湿される。また、第1加熱再生処理により、緩衝室11の空気A1が、ハウジング22内に取り込まれ、ヒータ28により加熱された乾燥剤27から溜まった水分が放出された後、湿った空気A2として緩衝室11に排出されて、乾燥剤27が乾燥する。
また、主制御部34は、除湿ユニット2−2をつぎのように制御する。ハウジング22の内部を緩衝室11にのみ開放した状態(第1吸気口23a:開、第2吸気口25a:閉、第1排気口24a:開、第2排気口26a:閉)で、必要に応じてファン21を回転させる第2除湿処理、および、ハウジング22の内部を一定時間(例えば1時間)庫外12にのみ開放した状態(第1吸気口23a:閉、第2吸気口25a:開、第1排気口24a:閉、第2排気口26a:開)で、ヒータ28を動作させて乾燥剤27を加熱しつつ、必要に応じてファン21を回転させる第2加熱再生処理を、択一的に実施する。
第2除湿処理により、緩衝室11内の湿った空気B1が、ハウジング22内に取り込まれ、乾燥装置20の乾燥剤27の吸湿により除湿された後、乾いた空気B2として緩衝室11に排出されて、緩衝室11が除湿される。また、第2加熱再生処理により、庫外12の空気A1が、ハウジング22内に取り込まれ、ヒータ28により加熱された乾燥剤27から溜まった水分が放出された後、湿った空気A2として庫外12に排出されて、乾燥剤27が乾燥する。
ここで、主制御部34は、第1加熱再生処理および第2加熱再生処理の実施タイミングが重ならないように調整している。例えば、操作パネル5を介してユーザから第1加熱再生処理および第2加熱再生処理に共通の加熱再生インターバルが設定されている場合、加熱再生インターバル毎に第1加熱再生処理および第2加熱再生処理を交互に実施する。あるいは、操作パネル5を介してユーザから第1加熱再生処理および第2加熱再生処理それぞれについて個別に加熱再生インターバルが設定されている場合、第1加熱再生処理および第2加熱再生処理をそれぞれの加熱再生インターバル毎に実施する。そして、第1加熱再生処理および第2加熱再生処理のいずれか一方の実施タイミングが到来したときに、他方を実施中あるいは他方の実施終了から所定時間(例えば1時間)経過前ならば、他方の実施終了から所定時間を経過するのを待って一方を実施する。
本発明者は、庫内10に除湿ユニット2−1が2台配置され、かつ緩衝室11に除湿ユニット2−2が1台配置された試験品と、庫内10に除湿ユニット2−1が2台配置され、かつ緩衝室11および除湿ユニット2−2が省略された(試験品から緩衝室11および除湿ユニット2−2が省略された)比較品と、を用意して、試験品および比較品を長時間動作させたときの露点温度を測定した。
図5は、保管庫1の試験品およびその比較品を長時間(70時間)動作させたときの露点温度の測定結果を示す図である。
ここで、グラフ40は保管庫1の試験品の庫内10の露点温度、グラフ41はその比較品の庫内10の露点湿度を示している。なお、試験環境は、すべて同条件(周囲温度20度、周囲湿度50%RH)としている。また、庫内10に配置された2台の除湿ユニット2−1、および緩衝室11に配置された1台の除湿ユニット2−2の加熱再生インターバルをそれぞれ6時間とし、庫内10に配置された2台の除湿ユニット2−1の加熱再生処理を3時間ずらして交互に実施するとともに、緩衝室11に配置された1台の除湿ユニット2−2の加熱再生処理を、庫内10に配置された2台の除湿ユニット2−1のうちの一方の加熱再生処理の1時間前および他方の2時間後に実施している。
グラフ41に示すように、比較品の最低到達露点温度は−45.4℃であった。グラフ41では、定期的に露点温度が上昇しているが(符号410)、これは庫内10に配置された2台の除湿ユニット2−1により3時間毎に交互に実施される加熱再生処理の影響によるものである。一方、グラフ40に示すように、保管庫1の最低到達露点温度は−54.4℃であった。グラフ40においても、グラフ41と同様、庫内10に配置された2台の除湿ユニット2−1により3時間毎に交互に実施される加熱再生処理の影響により、定期的に露点温度が上昇している(符号400)。なお、グラフ40において、緩衝室11に配置された1台の除湿ユニット2−2の加熱再生処理による影響は見られなかった。
グラフ40、41から明らかなように、保管庫1の試験品の比較品に対する露点温度の低下量は−9.2℃であり、保管庫1の試験品は比較品に比べて除湿効果が飛躍的に向上している。
以上、本発明の一実施の形態について説明した。
本実施の形態に係る保管庫1において、除湿ユニット2−1により除湿される庫内10は除湿ユニット2−2により除湿された緩衝室11と空気循環し、除湿ユニット2−2により除湿される緩衝室11は庫外12と空気循環する。したがって、庫内10を除湿する除湿ユニット2−1を介して庫内10に侵入する空気は、除湿ユニット2−2により除湿された緩衝室11内の空気となるので、庫内10への影響を小さくすることができる。このため、庫内10の除湿効果を飛躍的に向上させて、より低湿度を実現することができ、例えば露点温度−50℃以下の超低湿度環境が要求される二次電池材料、有機EL封止装置等の保管品を保管するのに好適な保管庫1を提供することができる。
また、本実施の形態では、除湿ユニット2−1の第1加熱再生処理および除湿ユニット2−2の第2加熱再生処理の実施タイミングが重ならないように調整している。具体的には、加熱再生インターバル毎に第1加熱再生処理および第2加熱再生処理を交互に実施する。あるいは、第1加熱再生処理および第2加熱再生処理をそれぞれの加熱再生インターバル毎に実施し、第1加熱再生処理および第2加熱再生処理のいずれか一方の実施タイミングが到来したときに、他方を実施中あるいは他方の実施終了から所定時間経過前ならば、他方の実施終了から所定時間を経過するのを待って一方を実施する。このようにすることにより、第1加熱再生処理による露点温度の上昇と第2加熱再生処理による露点温度の上昇とを分散させて、最高到達露点温度の上昇を抑制することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態に係る保管庫1では、除湿ユニット2を2台設けるとともに、庫内10と庫外12との空気循環を中継する緩衝室11を1室設けている。そして、一方の除湿ユニット2−1に、庫内10と空気循環させて、庫内10から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、庫内10を除湿する第1除湿処理と、緩衝室11と空気循環させるとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分を緩衝室11から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する第1加熱再生処理と、を択一的に実施させている。また、他方の除湿ユニット2−2に、緩衝室11と空気循環させて、緩衝室11から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、緩衝室11を除湿する第2除湿処理と、庫外12と空気循環させるとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分を庫外12から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する第2加熱再生処理と、を択一的に実施させている。しかし、本発明はこれに限定されない。
本発明の保管庫1は、除湿ユニット2をN(ただし、N≧2)台設けるとともに、庫内10と庫外12との空気循環を中継する緩衝室11をN−1室設けたカスケード構造を有するものであればよい。そして、N台の除湿ユニット2およびN−1室の緩衝室11に順番を付与し、X(ただし、1≦X≦N)番目の除湿ユニット2に、X−1番目の緩衝室11(ただし、X=1の場合は庫内10)と空気循環させて、X−1番目の緩衝室11から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、X−1番目の緩衝室11を除湿する除湿処理と、X番目の緩衝室11(ただし、X=Nの場合は庫外12)と空気循環させるとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分をX番目の緩衝室11から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する加熱再生処理と、を択一的に実施させるものであればよい。ここで、X番目の除湿ユニット2は、X−1番目の除湿ユニット2(ただし、X≧2の場合)およびX+1番目の除湿ユニット2(ただし、X≦N−1の場合)と同じタイミングで加熱再生処理が実施されないように、加熱再生処理の実施タイミングが制御されていることが好ましい。
図6は、保管庫1の変形例1Aを説明するための図である。
図6に示す保管庫1の変形例1Aは、4台の除湿ユニット2−1〜2−4と、3室の緩衝室11−1〜11−3と、を備えている。除湿ユニット2−1は、庫内10と空気循環して、庫内10から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、庫内10を除湿する第1除湿処理と、緩衝室11−1と空気循環するとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分を緩衝室11−1から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する第1加熱再生処理と、を択一的に実施する。除湿ユニット2−2は、緩衝室11−1と空気循環して、緩衝室11−1から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、緩衝室11−1を除湿する第2除湿処理と、緩衝室11−2と空気循環するとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分を緩衝室11−2から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する第2加熱再生処理と、を択一的に実施する。除湿ユニット2−3は、緩衝室11−2と空気循環して、緩衝室11−2から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、緩衝室11−2を除湿する第3除湿処理と、緩衝室11−3と空気循環するとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分を緩衝室11−3から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する第3加熱再生処理と、を択一的に実施する。また、除湿ユニット2−4は、緩衝室11−3と空気循環して、緩衝室11−3から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、緩衝室11−3を除湿する第4除湿処理と、庫外12と空気循環するとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分を庫外12から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する第4加熱再生処理と、を択一的に実施する。
この変形例1Aによれば、除湿ユニット2−1により除湿される庫内10は、除湿ユニット2−2により除湿された緩衝室11−1と空気循環し、除湿ユニット2−2により除湿される緩衝室11−1は、除湿ユニット2−3により除湿された緩衝室11−2と空気循環する。さらに、除湿ユニット2−3により除湿される緩衝室11−2は、除湿ユニット2−4により除湿された緩衝室11−3と空気循環し、除湿ユニット2−4により除湿される緩衝室11−3は庫外12と空気循環する。したがって、庫内10を除湿する除湿ユニット2−1を介して庫内10に侵入する空気は、除湿ユニット2−2により除湿された緩衝室11−1の空気となり、緩衝室11−1を除湿する除湿ユニット2−2を介して緩衝室11−1に侵入する空気は、除湿ユニット2−3により除湿された緩衝室11−2の空気となり、緩衝室11−2を除湿する除湿ユニット2−3を介して緩衝室11−2に侵入する空気は、除湿ユニット2−4により除湿された緩衝室11−3の空気となるので、上記の実施の形態に係る保管庫1に比べて除湿能力が向上するとともに、庫内10への影響をさらに小さくできる。
また、上記の実施の形態に係る保管庫1の庫内10に、内部にアクセスするための扉を有するM(ただし、M≧1)台の調湿庫と、除湿ユニット2と同じ構成を有するM台の追加除湿ユニット2Aと、をさらに設けてもよい。そして、M台の調湿庫および追加除湿ユニット2Aに順番を付与し、Y(ただし、1≦Y≦M)番目の調湿庫を、Y−1番目の調湿庫内(ただし、Y=1の場合は庫内10)に入れ子状に配置して、Y番目の追加除湿ユニット2Aに、Y番目の調湿庫と空気循環させて、Y番目の調湿庫から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、Y番目の調湿庫内を除湿する除湿処理と、Y−1番目の調湿庫(ただし、Y=1の場合は庫内10)と空気循環させるとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分をY−1番目の調湿庫から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する加熱再生処理と、を択一的に実施させてもよい。ここで、Y番目の追加除湿ユニット2Aは、Y−1番目の追加除湿ユニット2A(ただし、Y=1の場合は除湿ユニット2−1)およびY+1番目の追加除湿ユニット2A(ただし、Y≦M−1の場合)と同じタイミングで加熱再生処理が実施されないように、加熱再生処理の実施タイミングを制御することが好ましい。
図7は、保管庫1の変形例1Bを説明するための図である。
図7に示す保管庫1の変形例1Bは、図1に示す保管庫1に、調湿庫6および調湿庫6に取り付けられた追加除湿ユニット2Aが追加された構成を有している。調湿庫6は、庫内10に配置され、調湿庫6の内部にアクセスするための扉60が前面(扉103側の面)に取り付けられている。追加除湿ユニット2Aは、調湿庫6と空気循環して、調湿庫6から取り込んだ空気中の水分を乾燥剤27に吸湿させることにより、調湿庫6を除湿する除湿処理と、庫内10と空気循環するとともに乾燥剤27を加熱して、乾燥剤27に溜まった水分を庫内10から取り込んだ空気中に放出することにより、乾燥剤27の乾燥能力を再生する加熱再生処理と、を択一的に実施する。
この変形例1Bによれば、追加除湿ユニット2Aにより除湿される調湿庫6は、除湿ユニット2−1により除湿された庫内10と空気循環するので、調湿庫6を除湿する追加除湿ユニット2Aを介して調湿庫6に侵入する空気は、除湿ユニット2−1により除湿された庫内10の空気となり、調湿庫6を庫内10よりもさらに低湿度にすることができる。
また、上記の実施の形態に係る保管庫1において、除湿ユニット2のファン21を省略してもよい。さらに、操作パネル5を省略してもよい。なお、操作パネル5を省略する場合、加熱再生インターバルは予め除湿ユニット2に設定されているものとする。
また、上記の実施の形態に係る保管庫1および変形例1A、1Bでは、一台の制御盤3で複数の除湿ユニット2を制御しているが、除湿ユニット2毎に制御盤を設けて、各除湿ユニット2をそれぞれ対応する制御盤で個別に制御するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態に係る保管庫1および変形例1A、1Bでは、庫内10および緩衝室11にそれぞれ1台の除湿ユニット2を配置しているが、本発明はこれに限定されない。複数台の除湿ユニット2を1台の除湿ユニットとして庫内10あるいは緩衝室11に配置してもよい。この場合、1台の除湿ユニットを構成する複数台の除湿ユニット2間において、加熱再生処理が同時に実行されないように加熱再生処理の実施タイミングを調整することが好ましい。
同様に、上記の実施の形態に係る保管庫1の変形例1Bでは、調湿庫6に除湿ユニット2と同じ構成を有する1台の追加除湿ユニット2Aを配置しているが、本発明はこれに限定されない。複数台の追加除湿ユニット2Aを1台の追加除湿ユニットとして調湿庫6に配置してもよい。この場合、1台の追加除湿ユニットを構成する複数台の追加除湿ユニット2A間において、加熱再生処理が同時に実行されないように、加熱再生処理の実施タイミングを調整することが好ましい。
また、上記の実施の形態に係る保管庫1において、制御盤3の機能構成(図3参照)は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、およびHDD等の補助記憶装置を備えた汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
1、1A、1B:保管庫 2、2−1〜2−4:除湿ユニット
2A:追加除湿ユニット 3:制御盤 4:センサ 5:操作パネル
6:調湿庫 10:庫内 11、11−1〜11−3:緩衝室
12:庫外 20:乾燥装置 21:ファン 22:ハウジング
23a、23b:第1吸気口 24a、24b:第1排気口
25a、25b:第2吸気口 26a、26b:第2排気口
27:乾燥剤 28:ヒータ 29a、29b:シャッタ
30:センサIF部 31:操作パネルIF部
32、33:除湿ユニットIF部 34:主制御部 60:調湿庫6の扉
100、110:筐体 101:筐体100の前面
102:筐体100の背面 103:筐体100の扉
105:筐体100の開口部 111:筐体110の前面
112:筐体110の背面 115:筐体110の開口部

Claims (2)

  1. 庫内を除湿する保管庫であって、
    加熱再生可能な乾燥剤および当該乾燥剤を加熱するヒータを有するN(ただし、N≧2)台の除湿ユニットと、
    前記庫内と庫外との空気循環を中継するN−1室の緩衝室と、を備え、
    前記除湿ユニットおよび前記緩衝室にはそれぞれ順番が付されており、
    X(ただし、1≦X≦N)番目の前記除湿ユニットは、
    X−1番目の前記緩衝室(ただし、X=1の場合は前記庫内)と空気循環して、X−1番目の前記緩衝室から取り込んだ空気中の水分を前記乾燥剤に吸湿させることにより、X−1番目の前記緩衝室内を除湿する除湿処理と、
    X番目の前記緩衝室(ただし、X=Nの場合は前記庫外)と空気循環するとともに、前記ヒータにより前記乾燥剤を加熱して、当該乾燥剤に溜まった水分をX番目の前記緩衝室から取り込んだ空気中に放出することにより、前記乾燥剤の乾燥能力を再生する加熱再生処理と、を択一的に実施する
    ことを特徴とする保管庫。
  2. 請求項1に記載の保管庫であって、
    前記庫内にアクセスするための保管庫扉と、
    内部にアクセスするための調湿庫扉を有するM(ただし、M≧1)台の調湿庫と、
    加熱再生可能な乾燥剤および当該乾燥剤を加熱するヒータを有するM台の追加除湿ユニットと、をさらに備え、
    前記調湿庫および前記追加除湿ユニットにはそれぞれ順番が付されており、
    Y(ただし、1≦Y≦M)番目の前記調湿庫は、
    Y−1番目の前記調湿庫内(ただし、Y=1の場合は前記庫内)に配置され、
    Y番目の前記追加除湿ユニットは、
    Y番目の前記調湿庫と空気循環して、Y番目の前記調湿庫から取り込んだ空気中の水分を前記乾燥剤に吸湿させることにより、Y番目の前記調湿庫内を除湿する除湿処理と、
    Y−1番目の前記調湿庫(ただし、Y=1の場合は前記庫内)と空気循環するとともに、前記ヒータにより前記乾燥剤を加熱して、当該乾燥剤に溜まった水分をY−1番目の前記調湿庫から取り込んだ空気中に放出することにより、前記乾燥剤の乾燥能力を再生する加熱再生処理と、を択一的に実施する
    ことを特徴とする保管庫。
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