JP2020093905A - コンベアベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】スカートによって生じる摩耗に対する耐久性を確保しつつ、生産効率を損なうことのないコンベアベルトを提供する。
【解決手段】幅方向に沿って延在する芯体が埋設されたコンベアベルト10であって、コンベアベルト10の幅方向両端部に、芯体よりもコンベアベルト10の搬送面12側に位置し、少なくとも一部が芯体に対して幅方向に重複する補強材70が埋設された構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンベアベルトに関し、スカート機構を備えたベルトコンベアに好適なコンベアベルトに関する。
従来、例えば上方からの投入によって飛散しやすい粉体等を搬送するベルトコンベアには、コンベアベルトの両端部において、ベルト搬送面の表面と当接するスカートと称される機構が設けられている。スカートは、搬送方向に沿って所定長さ延在する例えばゴムや軟性の樹脂等からなる部材であって、当該スカートによってベルト搬送面との間に生じる隙間が閉塞されることにより、搬送物の飛散,落下が防止される。一方、スカートの先端部は、搬送面と密に接した状態であるため、同じくゴム等からなるコンベアベルトの両端部の表面は、スカートの先端部との摩擦によって徐々に摩耗し、搬送物との摩擦によって想定される本来の耐用期間よりも前に、両端部の摩耗によって使用が不可能となってしまう場合があった。このような局所的な摩耗を防止する方策として、特許文献には、コンベアベルトの幅方向の一部の範囲を耐摩擦性に優れたゴムコンパウンドを使用し、摩擦に対する耐久性を向上させることが開示されている。
しかしながら、特許文献に記載の方策にあっては、局所的な範囲にのみ、他の範囲と組成が異なるゴムを配設する必要があるため、工数及びコストの増加を招き、俄かに採用し難いという欠点がある。
特開平9−278139号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、スカートによって生じる摩耗に対する耐久性を確保しつつ、生産効率を損なうことのないコンベアベルトを提供する。
上述の課題を解決するための構成として、幅方向に沿って延在する芯体が埋設されたコンベアベルトであって、コンベアベルトの幅方向両端部に、芯体よりもコンベアベルトの搬送面側に位置し、少なくとも一部が芯体に対して幅方向に重複する補強材が埋設された構成とした。
本構成によれば、コンベアベルトの幅方向両端部に、一部が芯体に対して幅方向に重複する補強材が埋設されているため、スカートと搬送面との摩擦によって摩耗が進行した場合であっても、芯体に向けて摩耗が進行することがなく、コンベアベルトの耐久性を向上させると共に、補強材を埋設するだけで良いので、生産効率を向上させることができる。
また、補強材が、コンベアベルトの厚さ寸法の中央よりも搬送面側に位置する構成としても良い。
また、補強材の幅方向寸法が、コンベアベルトの幅方向寸法に対して、幅方向端部から幅方向中央に向かって3%から25%の範囲に収まる寸法である構成としても良い。
ベルトコンベアの概略構成図である。 コンベアベルトの幅方向断面図である。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1に示すように、ベルトコンベア1は、搬送物Pを搬送可能な搬送面12を有するコンベアベルト10と、搬送面12に対して搬送物Pを上方から投入可能とするシュート機構30とを主たる構成として備える。コンベアベルト10は、例えば図外の駆動源と連結された図外の主動プーリ間に架け渡された無端状であって、主動プーリが正逆方向に回転することによって、搬送面12に載置された搬送物Pを長手方向に沿った一方向に搬送する。
主動プーリ間には、複数の中間ローラ20が配設されており、搬送物Pが載置された搬送面12を下方から支持する。コンベアベルト10の幅方向両側には、ガイド板14;14が設けられる。ガイド板14;14は、コンベアベルト10の長手方向に沿って所定長さ延長する板体であって、ステー15によって支持され、コンベアベルト10の幅方向中央から幅方向端部10a;10bに向けて上方に傾斜して設けられる。
図示の通り、コンベアベルト10の幅方向端部10a;10b側の下面11は、それぞれガイド板14;14によって支持されており、コンベアベルト10は、両側端部が上方に傾斜した状態で移動することとなり、搬送物Pの落下や飛散が防止される。なお、ガイド板14;14の表面は、低摩擦化が図られており、コンベアベルト10の移動時には、これを阻害することなく案内する。
シュート機構30は、上方の投入口32と、投入口32に投入された搬送物Pを下方に位置するコンベアベルト10の搬送面12上に緩やかに落下させる傾斜面34、及び排出口36を有する概略箱型である。シュート機構30の両側側面40;40には、ブラケット42;42を介して取り付けられ、下方の搬送面12側に突出するように延長するスカート部46;46が設けられる。
スカート部46は、前述のガイド板14の長手方向の延長長さと略対応するようにコンベアベルト10の長手方向に沿って延長するゴムや軟質の樹脂等からなり、図2に示す如く、その下端部46aは、コンベアベルト10の幅方向中央部に向けて傾斜すると共に、コンベアベルト10の表面に対して密に接触する。スカート部46;46が、それぞれコンベアベルト10の両端部の表面に接して設けられたことにより、シュート機構30を介して搬送面12上に投入された搬送物Pは、コンベアベルト10及びスカート部46;46によって包囲された状態となり、周囲に飛散,落下することが防止される。
次に、図2を参照して、上記構成からなるコンベアベルト10の具体的構成について説明する。同図に示すように、本実施形態に係るコンベアベルト10は、下側カバーゴム60と、当該下側カバーゴム60と加硫により一体化される上側カバーゴム62と、下側カバーゴム60内に埋設された複数の芯体としての帆布66a乃至66cと、上側カバーゴム62内に埋設される補強材70とを主たる構成とする。なお、説明の便宜上、図示の下側カバーゴム60と上側カバーゴム62との間には境界が示されるが、加硫によって一体化された場合、境界は消失する。
下側カバーゴム60に埋設される複数の帆布66a乃至66cは、長手方向に連続して延長すると共に、コンベアベルト10の幅方向の略全域に渡って延在する芯体である。帆布66a乃至66cは、接着ゴムによってコーティングされた後、下側カバーゴム60内において上下方向に積層された状態で配設される。なお、帆布66a乃至66cの数はこれに限られるものではなく、搬送物Pの重量や用途によって適宜設定可能である。
複数の帆布66a乃至66cが配設された下側カバーゴム60の幅方向両端部には、それぞれ補強材70;70が配設される。補強材70は、帆布66a乃至66cと同様に、長手方向に連続して延長する。また、補強材70は、コンベアベルト10の幅方向端部10a;10bと対応するように、換言すれば、上述のスカート部46;46と接する位置と対応するように設けられる例えば厚さ1mm程度の金属製の部材である。補強材としては、例えばコンベアベルト10の長手方向と直交する方向に延長し、かつ、長手方向に沿って所定の間隔を隔てて配置された多数の硬質コードを、長手方向に延長する多数の経糸に長手方向に位置ずれ不能に絡ませて織り込まれた補強帯(スチールブレーカー)等、摩耗に対して耐性を有する部材が好適である。
補強材70の幅寸法W1としては、コンベアベルト10の幅方向寸法W2に対して、コンベアベルト10の幅方向端部10a;10bを基点としてそれぞれ幅方向中央部に向けて、3%から25%程度の範囲を占める寸法に設定するのが好適であり、このように設定しておくことにより、コンベアベルト10の幅方向寸法の変更に伴ってスカート部46;46間の幅方向の離間距離や形状が変化する場合であっても、スカート部46の接触範囲を補強材70が存在する範囲に留めることが可能となり、帆布60aまで摩耗が進行することを防止できる。なお、スカート部46;46間の幅方向の離間距離や形状が定形的である場合には、上記範囲に収まる寸法であれば如何なる寸法であっても良い。
また、図示の例では、補強材70の幅方向外側端部70a;70bの位置をコンベアベルト10の幅方向端部の位置と実質的に一致させているが、これに限るものではなく、例えば下層に位置する帆布66aの幅方向端部の位置と一致させる構成や、補強材70の幅方向外側端部の位置を帆布66aの幅方向端部の位置よりも内側に設定しても良い。
即ち、補強材70の位置及び幅方向寸法の設定にあっては、コンベアベルト10と接するスカート部46の位置及び形状を勘案し、少なくとも最も上層に位置する帆布66aに対して、当該帆布66aよりも搬送面12側に位置する補強材70の一部が幅方向に重なり合う範囲を有するように設定すれば良く、このような設定とすることにより、摩耗が帆布66aにまで進行することを防止できる。
また、コンベアベルト10の厚さ方向における補強材70の位置としては、少なくとも後述のプレス成型後に得られるコンベアベルト10の上下寸法Lの中間(L/2)よりも搬送面12側(上方側)に配設することが肝要である。より詳細には、補強材70を、少なくとも最も上層に位置する帆布66aの表面Sから1mm以上の間隔を空けると共に、上側カバーゴム62の表面(搬送面12)から1mm以上の間隔を空けた位置に埋設することが好ましい。このような構成とすることにより、補強材70上に位置する上側カバーゴム62の表面が摩耗した場合であっても、補強材70が、下方に位置する帆布66aとの距離を隔てた状態で摩耗の進行を阻止できるため、帆布が露出することによる耐久性の著しい低下を効果的に防止することができる。
内部に複数の帆布66a乃至66cが埋設され、補強材70;70が配設された下側カバーゴム60には、所定厚さを有する上側カバーゴム62が、その全域に対向するように配設される。そして、下側カバーゴム60と上側カバーゴム62とが高温高圧化においてプレス成型されることにより加硫,一体化され、内部に複数の帆布66a乃至66c及び補強材70とが埋設され、摩耗に対して高い耐久性を具備するコンベアベルト10を効率的に得ることが可能となる。
1 ベルトコンベア,10 コンベアベルト,10a;10b 幅方向端部,
12 搬送面,46 スカート部,66a乃至66c 帆布,70 補強材

Claims (3)

  1. 幅方向に沿って延在する芯体が埋設されたコンベアベルトであって、
    前記コンベアベルトの幅方向両端部に、前記芯体よりも前記コンベアベルトの搬送面側に位置し、少なくとも一部が前記芯体に対して幅方向に重複する補強材が埋設されたことを特徴とするコンベアベルト。
  2. 前記補強材が、前記コンベアベルトの厚さ寸法の中央よりも前記搬送面側に位置することを特徴とする請求項1記載のコンベアベルト。
  3. 前記補強材の幅方向寸法が、前記コンベアベルトの幅方向寸法に対して、幅方向端部から幅方向中央に向かって3%から25%の範囲に収まる寸法であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンベアベルト。
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