JP2020093438A - インク供給システムおよびインクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
Description
前記インク容器は、インクが収容され、密閉されている。前記インクヘッドは、前記インクを吐出する。前記送液ポンプは、前記第1流路に設けられ、駆動時には前記インク容器から前記インクヘッドに向かう方向に前記インクを送出し、停止時には前記第1流路を閉鎖するように構成されている。前記第1分岐部は、前記第1流路の前記送液ポンプよりも前記インク容器側の部分に設けられている。前記第2分岐部は、前記第1流路の前記送液ポンプよりも前記インクヘッド側の部分に設けられている。前記バルブは、前記第2流路を開放または閉鎖するように構成されている。前記圧力検出装置は、前記第1流路の前記送液ポンプよりも前記インクヘッド側の部分、または前記第2流路の前記バルブよりも前記インクヘッド側の部分に設けられ、圧力を検出するとともに検出した圧力に対応した信号を送信する。前記第1流路のうち前記第1分岐部と前記第2分岐部との間の部分と、前記第2流路とは、循環流路を構成している。
前記制御装置は、受信部と、循環制御部と、第1警告部とを備えている。前記受信部は、前記圧力検出装置からの信号を受信する。前記循環制御部は、前記バルブを開放するとともに前記送液ポンプを駆動させ、前記循環流路において前記インクを循環させる。前記第1警告部は、前記循環制御部が前記バルブを開放した際に前記圧力検出装置が検出した圧力が所定の第1圧力を下回っていた場合に警告を発する。
この状態から、インクの供給よりも先にインクが循環される時間がきた場合について説明する。図6に示された状態では、制御装置100は、第1流路53aの送液ポンプ56よりもインクカートリッジ52側の部分、および、第2流路53bの循環バルブ57よりもインクカートリッジ52側の部分が負圧になっていることを認識していない。循環制御部104は、前回のインク循環から所定の時間が経過すると、インクの循環を開始しようとする。この場合、循環制御部104は、送液ポンプ56を駆動させてセンサ58hが信号を発しない状態にした後、メインバルブ54を閉鎖し、さらに循環バルブ57を開放する。
インクカートリッジ52内のインクの残量が少なくなり、第1流路53aの送液ポンプ56よりもインクカートリッジ52側の部分、および、第2流路53bの循環バルブ57よりもインクカートリッジ52側の部分が負圧になった状態から、インクが消費された場合には、第2警告部105cが警告を発する。インクが消費された場合とは、例えば、インクが吐出された場合や、キャッピング装置60によってインクが吸引された場合などである。
本実施形態では、第1警告部105aまたは第2警告部105cによって警告が発せられた後、所定の時間が経過しても警告が解除されない場合には、再度インクの循環が行われる。これは、インクの中には長時間にわたって循環を停止させると循環流路53cに固着する可能性が高いものもあり、そのようなインクの固着を防止するためである。なお、インクの循環を再度行うかどうかは、ユーザーが設定できてもよい。
50 インク供給システム
51 インクヘッド
52 インクカートリッジ(インク容器)
53a 第1流路
53b 第2流路
53c 循環流路
56 送液ポンプ
57 循環バルブ
58 ダンパ
58h センサ(圧力検出装置)
60 キャッピング装置
61 キャップ
62 キャップ移動機構
63 吸引ポンプ(吸引機構)
70 ワイピング装置
71 ワイパー
72 ワイパー移動機構
100 制御装置
101 受信部
102 印刷制御部
103 供給制御部
104 循環制御部
105a 第1警告部
105b 第1表示制御部
105c 第2警告部
105d 第2表示制御部
106 循環停止部
107 記憶部
108 クリーニング制御部
120 操作パネル(表示装置)
D1 第1分岐部
D2 第2分岐部
Claims (9)
- インクが収容され、密閉されたインク容器と、
前記インクを吐出するインクヘッドと、
前記インク容器と前記インクヘッドとを接続する第1流路と、
前記第1流路に設けられ、駆動時には前記インク容器から前記インクヘッドに向かう方向に前記インクを送出し、停止時には前記第1流路を閉鎖するように構成された送液ポンプと、
前記第1流路の前記送液ポンプよりも前記インク容器側の部分に設けられた第1分岐部と、
前記第1流路の前記送液ポンプよりも前記インクヘッド側の部分に設けられた第2分岐部と、
一端が前記第1分岐部に接続され、他端が前記第2分岐部に接続された第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開放または閉鎖するように構成されたバルブと、
前記第1流路の前記送液ポンプよりも前記インクヘッド側の部分、または前記第2流路の前記バルブよりも前記インクヘッド側の部分に設けられ、圧力を検出するとともに検出した圧力に対応した信号を送信する圧力検出装置と、
前記インクヘッド、前記送液ポンプ、前記バルブ、および前記圧力検出装置に接続された制御装置と、
を備え、
前記第1流路のうち前記第1分岐部と前記第2分岐部との間の部分と、前記第2流路とは、循環流路を構成し、
前記制御装置は、
前記圧力検出装置からの信号を受信する受信部と、
前記バルブを開放するとともに前記送液ポンプを駆動させ、前記循環流路において前記インクを循環させる循環制御部と、
前記循環制御部が前記バルブを開放した際に前記圧力検出装置が検出した圧力が所定の第1圧力を下回っていた場合に警告を発する第1警告部と、
を備えている、
インク供給システム。 - 前記制御装置に接続された表示装置を備え、
前記制御装置は、前記第1警告部が警告を発した場合に、前記インク容器内の前記インクの残量が所定量を下回っていることを示す表示を前記表示装置に表示させる第1表示制御部を備えている、
請求項1に記載のインク供給システム。 - 前記制御装置は、前記第1警告部が警告を発した場合に、前記送液ポンプを停止し、前記バルブを閉鎖するように設定された循環停止部を備えている、
請求項1または2に記載のインク供給システム。 - 前記インクが一時的に貯留される貯留室を備え、前記第2分岐部または前記第1流路の前記第2分岐部よりも前記インクヘッド側の部分に設けられたダンパを備え、
前記圧力検出装置は、前記ダンパに設けられるとともに、前記貯留室内の圧力を検出し、
前記制御装置は、前記圧力検出装置が検出した圧力が所定の第2圧力を下回る場合には前記送液ポンプを駆動させ、前記第2圧力以上の場合には前記送液ポンプを停止させる供給制御部を備えている、
請求項1〜3のいずれか一つに記載のインク供給システム。 - 前記制御装置は、前記供給制御部が前記送液ポンプを所定の回数駆動させた後に、前記圧力検出機構が検出した圧力が前記第2圧力を下回っている場合に警告を発する第2警告部を備えている、
請求項4に記載のインク供給システム。 - 前記制御装置に接続された表示装置を備え、
前記制御装置は、前記第2警告部が警告を発した場合に、前記インク容器内の前記インクの残量が所定量を下回っていることを示す表示を前記表示装置に表示させる第2表示制御部を備えている、
請求項5に記載のインク供給システム。 - 前記圧力検出装置は、前記ダンパ内の圧力が前記第1圧力を下回ったとき、または上回ったときに信号を発するように構成され、
前記第2圧力は、前記第1圧力と等しく設定されている、
請求項4〜6のいずれか一つに記載のインク供給システム。 - 請求項1〜7のいずれか一つに記載のインク供給システムを備えた、
インクジェットプリンタ。 - 前記インクヘッドに装着可能なキャップと、前記キャップを前記インクヘッドに装着させまたは離間させるキャップ移動機構と、前記キャップに接続された吸引機構とを備えたキャッピング装置と、
前記インクヘッドを払拭するワイパーと、前記インクヘッドと前記ワイパーとを相対的に移動させるワイパー移動機構とを備えたワイピング装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第1警告部が警告を発した場合に、前記送液ポンプを停止し、前記バルブを閉鎖するように設定された循環停止部と、
前記第1警告部が警告を発したことを記憶する記憶部と、
前記インクヘッドから前記インクを吐出させ、印刷を行う印刷制御部と、
前記キャッピング装置と前記ワイピング装置を制御して所定のクリーニング作業を行わせるクリーニング制御部と、
を備え、
前記クリーニング作業は、
前記キャップを前記インクヘッドに装着し、前記吸引機構を駆動させる吸引作業と、
前記ワイパーを移動させて、前記ワイパーに前記インクヘッドを払拭させるワイピング作業と、
を含み、
前記循環制御部は、前記循環停止部が前記インクの循環を停止してから所定の時間が経過した後に再度前記インクを循環させるように設定され、
前記クリーニング制御部は、前記第1警告部が警告を発したことが前記記憶部に記憶された状態で前記循環制御部が前記インクを循環させた場合には、印刷の前に前記キャッピング装置および前記ワイピング装置に前記クリーニング作業を行わせるように設定されている、
請求項8に記載のインクジェットプリンタ。
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JP2018231918A JP7204462B2 (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | インク供給システムおよびインクジェットプリンタ |
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