JP2020093324A - ワーク高さ測定装置を具えた両頭フライス装置 - Google Patents
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Abstract
Description
即ち、本発明に係るワーク高さ測定装置を具えた両頭フライス装置は、ワークを位置決めセットするための位置決めセット位置において、テーブルの上面に治具を介して載置された直方体状の該ワークを、上下動し得る押圧具で該テーブルの上面に向けて押圧することによって該ワークを位置決めセットする如くなされており、該ワークが位置決めセットされた状態で、該テーブルが前進し、該前進による該ワークの前進に伴って、該ワークの左右対向する両側面に、左右対向するフライスカッタがフライス加工を施す両頭フライス装置であり、前記位置決めセット位置において設けられたワーク高さ測定装置と、ワーク高さ判定装置と、計算装置と、早送り前進移動装置とを具えている。前記ワーク高さ測定装置は、前記ワークの上端の、基準点からの高さを測定するものであり、前記ワーク高さ判定装置は、前記ワークの上端の前記高さが前記フライスカッタの中心の、前記基準点からの高さよりも低いか否かを判定するものである。前記計算装置は、前記判定装置によって前記上端の前記高さが前記中心の前記高さよりも低いと判定された場合に、前記ワークの、前記フライスカッタの前記中心を通る軸線と平行する前端上縁と、該前端上縁を通る水平面と前記フライスカッタの刃先とが交わる水平な交差線との間の水平最短距離を、該ワークの上端の前記高さを基に算出するものである。前記早送り前進移動装置は、前記水平最短距離が所要設定距離になるまで前記テーブルを、前記位置決めセット位置から前記フライスカッタの刃先に向けて、相対的に早送りにより前進移動させるものであり、前記フライスカッタの刃先から該所要設定距離を隔てる加工開始位置に前記テーブルが達した後は、該テーブルを、移動速度の遅い通常の切削速度で前進させることを特徴とするものである。
特に、前記ワーク高さ測定装置を、上下動し得る前記押圧具の、基準位置からの下降量に応じて前記ワークの上端の前記高さを測定するように構成する場合、即ち、前記ワーク高さ測定装置を前記押圧具の下降動作に連動させるように構成する場合は、該押圧具によるワーク押圧の完了と同時に前記高さ測定を完了できる簡便さがある。
又前記計算装置は、前記判定装置によって前記上端31の前記高さが前記中心33の前記高さよりも低いと判定された場合に、前記ワーク2の、前記フライスカッタ11,12の前記中心33,33を通る軸線34と平行する前端上縁35と、該前端上縁35を通る水平面36(図7)と前記フライスカッタ11,12の刃先37,37とが交わる水平な交差線( 図1、図7に例示されている)38との間の水平最短距離L(図7)を、該ワーク2の上端31の前記高さを基に算出するものである。
前記早送り前進移動装置は、前記水平最短距離Lが所要設定距離になるまで前記テーブル5を、前記位置決めセット位置3から前記フライスカッタ11,12の刃先37,37に向けて、相対的に早送りによる前進移動させる。そして、前記テーブル5が、前記フライスカッタ11,12の刃先37,37から該所要設定距離を隔てる加工開始位置39に達した後は、該テーブル5を、移動速度の遅い通常の切削速度で前進させるものである。
L6=L2−L1
L52 =L42 +L62
前記測定結果に基づき、前記と同様にして、前記テーブル5が前記加工開始位置まで早送り前進移動され、その後は該テーブル5が通常の切削速度で、図10に矢印で示すように前進することによって、前記ワーク2の対向する前後側面10c,10dに所要のフライス加工が施される。以上によって、ワークの4側面10a,10b,10c,10dが所要にフライス加工される。図10において一点鎖線で示すワーク2は、これに対するフライス加工が完了した状態を示している。
2 ワーク
3 位置決めセット位置
5 テーブル
6 上面
7 治具
9 押圧具
10 側面
11 フライスカッタ
12 フライスカッタ
13 第1のヘッド
15 第2のヘッド
20 L字状当接片
21 位置決め装置
31 上端
32 基準点
33 中心
35 前端上縁
37 刃先
39 加工開始位置
47 測定片
Claims (3)
- ワークを位置決めセットするための位置決めセット位置において、テーブルの上面に治具を介して載置された直方体状の該ワークを、上下動し得る押圧具で該テーブルの上面に向けて押圧することによって該ワークを位置決めセットする如くなされており、該ワークが位置決めセットされた状態で、該テーブルが前進し、該前進による該ワークの前進に伴って、該ワークの左右対向する両側面に、左右対向するフライスカッタがフライス加工を施す両頭フライス装置であり、
前記位置決めセット位置において設けられたワーク高さ測定装置と、ワーク高さ判定装置と、計算装置と、早送り前進移動装置とを具えており、
前記ワーク高さ測定装置は、前記ワークの上端の、基準点からの高さを測定するものであり、
前記ワーク高さ判定装置は、前記ワークの上端の前記高さが前記フライスカッタの中心の、前記基準点からの高さよりも低いか否かを判定するものであり、
前記計算装置は、前記判定装置によって前記上端の前記高さが前記中心の前記高さよりも低いと判定された場合に、前記ワークの、前記フライスカッタの前記中心を通る軸線と平行する前端上縁と、該前端上縁を通る水平面と前記フライスカッタの刃先とが交わる水平な交差線との間の水平最短距離を、該ワークの上端の前記高さを基に算出するものであり、
前記早送り前進移動装置は、前記水平最短距離が所要設定距離になるまで前記テーブルを、前記位置決めセット位置から前記フライスカッタの刃先に向けて、相対的に早送りにより前進移動させるものであり、前記フライスカッタの刃先から該所要設定距離を隔てる加工開始位置に前記テーブルが達した後は、該テーブルを、移動速度の遅い通常の切削速度で前進させることを特徴とするワーク高さ測定装置を具えた両頭フライス装置。 - 前記ワーク高さ測定装置は、上下動し得る前記押圧具の、基準位置からの下降量に応じて前記ワークの上端の前記高さを測定することを特徴とする請求項1記載のワーク高さ測定装置を具えた両頭フライス装置。
- 前記基準点が前記テーブルの上面として設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のワーク高さ測定装置を具えた両頭フライス装置。
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CN116673531A (zh) * | 2023-07-26 | 2023-09-01 | 宁波市云逸五金科技有限公司 | 一种铝制品加工设备及其加工方法 |
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CN116673531A (zh) * | 2023-07-26 | 2023-09-01 | 宁波市云逸五金科技有限公司 | 一种铝制品加工设备及其加工方法 |
CN116673531B (zh) * | 2023-07-26 | 2023-11-10 | 宁波市云逸五金科技有限公司 | 一种铝制品加工设备及其加工方法 |
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