JP2020090128A - 乗物用マット - Google Patents

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【課題】発光体をより確実に保護することが可能な乗物用マットを提供する。【解決手段】第1層11と第1層11の上側に配されて第1層11より軟質な第2層30とからなるマット本体40と、第1層11から第2層30に連通して第2層30の上面側に開口する開口部41と、開口部41の内部における第1層11の上面より下側に配された発光体51と、光透過性および柔軟性を有する材料からなり開口部41を塞ぐ中空状のカバー60と、を備えたものとする。乗員に踏まれても、第1層11に荷重が加わるようにして、発光体51に直接荷重がかからないようにすることができ、発光体51が破損するような事態を回避することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、乗物の床面に敷設される乗物用マットに関する。
乗物の床面に敷設される乗物用マットにおいて、光による演出効果を付与すべく、発光部を設けたものが存在する。下記特許文献1に記載のフロアマットは、その一例であり、ベース部材に設けた複数の凹所にLED光源(発光体)の一部が突出する状態で取り付けられ、そのベース部材上に、それら複数のLED光源に対応する箇所に貫通孔を形成したカーペットを着脱可能とした構成のものとなっている。その下記特許文献1に記載のフロアマットは、ベース部材から突出したLED光源をカーペットの位置合わせとして利用することができ、カーペットをベース部材に対して容易に着脱できることが記載されている。
特開2003−210308号公報
上記特許文献1に記載のフロアマットは、そのフロアマット上に人が乗った場合、人の足はカーペットに沈み込むことになり、LED光源に直接荷重が加わって、LED光源が破損する虞がある。また、乗物用マットにおいては、発光体に水が浸入する虞があり、その水によって故障する虞がある。
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、発光体をより確実に保護することが可能な乗物用マットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の乗物用マットは、
第1層と前記第1層の上側に配されて前記第1層より軟質な第2層とからなるマット本体と、
前記第1層から前記第2層に連通し、前記第2層の上面側に開口する開口部と、
前記開口部の内部における前記第1層の上面より下側に配された発光体と、
光透過性および柔軟性を有する材料からなり前記開口部を塞ぐ中空状のカバーと、
を備えたことを特徴とする。
この構成の乗物用マットは、下層側に配された硬質な第1層の上面より下側に発光体が位置しているため、乗員に当該乗物用マットが踏まれても、第1層に荷重が加わるようにして、発光体に直接荷重がかからないようにすることができる。つまり、この構成の乗物用マットによれば、発光体が破損するような事態を回避することが可能である。また、カバーが柔軟性を有する材料からなるため、第2層とカバーとの質感を近づけることができ、乗員が足をのせたときの違和感を抑えることができるとともに、床の形状に沿って敷設することが可能である。
上記構成において、前記第2層は、複数のパイルが形成されたカーペット層であり、
前記カバーは、自身の外周を形成する壁部と前記壁部の上端を繋ぐように形成された天面部とを有して前記開口部に嵌め入れられており、前記壁部の上端が前記第2層における前記パイルの上端より上側に位置する構成とすることができる。
例えば、パイルがカバーの壁部より上側に突出していると、パイルの一部がカバーの天面部に倒れて被さってしまう場合がある。そのような場合、発光する部分の一部がパイルに隠れて発光する部分の形状が崩れ、見栄えが悪化してしまう。あるいは、カーペット層のカバーとの境界部分においてパイルが揃わずに、見栄えが悪化してしまう。それに対し、この構成の乗物用マットによれば、カバーに沿う部分のパイルがカバーの天面部に倒れることがなく、上記のような見栄えの悪化を防止することができる。
また、上記構成において、前記開口部は、ライン状の溝とされ、前記発光体は、前記開口部に沿って長手状に配された構成とすることができる。
この構成の乗物用マットは、開口部がライン状の溝とされていることで、乗員の足がカバーとマット本体との両者にまたがる状態となるように、換言すれば、乗員にカバーのみが踏まれることのないようにすることが可能である。ちなみに、開口部は、直線状の溝、曲線状の溝、あるいは、屈折する形状の溝等、種々の形状とすることができる。
また、上記構成において、前記カバーは、前記開口部の長手方向に沿った筒状で、長手方向における一端側に開口するものとされ、前記発光体は、前記カバーの前記一端側から挿入された構成とすることができる。
この構成の乗物用マットは、発光体がカバーの内部に収容されているため、カバー内部への水の浸入を防ぐことができ、発光体に対する防水性能が高いものとなる。さらに言えば、カバーが筒状とされているため、水が浸入し難く、防水性能に特に優れたものとなる。また、この構成の乗物用マットは、カバーに発光体を組み付けた状態でマット本体に取り付けることができるため、当該乗物用マットを簡便に構成することができる。
また、上記構成において、前記カバーは、前記発光体を上面に固定するための底面側部材と前記底面側部材の上方側を覆う上蓋部材とからなり、前記底面側部材と前記上蓋部材とによって中空状をなし、内部に前記発光体を収容するように構成することができる。
この構成の乗物用マットは、発光体がカバーの内部に収容されているため、カバー内部への水の浸入を防ぐことができ、発光体への防水性能が高いものとなる。また、この構成の乗物用マットは、カバーに発光体を組み付けた状態でマット本体に取り付けることができるため、当該乗物用マットを簡便に構成することができる。さらに言えば、底面側部材に対して発光体を組み付けた後に上蓋部材で覆うため、発光部を収容するカバーを種々の形状のものとすることができ、意匠性をより高めることができる。
本発明によれば、発光体をより確実に保護することが可能な乗物用マットを提供することができる。
本発明の第1実施例の乗物用マットを示す斜視図である。 本発明の第1実施例の乗物用マットを後方側からの視点において示す断面図である。 図2の一部を拡大して示す図である。 本発明の第2実施例の乗物用マットの一部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明のいくつかの実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、本発明は、下記の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。
本発明の第1実施例の乗物用マットは、車両のフロアFL(図2参照)上に、詳しく言えば、各座席の足元に敷設される車両用フロアマットである。図1および図2には、運転席用のフロアマット10を示す。本実施例のフロアマット10は、図1に示すように、ベース11と、そのベース11上に配されたカーペット部12および発光部13と、からなる。なお、各図には、本フロアマット10を車両のフロアFLに敷設した状態において、車両前方および車両後方をFRおよびRRの矢印でそれぞれ示し、上方および下方をUPおよびDWの矢印でそれぞれ示し、車両の右側および左側をRおよびLの矢印でそれぞれ示す。
ベース11は、樹脂やゴム等(エラストマー,ウレタンゴムなど)の可撓性を有する材料からなり、概して面状の部材である。そのベース11は、また、周縁部20が上方に突出して形成されており、上方からの視点においてフレーム状をなすものとなっている。また、周縁部20の内側の本体部21には、車両前後方向に延びる直線状の開口22が、車幅方向に所定間隔をおいて複数(本実施例においては6本)形成されている。
カーペット部12は、車両前後方向に長い複数のタフトカーペット30を含み、それらタフトカーペット30の各々が、ベース11の本体部21に対して複数の開口22の間に配されている。各タフトカーペット30は、図3に示すように、複数(無数)のパイル31が形成されたものであり、それらパイル31を基布32に植え付け、基布32の裏側に突出した縫い目をラテックス(ゴム)33でコーティングして固定させ、そのラテックス33のさらに裏側に裏布(麻・不織布)34を貼ったものである。そして、各タフトカーペット30が、ベース11の本体部21における複数の開口22の間に、接着テープ35によって接着されている。なお、パイル31は、毛先をカットしてそろえたカットパイルとなっている。ただし、パイルは、カットパイルに限定されず、ループパイルであってもよく、それらが混合していてもよい。
上記のような構成から、本実施例のフロアマット10は、第1層としてのベース11と、そのベース11の上側に配されて第1層より軟質な第2層(カーペット層)としてのタフトカーペット30と、からなるマット本体40を主体として構成されるものとなっている。そのマット本体40には、ベース11に形成された開口22と、各タフトカーペット30の間の隙間30aとによって、第1層から第2層に連通して第2層であるタフトカーペット30の上面側に開口する開口部41が形成されている。そして、その開口部41は、車両前後方向に延びる直線状(ライン状)の溝となっている。なお、開口部41は、ベース11の下面側にも開口しており、貫通孔となっている。ちなみに、マット本体40には、車両後方側の左右の各々に、2つの円形の開口部42も形成されており、その円形の開口部42には、グロメット43が取り付けられている。そのグロメット43は、フロアFL側に設けられたフック等の係止部材(図示省略)が挿入されて、本フロアマット10のフロアFLに対するズレを防止するためのものである。
そして、本実施例のフロアマット10は、発光部13を形成する複数の照明装置50を含んで構成される。それら複数の照明装置50は、上記のマット本体40の複数の開口部42の各々に配されている。各照明装置50は、車両前後方向に延びる直線状のものである。具体的には、各照明装置50は、図3に示すように、発光体である複数のLED51と、それら複数のLED51が実装されるLED基板52と、そのLED基板52を収容するLED収容部材53と、からなるLEDユニット54を主体として構成されたものであり、そのLEDユニット54は、長手状のLED基板52に対して複数のLED51がその長手方向に沿って並んで実装されて、長手状のLED収容部材53内に収容されたものとなっている。
また、各照明装置50は、LEDユニット54の光を拡散させるための拡散部材60を含んで構成される。その拡散部材60は、光透過性および柔軟性を有する材料、例えば、ソフトアクリルやシリコン等によって形成されている。その拡散部材60は、図3に示すように、上記のLEDユニット54を上面に固定するための底面側部材61と、その底面側部材61の上方側を覆う上蓋部材62と、によって構成される。底面側部材61は、LEDユニット54を固定させる溝状のベース部61aと、そのベース部61aの左右の各々に突出する一対のフランジ部61bと、を有する。一方、上蓋部材62は、車幅方向に対向し車両前後方向に延びる状態で立設された一対の壁部62aと、それら一対の壁部62aの上端を繋ぐように形成された天面部62bと、左側の壁部62aから左側に右側の壁部62aから右側にそれぞれ突出する一対のフランジ部62cと、を有する。そして、底面側部材61の一対のフランジ部61bと上蓋部材62の一対のフランジ部62cとが、接着テープ63によって接着されることで、拡散部材60は、中空状をなすものとなっている。つまり、各照明装置50は、拡散部材60の内部にLEDユニット54が収容されたものとなっている。
上記の各照明装置50は、ベース11の下面側から開口部41に嵌め入れられ、上蓋部材62の一対のフランジ部62cにおける上面がベース11の下面に接着テープ64によって接着されている。その状態において、照明装置50の拡散部材60は、タフトカーペット30の上方側に僅かに突出した状態となっている。つまり、拡散部材60は、マット本体40の開口部41を塞ぐものとなっており、中空状のカバーとして機能するものとなっている。
また、各照明装置50がマット本体40に固定された状態においては、発光体であるLED51は、図3に示すように、開口部41における第1層であるベース11(本体部21)の上面より下側に配されているのである。以上説明したように、本実施例のフロアマット10は、第1層であるベース11とその上側に配されてベース11より軟質な第2層であるタフトカーペット30とからなるマット本体40と、ベース11からタフトカーペット30に連通してそのタフトカーペット30の上面側に開口する開口部41と、その開口部41の内部におけるベース11の上面より下側に配された発光体であるLED51と、光透過性および柔軟性を有する材料からなり開口部41を塞ぐ中空状のカバーとしての拡散部材60と、を備えたものとなっている。そのような構成により、本実施例のフロアマット10は、下層側に配された硬質なベース11の上面より下側にLED51が位置していることで、乗員によって本フロアマット10が踏まれた場合、発光部13とともにカーペット部12が踏まれてベース11に荷重が加わるため、LED51に直接荷重がかからないようにすることができる。つまり、本実施例のフロアマット10によれば、LED51が破損するような事態を回避することが可能である。また、拡散部材60が柔軟性を有する材料からなるため、発光部13の質感をカーペット部12の質感に近づけることができ、乗員が足をのせたときの違和感を抑えることができる。さらに、マット本体40だけでなく各照明装置50も、柔軟性を有しているため、本実施例のフロアマット10は、床の形状に沿って容易に敷設することが可能である。
また、本実施例のフロアマット10は、マット本体40に形成された開口部41がライン状の溝とされて、その開口部41に沿ってLED51が配されている。つまり、発光部13の幅が比較的小さくされており、乗員の足が発光部13とカーペット部12との両者にまたがる状態となるように、換言すれば、乗員に発光部13のみが踏まれることのないようにすることができ、より確実にLED51の破損を回避することができる。
また、各照明装置50がマット本体40に固定された状態においては、拡散部材60の上蓋部材62における天面部62bが、タフトカーペット30の上面より突出した状態となっている。さらに詳しく言えば、上蓋部材62における一対の壁部62aは、その上端がタフトカーペット30のパイル31の上端より上側に位置しているのである。例えば、パイル31が壁部62aより上側に突出していると、パイル31が拡散部材60の上面(上蓋部材62の天面部62bの上面)に倒れて被さってしまう場合がある。そのような場合、発光部13の一部がパイル31に隠れて直線状の発光部13の一部が隠れてしまい、見栄えが悪化してしまうことになる。また、タフトカーペット30の拡散部材60との境界部分においてパイル31が直線状にならず歪んでしまい、見栄えが悪化してしまうことになる。それに対し、本実施例のフロアマット10によれば、拡散部材60の壁部62aに沿う部分のパイル31が拡散部材60の天面部62b上に倒れることがなく、上記のような見栄えの悪化を防止することができる。
また、本実施例のフロアマット10は、カバーとしての拡散部材60が、底面側部材61と上蓋部材62とから構成され、発光部であるLED51を内部に収容する構成とされていた。そのような構成により、拡散部材60の内部への水の浸入を防ぐことができ、LED51への防水性能が高いものとなる。また、本実施例のフロアマット10は、拡散部材60にLED51を組み付けた状態でマット本体40に取り付けることができるため、当該フロアマット10を簡便に構成することができる。
本発明の第2実施例の乗物用マットである車両用フロアマット80を、図4に、それの断面を拡大して示す。第2実施例のフロアマット80は、第1実施例のフロアマット10と類似の公正であるため、第1実施例のフロアマット10と同一の構成要素については、同じ符号を用い、その説明を省略する、あるいは、簡略的に行うものとする。
第2実施例のフロアマット10は、第1実施例のフロアマット10と同様に、第1層としてのベース81とそれの上側に配されてベース81より軟質なタフトカーペット30とからなるマット本体82を主体として構成される。また、そのマット本体82には、第1実施例に係るマット本体40と同様に、ベース81からタフトカーペット30に連通してタフトカーペット30の上面に開口する(ベース81の下面側にも開口している)複数の開口部41が形成されている。
また、本実施例のフロアマット10は、マット本体40の複数の開口部41の各々に、複数の照明装置90が配されている。各照明装置90は、第1実施例に係る照明装置50と同様に、発光体としての複数のLED91を有するLEDユニット92と、そのLEDユニット92を収容してLED91の光を拡散させる拡散部材93と、を含んで構成される。拡散部材93は、第1実施例に係る拡散部材60と同様に、光透過性および柔軟性を有する材料からなる。ただし、拡散部材93は、第1実施例に係る拡散部材60とは異なり、図4に示すように、2つの部材に分割されておらず、1つの部材からなる。詳しく言えば、第2実施例に係る拡散部材93は、押出成形によって断面が概して四角形の筒状に成形されたものとなっている。そのような形状とされることで、拡散部材93は、中空状のものとなっている。なお、LEDユニット92は、複数のLED91とそれら複数のLED91が実装されるLED基板94とからなり、筒状に形成された拡散部材93の端部側の開口から挿入され、拡散部材93の底面に固定されている。
そして、上記のように構成された各照明装置90は、ベース81の下面側から開口部41に嵌め入れられ、拡散部材93の底面から左右に突出したフランジ部93aにおいてベース81の下面に固定されている。その状態において、照明装置90の拡散部材93は、タフトカーペット30の上方側に僅かに突出した状態となっている。つまり、拡散部材93は、マット本体82の開口部41を塞ぐものとなっており、中空状のカバーとして機能するものとなっている。
以上のように、第2実施例のフロアマット80は、第1実施例のフロアマット10と同様に、下層側に配された硬質なベース81の上面より下側にLED91が位置していることで、乗員によって本フロアマット80が踏まれた場合、発光部13とともにカーペット部12が踏まれてベース81に荷重が加わるため、LED91に直接荷重がかからないようにすることができる。つまり、第2実施例のフロアマット80も、LED91が破損するような事態を回避することが可能である。また、拡散部材93が柔軟性を有する材料からなるため、発光部13の質感をカーペット部12の質感に近づけることができ、乗員が足をのせたときの違和感を抑えることができる。なお、第2実施例のフロアマット80は、拡散部材93が筒状とされているため、水が浸入を防止することができ、LEDユニット92に対する防水性能に特に優れたものとなっている。
<他の実施形態>
上記2つの実施例の乗物用マットにおいては、マット本体に形成された開口部41が直線状に形成されて、それに合わせて直線状の発光部が設けられていたが、それに限定されない。例えば、開口部は、曲線状、屈折するライン状、また、円形状等、種々の形状のものとすることができる。ただし、開口部は、乗員に踏まれた場合に、マット本体部の第2層とカバーとにまたがるように、その形状や配置位置が決定されることが望ましい。また、上記2つの実施例の乗物用マットにおいては、開口部が、第2層のみならず第1層をも貫通する貫通孔とされていたが、第1層は底面を有する形状とされていてもよい。
また、上記2つの実施例の乗物用マットにおいては、中空状のカバーが発光体を収容するものとされていたが、それに限定されない。例えば、開口部が底面を有する形状とされてその底面に発光体を固定し、中空状のカバーを第1層の上面に固定するような構成とすることもできる。
上記2つの実施例の乗物用マットは、車両用のフロアマットとされていたが、それに限定されず、本発明の乗物用マットは、床面に敷設されるマットを備える種々の乗物において採用可能である。例えば、列車や遊戯用車両、飛行機やヘリコプター、船舶や潜水艇などの乗物の乗物用マットに適用することができる。
FL…フロア、10…フロアマット〔乗物用マット、第1実施例〕、11…ベース〔第1層〕、12…カーペット部、13…発光部、22…開口、30…タフトカーペット〔第2層〕、30a…隙間、31…パイル、40…マット本体、41…開口部、51…LED〔発光体〕、60…拡散部材〔中空状のカバー〕、61…底面側部材、62…上蓋部材、62a…一対の壁部、62b…天面部、80…フロアマット〔乗物用マット、第2実施例〕、81…ベース〔第1層〕、82…マット本体、91…LED〔発光体〕、93…拡散部材〔中空状のカバー〕

Claims (5)

  1. 第1層と前記第1層の上側に配されて前記第1層より軟質な第2層とからなるマット本体と、
    前記第1層から前記第2層に連通し、前記第2層の上面側に開口する開口部と、
    前記開口部の内部における前記第1層の上面より下側に配された発光体と、
    光透過性および柔軟性を有する材料からなり前記開口部を塞ぐ中空状のカバーと、
    を備えた乗物用マット。
  2. 前記第2層は、複数のパイルが形成されたカーペット層であり、
    前記カバーは、自身の外周を形成する壁部と前記壁部の上端を繋ぐように形成された天面部とを有して前記開口部に嵌め入れられており、前記壁部の上端が前記第2層における前記パイルの上端より上側に位置する請求項1に記載の乗物用マット。
  3. 前記開口部は、ライン状の溝とされ、
    前記発光体は、前記開口部に沿って長手状に配された請求項1または請求項2に記載の乗物用マット。
  4. 前記カバーは、前記開口部の長手方向に沿った筒状で、長手方向における一端側に開口するものとされ、
    前記発光体は、前記カバーの前記一端側から挿入された請求項3に記載の乗物用マット。
  5. 前記カバーは、前記発光体を上面に固定するための底面側部材と前記底面側部材の上方側を覆う上蓋部材とからなり、前記底面側部材と前記上蓋部材とによって中空状をなし、内部に前記発光体を収容するように構成された請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用マット。
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