JP2020089506A - 歯茎振動口腔ケア器 - Google Patents

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久 台
hisashi Dai
久 台
晶彦 台
Masahiko Dai
晶彦 台
晃子 小林
Akiko Kobayashi
晃子 小林
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Abstract

【課題】振動により歯茎へのケアを行う器具を提供する。【解決手段】人の上下歯の間に噛み込まれるように歯列に沿って馬蹄形状に湾曲するベース部と、前記歯列の唇頬側を覆うように前記ベース部の外側に位置する外側部と、前記歯列の舌側を覆うように前記ベース部の内側に位置する内側部と、前記外側部の前方側から唇の外方へ向けて突出する突出部と、を有する装着部20、及び、前記突出部に接続され前記歯列における上下の歯茎に振動を付与する振動付与装置60を備える歯茎振動口腔ケア器10であって、前記ベース部において前記歯列の歯咬面に対応する位置には前記歯列に沿って連続した開口部が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、振動により歯茎への薬剤浸透やマッサージなど口腔ケアを行う器具に関する。
下記特許文献1のように、マウスピースへの振動により歯列を矯正する装置が開示されている。
特開2016−171960号公報
本発明は、振動により歯茎への薬剤浸透やマッサージなど口腔ケアを行う器具に関して、その振動により歯列への悪影響をできるだけ回避することを目的とする。
上記課題に鑑み、本願の第1の態様に係る歯茎振動口腔ケア器10は、人の上下歯の間に噛み込まれるように歯列に沿って馬蹄形状に湾曲するベース部30と、前記歯列の唇頬側を覆うように前記ベース部30の外側に位置する外側部40と、前記歯列の舌側を覆うように前記ベース部30の内側に位置する内側部50と、前記外側部40の前方側から唇の外方へ向けて突出する突出部38と、を有する装着部20、及び、前記突出部38に接続され前記歯列における上下の歯茎に振動を付与する振動付与装置60を備えるとともに、前記ベース部30において前記歯列の歯咬面に対応する位置には前記歯列に沿って連続した開口部35が設けられていることを特徴とする。
なお、本願においては、湾曲する歯列の外方に当たる側を、唇や頬の側に当たる側として「唇頬側」と表現する。また、同じく歯列の内方に当たる側を、舌の側に当たる側として「舌側」と表現する。さらに、「前後」の方向は、この歯茎振動口腔ケア器10を装着する人から見た前後の方向をいう。
また、本願の第2の態様は、前記第1の態様の特徴に加え、前記開口部35は、前記歯列において左右犬歯とこれに隣接する各小臼歯との間に相当する位置で外側と内側とを連結する連結部34によって分断されていることを特徴とする。
さらに、本願の第3の態様は、前記第1又は第2の態様の特徴に加え、前記外側部40及び前記内側部50は、それぞれ前記歯列における上下の歯茎にまで達する高さを有していることを特徴とする。
また、本願の第4の態様は、前記第1から第3までのいずれかの態様の特徴に加え、前記ベース部30と、前記外側部40及び前記内側部50とは、互いに硬度の異なる熱可塑性樹脂により形成されているとともに、前記ベース部30の硬度は前記外側部40及び前記内側部50の硬度よりも高いことを特徴とする。
さらに、本願の第5の態様は、前記第4の態様の特徴に加え、前記突出部38は、前記ベース部30の一部として形成されていることを特徴とする。
本願の各態様は上記のように構成されているので、以下に記すような効果を奏する。
すなわち、本願の第1の態様によれば、振動付与装置が突出部を介して、実際に口内に装着される装着部、ずなわち、ベース部並びに歯列の唇側又は頬側を覆う外側部及び歯列の舌側を覆う内側部を振動させることにより、該外側部及び該内側部に挟まれた歯茎を効果的にケアすることが可能となる。しかもその際、ベース部に設けられた開口部を通じて上下歯は自然に咬合することが可能となるため、歯への振動の影響は最小限に留めることができる。よって、高齢や歯周病等により歯が弱っている場合や、部分義歯を装着しているような場合であっても、そのような弱っている歯や義歯への影響を考慮せずに、振動による歯茎ケアを安心して行うことができる。
また、本願の第2の態様によれば、上記第1の態様による効果に加え、上下歯の咬合に影響の少ない部位、具体的には左右犬歯とこれに隣接する小臼歯との間で開口部を分断するように連結部でベース部の唇頬側と舌側とを連結することが可能となるため、ベース部の構造の安定性を確保することが可能となる。
さらに、本願の第3の態様によれば、上記第1又は第2の態様による効果に加え、前記外側部及び前記内側部は確実に歯茎に達することとなるため、歯茎への振動によるケアが確実に行われることとなる。
また、本願の第4の態様によれば、上記第1から第3までのいずれかの態様による効果に加え、より剛性の必要な前記ベース部はより硬度の高い材質で形成し、また、歯茎に直接当たる前記外側部及び前記内側部はより硬度の低い柔らかい材質で形成することとなるため、構造上の安定性と歯茎への負担の軽減とを両立させることが可能となる。また、このような構成により、前記ベース部を一次成形品とし、前記外側部及び前記内側部を二次成形品とする、いわゆる二色成形により前記装着部を成形することが可能ともなっている。
さらに、本願の第5の態様によれば、上記第4の態様による効果に加え、振動が直接伝達される突出部はより硬度の高いベース部の一部として形成されることとなるため、振動による直接的な影響をより剛性の高いベース部に担わせることが可能となっている。
実施の形態に係る歯茎振動口腔ケア器の全体構成図である。 装着部の正面寄り斜視図である。 装着部の平面寄り斜視図である。 装着部の正面図である。 装着部の背面寄り斜視図である。 ベース部の平面図である。
以下、本願に係る実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施の形態の歯茎振動口腔ケア器10は、口腔内に装着される装着部20と、これに接続される振動付与装置60とにより構成される。
装着部20は、より高い硬度(たとえば、80A〜90A)の熱可塑性樹脂(たとえば、エラストマー)により形成されるベース部30と、より低い硬度(たとえば、30A〜40A)の熱可塑性樹脂(たとえば、エラストマー)により形成される外側部40及び内側部50とが二色成形により形成されたものである。具体的には、ベース部30が一次成形にて形成され、そして、外側部40及び内側部50が二次成形にて形成される。外側部40の高さは約3cmで、内側部50の高さは約2cmであり、各々厚さは3〜5mmである。外側部40及び内側部50はこのような高さであるため、それぞれ上下の歯茎にまで十分達することとなっている。
すなわち、図2の正面寄り斜視図、図3の平面寄り斜視図、図4の正面図及び図5の背面寄り斜視図のそれぞれに示すように、外側部40はベース部30の外縁側に当たる唇頬側に位置し、内側部50はベース部30の内縁側に当たる舌側に位置する。さらに、ベース部30の一部である突出部38は外側部40の外縁から前方へ突出している(図2〜図4参照)。また、外側部40及び内側部50はそれぞれ、ベース部30の上下方向に設けられている(図2及び図4参照)。
ベース部30は図6に示すように、歯列に沿った馬蹄形状に湾曲した形状を呈しており、外側に位置するより大きな弧状の外縁部31と、内側に位置するより小さな弧状の内縁部32と、これら外縁部31及び内縁部32を後端側で連結する後縁部33と、前端寄りの2箇所で連結する連結部34と、外縁部31の外側外面41の前端から前方へ突出する突出部38と、により構成されている。
そして、外縁部31と、内縁部32と、2つの連結部34とにより囲まれる弧状の前方開口部36、及び、外縁部31と、内縁部32と、連結部34と、後縁部33とにより囲まれる2箇所の後方開口部37の、計3箇所の開口部35が形成されている。これら開口部35を通して、上下歯を直接咬合させることが可能となっている。すなわち、前方開口部36を通して門歯及び犬歯が噛み合い、後方開口部37を通して臼歯が噛み合うことが可能である。換言すると、開口部35は上下歯の歯咬面に相当する位置に設けられ、連結部34は、犬歯とこれに隣接する小臼歯との間に位置することになる。
図1に戻り、電源装置61には図示しない充電器が内蔵されている。そして、電源スイッチ62と切替スイッチ63とが正面に設けられている。この電源装置61から電源コード64を介して接続される振動付与装置60には図示しない小型モータが内蔵されている。
使用の際には、まず、振動付与装置60を前記突出部(図2〜図4参照)の先端に接続する。そして、上下歯をそれぞれ外側部40と内側部50との間隙に嵌め込むようにして、ベース部30を噛み込むようにする。換言すると、外側部40の外側内面42と内側部50の内側外面51との間に上下歯がそれぞれ歯茎ごと嵌まり込み、このとき、ベース部30の開口部35を通して上下歯が直接咬合することとなっている。なお、舌は内側部50の内側内面52に接触し得る位置にある。
この状態で、電源装置61の電源スイッチ62を押下すると、振動付与装置60内の小型モータが作動し振動する。この振動が突出部38からベース部30に伝わり、さらにこのベース部30を介して外側部40及び内側部50にも伝わり、歯茎がこの振動によりケアされることになる。この際、切替スイッチ63を操作することで、振動付与装置60の振動の強弱を調整することができる。なお、もう一度電源スイッチ62を押下すれば振動付与装置60内の小型モータの振動は停止する。
このとき、前記したように上下歯はベース部30の開口部35を通して直接噛み合わされているため、上下歯がベース部30から直接加えられる振動は小さく、よって歯への振動の影響は最小限に留められる。
なお、装着部20を口腔内に挿入する前に、外側部40と内側部50との間に歯周病ケア用等の軟膏やジェルを塗布しておけば、振動による歯茎のケアがより効果的になる。
また、前記ベース部30並びに外側部40及び内側部50を形成する熱可塑性樹脂としては、エラストマーに限らず、射出成形可能な材質であれば特に制限なく使用でき、たとえば、シリコンゴムなども使用することができる。
なお、前記電源装置61に内蔵されている電源は、充電器に限定されず、乾電池でも良く、あるいは、AC電源が接続されるようになっていても良い。
本発明は、振動により歯茎への薬剤浸透やマッサージなど口腔ケアを行う器具として利用可能である。
10 歯茎振動口腔ケア器 20 装着部
30 ベース部 31 外縁部 32 内縁部
33 後縁部 34 連結部 35 開口部
36 前方開口部 37 後方開口部 38 突出部
40 外側部 41 外側外面 42 外側内面
50 内側部 51 内側外面 52 内側内面
60 振動付与装置 61 電源装置 62 電源スイッチ
63 切替スイッチ 64 電源コード

Claims (5)

  1. 人の上下歯の間に噛み込まれるように歯列に沿って馬蹄形状に湾曲するベース部と、
    前記歯列の唇頬側を覆うように前記ベース部の外側に位置する外側部と、
    前記歯列の舌側を覆うように前記ベース部の内側に位置する内側部と、
    前記外側部の前方側から唇の外方へ向けて突出する突出部と、を有する装着部、及び、
    前記突出部に接続され前記歯列における上下の歯茎に振動を付与する振動付与装置
    を備えるとともに、
    前記ベース部において前記歯列の歯咬面に対応する位置には前記歯列に沿って連続した開口部が設けられていることを特徴とする歯茎振動口腔ケア器。
  2. 前記開口部は、前記歯列において左右犬歯とこれに隣接する各小臼歯との間に相当する位置で外側と内側とを連結する連結部によって分断されていることを特徴とする請求項1記載の歯茎振動口腔ケア器。
  3. 前記外側部及び前記内側部は、それぞれ前記歯列における上下の歯茎にまで達する高さを有していることを特徴とする請求項1又は2記載の歯茎振動口腔ケア器。
  4. 前記ベース部と、前記外側部及び前記内側部とは、互いに硬度の異なる熱可塑性樹脂により形成されているとともに、前記ベース部の硬度は前記外側部及び前記内側部の硬度よりも高いことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の歯茎振動口腔ケア器。
  5. 前記突出部は、前記ベース部の一部として形成されていることを特徴とする請求項4記載の歯茎振動口腔ケア器。
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