JP2020086266A - 観察装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力不足を生じさせることなく、効率的にデータを転送する。【解決手段】観察装置本体11と、観察装置本体11に接続され、観察装置本体11に対して電源供給を行うとともに、観察装置本体11との間で通信を行うコントロールユニット3とを備え、観察装置本体11が、観察対象を撮影する撮像部12と、コントロールユニット3の電源供給能力を取得する電源能力取得部14と、コントロールユニット3から観察装置本体11に向けた通信帯域を取得する通信帯域取得部15と、取得された電源供給能力および通信帯域を満足する撮像パラメータを含む撮像制御パターンを選択し、選択された撮像制御パターンにより撮像部12を制御する制御部16とを備える観察装置1である。【選択図】図2

Description

本発明は、観察装置に関するものである。
従来、外部情報処理装置と記録装置との間でインタフェースを経由してデータの転送を行う場合に、外部情報処理装置から入力されるデータの転送速度を検出し、データ入力待ちすることなく記録可能か否かを判定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−255143号公報
しかし、処理装置と記録装置との間で電力供給を行う場合には、入力待ちなく記録可能な転送速度として高い転送速度が検出された場合であっても、検出された転送速度で転送したのでは、電源供給能力の不足によりデータを転送することができない事態が発生するという不都合がある。
本発明は、電力不足を生じさせることなく、効率的にデータを転送することができる観察装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、観察装置本体と、該観察装置本体に接続され、該観察装置本体に対して電源供給を行うとともに、前記観察装置本体との間で通信を行うコントロールユニットとを備え、前記観察装置本体が、観察対象を撮影する撮像部と、前記コントロールユニットの電源供給能力を取得する電源能力取得部と、前記コントロールユニットから前記観察装置本体に向けた通信帯域を取得する通信帯域取得部と、取得された前記電源供給能力および前記通信帯域を満足する撮像パラメータを含む撮像制御パターンを選択し、選択された該撮像制御パターンにより前記撮像部を制御する制御部とを備える観察装置である。
本態様によれば、撮像部による撮像に先立って、コントロールユニットと観察装置本体との間で通信が行われ、コントロールユニットによる電源供給能力が電源能力取得部により取得され、コントロールユニットから観察装置本体に向けた通信帯域が通信帯域取得部により取得される。そして、制御部が、取得された電源供給能力および通信帯域を満足する撮像パラメータを含む撮像制御パターンを選択し、選択された撮像制御パターンにより撮像部が制御される。
すなわち、コントロールユニットから観察装置本体に向けた通信帯域が高いほど、データを高速に通信できる一方、消費電力が高くなるため、より大きな電源供給能力が必要となる。したがって、消費電力に影響を与える撮像パラメータが、取得された電源供給能力および通信帯域を満足するものである撮像制御パターンを選択して、当該撮像制御パターンで撮像部を制御することにより、電力不足を生じさせることなく、効率的にデータを転送することができる。
上記態様においては、前記制御部が、前記電源供給能力を第1閾値と比較すると共に、前記通信帯域を第2閾値と比較し、前記電源供給能力が前記第1閾値よりも大きく且つ前記通信帯域が前記第2閾値よりも大きい場合、前記撮像制御パターンとして第1撮像制御パターンを選択し、選択された該第1撮像制御パターンにより前記撮像部を制御し、前記電源供給能力が前記第1閾値以下の場合、前記撮像制御パターンとして前記第1撮像制御パターンよりも少ない消費電力の第2撮像制御パターンを選択し、選択された該第2撮像制御パターンにより前記撮像部を制御してもよい。
この構成により、電源供給能力が第1閾値よりも大きく且つ通信帯域が第2閾値よりも大きい場合、第1撮像制御パターンで撮像部が制御され、電源供給能力が第1閾値以下の場合、第1撮像制御パターンよりも少ない消費電力の第2撮像制御パターンで撮像部が制御されることで、電力不足を生じさせることなく、効率的にデータを転送することができる。
上記態様においては、前記観察装置本体が、前記撮像部を移動させる駆動部を備え、前記制御部が、取得された前記電源供給能力を満足する駆動パラメータを含む駆動制御パターンを選択し、選択された駆動制御パターンにより前記駆動部を制御してもよい。
この構成により、取得された電源供給能力および通信帯域を満足する撮像パラメータを含む撮像制御パターンにより撮像部が制御され、かつ、電源供給能力を満足する駆動パラメータを含む駆動制御パターンにより駆動部が制御される。すなわち、電力不足を生じさせることなく、駆動部により撮像部を2次元的に移動させてより広い範囲の撮影を行いながら、効率的にデータを転送することができる。
また、上記態様においては、前記観察装置本体が、前記観察対象を照明する光源部を備え、前記制御部が、取得された前記電源供給能力を満足する照明パラメータを含む照明制御パターンを選択し、選択された該照明制御パターンにより前記光源部を制御してもよい。
この構成により、取得された電源供給能力および通信帯域を満足する撮像パラメータを含む撮像制御パターンにより撮像部が制御され、かつ、電源供給能力を満足する照明パラメータを含む照明制御パターンにより光源部が制御される。すなわち、電力不足を生じさせることなく、光源部により照明光を観察対象に照射させて、撮像部により撮影を行いながら、効率的にデータを転送することができる。
また、上記態様においては、前記撮像パラメータが、前記撮像部のフレームレートおよび画素数の少なくとも1つを含んでいてもよい。
この構成により、撮像部のフレームレートが高いほど、または画素数が大きいほど消費電力が高くなるので、電源供給能力が高く、通信帯域が高い場合には、電源供給能力を満たす範囲で高いフレームレートまたは大きな画素数が選択され、通信帯域は高いが電源供給能力は低い場合にも、電源供給能力を満たす範囲でフレームレートを低くあるいは画素数を小さくして、消費電力を低減する。
また、上記態様においては、前記駆動パラメータが、前記駆動部の動作速度、動作範囲および起動時間の少なくとも1つを含んでいてもよい。
この構成により、駆動部の動作速度、動作範囲および起動時間は消費電力に影響を与えるので、電源供給能力が高い場合には、電源供給能力を満たす範囲で高い動作速度、広い動作範囲および短い起動時間が選択され、電源供給能力が低い場合には、電源供給能力を満たすような低い動作速度、狭い動作範囲および長い起動時間が選択される。
また、上記態様においては、前記照明パラメータが、光量であってもよい。
この構成により、照明の光量が消費電力に影響を与えるので、電源供給能力が高い場合には、電源供給能力を満たす範囲で大きな光量が選択され、電源供給能力が低い場合には、電源供給能力を満たす範囲で光量が低下させられる。
また、上記態様においては、前記電源能力取得部により取得された前記電源供給能力が、所定の閾値よりも小さい場合にその旨を報知する報知部を備えていてもよい。
この構成により、コントロールユニットが最低限の電源供給能力を有していない場合にはその旨を報知することにより、観察装置本体を無駄に動作させずに済む。
本発明によれば、電力不足を生じさせることなく、効率的にデータを転送することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る観察装置を示す全体構成図である。 図1の観察装置を示すブロック図である。 図2のメモリに記憶された撮像制御パターンの一例を示す図である。 図1の観察装置の作用を説明するフローチャートである。 図4の制御パターン選択ルーチンを説明するフローチャートである。 図1の観察装置の変形例を示す全体構成図である。 図6の観察装置本体を説明する斜視図である。 図7の観察装置本体の内部構成を示す概略図である。 図6の観察装置に使用される図4の制御パターン選択ルーチンの変形例を説明するフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る観察装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る観察装置1は、図1に示されるように、顕微鏡2と、顕微鏡2により取得された画像を処理するコンピュータ(コントロールユニット)3とを備える観察システム100に備えられている。
図中、符号4はコンピュータ3に接続された表示部(例えば、モニタ、液晶ディスプレイ)、符号5はコンピュータ3に接続されたマウスおよびキーボード等の入力部である。
顕微鏡2は、顕微鏡本体21と観察装置本体11とを備えている。
顕微鏡本体21は、標本(観察対象)Xを搭載して3次元的に移動させるステージ22と、ステージ22の上方に配置され、鉛直な光軸を有する対物レンズ23と、対物レンズ23を交換するためのレボルバ24とを備えている。
観察装置本体11は、図2に示されるように、対物レンズ23により集光された標本Xからの光を撮影する撮像部(例えば、CCDまたはCMOS等の撮像素子)12と、コンピュータ3との間で通信を行う通信部13と、コンピュータ3の電源供給能力を検出して取得する電源能力取得部14と、コンピュータ3から観察装置本体11に向けた通信帯域の情報を取得する通信帯域取得部15と、制御部16と、記憶部17とを備えている。
電源能力取得部14、通信帯域取得部15、制御部16および記憶部17は、プロセッサおよびメモリにより構成されている。
電源能力取得部14は、コンピュータ3との間の通信が確立した状態で、コンピュータ3に対しコンピュータ3自らの電源能力情報(例えば電源供給量)を要求する問い合わせ信号を送り、問い合わせ信号に対してコンピュータ3から送られてきた電源能力情報により、コンピュータ3の電源供給能力を検出して取得する。図中、符号18は検出された電源供給能力が最低電力閾値Tminよりも小さい場合にその旨を報知する報知部である。報知部18は、例えば、ランプあるいはブザー等である。
また、通信帯域取得部15は、コンピュータ3との間の通信が確立した状態で、コンピュータ3に対し通信可能な通信帯域の情報を要求する問い合わせ信号を送り、コンピュータ3から通信可能な通信帯域の情報を取得する。例えば、コンピュータ3は、所定の通信帯域による通信帯域検出用信号を観察装置本体11に送り、検出用信号に対して観察装置本体11から確認信号が送られてきた場合に、当該通信帯域による通信が可能であることを検出する。確認信号が送られてこない場合には、後述する通信部31により通信帯域を徐々に下げて検出用信号の送信を繰り返し、確認信号が送られてきた時点で通信可能な通信帯域を検出する。そして、コンピュータ3は、通信可能な通信帯域の情報を観察装置本体11の通信帯域取得部15に送る。
制御部16は、電源供給能力および通信帯域が取得されたときには、取得された電源供給能力および通信帯域に基づいて、撮像制御パターンを選択し、選択された撮像制御パターンにより撮像部12を制御する。
撮像制御パターンは、例えば、図3に示されるように、電源供給能力と通信帯域の大小関係に応じて3つのパターンが記憶部17に記憶されている。
具体的には、電源供給能力の閾値(第1閾値)Tpを4W、通信帯域の閾値(第2閾値)Ttを4Gbpsとし、電源供給能力および通信帯域がいずれも閾値Tp,Ttより大きい場合には撮像制御パターン(第1撮像制御パターン)A、通信帯域は閾値Ttより大きいが電源供給能力が閾値Tp以下である場合には撮像制御パターン(第2撮像制御パターン)B、通信帯域が閾値Tt以下である場合には撮像制御パターンCが選択される。
撮像制御パターンAにおいては、撮像部12は、フレームレート60fps、画素数500万画素の撮像パラメータで動作する。
撮像制御パターンBにおいては、撮像部12は、フレームレート45fps、画素数200万画素の撮像パラメータで動作する。
撮像制御パターンCにおいては、撮像部12は、フレームレート30fps、画素数60万画素の撮像パラメータで動作する。
コンピュータ3は、観察装置本体11との通信を行う通信部31と、観察装置本体11に電源供給を行うとともに、通信部31を経由して電源能力情報を送信する電源供給部32と、撮像部12により取得され、通信部31を経由して送られてきた画像を処理する画像処理部33とを備えている。
コンピュータ3は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータやワークステーション、組み込みプロセッサやFPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)、GPGPU(General Purpose Computing on Graphics Processing Unit)等を用いた計算機である。
このように構成された本実施形態に係る観察装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る観察装置1を用いて標本Xの観察を行うには、図4に示されるように、観察装置本体11とコンピュータ3とをUSBケーブル等により接続する(ステップS1)。これにより、コンピュータ3から観察装置本体11に電源が供給され、観察装置本体11とコンピュータ3との通信が確立される。
この状態で、電源能力取得部14により電源能力情報が取得され(ステップS2)、通信帯域取得部15により通信帯域が取得される(ステップS3)。
次いで、コンピュータ3の電源供給能力が最低電力閾値(第3閾値)Tminより小さいか否かが判定され(ステップS4)、小さい場合には、報知部18によりその旨が報知され(ステップS5)、処理が終了する。
電源供給能力が最低電力閾値Tmin以上である場合には、制御パターンの選択が行われる(ステップS6)。
撮像制御パターンの選択は、図5に示されるように、まず、取得された通信帯域が閾値Ttより大きいか否かを判定し(ステップS61)、閾値Tt以下である場合には、撮像制御パターンCを選択する(ステップS62)。
取得された通信帯域が閾値Ttより大きい場合には、コンピュータ3の電源供給能力が閾値Tpより大きいか否かが判定される(ステップS63)。
電源供給能力が閾値Tpより大きい場合には、撮像制御パターンAが選択され(ステップS64)、電源供給能力が閾値Tp以下である場合には、撮像制御パターンBが選択される(ステップS65)。
そして、選択された撮像制御パターンが制御部16に送られて、制御部16により、選択された撮像制御パターンによって撮像部12が制御されることにより標本Xの撮影が行われる(ステップS7)。
すなわち、通信帯域および電源供給能力がいずれも閾値Tt,Tpより大きい撮像制御パターンAではフレームレートおよび画素数を大きくしても電力不足となることはなく、高精細な画像を高速に取得することができる。
一方、通信帯域が閾値Ttよりも大きくても電源供給能力が閾値Tp以下である撮像制御パターンBでは、フレームレートおよび画素数を撮像制御パターンAよりも低下させることにより、単位時間当たりの送信データ容量を少なくし、装置の動作周波数を低く設定して消費電力を低下させることができる。
また、通信帯域が閾値Tt以下である場合には、電源供給能力の大きさの如何に関わらず、フレームレートおよび画素数を撮像制御パターンBよりも小さく抑えて、単位時間当たりの送信データ容量を抑えることができる撮像制御パターンCが選択される。
このように、本実施形態に係る観察装置1によれば、電力不足を生じさせることなく、効率的にデータを転送することができるという利点がある。
また、本実施形態に係る観察装置1においては、観察装置本体11とコンピュータ3とを接続するインタフェース(通信手段)として、USBケーブルを用いたが、これに代えて、他のインタフェースを用いてもよい。具体的には、接続部の形状が同一で且つ電源供給能力や通信帯域が異なる例えばUSB2.0およびUSB3.0のいずれかを使用しても、観察システム100を良好に動作させることができるため、観察装置本体11とコンピュータ3とを接続するインタフェースの汎用性を向上させることができるという利点がある。
なお、図3に示した値は一例であり、コンピュータ3の電源供給能力あるいは観察装置本体11の消費電力、通信帯域に応じて任意に変更可能である。
また、撮像制御パターンBにおいて、撮像部12をフレームレート45fps、画素数200万画素の撮像パラメータで動作させることとしたが、例えばフレームレート60fps、画素数150万画素の他の撮像パラメータを用意し、作業者が入力部5から選択することにしてもよい。
すなわち、これら複数の撮像パターンにおいては消費電力が同等であるため、用途に応じて作業者に選択させることにより、電力不足による予期しない停止を防止しつつ、標本全体をスクリーニングする場合のような高フレームレートでの観察と、高解像度の画像を取得したい場合のような高精細な観察とを切り替えて行うことができる。
また、本実施形態においては、観察装置本体11として、顕微鏡本体21に装着される撮像部12を備えるものを例示したが、これに代えて、図6に示されるように、インキュベータ6内に配置されるものを採用してもよい。図6においては、観察装置本体11は、インキュベータ6外部に配置されたコンピュータ3に接続されている。
この観察装置本体11は、図7に示されるように、培養容器7を載置する透明なステージ71と、図8に示されるように、ステージ71の下方に配置される撮像部12と、撮像部12を3次元方向に移動させる駆動部(例えばモータ)72と、撮像部12の近傍に配置され、ステージ71の下方からステージ71上の培養容器7に向けて照明光を照射する例えばLED等の照明部(光源部)73とを備えている。
照明部73から発せられた照明光を透明なステージ71の下方からステージ71に載置されている培養容器7内に入射させ、培養容器7から戻る光を撮像部12により撮影する。このとき、駆動部72の作動により、照明部73を水平2方向に移動させるとともに、撮像部12を水平2方向に移動させて撮影範囲を変更し、鉛直方向に移動させて焦点の調整を行う。
この場合には、駆動部72および照明部73によっても電力が消費されるので、図5の制御パターン選択ルーチンは、図9に示されるように、ステップS63,S66において、電源供給能力が閾値Tpよりも大きい場合には、駆動制御パターンDおよび照明制御パターンFが選択され(ステップS67,S69)、電源供給能力が閾値Tp以下である場合には、駆動制御パターンEおよび照明制御パターンGが選択される(ステップS68,S70)。
この場合の撮像制御パターンAにおいては、撮像部12は、撮影枚数100枚を撮影する撮像パラメータで動作し、撮像制御パターンBにおいては、撮像部12は、撮影枚数10枚を撮影する撮像パラメータで動作する。
また、駆動制御パターンDにおいては、駆動部72は、動作速度50mm/s、移動距離50mm、起動時間0.1sの駆動パラメータで動作し、駆動制御パターンEにおいては、駆動部72は、動作速度10mm/s、移動距離10mm、起動時間1sの駆動パラメータで動作する。
また、照明制御パターンFにおいては、照明部73は、照度1600ルクス(光量)の照明パラメータで動作し、照明制御パターンGにおいては、照明部73は、照度300ルクスの照明パラメータで動作する。
これにより、コンピュータ3からの電源供給能力に応じて、照明部73および駆動部72の動作を切り替えることにより、電力不足を生じさせることなく撮影を行うことができるという利点がある。
また、ステージ71に培養容器7内の温度を検出する温度センサを搭載し、培養容器7内の温度が所定の閾値を超えた場合に、照明部73から発せられる照明光の光量を低下させ、または、駆動部72による移動速度を低下させることにより、照明部73または駆動部72の発熱を抑えて、培養容器7の温度の上昇を抑制することにしてもよい。
1 観察装置
3 コンピュータ(コントロールユニット)
11 観察装置本体
12 撮像部
14 電源能力取得部
15 通信帯域取得部
16 制御部
18 報知部
72 駆動部
73 照明部(光源部)
A 撮像制御パターン(第1撮像制御パターン)
B 撮像制御パターン(第2撮像制御パターン)
Tp 閾値(第1閾値)
Tt 閾値(第2閾値)
X 標本(観察対象)

Claims (8)

  1. 観察装置本体と、
    該観察装置本体に接続され、該観察装置本体に対して電源供給を行うとともに、前記観察装置本体との間で通信を行うコントロールユニットとを備え、
    前記観察装置本体が、観察対象を撮影する撮像部と、前記コントロールユニットの電源供給能力を取得する電源能力取得部と、前記コントロールユニットから前記観察装置本体に向けた通信帯域を取得する通信帯域取得部と、取得された前記電源供給能力および前記通信帯域を満足する撮像パラメータを含む撮像制御パターンを選択し、選択された該撮像制御パターンにより前記撮像部を制御する制御部とを備える観察装置。
  2. 前記制御部が、前記電源供給能力を第1閾値と比較すると共に、前記通信帯域を第2閾値と比較し、前記電源供給能力が前記第1閾値よりも大きく且つ前記通信帯域が前記第2閾値よりも大きい場合、前記撮像制御パターンとして第1撮像制御パターンを選択し、選択された該第1撮像制御パターンにより前記撮像部を制御し、前記電源供給能力が前記第1閾値以下の場合、前記撮像制御パターンとして前記第1撮像制御パターンよりも少ない消費電力の第2撮像制御パターンを選択し、選択された該第2撮像制御パターンにより前記撮像部を制御する請求項1に記載の観察装置。
  3. 前記観察装置本体が、前記撮像部を移動させる駆動部を備え、
    前記制御部が、取得された前記電源供給能力を満足する駆動パラメータを含む駆動制御パターンを選択し、選択された該駆動制御パターンにより前記駆動部を制御する請求項1または請求項2に記載の観察装置。
  4. 前記観察装置本体が、前記観察対象を照明する光源部を備え、
    前記制御部が、取得された前記電源供給能力を満足する照明パラメータを含む照明制御パターンを選択し、選択された該照明制御パターンにより前記光源部を制御する請求項1から請求項3のいずれかに記載の観察装置。
  5. 前記撮像パラメータが、前記撮像部のフレームレートおよび画素数の少なくとも1つを含む請求項1から請求項4のいずれかに記載の観察装置。
  6. 前記駆動パラメータが、前記駆動部の動作速度、動作範囲および起動時間の少なくとも1つを含む請求項3に記載の観察装置。
  7. 前記照明パラメータが、光量である請求項4に記載の観察装置。
  8. 前記電源能力取得部により取得された前記電源供給能力が、所定の閾値よりも小さい場合にその旨を報知する報知部を備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の観察装置。


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