JP2020085552A - 液体検知装置、それを備えた装置、及び液体検知方法 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態1に係る液体検知装置の一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る液体検知装置1は、検知部1aを備え、検知部1aは、絶縁体(不導体)1b及び電極セット1cを有する。
実施形態2について、図3〜図7を併せて参照しながら、実施形態1との相違点を中心に説明するが、実施形態1で説明した様々な例が適用できる。図3は、実施形態2に係る液体検知装置を備えた装置の一構成例を示すブロック図である。図4は、実施形態2に係る液体検知装置の装置への搭載例を示す概略図である。図5は、実施形態2に係る液体検知装置の一構成例を示す図で、図6は、図5の液体検知装置における絶縁体をVI−VI方向から見た断面図である。
実施形態3について、図8を併せて参照し、その効果も含めた実施形態2との相違点を中心に説明する。但し、実施形態3は、実施形態1,2で説明した様々な例が適用できる。図8は、実施形態3に係る液体検知装置の一構成例を示す図である。
実施形態4について、図9〜図11を併せて参照し、その効果も含めた実施形態2,3との相違点を中心に説明する。但し、実施形態4は、実施形態1〜3で説明した様々な例が適用できる。図9は、実施形態4に係る液体検知装置の装置への搭載例を示す概略図である。図10は、実施形態4に係る液体検知装置の一構成例を示す図で、カバーの裏面側から見た図である。また、図11は、図10の液体検知装置における絶縁体及び吸収体をXI−XI方向から見た断面図である。
[a]
実施形態1〜4では液体検知装置の各構成要素について説明したが、液体検知装置としてこれらの構成要素が有する機能が実現できればよく、上述した例に限定されるものではない。また、実施形態1〜4では液体検知装置を備える装置の各構成要素について説明したが、装置としてこれらの構成要素が有する機能が実現できればよく、上述した例に限定されるものではない。さらに、実施形態1,2において液体検知方法について説明したが、本開示は、それ以外の実施形態で説明した様々な例を適用した液体検知方法としての形態も含む。
実施形態1〜4に係る液体検知装置を備えた装置は、次のようなハードウェア構成を有していてもよい。図12は、実施形態1〜4に係る液体検知装置を備えた装置のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、上記他の実施形態[a]についても同様である。
本開示は、上記プログラムとしての形態も含む。上記プログラムは、装置が備える制御コンピュータに、その装置の内部への液体の浸入を検知する検知ステップ(検知処理)を実行させるためのプログラムである。制御コンピュータは、その装置の制御部とすることができ、例えば、上述したプロセッサ101、メモリ102、及びインタフェース103とすることができる。
<付記>
装置の内部への液体の浸入を検知する検知部を備え、
前記検知部は、絶縁体と、前記絶縁体に設けられた2つの電極でなる電極セットと、を有し、
前記絶縁体は、液体を前記電極セットにおける2つの電極へ向けて誘導する誘導路を有し、
前記検知部は、前記電極セットにおける2つの電極間が液体で導通した場合に、導通していない場合から電気的状態を変化させることで、液体の浸入を検知する、
液体検知装置。
前記誘導路は、毛細管現象により液体が前記電極セットにおける2つの電極間を導通させるように、液体を誘導する溝を有する、
付記1に記載の液体検知装置。
前記検知部は、前記電極セットを1つ有し、
前記誘導路は、毛細管現象により液体が前記電極セットにおける2つの電極間を導通させるように、液体を誘導する複数の溝を有する、
付記2に記載の液体検知装置。
前記検知部は、前記電極セットを複数有し、
前記誘導路は、毛細管現象により液体が前記電極セットにおける2つの電極間を導通させるように、液体を誘導する溝を、前記電極セット毎に有する、
付記2に記載の液体検知装置。
前記電極セット毎に有する前記溝である複数の溝は、実質的に全て平行に配置されているか、若しくは、実質的に格子状に配置されている、
付記4に記載の液体検知装置。
前記検知部は、検知がなされた前記電極セットを示す情報を、検知結果として出力する、
付記5に記載の液体検知装置。
前記絶縁体は、前記装置の筐体の少なくとも一部、前記装置の内部に設けられた部品の筐体の少なくとも一部、前記部品の少なくとも一部を覆うカバー、のうちのいずれか1つの部材である、
付記1から6のいずれか1項に記載の液体検知装置。
前記絶縁体は、前記装置の筐体の少なくとも一部、前記装置の内部に設けられた部品の筐体の少なくとも一部、前記部品の少なくとも一部を覆うカバー、のうちのいずれか1つの部材であり、
前記誘導路は、前記部材に設けられた貫通孔と、前記部材における前記貫通孔の内部側に位置する面に配設された吸収体と、を有し、
前記検知部は、前記電極セットとして、前記吸収体の両端に配設された2つの電極を有する、
付記1に記載の液体検知装置。
前記検知部で液体の浸入が検知された場合に通知する通知部を備えた、
付記1から8のいずれか1項に記載の液体検知装置。
前記検知部で液体の浸入が検知された場合に、前記装置の主電源を遮断するための信号を出力する出力部を備えた、
付記1から9のいずれか1項に記載の液体検知装置。
付記1から10のいずれか1項に記載の液体検知装置を備えた装置。
装置の内部への液体の浸入を検知する検知ステップを備え、
前記装置は、絶縁体と、前記絶縁体に設けられた2つの電極でなる電極セットと、を備え、
前記絶縁体は、液体を前記電極セットにおける2つの電極へ向けて誘導する誘導路を有し、
前記検知ステップは、前記電極セットにおける2つの電極間が液体で導通した場合に、導通していない場合から電気的状態を変化させることで、液体の浸入を検知する、
液体検知方法。
装置が備える制御コンピュータに、前記装置の内部への液体の浸入を検知する検知処理を実行させるためのプログラムであって、
前記装置は、絶縁体と、前記絶縁体に設けられた2つの電極でなる電極セットと、を備え、
前記絶縁体は、液体を前記電極セットにおける2つの電極へ向けて誘導する誘導路を有し、
前記検知処理は、前記電極セットにおける2つの電極間が液体で導通した場合に、導通していない場合からの電気的状態の変化を検知することで、液体の浸入を検知する、
プログラム。
装置に備えられた制御コンピュータに、前記装置の内部への液体の浸入を検知する検知処理と、前記検知処理での検知結果を出力する出力処理と、を実行させるためのプログラムであって、
前記装置は、絶縁体と、前記絶縁体に設けられた2つの電極でなる電極セットと、を備え、
前記絶縁体は、液体を前記電極セットにおける2つの電極へ向けて誘導する誘導路を有し、
前記誘導路は、毛細管現象により液体が前記電極セットにおける2つの電極間を導通させるように、液体を誘導する溝を、前記電極セット毎に有し、
前記電極セット毎に有する前記溝である複数の溝は、実質的に全て平行に配置されているか、若しくは、実質的に格子状に配置されており、
前記検知処理は、前記電極セットにおける2つの電極間が液体で導通した場合に、導通していない場合からの電気的状態の変化を検知することで、液体の浸入を検知し、
前記出力処理は、前記検知処理で検知がなされた前記電極セットを示す情報を出力する、
プログラム。
1 液体検知装置
1a 検知部
1b 絶縁体
1c 電極セット
10 装置本体
11 電源プラグ
12 電源アダプタ
13 DCジャック
14 主電源スイッチ
15 電源デバイス
16 回路
17 データ通信コネクタ
18 検知機能付きカバー
19 電源制御部
20、100 装置
31a、31b、41a、41b、41c、41d、51a、51b 電極
31c、41e 絶縁体
31d、41f、41g 溝
33、43、53 判定部
42x,42y デコード部
50 セット
51c カバー
51d 吸収体
52 貫通孔
101 プロセッサ
102 メモリ
103 インタフェース
Claims (10)
- 装置の内部への液体の浸入を検知する検知部を備え、
前記検知部は、絶縁体と、前記絶縁体に設けられた2つの電極でなる電極セットと、を有し、
前記絶縁体は、液体を前記電極セットにおける2つの電極へ向けて誘導する誘導路を有し、
前記検知部は、前記電極セットにおける2つの電極間が液体で導通した場合に、導通していない場合から電気的状態を変化させることで、液体の浸入を検知する、
液体検知装置。 - 前記誘導路は、毛細管現象により液体が前記電極セットにおける2つの電極間を導通させるように、液体を誘導する溝を有する、
請求項1に記載の液体検知装置。 - 前記検知部は、前記電極セットを1つ有し、
前記誘導路は、毛細管現象により液体が前記電極セットにおける2つの電極間を導通させるように、液体を誘導する複数の溝を有する、
請求項2に記載の液体検知装置。 - 前記検知部は、前記電極セットを複数有し、
前記誘導路は、毛細管現象により液体が前記電極セットにおける2つの電極間を導通させるように、液体を誘導する溝を、前記電極セット毎に有する、
請求項2に記載の液体検知装置。 - 前記電極セット毎に有する前記溝である複数の溝は、実質的に全て平行に配置されているか、若しくは、実質的に格子状に配置されている、
請求項4に記載の液体検知装置。 - 前記検知部は、検知がなされた前記電極セットを示す情報を、検知結果として出力する、
請求項5に記載の液体検知装置。 - 前記絶縁体は、前記装置の筐体の少なくとも一部、前記装置の内部に設けられた部品の筐体の少なくとも一部、前記部品の少なくとも一部を覆うカバー、のうちのいずれか1つの部材である、
請求項1から6のいずれか1項に記載の液体検知装置。 - 前記絶縁体は、前記装置の筐体の少なくとも一部、前記装置の内部に設けられた部品の筐体の少なくとも一部、前記部品の少なくとも一部を覆うカバー、のうちのいずれか1つの部材であり、
前記誘導路は、前記部材に設けられた貫通孔と、前記部材における前記貫通孔の内部側に位置する面に配設された吸収体と、を有し、
前記検知部は、前記電極セットとして、前記吸収体の両端に配設された2つの電極を有する、
請求項1に記載の液体検知装置。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の液体検知装置を備えた装置。
- 装置の内部への液体の浸入を検知する検知ステップを備え、
前記装置は、絶縁体と、前記絶縁体に設けられた2つの電極でなる電極セットと、を備え、
前記絶縁体は、液体を前記電極セットにおける2つの電極へ向けて誘導する誘導路を有し、
前記検知ステップは、前記電極セットにおける2つの電極間が液体で導通した場合に、導通していない場合から電気的状態を変化させることで、液体の浸入を検知する、
液体検知方法。
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WO2022204763A1 (en) * | 2021-04-02 | 2022-10-06 | Steven Townsend | Leak detection apparatus |
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