JP2020085443A - 柄を有するシート材の画像処理装置 - Google Patents

柄を有するシート材の画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】新品の場合だけでなく洗濯物等の場合にも柄を判定できる、シート材の画像処理装置を提供する。【解決手段】シート材の画像処理装置は、柄を有するシート材を搬送する搬送部と、搬送部によって搬送されてきたシート材を撮像してシート材のカラー画像を得る撮像部と、シート材のカラー画像から所定領域における複数のピクセルの色値ごとの最大値、最小値及び平均値を計算し、色値ごとに最大値と最小値との差分値を平均値で割った色特徴量を算出する色特徴量算出部と、算出した色特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の色特徴量とを対比して、最も近い色特徴量の柄がシート材に含まれていると判定する柄判定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、柄を有するシート材の画像処理装置に関する。
リネンサプライ業界では、タオル(バスタオル、フェイスタオル)、シーツ等の大量の洗濯物が処理される。この洗濯物は、使用された結果、穴が開いたり汚れが付着した場合には人によってチェックされて不良品として除外される。また、この洗濯物のチェックを自動化することが試みられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、布片画像の布片領域における色値の波形の振幅を用いて、無地物であるか柄物であるかを判定する色柄判別装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−329701号公報 特開2014−202700号公報
しかし、シーツ等のシート材は頻繁に洗濯されるので、色あせ等の影響で新品の柄の色値に比べて洗濯物の柄の色値は低下し、色値の波形の振幅も狭くなる。従って、単純な閾値や登録波形との比較では安定して判定することができないという問題がある。
そこで、本発明は、新品の場合だけでなく洗濯物の場合にも柄を判定できる、シート材の画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係るシート材の画像処理装置は、柄を有するシート材を搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送されてきた前記シート材を撮像してシート材のカラー画像を得る撮像部と、
前記シート材のカラー画像から所定領域における複数のピクセルの色値ごとの最大値、最小値及び平均値を計算し、前記色値ごとに前記最大値と前記最小値との差分値を前記平均値で割った色特徴量を算出する色特徴量算出部と、
算出した前記色特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の色特徴量とを対比して、最も近い色特徴量の柄が前記シート材に含まれていると判定する柄判定部と、
を備える。
本発明に係るシート材の画像処理装置によれば、新品の場合だけでなく、洗濯や経年変化によって色あせ、色落ちした場合にも安定して柄を判定できる。
実施の形態1に係る画像処理装置の構成を示す平面図である。 図1の画像処理装置の鉛直方向とシート材の搬送方向とに垂直な方向から見た撮像光学系の構成を示す概略図である。 実施の形態1に係るシート材の画像処理装置の構成を示すブロック図である。 あらかじめ記憶部に記憶されている柄1の画像である。 あらかじめ記憶部に記憶されている柄2の画像である。 あらかじめ記憶部に記憶されている柄3の画像である。 あらかじめ記憶部に記憶されている柄4の画像である。 あらかじめ記憶部に記憶されている柄5(無地)の画像である。 柄1を有するシート材の新品の場合の画像である。 柄1を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。 柄2を有するシート材の新品の場合の画像である。 柄2を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。 柄3を有するシート材の新品の場合の画像である。 柄3を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。 柄4を有するシート材の新品の場合の画像である。 柄4を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。 柄5(無地)を有するシート材の新品の場合の画像である。 柄5(無地)を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。 実施の形態1に係るシート材の画像処理方法における三刺激値特徴量算出方法のフローチャートである。 実施の形態1に係るシート材の画像処理方法における柄判定方法のフローチャートである。 実施の形態2に係るシート材の画像処理装置において、搬送方向に垂直な方向から見た光学系を示す概略図である。 図12Aの光学系を搬送方向の下流側から見た概略図である。 実施の形態2に係るシート材の画像処理装置の構成を示すブロック図である。 織柄1を有する画像である。 織柄2を有する画像である。 実施の形態3に係るシート材の画像処理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るシート材の画像処理方法における柄判定方法のフローチャートである。
第1の態様に係るシート材の画像処理装置は、柄を有するシート材を搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送されてきた前記シート材を撮像してシート材のカラー画像を得る撮像部と、
前記シート材のカラー画像から所定領域における複数のピクセルの色値ごとの最大値、最小値及び平均値を計算し、前記色値ごとに前記最大値と前記最小値との差分値を前記平均値で割った色特徴量を算出する色特徴量算出部と、
算出した前記色特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の色特徴量とを対比して、最も近い色特徴量の柄が前記シート材に含まれていると判定する柄判定部と、
を備える。
第2の態様に係るシート材の画像処理装置は、上記第1の態様において、前記色特徴量算出部は、前記シート材のカラー画像から所定領域における複数のピクセルのRGB表色系による三刺激値R、G、Bごとの最大値(Ar、Ag、Ab)と最小値(Br、Bg、Bb)と平均値(Cr、Cg、Cb)を計算し、下記式、
R成分特徴量=((Ar−Br))/Cr
G成分特徴量=((Ag−Bg))/Cg
B成分特徴量=((Ab−Bb))/Cb
によってR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量の三刺激値特徴量を前記色特徴量として算出する三刺激値特徴量算出部であって、
前記柄判定部は、算出した前記三刺激値特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量とを対比して、最も近い三刺激値特徴量の柄が前記シート材に含まれていると判定する。
第3の態様に係るシート材の画像処理装置は、上記第2の態様において、前記柄判定部は、算出した前記三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量との各成分の差分の絶対値を積算した差分積算値が最小の柄が前記シート材に含まれていると判定してもよい。
第4の態様に係るシート材の画像処理装置は、上記第2の態様において、前記柄判定部は、算出した前記三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量を成分とするベクトルと、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量を成分とするベクトルとの内積の値が最大となる柄が前記シート材に含まれていると判定してもよい。
第5の態様に係るシート材の画像処理装置は、シート材を搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送されてきた前記シート材を撮像してシート材のカラー画像を得る撮像部と、
前記シート材のカラー画像の所定領域において色値の変化量の総和を計算し、
前記色値の変化量の総和が閾値を超えない場合は前記シート材を無地物と判定し、閾値を超える場合は前記シート材が柄を有する柄物と判定する柄判定部と、
を備える。
以下、実施の形態に係るシート材の画像処理装置について、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
<シート材の画像処理装置>
図1は、実施の形態1に係るシート材の画像処理装置10の構成を示す平面図である。図2は、図1の画像処理装置の鉛直方向とシート材の搬送方向とに垂直な方向から見た撮像光学系の構成を示す概略図である。図3は、実施の形態1に係る画像処理装置10の構成を示すブロック図である。なお、図では、便宜上、シート材1の搬送方向をX方向、シート材の搬送方向に垂直な幅方向をY方向、鉛直上方をZ方向として示している。
このシート材の画像処理装置10は、柄を有するシート材を搬送する搬送部11と、シート材のカラー画像を得る撮像部14と、シート材のカラー画像の三刺激値特徴量を算出する三刺激値特徴量算出部35aと、シート材に含まれる柄を判定する柄判定部35bと、を備える。撮像部14は、搬送部11によって搬送されてきたシート材1を撮像してシート材のカラー画像を得る。三刺激値特徴量算出部35aは、シート材のカラー画像から所定領域における各ピクセルの色値、例えば、RGB表色系による三刺激値R、G、Bの分布の最大値(Ar、Ag、Ab)と最小値(Br、Bg、Bb)と平均値(Cr、Cg、Cb)とに基づいて、下記式、
R成分特徴量=((Ar−Br))/Cr
G成分特徴量=((Ag−Bg))/Cg
B成分特徴量=((Ab−Bb))/Cb
によってR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量の三刺激値特徴量を算出する。柄判定部35bは、算出した三刺激値特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量とを対比して、最も近い三刺激値特徴量の柄がシート材に含まれていると判定する。
このシート材の画像処理装置10では、例えば、三刺激値Rの分布の最大値Arと最小値Brと平均値Crとに基づいて、最大値Arと最小値Brとの差(Ar−Br)を平均値Crで除したR成分特徴量を得ている。上述のように、新品の場合に比べて洗濯物では最大値Arが減少するため、単なる最大値Arと最小値Brとの差(Ar−Br)では、新品と洗濯物との間で変化が生じる。一方、本発明者は、洗濯物では平均値Crも最大値Arと同様に減少するものの、最小値Brの変化は小さいことを見出した。
そこで、上記のように差(Ar−Br)を平均値Crで除することで洗濯や経年変化による色あせ、色落ちを生じている場合にも新品の場合と比較して変化を受けにくい三刺激値特徴量を用いることで、新品の場合も洗濯物等の場合もより正確に柄を判定できる。
以下に、このシート材の画像処理装置10を構成する構成部材について説明する。
<シート材>
シート材1は、例えば、タオル(バスタオル、フェイスタオル)、シーツ等である。また、シート材1は、図4A乃至図4Eに示す柄1乃至柄5を有する。
図4Aは、あらかじめ記憶部に記憶されている柄1の画像である。図4Bは、あらかじめ記憶部に記憶されている柄2の画像である。図4Cは、あらかじめ記憶部に記憶されている柄3の画像である。図4Dは、あらかじめ記憶部に記憶されている柄4の画像である。図4Eは、あらかじめ記憶部に記憶されている柄5(無地)の画像である。
また、図5Aは、柄1を有するシート材の新品の場合の画像である。図5Bは、柄1を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。図6Aは、柄2を有するシート材の新品の場合の画像である。図6Bは、柄2を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。図7Aは、柄3を有するシート材の新品の場合の画像である。図7Bは、柄3を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。図8Aは、柄4を有するシート材の新品の場合の画像である。図8Bは、柄4を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。図9Aは、柄5(無地)を有するシート材の新品の場合の画像である。図9Bは、柄5(無地)を有するシート材の洗濯物の場合の画像である。
図5A乃至図9Bに示すように、洗濯物では、新品と比べて柄は同じでも明度の変化が小さくなっていることがわかる。つまり、各刺激値の分布の最大値(Ar、Ag、Ab)が減少していることがわかる。
なお、柄には、色柄だけでなく、織の凹凸によって生まれる「織柄」も含まれる。この「織柄」を判定するための光学系については後述する。
<搬送部>
搬送部11によってシート材1を検査台12に搬送する。図では、便宜上、この搬送方向をX方向としている。搬送部11は、例えば、ベルトコンベアを用いることができる。
<検査台>
検査台12は、図1及び図2に示すように、例えば黒色の検査台12を用いることができる、
<光源部>
光源部13、13a、13bには、例えば、ランプ、LED等の通常の光源であれば使用できる。好ましくは拡散光を照射する拡散照明がよい。
<撮像部>
撮像部14は、図2に示すように、光源部13a、13bと同じ上方に配置される。また、撮像部14は、光源部13a、13bに対して正反射位置にはなく、拡散反射光による画像を得ることができる。撮像部14によって、シート材1の画像を得ることができる。
撮像部14は、カラー画像を撮像可能なラインカメラ又はエリアカメラを用いることができる。また、撮像部14は、例えば、CCD、CMOS等の撮像素子と、撮像素子を制御する撮像制御手段とを含んでもよい。
<制御部(コンピュータ装置)>
制御部30は、例えば、コンピュータ装置である。このコンピュータ装置としては、汎用的なコンピュータ装置を用いることができ、例えば、図3に示すように、処理部31、記憶部32、表示部33を含む。なお、さらに、入力装置、記憶装置、インタフェース等を含んでもよい。
制御部30によって、搬送部11と、光源部13と、撮像部14と、を制御する。
<処理部>
処理部31は、例えば、中央処理演算子(CPU)、マイクロコンピュータ、又は、コンピュータで実行可能な命令を実行できる処理装置であればよい。
<記憶部>
記憶部32は、例えば、ROM、EEPROM、RAM、フラッシュSSD、ハードディスク、USBメモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の少なくとも一つであってもよい。
記憶部32には、柄の三刺激値特徴量34と、プログラム35とを含む。なお、制御部30がネットワークに接続されている場合には、必要に応じてプログラム35をネットワークからダウンロードしてもよい。
<柄の三刺激値特徴量>
柄の三刺激値特徴量34には、例えば、柄1の三刺激値特徴量34a、柄2の三刺激値特徴量34b、柄3の三刺激値特徴量34c、柄4の三刺激値特徴量34d、柄5(無地)の三刺激値特徴量34eを含んでいてもよい。
シート材のカラー画像から所定領域、例えば、センター箇所(シート材の重心付近)における各ピクセルのRGB表色系による三刺激値R、G、Bの分布の最大値(Ar、Ag、Ab)と最小値(Br、Bg、Bb)と平均値(Cr、Cg、Cb)とに基づいて、下記式、
R成分特徴量=((Ar−Br))/Cr
G成分特徴量=((Ag−Bg))/Cg
B成分特徴量=((Ab−Bb))/Cb
によってR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量の三刺激値特徴量が算出される。
つまり、三刺激値特徴量には、R成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量を有する。
なお、ここでは表色系としてRGB表色系を用いて説明したが、表色系はRGB表色系に限るものではない。例えば、数値化可能なCMYK表色系、XYZ表色系、Lab表色系等の表色系であってもよい。また、RGB表色系と相互変換可能な表色系であってもよい。
また、RGB表色系以外の他の表色系を用いる場合には、上記三刺激値特徴量に対応する色特徴量を用いる。
<プログラム>
プログラム35には、三刺激値特徴量算出部35aと、柄判定部35bとを含んでいる。三刺激値特徴量算出部35aと、柄判定部35bとは、実行時には、記憶部32から読み出されて処理部31にて実行される。
図10は、実施の形態1に係るシート材の画像処理方法における三刺激値特徴量算出方法のフローチャートである。
三刺激値特徴量算出部35aは、以下のステップによって三刺激値特徴量を算出する。
(1)シート材のカラー画像から所定領域における各ピクセルのRGB表色系による三刺激値R、G、Bの分布の最大値(Ar、Ag、Ab)と最小値(Br、Bg、Bb)と平均値(Cr、Cg、Cb)を取得する(S01)。
なお、記憶部32に記憶しておく基準となるシート材のカラー画像の場合には、上記所定領域は、例えば、センター領域であってもよい。また、柄の判定を行うシート材のカラー画像の場合には、上記所定領域は、例えば、センター領域であってもよい。あるいは、一方の端部から他方の端部にわたって複数箇所の領域について所定領域としてもよい。また、例えば、シート材のカラー画像を区画した2500箇所について、それぞれ所定領域としてもよい。
(2)三刺激値R、G、Bの分布の最大値(Ar、Ag、Ab)と最小値(Br、Bg、Bb)と平均値(Cr、Cg、Cb)とに基づいて、下記式、
R成分特徴量=((Ar−Br))/Cr
G成分特徴量=((Ag−Bg))/Cg
B成分特徴量=((Ab−Bb))/Cb
によってR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量の三刺激値特徴量を算出する(S02)。
なお、RGB表色系に代えて他の表色系を用いる場合には、三刺激値特徴量算出部に対応する色特徴量算出部を用いる。この場合、色特徴量算出部は、その表色系における色値ごとの最大値、最小値及び平均値とに基づいて、色値ごとに最大値と最小値との差分値を平均値で割った色特徴量を算出する。
図11は、実施の形態1に係るシート材の画像処理方法における柄判定方法のフローチャートである。
柄判定部35bは、以下のステップによってシート材に含まれる柄を判定する。
(a)算出した三刺激値特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量とを対比する(S11)。
(b)算出した三刺激値特徴量と最も近い三刺激値特徴量の柄がシート材に含まれていると判定する(S12)。
なお、上記所定領域として複数箇所を用いた場合には、複数箇所について行った柄の判定についてマッチングの最もよい柄であると判定してもよい。例えば、2500箇所を所定領域として用いた場合には、それぞれの領域で判定された柄のうち最も多かった柄をそのシート材に含まれる柄であると判定してもよい。
上記三刺激値特徴量の対比において、算出した三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量との、各成分同士の差分の絶対値を積算した差分積算値で判定してもよい。
さらに、算出した三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量を成分とするベクトルと、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量を成分とするベクトルとの内積の値で判定してもよい。内積の値が最大となる柄がシート材に含まれていると判定できる。この場合、内積の計算が必要であるが、柄ごとの三刺激値における固有の特徴を反映させることができるので、より正確に柄を判定できる。
以上によって、シート材に含まれる柄を判定できる。
また、プログラム35には、シート材画像取得部35cを含んでいてもよい。シート材画像取得部35cは、実行時には、記憶部32から読み出されて処理部31にて実行される。このシート材画像取得部35cでは、例えば、以下のステップによって検査台とシート材との境界を判定し、境界より内側をシート材のカラー画像として取得してもよい。
(i)撮像した画像において、搬送方向(X方向)と交差する方向(Y方向)に沿ってピクセル毎の明度Lの変化量ΔLを計算する。
(ii)次いで、変化量ΔLが所定の閾値を越えたピクセルを検査台とシート材との境界として検出する。
(iii)搬送方向(X方向)と交差する方向(Y方向)に沿って検出した検査台とシート材との2つの境界の間をシート材のカラー画像として取得する。
以上によって、撮像した画像からシート材のカラー画像を取得できる。
なお、必要に応じて検査部35dを含んでいてもよい。検査部35dによって、例えば、シート材画像取得部によって得られたシート材のカラー画像に基づいて、シート材の欠陥を検査する。シート材の欠陥としては、例えば、穴、汚れ等である。この検査部35dも、実行時には、記憶部32から読み出されて処理部31にて実行される。
<表示部>
表示部33は、例えば、シート材画像取得部35cによって得られた画像を表示できればよい。
(実施例1)
図5Aの柄1を有するシート材の新品の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は1であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は179であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は361であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は844であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は132であった。
そこで、この場合には、図5Aのシート材には、差分積算値が最も小さい柄1が含まれていることがわかった。
また、図5Bの柄1を有するシート材の洗濯物の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は0であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は871であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は693であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は1630であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は96であった。
そこで、この場合には、図5Bのシート材には、差分積算値が最も小さい柄1が含まれていることがわかった。
つまり、実施例1では、図5Aの新品の場合だけでなく、図5Bの洗濯物において各刺激値の最大値が減少している場合も正確に柄1であると判定できた。
(実施例2)
図6Aの柄2を有するシート材の新品の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は350であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は1であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は106であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は260であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は1633であった。
そこで、この場合には、図6Aのシート材には、差分積算値が最も小さい柄2が含まれていることがわかった。
また、図6Bの柄1を有するシート材の洗濯物の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は153であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は12であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は83であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は131であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は2226であった。
そこで、この場合には、図6Bのシート材には、差分積算値が最も小さい柄2が含まれていることがわかった。
つまり、実施例2では、図6Aの新品の場合だけでなく、図6Bの洗濯物において各刺激値の最大値が減少している場合も正確に柄2であると判定できた。
(実施例3)
図7Aの柄3を有するシート材の新品の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は2901であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は68であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は7であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は15であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は6502であった。
そこで、この場合には、図7Aのシート材には、差分積算値が最も小さい柄3が含まれていることがわかった。
また、図7Bの柄3を有するシート材の洗濯物の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は1109であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は17であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は6であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は23であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は2847であった。
そこで、この場合には、図7Bのシート材には、差分積算値が最も小さい柄3が含まれていることがわかった。
つまり、実施例3では、図7Aの新品の場合だけでなく、図7Bの洗濯物において各刺激値の最大値が減少している場合も正確に柄3であると判定できた。
(実施例4)
図8Aの柄4を有するシート材の新品の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は2416であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は173であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は7であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は0であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は4779であった。
そこで、この場合には、図8Aのシート材には、差分積算値が最も小さい柄4が含まれていることがわかった。
また、図8Bの柄4を有するシート材の洗濯物の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は2720であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は540であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は51であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は1であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は4664であった。
そこで、この場合には、図8Bのシート材には、差分積算値が最も小さい柄4が含まれていることがわかった。
つまり、実施例4では、図8Aの新品の場合だけでなく、図8Bの洗濯物において各刺激値の最大値が減少している場合も正確に柄4であると判定できた。
(実施例5)
図9Aの柄5(無地)を有するシート材の新品の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は71であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は114であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は680であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は1226であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は7であった。
そこで、この場合には、図9Aのシート材には、差分積算値が最も小さい柄5(無地)が含まれていることがわかった。
また、図9Bの柄5(無地)を有するシート材の洗濯物の場合のシート材のカラー画像についての三刺激値特徴量を算出した。次いで、記憶部32に記憶された各三刺激値特徴量34a、34b、34c、34d、34eとの差分積算値を算出した。柄1の三刺激値特徴量との差分積算値は85であった。柄2の三刺激値特徴量との差分積算値は203であった。柄3の三刺激値特徴量との差分積算値は164であった。柄4の三刺激値特徴量との差分積算値は345であった。柄5(無地)の三刺激値特徴量との差分積算値は18であった。
そこで、この場合には、図9Bのシート材には、差分積算値が最も小さい柄5が含まれていることがわかった。
つまり、実施例5では、図9Aの新品の場合だけでなく、図9Bの洗濯物において各刺激値の最大値が減少している場合も正確に柄5(無地)であると判定できた。
(実施の形態2)
図12Aは、実施の形態2に係るシート材の画像処理装置10aにおいて、搬送方向(X方向)に垂直な方向(Y方向)から見た光学系を示す概略図である。図12Bは、図12Aの光学系を搬送方向(X方向)の下流側から見た概略図である。図13は、実施の形態2に係るシート材の画像処理装置10aの構成を示すブロック図である。
実施の形態2に係るシート材の画像処理装置10aは、実施の形態1に係るシート材の画像処理装置と対比すると、図12A及び図12Bに示すように、片側に設けた2つの光源部23a、23bを含む光学系である点で相違する。また、このシート材の画像処理装置10aは、図13に示すように、記憶部32に記憶する三刺激値特徴量が織柄1の三刺激値特徴量34fと織柄2の三刺激値特徴量34gである点で相違する。
実施の形態2に係るシート材の画像処理装置10aの光学系について説明する。
図12Aに示すように、撮像部24のシート材1からの高さH1は、例えば160mmとしてもよい。また、図12Bに示すように、撮像部24のシート材1からの高さH2は、例えば160mmであり、撮像部24の鉛直方向からの傾きθ1は、例えば16度である。第1の光源部23aのシート材からの高さH3は、例えば160mmであり、第1の光源部23aの鉛直方向からの傾きθ2は、例えば7度である。第2の光源部23bのシート材からの高さH4は、例えば200mmであり、第2の光源部23bの鉛直方向からの傾きθ3は、例えば10度である。また、第1の光源部23aと撮像部24の距離D1は、例えば240mmであり、第2の光源部23bと撮像部24との距離D2は、例えば410mmである。
なお、撮像部24と、第1及び第2の光源部23a、23bとは、正反射位置からは外した条件で互いに向かい合うように配置されている。
上記光学系によって、織の凹凸で生まれる織柄についても、凹部と凸部とで異なる明度のシート材のカラー画像を得ることができる。
そこで、このシート材の画像処理装置10aによれば、図12A及び図12Bに示す光学系によってシート材のカラー画像を得ることで、図14A及び図14Bに示す織柄1及び織柄2の場合にも三刺激値特徴量を算出して、判定できる。
(実施の形態3)
図15は、実施の形態3に係るシート材の画像処理装置10bの構成を示すブロック図である。図16は、実施の形態3に係るシート材の画像処理方法における柄判定方法のフローチャートである。
実施の形態3に係るシート材の画像処理装置10bは、シート材を搬送する搬送部11と、前記搬送部によって搬送されてきた前記シート材を撮像してシート材のカラー画像を得る撮像部12と、シート材のカラー画像の所定領域において色値の変化量の総和を計算し、前記色値の変化量の総和が閾値を超えない場合はシート材を無地物と判定し、閾値を超える場合はシート材が柄を有する柄物と判定する柄判定部35bと、を備える。
上記柄判定部35bは、実行時には、記憶部32から読み出されて処理部31にて実行される。この柄判定部35bでは、例えば、以下のステップによってシート材が無地物か柄物かを判定してもよい。
(i)撮像した画像の所定領域において、搬送方向(X方向)と交差する方向(Y方向)に沿ってピクセル毎の色値(例えば、RGB表色系による三刺激値R、G、B)の変化量ΔCを計算する(S21)。ここで、変化量は、Y方向に沿った隣のピクセルとの色値の差の絶対値であってもよい。
(ii)Y方向に沿って所定領域内の全てのピクセルに対して変化量を計算し、所定領域内の変化量の総和ΣΔCを求める(S22)。
(iii)ΣΔCを所定の閾値と比較し、閾値を超えない場合は無地物と判定し、閾値を超える場合は柄物と判定する(S23)。
以上によって、撮像したシート材が無地物か柄物かを判定できる。
なお、上記柄判定部35bでは、所定領域内に汚れ、染み、穴等の欠陥があった場合にもその境界における色値の変化量ΔC(ノイズ)は、積算値ΣΔCに対して比較的小さいものである。従来の色値の振幅で判定する手法はノイズに弱く、特に色差の小さい柄を正確に判定することは難しかった。本実施の形態2の柄判定部35bによれば、このように色差の少ないシート材に対してもノイズの影響を抑え、正確に無地物と柄物の判定ができる。
なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態及び/又は実施例のうちの任意の実施の形態及び/又は実施例を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態及び/又は実施例が有する効果を奏することができる。
本発明に係るシート材の画像処理装置によれば、シート材に含まれる柄をより正確に判定できる。
1、1a、1b シート材
10、10a、10b 画像処理装置
11 搬送部
12 検査台
13、13a、13b 光源部
14、14a、14b、14c 撮像部
23、23a、23b 光源部
24 撮像部
30 制御部(コンピュータ装置)
31 処理部
32 記憶部
33 表示部
34 柄の三刺激値特徴量
34a 柄1の三刺激値特徴量
34b 柄2の三刺激値特徴量
34c 柄3の三刺激値特徴量
34d 柄4の三刺激値特徴量
34e 柄5の三刺激値特徴量
34f 織柄1の三刺激値特徴量
34g 織柄2の三刺激値特徴量
35 プログラム
35a 三刺激値特徴量算出部
35b 柄判定部
35c シート材画像取得部
35d 検査部

Claims (5)

  1. 柄を有するシート材を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送されてきた前記シート材を撮像してシート材のカラー画像を得る撮像部と、
    前記シート材のカラー画像から所定領域における複数のピクセルの色値ごとの最大値、最小値及び平均値を計算し、前記色値ごとに前記最大値と前記最小値との差分値を前記平均値で割った色特徴量を算出する色特徴量算出部と、
    算出した前記色特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の色特徴量とを対比して、最も近い色特徴量の柄が前記シート材に含まれていると判定する柄判定部と、
    を備えた、シート材の画像処理装置。
  2. 前記色特徴量算出部は、前記シート材のカラー画像から所定領域における複数のピクセルのRGB表色系による三刺激値R、G、Bごとの最大値(Ar、Ag、Ab)と最小値(Br、Bg、Bb)と平均値(Cr、Cg、Cb)を計算し、下記式、
    R成分特徴量=((Ar−Br))/Cr
    G成分特徴量=((Ag−Bg))/Cg
    B成分特徴量=((Ab−Bb))/Cb
    によってR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量の三刺激値特徴量を前記色特徴量として算出する三刺激値特徴量算出部であって、
    前記柄判定部は、算出した前記三刺激値特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量とを対比して、最も近い三刺激値特徴量の柄が前記シート材に含まれていると判定する
    、シート材の画像処理装置。
  3. 前記柄判定部は、算出した前記三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量と、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量との各成分の差分の絶対値を積算した差分積算値が最小の柄が前記シート材に含まれていると判定する、請求項2に記載のシート材の画像処理装置。
  4. 前記柄判定部は、算出した前記三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量を成分とするベクトルと、あらかじめ記録されている複数の柄の三刺激値特徴量のR成分特徴量、G成分特徴量、B成分特徴量を成分とするベクトルとの内積の値が最大となる柄が前記シート材に含まれていると判定する、請求項2に記載のシート材の画像処理装置。
  5. シート材を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送されてきた前記シート材を撮像してシート材のカラー画像を得る撮像部と、
    前記シート材のカラー画像の所定領域において色値の変化量の総和を計算し、前記色値の変化量の総和が閾値を超えない場合は前記シート材を無地物と判定し、閾値を超える場合は前記シート材が柄を有する柄物と判定する柄判定部と、
    を備えた、シート材の画像処理装置。
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