JP2020085179A - 連結用コック - Google Patents

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【課題】部品数を少とし、軽量化を図りながら、連結作業を繰り返すことなく、一方の連結部の連結軸の周りに、他方の連結部を、任意の角度に設定した状態で、他方の連結部を液体貯留容器に固定することができるようにした連結用コックを提供すること。【解決手段】液体貯留容器60の接続口61に接続可能な連結部を有する筒状本体10と、分岐筒20と、前記筒状本体10および前記分岐筒20の間の流路を開閉しうるコック体30と、前記筒状本体10の連結部を前記接続口61に接続し、前記分岐筒20を任意の角度に設定した状態で、前記筒状本体10を前記接続口61に固定可能な継手40とを備える連結用コック1であって、前記筒状本体10の連結部は、前記接続口61に螺合可能な本体用雄ネジ13を有し、前記継手40は、本体用雄ネジ13に螺合するための継手用雌ネジ42を有して、前記筒状本体10が前記接続口61に固定される。【選択図】図3

Description

本発明は、一方の連結部を液体貯留容器に連結するとともに、他方の連結部を配管に連結し、一方の連結部の連結軸に対して、他方の連結部がほぼ直交している連結用コックであって、他方の連結部を任意の角度に設定した状態で、他方の連結部を液体貯留容器に固定することができるようにした連結用コックに関する。
従来のコックは、図6に示すように、一方の連結部である筒状本体100の外面に切られている雄ネジ部130を、液体貯留容器側の雌ネジ部に締め込んで固定し、他方の連結部である分岐筒200は、連結ホース等の配管に連結するが、雄ネジ部130を容器側の雌ネジ部に回転させながら締め込んで固定するまで、他方の連結部200の位置が、どの位置になるかは分からない。そのため、他方の連結部200の位置が、配管を連結するために必要とされる指定角度範囲に入るように、一方の連結部100に介装されているパッキン180の厚みを変えて、液体貯留容器に対する連結作業を繰り返す煩わしさがあった。
さらに、連結する配管の接続性を向上させるため、配管を連結するために必要とされる客先より要望される角度範囲が、次第に厳しくなってきており、そのため従来の連結用コックでは、他方の連結部200の位置は、角度範囲の中で向きが異なるため、接続する配管の取り回し等、場合によっては配管長さが定まらない等、作業性の悪さが顕著になっている。図2は、連結用コックの分岐筒20に連結する配管側の指定角度の範囲の推移を表した図である。指定角度については、特に液体貯留容器60が商用車の燃料タンクの場合、燃料タンクの大型化、かつ長距離輸送に伴う振動、温度等に対する安全上の観点から、要求が厳しくなってきている。例えば、図2に示すように、従来は、分岐筒20の水平方向からの指定角度が±90°であったものが、±45°〜30°に狭まり、最近では、さらに狭い範囲の指定角度が要求されるようになっている。
この連結作業を繰り返す煩わしさを解決するために、特許文献1には、配管を連結するための連結部の位置を、任意の角度に位置決めすることができる可変式のタンクコックが開示されている。
特許文献1のタンクコックは、液体燃料の貯留されるタンクに設けられた接続口又は配管の何れか一方に液密状態で嵌着される第一接続体と、他方に液密状態で嵌着されるとともに、第一接続体の前記接続口又は配管への嵌入方向に延びる軸線周りに液密状態で回転できるように該第一接続体に連結されて、タンクと配管とを流体的に接続する流路を形成する第二接続体と、前記流路を開閉可能に構成されるコック機構とを備えるタンクコックであって、前記第一接続体は、一端部が前記接続口又は配管の何れか一方に嵌着可能な筒状体で構成されるとともに、軸心と交差する方向で内部に連通する貫通穴が穿設され、前記第二接続体は、第一接続体に対して軸心周りで回転可能に外嵌される外嵌部と、該外嵌部に突設されて前記接続口又は配管の何れか他方に嵌着される筒状の接続部とを備えて構成されるとともに、前記外嵌部には、前記貫通穴と前記接続部とを連通させる接続穴が穿設され、前記コック機構は、第一接続体の一端から他端にかけて貫通した穴内で軸心方向に進退させることにより前記流路を開閉する挿入体と、第一接続体の他端部に螺合されて前記挿入体を液密状態で軸心方向に案内する抜止体とを備えて構成され、前記抜止体を締め付けることにより、第二接続体を回転不能にして位置決めする一方、抜止体を緩めて取り外すことにより、第二接続体を第一接続体の他端側から取り外し可能に構成されている。
しかし、特許文献1に係るタンクコックを図7に示すが、このタンクコックは、図6に示す従来のコックに比べ、第二接続体Bを第一接続体Aの軸線周りに回転できるようにするための外嵌部Cを用いているため、外嵌部Cからの漏れを防止するために2個のOリングDが必要となり、また、第二接続体Bと配管Pとを連結した状態で、第二接続体Bが回転できないようにするため、抜止体Eが通常のプラグより大となっており、さらに、皿バネG、パッキンHも必要となる。このように構造が複雑で、部品数が多いため、製造コストが高くなり、重量も大となっている。そのため、液体貯留容器側の取付け部の強度にも、影響を与えることになる。
特許第3911250号公報
本発明は、部品数を少とし、軽量化を図りながら、連結作業を繰り返すことなく、一方の連結部の連結軸の周りに、他方の連結部を、任意の角度に設定した状態で、他方の連結部を液体貯留容器に固定することができるようにした連結用コックを提供することを目的としている。
さらに、従来のコックにおいて、不必要な部分を可及的に省くことによって、一層の軽量化を図ることも目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)本発明の連結用コックは、液体貯留容器の接続口に接続可能な連結部を有する筒状本体と、前記筒状本体の連結軸に対しほぼ直角に分岐されるように前記筒状本体に固着される分岐筒と、前記筒状本体および前記分岐筒の間の流路を開閉しうるコック体と、前記筒状本体の連結部を前記接続口に接続し、前記分岐筒を任意の角度に設定した状態で、前記筒状本体を前記接続口に固定可能な継手とを備える連結用コックであって、前記筒状本体の連結部は、前記接続口に螺合可能な本体用雄ネジを有し、前記継手は、本体用雄ネジに螺合するための継手用雌ネジを有し、前記本体用雄ネジを前記接続口に螺合した状態で、前記本体用雄ネジに螺合した前記継手用雌ネジを回転させることにより、前記継手が前記液体貯留容器に密接して、前記筒状本体が前記接続口に固定されるようになっていることを特徴とする連結用コックである。
この継手を用いることにより、分岐筒を筒状本体の連結軸に対し任意の角度に設定した状態で、分岐筒を固定することができる。この分岐筒を固定する操作について説明すると、まず本体用雄ネジを液体貯留容器の接続口に螺合させ、ある程度締め込んだ段階で、分岐筒を筒状本体の連結軸に対し所定の角度に位置決めした状態で、継手に設けた継手用雌ネジを筒状本体に設けた本体用雄ネジに螺合させて、液体貯留容器の接続口周りの容器側壁に継手を強く押し当てることによって、筒状本体に固着されている分岐筒を固定することができる。
(2)上記(1)項において、前記筒状本体の外周は円筒状であることを特徴としている。
従来のコックは、筒状本体の外周は、通常、断面六角形状に形成されているが、スパナレンチ、モンキレンチ等の工具を用いて、本発明に係る連結用コックを回転させる場合に、筒状本体の外周を利用することは必要とされない。そのため、筒状本体を断面六角形状に内接する寸法の円筒状とすることにより、連結用コックの軽量化を図ることが可能となる。
(3) 上記(1)または(2)項において、前記継手と前記筒状本体との間の漏れを防止するために、前記筒状本体に設けられている溝にOリングが外嵌されていることを特徴としている。
継手用雌ネジと本体用雄ネジとの螺合部からの液体の外部への漏れを防止するため、筒状本体側の全周に亘って溝を形成し、そこにOリングを外嵌することによって外部への漏れ防止を達成することができる。
(4) 上記(1)または(2)項において、前記継手と前記筒状本体との間の漏れを防止するために、前記継手に設けられている溝にOリングが内嵌されていることを特徴としている。
このような構成とすると、継手用雌ネジと本体用雄ネジとの螺合部からの液体の外部への漏れを防止するため、継手側の内側全周に亘って溝を形成し、そこにOリングを内嵌することによって外部への漏れ防止を達成することができる。
本発明の連結用コックは、図6に示す従来の一般的なコックに対し、継手とOリングを追加するだけでよいので、部品数の増加を最小に抑えることができ、かつ分岐筒を任意の取付角度に位置決めした状態で、これを固定することができる。さらに、筒状本体の外形を、従来の一般的なコックの断面六角形状から、断面六角形状に内接する寸法の円筒状にすることにより、筒状本体の軽量化を図ることができる。
本発明の一実施形態の連結用コックと液体貯留容器との関係を示す概略図である。 図1の連結用コックの分岐筒に連結する配管側の指定角度の要求範囲の推移を表わす図である。 液体貯留容器に取り付けた本発明の一実施形態の連結用コックの上半分を断面して示す正面図である。 図3の連結用コックの分解斜視図である。 本発明の他の実施形態の連結用コックの分解斜視図である。 従来のコックの一例を示す分解斜視図である。 従来のコックの改良した例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図1〜図5において、同様の部分には、同一符号を付してある。
図1は、本発明の連結用コック1、1と液体貯留容器60、60との関係を示す概略図である。2基の液体貯留容器60、60は、左右に並べて設置され、各液体貯留容器60の側壁の下部に設けられた接続口61、61には、本発明の連結用コック1、1が取り付けられており、両連結用コック1、1は、配管70で連結されている。
図3は、液体貯留容器60に取り付けた本発明の一実施形態の連結用コック1の上半分を断面して示す正面図であるである。図4は、図3に示す連結用コック1の分解斜視図である。なお、分岐筒20の分岐方向は、図1および図2に示すように水平方向であるが、分岐筒20の筒状本体10との取付構造の理解のしやすさを考慮して、図3〜図6において、分岐筒20は、垂直方向に分岐しているように表している。
連結用コック1は、液体貯留容器60の接続口61に連結されている筒状本体10と、筒状本体10に対してほぼ直角に分岐し、配管70と連結されている分岐筒20と、筒状本体10および分岐筒20の間の流路を開閉するコック体30と、筒状本体10を固定するための継手40とを備えている。
筒状本体10は、その外側は筒状体であり、液体貯留容器60側を前部とすると前部側が小径である小径部11aと、後部側が大径である大径部11bとからなっている。小径部11aの前側部には、液体貯留容器60の接続口用雌ネジ62と螺合するための本体用雄ネジ13が形成され、小径部11aの後側部には、筒状本体10の全周に亘って、本体溝15が形成されている。この本体溝15には、後述するOリング16が外嵌されている。また、大径部11bの前側部には、分岐筒20を取り付けるための取付孔17があけられている。
筒状本体10の内側には、貫通孔12が形成されている。貫通孔12は、前側部が小径である小径部12aと、後側部が大径である大径部12bとからなっており、小径部12aと大径部12bとの境は段部12cとされている。大径部12bには、後述するコック体30を導入するための、本体用雌ネジ14が切られている。
図3に示すように、液体貯留容器60の接続口61の内側に、接続口用雌ネジ62が切られた取付プレート63が、プロジェクション溶接によって取り付けられている。
分岐筒20を筒状本体10の連結軸に対し所定の角度に位置決めした状態で、筒状本体10を固定するために、継手40を用いている。すなわち、接続口用雌ネジ62に筒状本体10の本体用雄ネジ13を螺合させてから、継手40の継手用雌ネジ42を本体用雄ネジ13に螺合させ、継手40の先端部を液体貯留容器60の接続口61周りの容器側壁に強く押し当てることによって、筒状本体10を固定する。分岐筒20は、後述するように、ろう付けによって、筒状本体10に強固に固着されているため、筒状本体10と共に固定されることになる。
なお、継手40と容器側壁との接触部から外部への漏れを防止するために、継手用パッキン43が介装されており、また、継手用雌ネジ42と本体用雄ネジ13との螺合部から外部への漏れを防止するために、前述したように、本体溝15には、Oリング16が外嵌されている。
分岐筒20は、筒状本体10に設けられた取付孔17にろう付けして取り付けられている。分岐筒20の取付けは、連続炉の中で大気と遮断する保護用のガスとして還元性ガスを用い、この雰囲気中で加熱し、ろう付けを行う、無酸化雰囲気ろう付けを採用している。ろうの材料としては、ろう付強度が高い銅または銅合金を採用している。
分岐筒20の先端には、配管70が連結されている。配管70は、弾性変形可能なフレキシブルホースを採用しているため、配管70には抜け止め用に拡径部21が形成されている。拡径部21は、分岐筒20の外径よりも大径であり、外嵌した配管70が、部分的に押し広げられるようになっている。
コック体30は、筒状本体10の貫通孔の大径部12b内を占める棒状の主軸31と、貫通孔の大径部12bから外部への漏れを防止するためのねじ込み継手としてのプラグ51とから主に構成されている。
主軸31の前側部の先端には、テーパー状の斜面部32が形成されている。この斜面部32は、前述の筒状本体10の貫通孔12に設けられた段部12cと密接することによって、筒状本体10と分岐筒20との間の液体の内部流れを停止させ、密接を解くことによって内部流れを生じさせている。
主軸31には、本体用雌ネジ14と螺合可能な主軸用雄ネジ33が切られており、この螺合の調整により、段部12cと斜面部32との密接を調節することができる。なお、主軸31の後側部には、主軸31を回転させるためのハンドル35が設けられている。
主軸用雄ネジ33よりも後部側の主軸31の径は、主軸用雄ネジ33よりも前部側の径よりも小さくなっている。これは、貫通孔の大径部12bから外部への漏れを防止するために、ねじ込み継手としてのプラグ51を用いており、このプラグ51のプラグ用雄ネジ53を、本体用雌ネジ14に螺合することができるようにするためである(図3のプラグ用雄ネジ53周りを参照)。
コック体30を組み立てるには、プラグ溝54にOリング55を内嵌したプラグ51を、主軸31の後側部から差し込み、次に主軸31の後側部に設けた孔34に、ハンドル35を嵌入して組み立てることができる。
図4を参照して、上記構成の連結用コック1の組み立てについて説明する。まず、筒状本体10の本体溝15にOリング16を外嵌し、継手40の継手用雌ネジ42を、筒状本体10の前側部の本体用雄ネジ13の先端から螺合させ、継手40を後部側に移動させ、継手40がOリング16を覆い、大径部11bと接する位置までもっていく。この操作は、指で継手40を回すことによって行うことができる。
次に、前述のように組み立てたコック体30のプラグ51の前部側面に、プラグ用パッキン56を重合し、プラグ51を主軸用雄ネジ33に接する位置まで、主軸31に沿って前部側に移動させてから、ハンドル35を用いて、主軸用雄ネジ33を本体用雌ネジ14に螺合させ、続いて、プラグ鍔52を回して、プラグ用雄ネジ53を本体用雌ネジ14に螺合させ、プラグ用パッキン56を大径部11bとプラグ51との間に強く挟み込むように締め付ける。
最後に、ハンドル35を回して、主軸31の斜面部32が段部12cに密接する位置まで前進させ、筒状本体10と分岐筒20との間の液体の内部流れを停止させる位置に、主軸31を位置決めすることにより、連結用コック1の組み立てが完了する。
前述のように組み立てた連結用コック1を用いて、液体貯留容器60と配管70との接続について説明する。まず、継手用パッキン43を連結用コック1の前部側先端から継手40に接するまで介装し、本体用雄ネジ13を接続口用雌ネジ62に螺合させる(図3を参照)。この操作は、指で連結用コック1を回すことで容易に行うことができる。
継手用パッキン43が液体貯留容器60の壁面に接する直前まで、本体用雄ネジ13を螺合させてから、分岐筒20を筒状本体10の連結軸に対して所定の角度に位置決めした状態で、分岐筒20を固定するために、継手鍔41を回して継手用雌ネジ42を本体用雄ネジ13に螺合させることによって、継手用パッキン43を液体貯留容器60の側壁と継手40との間に強く挟み込むように締め付ける。この操作で、筒状本体10は、液体貯留容器60の側壁に固定されるので、筒状本体10に固着されている分岐筒20も固定される。
次に、分岐筒20に配管70を取り付ける(図3を参照)。本実施形態の配管70は、弾性変形可能なフレキシブルホースを採用しているため、配管70の抜け止め用に拡径部21が形成されている。拡径部21は、分岐筒20の外径よりも大きくなるように設定されており、外嵌した配管70が部分的に押し広げられるようになっている。さらに、拡径部21の下側で、ホース止め金具を用いることも可能である。
なお、前述の実施形態では、継手用雌ネジ42と本体用雄ネジ13との螺合部から外部への漏れを防止するために、図4に示すように、筒状本体10に本体溝15を設け、そこにOリング16を外嵌することにしているが、この代わりに、図5に示すように、継手40の継手用雌ネジ42の後部側に継手40の内側全周に亘って継手溝44を設け、そこにOリング16を内嵌するようにしてもよい。
本発明にかかる連結用コック1は、図6に示す従来の一般的なコックに対し、継手40とOリング16を追加するだけであって、部品数の増加を最小に抑え、かつ、筒状本体10の外形を従来の一般的なコックの断面六角形状から断面六角形状に内接する寸法の円筒状にすることにより、筒状本体10の軽量化を図ることができた。たとえば、図6に示す従来の一般的なコックの一個当たりの重量は、約200グラム、図7に示す従来のコックを改良したコックの一個当たりの重量は、約250グラムに対し、本発明にかかる連結用コック一個当たりの重量は、約160グラムと、軽量化を実現することができた。
1 連結用コック
10 筒状本体
11a 小径部
11b 大径部
12 貫通孔
12a 小径部
12b 大径部
12c 段部
13 本体用雄ネジ
14 本体用雌ネジ
15 本体溝
16 Oリング
17 取付孔
18 本体用パッキン
20 分岐筒
21 拡径部
30 コック体
31 主軸
32 斜面部
33 主軸用雄ネジ
34 孔
35 ハンドル
40 継手
41 継手鍔
42 継手用雌ネジ
43 継手用パッキン
44 継手溝
51 プラグ
52 プラグ鍔
53 プラグ用雄ネジ
54 プラグ溝
55 Oリング
56 プラグ用パッキン
60 液体貯留容器
61 接続口
62 接続口用雌ネジ
63 取付プレート
70 配管
100 一方の連結部
130 雄ネジ部
180 パッキン
200 他方の連結部
A 第一接続体
B 第二接続体
C 外嵌部
D Oリング
E 抜止体
F 液体燃料
G 皿バネ
H パッキン
T タンク

Claims (4)

  1. 液体貯留容器の接続口に接続可能な連結部を有する筒状本体と、
    前記筒状本体の連結軸に対しほぼ直角に分岐されるように前記筒状本体に固着される分岐筒と、
    前記筒状本体および前記分岐筒の間の流路を開閉しうるコック体と、
    前記筒状本体の連結部を前記接続口に接続し、前記分岐筒を任意の角度に設定した状態で、前記筒状本体を前記接続口に固定可能な継手とを備える連結用コックであって、
    前記筒状本体の連結部は、前記接続口に螺合可能な本体用雄ネジを有し、
    前記継手は、本体用雄ネジに螺合するための継手用雌ネジを有し、
    前記本体用雄ネジを前記接続口に螺合した状態で、前記本体用雄ネジに螺合した前記継手用雌ネジを回転させることにより、前記継手が前記液体貯留容器に密接して、前記筒状本体が前記接続口に固定されるようになっていることを特徴とする連結用コック。
  2. 前記筒状本体の外周は、円筒状であることを特徴とする請求項1に記載の連結用コック。
  3. 前記継手と前記筒状本体との間の漏れを防止するために、前記筒状本体に設けられている溝に、Oリングが外嵌されていることを特徴とする請求項1または2に記載の連結用コック。
  4. 前記継手と前記筒状本体との間の漏れを防止するために、前記継手部に設けられている溝に、Oリングが内嵌されていることを特徴とする請求項1または2に記載の連結用コック。
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JP3065618U (ja) * 1999-07-09 2000-02-08 次男 長友 酒類用容器
JP2011026897A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 蛇口の止水構造

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