JP2020084448A - 水路堆積物除去装置 - Google Patents
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Abstract
Description
便宜上、図1における右方向を前方向、図1における左方向を後方向と称する。また、図2における上方向を左方向、図2における下方向を右方向と称する。よって、図1は、本実施形態に係る水路堆積物除去装置1の右側面図である。図1に示されるように、水路堆積物除去装置1は、水路2(図6参照)の底部を走行する走行部11と、水路2の底部に堆積した土砂等の堆積物3(図6参照)を解砕および攪拌して掻き揚げる攪拌部21と、攪拌部21によって掻き揚げられた堆積物3を受け入れて上方へ送るスクリュコンベア71(揚土部)と、を備える。
まず、例えば、車両が進入可能な場所まで水路堆積物除去装置1を運搬し、その場所で車両から水路堆積物除去装置1を降ろす。次に、水路堆積物除去装置1を水路2まで自走させる。このとき、作業者は、ハンドトラックの要領で、両手でハンドル4を操作するようにして水路堆積物除去装置1に追従する。作業者は、ハンドル4に設けられたレバー5を操作することにより、水路堆積物除去装置1の走行速度を調節することができる。なお、水路堆積物除去装置1の前進/後退は、上フレーム6に取り付けられた操作ボックス8(図2参照)のスイッチの操作により切り替えることができる。なお、走行部11と、攪拌部21およびスクリュコンベア71(揚土部)とは、容易に脱着することが可能であり、水路堆積物除去装置1の自走による進入が困難な場所では、分解して搬入することができる。
本実施形態では、攪拌部21の羽根車23のパドル33,34および53,54(プレート35,36および55,56)に鋼板を用いたが、パドル33,34および53,54の材質は、樹脂、ゴム等を用いることができる。また、堆積物3の性状に応じて、パドル33,34および53,54の表面に滑面素材を貼付することができる。
ここで、パドル33,34および53,54に鋼材、樹脂を用いた場合、水路2の堆積物3を所定の掘削深度まで確実に除去することができる。他方、パドル33,34および53,54にゴムを用いた場合、負荷に応じてパドル33,34および53,54を変形させることにより、羽根車23および原動機22へ入力される負荷を軽減することができる。また、ゴムの弾性力を利用して、パドル33,34および53,54によって解砕した堆積物3をスクリュコンベア71(揚土部)の受け口82へ向かって弾き飛ばすことができるとともに、パドル33,34および53,54に付着した土砂を剥離することができる。
本実施形態では、パドル33,34および53,54を回転方向に対して後傾させているが(図5参照)、図11に示されるように、堆積物3の性状に応じて、パドル33,34および53,54を回転方向に対して前傾させてもよい。
本実施形態では、スクリュコンベア71(揚土部)のスクリュ72,73の材質は鋼材であるが、樹脂あるいはゴム等の弾性体を用いることができる。
本実施形態では、ケース74およびスライダ88の材質はアクリル樹脂であるが、耐摩耗性を考慮し、塩化ビニル樹脂や金属等を用いることができる。
本実施形態では、スクリュコンベア71のケース74の断面をベン図形状に形成することで、ケース74とブレード72A,73Aの外周縁部との隙間をスクリュ72,73の全長にわたって一定したが、図12に示されるように、ケース74の後側壁74Aを平面に形成し、後側壁74Aの内面に、スクリュ72,73の全長に沿って延びる三角柱91を設けることにより、後側壁74Aとスクリュ72,73との間の隙間を埋めるようにしてもよい。
Claims (12)
- 水路の堆積物を除去する装置であって、
水路の底部を走行する走行部と、
水路の底部の堆積物を解砕および攪拌して掻き揚げる攪拌部と、
前記攪拌部によって掻き揚げられた堆積物を受け入れて上方へ送る揚土部と、
を備えることを特徴とする水路堆積物除去装置。 - 前記走行部は、ハンドトラック形式のフレームを備えることを特徴とする請求項1に記載の水路堆積物除去装置。
- 前記走行部は、単一の走行履帯と、該走行履帯を駆動する走行履帯駆動部と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の水路堆積物除去装置。
- 前記ハンドトラック形式のフレームは、前記走行履帯が設けられる走行フレームと、前記攪拌部および前記揚土部が設けられる上フレームとを有し、前記走行フレームと前記上フレームとは、自在継手を介して連結されることを特徴とする請求項3に記載の水路堆積物除去装置。
- 前記走行部は、水路を跨いて両側に接地させる補助輪を備え、該補助輪は、高さと車輪間隔とを調整可能であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の水路堆積物除去装置。
- 前記攪拌部は、水路の幅方向に沿って水平に延びる軸を中心に回転する羽根車を備え、該羽根車は、前記軸の回りに配置される複数個のパドルを有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の水路堆積物除去装置。
- 前記パドルは、前記羽根車の回転方向に対して前傾あるいは後傾されていることを特徴とする請求項6に記載の水路堆積物除去装置。
- 前記パドルは、先端部にスクレーパが取り付けられることを特徴とする請求項6または7に記載の水路堆積物除去装置。
- 前記揚土部は、ブレードが軸方向に重なるように並列に配置された一対のスクリュを備えるスクリュコンベアからなり、前記一対のスクリュは、前記ブレードの巻方向が相反し、相互に内向きに回転することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の水路堆積物除去装置。
- 前記スクリュコンベアは、前記一対のスクリュを収容するケースを備え、該ケースと前記ブレードの外周縁部との隙間が前記スクリュの全長にわたって一定であることを特徴とする請求項9に記載の水路堆積物除去装置。
- 前記ブレードの上面には、前記スクリュの内周側から外周側へ延びる突起が設けられることを特徴とする請求項9または10に記載の水路堆積物除去装置。
- 前記攪拌部によって掻き揚げられた堆積物を前記揚土部の受け口へ誘導する集土部を有することを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の水路堆積物除去装置。
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- 2018-11-19 JP JP2018216481A patent/JP6552706B1/ja active Active
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