JP2020083421A - 包装装置 - Google Patents

包装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020083421A
JP2020083421A JP2018223612A JP2018223612A JP2020083421A JP 2020083421 A JP2020083421 A JP 2020083421A JP 2018223612 A JP2018223612 A JP 2018223612A JP 2018223612 A JP2018223612 A JP 2018223612A JP 2020083421 A JP2020083421 A JP 2020083421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging bag
opening
bag
packaging
static elimination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018223612A
Other languages
English (en)
Inventor
智史 大朏
Satoshi Otsuki
智史 大朏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPN Corp
Original Assignee
Nippon Flour Mills Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Flour Mills Co Ltd filed Critical Nippon Flour Mills Co Ltd
Priority to JP2018223612A priority Critical patent/JP2020083421A/ja
Publication of JP2020083421A publication Critical patent/JP2020083421A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Abstract

【課題】被包装物として粉体を採用した場合において粉噛みの発生頻度が顕著に低減された包装装置を提供すること。【解決手段】本発明は、包装袋の開口部を開け広げる袋開装置と、開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の内部に除電エアを供給する第1除電エア供給装置と、開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の内部に被包装物を充填する充填装置と、前記包装袋の開口部を閉じる袋閉装置と、を備えたことを特徴とする包装装置である。【選択図】図3

Description

本発明は、包装袋の開口部を開け広げる袋開装置と、包装袋の内部に被包装物を充填する充填装置と、包装袋の開口部を閉じる袋閉装置と、を備えた包装装置に関する。
従来より、例えば商品である被包装物を内部に充填(収容)した包装袋が、様々な態様で製造されて販売されている。
特許文献1は、包装袋内に食品等の被包装物を充填した後、当該包装袋を次のステーションまで周方向に(ロータリーに)搬送してから袋口をシールするロータリー式包装機を開示している。
特許文献1に開示されたロータリー式包装機によれば、包装袋の生産効率および量産性を向上させつつ、周方向に隣接する各ステーションに配置される各装置を安定して機能させることができる。
特開2018−016375号公報 特開2006−036324号公報 特開2003−205912号公報
本件発明者は、被包装物として特に粉体(小麦粉、天ぷら粉、お好み焼き粉、唐揚げ粉など)を包装袋に充填する際、粉舞いが生じて、包装袋の開口部を閉じる際に当該開口部において「粉噛み」(粉が介在して開口部の密閉を妨げている状態)が生じてしまうという問題に焦点を当てて、鋭意検討を重ねてきた。
そして、本件発明者は、(1)包装袋の開口部を開け広げる際に、当該包装袋の内面同士が僅かに摩擦することによって、当該包装袋の内面が静電気を帯びた状態となること、及び、(2)当該静電気が、その後に充填される粉体の付着を助長していること、を突き止めた。
包装袋は、安価であることが求められ、例えばポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレン等の材料から選択されている。これらの材料に静電気による帯電を抑制する処理を行うことは、不可能では無いかも知れないが、包装袋を高価にしてしまうために好ましくない。
そこで、本件発明者は、包装袋の内面が静電気を帯びてしまった後、被包装物を充填する前に当該静電気を除電することについて、粉体付着抑制効果の有効性、ひいては粉噛み抑制効果の有効性を検証してきた。
本発明は、以上の背景に鑑みて創案されたものである。本発明の目的は、被包装物として粉体を採用した場合において粉噛みの発生頻度が顕著に低減された包装装置を提供することである。
なお、特許文献2には、静電気により付着した粉粒体を除去するワイパー装置が開示されているが、静電気自体を除電することについては開示ないし示唆がない。
また、特許文献3には、ストッカー内のポリ袋の外面に向けて除電エアを吹き付けることが記載されているが、袋の内面の静電体を除電することについては開示ないし示唆がない。
本発明は、包装袋の開口部を開け広げる袋開装置と、開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の内部に除電エアを供給する第1除電エア供給装置と、開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の内部に被包装物を充填する充填装置と、前記包装袋の開口部を閉じる袋閉装置と、を備えたことを特徴とする包装装置である。
本発明によれば、包装袋の内部に除電エアを供給することによって、包装袋の内面の静電気を除電することができる。これにより、例えば包装袋の開口部を開け広げる際に当該包装袋の内面同士が僅かに摩擦することによって当該包装袋の内面が静電気を帯びたとしても、その後に被包装物を充填する際や包装袋の開口部を閉じる際に当該静電気が不利に影響することを回避することができる。特に、被包装物として粉体を採用した場合においては、粉体付着を効果的に抑制し、ひいては粉噛みを効果的に抑制することができる。
本発明の包装装置は、開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の開口部の内側に除電エアを供給する第2除電エア供給装置を更に備えることが好ましい。これによれば、包装袋の開口部を閉じる際に静電気が不利に影響することを、より確実に回避することができる。
また、この場合、第1除電エア供給装置と第2除電エア供給装置とは、共通の除電エア製造器に接続されていることが好ましい。これによれば、2つの除電エア供給装置が1つの除電エア製造器を共用できるため、包装装置の小型化が図れる。
また、少なくとも本件出願の時点では、第2エア除電装置を含み第1エア除電装置を含まない態様も、本願の保護対象である。すなわち、本発明は、包装袋の開口部を開け広げる袋開装置と、開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の内部に被包装物を充填する充填装置と、開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の開口部の内側に除電エアを供給する第2除電エア供給装置と、前記包装袋の開口部を閉じる袋閉装置と、を備えたことを特徴とする包装装置である。
本発明によっても、包装袋の開口部を閉じる際に静電気が不利に影響することを回避することができる。特に、被包装物として粉体を採用した場合においては、粉噛みを効果的に抑制することができる。
以上の各発明において、第2除電エア供給装置は、前記包装袋の開口部内に進入して当該開口部の内側に対面する複数の除電エア噴射部を有していることが好ましい。これによれば、包装袋の開口部の内側の複数個所に一度に除電エアを供給することができるため、短時間でより確実に包装袋の開口部の内側の除電効果を得ることができる。
例えば、前記袋閉装置は、前記包装袋の開口部を密封するシール装置である。粉噛みが発生した状態で開口部が密封された包装袋は、不良品として廃棄される。従って、粉噛みが発生した状態で開口部が密封されることが抑制されることは、非常に有用である。
また、例えば、前記袋開装置は、前記包装袋の対向する両面にそれぞれ吸着する一対の吸盤を有している。これによれば、包装袋の対向する両面を簡単に開け広げることができる。一方、当該態様では、包装袋の開口部を開け広げる際に当該包装袋の内面同士が僅かに摩擦して当該包装袋の内面が静電気を帯びる可能性が高いが、本発明によれば当該静電気がその後に除電されるため、大きな問題は生じない。
また、前記袋開装置によって前記包装袋の開口部が開け広げられる時の当該包装袋の袋開位置と、前記充填装置によって前記包装袋の内部に被包装物が充填される時の当該包装袋の充填位置と、は異なっていることが好ましい。例えば、本発明の包装装置は、袋開ステーションと充填ステーションとを備えたロータリー包装装置として構成することができる。この場合には、前記袋開位置から前記充填位置まで前記包装袋を搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって前記袋開位置から前記充填位置まで前記包装袋が搬送される間、前記袋開装置によって開け広げられた前記包装袋の開口部が閉じてしまわないように当該包装袋の開口部を開け広げた状態に保持する保持部材と、を更に備えることが好ましい。
また、以上の各発明において、前記包装袋の内部に充填された前記被包装物が振動するように前記包装袋をタッピングするタッピング装置を更に備えることが好ましい。これによれば、被包装物を包装袋内にバランス良く充填することができる。一方、当該態様では、特に被包装物として粉体を採用した場合において粉舞いが生じやすくなるが、本発明によれば包装袋の内面の静電気が除電されているため、粉噛みは生じにくい。
第1除電エア供給装置を備えた本発明によれば、包装袋の内部に除電エアを供給することによって、包装袋の内面の静電気を除電することができる。これにより、例えば包装袋の開口部を開け広げる際に当該包装袋の内面同士が僅かに摩擦することによって当該包装袋の内面が静電気を帯びたとしても、その後に被包装物を充填する際や包装袋の開口部を閉じる際に当該静電気が不利に影響することを回避することができる。特に、被包装物として粉体を採用した場合においては、粉体付着を効果的に抑制し、ひいては粉噛みを効果的に抑制することができる。
あるいは、第2除電エア供給装置を備えた本発明によれば、包装袋の開口部を閉じる際に静電気が不利に影響することを回避することができる。特に、被包装物として粉体を採用した場合においては、粉噛みを効果的に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る包装装置の概略平面図である。 本実施形態に係る包装装置の袋開動作について説明するための概略平面図である。 本実施形態に係る包装装置の第1除電エア供給装置を説明するための概略正面図である。 本実施形態に係る包装装置の充填動作について説明するための概略平面図である。 本実施形態に係る包装装置の第2除電エア供給装置を説明するための概略正面図である。 第2除電エア供給装置の他の形態例を示す概略正面図である。 第2除電エア供給装置の更に他の形態例を示す概略正面図である。 第2除電エア供給装置の更に他の形態例を示す概略正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る包装装置の概略平面図である。本実施形態の包装装置は、ロータリー式包装装置として構成されており、10個のステーションS1〜S10が周方向に整列配置されている。図2は、本実施形態に係る包装装置の袋開動作について説明するための概略平面図であり、図3は、本実施形態に係る包装装置の第1除電エア供給装置を説明するための概略正面図である。
本実施形態では、第1ステーションS1において、一対の対向する袋保持フィンガ11、12が、1枚の平坦な長方形状の包装袋10の両側縁の上部を、それぞれ保持するようになっている(図2及び図3参照)。この状態で(一対の袋保持フィンガ11、12に保持された状態で)、搬送装置15(図2に概略的に図示)によって、包装袋10は隣接する次のステーションへと順次に間欠的に搬送されるようになっている。10個のステーションS1〜S10に対応して、10対の袋保持フィンガ11、12が周方向に整列されている。
続いて、第2ステーションS2において、図2に示すように、袋開装置としての一対の吸盤装置21、22が、包装袋10の開口部(袋口)を開け広げるようになっている(詳細は後述する)。また、当該第2ステーションS2において、第1除電エア供給装置25(図3参照)が、開け広げられた包装袋10の開口部を介して、包装袋10の内部(本件発明者の知見によれば、僅かに負に帯電することがある)に除電エア(例えば正イオンを含んだエア)を供給するようになっている。
続いて、第3ステーションS3において、充填装置としての漏斗状筒部31(図4に概略的に図示)が、開け広げられた包装袋10の開口部を介して包装袋10の内部に被包装物を充填するようになっている。本実施形態では、被包装物は、粉体である。
続いて、第4ステーションS4において、タッピング装置51(図5に概略的に図示)が、包装袋10の内部に充填された被包装物が振動するように、包装袋10の底面を鉛直方向にタッピングするようになっている。
続いて、第5ステーションS5において、第2除電エア供給装置55(図5参照)が、開け広げられた包装袋10の開口部を介して、包装袋10の開口部の内側(特にはシール装置61(図1に概略的に図示)によってシールされる箇所)に局所的に除電エアを供給するようになっている。また、第5ステーションS5においても、第4ステーションS4と同様に、タッピング装置51(図5参照)が、包装袋10の内部に充填された被包装物が振動するように、包装袋10の底面を鉛直方向にタッピングするようになっている。
続いて、第6ステーションS6において、袋閉装置としてのシール装置61が、包装袋10の開口部を密封するようになっている。
そして、第7ステーションS7において、被包装物が充填され開口部が密封された包装袋10が、包装装置の外部へと取り出されるようになっている。
第8ステーションS8〜第10ステーションS10は、予備のステーションであり、本実施形態では機器装置が配置されていない。もっとも、必要に応じて適宜の機器装置が追加され得る。例えば、包装袋10の印字(ないし印刷)を行うための機器装置が設置されたり(印字ステーション)、当該印字(ないし印刷)の検査を行うための機器装置が設置されたり(印字検査ステーション)、当該印字(ないし印刷)が不適であった包装袋10を排除する機器装置が設置されたり(排除ステーション)してもよい。
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態の包装装置の袋開動作について詳細に説明する。一対の袋保持フィンガ11、12に左右の両側縁の上部を保持された包装袋10が第2ステーションS2に搬送されると、一対の吸盤装置21、22が、包装袋10の左右方向中央の上部の前面と後面とに近づけられる(図2(a)の状態)。そして、一対の吸盤装置21、22が、包装袋10の左右方向中央の上部の前面と後面と吸着する(図2(b)の状態)。包装袋10の前面における吸盤装置22の吸着位置が、図3に破線の円形で図示されている。
続いて、一対の吸盤装置21、22は、包装袋10の前面と後面とをそれぞれ吸着したまま、互いから引き離される。この時、包装袋10に過度な張力が作用しないように、一対の袋保持フィンガ11、12が互いに近づけられる。この結果、図2(c)に示すように、包装袋10の開口部が開け広げられる。
一方、図3に示すように、開け広げられた包装袋10の開口部の中央領域の上方に対応する位置に、第1除電エア供給装置25が設けられている。第1除電エア供給装置25の鉛直方向の投影位置が、図2(c)に破線の円形で図示されている。第1除電エア供給装置25は、内径1〜2mmの円筒管状の開口部からなり、圧縮エア供給源27から供給される圧縮エアに基づいて除電エア製造器26によって製造された除電エアを、包装袋10の内部に供給する。開口部の内径が小さい方が圧縮エアの放出速度が高められて、より少量の圧縮エアで効果的に包装袋10を開け広げることができる。
また、一対の吸盤装置21、22によって開け広げられた包装袋10の開口部が閉じてしまわないように、包装袋10の開口部を開け広げた状態に保持する一対の保持爪23、24(保持部材の一例)が、開け広げられた包装袋10の開口部内に前後に間隔を開けて上方側から挿入される。一対の保持爪23、24が挿入された後、図2(d)に示すように、一対の吸盤装置21、22は、包装袋10を解放する(当該解放動作のため、一対の吸盤装置21、22は、搬送前に吸盤の吸着力を解放する切替装置を有していることが好ましい。
その後、包装袋10は、一対の袋保持フィンガ11、12によって保持され一対の保持爪23、24によって開口部を開け広げた状態が維持されたまま、搬送装置15によって、次の第3ステーションS3へと間欠的に搬送される(一対の保持爪23、24は第3ステーションS3まで伴走する)。一方、当該搬送に伴って、一対の袋保持フィンガ11’、12’によって保持された次の包装袋10’が第2ステーションS2に供給され、次の袋開動作が開始される。
次に、図4を参照して、本実施形態の包装装置の充填動作について詳細に説明する。図4は、本実施形態に係る包装装置の充填動作について説明するための概略平面図である。一対の袋保持フィンガ11、12によって保持され一対の保持爪23、24によって開口部を開け広げた状態が維持された包装袋10が第3ステーションS3に搬送されると、充填装置としての漏斗状筒部31が、開け広げられた包装袋10の開口部の中央領域内に上方側から挿入される。漏斗状筒部31の投影位置が、図4(a)に破線の円形で図示されている。
漏斗状筒部31が挿入された後、図4(b)に示すように、一対の保持爪23、24が包装袋10の開口部の上方側へと退避する。一対の保持爪23、24は、次の包装袋10’に対する動作のため、第2ステーションS2へと戻っていく。
そして、漏斗状筒部31から被包装物が包装袋10の内部に充填される。その後、漏斗状筒部31は包装袋10の開口部の上方側へと退避する。包装袋10は、内部に充填された被包装物の存在によって、図4(c)に示すように、開口部を開け広げた状態を更に維持する。
その後、包装袋10は、搬送装置15によって、次の第4ステーションS4へと間欠的に搬送される。第4ステーションS4では、タッピング装置51(図5参照)によって包装袋10の底面が鉛直方向にタッピングされ、包装袋10の内部に充填された被包装物が振動して、被包装物の収容状態のバランスが整えられる。
その後、包装袋10は、搬送装置15によって、次の第5ステーションS5へと間欠的に搬送される。第5ステーションS5でも、タッピング装置51(図5参照)によって包装袋10の底面が鉛直方向にタッピングされ、包装袋10の内部に充填された被包装物が振動して、被包装物の収容状態のバランスが整えられる。一方、第5ステーションS5では、第2除電エア供給装置55(図5参照)が、開け広げられた包装袋10の開口部を介して、包装袋10の開口部の内側に局所的に除電エアを供給する。
図5は、本実施形態に係る包装装置の第2除電エア供給装置を説明するための概略正面図である。図5に示すように、第2除電エア供給装置55も、第1除電エア供給装置25と同様に、圧縮エア供給源27から供給される圧縮エアに基づいて除電エア製造器26によって製造された除電エアを、包装袋10の内部に供給する。第2除電エア供給装置55は、例えば平面視で略菱形のヘッド部材を有していて、除電エアの供給のために開け広げられた包装袋10の開口部の中央領域内に上方側から挿入され、包装袋10の開口部の内側に局所的に除電エアを供給した後、当該開口部の上方側へと退避する。
より具体的には、ヘッド部材55の左前面には等間隔(例えば10〜15mm間隔)に3つの同一サイズ(例えば直径1〜2mm)のエア噴射孔55a、55b、55c(除電エア噴射部の一例)が設けられており、ヘッド部材55の右前面には等間隔に3つの同一サイズ(例えば直径1〜2mm)のエア噴射孔55d、55e、55fが設けられており、ヘッド部材55の左後面にも同様に3つのエア噴射孔が設けられており、ヘッド部材55の右後面にも同様に3つのエア噴射孔が設けられている。これにより、合計で12個のエア噴射孔によって、短時間でより確実に包装袋10の開口部の内側を除電することができ、包装袋10の開口部の内側に被包装物が残存(付着等)することをより効果的に抑制することができる。なお、平面視(菱形)において、左前面と右前面とがなす角度は、例えば120〜150°であり、左後面と右後面とがなす角度も、例えば120〜150°であり、左前面と左後面とがなす角度は、30〜60°であり、右前面と右後面とがなす角度も、30〜60°である。
第2除電エア供給装置55は、略円筒形のヘッド部材を有していてもよい。この場合、例えば等間隔にエア噴射孔が設けられ得る(図6参照)。更に、第2除電エア供給装置55は、略切頭円錐形のヘッド部材を有していてもよい。この場合も、例えば等間隔にエア噴射孔が設けられ得る(図7参照)。また、この場合、エア噴射孔は、切頭円錐面に垂直な方向(やや上向き)に除電エアを噴射するように設けられてもよい。あるいは、第2除電エア供給装置55は、略多角柱形(六角柱以上のn角柱)のヘッド部材からなってもよい。この場合、例えば各面において等間隔にエア噴射孔が設けられ得る(図8(八角柱の例)参照)。なお、包装袋が平面視で円形というより平たい形で開口される場合には、図6乃至図8に示すように、包装袋の内面近くに配置される噴射孔の直径を大きくして(例えば6〜15mm)、包装袋に斜めに対面する噴射孔の直径を小さくして(例えば1〜2mm)、後者からの噴射距離を長くすることが好ましい。これにより、包装袋の内面の隅々まで除電エアを供給することができる。
その後、包装袋10は、搬送装置15によって、次の第6ステーションS6へと間欠的に搬送される。第6ステーションS6では、袋閉装置としてのシール装置61が、包装袋10の開口部を密封する。
その後、包装袋10は、搬送装置15によって、次の第7ステーションS7へと間欠的に搬送される。第7ステーションS7では、被包装物が充填され開口部が密封された包装袋10が、包装装置の外部へと取り出される。
以上のような本実施形態の包装装置によれば、第2ステーションS2において第1除電エア供給装置25によって包装袋10の内部に除電エアを供給することによって、包装袋10の内面の静電気を除電することができる。これにより、包装袋10の開口部を開け広げる際に包装袋10の内面同士が僅かに摩擦することによって包装袋10の内面が静電気を帯びたとしても、その後に被包装物を充填する際や包装袋10の開口部を閉じる際に当該静電気が不利に影響することを回避することができる。特に、被包装物として粉体を採用した場合には、粉体付着を効果的に抑制し、ひいては粉噛みを効果的に抑制することができる。また、第1除電エア供給装置25による除電エアの供給は、空圧によって包装袋10の完全な開け広げをアシストする作用も奏する。
また、本実施形態の包装装置によれば、包装袋10の開口部がシール装置61によってシールされる第6ステーションS6の直前の第5ステーションS5において、第2除電エア供給装置55によって包装袋10の開口部の内側に除電エアを供給することによって、当該開口部の内側を除電することができ、包装袋10の開口部の内側に被包装物が残存(付着等)することをより効果的に抑制することができる。これにより、特に被包装物として粉体を採用した場合には、粉噛みを効果的に抑制することができる。
特に本実施形態の包装装置においては、第2除電エア供給装置55が、包装袋10の開口部内に進入して当該開口部の内側に対面する12語のエア噴射孔(除電エア噴射部)を有しているため、包装袋10の開口部の内側の12個所に一度に除電エアを供給することができ、短時間でより確実に包装袋10の開口部の内側の除電効果を得ることができる。
また、本実施形態の包装装置においては、第1除電エア供給装置25と第2除電エア供給装置55とが共通の除電エア製造器26に接続されているため、2つの除電エア供給装置25、55が1つの除電エア製造器26を共用することができ、包装装置の小型化が図られている。
また、本実施形態の包装装置は、袋閉装置として包装袋10の開口部を密封するシール装置61を採用しているが、包装袋10の開口部の内側に被包装物が残存(付着等)することが抑制されることにより、不良品(粉噛みが発生した状態で開口部が密封されたもの)の発生率を顕著に低減することができる。
また、本実施形態の包装装置は、袋開装置として包装袋10の対向する両面にそれぞれ吸着する一対の吸盤装置21、22を採用しているため、包装袋10の対向する両面を簡単に開け広げることができる。一方、当該態様では、包装袋10の開口部を開け広げる際に包装袋10の内面同士が僅かに摩擦して包装袋10の内面が静電気を帯びる可能性が高いが、本実施形態によれば当該静電気がその後に除電されるため、大きな問題は生じない。
また、本実施形態の包装装置は、包装袋10の内部に充填された被包装物が振動するように包装袋10をタッピングするタッピング装置51を備えているため、被包装物を包装袋10内にバランス良く充填することができる。一方、当該態様では、特に被包装物として粉体を採用した場合において粉舞いが生じやすくなるが、本実施形態によれば包装袋10の内面の静電気が除電されているため、粉噛みは生じにくい。
また、本実施形態の包装装置は、袋開動作のための第2ステーションS2と充電動作のための第3ステーションS3とを異なる位置に備えたロータリー包装装置として構成されている(包装袋10の袋開位置と充填位置とが異なっている)。これにより、大量の包装袋10を効率良く製造することができる。
以下、本件発明者が実際に検証した実験結果を以下に説明する。
包装袋10としては、幅120〜230mm、長さ170〜410mm、の範囲内の長方形状のものを用いた。包装袋10の材質は、右側を表面側として、以下の各積層構造であった:(1)NY/PE/LLDPE、(2)OPP/DL/CPP、(3)OPP/DL/LLDPE、(4)OPP/PE/LLDPE、(5)PET/DL/AL/DL/LLDPE、(6)PET/DL/LLDPE、(7)NY/DL/LLDPE。(NYはナイロンであり、PEはポリエチレンであり、LLDPEは直鎖状低密度ポリエチレンであり、OPPは二軸延伸ポリプロピレンであり、DLは接着剤ドライラミネートであり、CPPは未延伸ポリプロピレンであり、PETはポリエステルであり、ALはアルミニウムである。)
除電エアは、第2ステーションS2において一対の吸盤装置21、22が包装袋10を開け広げている間に第5ステーションS5において第2除電エア供給装置55を開口部内に進入させておいて、第1除電エア供給装置25(開口部の内径は1mmを採用)と第2除電エア供給装置55とから同時に、両者合わせて24L/minの供給速度で(0.2)秒間に亘って供給された。
包装袋10のサイズに対して比較的少量の天ぷら粉(小麦粉主体、油脂不含)を充填するという条件で、前述のように除電エアを供給した場合、粉噛みによる不良品は1時間あたり(包装袋1,080個あたり)0〜1個であった。これに対して、除電エアの代わりに通常のエアを供給した場合、粉噛みによる不良品は1時間あたり(包装袋1,080個あたり)10〜20個であった。すなわち、不良品発生率は、1/10以下に改善した。
包装袋10のサイズに対して比較的多量の天ぷら粉(小麦粉主体、油脂不含)を充填するという条件で、前述のように除電エアを供給した場合、粉噛みによる不良品は1時間あたり(包装袋2,100個あたり)4〜8個であった。これに対して、除電エアの代わりに通常のエアを供給した場合、粉噛みによる不良品は1時間あたり(包装袋2,100個あたり)20〜40個であった。すなわち、不良品発生率は、1/5以下に改善した。
包装袋10のサイズに対して比較的少量のお好み焼き粉(小麦粉主体、油脂含量2質量%程度以下)を充填するという条件で、前述のように除電エアを供給した場合、粉噛みによる不良品は1時間あたり(包装袋2,400個あたり)8〜10個であった(油脂のベタつきが影響していると考えられる)。これに対して、除電エアの代わりに通常のエアを供給した場合、粉噛みによる不良品は1時間あたり(包装袋2,400個あたり)15〜20個であった。すなわち、不良品発生率は、1/2以下に改善した。
包装袋10のサイズに対して比較的少量の唐揚げ粉(小麦粉主体、油脂含量5質量%程度以下)を充填するという条件で、前述のように除電エアを供給した場合、粉噛みによる不良品は1時間あたり(包装袋2,100個あたり)8〜18個であった(油脂のベタつきが影響していると考えられる)。これに対して、除電エアの代わりに通常のエアを供給した場合、粉噛みによる不良品は1時間あたり(包装袋2,100個あたり)20〜40個であった。すなわち、不良品発生率は、1/2以下に改善した。
なお、以上の説明は、本発明をロータリー包装装置に適用した場合についてなされているが、少なくとも本件出願の時点では、本発明はそのような態様に限定されない。例えば、包装袋10の位置を移動させないで、第1除電エア供給装置25、漏斗状筒部31及び第2除電エア供給装置55等が、包装袋10の上方位置へと順次に移動するような構成が採用されてもよい。更には、第1除電エア供給装置25、漏斗状筒部31及び第2除電エア供給装置55等が、包装袋10の上方位置において互いに干渉することなく配置され得る場合には、それらが鉛直方向にのみ移動するという構成が採用されてもよい。
また、本発明が適用される被包装物は、粉体に限られず、粉体がまぶされた菓子類等であってもよい。本発明は、静電気による影響を受け易い被包装物に対して、広く有効である。
10 包装袋
10’ 包装袋
11 袋保持フィンガ
11’ 袋保持フィンガ
12 袋保持フィンガ
12’ 袋保持フィンガ
15 搬送装置
21 吸盤装置
22 吸盤装置
23 保持爪
24 保持爪
25 第1除電エア供給装置
26 除電エア製造器
27 圧縮エア供給源
31 漏斗状筒部
51 タッピング装置
55 第2除電エア供給装置
55a〜55f エア噴射孔

Claims (9)

  1. 包装袋の開口部を開け広げる袋開装置と、
    開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の内部に除電エアを供給する第1除電エア供給装置と、
    開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の内部に被包装物を充填する充填装置と、
    前記包装袋の開口部を閉じる袋閉装置と、
    を備えたことを特徴とする包装装置。
  2. 開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の開口部の内側に除電エアを供給する第2除電エア供給装置
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
  3. 前記第1除電エア供給装置と前記第2除電エア供給装置とは、共通の除電エア製造器に接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の包装装置。
  4. 包装袋の開口部を開け広げる袋開装置と、
    開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の内部に被包装物を充填する充填装置と、
    開け広げられた前記包装袋の開口部を介して前記包装袋の開口部の内側に除電エアを供給する第2除電エア供給装置と、
    前記包装袋の開口部を閉じる袋閉装置と、
    を備えたことを特徴とする包装装置。
  5. 前記第2除電エア供給装置は、前記包装袋の開口部内に進入して当該開口部の内側に対面する複数の除電エア噴射部を有している
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の包装装置。
  6. 前記袋閉装置は、前記包装袋の開口部を密封するシール装置である
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の包装装置。
  7. 前記袋開装置は、前記包装袋の対向する両面にそれぞれ吸着する一対の吸盤を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の包装装置。
  8. 前記袋開装置によって前記包装袋の開口部が開け広げられる時の当該包装袋の袋開位置と、前記充填装置によって前記包装袋の内部に被包装物が充填される時の当該包装袋の充填位置と、は異なっており、
    前記袋開位置から前記充填位置まで前記包装袋を搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置によって前記袋開位置から前記充填位置まで前記包装袋が搬送される間、前記袋開装置によって開け広げられた前記包装袋の開口部が閉じてしまわないように当該包装袋の開口部を開け広げた状態に保持する保持部材と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の包装装置。
  9. 前記包装袋の内部に充填された前記被包装物が振動するように前記包装袋をタッピングするタッピング装置
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の包装装置。
JP2018223612A 2018-11-29 2018-11-29 包装装置 Pending JP2020083421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018223612A JP2020083421A (ja) 2018-11-29 2018-11-29 包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018223612A JP2020083421A (ja) 2018-11-29 2018-11-29 包装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020083421A true JP2020083421A (ja) 2020-06-04

Family

ID=70906144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018223612A Pending JP2020083421A (ja) 2018-11-29 2018-11-29 包装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020083421A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112357259A (zh) * 2020-09-30 2021-02-12 宜宾光原锂电材料有限公司 一种三元前驱体材料的包装方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578624A (en) * 1980-06-05 1982-01-16 Ricoh Kk Filling method
JPH0558610U (ja) * 1992-01-18 1993-08-03 東洋自動機株式会社 自動包装機に於ける袋の付着物除去装置
JPH11255212A (ja) * 1998-03-10 1999-09-21 Toyo Jidoki Co Ltd 袋口の付着物の除去装置
JP2003205912A (ja) * 2001-03-06 2003-07-22 Masahiro Yamanaka 袋取り出し装置、袋又はシートの吸着取り出し手段における吸引口の構造
JP2004026204A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Toppan Printing Co Ltd カートン充填密封包装装置のカートンクリーナー
JP2004323030A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Fujimori Kogyo Co Ltd 充填方法および充填装置
JP2013142001A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Toyo Jidoki Co Ltd 袋口の開口方法及開口装置
JP2014218282A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 ゼネラルパッカー株式会社 ガス充填包装方法とその包装機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578624A (en) * 1980-06-05 1982-01-16 Ricoh Kk Filling method
JPH0558610U (ja) * 1992-01-18 1993-08-03 東洋自動機株式会社 自動包装機に於ける袋の付着物除去装置
JPH11255212A (ja) * 1998-03-10 1999-09-21 Toyo Jidoki Co Ltd 袋口の付着物の除去装置
JP2003205912A (ja) * 2001-03-06 2003-07-22 Masahiro Yamanaka 袋取り出し装置、袋又はシートの吸着取り出し手段における吸引口の構造
JP2004026204A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Toppan Printing Co Ltd カートン充填密封包装装置のカートンクリーナー
JP2004323030A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Fujimori Kogyo Co Ltd 充填方法および充填装置
JP2013142001A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Toyo Jidoki Co Ltd 袋口の開口方法及開口装置
JP2014218282A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 ゼネラルパッカー株式会社 ガス充填包装方法とその包装機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112357259A (zh) * 2020-09-30 2021-02-12 宜宾光原锂电材料有限公司 一种三元前驱体材料的包装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101805208B1 (ko) 봉지입구의 개구방법 및 개구장치
US11117698B2 (en) Bagging and packaging machine and bagging and packaging method
US20160068289A1 (en) Bag equipped with a gas channel and a method and apparatus for packaging such a bag
JP2020083421A (ja) 包装装置
JP5199372B2 (ja) 折りたためるタイプの容器の充填方法及び装置
WO2014188395A8 (en) A packing method and packing machine for producing a sealed package with an inner stiffener
JP6584104B2 (ja) 搬送ライン及びこれを有する複合容器製造装置
JP4601447B2 (ja) 薬剤包装装置
KR101875300B1 (ko) 다결정 실리콘의 제조 방법
JP2014502585A (ja) 凹面状角部を有するパウチ
JP2012116568A (ja) バッグインボックス製造装置及び製造方法
WO2015005503A3 (ja) パッケージ及び製造方法
TWI498257B (zh) 防塵薄膜組件之氣密袋的密閉式封閉方法
US20070044436A1 (en) Equipment and method for the packaging of packets of products in bags
JP2003276710A (ja) おにぎり包装機のシール装置
JP2002059904A (ja) 粉粒体の除電方法と製袋充填包装機
JP6083686B2 (ja) 粉粒体充填装置、及び充填用パイプユニット
CN1660671A (zh) 药剂包装装置
JP2014221650A (ja) 箱詰め用段ボール供給および排出装置
EP3260384A1 (en) Packaging tobacco with additional item by using electrostatically charging
JP6248480B2 (ja) バッグインボックス製造装置及びバッグインボックス製造方法
JP2022014185A (ja) 包装機
JP2004059037A (ja) 包装方法及び包装装置
JP2003300505A (ja) 粉粒体充填装置
JP2022188503A (ja) 包装容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231101