JP2020082691A - 画像処理装置、処理制御方法および処理制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、処理制御方法および処理制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数人の操作者が特定される場合でも動作させること。【解決手段】 MFPは、複数の登録ユーザーを登録するユーザー登録部51と、複数の登録ユーザーのうちから操作者を特定する操作者特定部53と、操作者が特定されている間に操作受付部61により受け付けられた操作により定まる動作条件に従って動作する処理実行部63と、複数の登録ユーザーそれぞれに対して処理実行部63の動作が禁止される動作条件を定めた制限情報を関連付ける制限情報関連付部71と、を備え、処理実行部63は、操作者の一人が特定されている間は一人の操作者に関連付けられた制限情報よって制限されない動作条件に従って動作し、操作者の複数が特定されている間は複数の操作者にそれぞれ関連付けられた複数の制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作する。【選択図】 図3

Description

この発明は、画像処理装置、処理制御方法および処理制御プログラムに関し、特に、複数のユーザーが使用可能な画像処理装置、その画像処理装置で実行される処理制御方法およびその処理制御方法をコンピューターに実行させる処理制御プログラムに関する。
ファックスやコピーやスキャナーなどといった複数の機能を併せ持つMFP(Multi Function Peripheral)で代表される画像処理装置は、複数人が使用可能である。画像処理装置に実行させる処理をユーザーごとに制限する場合、画像処理装置が実行させた処理に対して課金する場合などに、画像処理装置を操作するユーザーを特定する必要がある。画像処理装置を操作するユーザーを特定する技術として、カメラでユーザーの顔を撮像して得られる画像を用いてユーザーを特定する技術が知られている。カメラが配置される位置および画角は固定されるため、カメラで撮像する範囲は予め定められた範囲となる。このため、カメラで撮像して得られる画像に複数のユーザーの顔が含まれる場合がある。画像処理装置で、それを操作するユーザーとして複数人が特定される場合に、画像処理装置を動作させることができないといった問題がある。
例えば、特開2014−89595号公報には、撮像して画像データを生成する撮像手段と、前記画像データから複数のユーザーを特定する特定手段と、前記複数のユーザーの優先度を決定する決定手段と、前記優先度に従って、前記複数のユーザーのうちの少なくとも一人のユーザーのためのユーザーインターフェース画像を表示する表示手段と、を有することを特徴とする情報処理装置が記載されている。
しかしながら、優先度に基づいてMFPを操作するユーザーを特定する場合、特定されたユーザーがMFPを操作しない場合があり得る。このため、情報処理装置を操作するユーザーを特定する精度が、優先度に影響を受ける。このため、優先度によっては、操作ユーザーを誤って特定する場合があり、装置を操作するユーザーとして複数人が特定される場合に、画像処理装置を動作させることができない。
特開2014−89595号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、複数人の操作者が特定される場合でも動作させることが可能な画像処理装置を提供することである。
この発明の他の目的は、複数人の操作者が特定される場合でも動作させることが可能な処理制御方法を提供することである。
この発明の他の目的は、複数人の操作者が特定される場合でも動作させることが可能な処理制御プログラムを提供することである。
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明のある局面によれば、画像処理装置は、複数の登録ユーザーを登録するユーザー登録手段と、複数の登録ユーザーのうちから操作者を特定する操作者特定手段と、操作を受け付ける操作受付手段と、操作者特定手段により操作者が特定されている間に操作受付手段により受け付けられた操作により定まる動作条件に従って動作する処理実行手段と、複数の登録ユーザーそれぞれに対して処理実行手段の動作が禁止される動作条件を定めた制限情報を関連付ける制限情報関連付手段と、を備え、処理実行手段は、操作者特定手段により操作者の一人が特定されている間は操作者特定手段により特定された一人の操作者に関連付けられた制限情報よって制限されない動作条件に従って動作し、操作者特定手段により操作者の複数が特定されている間は操作者特定手段により特定された複数の操作者にそれぞれ関連付けられた複数の制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作する。
この局面によれば、登録された複数の登録ユーザーのうちから操作者として複数人が特定されている間は複数の操作者にそれぞれ関連付けられた複数の制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作する。このため、複数人が操作者として特定されている場合でも、画像処理装置を動作させることができる。その結果、複数人の操作者が特定される場合でも動作させることが可能な画像処理装置を提供することができる。
好ましくは、複数の登録ユーザーそれぞれに対して複数の属性情報のいずれかと関連付ける属性登録手段と、複数の属性情報それぞれに対して制限情報を関連付ける属性関連付手段と、をさらに備え、処理実行手段は、操作者特定手段により特定された複数の操作者それぞれに関連付けられた属性情報が同じ場合は操作者特定手段により特定された複数の操作者それぞれに関連付けられた制限情報に関わらず、操作者特定手段により特定された複数の操作者のいずれかに関連付けられた属性情報に関連付けられた制限情報によって制限されない動作条件で動作する。
この局面に従えば、同一の属性情報が関連付けられた複数の操作者が特定される場合には、画像処理装置を動作させる動作条件が複数の操作者それぞれに対して制限されることなく、複数の操作者の属性情報に対して制限される。このため、同一のグループに属する複数の操作者が特定される場合に、そのグループに対して定められた動作条件で動作させることができる。
好ましくは、制限情報は、処理実行手段が実行可能な複数の処理のいずれかの処理を実行させる処理選択条件、処理実行手段が実行可能な複数の処理のいずれかの処理を予め定められた範囲を超えて実行させる設定条件、および処理実行手段が実行可能な複数の処理のいずれかの処理の対象となるデータの範囲を超えて実行させる範囲条件の少なくとも1つを動作条件として含む。
この局面に従えば、複数の処理、処理を実行する範囲、および処理の対象となるデータの範囲を制限することができる。
好ましくは、被写体を撮像する撮像手段を、さらに備え、操作者特定手段は、撮像手段が被写体を撮像して出力する画像データに基づいて、操作者を特定する。
この局面に従えば、被写体を撮像して得られる画像データの画像に含まれる複数のユーザーを操作者として特定することができる。
この局面に従えば、音を収集する音収集手段を、さらに備え、操作者特定手段は、音収集手段により収取された音に関する情報に基づいて、操作者を特定する。
この局面に従えば、音声を発する複数のユーザーを操作者として特定することができる。
好ましくは、処理実行手段は、操作者特定手段により第1操作者が特定されている状態で第1操作者とは別の第2操作者が操作者特定手段により新たに特定される場合、第1操作者に関連付けられた制限情報に加えて第2操作者に関連付けられた制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作する。
この局面に従えば、特定される操作者が増加する場合に、動作条件を制限することができる。
好ましくは、処理実行手段は、操作者特定手段により複数の操作者が特定されている状態で複数の操作者のいずれかが特定されなくなる場合、操作者特定手段により特定されていた複数の操作者のうちから操作者特定手段により特定されなくなった操作者を除く残りの1以上の操作者にそれぞれ関連付けられた1以上の制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作する。
この局面に従えば、特定される操作者が減少する場合に、動作条件を制限することができる。
この発明の他の局面によれば、処理制御方法は、画像処理装置で実行される処理制御方法であって、登録された複数の登録ユーザーのうちから操作者を特定する操作者特定ステップと、操作を受け付ける操作受付ステップと、操作者特定ステップにおいて操作者が特定されている間に操作受付ステップにおいて受け付けられた操作により定まる動作条件に従って動作する処理実行ステップと、複数の登録ユーザーそれぞれに対して処理実行ステップにおける動作が禁止される動作条件を定めた制限情報を関連付ける制限情報関連付ステップと、を含み、処理実行ステップは、操作者特定ステップにおいて操作者の一人が特定されている間は操作者特定ステップにおいて特定された一人の操作者に関連付けられた制限情報よって制限されない動作条件に従って動作するステップと、操作者特定ステップにおいて操作者の複数が特定されている間は操作者特定ステップにおいて特定された複数の操作者にそれぞれ関連付けられた複数の制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作するステップと、を含む。
この局面に従えば、複数人の操作者が特定される場合でも動作させることが可能な処理制御方法を提供することができる。
好ましくは、複数の登録ユーザーそれぞれに対して複数の属性情報のいずれかを関連付ける属性登録ステップと、複数の属性情報それぞれに対して制限情報を関連付ける属性関連付ステップと、をさらに含み、処理実行ステップは、操作者特定ステップにおいて特定された複数の操作者それぞれに関連付けられた属性情報が同じ場合は操作者特定ステップにおいて特定された複数の操作者それぞれに関連付けられた制限情報に関わらず、操作者特定ステップにおいて特定された複数の操作者のいずれかに関連付けられた属性情報に関連付けられた制限情報によって制限されない動作条件で動作するステップを含む。
この局面に従えば、同一のグループに属する複数の操作者が特定される場合に、そのグループに対して定められた動作条件で動作させることができる。
この発明の他の局面によれば、処理制御プログラムは、画像処理装置を制御するコンピューターで実行される処理制御プログラムであって、登録された複数の登録ユーザーのうちから操作者を特定する操作者特定ステップと、操作を受け付ける操作受付ステップと、操作者特定ステップにおいて操作者が特定されている間に操作受付ステップにおいて受け付けられた操作により定まる動作条件に従って動作する処理実行ステップと、複数の登録ユーザーそれぞれに対して処理実行ステップにおける動作が禁止される動作条件を定めた制限情報を関連付ける制限情報関連付ステップと、をコンピューターに実行させ、処理実行ステップは、操作者特定ステップにおいて操作者の一人が特定されている間は操作者特定ステップにおいて特定された一人の操作者に関連付けられた制限情報よって制限されない動作条件に従って動作するステップと、操作者特定ステップにおいて操作者の複数が特定されている間は操作者特定ステップにおいて特定された複数の操作者にそれぞれ関連付けられた複数の制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作するステップと、を含む。
この局面に従えば、複数人の操作者が特定される場合でも動作させることが可能な処理制御プログラムを提供することができる。
好ましくは、複数の登録ユーザーそれぞれに対して複数の属性情報のいずれかを関連付ける属性登録ステップと、複数の属性情報それぞれに対して制限情報を関連付ける属性関連付ステップと、をさらにコンピューターに実行させ、処理実行ステップは、操作者特定ステップにおいて特定された複数の操作者それぞれに関連付けられた属性情報が同じ場合は操作者特定ステップにおいて特定された複数の操作者それぞれに関連付けられた制限情報に関わらず、操作者特定ステップにおいて特定された複数の操作者のいずれかに関連付けられた属性情報に関連付けられた制限情報によって制限されない動作条件で動作するステップを含む。
この局面に従えば、同一のグループに属する複数の操作者が特定される場合に、そのグループに対して定められた動作条件で動作させることができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。 MFPが備えるCPUが有する機能の一例を示す図である。 ユーザーレコードのフォーマットの一例を示す図である。 属性レコードのフォーマットの一例を示す図である。 処理制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 操作者テーブル生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 制限テーブル生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 制限判断処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ユーザーテーブルの一例を示す図である。 属性テーブルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。図2は、MFPのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。図1および図2を参照してMFPについて説明する。MFP(Multi Function Peripheral)100は、画像処理装置の一例であり、メイン回路110と、被写体を撮像するカメラ119と、原稿を読み取るための原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送するための自動原稿搬送装置120と、画像データに基づいて用紙等に画像を形成するための画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給するための給紙部150と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル160とを含む。
カメラ119は、操作パネル160の上方で、MFP100の本体に固定して取り付けられる。カメラ119は、レンズおよび光電変換素子を備え、レンズで集光した光を光電変換素子に結像し、光電変換素子は受光した光を光電変換して画像データをCPU111に出力する。光電変換素子は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー、CCD(Charge Coupled Device)センサー等である。カメラ119が有するレンズは、広角レンズであることが好ましい。また、カメラ119のレンズは、その画角が固定されている。このため、カメラ119の撮像範囲は固定される。カメラ119の撮像範囲がMFP100を操作するユーザーの顔を含むように、カメラ119の画角が設定される。具体的には、カメラ119は、その撮像範囲に、立った姿勢で操作パネル160を操作するユーザーの顔を含むように画角および配置される位置が設定される。ユーザーの身長はバラツキがあるので、ユーザーの顔の高さに所定の範囲を設けるようにして、カメラ119の画角および配置位置を決定すればよい。
自動原稿搬送装置120は、原稿トレイ125上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部130の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部130により原稿に形成された画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイ127上に排出する。自動原稿搬送装置120は、原稿トレイ125に載置される原稿を検出する原稿検出センサーを備える。
原稿読取部130は、原稿を読み取るための矩形状の読取面を有する。読取面は、例えばプラテンガラスにより形成される。自動原稿搬送装置120は、読取面の1つの辺に平行な軸を中心に回転可能にMFP100の本体に接続され、開閉可能である。自動原稿搬送装置120の下方に、原稿読取部130が配置されており、自動原稿搬送装置120が回転して開いた開状態で、原稿読取部130の読取面が露出する。このため、ユーザーは、原稿読取部130の読取面に原稿を載置可能である。自動原稿搬送装置120は、原稿読取部130の読み取り面が露出する開状態と、読み取り面を覆う閉状態とに状態を変化可能である。
原稿読取部130は、光を照射する光源と、光を受光する光電変換素子とを含み、読取面に載置された原稿に形成されている画像を走査する。読取領域に原稿が載置されている場合、光源から照射された光は原稿で反射し、反射した光が光電変換素子で結像する。光電変換素子は、原稿で反射した光を受光すると、受光した光を電気信号に変換した画像データを生成する。原稿読取部130は、画像データをCPU111に出力する。
給紙部150は、給紙トレイに収納された用紙を画像形成部140に搬送する。画像形成部140は、CPU111により制御され、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、CPU111から入力される画像データに基づいて、給紙部150により搬送される用紙に画像を形成し、画像を形成した用紙を排紙トレイ155に排出する。CPU111が画像形成部140に出力する画像データは、原稿読取部130から入力される画像データの他、外部から受信されるプリントデータ等の画像データを含む。
メイン回路110は、MFP100の全体を制御するCPU(中央演算処理装置)111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM(Read Only Memory)113と、RAM(Random Access Memory)114と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)115と、ファクシミリ部116と、外部記憶装置117と、を含む。CPU111は、カメラ119、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150および操作パネル160と接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部130から連続的に送られてくる画像データを一時的に記憶する。
操作パネル160は、MFP100の上面に設けられる。操作パネル160は、表示部161と操作部163とを含む。表示部161は、例えば、液晶表示装置(LCD)であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。なお、LCDに代えて、画像を表示する装置であれば、例えば、有機EL(electroluminescence)ディスプレイを用いることができる。
操作部163は、タッチパネル165と、ハードキー部167とを含む。タッチパネル165は、静電容量方式である。なお、タッチパネル165は、静電容量方式に限らず、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式等の他の方式を用いることができる。
タッチパネル165は、その検出面が表示部161の上面または下面に表示部161に重畳して設けられる。ここでは、タッチパネル165の検出面のサイズと、表示部161の表示面のサイズとを同じにしている。このため、表示面の座標系と検出面の座標系は同じである。タッチパネル165は、ユーザーが、表示部161の表示面を指示する位置を検出面で検出し、検出した位置の座標をCPU111に出力する。表示面の座標系と検出面の座標系は同じなので、タッチパネル165が出力する座標を、表示面の座標に置き換えることができる。
ハードキー部167は、複数のハードキーを含む。ハードキーは、例えば接点スイッチである。タッチパネル165は、表示部161の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出する。ユーザーがMFP100を操作する場合は直立した姿勢となる場合が多いので、表示部161の表示面、タッチパネル165の操作面およびハードキー部167は、上方を向いて配置される。ユーザーが表示部161の表示面を容易に視認することができ、ユーザーが指で操作部163を容易に指示できるようにするためである。
通信I/F部112は、ネットワークにMFP100を接続するためのインターフェースである。通信I/F部112は、TCP(Transmission Control Protocol)またはFTP(File Transfer Protocol)等の通信プロトコルで、ネットワークに接続された他のコンピューターまたはデータ処理装置と通信する。なお、通信I/F部112が接続されるネットワークは、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワークは、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。
ファクシミリ部116は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部116は、受信したファクシミリデータを、HDD115に記憶するとともに、画像形成部140でプリント可能なプリントデータに変換して、画像形成部140に出力する。これにより、画像形成部140は、ファクシミリ部116により受信されたファクシミリデータの画像を用紙に形成する。また、ファクシミリ部116は、HDD115に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
外部記憶装置117は、CPU111により制御され、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)118、または半導体メモリが装着される。本実施の形態においては、CPU111は、ROM113に記憶されたプログラムを実行する例を説明するが、CPU111は、外部記憶装置117を制御して、CD−ROM118からCPU111が実行するためのプログラムを読出し、読み出したプログラムをRAM114に記憶し、実行するようにしてもよい。
なお、CPU111が実行するためのプログラムを記憶する記録媒体としては、CD−ROM118に限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの半導体メモリ等の媒体でもよい。さらに、CPU111がネットワークに接続されたコンピューターからプログラムをダウンロードしてHDD115に記憶する、または、ネットワークに接続されたコンピューターがプログラムをHDD115に書込みするようにして、HDD115に記憶されたプログラムをRAM114にロードしてCPU111で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
本実施の形態におけるMFP100は、ある会社内に配置され、その会社の部門Aおよび部門Bで共有される場合を例に説明する。さらに、この会社では、MFP100を使用する頻度に応じて部門ごとに課金する課金システムが導入されている。課金システムは、部門Aに属する複数のユーザーがMFP100に実行させた処理の回数に応じた料金を算出するとともに、部門Bに属する複数のユーザーがMFP100に実行させた処理の回数に応じた料金を算出する。
図3は、MFPが備えるCPUが有する機能の一例を示す図である。図3に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113、HDD115またはCD−ROM118に記憶された処理制御プログラムを実行することにより、CPU111に形成される機能である。
図3を参照して、MFP100が備えるCPU111は、ユーザー登録部51と、操作者特定部53と、撮像制御部55と、属性関連付部57と、設定部59と、操作受付部61と、処理実行部63と、を含む。
処理実行部63は、ハードウェア資源を制御して、設定部59により設定された動作条件に従って処理を実行する。ハードウェア資源は、具体的には、原稿読取部130、自動原稿搬送装置120、画像形成部140、給紙部150、操作パネル160、HDD115、通信I/F部112、ファクシミリ部116および外部記憶装置117を含む。処理実行部63が実行する処理は、限定するものではないが、原稿読取処理、画像形成処理、データ送受信処理、ファクシミリ送受信処理、データ管理処理、外部サービス実行処理を含む。原稿読取処理は、原稿読取部130で原稿を読み取って得られる画像データを出力する処理である。画像形成処理は、データの画像を画像形成部140に給紙部150から供給される用紙に画像形成させる処理である。データ送受信処理は、通信I/F部112を介してLAN3に接続されたコンピューターからデータを受信する処理、または、HDD115または外部記憶装置117に記憶されたデータを通信I/F部112を介してLAN3に接続されたコンピューターに送信する処理である。ファクシミリ送受信処理は、ファクシミリデータの画像をファクシミリ部116に送信させる処理、または、ファクシミリデータの画像を外部から受信する処理である。データ管理処理は、HDD115または外部記憶装置117にデータを記憶する処理、HDD115または外部記憶装置117に記憶されたデータを変更または削除する処理、HDD115または外部記憶装置117に記憶されたデータのうちから1以上を処理対象に選択する処理である。データを変更する処理は、データを編集する画像処理、フォーマットを変更する画像処理を含む。外部サービス実行処理は、外部のコンピューターに所定の処理の実行を依頼する処理である。所定の処理は、外部のコンピューターが実行する処理である。所定の処理は、限定するものではないが、例えば、画像データを文字認識する処理、文字情報を異なる言語に翻訳する処理、データのフォーマットを変換する処理を含む。なお、処理実行部63が実行可能な処理は、原稿読取処理、画像形成処理、データ送受信処理、ファクシミリ送受信処理、データ管理処理、外部サービス実行処理に限らず、他の処理を含んでもよい。
また、処理実行部63は、原稿読取処理、画像形成処理、データ送受信処理、ファクシミリ送受信処理、データ管理処理および外部サービス実行処理のうち2以上を組み合わせた処理を実行可能である。例えば、処理実行部63は、原稿読取処理と画像形成処理とを組み合わせたコピー処理を実行する。また、処理実行部63は、データ受信処理と画像形成処理とを組み合わせたプリント処理を実行する。
操作受付部61は、操作パネル160を制御して、ユーザーが操作部163に入力する操作を受け付ける。例えば、表示部161に操作画面を表示し、ユーザーが操作画面に従って操作部163に入力する操作を受け付ける。操作画面は、処理を実行するための動作条件を設定するための設定画面を含む。動作条件は、処理実行部63が実行する処理を定める条件、処理実行部63が実行する処理の内容を定める条件、処理実行部63が実行する処理の対象となるデータを定める条件を含む。
設定画面は、MFP100が実行可能な処理のうちからMFP100に実行させる処理を選択する処理選択画面を含む。操作受付部61は、ユーザーが処理選択画面に従って操作部163に操作を入力する場合、処理を選択する処理選択操作を受け付ける。
また、操作画面は、処理を実行するための設定値を設定するための設定画面を含む。例えば、画像形成処理に対する設定値は、カラーモードの設定値と、置数の設定値とを含む。カラーモードの設定値は、モノクロとカラーのいずれで画像を形成するかを定める。置数載せて値は、画像を形成する回数を定める。操作受付部61は、ユーザーが設定画面に従って操作部163に操作を入力する場合、設定値を設定する設定操作を受け付ける。
また、操作画面は、処理対象となるデータを選択するデータ選択画面を含む。データ選択画面は、HDD115に記憶された複数のデータのいずれかを特定する設定値を受け付ける画面である。操作受付部61は、ユーザーがデータ選択画面に従って操作部163に操作を入力する場合、データを選択するデータ指定操作を受け付ける。
ユーザー登録部51は、MFP100の使用が許可されたユーザーを登録ユーザーとして登録する。ユーザー登録部51は、MFP100を管理する管理者により入力される操作に従ってユーザーを登録する。ユーザー登録部51は、ユーザーごとに、そのユーザーを識別するためのユーザー識別情報と認証情報とを登録する。本実施の形態におけるMFP100は、認証方法として顔認証を用いる。ユーザー登録部51は、ユーザーごとに、顔認証に必要な情報を登録する。例えば、ユーザー登録部51は、ユーザーの顔を撮像した画像をMFP100にそのユーザーと関連付けて記憶する。管理者が、MFP100にログインした状態で、登録する対象となるユーザーをMFP100の前に立たせて、カメラ119にユーザーを被写体として撮像させ、撮像して得られた画像から得られる顔の特徴を示す特徴情報を決定し、その特徴情報を認証情報として、そのユーザーと関連付ける。特徴情報は、例えば、顔の部位の形状、複数の部位の相対的な位置関係、複数の部位それぞれの色などを数値化した値である。また、特徴部分は、虹彩としてもよい。認証情報は、特徴情報に限定されず、ユーザーの顔を撮像して得られる画像そのものであってもよい。
ユーザー登録部51は、制限情報関連付部71と、属性登録部75と、を含む。制限情報関連付部71は、ユーザー登録部51により登録された登録ユーザーごとに、制限情報を関連付ける。制限情報関連付部71は、制限情報は、処理実行部63の動作が禁止される動作条件を定める。具体的には、制限情報は、処理実行部63が実行可能な複数の処理のうち制限される処理を実行させる動作条件を含む。また、制限情報は、処理実行部63が実行可能な複数の処理のいずれかの処理の範囲のうち制限される範囲で実行させる動作条件を含む。例えば、処理実行部63が実行可能な処理の範囲は、処理を実行する回数を含む。具体的には、処理実行部63が実行可能な画像処理に対して、制限情報は、画像処理を実行可能な累積回数の上限値を示す。また、制限情報は、処理実行部63が実行可能な複数の処理のいずれかの処理の対象となるデータのうち制限されるデータに対して処理を実行する動作条件を含む。例えば、処理実行部63が実行可能な処理の対象となるデータを制限する範囲は、処理対象とするデータが記憶されている記憶領域、処理対象となるデータの種類を示す。
属性登録部75は、MFP100の使用が許可されたユーザーごとに属性情報を関連付ける。属性情報は、複数のユーザーを分類するために複数のユーザーそれぞれに付された情報である。ここでは、属性情報を、そのユーザーが所属する部門を示す情報としている。属性情報は、ユーザーの役職であってもよいし、担当する業務の内容であってもよい。
ここでは、ユーザーテーブルがHDD115に記憶される。ユーザーテーブルは、ユーザーを識別するためのユーザー識別情報と、認証情報と、制限情報と、属性情報とを含むユーザーレコードを含む。ユーザー登録部51は、管理者によりユーザーが登録される場合、そのユーザーのユーザー識別情報と認証情報とを含むユーザーレコードを生成し、HDD115に記憶されたユーザーテーブルに追加する。また、制限情報関連付部71は、制限情報を、その制限情報が関連付けられるユーザーのユーザー識別情報が設定されたユーザーレコードに追加する。属性登録部75は、属性情報を、その属性情報が関連付けられるユーザーのユーザー識別情報が設定されたユーザーレコードに追加する。
属性関連付部57は、ユーザー登録部51により登録された複数の登録ユーザーにそれぞれ関連付けられた複数の属性情報それぞれに対して制限情報を関連付ける。制限情報は、処理実行部63の動作が禁止される動作条件を定める。制限情報関連付部71がユーザー個人に対して制限情報を関連付けるのに対して、属性関連付部57は、属性情報に制限情報を関連付ける。ユーザー個人に対して関連付けられた制限情報と、そのユーザーに関連付けられた属性情報に関連付けられた制限情報とは、同じであってもよいし、異なってもよい。
ここでは、属性テーブルがHDD115に記憶される。属性テーブルは、属性情報と、制限情報とを関連付ける属性レコードを含む。属性関連付部57は、管理者により属性情報と制限情報との組が登録される場合、その属性情報と、制限情報とを含む属性レコードを生成し、HDD115に記憶された属性テーブルに追加する。
撮像制御部55は、カメラ119を制御して、カメラ119に撮像させる。カメラ119は、被写体を撮像すると、静止画の画像データを出力する。撮像制御部55は、カメラ119が出力する静止画の画像データを取得する。撮像制御部55は、カメラ119に所定時間間隔で撮像させ、静止画の画像データを取得する。撮像制御部55は、カメラ119が出力する画像データを操作者特定部53に出力する。なお、撮像制御部55は、カメラ119が動画を撮像させ、カメラ119が出力する動画の画像データから任意のフレームの静止画を画像データとして操作者特定部53に出力するようにしてもよい。
操作者特定部53は、撮像制御部55から所定時間間隔で画像データが入力され、画像データが入力されるごとに、その画像データを解析して操作者を特定する。具体的には、操作者特定部53は、画像データで示される静止画像に基づいて操作者を特定する。操作者特定部53は、静止画像中に含まれる被写体の顔の部分を抽出し、ユーザーテーブルに登録されたユーザーの認証情報と比較することにより操作者を特定する。被写体を撮像して得られる画像に基づいてユーザーを認証する顔認証処理の技術は、周知の技術を用いることができる。例えば、操作者特定部53は、静止画像中から抽出された顔の部分から特徴部分を抽出し、特徴部分を数値化した値と、認証情報とを比較することにより操作者を特定する。操作者特定部53は、静止画像中から抽出された顔の部分の特徴部分を数値化した値と、一致または類似する認証情報を含むユーザーレコードがユーザーテーブルに存在するか否かを判断する。操作者特定部53は、そのようなユーザーレコードが存在する場合に、そのユーザーレコードに設定されたユーザー識別情報のユーザーを操作者に特定するが、そのようなユーザーレコードが存在しない場合に操作者を特定しない。
また、操作者特定部53は、認証情報が画像の場合、静止画像中から抽出された顔の部分と、認証情報の画像とを比較することにより、2つの画像が一致または類似しているか否かを判断する。
操作者特定部53は、撮像制御部55から所定時間間隔で画像データが入力されるごとに、ユーザーを特定する。操作者特定部53は、画像データの静止画像中に顔の部分が含まれない場合、または、静止画像中に顔の部分が含まれていても認証情報と一致または類似しない場合、操作者を特定しない。操作者特定部53は、画像データの静止画像中に顔の部分が1以上含まれている場合、1以上の部分が認証情報と一致または類似する場合に、1以上の操作者を特定する。
操作者特定部53は、操作者リストを生成する。操作者リストは、操作者特定部53が操作者として特定したユーザーのユーザー識別情報を含む。操作者特定部53は、撮像制御部55から画像データが入力されることに応じて、操作者リストを生成する。操作者特定部53が、操作者を特定しない場合、ユーザー識別情報を含まない操作者リストを生成する。操作者特定部53が、1以上の操作者を特定する場合、特定された1以上の操作者それぞれのユーザー識別情報を含む操作者リストを生成する。操作者特定部53は、HDD115に操作者リストを記憶する。
設定部59は、操作者特定部53により生成される操作者リストを参照して、操作者特定部53により特定された操作者を決定する。設定部59は、ユーザー登録部51により操作者に関連付けられた制限情報および属性情報を取得する。具体的には、設定部59は、HDD115に記憶されたユーザーテーブルを参照して、操作者のユーザー識別情報が設定されたユーザーレコードを取得し、ユーザーレコードに設定されている制限情報と属性情報とを取得する。
設定部59は、操作受付部61により受け付けられる操作に従って、処理実行部63が処理を実行するための動作条件を設定する。設定部59は、操作者特定部53により一人の操作者が特定されている場合、操作者に関連付けられた制限情報に従って、操作者が設定可能な範囲で動作条件を設定する。設定部59は、操作受付部61により受け付けられる操作に従って動作条件を設定する場合、制限情報で定められる動作条件の設定を禁止する。換言すれば、設定部59は、操作受付部61により受け付けられる操作に従って、制限情報で定められた動作条件を設定不可能にし、制限情報で定められていない動作条件を設定可能にする。
設定部59は、ユーザー登録部51により複数の操作者が特定される場合、複数の操作者それぞれに関連付けられた制限情報および属性情報を取得する。設定部59は、複数の操作者それぞれの属性情報が同一の場合、その属性情報に関連付けられた制限情報を取得する。具体的には、設定部59は、HDD115に記憶された属性テーブルを参照して、属性情報を含む属性レコードを取得し、その属性レコードに設定されている制限情報を取得する。設定部59は、複数の操作者それぞれに制限情報が関連付けられている場合であっても、複数の操作者それぞれに関連付けられた制限情報を用いることなく、属性情報に関連付けられた制限情報で定められる動作条件の設定を禁止する。換言すれば、設定部59は、操作受付部61により受け付けられる操作に従って、属性情報に関連付けられた制限情報で定められる動作条件を設定不可能にし、属性情報に関連付けられた制限情報で定められてない動作条件を設定可能にする。
例えば、MFPの使用に対して課金する場合がある。MFPへの課金は、個人の使用に対して課金する場合の他、部門などのグループ単位で課金する場合がある。属性情報を登録ユーザーが属する部門とする場合、同一の部門に属する複数の登録ユーザーの2以上が特定されている間にMFPを動作させても、課金先は1つなので、2以上の登録ユーザーが特定されている場合であっても、その部門に対して課金することができる。
設定部59は、複数の操作者それぞれの属性情報が同一でない場合、複数の操作者にそれぞれ関連付けられた複数の制限情報のいずれかで定められる動作条件の設定を禁止する。換言すれば、設定部59は、操作受付部61により受け付けられる操作に従って、複数の制限情報のいずれにも定められていない動作条件を設定可能にする。
複数の登録ユーザーが特定される場合に、特定された複数の登録ユーザーそれぞれがMFPに実行させることができる動作が制限される場合であって、その制限内容が複数の登録ユーザー間で異なる場合であっても、複数の登録ユーザーのいずれもがMFP100に実行させることができる動作であれば、複数の登録ユーザーそれぞれが単独でMFP100に動作させる場合の動作の制限を超えることはない。このため、動作の制限の範囲内でMFP100を動作させることができる。
図4は、ユーザーレコードのフォーマットの一例を示す図である。図4を参照して、ユーザーレコードは、ユーザー識別情報が設定される項目と、認証情報が設定される項目と、制限情報が設定される項目と、属性情報が設定される項目とを含む。ユーザーレコードは、ユーザーと、認証情報と、制限情報と、属性情報と、を関連付ける。
図5は、属性レコードのフォーマットの一例を示す図である。図5を参照して、属性レコードは、属性情報が設定される項目と、制限情報が設定される項目とを含む。属性レコードは制限情報と属性情報とを関連付ける。
図6は、処理制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。処理制御処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113、HDD115またはCD−ROM118に記憶された処理制御プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図6を参照して、MFP100が備えるCPU111は、カメラ119が出力する画像データを取得する。カメラ119を制御して撮像させ、カメラ119が出力する画像データを取得する。
ステップS02においては、画像データで示される静止画像から顔部分が抽出され、顔部分が抽出できたか否かが判断される。静止画像が複数の被写体それぞれの顔部分を含む場合には、複数の顔部分が抽出される。顔部分が抽出できたならば処理はステップS03に進むが、そうでなければ処理はステップS18に進む。ステップS18においては、操作者テーブルがリセットされ、処理はステップS01に戻る。HDD115に操作者テーブルが記憶されていれば、その操作テーブルが消去される。
ステップS03においては、ステップS02において抽出された1以上の顔部分それぞれが認証対象に決定され、処理はステップS04に進む。ステップS04においては、操作者テーブルが存在するか否かが判断される。HDD115に操作者テーブルが記憶されていれば処理はステップS05に進むが、そうでなければ処理はステップS10に進む。
ステップS05においては、HDD115に記憶されている操作者テーブルが旧操作者テーブルに設定され、処理はステップS06に進む。ステップS06においては、操作者テーブル生成処理が実行され、処理はステップS07に進む。操作者テーブル生成処理の詳細は後述するが、ステップS03において認証対象に決定された顔部分に基づいて操作者を特定し、操作者テーブルを生成する処理である。
ステップS07においては、操作者に変更があったか否かが判断される。ステップS05において旧操作者テーブルに設定された操作者テーブルと、ステップS06において生成された操作者テーブルとが比較され、操作者に変更があったか否かを判断する。旧操作者テーブルに設定された操作者テーブルに登録されている操作者と、ステップS06において生成された操作者テーブルに登録されている操作者とが異なれば操作者に変更があったと判断し、両操作者テーブルにそれぞれ登録されている操作者が同じならば操作者に変更がないと判断する。操作者に変更があったと判断される場合処理はステップS08に進むが、そうでなければ処理はステップS12に進む。
ステップS08においては、制限テーブル生成処理が実行され、処理はステップS09に進む。制限テーブル生成処理の詳細は後述するが、MFP100が実行できない動作条件を定める新たな制限テーブルを生成する処理である。次のステップS09においては、HDD115に制限テーブルが記憶されていれば、ステップS08において生成された新たな制限テーブルで更新され、HDD115に制限テーブルが記憶されていなければ、ステップS08において生成された新たな制限テーブルがHDD115に記憶される。
処理がステップS10に進む場合、HDD115に記憶された操作者テーブルに操作者が登録されていない場合である。ステップS10においては、操作テーブル生成処理が実行され、処理はステップS11に進む。ステップS03において認証対象に決定された顔部分に基づいて操作者が特定され、操作者テーブルが生成される。ステップS11においては、制限テーブル生成処理が実行され、処理はステップS09に進む。
ステップS12においては、ユーザーによる操作を受け付けたか否かが判断される。操作部163がユーザーによる操作を受け付けたならば処理はステップS13に進むが、そうでなければ処理はステップS01に戻る。ステップS13においては、制限判断処理が実行され、処理はステップS14に進む。制限判断処理の詳細は後述するが、ステップS12において受け付けられた操作により特定される動作条件が制限されるか否かを判断する処理である。
ステップS14においては、ステップS12において受け付けられた操作により特定される動作条件が制限されるか否かが判断される。動作条件が制限されるならば処理はステップS15に進むが、そうでなければ処理はステップS16に進む。ステップS15においては、エラーが通知され、処理はステップS01に戻す。例えば、CPU111は、表示部161にエラーメッセージを表示する。これにより、入力され操作により定まる動作条件でMFP100を動作させることができないことを操作者に通知することができる。ステップS16においては、ステップS12において受け付けられた操作が処理の実行を指示する実行指示操作か否かが判断される。実行指示操作ならば処理はステップS17に進むが、そうでなければ処理はステップS01に戻る。ステップS17においては、動作条件に従って処理が実行され、処理は終了する。
図7は、操作者テーブル生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。操作者テーブル生成処理は、図6のステップS06およびステップS10で実行される処理である。操作者テーブル生成処理が実行される前の段階で、画像データから抽出された顔部分が認証対象に決定されている。
図7を参照して、CPU111は、新たな操作者テーブルを生成する(ステップS21)。ユーザー識別情報を含まない操作者テーブルが生成され、HDD115に記憶される。次のステップS22においては、認証対象が単数か否かが判断される。認証対象が単数ならば処理はステップS23に進むが、認証対象が複数ならば処理はステップS27に進む。
ステップS23においては、認証対象が処理対象に選択され、処理はステップS24に進む。ステップS24においては、認証対象の顔部分に基づいて、その顔部分の顔のユーザーが登録ユーザーか否かが判断される。CPU111は、HDD115に記憶されたユーザーテーブルを参照して、顔部分に含まれる特徴部分の特徴量と同一または類似の特徴量の認証情報が設定されたユーザーレコードが存在するか否かを判断する。そのようなユーザーレコードが存在すれば、CPU111は、そのユーザーレコードに設定されているユーザー識別情報の登録ユーザーを特定し、処理をステップS25に進めるが、そのようなユーザーレコードが存在しなければ処理を処理制御処理に戻す。
ステップS25においては、ステップS24において登録ユーザーに特定されたユーザーが操作者に決定され、処理はステップS26に進む。ステップS26においては、操作者テーブルに操作者が追加され、処理は処理制御処理に戻る。CPU111は、HDD115に記憶された操作者テーブルに操作者のユーザー識別情報を追加する。
処理がステップS27に進む場合、認証対象が複数である。ステップS27においては、複数の認証対象のうちから1つが処理対象に選択され、処理はステップS28に進む。ステップS28においては、認証対象の顔部分に基づいて、その顔部分の顔のユーザーが登録ユーザーか否かが判断される。登録ユーザーならば処理はステップS29に進むが、そうでなければ処理はステップS27に戻る。ステップS29においては、ステップS28において登録ユーザーに特定されたユーザーが操作者に決定され、処理はステップS30に進む。ステップS30においては、操作者テーブルに操作者が追加され、処理は処理制御処理に戻す。CPU111は、HDD115に記憶された操作者テーブルに操作者のユーザー識別情報を追加する。ステップS31においては、複数の認証対象のうち処理対象に選択されていない認証対象が存在するか否かが判断される。未選択の認証対象が存在すれば処理はステップS27に戻るが、存在しなければ処理は処理制御処理に戻る。
図8は、制限テーブル生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。制限テーブル生成処理は、図6のステップS08およびステップS11において実行される処理である。制限テーブル生成処理が実行される前の段階で、操作者テーブルがHDD115に記憶されている。図8を参照して、CPU111は、新たな制限テーブルを生成する(ステップS41)。CPU111は、制限情報を含まない制限テーブルを生成し、HDD115に記憶する。次のステップS42においては、処理対象となる操作者が選択される。CPU111は、HDD115に記憶されている操作者テーブルを参照して、操作者テーブルで定められる1以上のユーザー識別情報の1つを選択し、選択されたユーザー識別情報のユーザーを操作者として選択する。
ステップS43においては、操作者に関連付けられた制限情報が取得され、処理はステップS44に進む。CPU111は、HDD115に記憶されたユーザーテーブルを参照して、操作者のユーザー識別情報が設定されたユーザーレコードを特定し、そのユーザーレコードに設定された制限情報を取得する。ステップS44においては、ステップS43において取得された制限情報と同一の制限情報が制限テーブルに存在するか否かが判断される。ステップS43において取得された制限情報と同一の制限情報がHDD115に記憶された新たな制限テーブルに存在しなければ処理はステップS45に進むが、そうでなければステップS45がスキップされて処理はステップS46に進む。
ステップS45においては、ステップS43において取得された制限情報がHDD115に記憶された新たな制限テーブルに追加され、処理はステップS46に進む。ステップS46においては、操作者に関連付けられた属性情報が取得され、処理はステップS47に進む。CPU111は、HDD115に記憶されたユーザーテーブルを参照して、操作者のユーザー識別情報が設定されたユーザーレコードを特定し、そのユーザーレコードに設定された属性情報を取得する。
ステップS47においては、ステップS42において処理対象に選択されていない操作者が存在するか否かが判断される。具体的には、HDD115に記憶されている操作者テーブルで定められる1以上のユーザー識別情報のうちステップS42において処理対象に選択されていない操作者のユーザー識別情報が存在するか否かが判断される。未選択の操作者が存在するならば処理はステップS42に戻るが、そうでなければ処理はステップS48に進む。
ステップS48においては、CPU111は、操作者テーブルで複数の操作者が定められている場合に、複数の操作者それぞれの属性情報がすべて同じか否かを判断される。CPU111は、複数の操作者それぞれの属性情報がすべて同じならば処理をステップS49に進めるが、そうでなければ処理を処理制御処理に戻す。ステップS49においては、制限テーブルがリセットされ、処理はステップS50に進む。CPU111は、HDD115に記憶されている制限テーブルで定められる制限情報を消去する。
ステップS50においては、複数の操作者それぞれの属性情報に関連付けられた制限情報が取得され、処理はステップS51に進む。CPU111は、HDD115に記憶された属性テーブルを参照して、複数の操作者それぞれの属性情報が設定された属性レコードを特定し、特定された属性レコードに設定された制限情報を取得する。ステップS51においては、ステップS50において取得された制限情報が、HDD115に記憶された新たな制限テーブルに追加され、処理は処理制御処理に戻る。
図9は、制限判断処理の流れの一例を示すフローチャートである。制限判断処理は、図6のステップS13において実行される処理である。制限判断処理が実行される前の段階で、ユーザーにより入力される操作が受け付けられている。図9を参照して、CPU111は、ユーザーにより入力される操作が、処理を選択する処理選択操作か否かを判断する(ステップS61)。処理選択操作ならば処理はステップS62に進むが、そうでなければ処理はステップS65に進む。ステップS62においては、CPU111は、処理選択操作により特定される処理が制限されるか否かを判断する。具体的には、CPU111は、HDD115に記憶された制限テーブルで定められる制限情報のうちに、処理選択操作により特定される処理を実行させる動作条件を定める制限情報を含むならば、処理選択操作により特定される処理が制限されると判断する。処理選択操作により特定される処理が制限されるならば処理はステップS63に進むが、そうでなければ処理はステップS64に進む。
ステップS63においては、制限有に設定され、処理は処理制御処理に戻る。ステップS64においては、処理選択操作により特定される処理を実行する動作条件が設定され、処理は処理制御処理に戻る。
ステップS65においては、CPU111は、ユーザーにより入力される操作が、設定値を設定する設定操作か否かを判断する。設定操作ならば処理はステップS66に進むが、そうでなければ処理はステップS69に進む。ステップS66においては、CPU111は、設定操作により特定される設定値が設定された動作条件が制限されるか否かを判断する。具体的には、CPU111は、HDD115に記憶された制限テーブルで定められる制限情報のうちに、設定操作により特定される設定値を制限する範囲に含む動作条件を定める制限情報を含むならば、設定操作により特定される設定値が設定された動作条件が制限されると判断する。設定操作により特定される設定値が設定された動作条件が制限されるならば処理はステップS67に進むが、そうでなければ処理はステップS68に進む。
ステップS67においては、制限有に設定され、処理は処理制御処理に戻る。ステップS68においては、設定操作により特定される設定値が設定された動作条件が設定され、処理は処理制御処理に戻る。
ステップS69においては、CPU111は、ユーザーにより入力される操作が、データを指定するデータ指定操作か否かを判断する。データ指定操作ならば処理はステップS70に進むが、そうでなければ処理は処理制御処理に戻る。ステップS70においては、CPU111は、データ指定操作により特定されるデータにアクセスする動作条件が制限されるか否かを判断する。具体的には、CPU111は、HDD115に記憶された制限テーブルで定められる制限情報のうちに、データ指定操作により特定されるデータにアクセスする動作条件を定める制限情報を含むならば、データ指定操作により特定されるデータにアクセスする動作条件が制限されると判断する。データ指定操作により特定されるデータにアクセスするが制限されるならば処理はステップS71に進むが、そうでなければ処理はステップS72に進む。
ステップS71においては、制限有に設定され、処理は処理制御処理に戻る。ステップS72においては、データ指定操作により特定されるデータにアクセスする動作条件が設定され、処理は処理制御処理に戻る。
図10は、ユーザーテーブルの一例を示す図である。図10を参照して、ユーザーテーブルは、登録ユーザーであるユーザーA、ユーザーB、ユーザーCそれぞれのユーザーレコードを含む。認証情報として、ユーザーA、ユーザーB、ユーザーCそれぞれの顔部分の画像の特徴部分を数値化した特徴データを、ユーザーA、ユーザーB、ユーザーCおよびユーザーBに対してそれぞれ特徴A、特徴B、特徴C,特徴Dで示している。制限情報として部数上限は、上限を超える累積回数の画像形成を制限する動作条件を示し、画像形成処理の範囲を制限する動作条件を示す。制限情報としてのカラーは、カラーで画像形成を制限する動作条件を示し、画像形成処理の範囲を制限する動作条件を示す。制限情報としての片面は、用紙の片面にのみへの画像形成を制限する動作条件を示し、画像形成処理の範囲を制限する動作条件を示す。
ユーザー識別情報「ユーザーA」および「ユーザーB」のユーザーに対して、属性情報「営業」が関連付けられ、部数上限の制限情報に対して上限値「999」が関連付けられ、カラーの制限情報に対して制限されない「可」が関連付けられ、片面の制限情報に対して制限されない「可」が関連付けられている。
ユーザー識別情報「ユーザーC」および「ユーザーD」のユーザーに対して、属性情報「総務」が関連付けられ、部数上限の制限情報に対して上限値「100」が関連付けられ、カラーの制限情報に対して制限される「不可」が関連付けられ、片面の制限情報に対して制限される「不可」が関連付けられている。
図11は、属性テーブルの一例を示す図である。図11を参照して、属性情報「営業」に対して、部数上限の制限情報に対して上限値「999」が関連付けられ、カラーの制限情報に対して制限されない「可」が関連付けられ、片面の制限情報に対して制限されない「可」が関連付けられている。属性情報「総務」に対して、部数上限の制限情報に対して上限値「200」が関連付けられ、カラーの制限情報に対して制限されない「可」が関連付けられ、片面の制限情報に対して制限されない「可」が関連付けられている。
MFP100は、ユーザーCまたはユーザーDのみを操作者に特定する場合、ユーザーテーブルによってユーザーCに対して関連付けられた制限情報で制限されない動作条件で処理を実行する。MFP100は、画像形成の上限部数である100枚を超えない範囲で画像形成枚数を設定可能とする。また、MFP100は、カラーでの画像形成する動作条件の設定を禁止し、用紙の片面のみに画像を形成する動作条件の設定を禁止する。
また、MFP100は、ユーザーCおよびユーザーDを同時に操作者に特定する場合、属性テーブルによって「総務」の属性情報に対して関連付けられた制限情報で制限されない動作条件で処理を実行する。MFP100は、画像形成の上限部数である200枚を超えない範囲で画像形成枚数を設定可能とする。また、MFP100は、カラーでの画像形成する動作条件の設定を可能とし、用紙の片面のみに画像を形成する動作条件の設定を可能とする。
<第1の変形例>
上記MFP100は、カメラ119で被写体を撮像して得られる画像データから顔認証技術を用いて、ユーザーを特定する。第1の変形例におけるMFP100は、ユーザーが発生する音声に基づき操作者を特定する。この場合、第1の変形例におけるMFP100は、カメラ119に代えて、音を集音するマイクロフォンを備え、認証情報として登録ユーザーの声紋を登録する。第1の変形例におけるMFP100は、音声と声紋と比較することにより音声を発声したユーザーを特定し、特定したユーザーが登録ユーザーとして登録されていれば、そのユーザーを操作者として特定する。このため、MFP100の周辺で音声を発する複数のユーザーを操作者として特定することができる。
また、マイクロフォンに代えて、MFP100に直接またはネットワークを介して接続されたスマートスピーカーがMFP100に接続されてもよい。MFP100は、スマートスピーカーで収音された音声をスマートスピーカーから取得する。また、スマートスピーカーで音声を発声するユーザーを特定するようにして、MFP100は、特定されたユーザーのユーザー識別情報をスマートスピーカーから取得してもよい。これにより、スマートスピーカーの周辺で音声を発する複数のユーザーを操作者として特定することができる。
<第2の変形例>
第2の変形例におけるMFP100は、ユーザーの生体情報に基づき操作者を特定する。生体情報は、指の指紋または静脈パターン、または、虹彩である。この場合、第2の変形例におけるMFP100は、カメラ119に代えて、指紋、静脈パターンまたは虹彩を読み取るカメラを備え、認証情報として指紋、静脈パターンまたは虹彩の形状を登録する。第2の変形例におけるMFP100は、カメラで撮像して得られる画像データから生体情報を特定し、特定された生体情報を予め登録された指紋、静脈パターンまたは虹彩の形状と比較することによりユーザーを特定し、特定したユーザーが登録ユーザーとして登録されていれば、そのユーザーを操作者として特定する。
<第3の変形例>
第3の変形例におけるMFP100は、ユーザーが携帯する携帯装置と通信することによりユーザーを特定する。ユーザーが携帯する携帯装置は、そのユーザーを識別するためのユーザー識別情報を記憶している。携帯装置は、例えば、近距離の無線通信機能を備えたICカード、携帯情報装置、スマートフォン等である。近距離の無線通信機能は、例えば、NFC(Near Field Communication)の通信プロトコルで通信する機能である。第3の変形例におけるMFP100は、近距離の無線通信機能を備え、携帯装置と通信可能となることに応じて、携帯装置と通信し、その形態装置に記憶されたユーザー識別情報を取得する。携帯装置から取得されたユーザー識別情報のユーザーが登録されていれば、そのユーザーを操作者として特定する。
以上説明したように、本実施の形態におけるMFP100は、画像処理装置として機能し、複数の登録ユーザーが、複数の登録ユーザーそれぞれに対して動作が禁止される動作条件を定めた制限情報を関連付けて登録されており、操作者の一人が特定されている間はその操作者に関連付けられた制限情報よって制限されない動作条件に従って動作し、操作者の複数が特定されている間は複数の操作者にそれぞれ関連付けられた複数の制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作する。このため、複数人が操作者として特定されている場合でも、MFP100を動作させることができる。
また、MFP100は、複数の登録ユーザーそれぞれに対して複数の属性情報のいずれかが関連付けられており、同一の属性情報が関連付けられた複数の操作者が特定される場合には、MFP100を動作させる動作条件が複数の操作者それぞれに対して制限されることなく、複数の操作者の属性情報に対して制限される。このため、同一のグループに属する複数の操作者が特定される場合に、そのグループに対して定められた動作条件で動作させることができる。
制限情報は、MFP100が実行可能な複数の処理のいずれかの処理を実行させる処理選択条件、処理実行手段が実行可能な複数の処理のいずれかの処理を予め定められた範囲を超えて実行させる設定条件、および処理実行手段が実行可能な複数の処理のいずれかの処理の対象となるデータの範囲を超えて実行させる範囲条件の少なくとも1つを動作条件として含む。このため、複数の処理のいずれかの実行を制限することができ、処理を実行する範囲を制限することができ、または処理の対象となるデータの範囲の制限をすることができる。
MFP100は、カメラ119が被写体を撮像して出力する画像データに基づいて、操作者を特定する。このため、カメラ119の撮像範囲に位置する複数のユーザーそれぞれを操作者として特定することができる。
MFP100は、第1操作者が特定されている状態で第1操作者とは別の第2操作者が新たに特定される場合、第1操作者に関連付けられた制限情報に加えて第2操作者に関連付けられた制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作する。このため、操作者が増加する場合であっても、動作条件を制限することができる。
MFP100は、複数の操作者のいずれかが特定されなくなる場合、複数の操作者のうちから特定されなくなった操作者を除く残りの1以上の操作者にそれぞれ関連付けられた1以上の制限情報のいずれによっても制限されない動作条件に従って動作する。このため、操作者が減少する場合に、動作条件を制限することができる。
第1の変形例におけるMFP100は、音を収集するマイクロフォンで収集された音に関する情報に基づいて、操作者を特定する。このため、MFP100の周辺で音声を発する複数のユーザーを操作者として特定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記設定条件は、カラーで画像を形成する条件を含む、請求項3に記載の画像処理装置。
(2) 前記設定条件は、画像形成する枚数の上限値以上の枚数を画像形成する条件を含む、請求項3に記載の画像処理装置。
(3) 前記範囲条件は、アクセスが禁止されている記憶領域にアクセスする条件、アクセスが禁止されているデータにアクセスする条件を含む、請求項3に記載の画像処理装置。
(4) ユーザーを識別するための識別情報を記憶した外部装置と通信する通信手段を、さらに備え、
前記操作者特定手段は、前記通信手段が前記外部装置から受信する前記識別情報に基づいて前記操作者を特定する、請求項1〜7、(1)〜(3)のいずれかに記載の画像処理装置。
(5) ユーザーの指紋を読み取る読取手段を、さらに備え、
前記操作者特定手段は、前記読取手段により読み取られた指紋に基づいて前記操作者を特定する、請求項1〜7、(1)〜(4)のいずれかに記載の画像処理装置。
100 MFP、51 ユーザー登録部、53 操作者特定部、55 撮像制御部、57 属性関連付部、59 設定部、61 操作受付部、63 処理実行部、71 制限情報関連付部、75 属性登録部、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115 HDD、116 ファクシミリ部、117 外部記憶装置、118 CD−ROM、119 カメラ、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、160 操作パネル、161 表示部、163 操作部、165 タッチパネル、167 ハードキー部。

Claims (11)

  1. 複数の登録ユーザーを登録するユーザー登録手段と、
    複数の前記登録ユーザーのうちから操作者を特定する操作者特定手段と、
    操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作者特定手段により前記操作者が特定されている間に前記操作受付手段により受け付けられた操作により定まる動作条件に従って動作する処理実行手段と、
    複数の前記登録ユーザーそれぞれに対して前記処理実行手段の動作が禁止される前記動作条件を定めた制限情報を関連付ける制限情報関連付手段と、を備え、
    前記処理実行手段は、前記操作者特定手段により前記操作者の一人が特定されている間は前記操作者特定手段により特定された一人の前記操作者に関連付けられた前記制限情報よって制限されない前記動作条件に従って動作し、前記操作者特定手段により前記操作者の複数が特定されている間は前記操作者特定手段により特定された複数の前記操作者にそれぞれ関連付けられた複数の前記制限情報のいずれによっても制限されない前記動作条件に従って動作する、画像処理装置。
  2. 複数の前記登録ユーザーそれぞれに対して複数の属性情報のいずれかと関連付ける属性登録手段と、
    複数の前記属性情報それぞれに対して前記制限情報を関連付ける属性関連付手段と、をさらに備え、
    前記処理実行手段は、前記操作者特定手段により特定された複数の前記操作者それぞれに関連付けられた前記属性情報が同じ場合は前記操作者特定手段により特定された複数の前記操作者それぞれに関連付けられた前記制限情報に関わらず、前記操作者特定手段により特定された複数の前記操作者のいずれかに関連付けられた前記属性情報に関連付けられた前記制限情報によって制限されない前記動作条件で動作する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制限情報は、前記処理実行手段が実行可能な複数の処理のいずれかの処理を実行させる処理選択条件、前記処理実行手段が実行可能な複数の処理のいずれかの処理を予め定められた範囲を超えて実行させる設定条件、および前記処理実行手段が実行可能な複数の処理のいずれかの処理の対象となるデータの範囲を超えて実行させる範囲条件の少なくとも1つを前記動作条件として含む、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 被写体を撮像する撮像手段を、さらに備え、
    前記操作者特定手段は、前記撮像手段が被写体を撮像して出力する画像データに基づいて、前記操作者を特定する、請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 音を収集する音収集手段を、さらに備え、
    前記操作者特定手段は、前記音収集手段により収集された音に関する情報に基づいて、前記操作者を特定する、請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記処理実行手段は、前記操作者特定手段により第1操作者が特定されている状態で前記第1操作者とは別の第2操作者が前記操作者特定手段により新たに特定される場合、前記第1操作者に関連付けられた前記制限情報に加えて前記第2操作者に関連付けられた前記制限情報のいずれによっても制限されない前記動作条件に従って動作する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記処理実行手段は、前記操作者特定手段により複数の前記操作者が特定されている状態で複数の前記操作者のいずれかが特定されなくなる場合、前記操作者特定手段により特定されていた複数の前記操作者のうちから前記操作者特定手段により特定されなくなった前記操作者を除く残りの1以上の前記操作者にそれぞれ関連付けられた1以上の前記制限情報のいずれによっても制限されない前記動作条件に従って動作する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 画像処理装置で実行される処理制御方法であって、
    登録された複数の登録ユーザーのうちから操作者を特定する操作者特定ステップと、
    操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記操作者特定ステップにおいて前記操作者が特定されている間に前記操作受付ステップにおいて受け付けられた操作により定まる動作条件に従って動作する処理実行ステップと、
    複数の前記登録ユーザーそれぞれに対して前記処理実行ステップにおける動作が禁止される前記動作条件を定めた制限情報を関連付ける制限情報関連付ステップと、を含み、
    前記処理実行ステップは、前記操作者特定ステップにおいて前記操作者の一人が特定されている間は前記操作者特定ステップにおいて特定された一人の前記操作者に関連付けられた前記制限情報よって制限されない前記動作条件に従って動作するステップと、
    前記操作者特定ステップにおいて前記操作者の複数が特定されている間は前記操作者特定ステップにおいて特定された複数の前記操作者にそれぞれ関連付けられた複数の前記制限情報のいずれによっても制限されない前記動作条件に従って動作するステップと、を含む処理制御方法。
  9. 複数の前記登録ユーザーそれぞれに対して複数の属性情報のいずれかを関連付ける属性登録ステップと、
    複数の前記属性情報それぞれに対して前記制限情報を関連付ける属性関連付ステップと、をさらに含み、
    前記処理実行ステップは、前記操作者特定ステップにおいて特定された複数の前記操作者それぞれに関連付けられた前記属性情報が同じ場合は前記操作者特定ステップにおいて特定された複数の前記操作者それぞれに関連付けられた前記制限情報に関わらず、前記操作者特定ステップにおいて特定された複数の前記操作者のいずれかに関連付けられた前記属性情報に関連付けられた前記制限情報によって制限されない前記動作条件で動作するステップを含む、請求項8に記載の処理制御方法。
  10. 画像処理装置を制御するコンピューターで実行される処理制御プログラムであって、
    登録された複数の登録ユーザーのうちから操作者を特定する操作者特定ステップと、
    操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記操作者特定ステップにおいて前記操作者が特定されている間に前記操作受付ステップにおいて受け付けられた操作により定まる動作条件に従って動作する処理実行ステップと、
    複数の前記登録ユーザーそれぞれに対して前記処理実行ステップにおける動作が禁止される前記動作条件を定めた制限情報を関連付ける制限情報関連付ステップと、を前記コンピューターに実行させ、
    前記処理実行ステップは、前記操作者特定ステップにおいて前記操作者の一人が特定されている間は前記操作者特定ステップにおいて特定された一人の前記操作者に関連付けられた前記制限情報よって制限されない前記動作条件に従って動作するステップと、
    前記操作者特定ステップにおいて前記操作者の複数が特定されている間は前記操作者特定ステップにおいて特定された複数の前記操作者にそれぞれ関連付けられた複数の前記制限情報のいずれによっても制限されない前記動作条件に従って動作するステップと、を含む、処理制御プログラム。
  11. 複数の前記登録ユーザーそれぞれに対して複数の属性情報のいずれかを関連付ける属性登録ステップと、
    複数の前記属性情報それぞれに対して前記制限情報を関連付ける属性関連付ステップと、をさらに前記コンピューターに実行させ、
    前記処理実行ステップは、前記操作者特定ステップにおいて特定された複数の前記操作者それぞれに関連付けられた前記属性情報が同じ場合は前記操作者特定ステップにおいて特定された複数の前記操作者それぞれに関連付けられた前記制限情報に関わらず、前記操作者特定ステップにおいて特定された複数の前記操作者のいずれかに関連付けられた前記属性情報に関連付けられた前記制限情報によって制限されない前記動作条件で動作するステップを含む、請求項10に記載の処理制御プログラム。
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