JP2020082612A - 液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】専用の駆動機構を有さず、吐出部のノズル面から液体を除去する除去部を清掃することを可能にする。【解決手段】液体を吐出するノズル8bが形成されたノズル面8aを有する吐出部8と、液体が吐出される媒体Mを支持する搬送ベルト5を有し、搬送ベルト5を回転させることで媒体Mを搬送方向Aに搬送する搬送部20と、搬送部20と接続され、搬送ベルト5を回転させる駆動部38と、ノズル面8aと接触することでノズル面8aから液体を除去する除去部16と、除去部16を清掃する第1清掃部9と、を備え、除去部16は、駆動部38と接続され、駆動部38による駆動力により回転移動することで第1清掃部9による清掃位置を通過する構成になっている液体吐出装置1。【選択図】図1
Description
本発明は、液体吐出装置に関する。
従来から、搬送される媒体に液体を吐出可能な様々な液体吐出装置が開示されている。このうち、吐出部のノズル面から液体を除去する除去部と、除去部の清掃部と、を備える液体吐出装置がある。例えば、特許文献1には、除去部としてのワイパーブレードを駆動モータによって清掃部としての拭き取りユニットの形成位置まで移動させて清掃可能なインクジェット記録装置が開示されている。
従来の吐出部のノズル面から液体を除去する除去部を備える液体吐出装置においては、除去部を清掃するために除去部を移動させる必要があるが、除去部を移動させるために専用の駆動機構を設ける必要があった。例えば、特許文献1のインクジェット記録装置においては、ワイパーブレードを移動させるために、専用の駆動機構である駆動モータを設けている。しかしながら、装置のコストダウンなどのため、専用の駆動機構を有さない除去部を用いて、除去部を清掃することが求められている。
上記課題を解決するための本発明の液体吐出装置は、液体を吐出するノズルが形成されたノズル面を有する吐出部と、前記液体が吐出される媒体を支持する搬送ベルトを有し、前記搬送ベルトを回転させることで前記媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部と接続され、前記搬送ベルトを回転させる駆動部と、前記ノズル面と接触することで前記ノズル面から前記液体を除去する除去部と、前記除去部を清掃する第1清掃部と、を備え、前記除去部は、前記駆動部と接続され、前記駆動部による駆動力により回転移動することで前記第1清掃部による清掃位置を通過する構成になっていることを特徴とする。
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、液体を吐出するノズルが形成されたノズル面を有する吐出部と、前記液体が吐出される媒体を支持する搬送ベルトを有し、前記搬送ベルトを回転させることで前記媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部と接続され、前記搬送ベルトを回転させる駆動部と、前記ノズル面と接触することで前記ノズル面から前記液体を除去する除去部と、前記除去部を清掃する第1清掃部と、を備え、前記除去部は、前記駆動部と接続され、前記駆動部による駆動力により回転移動することで前記第1清掃部による清掃位置を通過する構成になっていることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、液体を吐出するノズルが形成されたノズル面を有する吐出部と、前記液体が吐出される媒体を支持する搬送ベルトを有し、前記搬送ベルトを回転させることで前記媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部と接続され、前記搬送ベルトを回転させる駆動部と、前記ノズル面と接触することで前記ノズル面から前記液体を除去する除去部と、前記除去部を清掃する第1清掃部と、を備え、前記除去部は、前記駆動部と接続され、前記駆動部による駆動力により回転移動することで前記第1清掃部による清掃位置を通過する構成になっていることを特徴とする。
本態様によれば、除去部は、駆動部と接続され、駆動部による駆動力により回転移動することで第1清掃部による清掃位置を通過する構成になっている。すなわち、搬送ベルトを回転させる駆動部が除去部を移動させるための駆動部を兼ねている。したがって、専用の駆動機構を有することなく除去部を清掃することができる。
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様において、前記搬送部及び前記除去部の少なくとも一方と前記駆動部との接続及び接続解除をするクラッチを備えることを特徴とする。
本態様によれば、搬送部及び除去部の少なくとも一方と駆動部との接続及び接続解除をするクラッチを備えることで、搬送部と除去部との連動移動と非連動移動とを切り替えることができる。
本発明の第3の態様の液体吐出装置は、前記第2の態様において、前記クラッチは、前記搬送部と前記駆動部との接続及び接続解除をすることを特徴とする。
本態様によれば、クラッチは搬送部と駆動部との接続及び接続解除をするので、搬送部を移動させていない状態で除去部を移動させることができる。このため、例えば、搬送部を移動させていない状態で、除去部の清掃をすることなどができる。
本発明の第4の態様の液体吐出装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記除去部は、前記ノズル面と接触可能な位置である第1位置と、前記ノズル面と接触しないように前記ノズル面から離間した位置である第2位置と、に移動可能であることを特徴とする。
本態様によれば、除去部は、ノズル面と接触可能な位置である第1位置だけでなく、ノズル面と接触しないようにノズル面から離間した位置である第2位置にも移動可能であるので、除去部とノズル面との不必要な接触を避けることができる。
本発明の第5の態様の液体吐出装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記除去部の前記回転移動の経路における位置を検出する検出部を備え、前記除去部は、前記回転移動の方向を周方向とするベースベルトと、前記ベースベルトの外周に設けられたワイパーと、を有し、前記ワイパーは、前記ベースベルトの前記周方向における一部にのみ設けられ、前記検出部は、前記ワイパーの前記回転移動の経路における位置を検出することを特徴とする。
本態様によれば、ワイパーがベースベルトの周方向における一部にのみ設けられていることでワイパーのコストを抑制しつつ、また、ワイパーの回転移動の経路における位置を検出することで適切な位置にワイパーを位置させることができる。
本発明の第6の態様の液体吐出装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記除去部は、前記除去部の前記回転移動の方向を周方向とするベースベルトと、前記ベースベルトの外周に設けられたワイパーと、を有し、前記ワイパーは、前記ベースベルトの全周に亘って設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、ワイパーはベースベルトの全周に亘って設けられているので、回転方向における除去部の配置に関わらずノズル面から液体を除去することができる。
本発明の第7の態様の液体吐出装置は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記搬送ベルトを清掃する第2清掃部を備え、前記第1清掃部は、前記除去部を洗浄する第1洗浄液を貯蔵する第1洗浄槽を備え、前記第2清掃部は、前記搬送ベルトを洗浄する第2洗浄液を貯蔵する第2洗浄槽を備えることを特徴とする。
本態様によれば、除去部を洗浄する第1洗浄液を貯蔵する第1洗浄槽と、搬送ベルトを洗浄する第2洗浄液を貯蔵する第2洗浄槽と、を備えるので、第1洗浄液と第2洗浄液が混ざることなどで洗浄力が低下することなどを抑制できる。
本発明の第8の態様の液体吐出装置は、前記第7の態様において、前記第1洗浄液と前記第2洗浄液とは、組成が異なることを特徴とする。
本態様によれば、除去部を洗浄する第1洗浄液と搬送ベルトを洗浄する第2洗浄液とは組成が異なるので、各々を好適な組成とすることができる。
本発明の第9の態様の液体吐出装置は、前記第7または第8の態様において、前記第1清掃部は、固形物を接触させることなく前記第1洗浄液と前記除去部とを接触させて前記除去部を清掃し、前記第2清掃部は、前記第2洗浄液に浸されたブラシを有し、前記ブラシによって前記搬送ベルトを清掃する構成であることを特徴とする。
本態様によれば、ブラシを用いて洗浄することで搬送ベルトを確りと洗浄し、固形物を接触させることなく第1洗浄液と接触させて洗浄することで除去部を劣化させないように洗浄することができる。
本発明の第10の態様の液体吐出装置は、前記第1から第9のいずれか1つの態様において、前記除去部によって前記ノズル面に付着した前記液体を除去するノズル面清掃動作を実行可能な制御部を備え、前記吐出部は、前記搬送方向と交差する交差方向に移動可能に構成され、前記制御部は、前記ノズル面清掃動作において、前記除去部を停止させた状態で前記吐出部を前記交差方向に移動させることで前記ノズル面と前記除去部とを接触させることを特徴とする。
本態様によれば、除去部を停止させた状態で吐出部を交差方向に移動させてノズル面と除去部とを接触させることで、好適にノズル面から液体を除去することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。
[実施例1](図1から図7)
<全体構成>
最初に、本発明の実施例1に係る液体吐出装置1の概要について説明する。本実施例の液体吐出装置1は、吐出ヘッド8から液体であるインクを吐出して媒体Mに画像を形成可能なインクジェットプリンターである。
図1は、本実施例に係る液体吐出装置1の概略側面図である。
[実施例1](図1から図7)
<全体構成>
最初に、本発明の実施例1に係る液体吐出装置1の概要について説明する。本実施例の液体吐出装置1は、吐出ヘッド8から液体であるインクを吐出して媒体Mに画像を形成可能なインクジェットプリンターである。
図1は、本実施例に係る液体吐出装置1の概略側面図である。
図1で表されるように、本実施例の液体吐出装置1は、媒体Mが巻回されたロール状媒体Rをセットするセット部2を備えている。また、液体吐出装置1は、セット部2から送出された媒体Mを搬送方向Aに搬送可能な搬送部20を備えている。該搬送部20は、搬送方向Aの上流側に位置する従動ローラー3と、搬送方向Aの下流側に位置する駆動ローラー4と、該従動ローラー3及び該駆動ローラー4に架け渡された無端ベルトである搬送ベルト5と、を備えている。
ここで、搬送ベルト5は外側表面に粘着剤が塗られた粘着性ベルトである。図1で表されるように、粘着剤が塗られた粘着性ベルトの外側表面に媒体Mが貼り付けられた状態で、媒体Mは搬送ベルト5に支持されて搬送される。搬送ベルト5における媒体Mの支持領域は、従動ローラー3と駆動ローラー4とで架橋された上側の領域である。また、駆動ローラー4は搬送モーター38(図2参照)の駆動力により回転するローラーであり、従動ローラー3は駆動ローラー4を回転させることに伴う搬送ベルト5の回転に従動することで回転するローラーである。なお、本実施例の搬送ベルト5は粘着性ベルトであるが、粘着性ベルトの代わりに静電気を利用して媒体Mを支持する静電吸着ベルトなどを搬送ベルト5として用いてもよい。
また、液体吐出装置1は、キャリッジ7と、キャリッジ7に取り付けられた吐出ヘッド8を備えている。吐出ヘッド8は、インクを吐出するノズル8bが形成されたノズル面8aを有する。図3に示すように、ノズル面8aには複数のノズル8bが形成されている。吐出ヘッド8は、搬送方向Aに搬送される媒体Mにノズル8bからインクを吐出して画像を印刷可能な吐出部として機能する。吐出ヘッド8は、搬送ベルト5における媒体Mの支持領域と対向する位置に設けられ、該支持領域に向けてインクを吐出可能である。このとき、搬送ベルト5における媒体Mの支持領域は、吐出ヘッド8と対向する対向領域であると言える。本実施例の液体吐出装置1は、搬送方向Aと交差する交差方向Bにキャリッジ7を往復移動させながら、搬送される媒体Mに吐出ヘッド8からインクを吐出して画像を印刷することが可能である。このような構成のキャリッジ7を備えていることにより、本実施例の液体吐出装置1は、所定の搬送量で媒体Mを搬送方向Aに搬送させることと、媒体Mを停止した状態でキャリッジ7を交差方向Bに移動させながらインクを吐出させることと、を繰り返すことで、媒体Mに所望の画像を形成可能である。
なお、本実施例の液体吐出装置1は、媒体Mの所定量の搬送とキャリッジ7の走査(往復移動)とを交互に繰り返して印刷を行う所謂シリアルプリンターである。また、キャリッジ7よりも搬送方向Aの上流側における搬送ベルト5と対向する位置に、媒体貼り付け部6が形成されている。媒体貼り付け部6が媒体Mの幅方向である交差方向Bに沿う方向に亘り媒体Mを搬送ベルト5に押し当てることで、皺などの発生が抑制された状態で媒体Mが搬送ベルト5に対して貼り付けられる。
本実施例の液体吐出装置1は、駆動ローラー4を第1回転方向C1に回転させることで媒体Mを搬送方向Aに搬送可能である。また、液体吐出装置1は、駆動ローラー4を第1回転方向C1とは逆方向である第2回転方向C2に回転させることで媒体Mを搬送方向Aとは逆の方向に逆搬送させることも可能である。なお、本実施例の液体吐出装置1は、媒体Mを搬送ベルト5に支持させた状態において駆動ローラー4を第1回転方向C1及び第2回転方向C2に回転させることができるだけでなく、媒体Mを搬送ベルト5に支持させていない状態においても駆動ローラー4を第1回転方向C1及び第2回転方向C2に回転させることができる。
画像が形成された媒体Mは、本実施例の液体吐出装置1から排出されると、本実施例の液体吐出装置1よりも後段に設けられた乾燥装置、すなわち、媒体Mに吐出されたインクの成分を揮発させる装置や、巻取装置、すなわち、画像が形成された媒体Mを巻き取る装置などに送られる。
ここで、媒体Mとしては、被捺染材を好ましく用いることができる。被捺染材とは、捺染の対象となる布地や、衣服や、その他の服飾製品等のことを言う。布地には、綿、絹、羊毛等の天然繊維やナイロン等の化学繊維あるいはこれらを混ぜた複合繊維の織物、編物、不織布等が含まれる。また、衣服や、その他の服飾製品には、縫製後のTシャツ、ハンカチ、スカーフ、タオル、手提げ袋、布製のバッグ、カーテン、シーツ、ベッドカバー等のファニチャー類等の他、縫製前の状態のパーツとして存在する裁断前後の布地等も含まれる。
さらに、媒体Mとしては、上記被捺染材の他、普通紙、上質紙、及び光沢紙などのインクジェット記録用専用紙等を用いることができる。また、媒体Mとしては、例えば、インクジェット印刷用に表面処理をしていない、すなわち、インク吸収層を形成していないプラスチックフィルム、並びに紙等の基材上にプラスチックがコーティングされているもの及びプラスチックフィルムが接着されているものも用いることができる。当該プラスチックとしては、特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、及びポリプロピレン等が挙げられる。
媒体Mとして被捺染材を用いた場合、被捺染材はインクの裏抜け、すなわち、媒体Mに吐出されたインクが被捺染材の裏側の面まで滲む現象が発生し易いので、該裏抜けによって搬送ベルト5がインクで汚れる場合がある。そこで、本実施例の液体吐出装置1は、裏抜けして搬送ベルト5に残ったインクを洗浄するための洗浄部9を備えている。本実施例の洗浄部9は、洗浄液が浸されて搬送ベルト5と接触する3つの洗浄ブラシ10と、洗浄ブラシ10を搬送ベルト5に接触させることにより搬送ベルト5に付着した洗浄液をワイプする4つのベルト用ワイパー11と、洗浄液を貯蔵する洗浄槽12を備えている。なお、洗浄液に特に限定はないが、例えば水などを使用可能である。
さらに、本実施例の液体吐出装置1は、ベルト用ワイパー11でワイプしきれなかった洗浄液を乾燥させることが可能な送風部17を備えている。送風部17は、搬送ベルト5における洗浄ブラシ10及びベルト用ワイパー11と接触した後の領域に風を送る構成となっている。
また、本実施例の液体吐出装置1は、ノズル面8aと接触することでノズル面8aに付着したインクを除去する除去部としてのワイパー16、該ワイパー16が形成された無端ベルトであるベースベルト15、などを有するクリーニング機構21を備えている。クリーニング機構21は、ベースベルト15を第1回転方向C1及び第2回転方向C2に回転させることでワイパー16の位置を変えることが可能な構成となっているが、クリーニング機構21の詳細な構成については後述する。
<電気的構成>
次に、本実施例の液体吐出装置1における電気的な構成について説明する。
図2は、本実施例の液体吐出装置1のブロック図である。
次に、本実施例の液体吐出装置1における電気的な構成について説明する。
図2は、本実施例の液体吐出装置1のブロック図である。
制御部30には、液体吐出装置1の全体の制御を司るCPU31が設けられている。CPU31は、システムバス32を介して、CPU31が実行する各種制御プログラム等を格納したROM33と、データを一時的に格納可能なRAM、EEPROMなどのメモリーを有する記憶部34とに接続されている。
また、CPU31は、システムバス32を介して、吐出ヘッド8を駆動してインクを吐出させるためのヘッド駆動部35と接続されている。
また、CPU31は、システムバス32を介して、キャリッジモーター37、搬送モーター38、送出モーター39及びブラシモーター40と接続される、モーター駆動部36と接続されている。
ここで、キャリッジモーター37は、吐出ヘッド8を搭載したキャリッジ7を交差方向Bに移動させるためのモーターである。また、搬送モーター38は、駆動ローラー4を駆動するためのモーターである。また、送出モーター39は、セット部2の回転機構であり、媒体Mを搬送ベルト5に送り出すためにセット部2を駆動するモーターである。そして、ブラシモーター40は、洗浄ブラシ10を回転させるための駆動モーターである。
ここで、キャリッジモーター37は、吐出ヘッド8を搭載したキャリッジ7を交差方向Bに移動させるためのモーターである。また、搬送モーター38は、駆動ローラー4を駆動するためのモーターである。また、送出モーター39は、セット部2の回転機構であり、媒体Mを搬送ベルト5に送り出すためにセット部2を駆動するモーターである。そして、ブラシモーター40は、洗浄ブラシ10を回転させるための駆動モーターである。
また、CPU31は、システムバス32を介して、送風部17と接続される、送風部駆動部41と接続されている。
さらに、CPU31は、システムバス32を介して、ワイパー16の位置を検出するセンサー23及び画像データ等のデータ及び信号の送受信を行うためのPC43と接続される、入出力部42と接続されている。
<クリーニング機構>
次に、図1及び図3から図7を用いてクリーニング機構21の詳細な構成について説明する。
次に、図1及び図3から図7を用いてクリーニング機構21の詳細な構成について説明する。
図1及び図3から図7で表されるように、本実施例の液体吐出装置1におけるクリーニング機構21は、従動ローラー3の回転軸3aと無端ベルト18で架橋されたローラー13と、駆動ローラー4の回転軸4aと無端ベルト19で架橋されたローラー14と、ローラー13及びローラー14に架け渡された無端ベルトであるベースベルト15と、を備えている。そして、図1、図4及び図5などで表されるように、ベースベルト15の周方向における一部にワイパー16が設けられている。
本実施例の液体吐出装置1は、このような構成になっていることにより、駆動ローラー4の回転軸4aの第1回転方向C1及び第2回転方向C2の回転に伴い、無端ベルト19を介してローラー14が第1回転方向C1及び第2回転方向C2に回転し、ローラー14の第1回転方向C1及び第2回転方向C2の回転により、ワイパー16が設けられるベースベルト15が第1回転方向C1及び第2回転方向C2に回転する構成となっている。なお、本実施例の液体吐出装置1においては、上記のようにローラー13が従動ローラー3の回転軸3aと無端ベルト18で架橋されているので、駆動ローラー4の回転に伴う従動ローラー3の回転軸3aの回転力もローラー13を介してベースベルト15に伝達される構成になっている。
なお、本実施例のクリーニング機構21は、図4及び図5で表されるように、搬送部20に対して、回転軸3aを支点としてローラー13を回転方向Dに回転させるとともに、回転軸4aを支点としてローラー14を回転方向Dに回転させることで、上下方向に移動可能な構成となっている。図4で表されるように、クリーニング機構21を上方向に移動した状態とすることで、ワイパー16を吐出ヘッド8のノズル面8aに接触させることが可能な位置に配置できる。また、図5で表されるように、クリーニング機構21を下方向に移動した状態とすることで、ワイパー16を洗浄部9で洗浄可能な位置に配置できる。
ここで、本実施例のクリーニング機構21は、作業者が不図示のレバーを掴んで手動で上下方向に移動可能な構成となっている。そして、クリーニング機構21は、図4で表される上方の位置及び図5で表される下方の位置の間の位置に位置させることも可能な構成となっている。ただし、このような構成に限定されない。また、本実施例のクリーニング機構21は、図4で表される上方の位置に配置されるときや、図5で表される下方の位置に配置されるときなど、何れの位置に配置されていても、ベースベルト15を回転させることができる構成になっている。
ここで、図3は吐出ヘッド8を有するキャリッジ7が待機位置にある状態を表している。図3における吐出ヘッド8のノズル面8aの位置は紙面奥側である。不図示であるが、キャリッジ7の待機位置における吐出ヘッド8のノズル面8aと対向する位置には、ノズル面8aを覆うことが可能なキャップが形成されている。キャップがノズル面8aを覆うことで、ノズル面8aに形成されたノズル8bからのインクの揮発成分の揮発が抑制される。
なお、洗浄部9は、図6及び図7で表されるように、交差方向Bにおいて、ワイパー16が設けられるベースベルト15の位置まで洗浄槽12が延設されている。また、図5で表されるように、洗浄部9は、洗浄槽12に貯蔵された洗浄液を上部に配置されたワイパー16に向けて方向Eに噴射する噴射機構を備えている。本実施例の液体吐出装置1は、ワイパー16を洗浄する際には、図5で示すように、クリーニング機構21を搬送部20に対して下方向に移動した状態とし、回転軸3aを回転させることでベースベルト15を回転させてワイパー16を洗浄部9と対向する位置に配置させる。そして、液体吐出装置1は、この状態で洗浄液を方向Eに噴射することで、ワイパー16を洗浄可能な構成になっている。
また、本実施例のクリーニング機構21には、図6及び図7で表されるように、回転軸4aを駆動ローラー4と接続及び接続解除するクラッチ22が設けられている。詳細には、搬送モーター38と回転軸4aとが接続され、回転軸4aに無端ベルト19が架けられ、回転軸4aの交差方向Bにおける駆動ローラー4側の端部にクラッチ22が設けられている。クラッチ22によって回転軸4aと駆動ローラー4とを接続した状態とすれば、駆動ローラー4すなわち搬送ベルト5と共にベースベルト15を回転させることができる。また、クラッチ22の状態を切り替えて回転軸4aと駆動ローラー4とを接続解除した状態とすれば、搬送ベルト5を停止させた状態でベースベルト15を回転させることもできる。
ここで一旦まとめると、上記のように、本実施例の液体吐出装置1は、インクを吐出するノズル8bが形成されたノズル面8aを有する吐出ヘッド8と、インクが吐出される媒体Mを支持する搬送ベルト5を有し、搬送ベルト5を回転させることで媒体Mを搬送方向Aに搬送する搬送部20と、搬送部20と接続され、搬送ベルト5を回転させる駆動部としての搬送モーター38と、ノズル面8aと接触することでノズル面8aからインクを除去するワイパー16と、ワイパー16を清掃する第1清掃部としての洗浄部9を備えている。そして、ワイパー16は、ベースベルト15、ローラー14、無端ベルト19及び回転軸4aを介して搬送モーター38と接続され、搬送モーター38による駆動力により回転移動する構成となっている。そして、ワイパー16は、搬送モーター38による駆動力により回転移動することで図5で表される洗浄部9による清掃位置を通過する構成になっている。
このように、本実施例の液体吐出装置1においては、ワイパー16は、搬送モーター38と接続され、搬送モーター38による駆動力により回転移動することで洗浄部9による清掃位置を通過する構成になっている。すなわち、搬送部20の駆動部として設けられている搬送ベルト5を回転させる搬送モーター38が、ワイパー16を移動させるための駆動部を兼ねている。したがって、本実施例の液体吐出装置1は、専用の駆動機構を有することなく、洗浄部9でワイパー16を清掃することができる。なお「清掃位置を通過する」とは、清掃位置を停止せずに通りすぎる構成のみを意味するのではなく、清掃位置で停止可能な構成も含む意味である。
また、本実施例の液体吐出装置1は、搬送部20と搬送モーター38との接続及び接続解除をするクラッチ22を備えている。このように、搬送部20及びワイパー16の少なくとも一方と搬送モーター38との接続及び接続解除をするクラッチ22を備えることで、搬送部20とワイパー16との連動移動と非連動移動とを切り替えることができる。
特に、本実施例のクラッチ22のように、搬送部20と搬送モーター38との接続及び接続解除をする構成とすることで、搬送部20の搬送ベルト5を移動させていない状態でワイパー16を移動させることができる。このため、本実施例の液体吐出装置1は、搬送部20を駆動させることなく、ワイパー16の清掃をすることなどができる。
また、本実施例の液体吐出装置1においては、ワイパー16は、図4で表されるようにノズル面8aと接触可能な位置である第1位置と、図5で表されるようにノズル面8aと接触しないようにノズル面8aから離間した位置である第2位置と、に移動可能である。このように、ワイパー16は、ノズル面8aと接触可能な位置である第1位置だけでなく、ノズル面8aと接触しないようにノズル面8aから離間した位置である第2位置にも移動可能であるので、本実施例の液体吐出装置1は、ワイパー16とノズル面8aとの不必要な接触を避けることができる。
図4及び図5などで表されるように、ワイパー16は、回転移動の方向を周方向とするベースベルト15の外周に設けられている。言い換えると、本実施例の液体吐出装置1における除去部は、回転移動の方向を周方向とするベースベルト15と、ベースベルト15の外周に設けられているワイパー16とを備えている。また、上記のように、本実施例の液体吐出装置1は、ワイパー16の検出部としてのセンサー23を備えている。ここで、図4及び図5などで表されるように、ワイパー16はベースベルト15の周方向における一部にのみ設けられており、センサー23はワイパー16の回転移動の経路における位置を検出する。本実施例の液体吐出装置1においては、ワイパー16をベースベルト15の周方向における一部にのみ設けることでワイパー16のコストを抑制し、ワイパー16の回転移動の経路における位置を検出することで適切な位置にワイパー16を位置させる。
また、上記のように、本実施例の液体吐出装置1は、制御部30を備えている。制御部30は、ワイパー16によってノズル面8aに付着したインクを除去するノズル面清掃動作を実行可能である。上記のように、本実施例の吐出ヘッド8は、搬送方向Aと交差する交差方向Bに移動可能に構成されているが、制御部30は、ノズル面清掃動作において、図4で表される位置においてワイパー16を停止させた状態で吐出ヘッド8を交差方向Bに移動させることでノズル面8aとワイパー16とを接触させる。このようなノズル面清掃動作を実行することで、好適にノズル面8aからインクを除去することができる。
なお、本実施例の洗浄部9は、図6及び図7で表されるように、交差方向Bにおいて、搬送ベルト5と対向する位置からワイパー16が設けられるベースベルト15と対向する位置まで洗浄槽12が延設されている。そして、搬送ベルト5と対向する位置には洗浄液に浸された洗浄ブラシ10が設けられ、ベースベルト15と対向する位置には洗浄ブラシ10の代わりに洗浄液を方向Eに噴射する噴射機構が設けられている。このため、搬送ベルト5を洗浄ブラシ10で確りと洗浄し、ワイパー16を洗浄ブラシ10など固形物で擦ることなく洗浄液と接触させて洗浄することで劣化させないように洗浄することができる。なお、本実施例の洗浄部9においてはワイパー16に洗浄液を噴射する構成としたが、ワイパー16を洗浄槽12に浸す構成としてもよい。
[実施例2](図8)
次に、実施例2の液体吐出装置1について図8を用いて説明する。
図8は、実施例2の液体吐出装置1の概略正面図であり、実施例1の液体吐出装置1における図6に対応する図である。なお、上記実施例1と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の液体吐出装置1は、洗浄部9の洗浄槽12の構成以外は、実施例1の液体吐出装置1と同様の構成である。
次に、実施例2の液体吐出装置1について図8を用いて説明する。
図8は、実施例2の液体吐出装置1の概略正面図であり、実施例1の液体吐出装置1における図6に対応する図である。なお、上記実施例1と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の液体吐出装置1は、洗浄部9の洗浄槽12の構成以外は、実施例1の液体吐出装置1と同様の構成である。
実施例1の液体吐出装置1は、洗浄部9の洗浄槽12は、ワイパー16を洗浄するための洗浄液を貯蔵する洗浄槽と搬送ベルト5を洗浄するための洗浄液を貯蔵する洗浄槽とを兼ねていた。一方、本実施例の液体吐出装置1は、図8で表されるように、ワイパー16を洗浄するための洗浄液を貯蔵する洗浄槽12として、第1洗浄槽12aと搬送ベルト5を洗浄するための洗浄液を貯蔵する第2洗浄槽12bとが別々に構成されている。
すなわち、本実施例の液体吐出装置1は、洗浄部9として、ワイパー16を清掃する第1清掃部としての洗浄部9aと、搬送ベルト5を清掃する第2清掃部としての洗浄部9bを備えている。そして、洗浄部9aはワイパー16を洗浄する第1洗浄液を貯蔵する第1洗浄槽12aを備え、洗浄部9bは搬送ベルト5を洗浄する第2洗浄液を貯蔵する第2洗浄槽12bを備えている。このように、本実施例の液体吐出装置1は、ワイパー16を洗浄する第1洗浄液を貯蔵する第1洗浄槽12aと、搬送ベルト5を洗浄する第2洗浄液を貯蔵する第2洗浄槽12bと、を備えるので、第1洗浄液と第2洗浄液が混ざることなどで洗浄力が低下することなどを抑制できる。
ここで、本実施例の液体吐出装置1は、第1洗浄液と第2洗浄液との組成を異ならせている。具体的には、ワイパー16を洗浄する第1洗浄液には溶剤や活性剤を含む水溶液を使用し、搬送ベルト5を洗浄する第2洗浄液には水を使用している。このように、ワイパー16を洗浄する第1洗浄液と搬送ベルト5を洗浄する第2洗浄液とで組成を異ならせることで、各々を好適な組成としている。なお、本実施例の洗浄槽12は、第1洗浄槽12aと第2洗浄槽12bとが別々の構成部材で構成されているが、第1洗浄槽12aと第2洗浄槽12bとを単一の構成部材で構成し、第1洗浄槽12aと第2洗浄槽12bとを壁部などで仕切る構成としてもよい。
また、本実施例の液体吐出装置1も、実施例1の液体吐出装置1と同様、洗浄部9aは洗浄ブラシ10などを使用することなく第1洗浄液とワイパー16とを第1洗浄液の噴射により接触させてワイパー16を清掃し、洗浄部9bは第2洗浄液に浸された洗浄ブラシ10を有し、洗浄ブラシ10によって搬送ベルト5を清掃する構成である。このため、本実施例の液体吐出装置1も、実施例1の液体吐出装置1と同様、洗浄ブラシ10を用いて洗浄することで搬送ベルト5を確りと洗浄し、洗浄ブラシ10など固形物で擦ることなく第1洗浄液と接触させて洗浄することでワイパー16を劣化させないように洗浄することができる。なお、ワイパー16に固形物を接触させてワイパー16を洗浄してもよいが、そのような場合は、ワイパー16に接触する固形物はスポンジや海綿など柔らかな素材の物を使用することが好ましい。
[実施例3](図9)
次に、実施例3の液体吐出装置1について図9を用いて説明する。
図9は、実施例3の液体吐出装置1の概略側面図であり、実施例1の液体吐出装置1における図4に対応する図である。なお、上記実施例1及び実施例2と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の液体吐出装置1は、ベースベルト15に設けられたワイパー16の配置構成が異なることと、センサー23を備えていないこと以外は、実施例1の液体吐出装置1と同様の構成である。
次に、実施例3の液体吐出装置1について図9を用いて説明する。
図9は、実施例3の液体吐出装置1の概略側面図であり、実施例1の液体吐出装置1における図4に対応する図である。なお、上記実施例1及び実施例2と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の液体吐出装置1は、ベースベルト15に設けられたワイパー16の配置構成が異なることと、センサー23を備えていないこと以外は、実施例1の液体吐出装置1と同様の構成である。
実施例1の液体吐出装置1は、ワイパー16はベースベルト15の周方向における一部にのみ設けられていた。一方、本実施例の液体吐出装置1は、図9で表されるように、ベースベルト15の全周に亘って設けられている。このように、本実施例の液体吐出装置1は、ワイパー16がベースベルト15の全周に亘って設けられているので、回転方向におけるワイパー16の配置に関わらず、すなわち、センサーなどを用いてワイパー16の位置調整をしなくても、ノズル面8aからインクを除去することができる構成になっている。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
1…液体吐出装置、2…セット部、3…従動ローラー、3a…回転軸、
4…駆動ローラー、4a…回転軸、5…搬送ベルト、6…媒体貼り付け部、
7…キャリッジ、8…吐出ヘッド(吐出部)、8a…ノズル面、8b…ノズル、
9…洗浄部(第1清掃部)、9a…洗浄部(第1清掃部)、
9b…洗浄部(第2清掃部)、10…洗浄ブラシ、11…ベルト用ワイパー、
12…洗浄槽、12a…第1洗浄槽、12b…第2洗浄槽、13…ローラー、
14…ローラー、15…ベースベルト、16…ワイパー(除去部)、17…送風部、
18…無端ベルト、19…無端ベルト、20…搬送部、21…クリーニング機構、
22…クラッチ、23…センサー(検出部)、30…制御部、31…CPU、
32…システムバス、33…ROM、34…記憶部、35…ヘッド駆動部、
36…モーター駆動部、37…キャリッジモーター、38…搬送モーター(駆動部)、
39…送出モーター、40…ブラシモーター、41…送風部駆動部、
42…入出力部、43…PC、M…媒体、R…ロール状媒体
4…駆動ローラー、4a…回転軸、5…搬送ベルト、6…媒体貼り付け部、
7…キャリッジ、8…吐出ヘッド(吐出部)、8a…ノズル面、8b…ノズル、
9…洗浄部(第1清掃部)、9a…洗浄部(第1清掃部)、
9b…洗浄部(第2清掃部)、10…洗浄ブラシ、11…ベルト用ワイパー、
12…洗浄槽、12a…第1洗浄槽、12b…第2洗浄槽、13…ローラー、
14…ローラー、15…ベースベルト、16…ワイパー(除去部)、17…送風部、
18…無端ベルト、19…無端ベルト、20…搬送部、21…クリーニング機構、
22…クラッチ、23…センサー(検出部)、30…制御部、31…CPU、
32…システムバス、33…ROM、34…記憶部、35…ヘッド駆動部、
36…モーター駆動部、37…キャリッジモーター、38…搬送モーター(駆動部)、
39…送出モーター、40…ブラシモーター、41…送風部駆動部、
42…入出力部、43…PC、M…媒体、R…ロール状媒体
Claims (10)
- 液体を吐出するノズルが形成されたノズル面を有する吐出部と、
前記液体が吐出される媒体を支持する搬送ベルトを有し、前記搬送ベルトを回転させることで前記媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
前記搬送部と接続され、前記搬送ベルトを回転させる駆動部と、
前記ノズル面と接触することで前記ノズル面から前記液体を除去する除去部と、
前記除去部を清掃する第1清掃部と、
を備え、
前記除去部は、前記駆動部と接続され、前記駆動部による駆動力により回転移動することで前記第1清掃部による清掃位置を通過する構成になっていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記搬送部及び前記除去部の少なくとも一方と前記駆動部との接続及び接続解除をするクラッチを備えることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2に記載の液体吐出装置において、
前記クラッチは、前記搬送部と前記駆動部との接続及び接続解除をすることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
前記除去部は、前記ノズル面と接触可能な位置である第1位置と、前記ノズル面と接触しないように前記ノズル面から離間した位置である第2位置と、に移動可能であることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
前記除去部の前記回転移動の経路における位置を検出する検出部を備え、
前記除去部は、前記回転移動の方向を周方向とするベースベルトと、前記ベースベルトの外周に設けられたワイパーと、を有し、
前記ワイパーは、前記ベースベルトの前記周方向における一部にのみ設けられ、
前記検出部は、前記ワイパーの前記回転移動の経路における位置を検出することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
前記除去部は、前記除去部の前記回転移動の方向を周方向とするベースベルトと、前記ベースベルトの外周に設けられたワイパーと、を有し、
前記ワイパーは、前記ベースベルトの全周に亘って設けられていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
前記搬送ベルトを清掃する第2清掃部を備え、
前記第1清掃部は、前記除去部を洗浄する第1洗浄液を貯蔵する第1洗浄槽を備え、
前記第2清掃部は、前記搬送ベルトを洗浄する第2洗浄液を貯蔵する第2洗浄槽を備えることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項7に記載の液体吐出装置において、
前記第1洗浄液と前記第2洗浄液とは、組成が異なることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項7または8に記載の液体吐出装置において、
前記第1清掃部は、固形物を接触させることなく前記第1洗浄液と前記除去部とを接触させて前記除去部を清掃し、
前記第2清掃部は、前記第2洗浄液に浸されたブラシを有し、前記ブラシによって前記搬送ベルトを清掃する構成であることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
前記除去部によって前記ノズル面に付着した前記液体を除去するノズル面清掃動作を実行可能な制御部を備え、
前記吐出部は、前記搬送方向と交差する交差方向に移動可能に構成され、
前記制御部は、前記ノズル面清掃動作において、前記除去部を停止させた状態で前記吐出部を前記交差方向に移動させることで前記ノズル面と前記除去部とを接触させることを特徴とする液体吐出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018223725A JP2020082612A (ja) | 2018-11-29 | 2018-11-29 | 液体吐出装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018223725A JP2020082612A (ja) | 2018-11-29 | 2018-11-29 | 液体吐出装置 |
Publications (1)
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JP2020082612A true JP2020082612A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=70905744
Family Applications (1)
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JP2018223725A Pending JP2020082612A (ja) | 2018-11-29 | 2018-11-29 | 液体吐出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020082612A (ja) |
CN (1) | CN211567324U (ja) |
-
2018
- 2018-11-29 JP JP2018223725A patent/JP2020082612A/ja active Pending
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2019
- 2019-11-28 CN CN201922120232.1U patent/CN211567324U/zh active Active
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Publication number | Publication date |
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CN211567324U (zh) | 2020-09-25 |
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