JP2020081232A - キッズキャリア - Google Patents

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JP2020081232A
JP2020081232A JP2018218477A JP2018218477A JP2020081232A JP 2020081232 A JP2020081232 A JP 2020081232A JP 2018218477 A JP2018218477 A JP 2018218477A JP 2018218477 A JP2018218477 A JP 2018218477A JP 2020081232 A JP2020081232 A JP 2020081232A
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真吾 長谷川
Shingo Hasegawa
真吾 長谷川
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【課題】 背ライナを内蔵した背当て部材の背面から大人の腰まで腰紐部材を巻き受けるので、背当て部材の背負い姿勢を不動にできるようにする。【解決手段】 背ライナ3が内蔵されていて子供の背中に宛がい可能な背当て部材4と、この背当て部材4の左右側部に連結されていて大人の肩に巻き掛け可能な肩掛け紐5L、5Rと、前記背当て部材4の下部から延設されていて背当て部材4の背面に当接可能な下当て部材6と、この下当て部材6の先端側に連結されていて前記背当て部材4の背面に当接した下当て部材6の背面から大人の腰まで巻き付け可能な腰紐部材7とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、大人が子供をおんぶする際に使用可能なキッズキャリアに関する。
乳幼児を含む子供を大人が同伴移動する場合、抱っこ紐を使って抱っこする、または、おんぶ紐を使っておんぶすることになる。抱っこ紐、おんぶ紐等のキッズキャリアとして、特許文献1に開示された抱っこ紐がある。
この従来の抱っこ紐は、子供の背中に宛がい可能な背当て部と、この背当て部の左右縁に連結されていて子供の肩から大人の肩まで巻き掛け可能な肩掛け紐と、この背当て部の下部に連結されていて大人の腰に巻き付け可能な腰紐部とを有する。
また、特許文献2に開示された子守帯は、乳幼児の頭部および身体部を背面側からサポートする本体部を有し、この本体部は、キャリア本体部とヘッドサポートとを有している。キャリア本体部は乳幼児の腹部、股部および背部をそれぞれ支持するための前当て部、幅の狭い股当て部および背当て部を一体に連設して形成されている。背当て部の上部左右端には、上方に延びる肩掛けベルトの一端が連結されている。この肩掛けベルト上には、同様に帯状領域が縫合されている。・・・帯状領域は、背当て部の左右端面に沿って下方に延びるとともに、股当て部の中央で交差してさらに前当て部の下方まで延びており、帯状領域の本体部内の部分は、本体部上に縫合されている(公報段落0014〜0016)。
特開2013−116166号公報 特開2001−327369号公報
前記前者従来技術は、背当て部の下部が乳幼児の臀に当接し、腰紐部は大人の腹及び腰に巻き付けられるものであり、体重の軽い乳幼児を抱っこすることはできるが、背負い姿勢(おんぶ)にするには、背当て部の中途部と腰紐部とが離れるので、背当て部が不安定になり、おんぶが困難になる。
また、子供が大きくなって体重が増えてくると、長時間にわたって全体重をおんぶすることは困難になり、座席に着座したときには、子供の体重を座席に預ける必要があり、前記前者従来技術の抱っこ紐では、背当て部の下部が乳幼児の臀部に当接するので、子供の体重を座席に預けながらおんぶをすることは困難である。
前記後者従来技術は、肩掛けベルトの上部がキャリア本体部とヘッドサポートとに連結されていて、乳幼児の背部及び頭部を良く拘束保護することはできるが、肩掛けベルトの下部は股当て部の中央で交差してさらに前当て部の下方に延びているので、乳幼児の腰及び臀の拘束保護はやり難く、しかも大人の腰に巻き掛けるベルトがないため、乳幼児の腹を大人の背中に密着させかつそれを維持するのは困難になっている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにしたキッズキャリアを提供することを目的とする。
本発明は、背ライナを内蔵した背当て部材の背面から大人の腰まで腰紐部材を巻き受けて、背当て部材の背負い姿勢を不動にできるようにしたキッズキャリアを提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、背ライナ3が内蔵されていて子供の背中に宛がい可能な背当て部材4と、
この背当て部材4の左右側部に連結されていて大人の肩に巻き掛け可能な肩掛け紐5L、5Rと、
前記背当て部材4の下部から延設されていて背当て部材4の背面に当接可能な下当て部材6と、
この下当て部材6の先端側に連結されていて前記背当て部材4の背面に宛がった下当て部材6の背面から大人の腰まで巻き付け可能な腰紐部材7とを有することを特徴とする。
第2に、前記背当て部材4と下当て部材6との間に、下当て部材6を背当て部材4の背面に当接した状態を保持する保持具8を有することを特徴とする。
第3に、前記腰紐部材7の中央部の縦幅Wは、背当て部材4の背面に当接した下当て部材6の背面を略覆う幅になっており、
前記下当て部材6は腰紐部材7との接続側から背当て部材4との接続側に向けて横幅Tが次第に狭くなっていることを特徴とする。
第4に、前記背当て部材4の背ライナ3の下部には子供の尾てい骨に対向する尾ライナ9が下方へ延設されていることを特徴とする。
第5に、前記背当て部材4は、背ライナ3が合成樹脂で形成され、背ライナ3の正面を多孔性の生地10で覆っており、前記背ライナ3は背面から正面に貫通する通気孔12を複数形成していることを特徴とする。
第6に、前記左右各肩掛け紐5L、5Rは、大人の肩に巻き掛け可能な寸法から子供の肩に巻き掛け可能な寸法まで寸法調整可能になっていることを特徴とする。
第7に、前記背当て部材4の上部にヘッドレスト13を着脱自在に装着していることを特徴とする。
本発明によれば、背ライナを内蔵した背当て部材の背面から大人の腰まで腰紐部材を巻き受けるので、背当て部材の背負い姿勢を不動にすることができる。
即ち、請求項1に係る発明は、背ライナ3を内蔵した背当て部材4に下当て部材6を延設し、この下当て部材6の先端側にその背面から大人の腰まで巻き付け可能な腰紐部材7を設けているので、背当て部材4の背面から大人の腰まで腰紐部材7を巻き付けることができ、大人に対して、背負う子供を支える背当て部材4の背負い姿勢を安定化でき、大人の背中から離れようとする背当て部材4の動きを抑制でき、大人の背中に子供を確実にホールドしておくことができる。
請求項2に係る発明は、保持具8によって背当て部材4の背面に下当て部材6を当接した状態に確実に保持することができ、これにより背当て部材4の背面下部に下当て部材6を介在させてその背面に腰紐部材7を巻き付けておくことができる。
請求項3に係る発明は、腰紐部材7の中央部を、背当て部材4の背面に当接した下当て部材6の背面に宛がったときに、腰紐部材7で下当て部材6を隠すことができ、背当て部材4の下端から下当て部材6を前方へ突出しかつ下当て部材6の先端から前方へ腰紐部材7を突出した場合に、下当て部材6は子供の股に宛がうことができ、子供の足は下当て部材6の横幅Wの狭い部分に対応するので、子供の足を圧迫するのを軽減できる。
請求項4に係る発明は、背ライナ3の下部に尾ライナ9を設けているので、子供の背骨の下端までライナで保護することができる。
請求項5に係る発明は、背当て部材4は、合成樹脂製の背ライナ3の正面を多孔性の生地10で覆っており、背ライナ3に背面から正面に貫通する通気孔12を複数形成しているので、背当て部材4の通気性を良好にできる。
請求項6に係る発明は、左右各肩掛け紐5L、5Rは、大人の肩に巻き掛け可能な寸法から子供の肩に巻き掛け可能な寸法まで寸法調整可能になっているので、左右肩掛け紐5L、5Rを子供の肩を通過して大人の肩にまで巻き掛ける形態と、子供の肩だけに巻き掛ける形態とを採らせることができる。
請求項7に係る発明は、背当て部材4の上部にヘッドレスト13を着脱自在に装着しているので、子供がヘルメットを着用していないときに、ヘッドレスト13を装着して、子供の頭の保護を確保できる。
本発明の実施形態を示すキッズキャリアのおんぶ形態の側面図である。 キッズキャリアのおんぶ形態の後方斜視図である。 キッズキャリアのおんぶ形態の平面載置状態の正面図である。 キッズキャリアの展開した平面載置状態の正面図である。 キッズキャリアの展開した平面載置状態の背面図である。 背ライナ及びレストライナの正面図である。 図6のX−X線断面図である。 キッズキャリアの抱っこ形態の前方斜視図である。 キッズキャリアの抱っこ形態の側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
キッズキャリア1は平面上に載置して展開した状態を図4、5に示し、子供をおんぶするときの形態を図1、2に示し、前記おんぶするときの形態を平面上に載置した状態を図3に示している。
図1〜5において、キッズキャリア1は、子供の背中に宛がい可能な背当て部材4と、この背当て部材4の左右側部に連結されている左右肩掛け紐5L、5Rと、前記背当て部材4の下部材から延設されている下当て部材6と、この下当て部材6を背当て部材4の背面に当接した状態を保持する保持具8と、前記下当て部材6の先端側に連結されている腰紐部材7と、前記下当て部材6と腰紐部材7との連結箇所に同じく連結されている胴紐部材11と、前記背当て部材4の上部に着脱自在に装着されるヘッドレスト13とを備えている。
前記背当て部材4は背ライナ3を内蔵している。背ライナ3は正面視が子供の背中と略対応する略楕円形状であり、平面視で左右両側から中央へ凹む円弧形状であり、織物、編み物等の生地製の背カバー4aで覆っている。背ライナ3の正面を覆う背カバー4aは、左右両側と中央部とが別生地で形成されており、中央部は多孔性(網目状)の生地10であって、通気性を確保している。
前記背ライナ3は合成樹脂で形成され、図6、7に示すように、ライナ本体3aはクッション性のある発泡スチロール等の発泡樹脂で形成され、このライナ本体3aの背面に添設した薄いライナシェル3bはポリプロピレン等の硬質樹脂で形成されている。ライナシェル3bの中央部には長円形のシェル開口3cが形成され、ライナ本体3aの背面が露出されている。
前記背当て部材4の背ライナ3の下部には子供の尾てい骨に対向する尾ライナ9が下方へ延設されており、背当て部材4は子供の首付近から尾てい骨付近まで保護可能になっている。子供が乳幼児の場合は、頭が背当て部材4の上部で保護可能になる。
前記背ライナ3は、ライナシェル3bが添設されている部分には、背面から正面に貫通する通気孔12が複数形成されており、長円形のシェル開口3cを通る空気流通路を形成している。
前記シェル開口3c、ライナ本体3aの背面とライナシェル3bとの間の隙間、背ライナ3の通気孔12及び覆う背カバー4aの多孔性の生地10等によって、背当て部材4の通気性が良好になるようにしている。
前記背ライナ3の上部には箱形状のロック受け部材16が嵌め込まれており、ヘッドレスト13の下部に設けたロック差込部材17を差し込んで、ヘッドレスト13を背ライナ3に装着できるようにしている。
ロック受け部材16及びロック差込部材17は共に合成樹脂で形成されており、ロック受け部材16の天壁には係合凹部16aが形成され、ロック差込部材17の天壁には前記係合凹部16aに係脱自在に係合する係合片17aが形成されており、前記係合片17aは人指で押し下げることによって下向き移動可能であって、下向き移動することにより係合凹部16aから離脱することができる。
前記ヘッドレスト13は子供の頭の背面と左右側面とを覆う平面視コ字形状であって背ライナ3と同様に、発泡樹脂のレスト本体13aの背面にレストシェル13bを添設しており、レスト本体13aの正面からレスト本体13a及びレストシェル13bの外周部を覆うように生地製のレストカバー13cを設けている。レストカバー13cの左右方向中央部は多孔性の生地で形成されている。
前記ロック差込部材17は、レスト本体13aの下部に後方から挿入して、レストカバー13cから前方へ突出させている。
背当て部材4の周囲部には左右側部の上下部に計4箇所の係合孔18が形成されている。左の上係合孔18には左肩掛け紐5Lの上紐Luが連結され、左の下係合孔18には左肩掛け紐5Lの下紐Ldが連結され、右の上係合孔18には右肩掛け紐5Rの上紐Ruが連結され、右の下係合孔18には右肩掛け紐5Rの下紐Rdが連結されている。
左右各上紐Lu、Ruの先端には雄バックルMが設けられ、左右各下紐Ld、Rdには雌バックルFが設けられ、上紐Lu、Ruの雄バックルMと下紐Ld、Rdの雌バックルFとはワンタッチで雌雄連結とその解除が可能になっている。
前記左右各上紐Lu、Ruには、紐より幅広でかつクッション性のある肩当て部材19が上紐長手方向に沿って添設されている。また、左右上紐Lu、Ruの長手方向中途部には、横架設紐20が連結されている。左右の横架設紐20は雌雄バックルM、Fを有し、ワンタッチにより連結・解除可能になっている。
前記左右各肩掛け紐5L、5Rは、大人の肩に巻き掛け可能な寸法から子供の肩に巻き掛け可能な寸法まで寸法調整可能になっている。
前記背当て部材4の左右の下係合孔18の近傍には、背カバー4aの背面に保持具8を構成する雄ホック8aが設けられ、この雄ホック8aに係脱自在に係合する雌ホック8bが下当て部材6の下部に設けられている。
下当て部材6は展開正面視で略台形状であり、幅狭部分(基部側)が背当て部材4の下部に縫合(逢着)により連結されており、幅広部分(先端側)が腰紐部材7の上部に縫合(逢着)により連結されており、表裏2枚の布材で形成され、表布は背カバー4aと同様の多孔性の生地で形成されている。
前記下当て部材6は腰紐部材7との接続側から背当て部材4との接続側に向けて横幅Tが次第に狭くなっていることにより、幅広縁は腰紐部材7との逢着長さを確保しおり、幅狭領域では子供の股下に入り、子供の足との接触を可及的に回避できるようにしている。
前記下当て部材6は、展開状態のように背当て部材4から下方に垂れ下がる形態(抱っこ形態)と、背当て部材4から背面側に畳んで、背当て部材4の背面に宛がう形態(おんぶ形態)とを採ることができ、背当て部材4の背面に宛がう形態を採るときに、下当て部材6の保持具8の雌ホック8bは背カバー4aの雄ホック8aと係合する。
前記保持具8は雌雄ホックの代わりに、面ファスナ、チャック、ボタン等でもよく、下当て部材6を背当て部材4の背面に当接して、その状態を保持、維持できればよい。下当て部材6を背当て部材4の背面に当接してその状態を保持すると、腰紐部材7を背当て部材4の背面側に宛がうことになり、背当て部材4に対する腰紐部材7の位置を確定することができる。
腰紐部材7は背当て部材4の背面に当接した下当て部材6の背面から子供を背負う大人の腰まで巻き付けられるものであり、クッション材を表裏2枚の布材で挟んでおり、表布は背カバー4aと同様の多孔性の生地で形成されている。
腰紐部材7の下当て部材6と連結される中央部は縦幅Wが広く、中央部から両端にいくに従って幅狭になっており、その一端には紐材21を介して雄バックルMが設けられ、他端には雌バックルFが設けられており、ワンタッチで雌雄連結とその解除が可能になっている。
前記腰紐部材7の中央部の縦幅Wは、背当て部材4の背面に当接した下当て部材6の上下長さと略同じになり、背当て部材4の背面に当接した下当て部材6の背面に腰紐部材7の中央部を宛がったときに、腰紐部材7で下当て部材6を略隠すことができ、また、縦幅Wが比較的広いことにより背当て部材4の下部を拘束するのに、安定性、確実性を高めることにもなる。
腰紐部材7の中央部に対向して胴紐部材11が配置されている。この胴紐部材11は落下を防止するために子供の胴に巻き付けるものであって、紐材11aの一端に雄バックルMを設け、紐材11aの他端にリング部11bを形成し、紐材11aを子供の胴に巻に巻き、一端の雄バックルMを他端のリング部11bに挿通し、その雄バックルMを下当て部材6と腰紐部材7との連結箇所に設けた雌バックルFに雌雄連結する。
腰紐部材7は、下当て部材6と腰紐部材7との連結箇所に下方開放の衣袋23が設けられており、連結した雌雄バックルM、Fは露出しないようにこの衣袋23内に納められており、雌雄バックルM、Fが人肌に触れないようにしている。
前記キッズキャリア1は、図5に示す展開状態から、下当て部材6を背当て部材4の背面に重ねて保持具8の雌雄ホック8a、8bを係合し、下当て部材6の背面に腰紐部材7を重ねて宛がい、図3に示すおんぶ形態にする。
キッズキャリア1をおんぶ形態にした後、まず、胴紐部材11を子供の胴に巻き付け、その雄バックルMを雌バックルFに連結しておき、次におんぶ形態のキッズキャリア1を子供の背中に宛がい、大人の背中に子供をおんぶしながら、左右肩掛け紐5L、5Rを大人の肩に掛け、また、腰紐部材7を大人の腰に巻き付け、その後に、横架設紐20を連結し、図1、2に示すおんぶ形態にする。
前記左右肩掛け紐5L、5Rは長さを短くして、子供の肩に掛けるようにすることができ、これは大人の背中に子供をおんぶする前に行うことができ、子供に対するキッズキャリア1の装着が容易にでき、大人も腰紐部材7を腰に巻き付けるだけになり、おんぶ形態への移行が容易になる。
前記おんぶ形態では、腰紐部材7の幅広中央部分が背当て部材4の下部を押さえて、背当て部材4で子供の腰及び腹部を大人の背中に宛がうことになり、子供の腹を大人の背中に密着させてホールドし、おんぶ姿勢を不動にすることができ、背当て部材4の下部の尾ライナ9が子供の尾てい骨に対向して、子供に対する背当て部材4の上向きズレ動きが抑制される。
また、前記おんぶ形態では、腰紐部材7は子供の足より上方に位置し、子供の臀下面は腰紐部材7の下方に露出することになり、図1に示すように、同一の座席Sに大人と子供とが座ったとき、子供の体重を座席Sに預けることが可能になる。
キッズキャリア1は、保持具8を使用しない図5の展開状態で抱っこ形態にして、背当て部材4を子供の背中に宛がい、下当て部材6を子供の股下に入れ、その状態で、大人の正面に子供を抱きながら、腰紐部材7を大人の腰に巻き付ける。
また、左右一方または両方の肩掛け紐5L、5Rの雌雄バックルM、Fを離脱し、かつ左右上紐Lu、Ruを横架設紐20で連結しておき、この左右上紐Lu、Ru及び横架設紐20を大人が被るようにして肩に掛け、その後に離脱していた肩掛け紐5L、5Rの雌雄バックルM、Fを係合して、左右肩掛け紐5L、5Rを大人の肩に掛ける(図8に示す抱っこ形態。)。
この抱っこ形態では、腰紐部材7は大人の腹及び腰にのみ巻き付けられ、子供の腰を拘束することはなく、下当て部材6が子供の股下に入って全体重を支えることになり、子供の足は下当て部材6の横幅Tの狭い箇所から外に出すことにより、足への圧迫は発生せず、子供を抱っこ姿勢で安定させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、部材の形状、構成及び組み合わせ等を変更したりすることもできる。
例えば、背ライナ3のライナ本体3aとライナシェル3bとを一体成形したり、ヘッドレスト13のレスト本体13aとレストシェル13bとを一体成形したりしてもよい。
下当て部材6の横幅Tを腰紐部材7との接続側から背当て部材4との接続側まで略同幅にしてもよい。
左右肩掛け紐5L、5R、腰紐部材7、横架設紐20等に設けられている雄バックルMと雌バックルFとを雌雄逆にしてもよい。
保持具8を構成する雄ホック8aと雌ホック8bとを雌雄逆にしてもよい。
1 キッズキャリア
3 背ライナ
4 背当て部材
4a 背カバー
5L,5R 肩掛け紐
6 下当て部材
7 腰紐部材
8 保持具
8a 雄ホック
8b 雌ホック
9 尾ライナ
10 生地
11 胴紐部材
13 ヘッドレスト
16 ロック受け部材
17 ロック差込部材
18 係合孔
20 横架設紐
F 雌バックル
M 雄バックル
S 座席
T 横幅
W 縦幅

Claims (7)

  1. 背ライナ(3)が内蔵されていて子供の背中に宛がい可能な背当て部材(4)と、
    この背当て部材(4)の左右側部に連結されていて大人の肩に巻き掛け可能な肩掛け紐(5L、5R)と、
    前記背当て部材(4)の下部から延設されていて背当て部材(4)の背面に当接可能な下当て部材(6)と、
    この下当て部材(6)の先端側に連結されていて前記背当て部材(4)の背面に当接した下当て部材(6)の背面から大人の腰まで巻き付け可能な腰紐部材(7)とを有することを特徴とするキッズキャリア。
  2. 前記背当て部材(4)と下当て部材(6)との間に、下当て部材(6)を背当て部材(4)の背面に当接した状態を保持する保持具(8)を有することを特徴とする請求項1に記載のキッズキャリア。
  3. 前記腰紐部材(7)の中央部の幅(W)は、背当て部材(4)の背面に当接した下当て部材(6)の背面を略覆う幅になっており、
    前記下当て部材(6)は腰紐部材(7)との接続側から背当て部材(4)との接続側に向けて幅(T)が次第に狭くなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキッズキャリア。
  4. 前記背当て部材(4)の背ライナ(3)の下部には子供の尾てい骨に対向する尾ライナ(9)が下方へ延設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のキッズキャリア。
  5. 前記背当て部材(4)は、背ライナ(3)が合成樹脂で形成され、背ライナ(3)の正面を多孔性の生地(10)で覆っており、前記背ライナ(3)は背面から正面に貫通する通気孔(12)を複数形成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のキッズキャリア。
  6. 前記左右各肩掛け紐(5L、5R)は、大人の肩に巻き掛け可能な寸法から子供の肩に巻き掛け可能な寸法まで寸法調整可能になっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のキッズキャリア。
  7. 前記背当て部材(4)の上部にヘッドレスト(13)を着脱自在に装着していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のキッズキャリア。
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