JP2020078907A - 液体収容体 - Google Patents

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巧 長島
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寛之 川手
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Ryoichi Tanaka
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Abstract

【課題】接続部材に対する供給口部材のがたつきを抑えた液体収容体を提供する。【解決手段】液体収容体は、液体噴射装置に対して着脱可能な液体収容体であって、可撓性を有し、内部に液体を収容する収容部と、前記収容部に収容された前記液体を外部に供給する供給口部材と、が設けられた袋状部材と、前記袋状部材に取り付けられ、前記供給口部材を保持する保持部を有する接続部材と、前記保持部と前記供給口部材との間の隙間を低減する干渉部と、を備えた。【選択図】図8

Description

本発明は、液体収容体に関する。
従来、例えば、特許文献1に示すように、第1ケース部材と第2ケース部材との係合によってインク容器の供給部材を挟持する液体収容体が知られている。
特開2015−58542号公報
しかしながら、上記の液体収容体において、第1ケース部材と第2ケース部材とが係合する係合部分に隙間が生じると、供給部材ががたついてしまう、という課題があった。
本願の液体収容体は、液体噴射装置に対して着脱可能な液体収容体であって、可撓性を有し、内部に液体を収容する収容部と、前記収容部に収容された前記液体を外部に供給する供給口部材と、が設けられた袋状部材と、前記袋状部材に取り付けられ、前記供給口部材を保持する保持部を有する接続部材と、前記保持部と前記供給口部材との間の隙間を低減する干渉部と、を備えたことを特徴とする。
上記液体収容体の前記干渉部は、弾性部材であることが好ましい。
上記液体収容体の前記干渉部は、前記保持部に一体成型された凸部であることが好ましい。
上記液体収容体の前記干渉部は、前記供給口部材に一体成型された凸部であることが好ましい。
第1実施形態にかかる液体噴射装置の外観構成を示す概略斜視図。 第1実施形態にかかる液体噴射装置の内部構成を示す概略図。 第1実施形態にかかる液体供給部の構成を示す概略図。 第1実施形態にかかる液体供給部の構成を示す概略図。 第1実施形態にかかるケースに液体収容体を装着した状態を示す概略斜視図。 第1実施形態にかかるケースと液体収容体とを分離した状態を示す概略分解斜視図。 第1実施形態にかかるケース及び液体収容体の概略断面図。 第1実施形態にかかる液体収容体の分解斜視図。 第1実施形態にかかる液体収容体の一部斜視図。 第1実施形態にかかる液体収容体の断面図。 第1実施形態にかかる液体収容体の断面図。 第2実施形態にかかる液体収容体の断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならせて示している。
1.第1実施形態
まず、液体噴射装置10の構成を説明する。図1は、液体噴射装置10の外観構成を示す概略斜視図である。図1には、互いに直交する3つの方向を示す矢印X,Y,Zが図示されている。なお、矢印X,Y,Zは、本明細書において参照される他の各図においても、図1に対応するように、適宜、図示されている。
矢印X,Y,Zが示す方向は、通常の使用状態にあるときの液体噴射装置10の配置姿勢に対応している。液体噴射装置10の通常の使用状態は、液体噴射装置10が水平面に配置されて使用されるときの状態である。以下では、矢印X,Y,Zが示す方向をそれぞれ「X方向」、「Y方向」、「Z方向」と呼ぶ。各X方向のうち、ひとつの方向を「+X方向」と呼び、他の方向を「−X方向」と呼ぶ。Y,Z方向についても、同様に、ひとつの方向を「+Y方向」および「+Z方向」と呼び、他の方向を「−Y方向」および「−Z方向」と呼ぶ。
Z方向は、重力方向に平行な方向を示している。+Z方向は重力方向であり、−Z方向は、重力方向とは反対の方向である。Z方向は、液体噴射装置10の上下方向(高さ方向)に一致している。以下の説明において、液体噴射装置10に関して「上」あるいは「下」と呼ぶときは、特に断らない限り、矢印Zの方向を基準とする上下方向を意味しており、「上」は−Z方向を意味し、「下」は+Z方向を意味している。また、「水平方向」とは、Z方向に垂直な方向を意味している。
Y方向は、液体噴射装置10における液体収容体100の着脱方向を示しており、液体噴射装置10の前後方向(奥行き方向)に平行な方向に一致する。+Y方向は、液体噴射装置10に対する液体収容体100の装着方向を示しており、液体噴射装置10の前面側から背面側に向かう方向に一致する。−Y方向は、液体噴射装置10に対する液体収容体100の取り外し方向を示しており、液体噴射装置10の背面側から正面側に向かう方向に一致する。以下の説明において、液体噴射装置10に関して「前」あるいは「後」と呼ぶときは、特に断らない限り、矢印Yの方向を基準とする前後方向を意味しており、「前」は−Y方向を意味し、「後」は+Y方向を意味している。
X方向は、液体噴射装置10の左右方向(幅方向)に平行な方向を示している。+X方向は、液体噴射装置10の前面に正対したときに右側から左側に向かう方向に一致し、−X方向は、逆に、左側から右側に向かう方向に一致する。以下の説明において、液体噴射装置10に関して「右」あるいは「左」と呼ぶときは、特に断らない限り、矢印Xの方向を基準とする左右方向を意味しており、「右」は−X方向を意味し、「左」は+X方向を意味している。
以下の説明において、液体噴射装置10から分離可能な構成要素(ケース61や液体収容体100など)の説明におけるX,Y,Z方向は、いずれも通常の使用状態にあるときの液体噴射装置10に適切に装着された装着状態での姿勢を基準とするものである。
本実施形態では、液体噴射装置10は、インクジェット方式のプリンターである。本実施形態の液体噴射装置10において噴射によって消費される液体はインクである。インクは、例えば、顔料インクであってもよい。液体噴射装置10は、インクをインク滴として噴射して、処理対象である媒体MPにインクドットを記録することによって画像を形成する。画像が形成される媒体MPは、例えば、印刷用紙である。本実施形態の液体噴射装置10は、液体噴射装置10の外装を構成する樹脂製の中空箱体であるハウジング10cを備えている。ハウジング10cは、略直方体形状を有する。−Y方向側に向き、ユーザーが液体噴射装置10を操作するときに正対することが想定されている前面部12には、操作部13と、媒体排出口14と、媒体受部15と、媒体収納口16と、媒体収納部17と、カバー部材18と、が設けられている。
操作部13は、ユーザーに対する情報を表示する表示部13iと、ユーザーの操作を受け付ける複数の操作ボタン13bと、を有する。媒体排出口14は、液体噴射装置10の内部から繰り出される媒体の出口である。媒体排出口14は、X方向に幅の広いスリット状の開口部として形成されており、−Y方向に開口している。媒体受部15は、媒体排出口14の下側において−Y方向に庇状に張り出しており、媒体排出口14から排出された媒体を受け止める。
媒体収納口16は、ユーザーが液体噴射装置10に対して媒体を補給するための開口部である。本実施形態では、媒体収納口16は、媒体受部15の下方において、−Y方向に開口しており、X方向に幅の広い略長方形の開口形状を有している。媒体収納部17は、本実施形態における処理対象媒体である媒体MPのストックを収納するトレー状の部材である。媒体収納部17は、その前面が媒体収納口16を介して液体噴射装置10の外部から見える状態で、媒体収納口16に収納されている。ユーザーは、媒体収納口16を介して液体噴射装置10から−Y方向に引き出した媒体収納部17に媒体MPを収納し、再び、媒体収納口16から媒体収納部17を、媒体収納口16に装填することによって、液体噴射装置10に媒体MPを補給することができる。
カバー部材18は、液体噴射装置10の外装の一部を構成する樹脂製の板状部材である。本実施形態では、カバー部材18は、X方向に幅が広い略長方形形状を有しており、媒体収納口16の下に配置されている。カバー部材18は、その外周縁に爪部(図示は省略)を有し、ハウジング10cに対して着脱可能に取り付けられている。カバー部材18は、液体噴射装置10の内部に収納されている複数の液体収容体100を被覆して保護する。
次に、液体噴射装置10の内部構成について説明する。図2は、液体噴射装置10の内部構成を示す概略図である。具体的には、ハウジング10cおよびカバー部材18を取り除いて液体噴射装置10を+Y方向に見たときの概略図である。図2には、液体噴射装置10の主要な構成要素のうち、制御部20と、噴射実行部30と、媒体搬送部35と、液体供給部40と、ケース収納部60と、を抜き出して図示してある。
図2に示すように、液体噴射装置10は、制御部20と、噴射実行部30と、媒体搬送部35と、液体供給部40と、ケース収納部60と、を備えている。液体噴射装置10では、液体供給部40の供給配管42を介して、ケース収納部60に収納されている液体収容体100から噴射実行部30に液体が供給される。そして、媒体搬送部35が媒体収納部17から繰り出して搬送している媒体MPに噴射実行部30が液体を吐出することによって、媒体MPに印刷画像が形成される。
制御部20は、液体噴射装置10における各構成部の駆動を制御する。制御部20は、少なくとも、中央処理装置と、主記憶装置と、を備えるマイクロコンピューターによって構成され、中央処理装置が主記憶装置に種々のプログラムを読み込んで実行することによって種々の機能を発揮する。
噴射実行部30は、ヘッド部31と、複数のチューブ32と、を備える。ヘッド部31は、複数のチューブ32を介して、液体供給部40から液体の供給を受ける。ヘッド部31は、液体供給部40から供給された液体を収容する液体室(図示は省略)を備える。当該液体室の底面には、下方に向かって開口するノズル33が設けられている。ヘッド部31は、制御部20の制御下において、例えば、ピエゾ素子によるインクへの圧力の印加などの公知の方法によって、液体室の液体をノズル33から吐出する。
本実施形態では、ヘッド部31は、キャリッジ34に搭載されており、制御部20の制御下において、−X方向及び+X方向に往復移動するように構成されている。図2には、ヘッド部31の移動方向および移動範囲を示す両矢印PSが図示されている。本実施形態では、液体噴射装置10の主走査方向はX方向に一致する。噴射実行部30は、ヘッド部31を移動させるための駆動機構として、キャリッジ34が移動するためのガイド軸と、駆動力を発生するモーターと、その駆動力を伝達するプーリーと、を備える。なお、それらについての図示および詳細な説明は省略する。
ヘッド部31に接続されている複数のチューブ32は可撓性を有している。複数のチューブ32はY方向に並列に配列されている。複数のチューブ32は、後述する液体供給部40の供給配管42との接続部位である継手部43からヘッド部31の走査経路に沿って+X方向に略直線状に配置されるとともに、上方に向かって湾曲して−X方向に折り返してヘッド部31に接続されている。複数のチューブ32の湾曲部位32rは、ヘッド部31の移動に伴って変位する。これによって、ヘッド部31の主走査が複数のチューブ32に阻害されてしまうことが抑制され、ヘッド部31の移動動作が円滑化されている。
媒体搬送部35は、制御部20の制御下において、処理対象である媒体MPを搬送する。媒体搬送部35は、ヘッド部31の下方においてX方向に架設された搬送ローラー36を備える。搬送ローラー36の下方には、上述した媒体収納部17が配置されている。媒体搬送部35は、媒体収納部17から搬送ローラー36の外周側面上に媒体MPを1枚ずつ繰り出す繰出機構(図示は省略)を備えている。媒体搬送部35は、駆動モーター(図示は省略)によって搬送ローラー36を回転させ、その回転駆動力によって、媒体MPをヘッド部31の下方において−Y方向に移動させる。本実施形態では、液体噴射装置10の副走査方向は、−Y方向に一致する。ヘッド部31の下方領域を通過した媒体MPは、媒体排出口14を介して液体噴射装置10の外部に排出される。
液体噴射装置10における印刷処理の実行時には、制御部20は、媒体搬送部35によって、媒体MPを上述した副走査方向に搬送する。そして、搬送ローラー36の上方において、ヘッド部31を、搬送ローラー36に沿って主走査方向に往復移動させ、印刷データに基づいて決定したタイミングで、媒体MPの印刷面に向かって、ヘッド部31からインク滴を噴射させる。これによって、媒体MP上には、印刷データに基づいて決定された位置にインクドットが記録され、印刷データに基づく画像が形成される。
次に、液体供給部40の詳細な構成について説明する。図3及び図4は、液体供給部40の構成を示す概略図である。詳細には、図3は、ハウジング10cおよびカバー部材18を取り除いて液体噴射装置10を+Z方向に見たときの概略図である。また、図3では、便宜上、複数の液体収容体100をそれぞれ、液体噴射装置10に対する装着が完了している装着位置である配置領域LAからケース61とともに−Y方向に引き出した状態を図示してある。また、図4は、図3における液体収容体100を省略した概略図である。図4には、液体噴射装置10における液体供給部40と開口部材62との位置関係を示すために、液体供給部40とともに、開口部材62を抜き出して図示してある。液体供給部40は、上述した複数の供給配管42と継手部43に加えて、複数の接続受入部50と、変動圧力発生部45と、圧力伝達配管46と、を備える。
液体供給部40は、複数の接続受入部50を介して、ケース収納部60に収納される複数の液体収容体100のそれぞれに接続される。本実施形態の液体噴射装置10では、色インクごとの4つの液体収容体100が装着される。そのため、本実施形態では、液体供給部40は、4つの液体収容体100のそれぞれに対応するように、4つの接続受入部50を備えている。
本実施形態の4つの液体収容体100のうち3つは、液体を収容可能な容量が互いに等しい第1液体収容体100aであり、残りの1つは、液体を収容可能な容量が第1液体収容体100aより大きい第2液体収容体100bである。複数の接続受入部50のうちの3つは、第1液体収容体100aに対応する第1接続受入部50aであり、残りの1つは、第2液体収容体100bに対応する第2接続受入部50bである。第1接続受入部50aおよび第2接続受入部50bは、特に区別する必要がない限り、「接続受入部50」と総称する。第1液体収容体100aおよび第2液体収容体100bについても、同様に、特に区別する必要がない限り、「液体収容体100」と総称する。なお、本実施形態では、第1接続受入部50aと第2接続受入部50bとは、液体収容体100との接続のための構成に関しては、構成上の実質的な相違はほとんどない。
複数の接続受入部50は、ケース収納部60の+Y方向側の端部に設置されている。各接続受入部50は、液体噴射装置10において背面側の最も奥まった位置の最下段において、X方向に一列に配列されている。各接続受入部50は、対応する液体収容体100の−Y方向側からの接続を受け入れることができるように設置されている。3つの第1接続受入部50aは、右側からほぼ等間隔で3つ並列に設置されている。第2接続受入部50bは最も左側に設置されている。
接続受入部50は、液体導入部51と、装置側電気接続部52と、第1位置決め部53fと、第2位置決め部53sとが一体化された一部品として構成されている(図4)。
液体導入部51には、液体収容体100の液体が流入する。本実施形態では、液体導入部51は、ケース収納部60の+Y方向側の端部に位置している。液体導入部51は、−Y方向に直線的に延びている形状を有する管部によって構成されており、−Y方向側の先端部において開口している。液体導入部51は、その先端部が、液体収容体100内に挿入されることによって、液体収容体100に接続される。本実施形態では、液体導入部51は、X方向において接続受入部50のほぼ中央において、−Y方向に突出している。
液体導入部51の+Y方向側の後端部は、接続受入部50の内部に設けられたポンプ室(図示は省略)に連通している。液体導入部51に流入した液体はポンプ室に流入する。なお、接続受入部50の内部には、ポンプ室に流入した液体が再び液体導入部51へと逆流することを抑制するための逆止弁構造が設けられている(図示は省略)。
装置側電気接続部52は、液体収容体100に対して電気的に接続されるコネクターである。装置側電気接続部52は、ケース収納部60の+Y方向側の端部に位置する。装置側電気接続部52は、X方向に配列された複数の端子部を有している。各端子部は、装置側電気接続部52の表面から突出しており、液体収容体100の収容体側電気接続部140(後述)に接触して電気的に接続される。装置側電気接続部52は、配線(図示は省略)を介して、制御部20(図2)に接続されている。装置側電気接続部52と収容体側電気接続部140とが電気的に接続されることによって、制御部20は、液体収容体100との間で電気信号をやりとりする。これによって、制御部20は、液体収容体100に収容されている液体に関する情報を取得する。液体に関する情報とは、例えば、インクの色や、インクの種類、液体収容体100における液体の収容量を表すパラメーターなどである。また、制御部20は、液体収容体100の接続状態を電気的に検出する。
第1位置決め部53fおよび第2位置決め部53sは、互いに離間した位置において突出している。液体収容体100が装着されたときには、第1位置決め部53fおよび第2位置決め部53sはともに、液体収容体100に設けられている対応する受入部(後述)内に挿入される。第1位置決め部53fおよび第2位置決め部53sは、液体収容体100の装着時に、液体収容体100のX方向における配置位置と、水平方向における配置角度と、を規定する機能を有する。
複数の供給配管42は、可撓性を有する樹脂製のチューブ部材によって構成されている。各供給配管42は、各接続受入部50の内部に設けられた上述したポンプ室にそれぞれ1本ずつ接続されている。各供給配管42は、接続受入部50から液体収容体100が収容される領域の上方を通って−X方向側の端部に集められた後、−Y方向に並列に引き回されている。そして、液体噴射装置10の前方側の端部において−Z方向へと引き回されて、媒体搬送部35よりも高い位置に設置されている継手部43に接続されている。上述したように、各供給配管42は、継手部43を介して、噴射実行部30の複数のチューブ32のうちの対応する1本に接続されている。
変動圧力発生部45は、液体の吸引・送出のための圧力変動を発生させる発生源であり、例えば、ポンプによって構成される。圧力伝達配管46は、変動圧力発生部45に接続されており、変動圧力発生部45が発生させた圧力変動を伝達する。圧力伝達配管46は、各接続受入部50の内部に設けられた圧力室に接続されている。
各接続受入部50の圧力室は、可撓膜を挟んで、液体収容体100から液体が流入する上述したポンプ室に隣接している。そのため、変動圧力発生部45が圧力室の圧力を低下させたときには、可撓膜が圧力室側に撓み、ポンプ室の容積が増加して、液体収容体100の液体が液体導入部51を介してポンプ室へと吸引される。一方、変動圧力発生部45が圧力室の圧力を上昇させたときには、可撓膜がポンプ室側に撓み、ポンプ室の容積が低下して、ポンプ室に流入していた液体が、供給配管42へと押し出される。このように、液体供給部40では、変動圧力発生部45が圧力室における圧力の上昇と下降とを繰り返すことによって、噴射実行部30への液体の供給が実現される。
本実施形態の液体噴射装置10では、ケース収納部60は、最下段に設けられている。ケース収納部60には、複数のケース61が収納される。ケース収納状態にあるときには、複数のケース61は、ケース収納部60においてX方向に一列に配列される。複数のケース61にはそれぞれ、複数の液体収容体100が配置される。1つのケース61には、1つの液体収容体100が配置される。すなわち、ケース収納部60には、複数の液体収容体100がそれぞれ、ケース61に配置された状態でX方向に一列に配列されて収納される。図2では、液体収容体100はケース61に隠れて見えないため、その配置位置に破線で符号を付してある。また、図3では、ケース収納部60におけるケース61および液体収容体100の装着時の配置位置である配置領域LAを一点鎖線で図示してある。
ケース収納部60では、+X方向側の端に第2液体収容体100bが収納され、その−X方向側に3つの第1液体収容体100aが収納される。各液体収容体100の配置領域LAの+Y方向側には、対応する接続受入部50がひとつずつ設置されている(図3)。本実施形態では、液体収容体100にはそれぞれ異なる色インクが収容されている。各液体収容体100に収容される色インクの組み合わせは特に限定されることはない。例えば、3つの第1液体収容体100aにはそれぞれ、シアン、マゼンタ、イエローが収容され、第2液体収容体100bには、最も消費量が多いことが見込まれるブラックが収容されるものとしてもよい。なお、液体収容体100の一部または全部が同じ色インクを収容していてもよい。
複数のケース61は、液体収容体100の装着に用いられる。本実施形態では、ケース61は、トレー状の容器として構成されている。ケース61は、ケース収納部60においてY方向に移動させることによって、液体噴射装置10に対する脱着が可能である。ケース61は、液体収容体100が配置されていない空の状態でも、ケース収納部60にセットすることができる。
液体収容体100は、ケース収納部60から引き出されたケース61の−Z方向側に着脱可能に配置される。液体収容体100は、ケース61に配置された状態で、液体噴射装置10に装着される。すなわち、液体収容体100は、ケース61に配置された状態で、液体噴射装置10のケース収納部60に装着される。また、液体収容体100は、ケース61に配置された状態でケース収納部60から取り出される。なお、ケース61には、第1液体収容体100aが配置される第1ケース61aと、第2液体収容体100bが配置される第2ケース61bと、が含まれる。第1ケース61aおよび第2ケース61bは、特に区別する必要がない限り、「ケース61」と総称する。
ケース収納部60の入口には、開口部材62が配置されている。開口部材62は、略長方形形状を有する板状部材であり、厚み方向に貫通する4つの貫通口63を備えている。開口部材62は、その厚み方向がY方向に一致し、その長手方向がX方向に一致する状態で、ケース収納部60の−Y方向側の端部に固定的に設置されている。各貫通口63は、ケース61が挿通される挿入口である。各貫通口63は、対応するケース61をY方向に見たときの外周輪郭形状に対応する開口形状を有している。開口部材62によって、液体噴射装置10へのケース61の挿入・引き出しがガイドされる。また、ユーザーが、第1ケース61aと第2ケース61bとを間違った場所に挿入してしまうことが抑制される。各貫通口63の下端には、+Z方向に窪んでいる複数の凹部63rが設けられている。各凹部63rは、貫通口63に対応するケース61の下面に設けられたレールリブ230に対応して設けられており、当該レールリブ230のケース収納部60への挿入を許容するとともに、その移動をガイドする。なお、開口部材62は省略されてもよい。
次に液体収容体100およびケース61の構成について説明する。なお、第2液体収容体100bの構成については、第1液体収容体100aの構成とほぼ同様なので、以下、第1液体収容体100aおよび第1ケース61aの構成について、それぞれ、液体収容体100、ケース61と称して説明する。
図5は、ケース61に液体収容体100を装着した状態を示す概略斜視図である。図6は、ケース61と液体収容体100とを分離した状態を示す概略分解斜視図である。図7は、ケース61及び液体収容体100の概略断面図である。
図5に示すように、液体収容体100は、インクパックであり、袋状部材110と、接続部材120と、を備える。液体収容体100は、Z方向に見たときに、Y方向を長手方向とする略長方形形状の外周輪郭形状を有している。接続部材120は、液体収容体100の+Y方向側の端部部位を構成しており、袋状部材110は、接続部材120の−Y方向側に位置している。
液体収容体100のZ方向における幅は、X方向における幅およびY方向における幅よりも小さい。この「幅」は、各方向において液体収容体100の最も外側に位置する部位同士の間の当該方向における距離を意味している。つまり、液体収容体100は、厚みの薄い平板な形状を有している。そのため、液体収容体100によれば、ケース61上における配置姿勢について高い安定性を得ることができる。
図7に示すように、袋状部材110は、内部に液体を収容する収容部115が構成されている収容体である。袋状部材110は、可撓性を有する。袋状部材110の可撓性は自重によって撓む程度であってもよいし、自重に対してはその形状を保持し、自重よりも大きな荷重が加えられたときに撓む程度であってもよい。袋状部材110は、Z方向に見たときに、Y方向を長手方向とする略長方形形状を有している。袋状部材110は、2枚のシート部材111,112を重ね合わせて、それらの外周端部113を溶着することによって構成される。なお、袋状部材110の内部の収容部115は、Z方向に見たときに、袋状部材110と同様なY方向を長手方向とする略長方形形状を有している。
第1シート部材111は−Z方向側に配置され、袋状部材110の上側の面を構成する。第2シート部材112は+Z方向側に配置され、袋状部材110の下側の面を構成する。各シート部材111,112は、互いに同じサイズの長方形形状を有している。各シート部材111,112は、完全に平坦な形状を有していなくてもよい。各シート部材111,112は、袋状部材110において中央に向かって徐々に膨らみが形成されるような撓んだ形状に成形されていることが望ましい。
各シート部材111,112は、可撓性とガスバリア性、液不透過性を有する素材で形成されている。各シート部材111,112は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET),ナイロン,ポリエチレンなどのフィルム部材によって構成されてもよい。各シート部材111,112は、前記の素材で構成されたフィルムを複数枚、積層して構成されていてもよい。この場合には、例えば、外層を耐衝撃性に優れたPET又はナイロンのフィルムによって形成し、内層を耐インク性に優れたポリエチレンのフィルムによって形成してもよい。さらに、その積層構造には、アルミニウムなどを蒸着した層が追加されてもよい。
袋状部材110の+Y方向側の端部には、供給口部材116が取り付けられている。袋状部材110の内部には、収容部115の形状を保持するための骨格部材や、収容部115の液体を袋状部材110の外部へと導くための管状部材などが収容される。
接続部材120は、袋状部材110の+Y方向側の端部に取り付けられている。接続部材120は、対応する接続受入部50に接続する機能と、液体収容体100をケース61に固定する機能と、を有する。
次に、接続部材120の外観の概略を説明する。接続部材120は、概ね、X方向を長手方向とする略直方体形状を有している。接続部材120のX方向における幅は、袋状部材110のX方向における幅よりも、わずかに大きい。接続部材120の本体部は、例えば、ポリプロピレンなどの樹脂部材を成形することによって作製される。
接続部材120は、第1面部121と、第2面部122と、第3面部123と、第4面部124と、第5面部125と、第6面部126と、を有する。本明細書において、「面部」は、平面状に構成されていなくても良く、曲面状に構成されていてもよいし、凹部や凸部、段差、溝、屈曲部、傾斜面などを有していてもよい。また、2つの面部が「交差する」とは、2つの面部が相互に実際に交差する状態と、一方の面部の延長面が他方の面部に交差する状態と、2つの面部の延長面同士が交差する状態と、のいずれかの状態であることを意味する。隣り合う各面部の間に、各面部をなだらかに接続するための湾曲面や、各面部と斜めに交わる面が介在していてもよい。
第1面部121は+Y方向を向き、第1液体収容体100aの装着方向における先端面を構成する。後述するように、接続部材120の第1面部121側には、第1接続受入部50aに接続するための構成要素がまとめられている。第2面部122は、第1面部121に対向する位置にあり、−Y方向を向く。第2面部122は、第1液体収容体100aの装着方向における後端面を構成する。第2面部122には、上述した袋状部材110が固定されている。第3面部123は、第1面部121および第2面部122に交差し、−Z方向に向く。第3面部123は、接続部材120の上面部を構成する。第3面部123には、第1液体収容体100aの取り回し性を高めるためのハンドル170が取り付けられている。
第4面部124は、第3面部123に対向する位置にあり、第1面部121および第2面部122に交差している。第4面部124は、+Z方向側の面部であり、+Z方向を向き、接続部材120の底面部を構成する。第5面部125は、第1面部121と第2面部122と第3面部123と第4面部124とに交差している。第5面部125は、+X方向を向き、接続部材120の左側面部を構成する。第6面部126は、第5面部125に対向する位置にあり、第1面部121と第2面部122と第3面部123と第4面部124とに交差している。第6面部126は、−X方向を向き、接続部材120の右側面部を構成する。
接続部材120は、Z方向に重ね合わされる第1部材127fと第2部材127sとを有する。袋状部材110の+Y方向側の端部は、第2面部122に形成されているスリットに挿入されている。袋状部材110は、その+Y方向側の端部が第1部材127fと第2部材127sとにZ方向に挟み込まれた状態で、接続部材120に固定されている。
液体導出口131は、+Y方向に開口している開口部である。つまり、液体導出口131の中心軸は、Y方向に平行である。液体導出口131は、接続受入部50の液体導入部51が+Y方向に挿入される。液体導出口131は、第1面部121において、X方向におけるほぼ中央の位置に設けられている。液体導出口131は、袋状部材110が固定されているのとほぼ同様な高さ位置に形成されている。
液体導出口131は、袋状部材110内部の液体収容領域である収容部115に連通している。液体導出口131は、袋状部材110の+Y方向側の端部に取り付けられている供給口部材116と、当該供給口部材116に接続されている管状部材300と、を介して収容部115に連通している。接続部材120の内部には、液体の漏洩を防止するために、液体導出口131に液体導入部51が挿入される前は閉じた状態を維持し、液体導入部51が挿入されたときに開く弁構造やシール構造が設けられている(図示は省略)。
本実施形態では、第1面部121において液体導出口131の周縁部132の全体が−Y方向に窪んでおり、液体導出口131は、周縁部132よりも−Y方向側に突出した位置において開口している。これによって、液体導出口131は、周縁部132によって形成された壁部に周囲が囲まれた状態になっており、液体導出口131の保護性が高められており、例えば、ユーザーが液体導出口131に誤って触れてしまうことが抑制される。
収容体側電気接続部140は、装置側電気接続部52に接続するための基板部141を備えている。収容体側電気接続部140は、接続受入部50の装置側電気接続部52に電気的に接触する。基板部141の表面には、複数の端子が配置されている。
第1受入部150fおよび第2受入部150sは、接続部材120の第1面部121に設けられている。本実施形態では、第1受入部150fおよび第2受入部150sは、−Y方向に延びる孔部として形成されている。液体収容体100が液体噴射装置10に装着されるときには、第1受入部150fは、接続受入部50の第1位置決め部53fを受け入れ、第2受入部150sは、第2位置決め部53s(図4)を受け入れる。これによって、液体収容体100の装着位置が適切に規定される。
接続部材120には2つの被案内部165が設けられている。液体収容体100がケース61に配置されるときには、各被案内部165が、ケース61の対応する案内部208に案内されて、ケース61に対する液体収容体100の位置決めがなされる。液体収容体100がケース61に配置された状態では、案内部208が被案内部165に嵌まり、接続部材120がケース61に固定される。液体収容体100では、2つの被案内部165は、接続部材120の第5面部125側と第6面部126側とにそれぞれひとつずつ設けられている。
ハンドル170は、ユーザーが液体収容体100を移動させるときなどに把持できる部位である。本実施形態では、ハンドル170は、ポリプロピレン等の樹脂部材の成形によって作製される。ハンドル170は、把持部171と、2つの連結部172,173と、2つの基端部174,175と、を備える。把持部171は、ユーザーが手を掛けるための部位である。把持部171は、X方向に延びている。
2つの連結部172,173は、把持部171の両端から、X方向に交差する方向に延びている。第1連結部172は、把持部171の+X方向側の端部と第1基端部174とを連結している。第2連結部173は、把持部171の−X方向側の端部と第2基端部175とを連結している。
第1基端部174及び第2基端部175はそれぞれ、接続部材120に接続されている。ハンドル170は、接続部材120に回動可能に固定される。
ケース61は、Y方向を長手方向とする略直方体形状を有している。また、ケース61は、−Z方向および+Y方向に開口している中空の箱体として形成されている。ケース61は、例えば、ポリプロピレンなどの樹脂部材によって作製される。
ケース61は、底面壁部200と、2つの側壁部201,202と、後面壁部203と、前面壁部205と、を備える。底面壁部200は、ケース61の底面部を構成する略長方形形状の壁部であり、X方向およびY方向に延在している。本明細書において「延在する」とは、分断されることなく、ある方向に連続して延びている構成を意味する。延在している途中には、凹凸や屈曲部、孔部、接合部が設けられていてもよい。液体収容体100は、底面壁部200の上に配置される。底面壁部200は、液体収容体100が配置されたときに、少なくとも袋状部材110の全体が収まる程度のサイズを有している。
次に、液体収容体100の接続部材120における袋状部材110の固定構造の詳細を説明する。図8は、液体収容体100の分解斜視図である。詳細には、接続部材120の第1部材127fと第2部材127sとを分離させた状態を示す液体収容体100の概略分解斜視図である。図9は、液体収容体100の一部斜視図であり、図8における第1部材127fを−Z方向に見た斜視図である。図10及び図11は、液体収容体100の断面図である。詳細には、図10は、図8におけるA−A断面図であり、図11は、図8におけるB−B断面図である。
接続部材120は、第1部材127fと第2部材127sとをZ方向に重ね合わせて結合した構成を有している。第1部材127fは、+Z方向に下方に突出している複数の爪部129cを有している。第2部材127sは、各爪部129cに対応する係合穴部129hを有している。第1部材127fと第2部材127sとは、各爪部129cが対応する係合穴部129hに係合することによって結合される。第1部材127fと第2部材127sとは、互いに結合されるときに、互いの間に、袋状部材110の外周端部113のうちの+Y方向側の先端部113eをZ方向に挟み込んで保持する。
袋状部材110の先端部113eには、収容部115に連通する開口部である供給口114が設けられている。供給口114は、袋状部材110の外周端部113のうちで、第1シート部材111と第2シート部材112とが接合されていない部位である。袋状部材110の供給口114には、液体導出口131と供給口114とを連通する液体流路を構成する供給口部材116が挿入されている。
供給口部材116は、ポリプロピレンなどの樹脂部材を成形することによって作製される。供給口部材116は、配管部117と、接続本体部118と、を有する。配管部117は、Y方向に延びる管状の部位であり、+Y方向側の開口端部が、接続部材120の液体導出口131に接続される。配管部117の+Y方向側の開口部は、フィルム部材FMが貼付されて封止されている。液体導出口131に液体導入部51が接続されるときには、液体導入部51は、フィルム部材FMを貫通して、配管部117の開口部に接続される。配管部117の−Y方向側の端部には、収容部115内に配置され、収容部115の液体を袋状部材110の外部へと導くための管状部材300(図7)が接続されている。
接続本体部118は、配管部117に接続され、第1部材127f及び第2部材127sによって連結されて固定される部位である。
第1部材127fには、2つの突起部303(図9)が設けられている。2つの突起部303は、+Z方向に延びる軸状の部位である。本実施形態では、2つの突起部303は、略円柱形状を有している。
同様にして、第2部材127sには、2つの突起部301が設けられている。2つの突起部301は、−Z方向に延びる軸状の部位である。本実施形態では、2つの突起部301は、略円柱形状を有している。
接続本体部118には、Z方向に貫通する2つの貫通口302f,302sを有する管部が設けられている。2つの貫通口302f,302sは、X方向に配列されている。2つの貫通口302f,302sの間には、配管部117に接続される液体流路が設けられている。各貫通口302f,302sには、第1部材127fの2つの突起部303のうちの対応するひとつが挿入される。貫通口302fには、+X方向側の突起部303が挿入され、貫通口302sには、−X方向側の突起部303が挿入される。同様にして、各貫通口302f,302sには、第2部材127sの2つの突起部301のうちの対応するひとつが挿入される。貫通口302fには、+X方向側の突起部301が挿入され、貫通口302sには、−X方向側の突起部301が挿入される。
また、第1部材127fの突起部303の−Z方向側には、突起部303が貫通口302f,302sが挿入された際に、貫通口302f,302sの−Z方向側の周面となる頂部面310と対向する対向部306(図9,図10)が設けられている。対向部306は、平坦面を成している。同様にして、第2部材127sの突起部301の+Z方向側には、突起部301が貫通口302f,302sが挿入された際に、貫通口302f,302sの+Z方向側の周面となる頂部面311を支持する支持部305(図8,図10)が設けられている。支持部305は、平坦面を成している。従って、本実施形態における供給口部材116は、接続部材120に設けられた対向部306と支持部305とで構成される保持部500によって保持される。
本実施形態の液体収容体100では、袋状部材110は、その供給口114を有する先端部113eが、接続部材120を構成する第1部材127fと第2部材127sとにZ方向に挟まれて保持される。これによって、接続部材120に対する供給口114の位置ずれが抑制され、液体噴射装置10と液体収容体100との間の液体供給経路の接続状態の低下が抑制される。また、第1部材127fと第2部材127sとをZ方向に結合することによって接続部材120に袋状部材110を固定することができるため、袋状部材110の組立が容易化されている。
本実施形態の接続部材120においては、袋状部材110に取り付けられている供給口部材116の全体が接続部材120の本体部を構成する第1部材127fおよび第2部材127sによって覆われており、供給口部材116の保護性が高められている。
ここで、接続部材120に対する供給口部材116のがたつきについて説明する。上述の通り、供給口部材116は、接続部材120の保持部500によって保持される。ところが、例えば、第1部材127fと第2部材127sとの嵌め合いによる接続部材120のZ方向の高さ寸法精度を高めるため、貫通口302f,302sの頂部面310に対向する対向部306の平坦面の+Z方向の高さ位置を−Z方向の公差で加工した場合、対向部306と頂部面310との間に隙間が生じる。当該隙間によって供給口部材116が接続部材120に対してがたついてしまう。特に、収容部115に液体が収容された状態では、液体の重みによって、Y方向に沿うべき配管部117の管の軸が傾いてしまう。そのため、配管部117の管の軸が傾いた状態で接続受入部50の液体導入部51と係合した際、配管部117の管と液体導入部51との隙間から液体導入部51側に空気が侵入してしまう。液体導入部51から導入された空気がヘッド部31に到達してしまうと、ノズル抜けが発生し、画像品質が低下してしまう。
そこで、図8から図11に示すように、液体収容体100は、保持部500と供給口部材116との間に干渉部400を備えている。
本実施形態の干渉部400は、保持部500を構成する対向部306と供給口部材116との間に配置されている。干渉部400は、保持部500と供給口部材116との間の隙間を低減するものである。本実施形態の干渉部400は、弾性部材であり、例えば、シリコンゴムで形成されている。弾性部材の干渉部400によって保持部500と供給口部材116との間の隙間が低減され、保持部500における供給口部材116のがたつきが低減される。なお、干渉部400は、弾性部材に限定されない。例えば、金属などの剛性の高い部材であってもよい。
図8に示すように、干渉部400はシート状を成し、一様の厚みを有している。干渉部400の外形は、平面視において矩形を成している。干渉部400は、2つの円形状の貫通孔401と、矩形の貫通孔402と、を有している。2つの貫通孔401には、第1部材127fに設けられた2つの突起部303にそれぞれ挿入される(図9)。貫通孔401に突起部303が挿入されることにより、干渉部400の一方面が対向部306の平坦面に接する。貫通孔402は、供給口部材116の貫通口302fと貫通口302sとの間に設けられた凸状部を貫通させるための逃げ孔である。
そして、図10及び図11に示すように、供給口部材116は、干渉部400が搭載された第1部材127fと第2部材127sとで挟み込まれる。干渉部400の一方面は、対向部306の面と接し、干渉部400の他方面は、貫通口302f,302sを形成する管部の頂部面310と接する。これにより、対向部306と供給口部材116との間の隙間が干渉部400によって埋められる。すなわち、保持部500と供給口部材116との間の隙間が低減される。また、図10に示すように、実施形態の干渉部400は、供給口部材116の貫通口302f,302sの頂部面310と接する他、供給口部材116の配管部117の−Z方向端部にも接する。干渉部400の配管部117の−Z方向端部にも接する位置は、供給口部材116のX方向の中央部である。従って、供給口部材116のX方向において貫通口302f,302sに対応する頂部面310と、貫通口302fと貫通口302sとの間の配管部117の−Z方向端部と、が干渉部400と接触する。これにより、保持部500に対する供給口部材116の動きを確実に規制することができる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
保持部500を構成する対向部306と供給口部材116との間に干渉部400が配置され、対向部306と供給口部材116との間の隙間が干渉部400によって埋められる。これにより、保持部500における供給口部材116のがたつきが低減される。換言すれば、供給口部材116の動きが干渉部400によって規制される。供給口部材116のがたつきが低減されることにより、供給口部材116の保持位置が安定した状態で維持される。すなわち、配管部117の管の軸がY方向に沿った状態で維持される。換言すれば、配管部117の管の軸が、接続部材120の第1面部121に対してほぼ直角な状態で保持される。または、配管部117の管の軸が、接続部材120の第5面部125及び第6面部126に対してほぼ平行な状態で保持される。また、配管部117の管の軸が、接続受入部50の液体導入部51の軸方向に対してほぼ平行な状態で保持される。
これにより、供給口部材116の保持位置が安定した状態で維持されることで、液体噴射装置10の接続受入部50との装着性を向上させることができる。そして、配管部117と接続受入部50の液体導入部51とが係合した際、配管部117の管と液体導入部51との隙間がほぼ皆無なので、液体導入部51側への空気の侵入が防止され、ノズル抜けが抑制され、画像品質を向上させることができる。また、配管部117と接続受入部50の液体導入部51とが係合した際、液体導出口131からインクが漏れる可能性を低減させることができる。
また、液体収容体100の輸送等の際に、保持部500と供給口部材116との間における擦れが低減される。
また、接続部材120においては、突起部301,303および2つの貫通口302f,302sが、供給口部材116における液体流路を挟んでX方向に配列されている。これによって、接続部材120と袋状部材110とが互いにX方向に回転する位置ずれが抑制される。また、接続部材120の液体導出口131と供給口部材116の液体流路との間の位置ずれが抑制されており、接続部材120内の液体の供給流路の連通状態の悪化が抑制される。さらに、本実施形態の接続部材120では、供給口部材116を固定する突起部301,303が、Z方向に延伸している。これによって、供給口部材116を固定する強度が高められており、接続部材120内部における供給口部材116の位置ずれがさらに抑制される。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、第1実施形態とは異なる構成、すなわち、液体収容体101における保持部500A及び干渉部410の構成について主に説明する。
液体収容体101は、液体噴射装置10に対して着脱可能である。液体収容体101は、可撓性を有し、内部に液体を収容する収容部115と、収容部115に収容された液体を外部に供給する供給口部材116と、が設けられた袋状部材110と、袋状部材110に取り付けられ、供給口部材116を保持する保持部500Aを有する接続部材120Aと、保持部500Aと供給口部材116との間の隙間を低減する干渉部410と、を備える。
なお、液体噴射装置10、収容部115、供給口部材116及び袋状部材110の構成は、第1実施形態と同じなので説明を省略する。また、第1実施形態と同じ構成には同じ符号を付している。
次に、保持部500Aの構成について説明する。図12は、本実施形態にかかる液体収容体101の断面図である。図12は、図8に対応するA−A断面図である。
図12に示すように、液体収容体101は、保持部500Aを備えている。保持部500Aは、接続部材120に設けられた対向部306と支持部305とで構成される。対向部306及び支持部305の構成は、第1実施形態と同様である。そして、本実施形態の液体収容体101では、保持部500Aと供給口部材116との間に干渉部410を備えている。
本実施形態の干渉部410は、保持部500Aを構成する対向部306と供給口部材116との間に配置されている。干渉部410は、保持部500Aと供給口部材116との間の隙間を低減するものである。本実施形態の干渉部410は、保持部500Aに一体成型された凸部である。詳細には、干渉部410は、保持部500Aを構成する対向部306に一体成型されている。干渉部410によって保持部500Aと供給口部材116との間の隙間が低減され、保持部500Aにおける供給口部材116のがたつきが低減される。
図12に示すように、干渉部410は、対向部306から+Z方向に突出した凸部である。なお、干渉部410の凸部の+Z方向端部は、曲面を有していてもよい。
そして、供給口部材116は、干渉部410が形成された第1部材127fAと第2部材127sとで挟み込まれる。干渉部410の+Z方向端部は、貫通口302f,302sを形成する管部の頂部面310と接する。これにより、対向部306と供給口部材116との間の隙間が干渉部410によって埋められる。すなわち、保持部500Aと供給口部材116との間の隙間が低減される。
また、図12に示すように、干渉部410は、供給口部材116の貫通口302f,302sの管部の頂部面310と接する他、供給口部材116の配管部117の−Z方向端部にも接する凸部を備えてもよい。これにより、供給口部材116のX方向において貫通口302f,302sの頂部面310と、貫通口302fと貫通口302sとの間の配管部117の−Z方向端部と、が干渉部410と接触することにより、保持部500Aに対する供給口部材116の動きを確実に規制することができる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
干渉部410によって保持部500Aにおける供給口部材116のがたつきが低減される。これにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、干渉部410は、保持部500Aを構成する対向部306に一体成型されるため、干渉部が第1部材127fAと別体に設けられる構成に比べ、部品点数を削減することができる。
3.変形例
本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
・変形例1
第1実施形態では、干渉部400を、保持部500を構成する対向部306と供給口部材116との間に配置したが、これに限定されない。例えば、干渉部400を、保持部500を構成する支持部305と供給口部材116との間に配置してもよい。このようにしても上記同様の効果を得ることができる。
・変形例2
第2実施形態では、干渉部410を、保持部500Aを構成する対向部306に一体成型したが、これに限定されない。例えば、干渉部410を、保持部500Aを構成する支持部305に一体成型してもよい。このようにしても上記同様の効果を得ることができる。
・変形例3
第2実施形態では、干渉部410を、保持部500Aを構成する対向部306に一体成型したが、これに限定されない。例えば、干渉部410を、供給口部材116に一体成型してもよい。この場合、供給口部材116の対向部306に対向する部分に干渉部410を設けてもよいし、供給口部材116の支持部305に対向する部分に干渉部410を設けてもよい。このようにしても上記同様の効果を得ることができる。
以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。
液体収容体は、液体噴射装置に対して着脱可能な液体収容体であって、可撓性を有し、内部に液体を収容する収容部と、前記収容部に収容された前記液体を外部に供給する供給口部材と、が設けられた袋状部材と、前記袋状部材に取り付けられ、前記供給口部材を保持する保持部を有する接続部材と、前記保持部と前記供給口部材との間の隙間を低減する干渉部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、保持部と供給口部材との間の隙間が干渉部によって埋められる。これにより、保持部における供給口部材のがたつきが低減される。換言すれば、供給口部材の動きが干渉部によって規制される。供給口部材のがたつきが低減されることにより、供給口部材の保持位置が安定した状態で維持される。
また、供給口部材の保持位置が安定した状態で維持されることで、液体噴射装置との装着性を向上させることができる。
上記液体収容体の前記干渉部は、弾性部材であることが好ましい。
この構成によれば、弾性部材によって隙間が低減され、保持部における供給口部材のがたつきが低減される。
上記液体収容体の前記干渉部は、前記保持部に一体成型された凸部であることが好ましい。
この構成によれば、凸部によって隙間が低減され、保持部における供給口部材のがたつきが低減される。
上記液体収容体の前記干渉部は、前記供給口部材に一体成型された凸部であることが好ましい。
この構成によれば、凸部によって隙間が低減され、保持部における供給口部材のがたつきが低減される。
10…液体噴射装置、10c…ハウジング、12…前面部、13…操作部、13b…操作ボタン、13i…表示部、14…媒体排出口、15…媒体受部、16…媒体収納口、17…媒体収納部、18…カバー部材、20…制御部、30…噴射実行部、31…ヘッド部、32…チューブ、32r…湾曲部位、33…ノズル、34…キャリッジ、35…媒体搬送部、36…搬送ローラー、40…液体供給部、42…供給配管、43…継手部、45…変動圧力発生部、46…圧力伝達配管、50…接続受入部、50a…第1接続受入部、50b…第2接続受入部、51…液体導入部、52…装置側電気接続部、53f…第1位置決め部、53s…第2位置決め部、60…ケース収納部、61…ケース、61a…第1ケース、61b…第2ケース、62…開口部材、63…貫通口、63…各凹部、100…液体収容体、100a…第1液体収容体、100b…第2液体収容体、101…液体収容体、110…袋状部材、111…第1シート部材、112…第2シート部材、113…外周端部、113e…先端部、114…供給口、115…収容部、116…供給口部材、117…配管部、118…接続本体部、120,120A…接続部材、121…第1面部、122…第2面部、123…第3面部、124…第4面部、125…第5面部、126…第6面部、127f…第1部材、127s…第2部材、129c…爪部、129h…係合穴部、131…液体導出口、132…周縁部、140…収容体側電気接続部、141…基板部、150f…第1受入部、150s…第2受入部、165…被案内部、170…ハンドル、171…把持部、172…第1連結部、173…第2連結部、174…第1基端部、175…第2基端部、200…底面壁部、201…側壁部、202…側壁部、203…後面壁部、205…前面壁部、208…案内部、230…レールリブ、300…管状部材、301…突起部、302f…貫通口、302s…貫通口、303…突起部、305…支持部、306…対向部、310,311…頂部面、400,410…干渉部、401,402…貫通孔、500,500A…保持部。

Claims (4)

  1. 液体噴射装置に対して着脱可能な液体収容体であって、
    可撓性を有し、内部に液体を収容する収容部と、前記収容部に収容された前記液体を外部に供給する供給口部材と、が設けられた袋状部材と、
    前記袋状部材に取り付けられ、前記供給口部材を保持する保持部を有する接続部材と、
    前記保持部と前記供給口部材との間の隙間を低減する干渉部と、を備えたことを特徴とする液体収容体。
  2. 請求項1に記載の液体収容体であって、
    前記干渉部は、弾性部材であることを特徴とする液体収容体。
  3. 請求項1に記載の液体収容体であって、
    前記干渉部は、前記保持部に一体成型された凸部であることを特徴とする液体収容体。
  4. 請求項1に記載の液体収容体であって、
    前記干渉部は、前記供給口部材に一体成型された凸部であることを特徴とする液体収容体。
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