JP2020077518A - 中継電線 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターミナルとケーブルとの間の良好な電気接続を可能とする中継電線を提供すること。【解決手段】金属部材によって筒状に形成された電線本体部10と、電線本体部10の一端側において、電線本体部10内に連通するように、ケーブル20を挿入可能に形成された開口部11と、電線本体部10の他端側において、ターミナル100のケーブル挿入口110に挿入可能に形成された先端部12と、を備え、電線本体部10は、開口部11から当該電線本体部10内に挿入されたケーブル20の素線21と接触することにより、ケーブル20と電気接続し、先端部12がケーブル挿入口110に挿入されてターミナル100内の電気接続部材120に押圧固定されることにより、ターミナル100と電気接続する、中継電線。【選択図】図1

Description

本開示は、中継電線に関する。
オーディオ機器等に使用される信号伝送用のケーブルが知られている。
この種のケーブルは、一般に、絶縁材料により被覆された状態で配設され、当該ケーブルの先端に剥き出された素線が、ターミナルに設けられたケーブル挿入口に挿入されることによって、ターミナルとの電気的な接続が行われている(例えば、特許文献1を参照)。
国際公開第2005/011067号
ところで、信号伝送時の信号劣化を抑制するため、この種のケーブルとして、ターミナルのケーブル挿入口よりも太いケーブルが用いられる場合がある。このような太いケーブルを用いる場合、そのままの状態では、ケーブルがターミナルのケーブル挿入口に挿入できないため、従来、ケーブル内の素線の一部をカットした後に、当該ケーブルをケーブル挿入口に挿入する手法等が採用されている。
しかしながら、かかる手法では、作業者が個別にケーブル内の素線のカットを行うため、ターミナルに接続する素線の本数が少な過ぎたり、ターミナルに接続する素線がばらけたりして、ケーブルとターミナルとの電気接続状態が不安定になる場合がある。又、その結果、信号伝送時の信号劣化が生じるおそれがある。加えて、かかる作業は、極めて煩雑であるという問題もある。
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、ターミナルとケーブルとの間の良好な電気接続を可能とする中継電線を提供することを課題とする。
前述した課題を解決する主たる本開示は、
ターミナルと信号伝送用のケーブルとの間の電気接続を中継する中継電線であって、
金属部材によって筒状に形成された電線本体部と、
前記電線本体部の一端側において、前記電線本体部内に連通するように、前記ケーブルを挿入可能に形成された開口部と、
前記電線本体部の他端側において、前記ターミナルのケーブル挿入口に挿入可能に形成された先端部と、を備え、
前記電線本体部は、
前記開口部から当該電線本体部内に挿入された前記ケーブルの素線と接触することにより、前記ケーブルと電気接続し、
前記先端部が前記ケーブル挿入口に挿入されて前記ターミナル内の電気接続部材に押圧固定されることにより、前記ターミナルと電気接続する、
中継電線である。
本開示に係る中継電線によれば、ターミナルとケーブルとの間の良好な電気接続が可能である。
第1の実施形態に係る中継電線の全体構成を示す外観図 第1の実施形態に係る中継電線を長手方向に沿って切断した断面図 第1の実施形態に係る中継電線を短手方向に沿って切断した断面図 第1の実施形態に係る中継電線の取り付け方法について説明する図 第1の実施形態に係る中継電線の取り付け方法について説明する図 第1の実施形態に係る中継電線がターミナルに取り付けられた状態を示す図 第2の実施形態に係る押圧部材の構成を示す図 第2の実施形態に係る押圧部材により、中継電線を外部から押圧した状態を示す図
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
[中継電線の構成]
以下、図1〜図5を参照して、第1の実施形態に係る中継電線の構成の一例について説明する。尚、本実施形態では、本発明に係る中継電線をオーディオ機器に適用する態様について、説明する。
図1は、本実施形態に係る中継電線1の全体構成を示す外観図である。図2は、本実施形態に係る中継電線1を長手方向に沿って切断した断面図である。図3は、本実施形態に係る中継電線1を短手方向に沿って切断した断面図である。
図4A、図4Bは、本実施形態に係る中継電線1の取り付け方法について説明する図である。図4Aは、中継電線1にケーブル20を接続するときの作業を模式的に示す図である。図4Bは、図4Aに続く工程で、中継電線1をターミナル100に接続するときの作業を模式的に示す図である。
図5は、本実施形態に係る中継電線1がターミナル100に取り付けられた状態を示す図である。
本実施形態に係る中継電線1は、例えば、オーディオ機器に適用される。そして、中継電線1は、オーディオ機器の本体から延在するケーブル20と、オーディオスピーカに設けられたターミナル100とを電気接続する。尚、本実施形態に係るケーブル20は、ターミナル100のケーブル挿入口110の内径よりも大きい外径を有するものである。
まず、図5を参照して、本開示に係るターミナル100の構成について、説明する。
ターミナル100は、例えば、筐体100a、筐体100aの側面に形成されたケーブル挿入口110、筐体100a内に配設された電気接続部材120、及び、筐体100a内に電気接続部材120と対向する位置に配設された固定部材130を有している。
固定部材130は、例えば、作業者の操作によって、電気接続部材120に対して上下に移動可能に構成され、即ち、電気接続部材120に対して突出可能で且つ電気接続部材120側から退避可能に構成されている。固定部材130は、接続対象(本実施形態では、中継電線1)が筐体100a内に挿入される前には、電気接続部材120から退避した位置に配設され、ケーブル挿入口110から筐体100a内に接続対象が挿入され得る状態とする。又、固定部材130は、当該接続対象が筐体100a内に挿入された後には、当該接続対象を電気接続部材120に押しつけるように、当該接続対象の上方から下降して(即ち、電気接続部材120側から退避した状態から電気接続部材120側に突出して)、当該接続対象を電気接続部材120との間で押圧固定する。これにより、電気接続部材120は、ケーブル挿入口110から筐体100a内に挿入された接続対象と接触し、当該接続対象と電気的接続する。
尚、本開示に係るターミナル100は、ケーブル挿入口110を有する従来公知の押圧固定式のターミナルであれば、任意の態様のものであってよい。
次に、中継電線1の構成について、説明する。
中継電線1は、筒状の電線本体部10、電線本体部10の一端側に形成された開口部11、及び、電線本体部10の他端側に形成された先端部12を備えている。
中継電線1は、典型的には、電線本体部10の一端側において、開口部11を介して当該電線本体部10内にケーブル20を挿入させ、電線本体部10の他端側において、先端部12をターミナル100のケーブル挿入口110に挿入させるように、用いられる。
電線本体部10は、金属部材によって筒状に形成され、当該電線本体部10内に、ケーブル20の外形に沿うような中空部10aを有している。そして、電線本体部10は、当該中空部10aの内周側面にて、当該電線本体部10内に挿入されたケーブル20の先端から剥き出された素線21と接触することにより、ケーブル20と電気接続する。
電線本体部10内の中空部10aの内径は、典型的には、開口部11側から先端部12側に向かって、漸次減少する。これによって、電線本体部10内にケーブル20を差し込んだ際に、電線本体部10の中空部10aの内周側面にてケーブル20の先端の素線21を圧縮するように、電線本体部10内にケーブル20を保持することができる。これにより、電線本体部10内におけるケーブル20の機械的安定性を確保している。又、これにより、電線本体部10の内周側面とケーブル20との間の接触面積を増加させ、良好な電気接続状態を確保している。
尚、電線本体部10の外形は、典型的には、開口部11側から先端部12側に向かって外径が減少する円錐台形状を呈している。
電線本体部10を構成する金属部材は、例えば、複数の金属線によって形成された編組構造を呈している。これによって、中継電線1を柔軟に変形可能としている。
電線本体部10を構成する金属部材は、例えば、ケーブル20の素線21と同一の金属材料により構成され、典型的には、銅材を含んで構成されている。これによって、ケーブル20とターミナル100との間を、半田等の異種材料を介在させることなく電気接続し、信号伝送時に反射電力が生じにくい構成としている。
開口部11は、電線本体部10の一端側に形成され、電線本体部10内の中空部10aに連通する。開口部11は、例えば、ケーブル20の外径以上の内径を有し、当該開口部11を介して、中空部10a内にケーブル20を挿入可能に構成されている。尚、開口部11の内径は、例えば、電線本体部10を変形させることにより、可変とされている。
先端部12は、電線本体部10の他端側に形成された線状に延在する部位である。先端部12は、ターミナル100のケーブル挿入口110の内径以下の外径を有し、ターミナル100のケーブル挿入口110に挿入可能に構成されている。
先端部12は、ケーブル挿入口110に挿入されてターミナル100内の電気接続部材120に押圧固定されることにより、当該電気接続部材120と電気接続する。
先端部12は、例えば、電線本体部10と一体的に構成されており、電線本体部10の外径が、一端側(開口部11側)から他端側に向かって徐々に縮小されることによって、当該電線本体部10の他端側の先端として形成されている。
又、先端部12の少なくとも一部は、例えば、電線本体部10の編組構造を構成する複数の金属線の先端が溶接(例えば、アーク溶接)により束ねられることによって、形成されている。つまり、先端部12は、ターミナル100内の電気接続部材120によって押圧された際に柔軟に変形する。このように、先端部12が柔軟に変形し得るようにすることで、先端部12と電気接続部材120との接触面積が確保され、先端部12と電気接続部材120との間における良好な電気接続状態が維持されることになる。
尚、電線本体部10の外側領域は、絶縁処理又は酸化防止処理が施されるのが望ましい。これにより、中継電線1の外側に接触する異物に起因して、中継電線1が伝送する電気信号にノイズが重畳することを抑制することができる。又、これにより、中継電線1の電気特性の劣化を抑制することが可能である。絶縁処理又は酸化防止処理の手法としては、例えば、電着により、電線本体部10の外側に絶縁膜又は酸化防止膜を形成する手法等を用いることができる。
[中継電線の取り付け方法]
次に、図4A、図4B、図5を参照して、中継電線1の取り付け方法の一例について、説明する。尚、本実施形態に係る中継電線1の取り付けは、例えば、作業者の手作業によって、行われる。
中継電線1を用いて、ケーブル20とターミナル100との間の電気接続を行う際には、作業者は、以下のように作業を実施する。
まず、作業者は、先端に素線21が剥き出された状態のケーブル20を準備し、当該ケーブル20を、中継電線1の開口部11から電線本体部10内に挿入する(図4Aを参照)。
この際、作業者は、ケーブル20の先端(素線21)が電線本体部10の中空部10aを押し拡げ、その反作用として、中空部10aの内周側面にて圧縮される程度まで、ケーブル20を電線本体部10内に押し込む。これにより、ケーブル20の素線21は、電線本体部10の中空部10aの内周側面に押圧され、ケーブル20の素線21は、電線本体部10の中空部10aの内周側面に保持され、且つ、電線本体部10と電気的に接続した状態となる。
次に、作業者は、中継電線1の先端部12を、ターミナル100のケーブル挿入口110に挿入する(図4Bを参照)。
次に、作業者は、中継電線1の先端部12がターミナル100のケーブル挿入口110に挿入された状態で、ターミナル100に設けられた固定部材130を、電気接続部材120側に下降させる(図5を参照)。これにより、ターミナル100内にて、中継電線1の先端部12は、固定部材130と電気接続部材120との間に挟持されるように押圧固定される。そして、これにより、中継電線1と電気接続部材120との間で電気接続が行われることになる。
以上のようにして、中継電線1は、ケーブル20及びターミナル100それぞれと電気接続し、ケーブル20とターミナル100との間における電気信号の授受を中継し得る状態となる。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る中継電線1によれば、ターミナル100のケーブル挿入口110の許容径以上の太さのケーブル20を用いた場合にも、良好な電気接続状態を確保した状態で、ターミナル100とケーブル20との間を電気接続することができる。加えて、本実施形態に係る中継電線1によれば、ケーブル20とターミナル100との間を、半田等の異種材料を介在させることなく電気接続することができるため、信号伝送時に反射電力が生じにくく、信号伝送時の信号劣化を抑制することができる。
又、本実施形態に係る中継電線1によれば、簡易な作業にて、ターミナル100とケーブル20との間の電気接続を行うことができる点でも有用である。
又、特に、本実施形態に係る中継電線1は、柔軟な金属材料(特に、編組構造の金属材料)によって形成されている。そのため、先端部12は、ターミナル100内の電気接続部材120に押圧固定された際に、押し広げられるように変形することになる。その結果、先端部12とターミナル100内の電気接続部材120との間で、広い接触面積が確保されることになり、良好な電気接続状態を確保することができる。又、かかる構成によって、中継電線1をターミナル100のケーブル挿入口110内に挿入する際の引き回しの自由度を確保することができる。
(第2の実施形態)
次に、図6、図7を参照して、第2の実施形態に係る中継電線1について説明する。
本実施形態に係る中継電線1は、押圧部材30により外部から押圧され、当該押圧部材30からの押圧によりケーブル20を電線本体部10内に圧縮固定する点で、第1の実施形態と相違する。尚、第1の実施形態と共通する構成については、説明を省略する。
図6は、本実施形態に係る押圧部材30の構成を示す図である。図7は、本実施形態に係る押圧部材30により、中継電線1を外部から押圧した状態を示す図である。
押圧部材30は、例えば、一対の板状部材30a、30bによって構成されている。そして、一対の板状部材30a、30bが、中継電線1を上方と下方から挟持するようにして、中継電線1を外部から押圧する。一対の板状部材30a、30bは、例えば、中継電線1を間に挟んだ状態で、ボルトとナットを用いて締結固定され、これにより、中継電線1を外部から押圧する。
尚、本実施形態に係る一対の板状部材30a、30bそれぞれの中継電線1との当接面は、凹凸構造を有している。これにより、中継電線1の保持状態の機械的安定性を高めている。
以上のように、押圧部材30を設けることによって、電線本体部10内に対してケーブル20を差し込んだ際に、電線本体部10の内周側面にてケーブル20の先端の素線21を押圧固定するように、電線本体部10内にケーブル20を保持することができる。
これにより、電線本体部10内におけるケーブル20の機械的安定性を確保することができ、加えて、当該電線本体部10の内周側面とケーブル20との間の接触面積を増加させることができるため、良好な電気接続状態を確保することが可能となる。
尚、本実施形態のように、押圧部材30を設ける場合には、ケーブル20は、押圧部材30に固定されることになる。そのため、電線本体部10内の中空部10aの内径を、開口部11側から先端部12側に向かって漸次減少するような構成は、必ずしも必要ではない。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限らず、種々に変形態様が考えられる。
例えば、上記実施形態では、ターミナル100の一例として、ケーブル挿入口110に挿入されたケーブル20(上記実施形態では、中継電線1)を、上下方向の両側から挟持するように押圧固定する態様を示した。しかしながら、ターミナル100は、ケーブル挿入口110にケーブル20を挿入させることで、ケーブル20を係止するタイプのものであれば、任意の態様のものであってよい。例えば、ターミナル100としては、ケーブル挿入口110に挿入されたケーブル20を、ボルトを用いて、電気接続部材120に押圧固定するものであってもよい。
又、上記実施形態では、中継電線1の一例として、複数の金属線によって形成された編組構造の金属部材を用いる態様を示した。しかしながら、中継電線1(電線本体部10)は、柔軟に変形可能な態様であればよく、例えば、金属箔を筒状に巻いた構成のものであってもよい。
又、上記実施形態では、中継電線1の適用態様の一例として、オーディオ機器を示した。しかしながら、本発明に係る中継電線1は、オーディオ機器以外にもロボット等、種々のものに適用することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本開示に係る中継電線によれば、ターミナルとケーブルとの間の良好な電気接続が可能である。
1 中継電線
10 電線本体部
10a 中空部
11 開口部
12 先端部
20 ケーブル
21 素線
30 押圧部材
30a、30b 板状部材
100 ターミナル
100a 筐体
110 ケーブル挿入口
120 電気接続部材
130 固定部材

Claims (9)

  1. ターミナルと信号伝送用のケーブルとの間の電気接続を中継する中継電線であって、
    金属部材によって筒状に形成された電線本体部と、
    前記電線本体部の一端側において、前記電線本体部内に連通するように、前記ケーブルを挿入可能に形成された開口部と、
    前記電線本体部の他端側において、前記ターミナルのケーブル挿入口に挿入可能に形成された先端部と、を備え、
    前記電線本体部は、
    前記開口部から当該電線本体部内に挿入された前記ケーブルの素線と接触することにより、前記ケーブルと電気接続し、
    前記先端部が前記ケーブル挿入口に挿入されて前記ターミナル内の電気接続部材に押圧固定されることにより、前記ターミナルと電気接続する、
    中継電線。
  2. 前記金属部材は、複数の金属線によって形成された編組構造を呈する、
    請求項1に記載の中継電線。
  3. 前記先端部の少なくとも一部は、前記複数の金属線が溶接により束ねられる、
    請求項2に記載の中継電線。
  4. 前記金属部材は、前記ケーブルの素線と同一の金属材料により構成されている、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の中継電線。
  5. 前記金属部材は、銅材を含んで構成されている、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の中継電線。
  6. 前記電線本体部内の内径は、前記一端側から前記他端側に向かって、漸次減少する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の中継電線。
  7. 前記電線本体部は、押圧部材により外部から押圧された状態で配設され、
    前記電線本体部は、当該押圧部材からの押圧により、前記ケーブルを当該電線本体部内に圧縮固定する、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の中継電線。
  8. 前記押圧部材の前記電線本体部との当接面は,凹凸構造を有する、
    請求項7に記載の中継電線。
  9. 前記開口部の内径は、前記ケーブルの外径以上であり、
    前記先端部の外径は、前記ケーブル挿入口の内径以下である、
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載の中継電線。
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