JP2020077048A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】既に導入された商材に関する全てのデータを取得する場合と比較して、取得するデータの量を抑制しながら、既に導入された商材に関するデータに従って顧客に他の商材を提案可能とする。【解決手段】第1商材が導入された顧客に対して、第2商材の導入を提案する条件に関するデータである条件データを取得する第1取得手段と、第1取得手段が取得した条件データに従って、顧客に導入された第1商材から第1商材に関するデータである商材データを取得する第2取得手段とを備える情報処理装置。【選択図】図9

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
特許文献1には、複数の機器それぞれに搭載されているプログラムの利用を示す履歴情報を受信して記憶し、ユーザごとの属性情報と当該ユーザが利用可能な機器を示す情報と、機器ごとに当該機器の属性情報とを参照して、各履歴情報を、履歴情報に係る機器を利用可能なユーザの属性情報と当該機器の属性情報との共通性に基づいて複数のグループに分類し、前記グループごとに、プログラムごとの利用回数を当該グループに分類された履歴情報に基づいて集計し、第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、前記第1の機器に搭載されていない前記第1のプログラムを特定し、特定された前記第1のプログラムに関して記憶されている情報を出力する情報処理システムが記載されている。
特開2016−006634号公報
ところで、例えば情報処理装置のユーザである顧客が自身の業務上の課題を解決するため、情報処理装置に商材を導入して情報処理装置の機能を向上させることがある。このような商材の提供者は、顧客が既に導入した商材に関するデータを分析することで、さらに他の商材を導入することを顧客に提案することができる。しかしながら、例えば既に導入した商材に関するデータを全て取得すると、取得するデータの量が増大する。
そこで、本発明では、既に導入された商材に関する全てのデータを取得する場合と比較して、取得するデータの量を抑制しながら、既に導入された商材に関するデータに従って顧客に他の商材を提案可能とすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、第1商材が導入された顧客に対して、第2商材の導入を提案する条件に関するデータである条件データを取得する第1取得手段と、前記第1取得手段が取得した前記条件データに従って、前記顧客に導入された前記第1商材から当該第1商材に関するデータである商材データを取得する第2取得手段とを備える情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第2取得手段は、前記条件データに従って、前記第1商材から取得可能なデータのうち、前記第2商材の前記条件を満たすか否かの判断に必要な前記商材データを取得する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第2取得手段は、前記第1商材から取得可能なデータのうち、前記第2商材の前記条件を満たすか否かの判断に必要な前記商材データのみを取得する請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第2取得手段は、前記条件データが存在しないとされた場合には、前記商材データの取得を停止する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記第2取得手段は、前記商材データの取得を停止している状態で、前記条件データを取得した場合には、前記商材データの取得を再開する請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記第1商材は、上位商材と当該上位商材のプラグインとして追加される下位商材とを有し、前記第2取得手段は、前記上位商材および前記下位商材から、それぞれ同じ種類の前記商材データを取得した場合に、当該上位商材および当該下位商材のいずれかの一方における当該商材データの取得を停止する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第2取得手段は、前記上位商材および前記下位商材のうちの前記商材データの取得を停止していない商材における前記商材データが取得できない場合には、前記取得を停止した商材についての商材データの取得を再開する請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記上位商材および前記下位商材の各々につき、前記商材データを取得するか否かの設定をする設定手段を有する請求項6または7に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記上位商材および前記下位商材の各々から前記商材データを取得した場合に、各商材データと当該各商材データに対応する商材の属性とを対応づけて管理する管理手段を有する請求項6乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記第2取得手段は、前記下位商材の前記商材データを前記上位商材に送信し、前記上位商材から当該上位商材および当該下位商材各々の当該商材データを外部に送信する請求項6乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項11に記載の発明は、第1商材が導入された顧客に対して、第2商材の導入を提案する条件に関するデータである条件データを取得するステップと、前記条件データに従って、前記顧客に導入された前記第1商材から当該第1商材に関するデータである商材データを取得するステップとを備える情報処理方法である。
請求項12に記載の発明は、第1商材が導入された顧客に対して第2商材の導入を提案する条件に関するデータである条件データを取得する機能と、前記条件データに従って、前記顧客に導入された前記第1商材から当該第1商材に関するデータである商材データを取得する機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、既に導入された商材に関する全てのデータを取得する場合と比較して、取得するデータの量を抑制しながら、既に導入された商材に関するデータに従って顧客に他の商材を提案可能となる。
請求項2の発明によれば、取得するデータの量が抑制される。
請求項3の発明によれば、取得するデータの量が抑制される。
請求項4の発明によれば、商材の提案につながらないデータの取得が抑制される。
請求項5の発明によれば、商材データの取りこぼしが抑制される。
請求項6の発明によれば、取得するデータの量が抑制される。
請求項7の発明によれば、取得するデータの量が抑制される。
請求項8の発明によれば、設定を行う者の意図しない態様での商材データの取得が抑制される。
請求項9の発明によれば、事後的に商材データを確認することができる。
請求項10の発明によれば、例えば商材データの重複排除などの機能拡張が容易となる。
請求項11の発明によれば、既に導入された商材に関する全てのデータを取得する場合と比較して、取得するデータの量を抑制しながら、既に導入された商材に関するデータに従って顧客に他の商材を提案可能となる。
請求項12の発明によれば、既に導入された商材に関する全てのデータを取得する場合と比較して、取得するデータの量を抑制しながら、既に導入された商材に関するデータに従って顧客に他の商材を提案可能となる。
本実施の形態が適用される業務改善システムの概略構成図である。 業務改善システムの処理動作を示す第1のシーケンス図である。 業務改善システムの処理動作を示す第2のシーケンス図である。 業務改善システムの処理動作を示す第3のシーケンス図である。 業務改善システムの処理動作を示す第4のシーケンス図である。 商材提案サーバのハードウェア構成を示す図である。 商材提案サーバの機能構成を示す図である。 (a)は顧客情報管理部が管理する顧客情報リストを示し、(b)は商材情報管理部が管理する商材情報リストを示す。 商材連鎖リスト作成部が管理する商材連鎖リストを示す図である。 商材提案サーバの処理動作例を示したフローチャートである。 商材提案部の商材提案処理を示したフローチャートである。 効果レポートを示す図である。 商材提案部による効果レポート処理を示すフローチャートである。 アンケートを示す図である。 商材提案画像を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成例を示した図である。 画像処理装置の機能構成を示す図である。 プラグイン管理部の機能構成を示す図である。 (a)は判断値の算出例を示す図であり、(b)は重みづけポイントの例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<業務改善システム1>
図1は、本実施の形態が適用される業務改善システム1の概略構成図である。
業務改善システム1は、顧客端末10と、画像処理装置20と、クラウドサーバ30と、商材提案サーバ40と、商材配信サーバ50と、営業端末60と、ファイアーウォール70とを有する。クラウドサーバ30と、商材提案サーバ40と、商材配信サーバ50と、営業端末60と、ファイアーウォール70とは、ネットワーク80を介して接続されている。また、顧客端末10と、画像処理装置20とは、ファイアーウォール70を介して、ネットワーク80と接続されている。
ここで、顧客端末10と、画像処理装置20と、ファイアーウォール70とは、顧客利用環境90を構成する。この顧客利用環境90は、業務改善システム1によって提供されるサービスと連携可能な機器が利用される環境である。図示の顧客利用環境90は、業務改善システム1が提供するサービスの利用者におけるシステム環境である。
また、以下の説明においては、業務改善システム1が提供するサービスの利用者を顧客ということがある。顧客は、特定の人物や組織に限定されるものではなく、例えば事業を行う個人や企業などを含む。また、以下の説明においては、業務改善システム1の販売や、業務改善システム1を介してサービスの提供を行う組織や人物などを、提供者ということがある。また、顧客に対して、業務改善システム1に関する提案などの営業活動を行う組織や人物のことを、営業担当者ということがある。なお、以下では提供者と営業担当者とを異なる人物として説明するが、同一の人物あるいは同一の組織であってもよい。また、提供者が組織である場合に、営業担当者がその組織の一員であってもよい。すなわち、営業担当者が提供者の一部であってもよい。
また、顧客端末10、画像処理装置20、およびクラウドサーバ30においては、機能向上などのため、商材の追加が可能である。商材とは、提供者によって顧客に提供されるものである。この商材は、顧客の業務で用いられ、顧客の課題を解決できるものとして捉えることができる。付言すると、商材は、顧客による使われ方のデータを取得可能なものとして捉えることができる。具体的な商材の例としては、例えば業務改善システム1において用いられる装置やソフトウェアなどがある。商材は、例えば顧客端末10、画像処理装置20、あるいは顧客端末10および画像処理装置20に接続される装置(例えば、画像読取装置など)である。また、商材は、例えば顧客端末10、画像処理装置20、およびクラウドサーバ30に搭載されるソフトウェアを含む。このソフトウェアとしては、文書管理や文書共有などを行うソフトウェアや、ソフトウェアに機能を追加するプログラムである所謂プラグインなどである。なお、このソフトウェアは、スマートフォンなどに搭載されるスマホアプリや、電子書籍や動画などのコンテンツなどを含んでもよい。
以下では、業務改善システム1の構成部材の各々について説明しながら、各構成部材と商材との関係について説明をする。
顧客端末10は、画像処理装置20などと通信可能なコンピュータ装置により構成される。図示の例の顧客端末10は、顧客が操作するパーソナルコンピュータ(Personal Computer,PC)である。なお、図示の顧客端末10はデスクトップ型のコンピュータであるが、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、あるいはノート型コンピュータなどの所謂モバイル端末であってもよい。この顧客端末10は、商材のインストールあるいは接続を行い、商材を稼働させることが可能である。
画像処理装置20は、用紙への画像形成機能の他、原稿の画像を読み取るスキャン機能、ファクシミリ(FAX)送信を行うFAX通信機能を有する所謂複合機(Multifunction Peripheral、MFP)である。この画像処理装置20は、商材のインストールあるいは接続を行い、商材を稼働させることが可能である。
クラウドサーバ30は、画像処理装置20などからネットワーク80を介して送信されたデータを記憶するとともに、顧客端末10などからアクセスがあったときは記憶したデータなどを送信する機能を備えている。このクラウドサーバ30は、商材のインストールあるいは接続を行い、商材の機能を顧客端末10および画像処理装置20などに提供することが可能である。
商材提案サーバ40は、画像処理装置20や各商材が採取したデータを受信し、顧客に商材の提案などを実行する(詳細は後述)。
商材配信サーバ50は、顧客が購入する商材がソフトウェアである場合に、ネットワーク80を介して画像処理装置20などに商材を配信する。
営業端末60は、商材提案サーバ40などと通信可能なコンピュータ装置などにより構成される。図示の例の営業端末60は、営業担当者が操作するパーソナルコンピュータである。なお、図示の顧客端末10はノート型コンピュータであるが、特に限定されるものではなく、他の形態のコンピュータあってもよい。この営業端末60が商材提案サーバ40などから受信するデータに基づき、営業担当者は顧客に対する営業活動を行うことが可能である。
ファイアーウォール70は、外部からの不正なアクセスや侵入を防止する。図示のファイアーウォール70は、専用のハードウェア(ファイアウォールサーバ)として構成されているが、ソフトウェアとして、顧客端末10や画像処理装置20などに組み込まれてもよい。
ネットワーク80は、装置間のデータ交換に用いられる通信ネットワークである。図示のネットワーク80は、インターネットにより構成されるが、特に限定されるものではなく、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)であってもよい。また、ネットワーク80の通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用してもよい。
<商材の提案>
ところで、近年、IoT(Internet Of Things)やビッグデータ、AI(Artificial Intelligence)を活用した業務の効率化が進んでいる。しかしながら、これらを活用した業務の効率化を実際に進めようとしても、顧客ごとに課題が異なるため、汎用の商材を購入しても、業務の効率化が図れないことがある。
この場合、例えば顧客の業務における入出力のデータを収集し、収集したデータの分析をすることで、課題を見つけ対応策を決定することができる。そして、このようなデータの収集や分析は、例えばエンジニアやコンサルタントなど専門知識を持った担当者によって行われる。しかしながら、例えば資源が限られた中小企業では、エンジニアなどの特別の担当者を雇用することが難しい。また、顧客が属する業種において売れ筋の商材を購入することによって、業務の効率化を図る方策もあるが、その商材が顧客の業務上の解題と対応せず、投資したコストに見合う効率化が達成できないことがある。そこで、データの収集や分析のための特別の担当者を有していない場合でも、コストを抑制しながら、商材を組み合わせて、その企業の業務の課題を解決可能なシステムを構築することが求められている。
本実施の形態における業務改善システム1においては、既に顧客に導入された商材が処理するデータから、次の商材を提案する条件である提案条件を満たすか否かを判断して、提案条件を満たす場合には当該次の商材を提案する。このことにより、商材を組み合わせながら顧客の業務の課題を解決可能なシステムを構築し得る。
付言すると、本実施の形態における業務改善システム1においては、顧客に導入した商材が、その商材による処理状況のデータを収集することで、顧客の業務における課題を連鎖的に見つけ、課題の解決に適した商材を連鎖的に提案しかつ提供し得る。さらに説明をすると、顧客の業務における課題に応じて、複数の商材を順に提案する。このことにより、単一の商材では解決できない業務の課題を広く解決し得る。付言すると、最適な順番で最適な商材を提供し得る。
なお、図示の業務改善システム1においては、商材連鎖リストを用いて商材を連鎖的に提案する。詳細は後述するが、商材連鎖リストは、ある商材から次の商材へと連なった、顧客に提案する商材の候補リストである。付言すると、商材連鎖リストは、既に顧客に導入された商材(導入済商材)が採取する採取データ(この、商材が採取する採取データのことが商材データの一例である)にしたがって、その顧客に対して新たに導入することを提案する商材(提案商材)を示すものである。また、顧客に商材を導入するとは、顧客がその商材を動作させることが可能な状態となることをいう。
<業務改善システム1の処理動作>
図2は、業務改善システム1の処理動作を示す第1のシーケンス図である。
図3は、業務改善システム1の処理動作を示す第2のシーケンス図である。
図4は、業務改善システム1の処理動作を示す第3のシーケンス図である。
図5は、業務改善システム1の処理動作を示す第4のシーケンス図である。
次に、図1乃至図5を参照しながら、本実施の形態における業務改善システム1の処理動作について説明をする。なお、図2乃至図5は、明瞭化のため複数の図面に分けられているが、図2乃至図5の順に連続して実行される一連の処理動作を示す。
また、以下の説明の前提条件として、提供者が提供する商材は顧客に導入されていない、すなわち導入済商材が顧客側に存在しないものとする。具体的には、顧客利用環境90において提供者以外から購入した顧客端末10は設けられているが、画像処理装置20は設けられていないものとする。また、顧客端末10およびクラウドサーバ30に提供者が顧客に提供する商材は組み込まれていないものとする。
付言すると、以下の業務改善システム1の処理動作は、概略として、まず画像処理装置20が商材として顧客に導入された後、商材Aおよび商材Eが導入され、さらに商材B、商材Dが順に導入される。
以下、業務改善システム1の処理動作を具体的に説明する。
まず、図2に示すように、営業担当者によって操作される営業端末60が、商材に関する情報である商材情報を商材提案サーバ40に登録する。ここで、商材情報は、商材の価格、商材の種別(例えば、顧客端末10用、画像処理装置20用、クラウドサーバ30用など)、商材が採取可能なデータ、商材の導入判断に使うデータ(判断データ)や判断条件などを含む。営業端末60によって新たな商材情報が提供されると、商材提案サーバ40は商材連鎖リスト(後述)を生成(構築)する。
次に、営業担当者によって操作される営業端末60が、顧客の情報である顧客情報(顧客の業種や業務に関する情報)を商材提案サーバ40に登録する。そして、商材提案サーバ40が、登録された顧客の顧客情報から、顧客に提案すべき商材があるか判断する。図示の例においては商材が顧客に導入されていないことから、商材提案サーバ40は提案すべき商材があるか判断の判断をせず、アンケート(後述)を作成し、顧客端末10に送信する。
次に、顧客が操作することにより、アンケートの回答が顧客端末10から商材提案サーバ40に送信される。そして、アンケートの回答を受信した商材提案サーバ40は、アンケートの回答を解析する。そして、商材提案サーバ40は、回答の解析結果に基づいて、顧客に対して最初の商材(起点商材)を抽出し提案する。ここでは、起点商材として画像処理装置20が提案され、顧客において画像処理装置20が設置されるものとする。
なお、起点商材は、導入済商材が無い状態で商材提案サーバ40から提案される。したがって、導入済商材が採取したデータに基づいて、起点商材の提案を行うことはできない。そこで、図示の例における起点商材は、アンケートの回答に従って、提案の判断が可能な商材から決定される。すなわち、導入済商材が採取したデータ以外のデータに基づいて、起点商材は決定される。なお、営業担当者が過去の営業活動で顧客に販売した商材があれば、それを起点商材としてもよい。
また、図2においては、商材情報の登録および顧客情報の登録が、営業担当者が営業端末60を操作することによって実行されることを説明したが、これに限定されない。例えば、提供者が商材提案サーバ40を操作することなどによって実行されてもよい。
また、商材提案サーバ40が顧客端末10に送信するアンケートは、顧客端末10とともに、あるいは顧客端末10に替えて、営業端末60に送付されてもよい。このことにより、顧客からのアンケートに対する回答が得られない場合や回答が不十分な場合に、営業担当者が顧客に連絡をするなどの対応が可能となる。さらに説明をすると、営業担当者が、顧客からアンケートの回答を得てもよい。そして、営業担当者が、営業端末60などを介して商材提案サーバ40にアンケートの回答を送信してもよい。
次に、図3を参照しながら業務改善システム1の後続の処理動作について説明をする。
なお、上記図2を参照しながら説明をしたように、ここでは起点商材である画像処理装置20が設置されているものとする。
まず、顧客利用環境90に設置された画像処理装置20が稼働を開始すると、画像処理装置20は、予め定めたタイミング(例えば定期的)でデータを採取し、採取したデータを商材提案サーバ40に送信(アップロード)する。
次に、商材提案サーバ40は、受信した採取データを分析し、効果レポートを作成する。詳細は後述するが、効果レポートは、商材を購入した顧客が期待した結果が出ているかを判断するためのレポートである。商材提案サーバ40が生成した効果レポートは、顧客端末10および営業端末60に送信される。この効果レポートにより、例えば商材が画像処理装置20であれば、コピー数やスキャン数と画像処理装置20のスピードレンジが一致していることなどが顧客に提示される。
また、商材提案サーバ40は、採取されたデータを商材連鎖リストの判断条件と比較して、次に提案すべき商材があるか判断する。さらに説明をすると、商材提案サーバ40は、提案商材を抽出して顧客に提案する。ここでは、商材提案サーバ40によって商材Aおよび商材Eが提案される。なお、提案商材の提案は、提案商材に関する情報(例えば、提案商材のWEBページを示すURL)などを記載したメールを、顧客端末10に送信することなどにより実行される。また、このメールは、営業端末60にも送信される。営業担当者は、このメールなどをもとに、顧客に対する営業活動を行う。具体的には、営業担当者は、提案商材を顧客に説明し、購入の後押しをすることができる。
次に、提案を受けた顧客が商材Aおよび商材Eの購入を決定すると、顧客によって操作される顧客端末10から商材提案サーバ40に対して購入指示が送信される。このとき、購入指示は、営業端末60にも送信される。なお、商材の購入指示は、上記提案商材を提案したメールに記載されたWEBページのURLへのアクセス、もしくは、画像処理装置20のUI25(後述する図16参照)での操作、あるいは、顧客の購入の確認を取った営業担当者からの営業端末60を介した指示などにより判断される。
次に、購入指示を受信した商材提案サーバ40は、商材配信サーバ50に対して、商材Aおよび商材Eの配信要求を送信し、商材配信サーバ50が商材Aおよび商材Eを送信する。図示の例においては、商材Aは、顧客端末10用のソフトウェアであるので、顧客端末10に送信され顧客端末10にインストールされる。また、商材Eは画像処理装置20で動作する機能拡張のプラグインであるので、画像処理装置20に送信およびインストールがなされる。
次に、配信およびインストールされた商材Aおよび商材Eは、それぞれ顧客端末10および画像処理装置20で稼働を開始する。そして、商材Aおよび商材Eは、予め定めたタイミングでデータを採取し、採取したデータを商材提案サーバ40に送信する。
次に、図4を参照しながら業務改善システム1の後続の処理動作について説明をする。
商材提案サーバ40は、商材Aおよび商材Eから受信した採取データを分析する。また、商材提案サーバ40は、商材Aおよび商材Eについて効果レポートを生成し、顧客端末10および営業端末60に送信する。そして、商材提案サーバ40は、提案商材を抽出して、顧客端末10および営業端末60に送信する。ここでは、商材提案サーバ40によって商材Bが提案される。
次に、顧客が商材Bの購入を決定すると、顧客端末10から商材提案サーバ40および営業端末60に対して購入指示が送信される。また、購入指示を受信した商材提案サーバ40は、商材配信サーバ50に商材Bの配信要求を送信し、商材配信サーバ50が商材Bを送信する。ここで、商材Bは、クラウドサーバ30によってクラウドサービスとして提供される機能である。そこで、商材提案サーバ40は、ソフトウェアではなく、顧客の設定ファイルをクラウドサーバ30に送信する。この設定ファイルによって、クラウドサーバ30における顧客の設定がなされることで、顧客に対する商材Bのサービスの提供が開始される。すなわち、商材Bが稼働する。
次に、サービスが開始された商材Bは、クラウドサーバ30上で、商材のデータを予め定めたタイミングで採取し、採取したデータを商材提案サーバ40に送信する。また、商材提案サーバ40は、商材Bから受信した採取データを分析し、商材Bの効果レポートを生成し、顧客端末10および営業端末60に送信する。
次に、図5を参照しながら業務改善システム1の後続の処理動作について説明をする。
商材提案サーバ40は、商材Bによって採取された採取データから、次に提案すべき商材があるか判断する。ここで、商材Bの次に提案され得る商材として、商材Cおよび商材Dがあるものの、採取データがこれらの商材を提供する条件を満たしていないものとする。図示の例においては、商材提案サーバ40は、提案され得る商材である商材Cおよび商材Dのうち、商材Dを提案する判断のために追加の情報を取得するための処理を行う。具体的には、アンケートを作成し顧客端末10へ送信する。
次に、顧客が操作することにより顧客端末10からアンケートの回答があると、商材提案サーバ40はアンケートの回答を解析する。また、商材提案サーバ40は、アンケートに基づいて提案商材を抽出する。ここで、顧客端末10から受信したアンケートの回答から、商材Dの条件を満足した場合には、商材提案サーバ40によって商材Dが提案される。
次に、顧客が商材Dの購入を決定すると、顧客端末10から商材提案サーバ40および営業端末60に対して購入指示が送信される。また、購入指示を受信した商材提案サーバ40は、商材配信サーバ50に商材Dの配信要求を送信し、商材配信サーバ50が商材Dを送信する。ここで、商材Dは、クラウドサーバ30によってクラウドサービスとして提供される機能であるので、商材提案サーバ40は顧客の設定ファイルをクラウドサーバ30に送信する。この設定ファイルによって、クラウドサーバ30における顧客の設定がなされることにより、商材Dのサービスの提供が開始される。すなわち、商材Dが稼働する。
次に、サービスが開始された商材Dは、クラウドサーバ30上で商材Dのデータを予め定めたタイミングで採取し、商材提案サーバ40に送信する。また、商材提案サーバ40は、商材Dから受信した採取データを分析し、商材Dについての効果レポートを生成し、顧客端末10および営業端末60に送信する。また、商材提案サーバ40は、商材Dによって採取された採取データから、次に提案すべき商材があるか判断する。ここでは、商材連鎖リストにおける商材Dの後に提案すべき商材がないので、商材提案サーバ40は商材の提案処理動作を終了する。
<商材提案サーバ40のハードウェア構成>
図6は、商材提案サーバ40のハードウェア構成を示す図である。
次に、図6を参照しながら、商材提案サーバ40のハードウェア構成について説明をする。
図6に示すように、商材提案サーバ40は、CPU41と、RAM(Random Access Memory)42と、ROM(Read Only Memory)43と、HDD(Hard Disk Drive)44と、通信インターフェイス(通信I/F)45とを備える。
CPU41は、ROM43などに記憶された各種プログラムをRAM42にロードして実行することにより、商材提案サーバ40の各機能を実現する。
RAM42は、CPU41の作業用メモリなどとして用いられるメモリである。
ROM43は、CPU41が実行する各種プログラムなどを記憶するメモリである。
HDD44は、CPU41が実行する各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データなどを記憶する記憶領域である。
通信I/F45は、ネットワーク80を介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
<商材提案サーバ40の機能構成>
図7は、商材提案サーバ40の機能構成を示す図である。
図8(a)は顧客情報管理部411が管理する顧客情報リストを示し、(b)は商材情報管理部413が管理する商材情報リストを示す。
図9は、商材連鎖リスト作成部415が管理する商材連鎖リストを示す図である。
次に、図7乃至図9を参照しながら、商材提案サーバ40の機能構成を説明する。
図7に示すように、商材提案サーバ40は、顧客情報管理部411と、商材情報管理部413と、商材連鎖リスト作成部415と、採取データ収集部417と、商材提案部421と、採取データ制御部423と、商材配信指示部425とを備える。以下、商材提案サーバ40を構成する各々の機能構成について説明をする。
<顧客情報管理部411>
顧客情報管理部411は、顧客情報を管理する。この顧客情報は、営業担当者や提供者などによって入力される。図示の顧客情報管理部411は、図8(a)に示すような顧客情報リストによって、顧客情報を管理する。図8(a)に示す顧客情報リストは、顧客の識別情報である顧客ID、顧客の業種、および、当該顧客が購入した商材である購入商材などが紐づけられて管理されたものである。例えば、図8(a)における「顧客ID」が「顧客01」で識別される顧客は、「業種」が「製造業」であり、過去に「MFP」および「商材A」をこの順で購入している。
<商材情報管理部413>
商材情報管理部413は、商材情報を管理する。この商材情報は、営業担当者や提供者などによって入力される。図示の商材情報管理部413は、図8(b)に示すような商材情報リストによって、商材情報を管理する。
以下、図8(b)を参照しながら、商材情報リストについて詳細に説明をする。
図8(b)に示すように、商材情報リストは、「商材」、当該商材が採取するデータである「採取データ」、当該商材を提案する場合の判断に利用する「判断データ」と「判断条件」、および当該商材を導入するための前提条件である「導入条件」の各項目が紐づけられて管理されたものである。
以下、商材情報リストの各項目について説明をする。
まず、図示の例においては、「商材」として、図では「MFP」である「画像処理装置20」と、文書管理を行うソフトウェアである「商材A」と、文書共有を行うソフトウェアである「商材B」と、旅費精算を行うソフトウェアである「商材C」と、名刺管理をするソフトウェアである「商材D」と、簡易スキャンを行うソフトウェアである「商材E」とが含まれる。
「採取データ」は、各商材によって採取されるデータである。すなわち採取データは、当該商材が顧客に導入された後に、導入された商材自身が採取する商材の動作に関するデータである。ここで、採取データは、各商材におけるいずれの機能が利用されたかを示すデータである。
例えば、「商材」が「画像処理装置20」である場合においては、採取データとして「JobLog」と「文書別カウント(紙)」とが採取される。ここで、「JobLog」は顧客が画像処理装置20で実行したジョブの履歴(JobLog、ジョブログ)であり、コピー/プリント/スキャン/ファクス送受信の実行日時やジョブ数などが取得される。「文書別カウント(紙)」は、画像処理装置20で紙の媒体を用いてスキャンなどを実行した文書の種別ごとのカウントである。この「文書別カウント」は、実行した文書の内容を解析することで分類される。例えば、文書内のOCR(Optical Character Recognition)の結果をもとに、請求書やファクス送付状といった、文書の種別を判断し、各種別の文書のカウントを採取する。
また、「商材」が「商材A」である場合においては、採取データとして「変換文書数」と「配布文書数(Email)」と、「文書別カウント(電子)」とが採取される。「変換文書数」は、商材Aにより電子フォーマットに変換した文書の数である。「配布文書数(Email)」は、商材Aにより電子メールで送付した文書の数である。「文書別カウント(電子)」は、商材Aにより電子データとして処理した文書の種別ごとのカウントである。
また、「商材」が「商材B」である場合においては、採取データとして「文書別カウント(電子)」と、「重複文書数」と、「文書アクセス数」とが採取される。「文書別カウント(電子)」は、商材Bによりクラウドサーバ30に格納された文書の種別ごとのカウントである。また、「重複文書数」は、商材Bにより同一の文書が重複してクラウドサーバ30に格納された文書数である。また、「文書アクセス数」は、商材Bによりクラウドサーバ30に格納された各文書へのアクセス数である。
また、「商材」が「商材C」である場合においては、採取データとして「精算処理時間」が採取される。「精算処理時間」は、商材Cにより実行された旅費精算に要した時間である。
また、「商材」が「商材D」である場合においては、採取データとして「文書別カウント(電子:名刺)」が採取される。「文書別カウント(電子:名刺)」は、商材Dにより電子媒体を用いてスキャンを実行した名刺のカウントである。
また、「商材」が「商材E」である場合においては、採取データとして「文書別カウント(紙:簡易スキャン)」が採取される。「文書別カウント(紙:簡易スキャン)」は、商材Eにより、画像処理装置20で紙の媒体を用いてスキャンを実行した文書の種別ごとのカウントである。
さて、図8(b)に示す商材情報リストにおける「判断データ」は、各商材の導入を顧客に提案するか否かを判断するデータの種別である。すなわち、判断データは、各商材を顧客に導入する前に、その商材の導入を提案するためのデータの種別である。
また、「判断条件」は、各商材の導入を顧客に提案するか否かを判断する条件である。すなわち、判断条件は、各商材を顧客に導入する前に、その商材の導入を提案するための条件である。
ここで、「判断データ」と「判断条件」とは組(セット)となっている。また、複数の組の何れかが満足されれば、顧客に提案する条件が満足されたと判断される(OR条件)。また、満足する条件の数が多いほど、提案を実行すべき強度が高いことを示す。
また、図示の例においては、「判断データ」として、「アンケート」や「JobLog」などがある。「アンケート」は、顧客端末10から送信されるアンケートの回答によって、商材の導入を顧客に提案するか否かが判断されることを示す。また、「JobLog」は、顧客が例えば商材Aで実行したジョブの履歴によって、商材の導入を顧客に提案するか否かが判断されることを示す。
また、「判断データ」としては、原則として、「JobLog」などのように商材が採取したデータが用いられる。しかしながら、商材の導入を提案するか否かを決定するにはデータが不十分である場合など、予め定めた条件を満足する場合には、アンケートの回答など、商材が採取したデータ以外のデータが例外的に用いられる。例えば、商材Aの「判断データ」/「判断条件」のうち「JobLog」および「文書別カウント」の条件を満足しない場合には、アンケートの判断結果で判断する必要があり、商材提案サーバ40が顧客端末10にアンケートを送付する。なお、図8(b)においては、商材が採取したデータ以外のデータとして、アンケートが用いられることを「(アンケート)」として括弧を付して表示している。
また、例えば「商材A」における「採取データ」は、「変換文書数」、「配布文書数(Email)」、および「文書別カウント(電子)」である。一方で、「商材B」における「判断データ」は、「JobLog」、「変換文書数」、および「配布文書数(Email)」である。したがって、「商材A」が動作することにより採取される「採取データ」の「変換文書数」および「配布文書数(Email)」が、「商材B」における「変換文書数」および「配布文書数(Email)」の「判断条件」を満足すると、「商材B」が提案商材と判断される。図示の例においては、「変換文書数」が200以上である場合(文書数>=200)や、「配布文書数(Email)」が20以上である場合(文書数>=20)に、「商材B」が提案商材と判断される。
また、「商材D」は、「判断データ」として「文書別カウント」を含む。したがって、「商材A」の「採取データ」である「文書別カウント(電子)」が、「商材D」における「文書別カウント」の「判断条件」を満足すると、「商材D」が提案商材と判断される。図示の例においては、「文書別カウント」として名刺が100以上である場合(名刺>=100)に、「商材D」が提案商材と判断される。
また、図8(b)に示す商材情報リストにおける「導入条件」は、各商材を顧客に導入するための条件(要件)である。すなわち、「導入条件」は、各商材の導入のために予め導入されていることが必要な機器やソフトウェアなどである。ここで、図示の「導入条件」における「NA」は導入のための条件がないことを示し、「PC」は予めコンピュータが導入されていることが条件であることを示し、「商材B」は予め「商材B」が導入されていることが条件であることを示す。さらに説明をすると、例えば「商材D」の「導入条件」は「商材B」である。したがって、「商材D」は、「商材B」の導入後でないと提案商材とならない。なお、導入条件に基づいて、商材を提案することにより、提案商材を導入後に提案商材が迅速に稼働し得る。
また、図示の例においては、商材の「導入条件」が満足され、かつ「判断条件」のどれか一つが満足されれば、当該商材は提案可能と判断する。つまり、導入済商材の「採取データ」によって「判断条件」を満たしているかを判断することに加え、「導入条件」を満たしているかもあわせて判断し、どちらも満たしている場合は当該商材を提案可能と判断する。なお、商材の「導入条件」が満足され、かつ複数の「判断条件」が満足されることにより、当該商材は提案可能と判断してもよい。
<商材連鎖リスト作成部415>
図7に示す商材連鎖リスト作成部415は、商材連鎖リストの作成および管理をする。さらに説明をすると、商材連鎖リスト作成部415は、商材情報管理部413が管理する商材情報の採取データ、判断データ、判断条件、および導入条件から、商材連鎖リストを作成する。
以下、図7乃至図9を参照しながら、商材連鎖リストについて詳細に説明をする。
図9に示すように、商材連鎖リストは、前の商材(導入済商材)で採取したデータから次に提案するべき商材(提案商材)の連鎖を指名する。この商材連鎖リストの最初は、リストの出発点となる商材(起点商材)であり、図示の例においては、画像処理装置20である。
商材の連鎖には、1つまたは複数のパスが存在する。例えば、起点商材である「画像処理装置20」の採取データからは、「商材A」および「商材E」の各々を提案する複数のパスが存在する。具体的には、「画像処理装置20」の「JobLog」を採取データとして、「商材A」および「商材E」を提案するパス(パスP11およびパスP12参照)が存在する。また、画像処理装置20の「文書別カウント」を採取データとして、「商材A」および「商材E」を提案するパスが存在する(パスP13およびパスP14参照)。
また、「商材A」の採取データからは、「商材B」、「商材C」、および「商材D」の各々を提案するパスが存在する。具体的には、「商材A」の「変換文書数」を採取データとして「商材B」を提案するパス(パスP21参照)が存在する。また、「商材A」の「配布文書数(Email)」を採取データとして「商材B」を提案するパス(パスP22参照)が存在する。また、「商材A」の「文書別カウント」を採取データとして「商材C」および「商材D」を提案するパス(パスP23、パスP24参照)が存在する。
また、「商材B」の採取データからは、「商材C」および「商材D」を提案するパスが存在する。具体的には、「商材B」の「文書別カウント」を採取データとして「商材C」および「商材D」を提案するパス(パスP31、パスP32参照)が存在する。
また、図示の例においては、「商材C」、「商材D」、および「商材E」の後ろには提案すべき商材がなく、リストの終端となる。
なお、起点商材の提案には、商材連鎖リストの商材の採取データが使えないため、アンケートへの顧客の回答や、あるいは営業担当者の営業活動で得られた情報から、起点商材を決定してもよい。
また、新しい商材が商材情報管理部413に登録された場合、または、商材情報管理部413に登録されている商材のバージョンアップやターミネートが行われた場合などにおいて、採取データや、判断データ/判断条件、あるいは導入条件などが更新されると、商材連鎖リスト作成部415は商材連鎖リストの再構築を行う。言い替えると、商材情報管理部413は、商材連鎖リストを自動的に更新しながら、商材連鎖リストに従った順番で商材を選択し提案する。
付言すると、上記のような商材連鎖リストを用いることにより、複数ある商材から、顧客の業務上の課題を解決する商材を判別することが可能となる。さらに説明をすると、顧客における導入済商材の利用態様から、顧客の業務上の課題を把握し、把握された課題を解決する商材を顧客に提案することが可能となる。ここで、商材情報管理部413に新たな商材が登録されると、商材連鎖リストが再構築される。この再構築された商材連鎖リストによれば、再構築前には提案商材とされていなかった商材が、新たに提案商材として特定され得る。このことにより、顧客の業務上の課題を解決可能な商材をより多く提案し得る。
また、商材連鎖リストを用いることにより、次に提案するべき商材(提案商材)の判断データに応じて、前の商材(導入済商材)で採取するデータの種別が変化する。例えば、導入済商材によって複数のデータを採取することが可能な場合において、導入済商材によって採取可能な複数のデータのうち、提案商材の判断データに合致するデータのみ採取する。さらに説明をすると、例えば商材Aが導入済み商材であり、商材Bが提案商材である場合、商材Aで採可能な「変換文書数」、「配布文書数(Email)」、「文書別カウント」のうち、商材Bの判断データである「変換文書数」および「配布文書数(Email)」は採取されるが、「文書別カウント」は採取されない。このことにより、商材Aが採取する採取データのデータ量が抑制される。
<採取データ収集部417>
図7に示す採取データ収集部417は、導入済商材の各々が採取した採取データを収集する。例えば、「画像処理装置20」から「採取データ」である「JobLog」や「文書別カウント(紙)」を収集する。ここで、「画像処理装置20」からの「採取データ」としては、例えば、FAX受信ジョブ=150、Scanジョブ=150、文書別カウントでカウントされた文書数=15などのデータが収集される。
<商材提案部421>
図7に示す商材提案部421は、採取データ収集部417によって収集されたデータを分析し、商材連鎖リストの判断条件および導入条件から提案商材を決定し、顧客に提案する。例えば、「画像処理装置20」からの「採取データ」である「JobLog」や「文書別カウント」が、商材Aや商材Eの判断条件を満たす(例えば、FAX受信ジョブ=150、Scanジョブ=150、文書別カウントでカウントされた文書数=15)と判断されると、「商材A」および「商材E」が提案される。
また、「商材A」からの「採取データ」である「変換文書数」、「配布文書数(Email)」、「文書別カウント(紙)」が、「商材B」の提案判断条件を満たす(例えば、変換文書数=240、配布文書数=20)と判断されると、「商材B」が提案される。ここで、「商材A」を導入した後に、「画像処理装置20」からの「採取データ」である「文書別カウント」で「商材D」の判断条件を満たす(例えば、名刺=120)と判断されると、「商材D」が提案候補となり得る。しかしながら、図8(b)に示すように、「商材D」は、「商材B」が導入条件となるので、「商材B」の導入後でないと提案できない。
上記の説明のように、本実施の形態においては、商材連鎖リストによって、導入済商材の利用回数のみに基づき提案商材を決定するものではなく、導入商材におけるいずれの機能が利用されたか、およびその機能の使用態様に関するデータを用いながら、提案商材を決定する。また、商材連鎖リストは、商材ごとに個別に定められた判断条件を有し、その判断条件が満たされた場合に提案商材が決定される。
さて、本実施の形態とは異なる例として、提案する商材を決定する際に、顧客の同業他社の利用ランキングを用いる態様が採用され得る。すなわち、同業他社による利用回数が多い商材を顧客に提案する態様である。しかしながら、例えば新しい商材が市場に導入されると、最初は、実際の現場でその商材を利用するユーザが存在しないため、利用回数が0となり、利用ランキングも下位となる。また、利用ランキングが上位となるまでには、例え市場での評価が高い商材でも時間を要する。一方で、本実施の形態においては、その商材の属性および顧客における導入済商材の利用態様(導入済商材の操作履歴)などにより、提案商材が決定されるので、商材が市場に導入されるタイミングとは関係なく商材を提案し得る。
<採取データ制御部423>
図7に示す採取データ制御部423は、複数の商材が稼働する場合に採取データの重複を判断し、重複する採取データの採取の停止や再開を商材に指示する。ここで、導入済商材が採取する採取データが重複、または類似している場合に、商材間で収集する重複/類似データの集約を行うことで、データの採取に関わるセキュリティリスクやデータ採取のための負荷を軽減可能となる。
<商材配信指示部425>
図7に示す商材配信指示部425は、顧客が商材の購入を決定した場合に、商材配信サーバ50に商材の配信を指示する。
<商材提案サーバ40の処理動作例>
図10は、商材提案サーバ40の処理動作例を示したフローチャートである。
次に、図1、図7、および図10を参照しながら、商材提案サーバ40の処理動作例について説明をする。
まず、商材提案サーバ40における商材提案部421は、営業担当者が営業端末60を操作することなどにより、商材情報管理部413が管理する商材情報リストに新たな商材が追加(登録)された、あるいは商材情報リストに既に登録済みの商材のバージョンアップ登録により商材情報が更新されたかを判断する(S1001)。そして、商材情報が更新された場合(S1001でYES)、商材連鎖リスト作成部415は商材連鎖リストを構築する(S1002)。そして、商材提案部421は、顧客情報管理部411が管理する顧客情報リストに登録済みの顧客に対して、提案商材を提案する商材提案処理を実行する(S1003)。
<商材提案部421の商材提案処理>
図11は、商材提案部421の商材提案処理を示したフローチャートである。
次に、図1、図7、および図11を参照しながら、商材提案部421の商材提案処理の動作例について説明をする。
まず、商材提案部421は、導入済商材が採取した採取データが存在するか判断する(S1101)。採取データが存在する場合(S1101でYES)、商材提案部421は、採取データを商材連鎖リストの判断データ/判断条件、導入条件と比較し、提案商材が存在するかを判断する(S1102)。提案商材が存在する場合(S1102でYES)、商材提案部421は、提案商材の情報を顧客端末10に送信することにより、提案商材を顧客に提案する(S1103)。
次に、商材提案部421は、予め定めた期間内において顧客が操作する顧客端末10から商材の購入指示を受信したか判断する(S1104)。なお、予め定めた期間内において顧客端末10から商材の購入指示を受信しない場合(S1104でNO)、すなわち購入に至らなかった場合、他の提案商材がないかを判断する(S1102)。
顧客端末10から商材の購入指示を受信した場合(S1104でYES)、商材配信指示部425は、商材の提供指示を出力する(S1105)。ここで、提案商材がネットワーク80経由で配信可能なソフトウェアである場合には、商材配信指示部425は、商材配信サーバ50に対して提案商材の配信指示を出力する。また、提案商材が装置であるなど、提案商材をネットワーク80経由で配信できない場合には、商材配信指示部425は、商材の設置指示を出力する。この例においては、商材の発送を在庫システム(図示せず)に指示する。
次に、例えば顧客利用環境90の顧客端末10や画像処理装置20にソフトウェアである商材がインストールされるか、あるいは、顧客利用環境90に装置である商材が設置されるなどして、商材が稼動を開始すると、採取データ収集部417は、その商材から採取データを受信する(S1106)。そして、商材提案部421は、採取データ収集部417が採取データを受信したかを判断する(S1107)。そして、採取データ収集部417が採取データを受信したと判断した場合(S1107でYES)、商材提案部421は採取データの分析を行う(S1108)。そして、商材提案部421は、分析結果にしたがって効果レポート処理を実行する(S1109、後述)。
次に、採取データ制御部423が、複数の商材が導入されている場合に、それぞれの商材からの採取データに重複がないか確認する(S1110)。例えば、商材Aと商材Bとで、文書別カウントの値が同じであれば、商材Aの採取データは全て商材Bに出力されていることとなり、商材Aと商材Bとで文書別カウントが重複している状態である。この場合、商材Aでカウントする必要はないことを意味する。
次に、採取データ制御部423は、採取データに重複があるか否かを判断する(S1111)。採取データに重複があると判断した場合(S1111でYES)には、採取データ制御部423は、複数の商材のうちのいずれかの商材に対して、重複している採取データの採取を停止するように指示する(S1112)。そして、商材提案部421は採取データが存在するか判断する(S1101)。
ここで、採取データが存在しない場合(S1101でNO)、商材提案部421は、アンケート(後述)を作成し顧客端末10に送信する(S1113)。そして、商材提案部421は、アンケートの回答を受信したかを判断する(S1114)。アンケートの回答を受信したと判断した場合(S1114でYES)、商材提案部421は採取データが存在するか判断する(S1101)。
また、提案商材が存在しない場合(S1102でNO)には、商材提案部421は商材提案処理を終了する。また、採取データに重複がない場合(S1111でNO)、商材提案部421は採取データが存在するか判断する(S1101)。
<効果レポート>
図12は、効果レポートを示す図である。
次に、図12を参照しながら、効果レポートについて説明をする。
図12に示すように、効果レポートは、ある商材の提案に利用した、連鎖リストの前の商材の採取データの変化を、該当商材の導入前後で記述する。この効果レポートは、例えばUI25(後述する図16参照)に表示される。
図示の例においては、連鎖リストの前の商材はMFPすなわち画像処理装置20であり、該当商材は商材Aである。さらに説明をすると、図12に示す効果レポートにおいては、商材Aを導入することによる採取データの変化を表示する(表示画像R1参照)。図示の例においては、プリントコストの削減頁数(Page数)が表示される。また、図示の例においては、商材Aの採取データを表示し、商材Aの利用状況を表示する(表示画像R2参照)。
また、図示の効果レポートは、顧客が商材Aを導入したことの満足度、すなわち効果満足度を回答する回答欄を含む(表示画像R3参照)。図示の回答欄は、商材Aの導入効果の満足度調査として、顧客による評価1(満足度高)乃至評価5(満足度低)までの評価を受け付ける。この回答欄は、顧客がUI25を操作することによって、顧客からの回答を受け付けることができる。顧客が1乃至5までのいずれかの評価を入力すると、例えばHTMLメールとして送付される。入力した満足度は、商材提案サーバ40に送付され、その評価が営業担当者と提供者とに通知される。なお、アンケートは郵便によって回答されてもよい。この場合には、顧客が紙媒体に記載されたアンケートにおける効果満足度の評価記入欄をチェックして、例えば営業担当者に返送する。そして、営業担当者が、例えば記入された評価を商材提案サーバ40にスキャン入力することで文字認識され、効果満足度が入力される。
<効果レポート処理>
図13は、商材提案部421による効果レポート処理を示すフローチャートである。
次に、図13を参照しながら、効果レポート処理の動作例について説明をする。
まず、商材提案部421は、導入済商材(図示の例では画像処理装置20)の採取データを比較表示する(S1301)。また、商材提案部421は、対象商材(図示の例では商材A)の採取データを表示する(S1302)。ここでは、一例として、商材Aの導入前後での、画像処理装置20のジョブログの各ジョブ数の変化を比較表示し、用紙削減やコスト削減の効果金額を表示する。また、商材提案部421は、効果満足度の入力項目(図示の例では「1」乃至「5」)を表示する(S1303)。
次に、商材提案部421は、効果レポートを作成し画像処理装置20に送信する(S1304)。そして、商材提案部421は、画像処理装置20から効果満足度の回答を受信(S1305)すると、効果満足度の通知を営業端末60などに送信する(S1306)。営業端末60を介して効果満足度を確認した営業担当者は、例えば効果満足度に応じた営業活動を行うことができる。
なお、効果レポートは、画像処理装置20に加えて、あるいは画像処理装置20に替えて、顧客端末10および営業端末60に送信されてもよい。すなわち、効果レポートは、顧客および営業担当者に提示されてもよい。
<アンケート>
図14は、アンケートを示す図である。
次に、図14を参照しながら、商材提案サーバ40が顧客端末10に送信するアンケートについて説明をする。
図14に示すように、アンケートは例えば顧客端末10に表示される。図示の例においては、商材Dに関するアンケートに回答することを依頼する画像(表示画像Q1参照)が表示される。また、図示のアンケートは、顧客が商材Dに関する質問(アンケート項目)に対して回答する回答欄の画像(表示画像Q2参照)を含む。この回答欄は、顧客が顧客端末10を操作することによって、顧客からの回答を受け付けることができる。顧客が表示画像Q2に含まれる回答欄にチェックを入力すると、例えばHTMLメールとして商材提案サーバ40に送付される。
さて、対象とする顧客に商材が1つも導入されていない場合のアンケートは、以下のように作成される。すなわち、商材提案部421が、対象とする顧客に提案可能な商材における判断条件の項目をリストアップし、その項目にしたがって作成される。言い替えると、商材の判断条件に従って、アンケートが作成される。ここで、上記図8(b)に示す商材情報リストにおいては、各商材を導入する場合の「判断条件」として、1つの商材に対して複数の条件が存在する。そこで、アンケート項目としては、判断条件ごとにアンケート項目があってもよい。すなわち、1つの商材における判断条件の数と、その商材のアンケートに含まれるアンケート項目の数が一致してもよい。
また、アンケートは顧客端末10に対してメールなどにより送信されるが、営業端末60に送信された後、営業担当者経由で、メールまたは郵送によって顧客に送信されてもよい。また、アンケート自体ではなく、アンケートのWEBページを示すURLなどをメールで顧客端末10に送信してもよい。そして、このメール記載されたURLに顧客がアクセスすることで、アンケートに対する回答がなされてもよい。また、顧客から営業担当者が紙媒体または電子データで受け取ったアンケート結果(回答)をスキャンなどすることにより、顧客の回答を得てもよい。また、営業担当者が顧客から聞き取りなどにより得た情報を、営業担当者が入力することで、商材提案部421が顧客の回答を受信してもよい。
なお、上記の説明においては、顧客端末10にアンケートが表示されることを説明したがこれに限定されない。例えば営業端末60にアンケートに関する情報が表示されてもよいし、画像処理装置20など、他の装置にアンケートに関する情報が表示されてもよい。
<商材提案画像>
図15は、商材提案画像を示す図である。
次に、図15を参照しながら、商材提案サーバ40が営業端末60に出力させる商材提案画像について説明をする。
顧客に対する商材の提案は、その商材に関する情報が報知される態様であれば、上記のようにメールを顧客端末10などに送信するものに限定されない。例えば、図15に示すような画像を営業端末60に表示させてもよい。
ここで、図15に示す例においては、顧客に対し次に提案可能な商材を表示する画像(表示画像Q3参照)、商材を提案する理由を示す画像(表示画像Q4参照)、営業担当者が顧客に対するヒアリング時にするべき事項(to do)を表示させる指示画像(指示画像Q5参照)、例えば顧客が記入するチェックシートを含む提案書を出力(プリント)させる指示画像(指示画像Q6参照)などが表示される。
なお、表示画像Q3においては、「商材F」が提案商材として表示されている。また、表示画像Q4においては、商材を提案する理由が複数表示される。さらに説明をすると、図示の例においては、「精算文書多」、「差し戻し回数多」、「承認滞留発生」、および「精算業務の残業」のうち、「精算文書多」、「差し戻し回数多」、および「承認滞留発生」の項目にチェック画像が表示され、「精算業務の残業」においてはチェック画像が表示されていない。チェック画像が表示された「精算文書多」、「差し戻し回数多」、および「承認滞留発生」の理由によって、「商材F」が提案商材と判断されたことを示す。このように、提案商材と判断された理由が表示されることによって、提案商材の提案に説得力を持たせ得る。
また、「精算文書多」、「差し戻し回数多」、および「承認滞留発生」は、既に顧客に導入されている商材(導入済商材)では、解決しきれていない課題として捉えることができる。また、「精算業務の残業」は、「商材F」が提案商材と判断するための条件のうち、満たされなかった条件として捉えることができる。さらに説明をすると、表示画像Q4は、「商材F」が提案商材と判断するための条件の満たされ具合を示す画像として捉えることができる。
<画像処理装置20のハードウェア構成>
図16は、画像処理装置20のハードウェア構成例を示した図である。
図16に示すように、画像処理装置20は、CPU21と、RAM22と、ROM23と、HDD24と、ユーザインターフェイス(UI)25と、画像読取部26と、印刷部27と、通信I/F28とを備える。
CPU21は、ROM23などに記憶された各種プログラムをRAM22にロードして実行することにより、画像処理装置20の各機能を実現する。
RAM22は、CPU21の作業用メモリなどとして用いられるメモリである。
ROM23は、CPU21が実行する各種プログラムなどを記憶するメモリである。
HDD24は、画像読取部26が読み取った画像データ(スキャナデータ)や印刷部27が画像形成にて用いる画像データ(プリントデータ)、および、商材配信サーバ50から受信する商材としてのプラグインなどを記憶する例えば磁気ディスク装置である。
UI25は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う例えばタッチパネルである。
画像読取部26は、原稿に記録された画像を読み取る。ここで、画像読取部26は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に光を照射し反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いることができる。
印刷部27は、用紙に画像を形成する。印刷部27は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを用紙に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを用紙上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いることができる。
通信I/F28は、ネットワーク80(図1参照)を介して他の装置との間で各種情報の送受信を行なう。図示の例の通信I/F28は、他の装置との間で、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)による通信などの無線通信を行うことが可能である。
ここで、CPU21によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、画像処理装置20へ提供される。また、CPU21によって実行されるプログラムは、例えばネットワーク80上のサーバ(例えば商材提案サーバ40)などから画像処理装置20へ送信してもよい。
<画像処理装置20の機能構成>
図17は、画像処理装置20の機能構成を示す図である。
次に、図16および図17を参照しながら、画像処理装置20の機能構成を説明する。
図17に示すように、画像処理装置20は、UI制御部201と、ジョブ制御部203と、画像処理部205と、FAX通信部207と、プリンタ部209と、スキャナ部211と、ネットワーク通信部213と、システム制御部215と、ログ管理部217と、OCR部219と、採取データ制御部221と、プラグイン管理部223とを有する。以下、画像処理装置20を構成する各々の機能構成について説明をする。
UI制御部201は、UI25に画像処理装置20やジョブの状態、機能ボタンなどを表示し、ユーザ(顧客)からの操作/入力を受け付ける。
ジョブ制御部203は、画像処理装置20で実行されるジョブ(コピー/プリント/スキャン/FAX)の開始/中止/完了などを制御する。
画像処理部205は、FAX通信部207、プリンタ部209、スキャナ部211、およびネットワーク通信部213と連携して、コピー/プリント/スキャン/FAXの機能を実現する。
FAX通信部207は、画像読取部26、印刷部27、および通信I/F28を制御し、他のFAX装置と画像データのFAX通信を行う。
プリンタ部209は、印刷部27を制御し、コピー/プリントで必要となる印刷を行う。
スキャナ部211は、画像読取部26を制御し、原稿のスキャン読取りを行う。
ネットワーク通信部213は、通信I/F28を制御し、プラグインの受信や業務分析データの送信、画像データのネットワーク通信などを行う。
システム制御部215は、画像処理装置20全体の制御を行う。
ログ管理部217は、画像処理装置20が実行するジョブログ、および、画像処理装置20が処理した文書の画像ログを記録管理する。
OCR部219は、文書のOCR処理に加え、画像ログのOCR処理も行う。
採取データ制御部221は、採取データを採取し、予め定めた形態(例えばデータ構造)で、商材提案サーバ40にデータをアップロードする。ここで、商材が画像処理装置20の場合、採取データ制御部221は、ジョブログおよび文書別カウントを採取データとして、商材提案サーバ40に送る。具体的には、採取データ制御部221は、ログ管理部217に記録されているジョブログ、および、画像ログをOCR部219によって解析して分類した文書別のカウント値を採取データとして送付する。また、商材提案サーバ40から、採取データの採取停止を指示された場合には、採取データ制御部221は指示された採取データの採取を停止する。また、停止後に、他の商材で採取データが取得できないなどの理由により商材提案サーバ40から再開を指示された場合には、採取データ制御部221は停止していた採取データの採取を再開する。
プラグイン管理部223は、商材配信サーバ50から受信した商材としてのプラグインの登録、削除、および実行を制御する。ここで、プラグインは、画像処理装置20の基本機能である、コピー/プリント/スキャン/FAXの機能を実現するファームウェアとは、別のプラグラムであり、例えば、Java(登録商標)言語で記述されたプログラムである。プラグイン管理部223には、プラグインを動作させるためのプラットフォーム(PF)も含まれる。プラグイン管理部223は、例えば、JavaVM(Java Virtual Machine)がJava言語で記述されたプラグインを動作させるプラットフォームとなる。
<プラグイン管理部223の機能構成>
図18は、プラグイン管理部223の機能構成を示す図である。
次に、図18を参照しながら、プラグイン管理部223の機能構成を説明する。
図18に示すように、プラグイン管理部223は、ジョブログ収集プラグイン241と、文書情報収集プラグイン243と、BLE情報収集プラグイン245と、MFPプラグイン247とを有する。以下、プラグイン管理部223を構成する各々の機能構成について説明をする。
ジョブログ収集プラグイン241は、画像処理装置20で実行されたジョブのジョブログを収集する。文書情報収集プラグイン243は、画像処理装置20で実行されたジョブの文書別カウントを収集する。BLE情報収集プラグイン245は、画像処理装置20で実行されたBLE通信の情報を収集する。MFPプラグイン247は、ジョブログ収集プラグイン241、文書情報収集プラグイン243、およびBLE情報収集プラグイン245の各々から情報を収集し、ネットワーク通信部213を介して商材提案サーバ40に転送する。なお、これらのジョブログ収集プラグイン241、文書情報収集プラグイン243、BLE情報収集プラグイン245、およびMFPプラグイン247は、各々画像処理装置20に導入された商材として捉えることができる。
さて、上記のように、画像処理装置20には複数の収集プラグイン(ジョブログ収集プラグイン241、文書情報収集プラグイン243、BLE情報収集プラグイン245)が備わっている。これらの収集プラグインは、商材ごとの計測点として捉えることができる。そして、これらの計測点が収集したデータ(採取データ)が、転送プラグイン(MFPプラグイン247)を介して、商材提案サーバ40に転送される。
なお、ここではMFPプラグイン247が商材提案サーバ40に採取データを転送することを説明したが、これに限定されない。例えば、MFPプラグイン247が、画像処理装置20に導入された他の商材に採取データを転送してもよい。すなわち、下位商材が集めたデータを、転送プラグインを介して上位商材に送る態様としてもよい。そして、この上位商材が、商材提案サーバ40に採取データを転送してもよい。
<採取データの採取停止>
ここで、採取データの採取を停止する処理について説明をする。
商材提案サーバ40の採取データ制御部423は、例えば次に提案する提案商材が無い場合や、あるいは判断条件を取得できない場合、採取データの採取を停止させる。具体的には、採取データ制御部423は、画像処理装置20の採取データ制御部221に対して、採取データの採取を停止させる指示を出力する。そして、指示を受けた採取データ制御部221は、商材による採取データの採取を停止する。
また、採取データが重複して採取される場合にも、採取データ制御部423は採取データの採取を停止させる処理を行う。例えば、商材Aおよび商材Bにおいて文書別カウンタが重複して採取される場合、一方の商材(商材A)における文書別カウンタの採取を停止させ、他方の商材(商材B)において文書別カウンタを採取する。
ここで、一方の商材による採取を停止させた後、他方の商材が解約となるなど、事後的に他方の商材によって採取データが採取できなくなることがある。この場合においては、採取データ制御部423は、停止させていた商材(上記の例では商材A)による採取データの採取を再開させる。このことにより、採取データが採取できない状態が継続することが回避される。
また、上記の例において商材Bにおける採取データに関する異常が検知された場合にも、採取データ制御部423は、停止させていた商材Aによる文書別カウンタの採取を再開する。例えば、商材Aによる文書別カウンタの採取を停止した後、商材Aの変換文書数および商材Bの文書別カウンタの総和が一致しない場合などにおいては、商材Aの変換文書を商材B以外のルートに出力している可能性がある。したがって、このような事態を検知した場合にも、停止していた商材Aによる文書カウンタのデータ採取が再開される。
次に、上位商材および下位商材の各々が採取する採取データが重複する場合における、採取データの取り扱いについて説明をする。上位商材およびその下位商材で採取データが重複する場合、いずれかの採取データを用いない、すなわち一部の採取データの排除や破棄を行ってもよい。例えば、画像処理装置20における上位商材および下位商材で採取した採取データを、両者とも商材提案サーバ40に送信し、商材提案サーバ40の採取データ制御部423においていずれかの採取データを排除してもよい。あるいは、商材提案サーバ40の採取データ制御部423が、上位商材および下位商材のいずれかにおける採取データの採取を停止させてもよい。
また、商材提案サーバ40ではなく画像処理装置20において、採取データの重複を解消してもよい。例えば、画像処理装置20において、上位商材およびその下位商材の各々が採取する採取データが重複する場合、上位商材が下位商材から受信した採取データを排除し、上位商材が採取した採取データのみを商材提案サーバ40に送信してもよい。また、上位商材が、下位商材における採取データの採取を停止させてもよい。
なお、上位商材および下位商材の各々について、採取データを採取するか否かを予め設定してもよい。さらに説明をすると、画像処理装置20の採取データ制御部221あるいは商材提案サーバ40の採取データ制御部423が、各商材について、採取データを採取することの要否を記憶する記憶手段を備えてもよい。また、画像処理装置20あるいは商材提案サーバ40が、採取データと、その採取データを採取した商材の種別など商材の属性とを対応づけて記憶してもよい。このことにより、事後的に商材データを確認することが可能となる。
<判断値>
図19(a)は判断値の算出例を示す図であり、(b)は重みづけポイントの例を示す図である。
図19(a)および(b)を参照しながら、判断値を用いた提案商材の決定例を説明する。
上記実施の形態においては、提案商材を決定する際に、どれか1つの判断条件を満足する場合にその提案商材が決定されることを説明したが、これに限定されない。例えば、提案商材を決定する判断は、複数の判断条件に基づいて判断しても良い。例えば、複数の判断条件のうちの一部または全部を満たす場合に、提案商材が決定されてもよい。
また、判断条件に重み付けをしながら、複数の判断条件の合算(例えば合計点数)により商材を決定してもよい。例えば、図19(a)に示すように、「判断ID」が「1」である「JobLog」の「重み」を「60%」とし、「判断ID」が「2」である「文書別カウント」の「重み」を「40%」とする例について説明をする。この例において、図19(b)に示す採取データが採取された場合、判断値は、0.98となる。そして、提案するかの判断値の閾値が0.8であった場合、判断値が0.98で閾値を超えていることから、この商材は提案可能と判断される。
<画像処理装置20による提案商材の決定>
上記の説明においては、商材提案サーバ40が画像処理装置20に導入された商材から採取データを取得し、採取データに基づいて商材提案サーバ40が提案商材を決定したが、これに限定されない。例えば、顧客端末10や画像処理装置20など、顧客利用環境90側において、提案商材を決定してもよい。
さらに説明をすると、例えば、画像処理装置20に商材Xが導入されているものとする。そして、商材Xの次に導入可能な商材と、その導入可能な商材を導入する判断材料などについての情報を、画像処理装置20などが商材提案サーバ40から取得してもよい。そして、商材提案サーバ40から取得したデータに基づき、画像処理装置20などが提案商材を決定し、画像処理装置20のUI25などに表示してもよい。
<他の変形例>
さて、通常、導入条件となっている商材が導入されていない場合など導入条件が満足されない場合には、当該商材を提案したとしても、顧客は当該商材を導入することができない。しかしながら、導入条件となる商材の導入をともに提案すれば、提案可能となる。そこで、導入条件を満足しない場合は、導入条件となる商材の提案も一緒に行ってもよい。ここで、例えば導入条件となる機器の導入可能性(価格、設置スペースなど)から重み付けをしてもよい。さらに説明をすると、導入条件が満足されていれば1.0、導入障壁が低く提案可能であれば0.8、導入障壁が高く導入不可能であれば0などと重み付けをしてもよい。
また、複数の商材候補がある場合には、判断条件の満足する項目数もしくは満足する項目数の割合(合致度)が高い提案商材の候補を優先して提案してもよい。つまり、複数の商材各々の優先度(優先順位)に応じて、複数提案してもよいし、あるいは、優先度の高い1つの項目を満足する商材だけを提案してもよい。この処理の違いは、営業担当者が顧客ごとに設定した、提案モード(図示せず)の設定によって制御される。
また、判断処理として、上記のように判断条件を重み付けして、複数の判断条件の合算で判断する場合には、その合算した値の高いほうの商材から提案するなど、複数の提案商材の候補について同様に制御することができる。また、導入条件を重み付けする場合は、判断条件のポイントと、導入条件のポイントとの積で、提案の優先度を判断することになる。
さらに、顧客に予算があれば、その予算を判断条件に入れてもよい。すなわち、顧客の予算を含めた判断条件に基づいて、提案商材を決定してもよい。
上記のように一部の商材を他の商材よりも優先して提案商材とする、すなわち顧客の業務課題の解決の合致性が高いものから提案することにより、商材提案の効率を向上し、商材が解約に至るリスクを低減し得る。
また、上記の説明においては、クラウドサーバ30、商材提案サーバ40、および商材配信サーバ50を別々のサーバとして説明をしたが、クラウドサーバ30、商材提案サーバ40、および商材配信サーバ50の一部または全部が共通のサーバにより実行されてもよい。
さて、「商材データ」とは、一例として情報処理装置に導入された商材が収集したデータを含む。商材そのもの自体に、情報収集手段が備えられており、当該情報収集手段によって、商材が自身のデータを収集する機能があり、商材が持つ当該情報収集手段によって収集されたデータを、商材データとしてもよい。また、商材自体にではなく、商材が導入される情報処理装置に情報収集手段が備えられており、当該情報処理装置の情報収集手段が、当該情報処理装置に導入されている商材から集めてきたデータを、商材データとしてもよい。また、商材データとは、当該商材の使われ方に関するデータであってもよい。また、商材データは、一例として、当該商材が誰によって使われているか、どんな機能が使われているか、といったデータである。また、商材の使われ方に関するありとあらゆるデータから、収集対象を選別し、提案条件を満たしているかの判断に必要なデータのみを採取してもよいし、当該商材そのものを示す情報(例えば、商材番号、商材名)は、提案条件の判断に不要だとして、商材データとして扱わず、採取しないことにしてもよい。
また、上記の説明における商材情報管理部413は、第1取得手段の一例である。採取データ収集部417は、第2取得手段の一例である。採取データ制御部423は、設定手段および管理手段の一例である。判断条件は、条件データの一例である。
なお、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例同士を組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
1…業務改善システム、10…顧客端末、20…画像処理装置、40…商材提供サーバ、221…採取データ制御部、223…プラグイン管理部、421…商材提案部

Claims (12)

  1. 第1商材が導入された顧客に対して、第2商材の導入を提案する条件に関するデータである条件データを取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段が取得した前記条件データに従って、前記顧客に導入された前記第1商材から当該第1商材に関するデータである商材データを取得する第2取得手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第2取得手段は、前記条件データに従って、前記第1商材から取得可能なデータのうち、前記第2商材の前記条件を満たすか否かの判断に必要な前記商材データを取得する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2取得手段は、前記第1商材から取得可能なデータのうち、前記第2商材の前記条件を満たすか否かの判断に必要な前記商材データのみを取得する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2取得手段は、前記条件データが存在しないとされた場合には、前記商材データの取得を停止する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2取得手段は、前記商材データの取得を停止している状態で、前記条件データを取得した場合には、前記商材データの取得を再開する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1商材は、上位商材と当該上位商材のプラグインとして追加される下位商材とを有し、
    前記第2取得手段は、前記上位商材および前記下位商材から、それぞれ同じ種類の前記商材データを取得した場合に、当該上位商材および当該下位商材のいずれかの一方における当該商材データの取得を停止する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2取得手段は、前記上位商材および前記下位商材のうちの前記商材データの取得を停止していない商材における前記商材データが取得できない場合には、前記取得を停止した商材についての商材データの取得を再開する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記上位商材および前記下位商材の各々につき、前記商材データを取得するか否かの設定をする設定手段を有する
    請求項6または7に記載の情報処理装置。
  9. 前記上位商材および前記下位商材の各々から前記商材データを取得した場合に、各商材データと当該各商材データに対応する商材の属性とを対応づけて管理する管理手段を有する
    請求項6乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第2取得手段は、前記下位商材の前記商材データを前記上位商材に送信し、前記上位商材から当該上位商材および当該下位商材各々の当該商材データを外部に送信する
    請求項6乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 第1商材が導入された顧客に対して、第2商材の導入を提案する条件に関するデータである条件データを取得するステップと、
    前記条件データに従って、前記顧客に導入された前記第1商材から当該第1商材に関するデータである商材データを取得するステップと
    を備える情報処理方法。
  12. 第1商材が導入された顧客に対して第2商材の導入を提案する条件に関するデータである条件データを取得する機能と、
    前記条件データに従って、前記顧客に導入された前記第1商材から当該第1商材に関するデータである商材データを取得する機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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