JP2020074903A - 空気袋及びサポート装置 - Google Patents

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朋子 神原
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紀子 藤井
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Abstract

【課題】両挟持部を徒に長くすることなく、被保持体部をより安定した状態で保持できる空気袋及びサポート装置を提供する。【解決手段】一対のシート25の周縁部同士を接合する溶着部26を有して袋形状をなす休息時サポートブラダ20であって、首を挟み込む一対の挟持部21を有して成形され、両シート25には、溶着部26における両挟持部21の互いに対向する部位から互いに離間する方向に延びる一対の膨張抑制用溶着部27,28が形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、空気袋及びサポート装置に関するものである。
従来、空気袋としては、例えば特許文献1に記載された空気腰まくらが知られている。この空気腰まくらは、被保持体部(腰部)を挟み込む一対の挟持部を有してU字状に成形されている。
実開昭49−124215号公報
ところで、特許文献1では、両挟持部の長さがそれらの離間距離、即ち被保持体部の寸法に比べて十分に長く設定されている。これは、両挟持部の長さが短いと、被保持体部の保持が浅くなって不安定になるためである。
本発明の目的は、両挟持部を徒に長くすることなく、被保持体部をより安定した状態で保持できる空気袋及びサポート装置を提供することにある。
上記課題を解決する空気袋は、一対のシート部の周縁部同士を接合する溶着部を有して袋形状をなす空気袋であって、被保持体部を挟み込む一対の挟持部を有して成形され、前記両シート部の少なくとも一方には、前記溶着部における前記両挟持部の互いに対向する部位から互いに離間する方向に延びる一対の溶融部が形成される。
この構成によれば、空気の供給に伴って膨張するとき、前記両挟持部は、前記溶融部において膨張が抑制されることで、該溶融部よりも先端側が互いに近付くように、即ち前記被保持体部を巻き込むように変形する。従って、前記両挟持部を徒に長くしなくても、前記被保持体部をより安定した状態で保持できる。
上記空気袋について、前記溶融部は、前記両シート部同士を接合するようにそれら両シート部に形成された膨張抑制用溶着部であることが好ましい。
この構成によれば、前記溶融部が前記両シート部同士を接合する前記膨張抑制用溶着部であることで、前記両シート部の周縁部同士を接合する前記溶着部の形成に合わせて形成できる。従って、製造工数をより削減できる。
上記空気袋について、一対の前記溶融部は、前記被保持体部に沿って間隔をあけて複数設けられていることが好ましい。
サポート装置は、上記空気袋と、前記空気袋が取着され、車両シートの取付対象部位に取付可能な取付布を備える。
この構成によれば、前記取付対象部位に前記取付布を取り付ければ、前記空気袋を前記車両シートに配置できる。
本発明は、両挟持部を徒に長くすることなく、被保持体部をより安定した状態で保持できる効果がある。
空気袋及びサポート装置の第1の実施形態についてその構造を示す分解斜視図。 同実施形態の空気袋及びサポート装置についてその構造を示す正面図。 (a)〜(c)は、同実施形態の空気袋及びサポート装置についてその取付構造及び機能を示す側面図。 同実施形態の空気袋についてその構造を示す分解斜視図。 同実施形態の空気袋についてその収縮状態の構造を示す図。 同実施形態の空気袋についてその膨張状態の構造を示す図。 空気袋及びサポート装置の第2の実施形態についてその構造を示す斜視図。 同実施形態の空気袋及びサポート装置についてその取付構造及び機能を示す側面図。 空気袋の変形形態についてその構造を示す分解斜視図。 空気袋の別の変形形態についてその構造を示す分解斜視図。
(第1の実施形態)
以下、空気袋及びサポート装置の第1の実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、車両用ネックサポート装置1は、例えば硬質フェルトからなる略四角形のシート状の取付布10と、樹脂材からなる袋形状の空気袋としての休息時サポートブラダ20及び通常時サポートブラダ30と、一対のリフレッシュブラダ40とを備えて構成される。
取付布10には、幅方向に間隔をあけて配置された一対の取付孔12で構成される取付部11が図2における上下方向に複数(例えば3つ)並設されている。
休息時サポートブラダ20は、幅方向に間隔をあけて配置された一対の挟持部21と、それら両挟持部21の基端同士を幅方向に接続する接続部22とを有してU字状に成形されている。休息時サポートブラダ20の接続部22は、取付部11の図示下方で取付布10に取着されている。つまり、休息時サポートブラダ20は、両挟持部21が取付布10から起立可能なように該取付布10に片持支持されている。
休息時サポートブラダ20は、空気を供給・排出する適宜の空気回路に連通している。休息時サポートブラダ20は、空気が供給されることで取付布10から起立しつつ膨張するとともに、空気の供給が停止されることで膨張状態を保持する。また、休息時サポートブラダ20は、空気が排出されることで収縮する。
通常時サポートブラダ30は、休息時サポートブラダ20よりも小さい幅寸法を有する略四角形状を呈している。通常時サポートブラダ30は、一端が休息時サポートブラダ20に隣接するその図示上方で取付布10に取着されている。つまり、通常時サポートブラダ30は、取付布10から起立可能なように該取付布10に片持支持されている。
通常時サポートブラダ30も、空気を供給・排出する適宜の空気回路に連通している。通常時サポートブラダ30は、空気が供給されることで取付布10から起立しつつ膨張するとともに、空気の供給が停止されることで膨張状態を保持する。また、通常時サポートブラダ30は、空気が排出されることで収縮する。
両リフレッシュブラダ40は、通常時サポートブラダ30の図示下方で幅方向に間隔をあけて取付布10に取着されている。
両リフレッシュブラダ40も、空気を供給・排出する適宜の空気回路に連通している。両リフレッシュブラダ40は、周期的に空気が供給・排出されることで膨張収縮を繰り返す。
なお、休息時サポートブラダ20、通常時サポートブラダ30及び両リフレッシュブラダ40の各々は、その外形にならって成形された意匠用のカバー(図示略)内に収容されている。
次に、車両用ネックサポート装置1の取付構造及び機能について説明する。
図3(a)に示すように、車両用ネックサポート装置1は、車両シート2に着座する着座者Pの背もたれ部を構成する取付対象部位としてのシートバック3の上端で該シートバック3にならって取付布10が折り返す状態で取り付けられる。このとき、取付布10は、シートバック3の上端にヘッドレスト4を昇降自在に支持する一対(同図では片側のみ図示)のステー5がいずれか一つの取付部11の両取付孔12に挿通されることでシートバック3に固定されている。
そして、図3(b)に示すように、休息時サポートブラダ20を膨張させると、両挟持部21が前方に起立する。従って、例えば車両の停止中、着座者Pは、両挟持部21に被保持体部としての首Nを挟み込ませた状態で休息(リラックス、睡眠等)できる。
一方、図3(c)に示すように、通常時サポートブラダ30を膨張させると、これが前方に起立する。従って、例えば車両の運転中、着座者Pは、通常時サポートブラダ30に首Nの後部を当てることで運転負荷を軽減できる。
なお、図3(b)、(c)に示す各状態で、両リフレッシュブラダ40の膨張収縮を繰り返させてもよい。この場合、着座者Pは、両リフレッシュブラダ40により首Nの周辺をリフレッシュできる。
次に、休息時サポートブラダ20の構造について説明する。
図4及び図5に示すように、休息時サポートブラダ20は、その外形にならってU字状に成形された一対のシート部としての互いに独立の一対のシート25の周縁部同士を全周に亘って接合する溶着部26(図5において便宜的にパターンを付して示す)を有して袋形状をなしている。また、休息時サポートブラダ20は、両挟持部21の基端で両シート25同士を接合するようにそれら両シート25に形成された一対の溶融部としての膨張抑制用溶着部27を有する。さらに、休息時サポートブラダ20は、両挟持部21の膨張抑制用溶着部27よりも先端側で両シート25同士を接合するようにそれら両シート25に形成された一対の溶融部としての膨張抑制用溶着部28を有する。両膨張抑制用溶着部27,28は、溶着部26における両挟持部21の互いに対向する部位から互いに離間する方向に延びている。
次に、休息時サポートブラダ20の作用について説明する。
図6に示すように、空気の供給に伴って休息時サポートブラダ20が膨張するとき、両挟持部21は、膨張抑制用溶着部27,28において膨張が抑制されることで、該膨張抑制用溶着部27,28よりも先端側が互いに近付くように変形する。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態では、空気の供給に伴って休息時サポートブラダ20が膨張するとき、両挟持部21は、膨張抑制用溶着部27,28において膨張が抑制されることで、該膨張抑制用溶着部27,28よりも先端側が互いに近付くように、即ち首Nを巻き込むように変形する。従って、両挟持部21を徒に長くしなくても、休息時サポートブラダ20により首Nをより安定した状態で保持できる。このため、休息時サポートブラダ20をより小型化でき、ひいては装置全体としてより小型化できる。
(2)本実施形態では、両シート25の周縁部同士を接合する溶着部26の形成に合わせて膨張抑制用溶着部27,28を形成できる。従って、休息時サポートブラダ20の製造工数をより削減できる。
(3)本実施形態では、休息時サポートブラダ20が取付布10に取着されていることで、シートバック3に取付布10を取り付ければ、休息時サポートブラダ20を車両シート2に配置できる。
(4)本実施形態では、溶着部26により周縁部同士が全周に亘って接合された互いに独立の一対のシート25で休息時サポートブラダ20を構成した。このように、両シート25は、単品の状態では互いに独立していることで、例えば1枚に繋がったものに比べて各シート25をより小型化できる。従って、両シート25の材料取りをより効率化でき、材料の歩留まりをより向上できる。
(5)本実施形態では、取付布10に形成した複数の取付部11のいずれか一つを選択して両ステー5を挿通することで、着座者Pの体格に合わせて休息時サポートブラダ20等の上下位置を調整できる。
(6)本実施形態では、休息時サポートブラダ20が膨張することで、休息時に着座者Pの首Nをサポートできる。この際、休息時サポートブラダ20に供給する空気量(又は内圧)を調整することで、例えば着座者Pの好みに合わせてサポート形状を変更できる。また、通常時サポートブラダ30が膨張することで、運転時に着座者Pの首Nをサポートできる。この際、通常時サポートブラダ30に供給する空気量(又は内圧)を調整することで、例えば着座者Pの好みに合わせてサポート形状を変更できる。また、両リフレッシュブラダ40が膨張収縮を繰り返すことで、休息時又は運転時に着座者Pの首Nの周辺をリフレッシュできる。
(7)本実施形態では、休息時サポートブラダ20が収縮することで、シートバック3にならって伏せるように変形する。このため、休息時サポートブラダ20の非使用時の占有空間を縮小でき、ひいては着座者Pの邪魔になることを抑制できる。同様に、通常時サポートブラダ30が収縮することで、シートバック3にならって伏せるように変形する。このため、通常時サポートブラダ30の非使用時の占有空間を縮小でき、ひいては着座者Pの邪魔になることを抑制できる。
(8)本実施形態では、休息時サポートブラダ20及び通常時サポートブラダ30が取付布10に共に取着されていることで、状況(休息時又は運転時)に合わせて付け替えることなく使用できる。
(第2の実施形態)
以下、空気袋及びサポート装置の第2の実施形態について説明する。
図7に示すように、車両用レッグリフレッシュ装置101は、例えば硬質フェルトからなる略四角形のシート状の取付布110と、複数(6つ)の空気袋としての樹脂材からなるリフレッシュブラダ120とを備えて構成される。これらリフレッシュブラダ120は、幅方向に対をなす状態で図示上下方向に並設されている。
取付布110の幅方向両端の各々には、図示上下方向に間隔をあけて配置された一対のゴムバンドからなる取付部111の端末が取着されている。
各リフレッシュブラダ120は、幅方向に間隔をあけて配置された一対の挟持部121を有してU字状に成形されている。各リフレッシュブラダ120は、U字の閉じる一端で取付布110に取着されており、両挟持部121が取付布10から起立する状態で該取付布10に片持支持されている。
各リフレッシュブラダ120は、空気を供給・排出する適宜の空気回路に連通している。各リフレッシュブラダ120は、周期的に空気が供給・排出されることで膨張収縮を繰り返す。なお、各リフレッシュブラダ120は、その外形にならって成形された意匠用のカバー(図示略)内に収容されている。
次に、車両用レッグリフレッシュ装置101の取付構造及び機能について説明する。
図8に示すように、車両用レッグリフレッシュ装置101は、車両シート102に着座する着座者Pの着座部を構成するシートクッション103の前端に設けられた取付対象部位としてのオットマン104上に取付布110が載せられた状態で取り付けられる。このとき、取付布110は、両取付部111がオットマン104を抱えるように掛けられることでこれに固定されている。
そして、幅方向片側の3つのリフレッシュブラダ120には、着座者Pの該当する片側の下腿部Lが挟み込まれる。従って、着座者Pは、全てのリフレッシュブラダ120の膨張収縮を繰り返させることで、両下腿部Lをリフレッシュできる。
なお、各リフレッシュブラダ120も、休息時サポートブラダ20に準じて溶着部(26)及び一対の膨張抑制用溶着部(27,28)を有している。従って、空気の供給に伴って各リフレッシュブラダ120が膨張するとき、両挟持部121が前述の態様で互いに近付くように変形する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、前記第1の実施形態における(1)〜(4)の効果に加えて以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、各リフレッシュブラダ120は、膨張時に両挟持部121が下腿部Lを巻き込むように変形することで、例えば人の手で包むような加圧の繰り返しによって着座者Pの下腿部Lをリフレッシュできる。
(2)本実施形態では、各リフレッシュブラダ120により、下腿部Lの保持及びリフレッシュを両立できる。このため、例えば下腿部Lの保持用のブラダ及びリフレッシュ用のブラダを個別に設ける場合に比べて必要なブラダ数を削減できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図9に示すように、一対のU字状のシート部151の基端同士が折り返し可能に繋がった1枚のシート152で構成される空気袋(休息時サポートブラダ又はリフレッシュブラダ)150であってもよい。つまり、両シート部151は、1枚のシート152を折り返すことで形成されてもよい。この場合、シート152の折返しの起点(図示破線)を除いた両シート部151の周縁部同士を溶着部で接合することで、空気袋150が製造される。この場合、両シート部151は、1枚のシート152として繋がっていることで、部品点数を削減できる。
・図10に示すように、U字状の一対のシート162の片側にのみ一対の溶融部163の形成された空気袋(休息時サポートブラダ又はリフレッシュブラダ)160であってもよい。両溶融部163も、溶着部における両挟持部の互いに対向する部位から互いに離間する方向に延びている。このように変更しても、空気の供給に伴って空気袋160が膨張するとき、両挟持部は、溶融部163において膨張が抑制されることで、該溶融部163よりも先端側が互いに近付くように変形する。
・前記第1の実施形態において、両膨張抑制用溶着部27及び両膨張抑制用溶着部28のいずれか一方を省略してもよい。
・前記第1の実施形態において、休息時サポートブラダ20及び通常時サポートブラダ30の少なくとも一方は、口又は空気ポンプで膨張させてもよい。
・前記第1の実施形態において、休息時サポートブラダ20に周期的に空気を供給・排出して膨張収縮を繰り返させてもよい。この場合、着座者Pの首Nをリフレッシュできる。特に、休息時サポートブラダ20は、膨張時に両挟持部21が首Nを巻き込むように変形することで、例えば人の手で包むような加圧の繰り返しによって着座者Pの首Nをリフレッシュできる。
・前記第1の実施形態において、休息時サポートブラダ20は、取付布10とは独立の単品で使用するものであってもよい。
・前記第2の実施形態において、各リフレッシュブラダ120の膨張した状態を維持させてもよい。このように変更することで、各リフレッシュブラダ120により下腿部Lを保持させ続けることができる。なお、この場合、各リフレッシュブラダ120は、口又は空気ポンプで膨張させてもよい。
・前記第2の実施形態において、取付部111は、ベルトであってもよい。
・前記各実施形態において、膨張抑制用溶着部は、溶着部(26)における両挟持部21,121の互いに対向する部位から互いに離間する方向に延びる一対であれば、その個数及び配置を任意に変更してもよい。
・前記各実施形態において、被保持体部としての腰部や上腿部、腕部などを保持する空気袋であってもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)上記空気袋において、
前記両シート部は、前記溶着部により周縁部同士が全周に亘って接合された互いに独立の一対のシートである空気袋。
この構成によれば、前記両シートは、単品の状態では互いに独立していることで、例えば前記両シート部が1枚に繋がったものに比べて前記各シートをより小型化できる。従って、前記両シートの材料取りをより効率化でき、材料の歩留まりをより向上できる。
(ロ)上記空気袋において、
前記両シート部は、1枚のシートを折り返すことで形成された、空気袋。
この構成によれば、前記両シート部は、1枚の前記シートとして繋がっていることで、部品点数を削減できる。
L…下腿部(被保持体部)、N…首(被保持体部)、2,102…車両シート、3…シートバック(取付対象部位)、10,110…取付布、11,111…取付部、20…休息時サポートブラダ(空気袋)、21,121…挟持部、26…溶着部、25,162…シート(シート部)、27,28…膨張抑制用溶着部(溶融部)、40…リフレッシュブラダ(空気袋)、104…オットマン(取付対象部位)、150,160…空気袋、151…シート部、152…シート、163…溶融部。

Claims (4)

  1. 一対のシート部の周縁部同士を接合する溶着部を有して袋形状をなす空気袋であって、
    被保持体部を挟み込む一対の挟持部を有して成形され、
    前記両シート部の少なくとも一方には、前記溶着部における前記両挟持部の互いに対向する部位から互いに離間する方向に延びる一対の溶融部が形成された、空気袋。
  2. 請求項1に記載の空気袋において、
    前記溶融部は、前記両シート部同士を接合するようにそれら両シート部に形成された膨張抑制用溶着部である、空気袋。
  3. 請求項1又は2に記載の空気袋において、
    一対の前記溶融部は、前記被保持体部に沿って間隔をあけて複数設けられている、空気袋。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気袋と、
    前記空気袋が取着され、車両シートの取付対象部位に取付可能な取付布を備えた、サポート装置。
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