JP2020074580A - 光電変換装置、センサユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

光電変換装置、センサユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の受光素子領域と周辺回路とを同一基板に配した光電変換装置において、チップサイズの小型化に有利な技術を提供する。【解決手段】複数の受光素子がそれぞれ配された2つの受光素子領域を含む基板と、基板の上に配された複数の電極パッドと、基板に配され、2つの受光素子領域から信号を読み出すための読出回路と、を含む光電変換装置であって、複数の電極パッドは、読出回路からの信号を出力するための出力用パッド、および、2つの受光素子領域および読出回路のいずれかに電力を供給するための電力供給用パッドを含み、2つの受光素子領域のそれぞれは、第1の方向を長手方向とする形状を有し、2つの受光素子領域は、第1の方向と交差する第2の方向に、所定の間隔をおいて配され、複数の電極パッドの少なくとも1つの電極パッドは、第2の方向において、2つの受光素子領域によって挟まれている。【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換装置、センサユニットおよび画像形成装置に関する。
入射した光を電気信号に変換する複数の受光素子で構成される受光素子領域と、受光素子領域から出力される電気信号の処理や受光素子領域の制御を行う周辺回路と、を基板上に形成した光電変換装置において、チップ面積を削減するための提案がなされている。特許文献1には、X方向を長辺として受光素子が並ぶ受光素子領域と、受光素子の配列方向に沿って配された周辺回路とを含む固体リニアイメージセンサが示されている。電極パッドを、X方向において、受光素子領域および周辺回路の外側、かつ、受光素子領域および周辺回路のX方向の延長上からはみ出さない領域に配置し、X方向と直交するY方向のチップの長さを短くすることによって、チップ面積が削減される。
特開昭58−206280号公報
光電変換装置において、入射する光を2つの開口部によって絞り込み、別々に受光する場合や、指向性の高い発光素子を用いて2つに分離して出射される光線を受光する場合など、基板上に2つの受光素子領域を配する場合がある。このように入射光が2つに分離される光学系において、互いの干渉を避けるために、同一基板に配される2つの受光素子領域を所定の距離をあけて配する必要がある。所定の間隔で2つの受光素子領域が配される光電変換装置に特許文献1に示される電極パッドの配置を適用した場合、電極パッドが受光素子領域および周辺回路の外側に配されるため、光電変換装置のチップサイズが大型化しうる。
本発明は、複数の受光素子領域と周辺回路とを同一基板に配した光電変換装置において、チップサイズの小型化に有利な技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る光電変換装置は、複数の受光素子がそれぞれ配された2つの受光素子領域を含む基板と、基板の上に配された複数の電極パッドと、基板に配され、2つの受光素子領域から信号を読み出すための読出回路と、を含む光電変換装置であって、複数の電極パッドは、読出回路からの信号を出力するための出力用パッド、および、2つの受光素子領域および読出回路のいずれかに電力を供給するための電力供給用パッドを含み、2つの受光素子領域のそれぞれは、第1の方向を長手方向とする形状を有し、2つの受光素子領域は、第1の方向と交差する第2の方向に、所定の間隔をおいて配され、複数の電極パッドの少なくとも1つの電極パッドは、第2の方向において、2つの受光素子領域によって挟まれていることを特徴とする。
上記手段によって、複数の受光素子領域と周辺回路とを同一基板に配した光電変換装置において、チップサイズの小型化に有利な技術を提供する。
本発明の実施形態に係る光電変換装置の平面図。 図1の光電変換装置の平面図。 図1の光電変換装置の断面図。 図1の光電変換装置の回路構成を示す図。 図1の光電変換装置の動作タイミング図。 図1の光電変換装置の変形例を示す平面図。 図1の光電変換装置を含むセンサユニットを備える画像形成装置の構成例を示す図。 図1の光電変換装置を含むセンサユニット、検査用画像およびコントローラの関係を示す図。
以下、本発明に係る光電変換装置の具体的な実施形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面において、複数の図面に渡って共通の構成については共通の符号を付している。そのため、複数の図面を相互に参照して共通する構成を説明し、共通の符号を付した構成については適宜説明を省略する。
図1〜6を参照して、本発明の実施形態による光電変換装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態における光電変換装置100の構成を示す平面図である。光電変換装置100は、2つの受光素子アレイ111、112が配された半導体基板を含む。また、光電変換装置100は、基板に配された読出回路130、基板の上に配された複数の電極パッド150、151および遮光部160を含み、それぞれが、1チップとなるように配される。
受光素子アレイ111は、図1に示される方向191に平行な方向を長手方向とする形状を有するように複数の受光素子110が配された受光素子領域101を含む。同様に、受光素子アレイ112は、方向191に平行な方向を長手方向とする形状を有するように複数の受光素子110が配された受光素子領域102を含む。それぞれの受光素子領域101と受光素子領域102とは、方向191と交差する方向192において、所定の間隔をあけて、互いに対向して配される。方向191と方向192とは、図1に示すように、直交していてもよい。本実施形態において、それぞれの受光素子領域101、102には、方向191に並行に16個および方向192に並行に2個の合計32個の受光素子110が2次元アレイ状に配された矩形状を有する。それぞれの受光素子領域101、102に含まれる受光素子110の数や配置はこれに限られることなく、光電変換装置の仕様に基づいて、適宜決定すればよい。例えば、受光素子領域101、102は、方向191を長手方向とするように、複数の受光素子110が、千鳥配置されていてもよい。2つの受光素子領域101、102の方向192の間隔は、受光素子領域101、102に入射する光による互いの干渉を避けるため、受光素子領域101、102の方向192の大きさに対して、例えば2倍以上の距離であってもよいし、5倍以上であってもよい。
電極パッド150、151は、光電変換装置100の外部と電気的に接続するために露出された電気的接点である。電極パッド150、151は、読出回路130からの信号を出力するための出力用パッド、および、2つの受光素子領域101、102および読出回路130のいずれかに電力を供給するための電力供給用パッドを含む。図1に示すように、電極パッド150、151は、それぞれ光電変換装置100の方向191の両端部に、方向192に沿って並行に複数の電極パッドを方向191に1列、配している。図1に示す構成では、それぞれ6個の電極パッド150、151が配される。電極パッド150、151は、図1に示すように、2つの受光素子領域101、102によって挟まれている。より具体的には、電極パッド150、151のそれぞれは、方向192において、受光素子領域101、102の間に配される。さらに、電極パッド150、151は、方向191において、電極パッド150、151のそれぞれの少なくとも一部分が、受光素子領域101、102の方向191および方向191と反対の方向の端部同士を結ぶ仮想線120、121の間に配される。従って、電極パッド150、151のそれぞれにおいて、電極パッド150、151の外縁のうち、方向191に沿う辺の少なくとも一部が、2つの受光素子領域101、102によって挟まれる領域(仮想線120と仮想線121との間)に配される。例えば、電極パッド150、151の何れかが、仮想線120または仮想線121によって2つの部分に分けられるように、電極パッド150、151の一部分が、方向192において、2つの受光素子領域101、102の間に配さてもよい。また、電極パッド150、151のそれぞれの電極パッドの全体が、2つの受光素子領域101、102によって挟まれる領域(仮想線120と仮想線121との間)に配されていてもよい。仮想線120は、図1に示されるように、受光素子110のうち2つの受光素子領域101、102の長手方向である方向191において同じ側にある端部に配された2つの受光素子110の外縁の端同士を結ぶ。また、仮想線121は、受光素子110のうち2つの受光素子領域101、102の方向191の仮想線120とは反対の側にある端部に配された2つの受光素子110の外縁の端同士を結ぶ。
読出回路130は、2つの受光素子領域101、102によって挟まれる領域内に配される。より具体的には、読出回路130は、方向192において、2つの受光素子領域101、102の間、かつ、方向191において、仮想線120と仮想線121との間に配される。また、図1に示される構成において、光電変換装置100において、読出回路130よりも方向191の側、換言すると読出回路130を起点として方向191の一方の側(仮想線120の側)に複数の電極パッド150が配される。また、光電変換装置100において、読出回路130よりも方向191とは反対の方向の側、換言すると読出回路130を起点として方向191の他方の側(仮想線121の側)に複数の電極パッド151が配される。電極パッド151は、読出回路130を起点として方向191において、電極パッド150が配される側とは反対側に配される。本実施形態において、読出回路130の両側に電極パッド150、151がそれぞれ配されるが、一方の側にのみ配されてもよい。例えば、読出回路130よりも仮想線120の側の電極パッド150だけが配されてもよいし、読出回路130よりも仮想線121の側の電極パッド151だけが配されてもよい。
以上の構成よって、光電変換装置100のチップの外周に電極パッド150、151を配置する場合と比較して、2つの受光素子領域101、102の配置によって決まるチップサイズに光電変換装置100の大きさを収めることが可能となる。
ここで、図1に示すように、2つの受光素子領域101、102が、互いに同じ大きさで、方向191において同じ位置に配される場合、仮想線120、121は、方向192に沿って、方向192と平行に延びうる。また、受光素子領域101と受光素子領域102とが、異なる大きさの場合や、方向191にずれて配される場合、仮想線120、121は、方向191および方向192に対して、任意の角度を取りうる。この場合、受光素子領域101の端部とは、方向191および方向191と反対の方向の受光素子領域101の端部に配された2つの受光素子110の方向191および方向191と反対方向のそれぞれ端部かつ方向192の受光素子領域102側の角であってもよい。同様に、受光素子領域102の端部とは、方向191および方向191と反対の方向の受光素子領域102の端部に配された2つの受光素子110の方向191および方向191と反対の方向のそれぞれ端部かつ方向192の受光素子領域101側の角であってもよい。
遮光部160は、例えば、配線パターン層を用いて構成される。遮光部160は、受光素子領域101、102のそれぞれの受光素子110の上および電極パッド150、151の上の部分を除いて、光電変換装置100を覆うように配されうる。このため、遮光部160は、読出回路130を覆いうる。
次いで、図2〜5を用いて、光電変換装置100のより詳細な構成および動作について説明する。図2は、図1に示した光電変換装置100の遮光部160を除いた下層の平面図である。図3(a)は、図1のA−B間の、図3(b)は、図1のC−D間のそれぞれ断面図である。読出回路130は、2つの受光素子領域101、102のそれぞれの受光素子110から信号を読み出すために、選択部131、132、処理部133、134および設定部135を含む。読出回路130の動作の詳細は後述する。本実施形態において、図3(a)、(b)に示すように、光電変換装置100は、n型の半導体である基板304の上に、n型の埋め込み層305およびn型のエピタキシャル層306が積層される。n型のエピタキシャル層306の表面に、受光素子領域101、102と、nMOSトランジスタ310やpMOSトランジスタ311などによって構成される読出回路130とが形成される。
受光素子領域101、102のそれぞれの受光素子110は、例えば、PN型のフォトダイオードによって構成される光電変換部を含む。このため、2つの受光素子領域101、102のそれぞれにおいて、複数の光電変換部が、方向191に沿って列をなすように配されるとも言える。PN型のフォトダイオードは、エピタキシャル層306に形成されたp+型の領域307とn型の領域308とによって構成され、領域307と領域308との周囲には、n+型のバリア領域309が配される。それぞれの受光素子110は、酸化シリコンなどの絶縁材料を用いた素子分離領域312およびバリア領域309によって、電気的に分離される。換言すると、それぞれの受光素子110は、素子分離領域312およびバリア領域309によって規定された活性領域に配された半導体領域である領域307、308(光電変換部)を含む。このため、受光素子110(活性領域)と素子分離領域312との境界が、それぞれの受光素子110の外縁となりうる。また、上述の仮想線120は、方向191において、受光素子領域101、102のそれぞれ一方の端の最も近くに配されたに配された受光素子110の受光素子110と素子分離領域312との境界313を通りうる。同様に、仮想線121は、方向191において、受光素子領域101、102のそれぞれ他方の端の最も近くに配された受光素子110の受光素子110と素子分離領域312との境界314を通りうる。つまり、境界313、314は、受光素子領域101、102の方向191の側および方向191と反対の側のそれぞれ端の少なくとも一部となりうる。この境界313と境界314との間が、受光素子領域101、102の方向191の幅と定義されてもよい。また、方向192の幅も、それぞれ方向192および方向192と反対の方向において、それぞれ端部に配された受光素子110の方向192および方向192と反対の方向の端部と素子分離領域312との境界同士の間と定義されうる。
遮光部160は、バリア領域309およびエピタキシャル層306を覆うように配され、受光素子110の上、換言すると受光素子110を構成する領域307および領域308の上に開口部317を有する。このため、基板304の表面に対する正射影において、遮光部160の開口部317の外縁が、それぞれの受光素子110の外縁となりうる。また、上述の仮想線120は、開口部317のうち、方向191において、受光素子領域101、102のそれぞれ端部に配された受光素子110の方向191の側の外縁の上に配された開口部317の外縁315を通りうる。同様に、仮想線121は、開口部317のうち、方向191と反対の方向において、受光素子領域101、102のそれぞれ端部に配された受光素子110の方向191と反対の方向の側の外縁の上に配された開口部317の外縁316を通りうる。このため、この開口部317の外縁315と外縁316との間が、受光素子領域101、102の方向191の幅と定義されてもよい。また、方向192の幅も、それぞれ方向192および方向192と反対の方向において、それぞれ端部に配された受光素子110の方向192および方向192と反対の方向の外縁の上の開口部317の外縁同士の間と定義されうる。
次いで、図4を用いて光電変換装置100の回路構成を説明する。2つの受光素子アレイ111、112のそれぞれの受光素子領域101、102は、電極パッド151を介して供給される電力を電源として用い、受光素子110に入射した光量に応じた光電流を生成し、読出回路130の選択部131、132へ供給する。選択部131は、受光素子領域101と読出回路130の処理部133、134および基準電圧源450との間に配され、受光素子領域101において、読出回路130の設定部135から入力される設定信号に従って光電流を出力する受光素子110を選択する。選択部132も同様に、受光素子領域102と処理部133、134および基準電圧源450との間に配され、受光素子領域102において、設定部135から入力する設定信号に従って光電流を出力する受光素子110を選択する。受光素子110の選択パターンは、それぞれの受光素子に対して、処理部133の電流電圧変換アンプ401〜404の何れかに接続するか、何れにも接続しないかの5通りである。何れにも接続しない場合、それぞれの受光素子は基準電圧源450へ接続される。電流電圧変換アンプ401へ接続される場合、選択された受光素子110の数と入射光量に応じて得られる光電流として電流I1が出力される。同様に、電流電圧変換アンプ402、403、404に接続される場合、電流I2、I3、I4が、それぞれ出力される。
処理部133は、電流電圧変換アンプ401、402と増幅アンプ405とを含む。電流電圧変換アンプ401は、非反転入力端子に基準電圧源450から電圧Vref0が供給され、反転入力端子に選択部131、132からの出力および積分抵抗R11がそれぞれ接続される。電流電圧変換アンプ401の出力端子からの出力は、積分抵抗R11を介して反転入力端子へフィードバックされる。反転入力端子の電圧値は、非反転入力端子との仮想ショートによって、電圧Vref0に接続される。電流電圧変換アンプ401の出力である信号VP1は、供給される電流I1に対して、積分抵抗R11を乗じた値の電圧降下を生じるため、Vref0−R11×I1で求められる電圧に変換される。電流電圧変換アンプ402においても同様に、電流電圧変換アンプ402の出力である信号VN1は、VN1=Vref0−R12×I2で求められる電圧に変換される。
増幅アンプ405には、反転入力端子にゲイン抵抗R13を介して電流電圧変換アンプ401の信号VP1が接続され、非反転入力端子にゲイン抵抗R14を介して電流電圧変換アンプ402の信号VN1が接続される。増幅アンプ405の出力である信号VO1は、ゲイン抵抗R13を介して、増幅アンプ405の反転入力端子にフィードバックされる。また、電圧Vref1が、ゲイン抵抗R14を介して、増幅アンプ405の反転入力端子に接続される。
ゲイン抵抗R13、R14は、図4に示す構成のように、可変抵抗であってもよい。これによって、ゲイン抵抗R13において、増幅アンプ405の反転入力端子と信号VP1との間の抵抗成分Riと、増幅アンプ405の反転入力端子と信号VO1との間の抵抗成分Rfの値と、を可変に制御することができる。また、ゲイン抵抗R14においても同様に、増幅アンプ405の非反転入力端子と信号VN1との間の抵抗成分Ri’と、非反転入力端子と入力信号VN1と信号VO1との間の抵抗成分Rf’の値を可変に制御することができる。ここで、それぞれの抵抗成分をRi=Ri’、Rf=Rf’とする場合、増幅アンプ405から出力される信号VO1は、VO1=Rf/Ri×(VN1−VP1)+Vref1で求められる。さらに、積分抵抗R11、R12の値をR11=R12=Rivとする場合、信号VO1は、VO1=Rf/Ri×Riv×(I1−I2)+Vref1となる。このようにして、処理部133は、入射する光に応じた電流I1、I2を電圧に変換および増幅し、電極パッド150から出力する。同様に、処理部134は、選択部131、132から出力される電流I3、I4を、電流I3、I4の値に応じた電圧の信号VO2に変換、増幅し、電極パッド150を介して出力する。上述と同様に、ゲイン抵抗R23、R24の可変抵抗の抵抗成分をRi=Ri’、Rf=Rf’とし、積分抵抗R21、R22の値をR21=R22=Rivとする場合、信号VO2は、VO2=Rf/Ri×Riv×(I3−I4)+Vref1)となる。
設定部135は、通信部411と記憶部412とを含む。設定部135は、選択部131、132が2つの受光素子領域101、102のうち信号を出力する受光素子110を選択するための設定信号を選択部131、132に供給する。また、設定部135は、処理部133、134の増幅アンプ405、406の増幅度を調整するための設定信号を処理部133、134に供給する。通信部411は、例えば、チップセレクト(CS)、シリアルクロック(CLK)、シリアルデータ(DATA)の3線式のシリアル通信回路で構成され、不図示の通信コントローラから電極パッド151を介して設定データを受信する。受信したデータは、通信部411から記憶部412へ送られる。記憶部412は、例えば、レジスタによって構成され、通信部411から送られた設定データを記憶し、設定データに応じた設定信号を選択部131、132、処理部133、134にそれぞれ出力する。本実施形態において、通信部411は、3線シリアル通信方式であるが、I2C(Inter−Integrated Circuit)バス対応の2線通信方式であってもよい。また、記憶部412は、レジスタであるが、SRAMなどの揮発メモリやROMなどの不揮発メモリであってもよい。
次に、光電変換装置100の動作について説明する。図5は、光電変換装置100の動作の一例を示す動作タイミング図である。光入射状況は、光電変換装置100に光が入射しない期間である暗闇状態(DARK)と、光が入射する期間である光入射状態(LIGHT)とを示す。電源は、光電変換装置100の電源のオン(VCC)およびオフ(0)を示す。信号CS、CLK、DATAは、それぞれ通信部411への入力されるチップセレクト(CS)、シリアルクロック(CLK)、シリアルデータ(DATA)の通信パターンを示す。信号VP1、VN1、VO1は、上述の処理部133における電流電圧変換アンプ401、402、増幅アンプ405のそれぞれ出力を示す。
まず、時刻t0において、光電変換装置100に電源が供給され、信号VP1および信号VN1は電圧Vref0へ上昇するとともに、信号VO1は基準電圧Vref1へ上昇する。次に、時刻t1から時刻t2にかけて通信部411が、光電変換装置100の外部の通信コントローラと電極パッド151を介して通信を行う。信号CS(チップセレクト信号)がオフ(Low)状態からオン(High)状態に変わることによって通信部411は、外部からの信号を受信可能な状態になる。通信部411が、信号を受信可能な状態になると、設定部135は、信号CLK(シリアルクロック信号)の立ち上がり、または、立ち下がりに応じて信号DATA(シリアルデータ信号)の値(data0、data1、…、dataN)を順次取り込む。取り込んだ信号DATAの値に応じて、設定部135は、記憶部412を介して選択部131、132および処理部133、134の設定を行う。図5に示す設定例では、光信号I1、I2がそれぞれ、I1>0、I2=0となるように選択部131、132の設定を行っている。次いで、時刻t3において、光入射状態になると、入射する光に応じて生じた光電流I1によって、電流電圧変換アンプ401の出力である信号VP1は、電圧Vref0から下降する。これに伴い、増幅アンプ405の出力である信号VO1は、電圧Vref1から上昇する。その後、時刻t4において、暗闇状態になると、信号VP1は電圧Vref0に戻り、信号VO1は電圧Vref1に戻る。
ここで、受光素子領域101、102のそれぞれの受光素子がフォトダイオードである場合を考える。フォトダイオードの両端に印可される電圧において、アノード側は電極パッド151を介して接続される外部電源であり、カソード側は選択部131、132を介して接続される電圧Vref0である。また、受光素子は、図3に示すp型の領域307とn型の領域308とによるPN接合容量を含む。この受光素子の光応答を上げるために、受光素子110の両端にかかる逆電圧を大きくしてもよい。例えば、電圧Vref0を外部電源の1/2倍以下にしてもよい。しかしながら、電源電圧に変動が生じた場合、受光素子に逆電圧をかけると、PN接合容量によって変動分の電流がノイズとして発生する。光電変換装置100は、処理部133、134を介して、このノイズを増幅して出力してしまう。電源電圧の変動を可能な限り抑えるためには、読出回路130からの出力変化によって生じるクロストークを避けるなど、電力供給用のパッド配置を考慮する必要がある。例えば、電極パッド150、151のうち、光電変換装置100に電力を供給するため電力供給用パッドと、読出回路130の処理部133、134から信号を出力する出力用パッドは、光電変換装置100の方向191のそれぞれ両端に分けて配置してもよい。図1に示す構成において、電極パッド150、151のうち信号を出力する出力用パッドが配される側(電極パッド150の側)に、読出回路130のうち処理部133、134が配される。また、電極パッド150、151のうち外部電源から電力を供給する電力供給用パッドが配される側(電極パッド151の側)に、読出回路130のうち設定部135が配される。これによって、電源の安定性が向上し、光電変換装置100から出力される信号のノイズを低減することができる。
本実施形態において、読出回路130は、積分抵抗R11、R12、R21、R22を用いた電流電圧変換型の回路構成を有する。しかしながら、回路構成は、これに限られることはなく、イメージセンサやリニアセンサで一般的に用いられる電荷転送型の回路構成を有していてもよい。
また、図1に示す構成では、光電変換装置100の方向191の両端において、方向192に沿って、それぞれ複数の電極パッド150、151を方向191に1列で配置した。しかしながら、電極パッド150、151の配置は、これに限られることはない。例えば、図6に示すように、電極パッド150、151を方向191に2列、配置してもよい。電極パッド150、151の配置を2列に増やすことで、同じチップサイズで多くの電極パッドを配置することができる。図6に示す構成では、光電変換装置100において、読出回路130の方向191の端部の側および方向191とは反対の方向の端部の側に、それぞれ11個の電極パッド150、151を千鳥配置している。これによって、図1に示す構成と同じチップサイズの光電変換装置100において、より多くの電極パッドを配置することができる。
次に、図7、8を用いて、上述した光電変換装置100の応用例として、光電変換装置100を備える色ずれを検出するためのセンサユニットと、当該センサユニットを備える画像形成装置について説明する。
図7は、タンデム型のカラー画像を形成する画像形成装置700の構成を示す図である。図7の参照符号の末尾のY、M、C、Kは、それぞれ、対応する部材が対象とする現像剤(トナー)の色が、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックであることを示している。以下の説明において色を区別する必要がない場合、末尾のY、M、C、Kを省いた参照符号を使用する。帯電部702は、図中の矢印の方向に回転駆動される像担持体である感光体ドラム701を一様に帯電させる。露光部707は、感光体ドラム701にレーザ光を照射して感光体ドラム701に静電潜像を形成する。現像部703は、現像バイアスを印加することで、静電潜像に現像剤であるトナーを供給して、静電潜像を可視像であるトナー像とする。一次転写ローラ706は、一次転写バイアスにより感光体ドラム701のトナー像を中間転写ベルト708に転写する。以上の帯電部702から一次転写ローラ706までが画像形成部705として構成されている。なお、トナー像を搬送するための中間転写ベルト708は、駆動ローラ710によって回転駆動される。感光体ドラム701Y、感光体ドラム701M、感光体ドラム701C、感光体ドラム701Kが、中間転写ベルト708に順次にトナー像を重ねて転写することによってカラー画像が形成される。
搬送ローラ714、715は、カセット713内の記録材を搬送路709に沿って二次転写ローラ711まで搬送する。二次転写ローラ711は、二次転写バイアスによって中間転写ベルト708のトナー像を記録材に転写する。トナー像が転写された記録材は、定着部717において、加熱および加圧されてトナー像の定着が行われ、搬送ローラ720によって画像形成装置700外へと排出される。エンジン制御部725は、マイクロコントローラ(コントローラ501)を搭載しており、画像形成装置700の図示しない各種の駆動源のシーケンス制御や、センサを用いた各種制御などを行う。さらに、エンジン制御部725は、検査用画像を生成して上述の画像形成部705に出力する検査用画像生成の機能も担っている。また、画像形成装置700には、中間転写ベルト708に対向する位置に色ずれ量の検出するためのセンサユニット740が設けられている。
タンデム型の画像形成装置700において、経時変化または連続印刷によって出力されるカラー画像の色味や濃度などが変化する場合がある。この変動を補正するために、濃度制御が行われる。濃度制御においては、中間転写ベルト708に各色の濃度を検出するための検出画像を形成し、形成された画像濃度を色ずれ検出用のセンサユニット740で検出する。センサユニット740による濃度検出は、検査用画像を光源で照射し、反射光の強度を受光素子で検出する方式が一般的である。反射光の強度に対応する信号は、エンジン制御部725のコントローラ501で処理され、各電圧条件やレーザ光のパワーといったプロセス形成条件にフィードバックすることによって各色の最大濃度や、ハーフトーン階調特性を補正する。最大濃度の制御は、各色のカラーバランスを一定に保つことや、トナーの載り過ぎによる色重ねした画像の飛び散りを防止すること、定着不良を防止することを目的とする。一方、ハーフトーンの階調制御は、非線形的な入出力特性によって、入力画像信号に対して出力濃度がずれて自然な画像が形成できないことを防止することを目的としている。
図8は、センサユニット740、検査用画像600、および、エンジン制御部725のコントローラ501の関係を示す斜視図である。検査用画像600は、例えば、中間転写ベルト708の移動方向に沿って矩形状のトナー像を複数個形成したものである。センサユニット740は、パッケージ基板800の上に配置された発光素子801と上述の光電変換装置100と絞り部材802とを含む。従来、光電変換装置100の機能は、フォトトランジスタで構成される受光素子や、受光素子で検出した信号を処理するための回路など、ディスクリート部品を用いた構成によって達成されていた。このため、パッケージ基板800の面積確保に伴い、センサユニットが大型化していた。本実施形態では、センサユニット740が、パッケージ基板800上の光電変換装置100と発光素子801とによって構成されるため、ディスクリート部品を用いた従来の構成と比較して、センサユニット740を数分の1のサイズに小型化することが可能になる。
発光素子801は、光電変換装置100に受光させる光を発し、例えばLEDチップによって構成され、発散光束を中間転写ベルト708に照射する。発光素子801から発され、中間転写ベルト708で反射した反射光は、絞り部材802に設けられた反射光を絞るため、または、集光するための開口部803、804を経由して光電変換装置100の2つの受光素子領域101、102に入射する。
濃度制御は、正反射光成分をモニタすることによって検出されうる。しかしながら、本実施形態の画像形成装置700は、4色のトナーを使用しているため、トナーの色によって光の吸収・反射特性が異なる。例えば、発光素子801が発する光が赤外光の場合、ブラックのトナーは光をほぼ吸収し、その他の色のトナーは、光を散乱反射する。また例えば、発光素子801が発する光が赤色光の場合、ブラック及びシアンのトナーは光をほぼ吸収し、他の色のトナーは、光を散乱反射する。つまり、散乱反射量が多いトナーと、散乱反射量が少ない、または、殆ど生じないトナーが混在している状態において、検査用画像600による散乱光成分を除去する処理を行う必要がある。このため、濃度制御において、絞り部材802に正反射成分を検出するための開口部803と散乱反射光成分を検出するための開口部804を別途設ける必要がある。
正反射光成分および散乱反射光成分を2つの受光素子アレイ111、112のそれぞれの受光素子領域101、102で受光した光電変換装置100は、上述したように入射した光量に応じた信号VO1、VO2を、コントローラ501へ出力する。コントローラ501は、正反射光成分および散乱反射光成分の各信号レベルに基づいて演算処理することによって、検査用画像600の濃度を判定する。これによって、色ずれを検出し、濃度制御を行い各色の最大濃度や、ハーフトーン階調特性を補正することができる。
以上、本発明に係る実施形態を示したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態は適宜変更、組み合わせが可能である。
100:光電変換装置、101、102:受光素子領域、110:受光素子、130:読出回路、150,151:電極パッド
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る光電変換装置は、複数の受光素子がそれぞれ配された2つの受光素子領域を含む基板と、基板に配され、2つの受光素子領域から信号を読み出すための読出回路と、基板に配され、読出回路からの信号を出力するための出力用パッドと、基板に配され、2つの受光素子領域および読出回路のいずれかに電力を供給するための電力供給用パッドと、を含む光電変換装置であって、2つの受光素子領域のそれぞれは、第1の方向を長手方向とする形状を有し、2つの受光素子領域は、第1の方向と交差する第2の方向に、所定の間隔をおいて配され、出力用パッドおよび電力供給用パッドのそれぞれの少なくとも一部は、第2の方向において、2つの受光素子領域によって挟まれ、読出回路が、2つの受光素子領域によって挟まれる領域内に配され、第1の方向において、出力用パッドは、読出回路と基板の第2の方向に沿ったいずれかの端との間に配されていることを特徴とする。

Claims (19)

  1. 複数の受光素子がそれぞれ配された2つの受光素子領域を含む基板と、
    前記基板の上に配された複数の電極パッドと、
    前記基板に配され、前記2つの受光素子領域から信号を読み出すための読出回路と、を含む光電変換装置であって、
    前記複数の電極パッドは、前記読出回路からの信号を出力するための出力用パッド、および、前記2つの受光素子領域および前記読出回路のいずれかに電力を供給するための電力供給用パッドを含み、
    前記2つの受光素子領域のそれぞれは、第1の方向を長手方向とする形状を有し、
    前記2つの受光素子領域は、前記第1の方向と交差する第2の方向に、所定の間隔をおいて配され、
    前記複数の電極パッドの少なくとも1つの電極パッドは、前記第2の方向において、前記2つの受光素子領域によって挟まれていることを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記第1の方向において、前記少なくとも1つの電極パッドの少なくとも一部分が、前記2つの受光素子領域の前記長手方向において同じ側にある第1の端同士を結ぶ第1の仮想線、および、前記2つの受光素子領域の前記長手方向において前記第1の端とは反対の第2の端同士を結ぶ第2の仮想線の間に配されることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記第1の仮想線が、前記複数の受光素子のうち前記2つの受光素子領域の前記第1の端の最も近くに配された2つの受光素子の外縁を互いに結び、
    前記第2の仮想線が、前記複数の受光素子のうち前記2つの受光素子領域の前記第2の端の最も近くに配された2つの受光素子の外縁を互いに結ぶことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
  4. 前記複数の受光素子のそれぞれの受光素子は、素子分離領域によって電気的に分離され、
    前記複数の受光素子のそれぞれは、前記素子分離領域によって規定された活性領域に配された半導体領域を含み、
    前記活性領域と前記素子分離領域との境界が、前記2つの受光素子領域の前記第1の端および前記第2の端の少なくとも一部であることを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
  5. 前記光電変換装置は、前記基板を覆う遮光部をさらに含み、
    前記遮光部は、前記複数の受光素子の上にそれぞれ開口部を有し、
    前記基板の表面に対する正射影において、前記開口部の外縁が、前記複数の受光素子のそれぞれの受光素子の外縁であることを特徴とする請求項3または4に記載の光電変換装置。
  6. 前記読出回路が、前記2つの受光素子領域によって挟まれる領域内に配され、
    前記複数の電極パッドが、前記読出回路を起点として前記長手方向の一方の側、および、前記長手方向の前記一方の側とは反対側のうち少なくとも一方に配されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の光電変換装置。
  7. 前記複数の電極パッドが、前記第2の方向に沿って並ぶことを特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
  8. 前記複数の電極パッドが、前記第1の方向に1列または2列で前記第2の方向に沿って並ぶことを特徴とする請求項7に記載の光電変換装置。
  9. 前記複数の電極パッドのうち前記出力用パッドが、前記読出回路を起点として前記長手方向における一方の側に配され、
    前記複数の電極パッドのうち前記電力供給用パッドが、前記読出回路を起点として前記長手方向における前記一方の側とは反対の側に配されることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の光電変換装置。
  10. 前記読出回路が、前記2つの受光素子領域から出力される信号を処理する処理部と、前記2つの受光素子領域にそれぞれ配された前記複数の受光素子のうち信号を出力させる受光素子を設定するための設定部と、を含むことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の光電変換装置。
  11. 前記複数の電極パッドのうち前記出力用パッドが、前記読出回路を起点として前記長手方向における一方の側に配され、
    前記複数の電極パッドのうち前記電力供給用パッドが、前記読出回路を起点として前記長手方向における前記一方の側とは反対の側に配され、
    前記読出回路が、前記2つの受光素子領域から出力される信号を処理する処理部と、前記2つの受光素子領域にそれぞれ配された前記複数の受光素子のうち信号を出力させる受光素子を設定するための設定部と、を含み、
    前記読出回路において、前記出力用パッドの側に前記処理部が配され、前記電力供給用パッドの側に前記設定部が配されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の光電変換装置。
  12. 前記2つの受光素子領域のそれぞれにおいて、前記複数の受光素子が2次元アレイ状に配されることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の光電変換装置。
  13. 第1の方向に沿って第1の列を成すように配された複数の第1の光電変換部と、
    前記第1の方向に沿って第2の列を成すように配された複数の第2の光電変換部と、
    前記第1の方向と交差する第2の方向において、前記第2の方向に沿って並ぶ前記第1の列および前記第2の列の間に配され、前記複数の第1の光電変換部からの信号および前記複数の第2の光電変換部から信号を読み出すための読出回路と、
    前記第2の方向において、前記第1の列および前記第2の列の間に配された複数の電極パッドと、を備え、
    前記複数の第1の光電変換部のいずれか1つと前記複数の第2の光電変換部のいずれか1つとを結ぶ仮想線が、前記複数の電極パッドの少なくとも1つを通る、
    ことを特徴とする光電変換装置。
  14. 前記仮想線は、前記第1の列の一方の端に配置された前記第1の光電変換部と、前記複数の前記第2の列において、前記一方の端と同じ側の端に配された前記第2の光電変換部と、を結ぶ、
    ことを特徴とする請求項13に記載の光電変換装置。
  15. 前記複数の電極パッドの少なくとも1つが前記仮想線によって2つの部分に分けられるように、前記複数の電極パッドの少なくとも1つの一部分が、前記第2の方向において、前記第1の列および前記第2の列の間に配される、
    ことを特徴とする請求項13または14に記載の光電変換装置。
  16. 前記複数の電極パッドは、前記読出回路からの信号を出力するための出力用パッド、および、前記複数の第1の光電変換部、前記複数の第2の光電変換部および前記読出回路のいずれかに電力を供給するための電力供給用パッドを含む、
    ことを特徴とする請求項13乃至15の何れか1項に記載の光電変換装置。
  17. 前記複数の第1の光電変換部および前記複数の第2の光電変換部が配された基板を備え、
    前記基板は、前記複数の第1の光電変換部および前記複数の第2の光電変換部が配される活性領域と、前記活性領域を規定する分離領域とを含む、
    ことを特徴とする請求項13乃至16の何れか1項に記載の光電変換装置。
  18. 請求項1乃至17の何れか1項に記載の光電変換装置と、前記光電変換装置に受光させる光を発する発光素子と、を含むことを特徴とするセンサユニット。
  19. 請求項18に記載のセンサユニットと、前記センサユニットから出力される信号を処理するコントローラと、を含むことを特徴とする画像形成装置。
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