JP2020070625A - 外壁パネル取付構造 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施例1の建物ユニットの構成を示す斜視図である。図2は、実施例1の間柱に外壁パネルを取り付けた構成を建物内部側から見た図である。以下、図1及び図2に基づいて、実施例1の建物ユニットの構成を説明する。
図3は、実施例1の外壁パネル5の構成を示す斜視図である。図4は、実施例1の外壁パネル5の間柱4への取付構造を示す断面図である。以下、図3及び図4に基づいて、実施例1の外壁パネル5の構成を説明する。
図5は、実施例1の間柱4の梁への取付構造を示す図であり、図5(a)は間柱4の端部の連結構造の構成を説明する斜視図であり、図5(b)は間柱4に引張力が作用している状態を説明する側面図である。以下、図5に基づいて、実施例1の間柱4の取付構造を説明する。
図6は、実施例1の抵抗部材20とその周辺を示す分解斜視図である。図7は、実施例1の抵抗部材20とその周辺を示す断面図である。以下、図6及び図7に基づいて、実施例1の抵抗部材20の構成を説明する。
図9は、水平外力が加わったときの実施例1の建物ユニットU1,U2の変形と外壁パネル5の動きを示す図である。以下、図9に基づいて、実施例1の建物ユニットU1,U2の変形と外壁パネル5の動きを説明する。
図10は、実施例1の建物ユニットU1,U2の解析モデルを説明するモデル図である。図11及び図12は、実施例1の建物ユニットU1,U2の解析モデルを増分解析した解析結果を示す模式図である。以下、図10〜図12に基づいて、実施例1の建物ユニットU1,U2の水平耐力を確認した解析について説明する。
次に、実施例1の外壁パネル取付構造における作用を説明する。実施例1の外壁パネル取付構造は、柱2と梁(床梁11,天井梁12)とで構成されたラーメン構造体10に外壁パネル5を取り付けた外壁パネル取付構造である。この外壁パネル取付構造において、外壁パネル5は、梁(床梁11,天井梁12)間に架け渡された間柱4に取り付けられ、間柱4の端部は、間柱4の本体部4aより弾性変形量が大きく形成され、上階の外壁パネル5と、下階の外壁パネル5との間に、ラーメン構造体10に対する外壁パネル5の外縁の相対変位を減少させる抵抗部材20を介在させる(図6)。
図13は、実施例2の建物ユニットの構成を示す斜視図である。図14は、実施例2の抵抗部材とその周辺を示す側面図である。以下、図13及び図14に基づいて、実施例2の外壁パネル取付構造の構成を説明する。なお、上記実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一の符号を用いて説明する。
図15及び図16は、実施例2の外壁パネル5の動きを説明する説明図である。以下、図15及び図16に基づいて、実施例2の外壁パネルの動きを説明する。なお、図15及び図16では、外壁パネルの動きを誇張して表現している。
次に、実施例2の外壁パネル取付構造における作用を説明する。実施例2の外壁パネル取付構造では、抵抗部材220は、上階の外壁パネル5の下端の角部の周辺と、下階の外壁パネル5の上端の角部の周辺と、に設けられる(図14)。
図17は、実施例3の抵抗部材とその周辺を示す側面図である。以下、図17に基づいて、実施例3の外壁パネル取付構造の構成を説明する。なお、上記実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一の符号を用いて説明する。
次に、実施例3の外壁パネル取付構造における作用を説明する。実施例3の外壁パネル取付構造では、抵抗部材320は、上階の外壁パネル5と、下階の外壁パネル5との間に形成される横材320aと、同じ階で隣り合う外壁パネル5の間に形成される縦材320bと、を備える(図17)。
図18は、実施例4の抵抗部材とその周辺を示す斜視図である。図19は、実施例4の抵抗部材とその周辺を示す断面図である。以下、図18及び図19に基づいて、実施例4の外壁パネル取付構造の構成を説明する。なお、上記実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一の符号を用いて説明する。
図21は、実施例4の建物ユニットU1,U2の解析モデルを増分解析した解析結果を示す模式図である。以下、図21に基づいて、実施例4の建物ユニットU1,U2の水平耐力を確認した解析について説明する。
[外壁パネル取付構造の作用]
次に、実施例4の外壁パネル取付構造における作用を説明する。実施例4の外壁パネル取付構造では、抵抗部材420,520は、外壁パネル5に設けられる水切り60を固定する水切固定部材である(図19,図20)。
2 柱
4 間柱
4a 本体部
5 外壁パネル
6 リベット(取付部材の一例)
10 ラーメン構造体
11 床梁(梁の一例)
12 天井梁(梁の一例)
20 抵抗部材
60 水切り
121 上板
122 基板
123a,123b,123c 縦壁
320a 横材
320b 縦材
Claims (9)
- 柱と梁とで構成されたラーメン構造体に外壁パネルを取り付けた外壁パネル取付構造であって、
前記外壁パネルは、前記梁間に架け渡された間柱に取り付けられ、
前記間柱の端部は、前記間柱の本体部より弾性変形量が大きく形成され、
上階の前記外壁パネルと、下階の前記外壁パネルとの間に、前記ラーメン構造体に対する前記外壁パネルの外縁の相対変位を減少させる抵抗部材を介在させる
ことを特徴とする、外壁パネル取付構造。 - 前記抵抗部材は、前記外壁パネルの水平方向の全長に亘って設けられる
ことを特徴とする、請求項1に記載の外壁パネル取付構造。 - 前記抵抗部材は、上階の前記外壁パネルの下端の角部の周辺と、下階の前記外壁パネルの上端の角部の周辺と、に設けられる
ことを特徴とする、請求項1に記載の外壁パネル取付構造。 - 前記抵抗部材は、同じ階で隣り合う前記外壁パネルを跨るように配置される
ことを特徴とする、請求項3に記載の外壁パネル取付構造。 - 前記抵抗部材は、
上板と、
前記上板と対向して形成される基板と、
前記上板と、前記基板との間を接続する複数の縦壁と、を有する
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の外壁パネル取付構造。 - 複数の前記縦壁は、それぞれ、異なる断面を有する
ことを特徴とする、請求項5に記載の外壁パネル取付構造。 - 前記抵抗部材は、
上階の前記外壁パネルと、下階の前記外壁パネルとの間に形成される横材と、
同じ階で隣り合う前記外壁パネルの間に形成される縦材と、を備える
ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載の外壁パネル取付構造。 - 前記抵抗部材は、前記外壁パネルに設けられる水切りを固定する水切固定部材である
ことを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の外壁パネル取付構造。 - 前記抵抗部材が降伏点に達する変形量は、前記外壁パネルを前記間柱に取り付ける取付部材が降伏点に達する変形量より小さい
ことを特徴とする、請求項1〜8の何れか一項に記載の外壁パネル取付構造。
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2018
- 2018-10-31 JP JP2018205425A patent/JP7128086B2/ja active Active
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