JP2020070566A - 水栓装置 - Google Patents

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洋輔 成海
Yosuke Narumi
洋輔 成海
建吾 藤井
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建吾 藤井
健 宮野
Takeshi Miyano
健 宮野
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Abstract

【課題】水栓本体と締結部材との締結の度合いが外側から視認可能で、適切な締め付けトルクで連結できる水栓装置を提供すること。【解決手段】液体の吐水又は止水を操作する水栓装置B1であって、内部に弁体が設けられる弁カートリッジ4と、弁カートリッジ4を収容する収容部30を有する水栓本体3と、水栓本体3に螺合することで収容部30内に収容された弁カートリッジ4を固定する締結部材5と、を有し、水栓本体3の表面及び締結部材5の表面には、水栓本体3及び締結部材5が所定の位置に螺合されたことを示す表示部が形成される、水栓装置B1である。【選択図】図4

Description

本発明は、水栓装置に関する。
従来、給水栓の弁体を開閉することで、給水源から給水される湯水を洗面器等へ吐水又は止水を行うように操作する水栓装置が知られている。水栓装置に、弁体が設けられる弁カートリッジと、弁カートリッジを収容する収容部を有する水栓本体と、を設け、締結部材を収容部材に螺合させて、弁カートリッジを水栓本体内に固定することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−96753号公報
締結部材の水栓本体に対する螺合は、弁カートリッジを交換する際など、施工現場で行われるが、工具等を使った場合に施工者が締結部材を締めすぎてしまうことがあった。水栓本体が樹脂製であった場合には、締めすぎにより破損する懸念が生じる。また、逆に、締結部材の締結が足りずに緩んでしまう場合もあり、締結部材の螺合をどこで止めるかを、施工者が理解しやすく、適切な力で締結が可能になる水栓装置が求められている。
本発明は、液体の吐水又は止水を操作する水栓装置(例えば、後述の水栓装置B1)であって、内部に弁体が設けられる弁カートリッジ(例えば、後述の弁カートリッジ4)と、前記弁カートリッジを収容する収容部(例えば、後述の収容部30)を有する水栓本体(例えば、後述の水栓本体3)と、前記水栓本体に螺合することで前記収容部内に収容された前記弁カートリッジを固定する締結部材(例えば、後述の締結部材5)と、を有し、前記水栓本体の表面及び前記締結部材の表面には、前記水栓本体及び前記締結部材が所定の位置に螺合されたことを示す表示部が形成される、水栓装置に関する。
前記表示部は、前記水栓本体の表面に形成される凹部又は凸部(例えば、後述の第1凹部34)と、前記締結部材の表面に形成される凹部又は凸部(例えば、後述の第2凹部53)と、で構成され、前記水栓本体の表面に形成される凹部又は凸部と、前記締結部材の表面に形成される凹部又は凸部とが、連続して配置されることで、前記水栓本体と前記締結部材が前記所定の位置に螺合されたことを示すことが好ましい。
前記水栓本体及び前記締結部材を覆うカバー部材(例えば、後述のカバー部材6)をさらに有し、前記カバー部材は、前記水栓本体の表面及び前記締結部材の表面に形成された前記凹部又は前記凸部に係合するカバー凸部(例えば、後述のカバー凸部60)又はカバー凹部を有することが好ましい。
前記表示部は、複数形成されることが好ましい。
本発明によれば、水栓本体と締結部材との締結の度合いが外側から視認可能で、適切な締め付けトルクで連結できる水栓装置を提供することができる。
本実施形態に係る洗面台を示す斜視図である。 本実施形態に係る水栓装置と吐水装置からなる混合水栓システム、及び洗面器を示す斜視図である。 本実施形態の水栓装置の拡大縦断面図である。示す図である。 本実施形態の水栓装置の拡大横断面図である。 本実施形態の水栓装置における水栓本体及び締結部材を示し、(a)図は斜視図であり、(b)図は正面図である。 本実施形態の水栓装置におけるカバー部材を示し、(a)図は斜視図であり、(b)図は背面図である。 他の実施形態に係る吐水装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、洗面台Aを示す斜視図であり、図2は、混合水栓システムBを示す斜視図である。
本実施形態の洗面台Aは、例えば、図1に示すように、下部収納キャビネット110と、下部収納キャビネット110の上方に設けられた洗面器120と、洗面器120内に水や湯を吐出させる混合水栓システムBとを備えて構成されている。なお、本実施形態の洗面台Aは、洗面器120の上方にミラーキャビネット(上部収納キャビネット)を備え、洗面化粧台として構成しても勿論構わない。
洗面器120は、水受け可能な洗面ボウルのボウル部121と、ボウル部121の後方に設けられ、且つ左右の幅方向一側端から他側端まで延設されるとともに上方に突設された後方壁部122とを備えて形成されている。
後方壁部122は、下端から上端に向かうに従い漸次その厚さが小となるように、ボウル部121側の前壁面が下端から上端に向かうに従い漸次後方に傾斜する傾斜面となって形成されている。後方壁部122には、混合水栓システムBを取り付けるための取付孔が形成されている(図示省略)。
混合水栓システムBは、供給源から供給される液体を洗面器120へ吐水又は止水するシステムである。本明細書において、液体とは水及び湯、並びに洗剤等を含む流動体を意味する。混合水栓システムBは、図1及び図2に示すように、後方壁部122に配置される水栓装置B1と、吐水装置B2とで構成されている。
吐水装置B2は、水栓装置B1の操作に応じて湯水を吐出する。図1及び図2に示すように、吐水装置B2は、洗面台Aに取り付けて吐水装置B2を固定するための台座部201と、台座部201に後端を接続して設けられる吐水管部202と、吐水管部202の先端に設けられ、水又は湯を吐出する吐水部203とを備えて構成されている。なお、吐水部203は、吐水管部202に対して着脱可能に設けられている。
図3は、水栓装置B1の部分拡大断面図である。水栓装置B1は、洗面器120の後方壁部122の略中央部に取り付けられ、湯水の吐水又は止水を操作する装置である。水栓装置B1は、ハンドル2と、水栓本体3と、弁カートリッジ4と、締結部材5と、カバー部材6と、給水管7と、連結ホース8と、取付ナット9と、を有する。
ハンドル2は、図3に示すように、洗面器120の後方壁部122から手前側へ突出し、水栓装置B1の先端側に配置される。ハンドル2は、使用者に直接操作され、前後及び左右方向に可動する。ハンドル2は、水栓本体3に取り付けられるハンドル本体部21と、ハンドル本体部21から延出するハンドルレバー部22と、レバー連結部23と、を有する。
ハンドル本体部21は、有底筒状に形成され、取り付けられた状態で洗面器120の後方壁部122側に向かって開口し、手前側の表面が略円形に形成されている。
ハンドルレバー部22は、ハンドル本体部21の外周から径方向外側へ延びる細長い持ち手である。
レバー連結部23は、ハンドル本体部21の内側面から傾斜して立設される突起部であり、突起部の内側が窪んでいる。レバー連結部23では、突起の内側に後述するレバー41が連結される。
給水管7は、図2に示すように、水栓装置B1の基端側に連結される。給水管7は、水が供給される入水管71と、湯が供給される入湯管72とを有し、それぞれから水栓装置B1内へと湯水が供給される。給水管7は、後方壁部122の背面側から下方に延び、入水管71が建物の壁面の給水口111に、入湯管72が給湯口112に接続される(図1参照)。
連結ホース8は、図1に示すように、水栓装置B1の背面側から吐水装置B2側へと接続されるフレキシブルなホースである。連結ホース8は、水栓装置B1内で混合された湯水を水栓装置B1から吐水装置B2へ送る管である。
水栓本体3は、図3に示すように、筒状の部材であり、中空の内部に各種部品を収容可能な収容部30を有する。水栓本体3は、洗面器120の後方壁部122に取り付けられる。水栓本体3の先端側には、ハンドル2が配置される。
水栓本体3は、本体支持部31と、背面部32と、フランジ部33と、第1凹部34と、を有し、樹脂により構成される。
本体支持部31は、後方壁部122に形成された取付孔から前方へ突出するように延び略円筒形のケースである。本体支持部31は、外側ネジ部311と、内側ネジ部312と、を有する。
外側ネジ部311は、後述する取付ナット9が螺合し、締結される。外側ネジ部311は、本体支持部31の基端側の外側表面に形成されるネジ溝である。
内側ネジ部312は、後述する締結部材5が螺合し、締結される。内側ネジ部312は、本体支持部31の先端側に形成される開口近傍の内側表面に形成されるネジ溝である。
背面部32は、本体支持部31の基端側に配置され、円筒状の本体支持部31の基端部から拡径する略円盤状の部分である。背面部32は、後方壁部122の内部に取り付けられて入水管71及び入湯管72に接続されるとともに、背面部32の側部から連結ホース8に接続される。
図4は、水栓装置B1の拡大横断面図である。図5は、水栓装置B1における水栓本体3及び締結部材5を示し、(a)図は斜視図であり、(b)図は正面図である。図5(a)及び図5(b)では、説明の便宜のため、後述するカバー部材6を省略して示している。
図4及び図5(a)に示すように、水栓本体3は、フランジ部33及び表示部としての第1凹部34を有する。
フランジ部33は、本体支持部31の上端側の表面に、外周に沿って形成され、外側に拡径する環状の突出部である。図5(a)及び図5(b)に示すように、環状の突出部は、上下に離間して2つ形成されている。
第1凹部34は、フランジ部33の周面33a上に形成される。図5(b)に示すように、フランジ部33の周面33aから上方に向かって、一対の突起部341が突出する。第1凹部34は、間を空けて二つ連続する一対の突起部341の間に形成される。第1凹部34は、図4に示すように、水栓本体3のフランジ部33において径方向に向かい合って2つ形成されている。第1凹部34は、向かい合う一方と他方で、突起部341同士の間隔が異なっており、水栓本体第1大凹部34aと、水栓本体第1大凹部34aよりも間隔の狭い水栓本体第1小凹部34bとを有する。
図3に示すように、弁カートリッジ4は、水栓本体3の収容部30内に配置される。弁カートリッジ4は、内部に弁体が設けられ、カートリッジ本体40と、レバー41と、軸支体42と、スライドプレート43と、可動弁体44と、固定弁体45と、を有する。
カートリッジ本体40は、内部に湯水が流入可能な筒状の部材である。カートリッジ本体40は、基端側に形の大きな大径部40aと、先端側に大径部40aよりも径の小径部40bが形成され、大径部40aと小径部40bが前後方向の半ばで接続されている。
レバー41は、カートリッジ本体40内に配置される角柱状の部材であり、上端がハンドル2のレバー連結部23に接続されている。レバー41は、使用者がハンドル2を操作することで、その方向や位置が変更される。
軸支体42は、レバー41を支持する円筒状の支持体で、水栓装置B1の後方側に配置される円盤部42aと、円盤部42aから前方へ延出し、円盤部42aより小さい径の円筒体の支持部42bとを有し、カートリッジ本体40の内側に配置される。軸支体42の中空部内に、レバー41が配置されている。
スライドプレート43は、軸支体42の円盤部42aの背面側に配置される略円盤状の部材である。スライドプレート43の前面側にはレバー41の基端を係合ピンにより接続するピン係合部43aが突出して形成されている。スライドプレート43は、レバー41に接続され、レバー41の動きに伴ってカートリッジ本体40の軸に直交する方向にスライドする。
可動弁体44は、スライドプレート43の背面側に配置される円盤状の部材であり、中央部側に貫通孔が形成されている。可動弁体44は、レバー41の動きに伴って、スライドプレート43とともにスライドする。
固定弁体45は、可動弁体44の背面側に配置される円盤状の部材である。固定弁体45には、入水孔、入湯孔、混合水孔の三つの貫通孔が形成されている。これらの貫通孔は、それぞれが水栓装置B1の背面側から入水管71、入湯管72及び連結ホース8に連通する。固定弁体45は、カートリッジ本体40の背面側端部を塞ぐように取り付けられている。
水栓本体3は、ハンドル2の操作によりレバー41が動き、レバー41の移動に伴ってスライドプレート43及び可動弁体44が、カートリッジ本体40の軸に直交するように移動する。この移動により、固定弁体45に形成された貫通孔で、スライドプレート43及び可動弁体44の位置に応じて開口面積が調整される。そして、入水管71及び入湯管72と連通する貫通孔から湯水がカートリッジ本体40内に流入する。同時に、湯水がカートリッジ本体40内で混合され、連結ホース8と連通する貫通孔から排出される。混合された湯水は、連結ホース8を介して吐水装置B2へ供給される。レバー41、スライドプレート43、可動弁体44、固定弁体45により、水栓装置B1から吐水装置B2へ湯水の給水及び止水を行う際の弁体が構成される。弁体の貫通孔のそれぞれを介して、水栓本体3は、給水管7(入水管71、入湯管72)に接続される。
取付ナット9は、略円筒形でネジ溝の形成されたナットであり、水栓本体3における本体支持部31の基端側に形成された外側ネジ部311に螺合される。
締結部材5は、水栓本体3の本体支持部31に螺合されて、弁カートリッジ4を水栓本体3内に固定するナットである。締結部材5は、締結部51と、フランジ部52と、表示部としての第2凹部53と、を有する。
なお、水栓本体3の表面に形成される第1凹部34及び締結部材5の第2凹部53により、本実施形態の表示部が形成される。
締結部51は、締結部材5の外周面に形成され、取り付けた状態で本体支持部31の背面部32側に配置される部分である。締結部51は、本体支持部31の内周面に形成された内側ネジ部312に対応する部分に形成されたネジ溝である。
フランジ部52は、締結部材5が水栓本体3に螺合された状態でハンドル2側に配置され、外周側へ向かって延出する部分である。図4〜図5(b)に示すように、フランジ部52は、上面視で略六角形で所定の厚みを有する。
第2凹部53は、図4及び図5(a)に示すように、フランジ部33に形成される六つの角のうち、互いに向き合う2つの角に形成される。第2凹部53は、フランジ部52の角から内側に向かって略コの字状に切り欠かれた切欠きである。図4に示すように、第2凹部53は、向かい合う一方と他方で、切欠かれた部分の幅が異なっており、締結部材第2大凹部53aと、締結部材第2大凹部53aよりも幅の狭い締結部材第2小凹部53bとを有する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、締結部材5が正しく水栓本体3に締結されたとき、締結部材第2大凹部53aは、水栓本体第1大凹部34aと水栓本体3の軸方向に沿って重なる。締結部材第2小凹部53bは、水栓本体第1小凹部34bと水栓本体3の軸方向に沿って重なる。このように、第1凹部34及び第2凹部53からなる表示部は、互いに向かい合って二箇所形成される。水栓本体3と締結部材5に形成された凹部同士が上下に重なることで、第1凹部34と第2凹部53とが連続して配置される。水栓本体3の第1凹部34及び締結部材5の第2凹部53は、締結部材5の締結部51と、水栓本体3の内側ネジ部312とが、締まりすぎず、緩みすぎず、適切な位置に螺合されたときに、位置が揃うように配置されている。
図6(a)はカバー部材6の斜視図であり、図6(b)は、カバー部材6の背面図である。カバー部材6は、水栓本体3及び締結部材5の外側を覆う樹脂製のキャップであり、胴体部61と、笠部62と、カバー凸部60と、を有する。
胴体部61は、水栓本体3における本体支持部31の基礎端側から先端側を覆う径の一定した円筒状の部分である。
笠部62は、胴体部61の先端側で拡径した後、笠部62の先端側に向かって突出し、先端側に向かうに従って縮径する。笠部62の先端は、円形に開口している。笠部62は、胴体部61が本体支持部31の外表面を覆った状態で、ハンドル2のハンドル本体部21における内部に向かって延びる。また、笠部62の外表面は、ハンドル本体部21によって覆われる。笠部62は、ハンドル本体部21と直接的に接合されてはおらず、ハンドル2の移動によって、本体支持部31とハンドル本体部21の間に隙間が空くことを防止している。
図6(b)に示すように、カバー凸部60は、大凸部63及び小凸部64を有する。カバー凸部60は、笠部62の裏面に内側に向かって突出して形成される凸部である。カバー部材6を水栓本体3に取り付けると、大凸部63は、水栓本体3と締結部材5に形成される水栓本体第1大凹部34a及び締結部材第2大凹部53aに係合する。小凸部64は、水栓本体第1小凹部34b及び締結部材第2小凹部53bに係合する。
以上の水栓装置B1は、以下の手順で取り付けられる。
まず、水栓本体3の収容部30内に弁カートリッジ4を配置し、次に締結部材5の締結部51を水栓本体3の内周側に形成された内側ネジ部312と螺合させて、水栓本体3内に弁カートリッジ4を固定する。このとき、水栓本体第1大凹部34aと、締結部材第2大凹部53aとが合うように、また、水栓本体第1小凹部34bと締結部材第2小凹部53bとが合うように、締結部材5を水栓本体3に螺合させる。水栓本体3の表面に形成された第1凹部34と、締結部材5の表面に形成された第2凹部53とが上下に揃って連続して配置されることで、水栓本体3と締結部材5とが適切な位置に螺合されたことが示される。
締結部材5が水栓本体3に接続された状態で、後方壁部122の背面側から、弁カートリッジ4及び締結部材5の取り付けられた水栓本体3を後方壁部122に形成された取付用の孔に挿通させる。
次に、取付ナット9を水栓本体3の基端部における外側ネジ部311に螺合させることで、水栓本体3を後方壁部122に固定する。
また、その後、水栓本体3の上に、カバー部材6を被せる。このとき、図4に示すように、カバー部材6の笠部62の裏面に形成されている大凸部63を、水栓本体第1大凹部34a及び締結部材第2大凹部53a内に係合させるとともに、小凸部64を、水栓本体第1小凹部34b及び締結部材第2小凹部53bに係合させる。
カバー部材6の笠部62の先端に形成された開口からは、弁カートリッジ4のレバー41が突出している。このレバー41の先端に、ハンドル2のレバー連結部23を嵌め込み、レバー41とハンドル2を連結する。
このように、カバー部材6の大凸部63を水栓本体第1大凹部34a及び締結部材第2大凹部53aに、小凸部64を水栓本体第1小凹部34b及び締結部材第2小凹部53bに係合させることで、締結部材5の移動がロックされる。
一方、水栓本体3の背面部32に、水栓本体3を入水管71、入湯管72及び連結ホース8を接続する。連結ホース8は吐水装置B2へ接続されているので、水栓装置B1と吐水装置B2が連結される。
建物の給水口111及び給湯口112から供給される湯水は、使用者によるハンドル2の操作によって、入水管71及び入湯管72から水栓装置B1の水栓本体3内に供給されて、湯水が所望の温度に混合される。混合された湯水は、連結ホース8から吐水装置B2へと供給されて、吐水管部202を通り、吐水部203から排出される。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、液体の吐水又は止水を操作する水栓装置B1を、内部に弁体が設けられる弁カートリッジ4と、弁カートリッジ4を収容する収容部30を有する水栓本体3と、水栓本体3に螺合することで収容部30内に収容された弁カートリッジ4を固定する締結部材5と、を含んで構成した。また、水栓本体3の表面及び締結部材5の表面に、水栓本体3及び締結部材5が所定の位置に螺合されたことを示す表示部を形成した。
水栓本体3の3表面及び締結部材5の表面に第1凹部34及び第2凹部53が形成されているので、締結部材5を回して水栓本体3に螺合させる際、外側から第1凹部34及び第2凹部53の位置を視認することで、どの程度まで螺合すればよいかがわかる。このため、適切な締め付けトルクで締結部材5を締結することができ、締結部材5で水栓本体3を締め付けすぎたり、逆に締結が十分でなく緩んだりすることが防止される。よって、締結部材5の過剰な締め付けや締め付け不足による施工現場での漏水リスクを低減することができる。また、過剰な締め付けによって締結部材5や水栓本体3が破損することが防止できるので、メンテナンス時等のコストダウンも可能になる。さらに、破損が効果的に防止できることで、部品を樹脂製にすることができるので、製造コストも低減することができる。
本実施形態では、表示部は、水栓本体3の表面に形成される第1凹部34と、締結部材5の表面に形成される第2凹部53と、で構成した。また、水栓本体3の表面に形成される第1凹部34と、締結部材5の表面に形成される第2凹部53とが、連続して配置されることで、水栓本体3と締結部材5が所定の位置に螺合されたことを示すようにした。
表示部を水栓本体3及び締結部材5の表面に形成した第1凹部34及び第2凹部53により構成することで、螺合位置が視認しやすい。また、表示部が劣化して見えなくなったり消えたりすることがないので、表示部の耐久性が向上する。
本実施形態では、水栓本体3及び締結部材5を覆うカバー部材6をさらに含んで構成し、カバー部材6を、水栓本体3の表面及び締結部材5の表面に形成された第1凹部34、第2凹部53に係合するカバー凸部60を含んで構成した。カバー部材6のカバー凸部60を水栓本体3及び締結部材5の第1凹部34及び第2凹部53に係合するように構成することで、締結部材5を過剰に締め付けた場合は水栓本体3の第1凹部34と締結部材5の第2凹部53とがずれて、カバー凸部60が係合しなくなる。また、締結部材5の締結が足りない場合は、カバー部材6が浮いてしまい、レバー41と干渉してハンドル2の操作ができなくなる。このため、カバー部材6を設けることで、締結部材5の締結の異常がわかりやすくなる。さらに、ウォーターハンマー等の衝撃で、適切に締結されていた締結部材5が緩むことがあったとしても、カバー部材6のカバー凸部60によって第1凹部34及び第2凹部53がロックされるので、緩み止めとして作用する。さらに、水栓本体3と締結部材5が覆われることで、意匠性も向上する。
本実施形態では、表示部を、複数形成した。水栓本体3及び締結部材5のそれぞれ対向する位置に、水栓本体第1大凹部34aと水栓本体第1小凹部34b、及び、締結部材第2大凹部53aと締結部材第2小凹部53bと、それぞれ幅の大きな凹部と小さな凹部で2箇所に設けたことにより、施工作業をしている施工者が視認しやすくなる。また、カバー部材6を設けた場合には、カバー部材6と水栓本体3及び締結部材5との係合も確実になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
図7は、他の実施形態に係る水栓装置B3の斜視図である。他の実施形態では、水栓装置B3に吐水管部202及び吐水部203が設けられて、水栓装置と吐水装置が一体になっている。他の実施形態においても、水栓装置B3には、水栓本体3及び締結部材5の表面に、表示部が形成されており、上記と同様の効果を奏する。
また、上記実施形態では、表示部を、水栓本体3及び締結部材5に形成された第1凹部34及び第2凹部53により構成しているが、これに限られない。表示部は、凹凸によらずに、印や絵柄を印刷したり、シールを貼ったりすることで構成してもよい。
また、上記実施形態では、水栓本体3及び締結部材5に第1凹部34及び第2凹部53を形成し、カバー部材6にカバー凸部60が形成しているが、これに限られない。水栓本体及び締結部材側に凸部を形成し、カバー部材側にカバー凹部を形成してもよい。
また、上記実施形態では、水栓装置B1は、樹脂製であるが、材質は限定されない。金属製又はその他の材質でもよい。
また、上記実施形態では、表示部は、水栓本体3に2箇所、締結部材5に2箇所設けられているが、2箇所に限定されない。2箇所よりも多く形成されていてもよく、逆に1箇所のみでも構わない。
B1、B3 水栓装置
3 水栓本体
4 弁カートリッジ
5 締結部材
6 カバー部材
34 第1凹部(表示部)
53 第2凹部(表示部)
60 カバー凸部

Claims (4)

  1. 液体の吐水又は止水を操作する水栓装置であって、
    内部に弁体が設けられる弁カートリッジと、
    前記弁カートリッジを収容する収容部を有する水栓本体と、
    前記水栓本体に螺合することで前記収容部内に収容された前記弁カートリッジを固定する締結部材と、を有し、
    前記水栓本体の表面及び前記締結部材の表面には、前記水栓本体及び前記締結部材が所定の位置に螺合されたことを示す表示部が形成される、水栓装置。
  2. 前記表示部は、前記水栓本体の表面に形成される凹部又は凸部と、前記締結部材の表面に形成される凹部又は凸部と、で構成され、
    前記水栓本体の表面に形成される凹部又は凸部と、前記締結部材の表面に形成される凹部又は凸部とが、連続して配置されることで、前記水栓本体と前記締結部材が前記所定の位置に螺合されたことを示す、請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記水栓本体及び前記締結部材を覆うカバー部材をさらに有し、
    前記カバー部材は、前記水栓本体の表面及び前記締結部材の表面に形成された前記凹部又は前記凸部に係合するカバー凸部又はカバー凹部を有する、請求項2に記載の水栓装置。
  4. 前記表示部は、複数形成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の水栓装置。
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