JP2020069577A - 産業用ロボット - Google Patents

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Takayuki Yazawa
隆之 矢澤
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真志 藤原
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Abstract

【課題】関節部に減速機が配置された産業用ロボットにおいて、減速機で生じる熱に起因する関節部の温度上昇を抑制することが可能な産業用ロボットを提供する。【解決手段】関節部16を備える産業用ロボットは、関節部16に配置される減速機22と、関節部16に配置され産業用ロボットの動作時に回転するプーリ32とを備えている。プーリ32には、送風用の複数の羽根が一体で形成されているか、または、固定されており、プーリ32が回転するときに発生する風によって、減速機22を冷却することが可能になっている。【選択図】図2

Description

本発明は、関節部を備える産業用ロボットに関する。
従来、真空中でガラス基板を搬送する産業用ロボットが知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の産業用ロボットは、ガラス基板が搭載されるハンドと、ハンドが先端側に回動可能に連結されるアームと、アームの基端側が回動可能に連結される本体部とを備えている。アームは、基端側が本体部に回動可能に連結される第1アーム部と、第1アーム部の先端側に基端側が回動可能に連結される第2アーム部とから構成されている。第2アーム部の先端側には、ハンドが回動可能に連結されている。
特許文献1に記載の産業用ロボットでは、ハンドおよびアームは、真空中に配置されている。第1アーム部および第2アーム部は、中空状に形成されている。第1アーム部および第2アーム部の内部の圧力は大気圧になっている。第1アーム部の内部には、第1アーム部に対して第2アーム部を回動させるための第1モータと、第2アーム部に対してハンドを回動させるための第2モータとが配置されている。第1アーム部と第2アーム部との連結部となる関節部には、第1モータの回転を減速して第2アーム部に伝達する減速機が配置されている。減速機は、中空減速機であり、減速機の内周側には、中空回転軸が配置されている。
また、特許文献1に記載の産業用ロボットでは、減速機の入力軸に、プーリが固定されている。プーリには、ベルトを介して第1モータの動力が伝達されている。プーリの内周側には、転がり軸受が配置されている。転がり軸受の内輪は、中空回転軸に固定されている。転がり軸受の外輪の外周面には、プーリの内周面が所定の接触圧で接触しており、転がり軸受の外輪の外周面とプーリの内周面との間の摩擦力によって、プーリと外輪とが一緒に回転する。なお、中空回転軸の下端部には、プーリが固定されており、このプーリには、ベルトを介して第2モータの動力が伝達されている。
特開2014−144527号公報
特許文献1に記載の産業用ロボットでは、関節部に配置される減速機で熱が発生する。減速機で熱が発生すると、減速機で発生する熱の影響で関節部の温度が上昇して、関節部に配置される転がり軸受等の部品が損傷するおそれがある。そのため、特許文献1に記載の産業用ロボットでは、減速機で発生する熱を効率的に放散して、関節部の温度上昇を抑制できることが好ましい。
そこで、本発明の課題は、関節部に減速機が配置された産業用ロボットにおいて、減速機で生じる熱に起因する関節部の温度上昇を抑制することが可能な産業用ロボットを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の産業用ロボットは、関節部を備える産業用ロボットにおいて、関節部に配置される減速機と、関節部に配置され産業用ロボットの動作時に回転するプーリとを備え、プーリには、送風用の複数の羽根が一体で形成されているか、または、固定されていることを特徴とする。
本発明の産業用ロボットでは、関節部に配置されるプーリに、送風用の複数の羽根が一体で形成されているか、または、固定されている。そのため、本発明では、プーリが回転するときに発生する風によって、減速機を冷却することが可能になる。すなわち、本発明では、プーリが回転するときに発生する風によって、減速機で生じる熱を効率的に放散することが可能になる。したがって、本発明では、減速機で生じる熱に起因する関節部の温度上昇を抑制することが可能になる。また、本発明では、プーリを利用して、減速機で生じる熱を効率的に放散することが可能になるため、産業用ロボットの部品点数を増加させることなく、減速機で生じる熱に起因する関節部の温度上昇を抑制することが可能になる。
本発明において、プーリが一方向へ回転すると、プーリから減速機に向かって流れる風が発生することが好ましい。このように構成すると、プーリが回転するときに発生する風によって、減速機を直接的に冷却することが可能になる。したがって、減速機で生じる熱をより効率的に放散することが可能になり、その結果、減速機で生じる熱に起因する関節部の温度上昇を効果的に抑制することが可能になる。
本発明において、プーリは、減速機の入力側に連結されていることが好ましい。このように構成すると、減速機で熱が生じる減速機の動作時に、プーリを回転させて風を発生させることが可能になる。また、このように構成すると、プーリが減速機の出力側に連結されている場合と比較して、プーリの回転速度を速くすることが可能になるため、プーリが発生させる風の速度(風速)を速めることが可能になる。したがって、減速機で生じる熱を短時間でかつ確実に放散することが可能になる。
本発明において、プーリは、アルミニウム合金で形成されるとともに、減速機の入力軸に固定され、入力軸に接触していることが好ましい。このように構成すると、熱伝導率の高いアルミニウム合金でプーリが形成されているため、プーリの放熱効果を高めることが可能になる。また、本発明では、送風用の複数の羽根が一体で形成されているか、または、固定されているプーリには、通気用の通気穴がプーリを貫通するように形成されており、プーリの表面積を広くすることが可能になるため、プーリの放熱効果をより高めることが可能になる。また、このように構成すると、減速機の入力軸にプーリが接触しており、減速機で生じる熱がプーリに伝達されるため、放熱効果の高いプーリを用いて、減速機で生じる熱をより効率的に放散することが可能になる。したがって、減速機で生じる熱に起因する関節部の温度上昇を効果的に抑制することが可能になる。
また、本発明では、プーリに、送風用の複数の羽根が一体で形成されているか、または、固定されているため、プーリが回転するときにプーリの周辺に空気の流れを発生させて、プーリを効率的に冷却することが可能になり、その結果、プーリの放熱効果の低下を抑制することが可能になる。したがって、アルミニウム合金製のプーリが減速機の入力軸に接触していれば、放熱効果の低下が抑制されたプーリを用いて、減速機で生じる熱をより効率的に放散することが可能になり、その結果、減速機で生じる熱に起因する関節部の温度上昇を効果的に抑制することが可能になる。
本発明において、産業用ロボットは、搬送対象物が搭載されるハンドと、ハンドが先端側に回動可能に連結されるアームと、アームの基端側が回動可能に連結される本体部と、中空状に形成されるアームの内部に配置される第1モータおよび第2モータとを備え、アームは、基端側が本体部に回動可能に連結される第1アーム部と、第1アーム部の先端側に基端側が回動可能に連結されるとともに先端側にハンドが回動可能に連結される第2アーム部とを備え、第1モータは、第1アーム部に対して第2アーム部を回動させるための駆動源であり、第2モータは、第2アーム部に対してハンドを回動させるための駆動源であり、第1アーム部と第2アーム部との連結部となる関節部には、第1モータの動力を第2アーム部に伝達するための減速機が配置されるとともに、プーリとして、減速機の入力側に連結される第1プーリと、第2モータの動力をハンドに伝達するための第2プーリとが配置されていることが好ましい。
このように構成すると、第1プーリが、減速機の入力側に連結されているため、減速機で熱が生じる減速機の動作時に、第1プーリを回転させて風を発生させることが可能になる。また、第1プーリが、減速機の入力側に連結されているため、プーリが減速機の出力側に連結されている場合と比較して、プーリの回転速度を速くすることが可能になり、その結果、プーリが発生させる風の速度(風速)を速めることが可能になる。したがって、減速機で生じる熱を短時間でかつ確実に放散することが可能になる。
また、このように構成すると、第1プーリが回転するときに発生する風によって、減速機を冷却することが可能になるとともに、第2プーリが回転するときに発生する風によっても、減速機を冷却することが可能になる。すなわち、第1プーリが回転するときに発生する風と、第2プーリが回転するときに発生する風とによって、減速機で生じる熱をより効率的に放散することが可能になる。したがって、減速機で生じる熱に起因する関節部の温度上昇を効果的に抑制することが可能になる。
以上のように、本発明では、関節部に減速機が配置された産業用ロボットにおいて、減速機で生じる熱に起因する関節部の温度上昇を抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる産業用ロボットを示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 図1に示す関節部の内部構造を側面から説明するための断面図である。 図2のE部の拡大図である。 図2に示すプーリの斜視図である。 本発明の他の実施の形態にかかるプーリの斜視図である。 本発明の他の実施の形態にかかるプーリの斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(産業用ロボットの全体構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる産業用ロボット1を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。図2は、図1に示す関節部16の内部構造を側面から説明するための断面図である。
本形態の産業用ロボット1(以下、「ロボット1」とする。)は、搬送対象物である有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ用のガラス基板2(以下、「基板2」とする。)を搬送するための水平多関節型のロボットである。ロボット1は、有機ELディスプレイの製造システムに組み込まれて使用される。ロボット1は、基板2が搭載されるハンド3と、ハンド3が先端側に回動可能に連結されるアーム4と、アーム4の基端側が回動可能に連結される本体部5とを備えている。
また、ロボット1は、本体部5が収容されるケース体7を備えている。ケース体7には、本体部5を昇降させる昇降機構(図示省略)が収容されている。ケース体7の上端には、円板状に形成されたフランジ8が固定されている。フランジ8には、本体部5の上端側部分が配置される貫通孔が形成されている。なお、図1(A)では、ケース体7およびフランジ8の図示を省略している。
ハンド3およびアーム4は、本体部5よりも上側に配置されている。また、ハンド3およびアーム4は、フランジ8よりも上側に配置されている。ロボット1の、フランジ8の下端面よりも上側の部分は、有機ELディスプレイの製造システムを構成する真空チャンバーの内部に配置されている。すなわち、ロボット1の、フランジ8の下端面よりも上側の部分は、真空領域VRの中に配置されており、ハンド3およびアーム4は、真空中に配置されている。一方、ロボット1の、フランジ8の下端面よりも下側の部分は、大気領域ARの中(大気中)に配置されている。ロボット1は、真空中で基板2を搬送する。
ハンド3は、アーム4に連結される基部10と、基板2が搭載される直線状の4本のフォーク部11とを備えている。アーム4は、第1アーム部13と第2アーム部14との2個のアーム部によって構成されている。第1アーム部13および第2アーム部14は、中空状に形成されている。第1アーム部13の基端側は、本体部5に回動可能に連結されている。第1アーム部13の先端側には、第2アーム部14の基端側が回動可能に連結されている。第2アーム部14の先端側には、ハンド3(具体的には、基部10)が回動可能に連結されている。第2アーム部14は、第1アーム部13よりも上側に配置されている。また、ハンド3は、第2アーム部14よりも上側に配置されている。
アーム4と本体部5との連結部(すなわち、第1アーム部13と本体部5との連結部)は、関節部15となっている。第1アーム部13と第2アーム部14との連結部は、関節部16となっている。アーム4とハンド3との連結部(すなわち、第2アーム部14とハンド3との連結部)は、関節部17となっている。すなわち、ロボット1は、3個の関節部15〜17を備えている。
ケース体7には、本体部5に対して第1アーム部13を回動させる回動機構(図示省略)が収容されている。この回動機構は、モータ、および、このモータの回転を減速して第1アーム部13に伝達する減速機等を備えている。関節部15には、真空領域VRへの空気の流入を防ぐ磁性流体シール(図示省略)が配置されている。また、関節部15には、真空領域VRへの空気の流入を防ぐためのベローズ(図示省略)が配置されている。ベローズは、磁性流体シールの外周側に配置されており、本体部5が昇降すると伸縮する。
上述のように、第1アーム部13および第2アーム部14は、中空状に形成されている。すなわち、アーム4は、中空状に形成されている。中空状に形成される第1アーム部13および第2アーム部14の内部の圧力は大気圧となっている。すなわち、アーム4の内部の圧力は大気圧となっている。第1アーム部13の内部には、第1アーム部13に対して第2アーム部14を回動させるための駆動源である第1モータ20と、第2アーム部14に対してハンド3を回動させるための駆動源である第2モータ21とが配置されている。すなわち、アーム4の内部には、第1モータ20および第2モータ21が配置されている。
関節部16には、第1モータ20の動力を第2アーム部14に伝達するための減速機22が配置されている。減速機22は、第1モータ20の回転を減速して第2アーム部14に伝達する。減速機22は、減速機22の径方向の中心に貫通孔が形成された中空減速機である。具体的には、減速機22は、中空波動歯車装置である。減速機22は、中空状に形成される入力軸23および出力軸24を備えている。入力軸23は、入力軸23の軸方向と上下方向とが一致するように配置されている。また、出力軸24は、出力軸24の軸方向と上下方向とが一致するように配置されている。出力軸24は、入力軸23の上側に配置されている。
また、減速機22は、出力軸24を回動可能に支持する軸受25と、出力軸24の外周側に配置される磁性流体シール26とを備えている。さらに、減速機22は、剛性内歯歯車28と、可撓性外歯歯車29と、入力軸23の外周側に取り付けられるウエーブベアリング30と、軸受25および磁性流体シール26を保持するケース体31とを備えている。
ケース体31の上端部は、第1アーム部13の先端部の上面側に固定されている。軸受25は、クロスローラベアリングである。軸受25の外輪は、ケース体31の上端部に固定されている。軸受25の内輪は、出力軸24に固定されている。出力軸24の上端面は、第2アーム部14の基端部の下面に固定されている。磁性流体シール26は、軸受25の上側に配置されており、真空領域VRへの空気の流入を防ぐ機能を果たしている。磁性流体シール26の磁石およびポールピースは、ケース体31の上端部の内周面に固定されている。ポールピースの内周面と出力軸24の外周面との間では、磁性流体が保持されている。
入力軸23は、軸受を介してケース体31の下端部に回転可能に支持されている。入力軸23には、上下方向から見たときの外周面の形状が楕円形状となる楕円部が形成されている。剛性内歯歯車28は、ケース体31の下端部に固定されている。剛性内歯歯車28の内周面には、内歯が形成されている。可撓性外歯歯車29の上端部は、出力軸24の下端に固定されている。可撓性外歯歯車29の下端部の外周面には、剛性内歯歯車28の内歯と噛み合う外歯が形成されている。可撓性外歯歯車29は、入力軸23に対して相対回転可能となっている。
ウエーブベアリング30は、可撓性の内輪および外輪を備えたボールベアリングである。ウエーブベアリング30は、入力軸23の楕円部の外周面に沿って配置されており、楕円状に撓んでいる。可撓性外歯歯車29の、外歯が形成される下端部は、ウエーブベアリング30を囲むようにウエーブベアリング30の外周側に配置されており、この部分は、楕円状に撓んでいる。可撓性外歯歯車29の外歯は、楕円状に撓む可撓性外歯歯車29の下端側部分の長軸方向の2か所で、剛性内歯歯車28の内歯と噛み合っている。なお、第1モータ20の動力が減速機22に伝達されると、減速機22では、主として、剛性内歯歯車28と可撓性外歯歯車29との噛み合い部分で熱が発生する。
減速機22の入力側には、プーリ32が連結されている。具体的には、減速機22の入力軸23にプーリ32が固定されている。プーリ32は、入力軸23の下端に固定されている。プーリ32は、軸受を介してケース体31の下端部に回転可能に支持されており、入力軸23と一緒にケース体31に対して回転可能となっている。プーリ32の中心には、上下方向に貫通する貫通穴が形成されている。プーリ32には、ベルト33を介して第1モータ20の動力が伝達されており、プーリ32は、ロボット1の動作時に回転する。具体的には、第1アーム部13に対して第2アーム部14が回動するときに、プーリ32は回転する。ベルト33は、歯付きベルトである。
減速機22の内周側には、中空回転軸34が配置されている。具体的には、入力軸23、出力軸24およびプーリ32の内周側に中空回転軸34が配置されている。中空回転軸34は、上下方向に細長い円柱状に形成されている。中空回転軸34の外周面と出力軸24の内周面との間には、軸受35が配置されている。また、中空回転軸34の外周面とプーリ32の内周面との間には、軸受36が配置されている。
中空回転軸34の下端部には、第2モータ21の動力をハンド3に伝達するためのプーリ37が固定されている。プーリ37の中心には、上下方向に貫通する貫通穴が形成されている。プーリ37は、プーリ32の下側に配置されている。プーリ37には、ベルト38を介して第2モータ21の動力が伝達されており、プーリ37は、ロボット1の動作時に回転する。具体的には、第2アーム部14に対してハンド3が回動するときに、プーリ37は回転する。ベルト38は、歯付きベルトである。
中空回転軸34の上端部には、プーリ39が固定されている。プーリ39の中心には、上下方向に貫通する貫通穴が形成されている。プーリ39は、第2アーム部14の基端側の内部に配置されている。関節部17には、第2モータ21の回転を減速してハンド3に伝達する減速機(図示省略)が配置されている。この減速機は、減速機22と同様に、中空波動歯車装置である。この減速機の入力軸には、プーリ(図示省略)が固定されており、このプーリとプーリ39とにはベルト40が架け渡されている。ベルト40は、歯付きベルトである。また、この減速機の出力軸は、ハンド3に固定され、ケース体は、第2アーム部14の先端部に固定されている。
(関節部の構成)
図3は、図2のE部の拡大図である。図4は、図2に示すプーリ32の斜視図である。
上述のように、関節部16には、減速機22が配置されている。また、関節部16には、プーリ32、37および軸受36が配置されている。さらに、関節部16には、プーリ32の径方向において軸受36とプーリ32との間に配置される筒状のスリーブ45が配置されている。
軸受36は、転がり軸受である。具体的には、軸受36は、球軸受(ボールベアリング)であり、鋼鉄製の内輪36aと、鋼鉄製の外輪36bと、内輪36aと外輪36bとの間に配置される鋼鉄製の複数のボール36cとを備えている。内輪36aは、上下方向において、中空回転軸34とプーリ37との間に挟まれた状態で、プーリ37に挿通されるネジ46によって中空回転軸34に固定されている。
具体的には、中空回転軸34の下端部に、内輪36aの上端面が当接する当接面が形成されており、この当接面は、上下方向に直交する円環状の平面となっている。また、プーリ37には、ネジ46が挿通される貫通穴が上下方向でプーリ37を貫通するように形成され、中空回転軸34の下端面には、ネジ46の上端部がねじ込まれるネジ穴が形成されている。内輪36aは、中空回転軸34の当接面とプーリ37の上面との間に挟まれた状態で、プーリ37の貫通穴に挿通されて中空回転軸34のネジ穴にねじ込まれるネジ46によって中空回転軸34に固定されている。また、プーリ37は、ネジ46によって、中空回転軸34に固定されている。
プーリ32は、アルミニウム合金で形成されている。また、プーリ32は、鋳造で形成されている。上述のように、プーリ32の中心には、上下方向に貫通する貫通穴が形成されている。プーリ32は、ベルト33が係合する円環状のベルト係合部32aと、入力軸23に固定される円環状の被固定部32bとを備えている。ベルト係合部32aは、プーリ32の下側部分を構成し、被固定部32bは、プーリ32の上側部分を構成している。なお、本形態では、プーリ37もアルミニウム合金で形成されている。また、プーリ37も鋳造で形成されている。
ベルト係合部32aの外径は、被固定部32bの外径よりも大きくなっている。ベルト係合部32aの内径は、被固定部32bの内径よりも大きくなっている。ベルト係合部32aの内周面と被固定部32bの内周面との境界には、段差面32cが形成されている。段差面32cは、上下方向に直交する平面である。また、段差面32cは、プーリ32の軸心を中心とする円環状の平面である。ベルト係合部32aの外周面には、複数の歯が形成されている。プーリ32の径方向における被固定部32bの内側部分には、プーリ32を入力軸23に固定するためのネジ47が挿通される貫通穴が形成されている。この貫通穴は、上下方向で被固定部32bを貫通している。
プーリ32には、送風用の複数の羽根32eが一体で形成されている。具体的には、ベルト係合部32aに、複数の羽根32eが形成されており、第1モータ20の動力で回転するプーリ32は、扇風機(送風機)となっている。複数の羽根32eは、プーリ32の周方向において一定の間隔で配列されている。プーリ32の厚さ方向(すなわち、上下方向)から見ると、複数の羽根32eは、プーリ32の軸心に対して放射状に配置されている。
上下方向から見たときの羽根32eの形状は、長方形状となっている。あるいは、上下方向から見たときの羽根32eの形状は、プーリ32の径方向の外側に向かうにしたがってプーリ32の周方向における羽根32eの幅が次第に広くなる台形状となっている。羽根32eの上面および下面は、プーリ32の周方向の一方側に向かうにしたがって上下方向の一方側へ向かうように傾斜する傾斜面となっている。プーリ32の周方向における羽根32eの間には、通気用の通気穴32dが形成されている。通気穴32dは、プーリ32の径方向に直交するプーリ32の厚さ方向(すなわち、上下方向)においてプーリ32を貫通している。
プーリ32が一方向へ回転すると、上側に向かって流れる風が発生し、プーリ32が他方向へ回転すると、下側に向かって流れる風が発生する。すなわち、上述のように、プーリ32は入力軸23の下端に固定されているため、プーリ32が一方向へ回転すると、プーリ32から減速機22に向かって流れる風が発生し、プーリ32が他方向へ回転すると、減速機22からプーリ32に向かって流れる風が発生する。本形態のプーリ32は、減速機22を空冷する冷却用のファンとしての機能を果たしている。
なお、本形態では、ベルト係合部32aの外周面に形成される複数の歯を上下で挟むように配置される円環状の鍔部32fがベルト係合部32aと別体で形成されている。鍔部32fは、ベルト係合部32aに圧入されて固定されている。ただし、鍔部32fは、ベルト係合部32aと一体で形成されていても良い。
スリーブ45は、鋼鉄で形成されている。スリーブ45は、円筒状の円筒部45aと、円筒部45aの一端に繋がる円環状の円環部45bとから構成されている。円筒部45aは、円筒部45aの軸方向と上下方向とが一致するように配置されている。円環部45bは、円筒部45aの上端に繋がっている。また、円環部45bは、円筒部45aの内周側に繋がっている。円筒部45aと円環部45bとは、同軸上に配置されている。
円筒部45aの外径は、ベルト係合部32aの内径と略等しくなっている。円環部45bの内径は、被固定部32bの内径と略等しくなっている。円筒部45aの外周面は、ベルト係合部32aの内周面に接触している。円環部45bの上面は、段差面32cに接触している。円環部45bは、ネジ47が挿通される貫通穴が形成されている。この貫通穴は、上下方向で円環部45bを貫通している。
スリーブ45は、プーリ32に固定されるとともに入力軸23に固定されている。また、上述のように、プーリ32は、入力軸23の下端に固定されている。具体的には、プーリ32およびスリーブ45は、上下方向において、入力軸23の下端面と円環部45bとの間に被固定部32bが挟まれた状態で、円環部45bの貫通穴および被固定部32bの貫通穴に挿通されるネジ47によって入力軸23に固定されている。入力軸23の下端面には、ネジ47の上端部がねじ込まれるネジ穴が形成されている。
被固定部32bの上端面は、入力軸23の下端面に接触している。すなわち、プーリ32は、入力軸23に接触している。スリーブ45は、プーリ32の径方向において軸受36の外輪36bとプーリ32との間に配置されている。スリーブ45の内周面は、軸受36の外輪36bの外周面に所定の接触圧で接触している。具体的には、スリーブ45の円筒部45aが、プーリ32の径方向において軸受36の外輪36bとプーリ32のベルト係合部32aとの間に配置されており、円筒部45aの内周面が外輪36bの外周面に所定の接触圧で接触している。本形態では、外輪36bは、スリーブ45に中間嵌めによって嵌め込まれている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、関節部16に配置されるプーリ32に送風用の複数の羽根32eが一体で形成されている。そのため、本形態では、プーリ32が回転するときに発生する風によって、減速機22を冷却することが可能になる。すなわち、本形態では、プーリ32が回転するときに発生する風によって、減速機22で生じる熱を効率的に放散することが可能になる。したがって、本形態では、減速機22で生じる熱に起因する関節部16の温度上昇を抑制することが可能になる。また、本形態では、プーリ32を利用して、減速機22で生じる熱を効率的に放散することが可能になるため、ロボット1の部品点数を増加させることなく、減速機22で生じる熱に起因する関節部16の温度上昇を抑制することが可能になる。
本形態では、プーリ32が一方向へ回転すると、プーリ32から減速機22に向かって流れる風が発生し、プーリ32が他方向へ回転すると、減速機22からプーリ32に向かって流れる風が発生する。そのため、本形態では、プーリ32が回転するときに発生する風によって、減速機22を直接的に冷却することが可能になる。したがって、本形態では、減速機22で生じる熱をより効率的に放散することが可能になり、その結果、減速機22で生じる熱に起因する関節部16の温度上昇を効果的に抑制することが可能になる。
本形態では、プーリ32は、減速機22の入力軸23に固定されている。そのため、本形態では、減速機22で熱が生じる減速機22の動作時に、プーリ32を回転させて風を発生させることが可能になる。また、プーリ32が減速機22の出力軸24に連結されている場合と比較して、プーリ32の回転速度を速くすることが可能になるため、プーリ32が発生させる風の速度(風速)を速めることが可能になる。したがって、本形態では、減速機22で生じる熱を短時間でかつ確実に放散することが可能になる。
本形態では、プーリ32は、熱伝導率の高いアルミニウム合金で形成されている。そのため、本形態では、プーリ32の放熱効果を高めることが可能になる。また、本形態では、プーリ32に通気用の通気穴32dが形成されているため、プーリ32の表面積を広くして、プーリ32の放熱効果をより高めることが可能になる。また、本形態では、減速機22の入力軸23にプーリ32が接触しており、減速機22で生じる熱がプーリ32に伝達される。すなわち、本形態では、減速機22で生じる熱が放熱効果の高いプーリ32に伝達される。
そのため、本形態では、放熱効果の高いプーリ32を用いて、減速機22で生じる熱をより効率的に放散することが可能になる。また、本形態では、プーリ32に羽根32eが形成されており、プーリ32が回転するときにプーリ32の周辺に空気の流れを発生させて、プーリ32を効率的に冷却することが可能になるため、プーリ32の放熱効果の低下を抑制することが可能になる。したがって、本形態では、減速機22で生じる熱に起因する関節部16の温度上昇を効果的に抑制することが可能になる。
(プーリの変形例)
図5、図6は、本発明の他の実施の形態にかかるプーリ32の斜視図である。なお、図5、図6では、上述した形態と同様の構成について同一の符号を付している。
図5に示すように、上下方向から見たときの羽根32eの形状は、直線状となっていても良い。この場合には、たとえば、羽根32eの上下の端面は、上下方向に直交している。また、たとえば、上下方向における羽根32eの中央部は、プーリ32の周方向の両側に向かって膨んでいる。
また、図6に示すように、プーリ32と別体で形成された複数の羽根32eがプーリ32に固定されていても良い。この場合には、たとえば、複数の羽根32eは、一体で形成されている。また、複数の羽根32eは、薄い金属板を所定形状に折り曲げることで形成されている。また、この場合には、たとえば、プーリ32に、上下方向でプーリ32を貫通する円形状の複数の通気穴32dが形成されており、プーリ32の周方向において、通気穴32dが形成された位置に羽根32eが配置されている。なお、図6では、プーリ32を下側から図示している。また、図6では、鍔部32fの図示を省略している。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態において、プーリ32と同様に、プーリ37に複数の羽根が一体で形成されているか、または、固定されていて、第2モータ21の動力で回転するプーリ37が扇風機(送風機)となっていても良い。この場合には、プーリ32は、第1プーリとなっており、プーリ37は、第2プーリとなっている。
この場合には、プーリ32が回転するときに発生する風によって、減速機22を冷却することが可能になるとともに、プーリ37が回転するときに発生する風によっても、減速機22を冷却することが可能になる。すなわち、プーリ32が回転するときに発生する風と、プーリ37が回転するときに発生する風とによって、減速機22で生じる熱をより効率的に放散することが可能になる。したがって、減速機22で生じる熱に起因する関節部16の温度上昇を効果的に抑制することが可能になる。また、この場合には、プーリ37が回転するときに発生する風によってプーリ32を冷却することが可能になるため、プーリ32の放熱効果の低下を効果的に抑制することが可能になる。
また、プーリ37に複数の羽根が一体で形成されているか、または、固定されている場合には、プーリ32に羽根32eが形成されていなくても良い。この場合であっても、プーリ37が回転するときに発生する風によって、減速機22を冷却することが可能になるため、減速機22で生じる熱を効率的に放散することが可能になる。したがって、減速機22で生じる熱に起因する関節部16の温度上昇を抑制することが可能になる。また、この場合であっても、ロボット1の部品点数を増加させることなく、減速機22で生じる熱を効率的に放散することが可能になる。
上述した形態において、減速機22の入力軸23にプーリ32が接触していなくても良い。この場合には、プーリ32は、所定の部材を介して入力軸23に固定されている。この場合、入力軸23とプーリ32との間に配置される部材は、熱伝導率の高い材料で形成されていることが好ましい。また、上述した形態において、プーリ32は、アルミニウム合金以外の材料で形成されていても良い。さらに、上述した形態において、関節部16にスリーブ45が配置されていなくても良い。この場合には、軸受36の外輪36bの外周面にプーリ32の内周面が所定の接触圧で接触している。
上述した形態において、関節部16と同様に、関節部17に配置される減速機の入力軸に固定されるプーリに複数の羽根が形成されていても良い。また、上述した形態において、ハンド3およびアーム4は、大気中に配置されていても良い。すなわち、ロボット1は、大気中で基板2を搬送しても良い。さらに、上述した形態において、1台のモータによって、第1アーム部13に対して第2アーム部14が回動し、かつ、第2アーム部14に対してハンド3が回動するように、モータからアーム4への動力の伝達機構が構成されていても良い。
上述した形態において、アーム4は、3個以上のアーム部によって構成されても良い。また、上述した形態において、アーム4は、1個の第1アーム部13と、この1個の第1アーム部13に回動可能に連結される2個の第2アーム部14とによって構成されても良い。さらに、上述した形態において、ロボット1は、本体部5に基端側が回動可能に連結される2本のアーム4と、2本のアーム4のそれぞれの先端側に回動可能に連結される2個のハンド3とを備えていても良い。すなわち、ロボット1は、4個以上の関節部を備えていても良い。また、ロボット1が備える関節部の数は、1個であっても良い。
上述した形態では、ロボット1によって搬送される搬送対象物は有機ELディスプレイ用の基板2であるが、ロボット1によって搬送される搬送対象物は、液晶ディスプレイ用のガラス基板であっても良いし、半導体ウエハ等であっても良い。また、上述した形態では、ロボット1は、搬送対象物を搬送するための水平多関節型のロボットであるが、ロボット1は、溶接ロボット等の他の用途で使用される垂直多関節型のロボットであっても良い。
1 ロボット(産業用ロボット)
2 基板(ガラス基板、搬送対象物)
3 ハンド
4 アーム
5 本体部
13 第1アーム部
14 第2アーム部
16 関節部
20 第1モータ
21 第2モータ
22 減速機
23 入力軸
32 プーリ(第1プーリ)
32e 羽根
37 プーリ(第2プーリ)

Claims (5)

  1. 関節部を備える産業用ロボットにおいて、
    前記関節部に配置される減速機と、前記関節部に配置され前記産業用ロボットの動作時に回転するプーリとを備え、
    前記プーリには、送風用の複数の羽根が一体で形成されているか、または、固定されていることを特徴とする産業用ロボット。
  2. 前記プーリが一方向へ回転すると、前記プーリから前記減速機に向かって流れる風が発生することを特徴とする請求項1記載の産業用ロボット。
  3. 前記プーリは、前記減速機の入力側に連結されていることを特徴とする請求項1または2記載の産業用ロボット。
  4. 前記プーリは、アルミニウム合金で形成されるとともに、前記減速機の入力軸に固定され、前記入力軸に接触していることを特徴とする請求項3記載の産業用ロボット。
  5. 搬送対象物が搭載されるハンドと、前記ハンドが先端側に回動可能に連結されるアームと、前記アームの基端側が回動可能に連結される本体部と、中空状に形成される前記アームの内部に配置される第1モータおよび第2モータとを備え、
    前記アームは、基端側が前記本体部に回動可能に連結される第1アーム部と、前記第1アーム部の先端側に基端側が回動可能に連結されるとともに先端側に前記ハンドが回動可能に連結される第2アーム部とを備え、
    前記第1モータは、前記第1アーム部に対して前記第2アーム部を回動させるための駆動源であり、
    前記第2モータは、前記第2アーム部に対して前記ハンドを回動させるための駆動源であり、
    前記第1アーム部と前記第2アーム部との連結部となる前記関節部には、前記第1モータの動力を前記第2アーム部に伝達するための前記減速機が配置されるとともに、前記プーリとして、前記減速機の入力側に連結される第1プーリと、前記第2モータの動力を前記ハンドに伝達するための第2プーリとが配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の産業用ロボット。
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