JP2020069037A - リュックサック - Google Patents

リュックサック Download PDF

Info

Publication number
JP2020069037A
JP2020069037A JP2018204535A JP2018204535A JP2020069037A JP 2020069037 A JP2020069037 A JP 2020069037A JP 2018204535 A JP2018204535 A JP 2018204535A JP 2018204535 A JP2018204535 A JP 2018204535A JP 2020069037 A JP2020069037 A JP 2020069037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rucksack
pocket
fastener
backpack
rucksack according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018204535A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6782899B2 (ja
Inventor
太郎 星野
Taro Hoshino
太郎 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshino Taro Bagdesign Labo Co Ltd
Original Assignee
Hoshino Taro Bagdesign Labo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshino Taro Bagdesign Labo Co Ltd filed Critical Hoshino Taro Bagdesign Labo Co Ltd
Priority to JP2018204535A priority Critical patent/JP6782899B2/ja
Publication of JP2020069037A publication Critical patent/JP2020069037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6782899B2 publication Critical patent/JP6782899B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】移動時に背負ったまま必要な荷物を取り出し、また収納できるようにするとともに、肩幅の狭い人でも固定せずに楽に背負いながら、滑落を防止することができ、抱っこ紐を併用したときも使いやすいリュックサックを提供する。【解決手段】背負いベルト10、10が上方から下方へ向かって外側に湾曲した形状であり、上端部近接まで移動する上下動可能なチェストベルト15を備え、背当て面2の下方にはファスナーで開閉する第1のポケットが形成されていて、ファスナーは2個のスライダーを備えている。また背当て面2の左右下方にはファスナーで上下方向に開閉するリュックサック1本体の開口部が形成されていて、背当て面内側にポケット前面内側にポケット、両側面の内側にポケットがそれぞれ設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、多機能を有するリュックサックに関する。
従来より必要な物が容易に取出せ、使い勝手のよいリュックサックが様々開発されている。例えば、乳幼児を連れて歩くときに、バッグの中に収納した物を容易に取り出すことができるようにした、いわゆるマザーズバッグなどがある(特許文献1)。
特開2002−327
しかしながら、乳幼児を連れて歩いているときは、子供と手をつないだり、抱えたりして手が放せないことが多く、バッグを背負った状態で必要な物を簡単に取り出したいということが切望されていた。
また、肩幅が狭い人やなで肩の人は背負っている途中でリュックサックが落ちてきてしまうことがあり、手が塞がれている状態では、背負い直すことが難しい。この点、背負いベルトの胸元のあたりにチェストベルトをつけてリュックサックが落ちないように固定するものがある。しかしながら、従来のチェストベルトは、胸又は胸より下でリュックサックと体を固定するために、特に女性の場合、胸がきつくなって痛みをおぼえたりすることがあった。さらに、チェストベルトをしながらリュックサックを背負っている状態では、中の物を取り出しづらい。
さらにまた、乳幼児を「抱っこ紐」を使用して抱っこする場合、抱っこ紐は子供を抱っこするための補助具であることから、通常の抱っこ紐の背負いの肩にかかる部分には厚みがあり、従来のリュックサックでは重ねて使用すると肩にかけづらいという問題があった。また、リュックサックの背負いベルトの上に抱っこ紐を重ねて背負った場合、リュックサック内のものを取り出したいときは先に子供を降ろして抱っこ紐をはずさなければならず、不便であった。
本発明の主たる目的は、育児や仕事での移動時に背負ったまま必要な荷物を取り出し、また収納できるようにするとともに、肩幅の狭い人でも固定せずに楽に背負いながら、背負の滑落を防止することができ、抱っこ紐を併用したときも使いやすいリュックサックを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るリュックサックの第1の特徴は、背負いベルトが上方から下方へ向かって外側に湾曲した形状であるとともに、少なくとも上端部近接まで移動する上下動可能なチェストベルトを備えていること、及び前記背負いベルトを備えた背当て面の下方には、ファスナーで開閉する第1のポケットが形成されていて、当該ファスナーは2個のスライダーを備えていることにある。
また、本発明に係るリュックサックの第2の特徴は、前記第1の特徴におけるチェストベルトが、背負いベルト表面に形成されたレールを介して移動可能であることにある。
さらに、本発明に係るリュックサックの第3の特徴は、前記第1又は第2の特徴における左右の背負いベルトの下端に、着脱可能なバックルを備えたテープが形成されていて、当該テープを介してリュックサック本体の下端と接続されていることにある。
さらにまた、本発明に係るリュックサックの第4の特徴は、前記第3の特徴におけるテープと背負いベルトは、2ヶ所において固着されていて、非固着部分は前記テープと前記背負ベルトとの間に隙間を有することにある。
また、本発明に係るリュックサックの第5の特徴は、前記第3又は第4の特徴における背負いベルトの下端がリュックサック本体との非接続時において、自重により一部が互いに交差するように形成されていることにある。
さらに、本発明に係るリュックサックの第6の特徴は、前記第1から第5までのいずれかの特徴における背負いベルトが、厚みが10mm以下、幅が50mm以下で形成され、緩衝材を内包していることにある。
さらにまた、本発明に係るリュックサックの第7の特徴は、前記第1から第6までのいずれかの特徴における背当て面に、各背負いベルト上端との固着面の直下において第2のポケットが形成されており、当該第2のポケットはリュックサック本体の下端まで延出していることにある。
また、本発明に係るリュックサックの第8の特徴は、前記第7の特徴における第2のポケット内に、着脱可能なバックルを備えたデープが収納されており、当該テープの端部は第2のポケット内においてリュックサック本体と固着されていることにある。
また、本発明に係るリュックサックの第9の特徴は、前記第1から第8までのいずれかの特徴における背当て面の左右下方又はリュックサック本体の両側面下方に、ファスナーで上下方向に開閉するリュックサック本体の開口部がそれぞれ形成されていることにある。
さらにまた、本発明に係るリュックサックの第10の特徴は、前記第1から第9までのいずれかの特徴における背当て面の下端部に、内部がビニール素材で表装され、ファスナーで横方向に開閉する第3のポケットが形成されていることにある。
また、本発明に係るリュックサックの第11の特徴は、前記第1から第10までのいずれかの特徴における両側面下方に、下膨れ状の第4のポケットが形成されていて、当該第4のポケット内にはDリングが設けられていることにある。
さらに、本発明に係るリュックサックの第12の特徴は、前記第11の特徴におけるリュックサック本体の前面上方縁部に、リュックサック本体を開閉するためのファスナーが形成されていて、当該ファスナーの両端部が第4のポケット内部に位置していることにある。
さらにまた、本発明に係るリュックサックの第13の特徴は、前記第1から第12までのいずれかの特徴におけるリュックサック本体の下端部周縁に、折りたたみされた収納部を引き出すためのファスナーが形成されていることにある。
また、本発明に係るリュックサックの第14の特徴は、前記第9又は第10の特徴におけるファスナーの端部周辺に、スライダーの引手を収納するためのポケットが設けられていることにある。
さらに、本発明に係るリュックサックの第15の特徴は、前記第1から第14までのいずれかの特徴におけるリュックサック本体の前面下部に、ファスナーで開閉を行う第5のポケットが形成されていて、当該ファスナーの端部周辺には、スライダーの引手を収納するためのポケットが設けられていることにある。
さらにまた、本発明に係るリュックサックの第16の特徴は、前記第9から第15までのいずれかの特徴における背当て面の内側に、開口部上端より低い位置に複数のポケットが形成されていることにある。
また、本発明に係るリュックサックの第17の特徴は、前記第1から第16までのいずれかの特徴におけるリュックサック本体の前面の内側に、メッシュ生地を備えたポケットが形成されていることにある。
さらに、本発明に係るリュックサックの第18の特徴は、前記第1から第17までのいずれかの特徴における背当て面内側及び/又はリュックサック本体の前面内側に、Dリングが設けられていることにある。
さらにまた、本発明に係るリュックサックの第19の特徴は、前記第9から第18までのいずれかの特徴における開口部に形成されたファスナーの直近であって、両側面内側にはポケットがそれぞれ形成されていることにある。
また、本発明に係るリュックサックの第20の特徴は、前記第1から第19までのいずれかの特徴における背当て面内側上部にファスナーで開閉を行うポケットが形成されていることにある。
本発明によれば、体にしっかりと固定することなく、リュックサックの滑落を防止することができ、リュックサックを楽に背負うことができる。また、リュックサックを背負った状態でリュックサック内やポケットに物を収納したり、そこから物を取り出すことが容易となる。さらに、抱っこ紐と併用して利用した際も肩に負担をかけずに背負うことができ、抱っこ紐をして子供を抱えたままでもリュックサックのみを下ろすことが可能となる。
リュックサックの背面図であり、背当て面を示した図である。 リュックサックの背当て面において背負いベルトの下端部が背当て面から分離している状態を示す図である。 背負いベルトのみを抽出した図である。 背負いベルトにチェストベルトが装着されていないときの背負いベルトの動きを示した状態図である。 背負いベルトにチェストベルトが装着されたときの背負いベルトの動きを示した状態図である。 リュックサックの背当て面で、背負いベルトを取り外した状態の説明図ある。 背当て面の第2のポケット内に収納されているテープ及びそのバックル部分の説明図である。 リュックサックの底部に収納された収納部が展開している状態を示す背当て面の説明図である。 リュックサックの正面図である。 リュックサックの右側面図である。 背当て面の内側の状態を示す説明図である。 前面及び両側面の内側の状態を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るリュックサックの実施の形態を実施例に沿って詳細に説明する。
図中1はリュックサック本体であり、背当て面2、前面3、両側面4、4、底面5、上面6とから大略構成されている。
図1から図8は主に背当て面2について説明するものである。背当て面2は、リュックサック1を背負った際、背中に当たる部分で、背負いベルト10、10を備えている。背負いベルト10、10は、上方から下方へ向かって外側に湾曲した形状に形成されていて、それらの上端部は背当て面2の上端部28、28と縫着されている。また、背負いベルト10、10の厚みは10mm以下であり、幅は50mm以下に形成されている。背負いベルト10、10の内部には、緩衝材が内包されており、柔らかい素材だけを使用する場合と、柔らかい素材と硬い素材とを二重に使用する場合がある。
背負いベルト10、10の厚みを10mm以下として薄くし、背負いベルト10、10の内部の素材を緩衝材にすることにより、抱っこ紐を使用している際も、リュックサック1の肩にかかる負荷が軽減され、抱っこ紐の肩にかかる部分の厚みに対しても、背負いベルト10、10を肩に掛けやすくなる。また、リュックサック1の背負いベルト10、10の幅を50mm以下とすることで、背負った際に背負いベルト10、10が鎖骨に位置に当たるようになり、肩からの滑落を防止することができる。従来の背負いベルトでは、50mm以上のものが一般的であり、幅が広いと背負った際に背負いベルトが鎖骨よりも外側にきてしまい、体格によっては肩から滑落してしまう事があるが、背負いベルト10、10を上記構成にすることにより肩からの滑落を防ぐことができ、背負い易さや快適性を実現することが可能となる。なお、背負いベルト10、10の幅は45mmから50mm程度が望ましい。また、内部の緩衝材について、柔らかい素材だけのタイプは主に女性に好適であり、柔らかい素材と硬い素材との二重のタイプは男性に好適である。
背負いベルト10、10の下端部には、テープ11、11が縫着されている。テープ11、11と背負いベルト10、10とは、2ヶ所において縫着されていて、テープ11、11の非固着部分12、12は背負いベルト10、10との間に隙間を有している。この隙間を利用して、カラビナなどを取り付けることができる。また、テープ11、11の下端部は背負い面2の両下端に形成されたテープ接続部18、18と固着されている。テープ11、11は、着脱自在なバックル13、13を備えており、分離可能に形成されている。
図2は、バックル13、13が分離して背負いベルト10、10と背負い面2とが接続されていない状態を示したものである。この状態において、背負いベルト10、10は、湾曲部14、14において自重により互いに交差するように構成されている。
バックル13、13を分離することによりテープ11、11と背負いベルト10、10の接続を解除することにより、抱っこ紐とリュックサック1とを重ねて背負っている場合でも、抱っこ紐を外すことなくリュックサック1だけを体から下ろすことが可能となる。また、右の上側のバックル13と左の下側のバックル13又は左の上側のバックル13と右の下側のバックル13とを接続することにより、背負ベルト10を背負い面2に対して斜めに取り付けることができ、リュックサック1をワンショルダーバッグのように使用することが可能となり、片肩で背負った際に重心が安定する。
また、背負いベルト10、10にはチェストベルト15が備えられえいる。チェストベルト15にはバックル16が形成されており、着脱可能になっている。チェストベルト15は、背負いベルト10、10の表面上端から下端にかけて設けられたレール17、17上をスライドするようになっていて、上端部近接まで移動可能に形成されている。図4はチェストベルト15をしていない場合、図5はチェストベルト15をした場合の背負いベルト10、10の動きを示したもので、チェストベルト15を上端部近辺で装着したとき、背負いベルト10、10は図5のように上部で固定されて肩から滑落することがなくなる一方で、リュックサック1の下方は体と固定さないので、胸が圧迫されることなくリュックサック1を楽に背負うことができる。また、背負い面2と背中との間に手を挿入することも可能となる。
背負い面2の下方には、ファスナー21で開閉する第1のポケット23が形成されている。ファスナー21は、図示の例では逆U字状に形成されていて、2つのスライダー22、22を有している。2つのスライダー22、22を有することにより、リュックサックを背負いながら左右どちらかからでも開閉が可能となる。第1のポケットは、背負っているときは通常背中に接触しているので、財布などの貴重品を入れることにより防犯上有効である他、ポケット内に収納されていることが感触により分かり安心である。
背当て面2の左右両縁部下方には、ファスナー24、24で上下方向に開閉するリュックサック1本体の開口部25、25がそれぞれ形成されている。ファスナー24、24により背負いながら利き腕に関係なくリュックサック1内の荷物を取り出し、または中に入れることが可能となる。また、ファスナー24、24の上部には、ファスナーの引手26、26収納するスラスポケット27、27が設けられている。スラスポケット27、27に引手26、26をそれぞれ収納することにより、引手が固定され、引手が揺れることによる音鳴り防止と、引手が隠れることにより防犯に効果がある。なお、図示の例では、図面向かって右側の引手26が右側のスラスポケット27に収納されている状態であり、左側の引手26は左側のスラスポケット27には収納されていない。また、図では、ファスナー24、24は背当て面2に形成されているが、両側面4、4に設けても良い。
背当て面2と各背負いベルト10、10の上端部との固着面28、28の直下において第2のポケット29が形成されている。第2のポケット29はリュックサック1本体の下端まで延出形成されていて、リュックサック1を背負ったまま例えば傘などの長いものを入れることができる。また、第2のポケット29内には、着脱可能なバックル30を備えたテープ31が収納されており、テープ31の両端部は第2のポケット29内においてリュックサック1本体と縫着されている。例えばフェンスやポール、車のヘッドレストなどにリュックサック1を取り付けたいときに、テープ31をポケット29から取り出してバックル30を分離、装着することで、それらにリュックサック1を掛けることができる。なお、背負いベルト10、10は、バックル13、13が分離されている状態において、第2のポケット29内に収納することができる。
背当て面2の下端部には、内部がビニール素材で表装され、ファスナー32で横方向に開閉する第3のポケット33が形成されている。ファスナー32の左端部には、引手34を収納するスラスポケット35が設けられていて、引手が揺れることにより発生する音鳴り防止と、引手が隠れることによる防犯に効果がある。図示の例では、引手34がスラスポケット35に収納されている状態である。ポケット33には、例えば濡れたものや汚れたものをリュックサック1を背負ったまま入れるのに便利である。内部がビニール素材で形成されているため、他の部分が濡れることがなく、また汚れても清掃が容易である。
リュックサック1本体の下端部周縁には、折りたたみされた袋状の収納部36を引き出すためのファスナー37が形成されている。ファスナー37を開き、収納部36を下方に伸ばすことにより図8にあるように収納部36は展開し、結果としてリュックサック1本体の全長が伸び、上下2室の2層式のリュックサックとなる。収納部36はファスナー38を備え、その中に物を収納可能になっている。例えば、上着や抱っこ紐などを収納するのに好適である。ファスナー38は、図示の例では2つのスライダー39、39を備えていて、左右いずれかの一方の手で開閉することが可能になっている。なお、図8は、収納部36の正面及び側面の展開を表している。
図10はリュックサック1の右側面図であり、両側面4、4の下方には、下膨れ状の第4のポケット40、40が形成されている。第4のポケット40、40内にはリュックサック1本体に縫着したDリング46が備えられており、キーホルダーなどを収納するのに好適である。
図9は、リュックサック1の正面図であり、前面3の上方縁部にはリュックサック1本体を開閉するためのファスナー41が前記縁部に沿って逆U字状に形成されていて、ファスナー41の両端部が第4のポケット40、40の内部まで入り込んで位置している。また、ファスナー41は2つのスライダーを備えており、リュックサック1の前面開口を閉じているときに、スライダーの引手42、42の双方が一方のポケット40の内部に収納される。これにより、引手42、42同士の接触による音鳴りを防止することができるとともに、引手42、42が外部から見えづらくなり、また引手42、42が隠れて防犯上優れている。
リュックサック1本体の前面3下部には、ファスナーで開閉を行う第5のポケット43が形成されている。第5のポケット43内には、内装ポケット(ベタポケット)(図示せず)が形成されていて、小さな物を分けて収納できるようになっている。また、第5のポケット43は、前方に突出する袋部44と、その上部開口を覆う蓋部45とから大略構成され、袋部44と蓋部45とはファスナーを介して開閉自在に係着されている。当該ファスナーは、蓋部45に覆われていて、ファスナーのいずれかの一方の端部周辺には、当該ファスナーのスライダーの引手46が収納できるスラスポケット(図示せず)が形成されている。これにより引手全体を隠すことができ、デザイン上及び防犯上優れている。
図11、12は背当て面2、前面3及び両側面4、4の内側を示したものであり、各内側面にはそれぞれ各種ポケットが形成されていて、貴重品などを安全に収納することができ安心である。
背当て面2の内側7では、ファスナー24、24の上端部より低い位置に2つのポケット50、51が形成されている。ポケット50には、ウレウタンフォーム芯材がポケットの袋生地内に内装されており、衝撃を吸収しやすいようになっていて、例えばタブレット等の電子機器を収納するのに最適である。そのため、タブレットの形状に合わせ、略長方形で少なくともA4サイズ以上の大きさで形成される。また、ポケット50の両側にはDリング52、52がそれぞれ設けられており、パスケースや鍵などが装着可能になっている。
ポケット50の下部を覆うようにして、ポケット51が設けられている。ポケット51は横長の略長方形状で形成され、その上縁部にはゴム素材が挿入されていて、収納したものが飛び出しにくくなっているとともに、背負いながら手で探ったときに見つけやすく、収納・取り出しが容易になっている。また、ポケット51の表面にはマチが形成され、大きなものやかさばるものが収納できるように構成されている。ポケット51には、例えば第1のポケットでは入りきらない大きさの財布などの貴重品を収納するのに好適であり、リュックサック1を背負いつつ、片手でファスナー24、24を開けてその中へ貴重品等の物を収納したり、取り出したりすることができる。
また、背当て面2の内側7上部にはファスナー53で開閉を行うポケット54が形成されている。ポケット54には、スマートフォンやパスケースなどの貴重品を収納するのが好適である。
前面3の内側8にはポケット60が形成されている。ポケット60は、リュックサック1を前が抱えして前面開口を開口した際に胸元に位置ように設けられており、物の取り出し、収納が容易になるようになっている。特に保険証やそれらが入ったポーチなどを収納するのに好適である。ポケット60の上端部には、Dリング65が設けられていて、鍵などを装着可能になっている。また、ポケット60の上面にはファスナー61で開閉を行うメッシュ状のポケット62が連設されており、内容物が容易に確認できるようになっている。
ファスナー24、24の直近であって、両側面4、4の内側9、9には、上縁部63、63にゴム素材を内装したポケット64、64がそれぞれ形成されている。背当て面開口部25、25からすぐ近くにあるため、リュックサック1を背負った状態で開口部25、25から手を入れて、例えば財布のような物の出し入れをすることができる。
以上、本発明の実施例につき図面など参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載した構成の範囲内において様々な態様で実施することができる。
本発明によれば、リュックサックとしてだけでなく、ワンショルダーバックとしても利用可能なので、場面に応じていろいろな使い分けをすることができる。
1 リュックサック
2 背当て面
3 前面
4 両側面
5 底面
6 上面
7 背当て面内側面
8 前面内側面
9 両側面内側面
10 背負いベルト
15 チェストベルト
23 ポケット
25 背負い面開口部
27 スラスポケット
33 ポケット
35 スラスポケット
36 折りたたみ収納部

Claims (20)

  1. 背負いベルトが上方から下方へ向かって外側に湾曲した形状であるとともに、少なくとも上端部近接まで移動する上下動可能なチェストベルトを備えていること、及び前記背負いベルトを備えた背当て面の下方には、ファスナーで開閉する第1のポケットが形成されていて、当該ファスナーは2個のスライダーを備えていること、
    を特徴とするリュックサック。
  2. 前記チェストベルトは、前記背負いベルト表面に形成されたレールを介して移動可能であること、
    を特徴とする請求項1に記載のリュックサック。
  3. 前記左右の背負いベルトの下端には、着脱可能なバックルを備えたテープが形成されていて、当該テープを介してリュックサック本体の下端と接続されていること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のリュックサック。
  4. 前記テープと前記背負いベルトとは、2ヶ所において固着されていて、非固着部分は前記テープと前記背負ベルトとの間に隙間を有すること、
    を特徴とする請求項3に記載のリュックサック。
  5. 前記背負いベルトは、下端がリュックサック本体との非接続時において、自重により一部が互いに交差するように形成されていること、
    を特徴とする請求項3又は4に記載のリュックサック。
  6. 前記背負いベルトは、厚みが10mm以下、幅が50mm以下で形成され、緩衝材を内包していること、
    を特徴とする請求項1から5までに記載のリュックサック。
  7. 前記背当て面には、前記各背負いベルト上端との固着面の直下において第2のポケットが形成されており、当該第2のポケットはリュックサック本体の下端まで延出されていること、
    を特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  8. 前記第2のポケット内には、着脱可能なバックルを備えたデープが収納されており、当該テープの端部は前記第2のポケット内においてリュックサック本体と固着されていること、
    を特徴とする請求項7に記載のリュックサック。
  9. 前記背当て面の左右下方又はリュックサック本体の両側面下方には、ファスナーで上下方向に開閉するリュックサック本体の開口部がそれぞれ形成されていること、
    を特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  10. 前記背当て面の下端部には、内部がビニール素材で表装され、ファスナーで横方向に開閉する第3のポケットが形成されていること、
    を特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  11. 前記両側面下方には、下膨れ状の第4のポケットが形成されていて、当該第4のポケット内にはDリングが設けられていること、
    を特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  12. リュックサック本体の前面上方縁部には、リュックサック本体を開閉するためのファスナーが形成されていて、当該ファスナーの両端部が前記第4のポケット内部に位置していること、
    を特徴とする請求項11に記載のリュックサック。
  13. リュックサック本体の下端部周縁には、折りたたみされた収納部を引き出すためのファスナーが形成されていること、
    を特徴とする請求項1から12までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  14. 前記ファスナーの端部には、スライダーの引手を収納するためのポケットが設けられていること、
    を特徴とする請求項9又は10に記載のリュックサック。
  15. リュックサック本体の前面下部には、ファスナーで開閉を行う第5のポケットが形成されていて、当該ファスナーの端部周辺には、スライダーの引手を収納するためのポケットが設けられていること、
    を特徴とする請求項1から14までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  16. 前記背当て面の内側には、前記開口部上端より低い位置にポケットが形成されていること、
    を特徴とする請求項9から15までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  17. リュックサック本体の前面の内側には、メッシュ生地を備えたポケットが形成されていること、
    を特徴とする請求項1から16までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  18. 前記背当て面内側及び/又はリュックサック本体の前面内側には、Dリングが設けられていること、
    を特徴とする請求項1から17までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  19. 前記開口部に形成されたファスナーの直近であって、両側面内側にはポケットがそれぞれ形成されていること、
    を特徴とする請求項9から18までのいずれか1項に記載のリュックサック。
  20. 前記背当て面内側上部にはファスナーで開閉を行うポケットが形成されていること、
    を特徴とする請求項1から19までのいずれか1項に記載のリュックサック。
JP2018204535A 2018-10-30 2018-10-30 リュックサック Active JP6782899B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018204535A JP6782899B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 リュックサック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018204535A JP6782899B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 リュックサック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020069037A true JP2020069037A (ja) 2020-05-07
JP6782899B2 JP6782899B2 (ja) 2020-11-11

Family

ID=70548519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018204535A Active JP6782899B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 リュックサック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6782899B2 (ja)

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0339416U (ja) * 1989-08-29 1991-04-16
JPH08187118A (ja) * 1995-01-12 1996-07-23 Sayoko Kurosawa 携帯背負運搬具
JPH0928441A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Aprica Kassai Inc バッグ
JP3039795U (ja) * 1997-01-20 1997-07-31 東京アメミヤ販売株式会社 書道用具携帯用バッグ
JPH10201522A (ja) * 1997-01-24 1998-08-04 Combi Corp マザーズバック
JP2002000327A (ja) * 2000-06-22 2002-01-08 Combi Corp マザーズバッグ
JP2003250619A (ja) * 2002-03-01 2003-09-09 Combi Corp マザーズバック
US20060102676A1 (en) * 2004-11-15 2006-05-18 Scott Gibson Wing pocket article carrier
JP3131995U (ja) * 2007-03-08 2007-05-31 フミ子 坂本 背負い袋兼用手提げ袋
JP2011115572A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Ykk Corp 撥水性ジッパーアセンブリ
US20130087423A1 (en) * 2010-06-11 2013-04-11 Max Mirani Investments, Llc Reconfigurable Bag
JP3183693U (ja) * 2012-12-31 2013-05-30 利広 伊藤 デイパックの快適性向上
JP3207459U (ja) * 2016-08-31 2016-11-10 オリンパス株式会社 バッグ
US20170172262A1 (en) * 2015-12-22 2017-06-22 Jisook Paik Buckle for chest strap of knapsack
WO2018088056A1 (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 株式会社良品計画 リュックサック用肩紐及びそれを備えたリュックサック

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0339416U (ja) * 1989-08-29 1991-04-16
JPH08187118A (ja) * 1995-01-12 1996-07-23 Sayoko Kurosawa 携帯背負運搬具
JPH0928441A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Aprica Kassai Inc バッグ
JP3039795U (ja) * 1997-01-20 1997-07-31 東京アメミヤ販売株式会社 書道用具携帯用バッグ
JPH10201522A (ja) * 1997-01-24 1998-08-04 Combi Corp マザーズバック
JP2002000327A (ja) * 2000-06-22 2002-01-08 Combi Corp マザーズバッグ
JP2003250619A (ja) * 2002-03-01 2003-09-09 Combi Corp マザーズバック
US20060102676A1 (en) * 2004-11-15 2006-05-18 Scott Gibson Wing pocket article carrier
JP3131995U (ja) * 2007-03-08 2007-05-31 フミ子 坂本 背負い袋兼用手提げ袋
JP2011115572A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Ykk Corp 撥水性ジッパーアセンブリ
US20130087423A1 (en) * 2010-06-11 2013-04-11 Max Mirani Investments, Llc Reconfigurable Bag
JP3183693U (ja) * 2012-12-31 2013-05-30 利広 伊藤 デイパックの快適性向上
US20170172262A1 (en) * 2015-12-22 2017-06-22 Jisook Paik Buckle for chest strap of knapsack
JP3207459U (ja) * 2016-08-31 2016-11-10 オリンパス株式会社 バッグ
WO2018088056A1 (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 株式会社良品計画 リュックサック用肩紐及びそれを備えたリュックサック

Also Published As

Publication number Publication date
JP6782899B2 (ja) 2020-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11253048B2 (en) Luggage systems
US9320341B2 (en) Interior cradle for a portable electronic device
US20130233661A1 (en) Integrated multi-component travel and backpack
US9445654B2 (en) Convertible security wallet
US11083277B2 (en) Backpack and luggage systems
US20100133310A1 (en) Personal Gear Sling Carrier
CN108272211B (zh) 兼用作背包的背囊型旅行包
KR200482010Y1 (ko) 멀티 백 겸용 아기띠
KR101188212B1 (ko) 이동식 보조백이 구비된 배낭
JP6782899B2 (ja) リュックサック
USRE47263E1 (en) Child safety tether with attachment pouch
KR200492376Y1 (ko) 휠체어용 가방
JP2015150292A (ja) マルチウェイバッグ
CN217694780U (zh) 一种便携宠物袋及组合背包
JP3237032U (ja) 防災型リュックサック
CN209769280U (zh) 一种多功能时装包
TWM661314U (zh) 背包結構
KR101015156B1 (ko) 도난방지 기능을 갖는 배낭
US20150173476A1 (en) Cross-body handbag
JP3202016U (ja) リュックサックに模様替えできるウエストポーチ
JP3057143U (ja) 背負いバッグ
KR200310434Y1 (ko) 시트가 구비된 배낭
JP2022034975A (ja) リュックサック兼用ビジネスバッグ
JP2006326250A (ja) 多機能防犯リュックサック
JP2021194249A (ja) 巾着機能付き背負いかばん

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191225

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200916

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200923

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6782899

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250