JP3207459U - バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドファスナーの開閉状態を目視により容易にかつ確実に識別することができスライドファスナーの閉め忘れを抑止することができるバッグを提供する。【解決手段】バッグ1において、収納物を収納するための収納空間2と収納空間2を外部に開放するための開口3とを有した収納本体部11と、開口3を開閉するための蓋部12と、蓋部を開閉するために開口3の周縁及び蓋部の周縁に取り付けられたスライドファスナー21,22と、スライドファスナー21,22が収納本体部11の収納空間2に収納された収納物を噛み込むことを防止するために開口3の周縁及び蓋部12の周縁の少なくとも一方にスライドファスナー21,22に沿うようにして内側に設けられた噛み込み防止用のフラップ10,20とを具備し、スライドファスナー21,22が開状態とされたときに外部に露呈するフラップ10,20の色が収納本体部11の外観色及び蓋部の外観色とは異なる。【選択図】図2

Description

本考案は、収納物を収納するための収納空間の開口を開閉するための蓋部をスライドファスナーにより開閉する形態のバッグに関するものである。
従来、収納物を収納するためのバッグにおいては、収納本体部の開口と蓋部とをファスナー又はジッパー等と呼ばれるいわゆるスライドファスナー(Slide Fastener)を用いて開閉する形態のものが一般に実用化されている。
このような形態の従来のバッグにおいては、例えばスライドファスナーを閉め忘れて、開口が開状態のままバッグを持ち上げて運搬に供してしまうことがある。このような場合には、バッグの開口から収納物が落下してしまうことがある。
そこで、従来のバッグにおいては、開口の開閉状態を確認し易くするための工夫が、例えば特開平10−313909号公報(特許文献1)等によって種々提案されている。
上記特開平10−313909号公報(特許文献1)によって開示されているバッグは、開口(スライドファスナー)が閉状態にある時に外部から視認できる第1の色と、同開口(スライドファスナー)が開状態にある時に上記第1の色と当該第1の色とは異なる第2の色とが外部から視認できるように、エレメント(務歯(むし))を色分けして構成したスライドファスナーを用いて構成している。このような構成によって、上記公報(特許文献1)に開示されているバッグによれば、開口(スライドファスナー)が閉状態にある時には第1の色のみが視認される一方、同開口(スライドファスナー)が開状態にある時には第1の色及び第2の色を同時に視認し得るので、使用者(ユーザ)は、開口(スライドファスナー)の開閉状態を目視によって容易に識別できるというものである。
特開平10−313909号公報
ところが、上記特開平10−313909号公報(特許文献1)によって開示されているバッグは、色分けして着色されたスライドファスナーのエレメント(務歯(むし))の色の違いを目視確認するものであることから、視認し得る部分が小さく、見逃しやすいという問題点がある。また、当該バッグにおいては、第1の色と第2の色に色分け着色した特別仕様のスライドファスナーを適用することになり、製造コストが増加してしまうという問題点もある。
本考案は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、収納物を収納するためのバッグにおいて、開口(スライドファスナー)の開閉状態を見落とすことなく、目視によって容易にかつ確実に識別することができ、よってスライドファスナーの閉め忘れを抑止することができるバッグを提供することである。
上記目的を達成するために、本考案の一態様のバッグは、バッグにおいて、収納物を収納するための収納空間と、該収納空間を外部に開放するための開口と、を有した収納本体部と、上記開口を開閉するための蓋部と、上記蓋部を開閉するために上記開口の周縁及び上記蓋部の周縁に取り付けられたスライドファスナーと、上記スライドファスナーが上記収納本体部の収納空間に収納された収納物を噛み込むことを防止するために、上記開口の周縁及び上記蓋部の周縁の少なくとも一方に、上記スライドファスナーに沿うようにして、上記スライドファスナーの内側に設けられた噛み込み防止用のフラップと、を具備し、上記スライドファスナーが開状態とされたときに外部に露呈する上記フラップの色が、上記収納本体部の外観色及び上記蓋部の外観色とは異なる。
本考案によれば、収納物を収納するためのバッグにおいて、開口(スライドファスナー)の開閉状態を見落とすことなく、目視によって容易にかつ確実に識別することができ、よってスライドファスナーの閉め忘れを抑止することができるバッグを提供することができる。
本考案の一実施形態のバッグの外観を示す外観斜視図 図1のバッグの開口(スライドファスナー)を開状態とし、蓋部を開位置に配置したときのようすを示す外観斜視図 図1のバッグにおいて、開口(スライドファスナー)の一部を開状態としたときのようすを示す外観斜視図 図3の矢印符号[4]で示す領域の断面を示す要部拡大断面図
以下、図示の実施の形態によって本考案を説明する。以下の説明に用いる各図面は模式的に示すものであり、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさで示すために、各部材の寸法関係や縮尺等を各構成要素毎に異ならせて示している場合がある。したがって、本考案は、各図面に記載された各構成要素の数量や各構成要素の形状や各構成要素の大きさの比率や各構成要素の相対的な位置関係等に関して、図示の形態のみに限定されるものではない。
図1は、本考案の一実施形態のバッグの外観を示す外観斜視図である。図2は、本実施形態のバッグの開口(スライドファスナー)を全開状態とし、蓋部を開位置に配置したときのようすを示す外観斜視図である。なお、図2においては、蓋部の一部の図示を省略している。なお、図2に示す状態をバッグの開口(スライドファスナー)の全開状態というものとする。この状態としたときの蓋部の配置されている位置を開位置というものとする。
図3は、本実施形態のバッグにおいて、開口(スライドファスナー)の一部を開状態としたときのようすを示す外観斜視図である。なお、図3に示す状態においては、蓋部が閉位置にあり、バッグの開口(スライドファスナー)の一部が開状態とされているので、この状態を一部開状態というものとする。また、図3においては、本実施形態のバッグの一部のみを図示し、他の一部の図示は省略している。
図4は、図3の矢印符号[4]で示す領域の断面を示す要部拡大断面図である。なお、図4に示す状態では、開口(スライドファスナー)の一部が開状態となっているようすを示している。
本実施形態のバッグにおける通常使用時の姿勢、即ち使用者(ユーザ)が当該バッグを背負ったときのバッグの姿勢を図1に示す。以下の説明において、本実施形態のバッグの上下左右をいうとき、当該バッグが図1に示す通常使用姿勢にあるときに、以下のように定義する。
即ち、本実施形態のバッグが図1に示す通常使用姿勢にあるとき、当該バッグの上側を上部といい、下側を下部若しくは底部というものとする。また、使用者(ユーザ)の背中に対向する側を背面部といい、この背面部に対向し外面に露呈される側を前部というものとする。そして、当該バッグの通常使用姿勢にあるとき、使用者(ユーザ)の右手側を右側とし、同状態での左手側を左側というものとする。換言すると、通常使用姿勢にあるバッグを前部に対面して見たときの右手側を右側とし、左手側を左側というものとする。
まず、本実施形態のバッグ1の概略構成について、主に図1,図2を用いて以下に説明する。図1に示すように、本実施形態において例示するバッグ1は、使用者(ユーザ)が背中に背負う形態で使用するいわゆるバックパック形態の収納具である。
当該バッグ1は、収納物を収納するための収納空間2(図1では不図示。図2参照)と、この収納空間2の開口3(図1では不図示。図2参照)とを有する収納本体部11と、当該収納本体部11の開口3を開閉するための蓋部12とを具備している。
そして、収納本体部11と蓋部12とは、スライドファスナー(21,22)により開閉することができるように構成されている。即ち、収納本体部11に対し蓋部12を開閉するために、上記開口3の周縁と、上記蓋部12の周縁とには、それぞれにスライドファスナー(21,22)が設けられている。
ここで、図1,図2において符号21で示すスライドファスナー務歯列を本体側スライドファスナー21というものとする。また、同様に、図1,図2において符号22で示すスライドファスナー務歯列を蓋側スライドファスナー22というものとする。
本実施形態のバッグ1の上部の外面には、上部サブバッグ13が設けられている。この上部サブバッグ13は、二つの内部空間(第1三脚ベルト収納部及び小物収納部)を形成している。そのために、当該上部サブバッグ13は、前部側に向けた開口を開閉する上部サブバッグ用第1スライドファスナー23aと、背面側から両側面に亘る開口を開閉する上部サブバッグ用第2スライドファスナー23bとを有している。
ここで、上記上部サブバッグ用第1スライドファスナー23aを開状態として形成される開口内部の第1三脚ベルト収納部(不図示)には、第1三脚固定用ベルト(不図示)が収納されている。また、上記上部サブバッグ用第2スライドファスナー23bを開状態として形成される開口内部の小物収納部は、例えばペンやその他の小物等の携行品(不図示)を収納し得る空間となっている。なお、上記第1三脚ベルト収納部と、小物収納部とは、それぞれが上部サブバッグ13の内部で隔てられ、それぞれが独立した空間として形成されている。
なお、上記バッグ1の上部側には、背面寄りの部位から上部に向けて延出し、両端が上記バッグ1の上部の外面に縫い付けられてループ状を形成している手提げ用把手ベルト33が設けられている。手提げ用把手ベルト33は、使用者(ユーザ)が図1に示す通常使用姿勢を保持しつつ手に下げて移動する際に使用される把手部である。
本実施形態のバッグ1の前部の外面には、フロントポケット14が設けられている。このフロントポケット14は、小物等の携行品(不図示)を収納し得る空間である。当該フロントポケット14は、フロントポケット用スライドファスナー24によって上部側から両側面に亘って開口し得るように構成されている。
本実施形態のバッグ1の左側面には、上部寄りに左サイドポケット16が設けられ、下側寄りに左サイド開口蓋部17が設けられている。上記左サイドポケット16は、小物等の携行品(不図示)を収納し得る空間である。当該左サイドポケット16は、左サイドポケット用スライドファスナー26によって上部側から前部側の一部に亘って開口し得るように構成されている。
上記左サイド開口蓋部17は、上記収納本体部11の側面の一部に設けられる開口を覆う蓋部材である。当該左サイド開口蓋部17は、左サイド開口用スライドファスナー27によって、上部側から背面を経て下部に亘って開口を開閉し得るように構成されている。この左サイド開口蓋部17は、収納本体部11の収納空間2に収納された収納物を、上記蓋部12を開状態とせずに取り出すことができるようにするために設けられた開口を覆う蓋部である。
なお、上記左サイド開口蓋部17の外面には、網ポケット17aが設けられている。この網ポケット17aは、上部側に開口を有し、例えばペットボトル等の飲料容器を収納し得るように構成されている。
なお、図面には示されていないが、本実施形態のバッグ1の右側面には、下側寄りの部位には右側網ポケット(不図示)が設けられている。この右側網ポケットは、上記網ポケット17aと略同形態に形成されているものである。
本実施形態のバッグ1の背面側には、上部の縁部から下部の縁部との間に掛け渡されるように一対のショルダストラップ31が設けられている。この一対のショルダストラップ31のそれぞれにはトップスタビライザ32が設けられている。また、一対のショルダストラップ31の中程には、チェスト(chest)ベルト34が設けられている。
そして、バッグ1の背面側の下部の縁部からは、一対のウエスト(waist)ベルト35が背面側に向けて延出している。上記トップスタビライザ32,チェストベルト34,ウエストベルト35は、使用者(ユーザ)の身体にかかるバッグの荷重を調整するために設けられている補助ベルトである。
なお、詳細な図示は省略しているが、本実施形態のバッグ1の底面側には、底部ポケット18が設けられている(図2参照)。この底部ポケット18は、二つの内部空間(三脚受用袋収納部及びカバー収納部)を形成している。そのために、当該底部ポケット18は、前部側に向けた開口(三脚受用袋収納部)を開閉するスライドファスナー(不図示)及び背面側に向けた開口(カバー収納部)を開閉するスライドファスナー(不図示)とを有している。
なお、詳細は省略するが、上記三脚受用袋収納部には、三脚受用袋状部材(不図示)が収納されている。また、カバー収納部には、当該バッグ1の外面全体を覆うカバー部材(不図示)やその他の携行品(不図示)を収納し得る空間である。なお、三脚受用袋収納部とカバー収納部とは、それぞれが底部ポケット18の内部で隔てられ、それぞれが独立した空間として形成されている。
また、上記底部ポケット18の底面側の外面には、複数のゴム足18aが設けられている。この複数のゴム足18aは、当該バッグ1を図1に示す通常使用姿勢を保持させた状態で地面等に載置する際に、バッグ1の安定性を確保するために設けられた部材である。なお、図2においては、複数のゴム足18aのうち一つのみが図示されている(図1では不図示)。
このように構成された本実施形態のバッグ1において、上記スライドファスナー(21,22)の内側には、図2〜図4に示すように、噛み込み防止用のフラップ(10,20;以下、単にフラップと略記する)が設けられている。当該フラップ(10,20)は、上記スライドファスナー(21,22)が開閉される際に、当該スライドファスナー(21,22)が収納本体部11の収納空間2の内部に収納されている収納物を噛み込んでしまうことを防止するために設けられている部材である。
そのために、上記フラップ(10,20)は、開口3の周縁と蓋部12の周縁とに、スライドファスナー(21,22)に沿うようにして当該スライドファスナー(21,22)の内側に設けられている。
ここで、図2等に示すように、開口3の内側周縁に設けられるフラップを、本体側フラップ10というものとする。また、同様に、蓋部12の内側周縁に設けられるフラップを蓋側フラップ20というものとする。
なお、本実施形態においては、開口3の周縁及び蓋部12の周縁の双方にフラップを設けた例を示しているが、この構成例に限られることはない。上記フラップは、開口3の周縁と蓋部12の周縁との少なくとも一方、即ち、上述の実施形態における本体側フラップ10と蓋側フラップ20とのいずれか一方を設けて構成されておればよい。
そして、上記フラップ(10,20)は、スライドファスナー(21,22)が開状態とされたとき(図2〜図4参照)には、外部に露呈されるように構成されている。したがって、このとき、使用者(ユーザ)は目視によりフラップ(10,20)を視認し得る状態となる。一方、上記フラップ(10,20)は、スライドファスナー(21,22)が閉状態(図1に示す状態)とされているときには、外部から視認することができないように構成されている。
さらに、本実施形態のバッグ1においては、スライドファスナー(21,22)が開状態とされたとき(図2〜図4参照)に外部に露呈する上記フラップ(10,20)の色を、上記スライドファスナー(21,22)の色とは異なる色で構成している。
具体的には、例えば、本実施形態のバッグ1において、スライドファスナー(21,22)の色を「黒色」とする一方、上記フラップ(10,20)の色を「黄色」とするといった構成である。
このような構成とすれば、スライドファスナー(21,22)を開状態としたとき、スライドファスナー(21,22)の「黒色」の間に、フラップ(10,20)の「黄色」が外部に向けて露呈される。したがって、使用者(ユーザ)は、フラップ(10,20)が視認されたときには、スライドファスナー(21,22)が開状態であることを認識できる。
ここで、「黒色」に対して異なる色である「黄色」は、コントラスト差が大きいことから、より目立つ色であり、使用者(ユーザ)にとっては視認しやすい色である。スライドファスナー(21,22)の色とフラップ(10,20)の色とを異ならせて構成するのに際しては、視認しやすさを考慮して設定すれば、より効果的である。
なお、上記フラップ(10,20)の色は、例えば、収納本体部11の収納空間2の内面を形成する材料の色と異なる色で構成してもよいが開口状態を目立たせるためには略同一色としたほうが好ましい。なお、「略同一色」と表現した理由は、特に、互いに異なる材質の場合など、色を合わせたとしても僅かに色の差異などが生じるからであり、色相が同じ若しくは若干の差があったとしてもよく、彩度,明度は問わない。また、上記フラップの色を、例えば蛍光色とすれば、なお一層、開口状態を目立たせることができる。
また、上記フラップ(10,20)の色を、バッグ1の外観の色とは異なるものとすれば、なお効果的である。つまり、バッグの外観は収納本体部自身の外観色と蓋部の外観色で構成されるが、上記フラップ(10,20)の色を収納本体部自身の外観色と蓋部の外観色の両方の色と異ならせるのが望ましい。
以上説明したように上記一実施形態によれば、バッグ1において、収納物を収納するための収納空間2と、該収納空間2を外部に開放するための開口3とを有した収納本体部11と、開口3を開閉するための蓋部12と、蓋部12を開閉するために開口3の周縁及び蓋部12の周縁に取り付けられたスライドファスナー21,22と、スライドファスナー21,22が収納本体部11の収納空間2に収納された収納物を噛み込むことを防止するために開口3の周縁及び蓋部12の周縁(の少なくとも一方)にスライドファスナー21,22に沿うようにして、同スライドファスナー21,22の内側に設けられた噛み込み防止用のフラップ10,20とを具備し、スライドファスナー21,22が開状態とされたときに露呈するフラップ10,20の色を、上記収納本体部の外観色及び上記蓋部の外観色とは異なるものを採用して構成している。なお、上記スライドファスナーの外観色が上記収納本体部の外観色及び上記蓋部の外観色と略同一色であれば、上記開口状態においてなお一層、フラップ10,20の色を目立たせることができる。なお、「略同一色」と表現した理由は、特に、互いに異なる材質の場合など、色を合わせたとしても僅かに色の差異などが生じるからであり、上述と同様の理由である。
このように、スライドファスナー(21,22)の色と、フラップ(10,20)の色とを異ならせて構成することによって、開口3(スライドファスナー21,22)の開閉状態を見落とすことなく、目視によって容易にかつ確実に識別することができる。したがって、これにより、バッグ1におけるスライドファスナー21,22の閉め忘れを確実に抑止することができる。
なお、上述の一実施形態においては、開口3と蓋部12との間に設けられるスライドファスナー(21,22)とフラップ(10,20)に対して、本考案を適用した例を示しているが、本考案は、当該部位のみに限らず、他の部位に対しても同様に適用することが可能である。
例えば、上記バッグ1においては、左側面の下側寄りに左サイド開口蓋部17が設けられている。この左サイド開口蓋部17によって覆われる開口部分においても、本考案を同様に適用することができる。
即ち、当該左サイド開口蓋部17は、左サイド開口用スライドファスナー27(以下、単にスライドファスナー27という)によって開閉することができるように構成されている。この部分においては、開口の周縁及び蓋部の周縁の少なくとも一方に、スライドファスナー27に沿うようにして、当該スライドファスナー27の内側に噛み込み防止用のフラップ(不図示)が設けられる。この場合において、スライドファスナー27の色と、上記フラップ(不図示)の色とを異なるように構成する。
このような構成により、当該左サイド開口蓋部17においても、上述の一実施形態と全く同様の効果を得ることができる。
このように、本考案は、バッグにおいて、収納本体部の収納空間の開口を覆う蓋部をスライドファスナーを用いて開閉するように構成した部分に適用すれば、当該蓋部による開口(スライドファスナー)の開閉状態を目視によって容易にかつ確実に識別することができる。したがって、これにより、スライドファスナーの閉め忘れに起因してバッグの開口から収納物を落下させてしまうようなことを防止することができる。
本考案は上述した実施形態に限定されるものではなく、考案の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の考案が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の考案が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、考案が解決しようとする課題が解決でき、考案の効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が考案として抽出され得る。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。この考案は、添付のクレームによって限定される以外にはそれの特定の実施態様によって制約されない。
1……バッグ
2……収納空間
3……開口
10……本体側フラップ
11……収納本体部
12……蓋部
13……上部サブバッグ
14……フロントポケット
16……左サイドポケット
17……左サイド開口蓋部
17a……網ポケット
18……底部ポケット
18a……ゴム足
20……蓋側フラップ
21……本体側スライドファスナー
22……蓋側スライドファスナー
23a……上部サブバッグ用第1スライドファスナー
23b……上部サブバッグ用第2スライドファスナー
24……フロントポケット用スライドファスナー
26……左サイドポケット用スライドファスナー
27……左サイド開口用スライドファスナー
31……ショルダストラップ
32……トップスタビライザ
33……手提げ用把手ベルト
34……チェストベルト
35……ウエストベルト

Claims (3)

  1. バッグにおいて、
    収納物を収納するための収納空間と、該収納空間を外部に開放するための開口と、を有した収納本体部と、
    上記開口を開閉するための蓋部と、
    上記蓋部を開閉するために上記開口の周縁及び上記蓋部の周縁に取り付けられたスライドファスナーと、
    上記スライドファスナーが上記収納本体部の収納空間に収納された収納物を噛み込むことを防止するために、上記開口の周縁及び上記蓋部の周縁の少なくとも一方に、上記スライドファスナーに沿うようにして、上記スライドファスナーの内側に設けられた噛み込み防止用のフラップと、
    を具備し、
    上記スライドファスナーが開状態とされたときに外部に露呈する上記フラップの色が、上記収納本体部の外観色及び上記蓋部の外観色とは異なることを特徴としたバッグ。
  2. 上記スライドファスナーの外観色が上記収納本体部の外観色及び上記蓋部の外観色と略同一色であることを特徴とした請求項1記載のバッグ。
  3. 上記収納本体部の上記収納空間の内面を形成する材料の色と、上記フラップの色とは、略同一色であることを特徴とした請求項1又は請求項2記載のバッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020069037A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 星野太郎バッグデザイン研究株式会社 リュックサック

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