JP2020068177A - ガス分析装置及びガス分析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 四重極質量分析計によって測定対象物質と質量数が同一又は近い非測定対象物質とを含有する混合ガスの当該測定対象物質を定量分析する。
【解決手段】 非測定対象物質となるキャリアガスを導入しながら試料が入ったるつぼを加熱し、前記試料の少なくとも一部を気化して測定対象物質を含有する試料ガスを生成し、前記キャリアガス及び前記試料ガスからなる混合ガスを導出する加熱炉を備える混合ガス生成機構と、前記混合ガス生成機構によって生成された前記混合ガスが導入される測定空間を有し、当該測定空間内において前記測定対象物質及び前記非測定対象物質にエネルギーを与えて当該測定対象物質を定量分析する四重極質量分析計と、前記測定空間内の圧力を調節する圧力調節機構とを具備し、前記圧力調整機構が、前記測定空間内において前記非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質の下限値に応じて変化させるように圧力を調節する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス分析装置及びガス分析方法に関するものである。
四重極質量分析計20は、図6に示すように、測定対象物質を含有するガスが導入される測定空間Sを有し、測定空間S内にイオン化部21、四重極部22及び検出部23を備えた構成になっている。なお、四重極質量分析計20は、測定空間S内に導入されたガスに対してイオン化部21で電圧を印加し、当該ガスに含有される物質にエネルギーを与えてイオン化する。そして、四重極部22を通過したイオン化された測定対象物質を検出部23で検出し、その検出信号に基づいて測定対象物質を定量分析する原理になっている(特許文献1参照)。
ところで、四重極質量分析計は、測定対象物質と質量数が同一又は近い非測定対象物質とを含有する混合ガス(以下、混合ガスともいう)の当該測定対象物質を定量分析しようとすると、測定対象物質の検出信号と非測定対象物質の検出信号とが互いに重なり合うように検出されるため、非測定対象物質の検出信号が邪魔になって測定対象物質を定量分析することが困難になる。
WO2018/056419
そこで、本発明は、四重極質量分析計によって測定対象物質と質量数が同一又は近い非測定対象物質とを含有する混合ガスの当該測定対象物質を比較的正確に定量分析することを主な課題とするものである。
出願人は、前記課題を解決するにあたり、四重極質量分析計によって前記混合ガスに含有される測定対象物質を定量分析する実験を繰り返し実施した。その中で、四重極質量分析計の測定空間内の圧力を変動させながら混合ガスに含有される測定対象物質を定量分析したところ、測定空間内の圧力が所定圧力以上になると、非測定対象物質の信号のみが殆ど検出されなくなる現象が生じることを発見した。
具体的には、四重極質量分析計の測定空間内にキャリアガスとなる質量数4のHeガス(非測定対象物質)を導入しながら、当該キャリアガスに対して間隔を空けて質量数4のD(測定対象物質)を複数回導入し、当該ガスに対してイオン化部で所定の電圧を印加しながら、He及びDの信号を検出する実験を実施した。そして、当該実験を、測定空間内の圧力を2.0Pa、1.5Pa、1.0Pa、0.75Paの順番で段階的に低下させながら実施したところ図3に示すグラフを得た。なお、図3に示すグラフにおいて、縦軸は、信号強度を示し、横軸は、経過時間を示している。
図3に示すグラフによれば、Dは、圧力の低下にかかわらず信号(図3中、Aで示す検出信号)が検出される。一方、Heは、圧力が2.0Paでは殆ど信号(図3中、Bで示す検出信号)が検出されないが、圧力を1.0Paまで低下させると非常に大きな信号が検出されることが分かる。
ここで、物質には、イオン化に必要なエネルギー(イオン化エネルギ―)が存在する。Heを例にとって具体的に説明すると、Heに与えられるエネルギー(横軸)と単位面積当たりのイオン数(縦軸)と関係は図7に示すグラフのようになる。すなわち、Heは、イオン化エネルギーの下限値が24.6eVであり、当該下限値のエネルギーが与えられるとイオン化が始まり、当該下限値付近では与えられるエネルギーが僅かに増加しただけでイオン化が急激に促進される。そして、Heは、所定値(図7中、Cで示す値)以上のエネルギーが与えられるまではイオン化が促進され、当該与えられるエネルギーが所定値以上になるとイオン化が徐々に抑制される傾向にある。なお、イオン化エネルギーは、物質毎に異なっているが、前記傾向は、他の物質についても同様のことが言える。
ところで、Dのイオン化エネルギーの下限値は15.467eVであり、前記Heの下限値(24.6eV)よりも小さい。このため、測定空間内においてHe及びDに与えられるエネルギーが15.467eV以上24.6eV未満の場合には、Dの信号しか検出されなくなる。すなわち、図3に示すグラフにおいて、測定空間内の圧力を2.0Paにした場合に、Dの信号しか検出されていないのは、当該測定空間内において測定対象物質及び非測定対象物質に与えられるエネルギーが、15.467eV以上24.6eV未満になっていることが原因と推察される。また、図3に示すグラフにおいて、測定空間内の圧力が1.0Pa以上になると、Heの信号の急激に大きくなっている。これは、測定空間内の圧力が上昇し、当該測定空間内においてHeに与えられるエネルギーが24.6eV以上になって急激にイオン化が促進されたことが原因と推察される。
すなわち、測定空間内の圧力を上げると、これに伴って当該測定空間内で物質に与えられるエネルギーが小さくなり、逆に測定空間内の圧力を下げると、これに伴って当該測定空間内で物質に与えられるエネルギーが大きくなるのである。なお、これは、四重極質量分析計の測定空間内の圧力が低い状態(真空度が高い状態)では、測定空間内に存在する物質の数が少ないため、物質同士が衝突し難くなる。このため、物質をイオン化するための電子のスピードが速い状態、言い換えれば、当該物質に与えられるエネルギーが大きい状態となる。一方、四重極質量分析計の測定空間内の圧力が高い状態(真空度が低い状態)では、測定空間内に存在する物質の数が多くなるため、物質同士が衝突し易くなる。このため、物質をイオン化するための電子の移動が妨げられて当該電子のスピードが遅い状態、言い換えれば、当該物質に与えられるエネルギーが小さい状態となることが原因と推察される。
このように、出願人は、前記実験結果から得た前記知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係るガス分析装置は、非測定対象物質となるキャリアガスを導入しながら試料が入ったるつぼを加熱し、当該試料の少なくとも一部を気化して測定対象物質を含有する試料ガスを生成し、当該キャリアガス及び当該試料ガスからなる混合ガスを導出する加熱炉を備える混合ガス生成機構と、前記混合ガス生成機構によって生成された前記混合ガスが導入される測定空間を有し、当該測定空間内において前記測定対象物質及び前記非測定対象物質にエネルギーを与えて当該測定対象物質を定量分析する四重極質量分析計と、前記測定空間内の圧力を調節する圧力調節機構とを具備し、前記圧力調整機構が、前記測定空間内において前記非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質のイオン化エネルギーの下限値に応じて変化させるように圧力を調節することを特徴とするものである。
このようなものであれば、圧力調節機構によって測定空間内の圧力を調節することができるため、測定空間内において非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質のイオン化エネルギーの下限値近傍になるように調節することができる。これにより、四重極質量分析計によって検出される非測定対象物質の信号を測定対象物質の定量分析に邪魔にならない程度に小さくすることができる。よって、混合ガス中に測定対象物質と質量数が近い非測定対象物質(具体的には、測定対象物質の質量数に対して質量数が±4の範囲の非測定対象物質)が含まれていたとしても、四重極質量分析計によって測定対象物質を比較的正確に定量分析できるようになる。ここで、「非測定対象物質の下限値に応じて変化させる」とは、非測定対象物質の下限値のみを参照して変化させる場合のみならず、非測定対象物質の下限値と測定対象物質の下限値との差を参照して変化させる場合も含まれる。
なお、前記圧力調節機構が、前記測定空間内において前記非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質のイオン化エネルギーの下限値以下になるように圧力を調節するように構成すれば、四重極質量分析計によって非測定対象物質の信号が殆ど検出されなくなり、測定対象物質をより正確に定量分析できるようになる。
また、前記混合ガス生成機構が、前記非測定対象物質を複数含有する混合ガスを生成する場合には、前記圧力調節機構が、前記測定空間内に導入された前記複数の非測定対象物質のうちで最も低いイオン化エネルギーの下限値を有する非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質の下限値に応じて変化させるように圧力を調節するように構成すればよい。
このようなものであれば、四重極質量分析計によって検出されるいずれの非測定対象物質の信号も測定対象物質の定量分析に邪魔にならない程度に小さくなる。これにより、混合ガス中に測定対象物質と質量数が近い複数の非測定対象物質が含まれていたとしても、四重極質量分析計によって測定対象物質を比較的正確に定量分析できるようになる。
また、前記圧力調節機構は、具体的には、前記四重極質量分析計が接続され、当該四重極質量分析計の測定空間と連通する内部空間を有するチャンバと、前記チャンバの内部空間に前記混合ガス生成機構で生成された混合ガスの少なくとも一部を導入する導入ラインと、前記導入ラインに設置され、前記チャンバの内部空間の圧力を調節する調圧弁とを備えるものである。
このようなものであれば、調圧弁によって導入ラインを流れる流体の流量を調節することにより、四重極質量分析計の測定空間内の圧力を調節することができるようになる。
また、前記ガス分析装置によれば、前記キャリアガスがHeガスであり、前記試料ガスが前記測定対象物質となるDを含有するものである場合に、He及びDは共に質量数が4であるが、測定対象物質であるDを比較的正確に定量分析できるようになる。
また、前記加熱炉が、インパルス炉であり、前記るつぼが、黒鉛るつぼであるものであってもよく、この場合には、前記試料ガスとして、前記測定対象物質となるDと共に前記非測定対象物質となるCOを含有するものが生成される。このため、前記混合ガス生成機構が、前記加熱炉から導出された混合ガスを酸化させる酸化部と、前記酸化部から導出された当該混合ガスを脱COする脱CO部と、前記脱CO部から導出された当該混合ガスを脱水する脱水部とをさらに備えるものであってもよい。
四重極質量分析計によってDと共にCOを含有する混合ガスのDを定量分析しようとすると、図5のグラフに示すように、検出CH(m/z=4)において、COの検出信号(図5中、実線)がDの検出信号(図5中、一点鎖線)と重なり合うように検出される。しかし、前記混合ガス生成機構によれば、加熱炉から導出された混合ガスが、各反応等によってCOが略取り除かれた状態で四重極質量分析計に導入されるようになり、図5中において点線で示すように、COの検出信号が検出され難くなる。よって、測定対象物質となるDを比較的正確に定量分析することができるようになる。
なお、具体的には、前記酸化部が、酸化剤としてシュッツェ試薬を使用するものであり、前記脱CO部が、脱CO剤としてソーダ石灰、水酸化ナトリウム又は水酸化ナトリウムを含浸させた活性アルミナから選択される少なくとも一つを使用するものであり、前記脱水部が、脱水剤として過塩酸マグネシウム又は五酸化二りんから選択される少なくとも一つを使用するものであればよい。
また、本発明に係るガス分析方法は、非測定対象物質となるキャリアガスを導入しながら試料が入ったるつぼを加熱し、当該試料の少なくとも一部を気化して測定対象物質を含有する試料ガスを生成し、当該キャリアガス及び当該試料ガスからなる混合ガスを導出する加熱炉を備える混合ガス生成機構と、前記混合ガス生成機構によって生成された前記混合ガスが導入される測定空間を有し、当該測定空間内において前記測定対象物質及び前記非測定対象物質にエネルギーを与えて定量分析する四重極質量分析計とを用いたガス分析方法であって、前記測定空間内の圧力を調節し、前記測定空間内において前記非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質のイオン化エネルギーの下限値に応じて変化させることを特徴とするものである。
また、前記混合ガス生成機構によって、前記測定対象物質と、質量数が前記測定対象物質の質量数に対して±4の範囲であり、かつ、イオン化エネルギーの下限値が前記測定対象物質の下限値よりも大きい非測定対象物質と、を含有する混合ガスが生成されるものであってもよい。
このように構成したガス分析装置によれば、四重極質量分析計によって測定対象物質と質量数が同一又は近い非測定対象物質とを含有する混合ガスの当該測定対象物質を比較的正確に定量分析することができるようになる。
実施形態1に係るガス分析装置の全体構成を示す模式図である。 実施形態1に係るガス分析装置の圧力制御部を示すブロック図である。 及びHeの検出信号(信号強度)と経過時間(分析時間)との関係を示すグラフである。 及びHeの検出信号(信号強度)とチャンバ内圧力(測定空間内圧力)との関係を示すグラフである。 実施形態2に係るガス分析装置の混合ガス生成機構で生成された混合ガスを四重極質量分析計の測定空間内に導入して得られるm/z=4の検出信号(信号強度)と経過時間(分析時間)との関係を示すグラフである。 四重極質量分析計の内部構造を示す模式図である。 Heに与えられるエネルギーと単位面積当たりのイオン数と関係を示すグラフである。
以下に、本発明に係るガス分析装置を図面に基づいて説明する。
本実施形態のガス分析装置は、鉄鋼やセラミックスなどの試料を加熱溶融し、その際に発生する試料ガスに含有される測定対象物質を定量分析するものである。
<実施形態1> 本実施形態に係るガス分析装置100は、図1に示すように、測定対象物質と非測定対象物質とを含有する混合ガスを生成する混合ガス生成機構10と、混合ガス生成機構10によって生成された混合ガスが導入される測定空間を有する四重極質量分析計20と、四重極質量分析計20の測定空間内の圧力を調節する圧力調節機構30と、を備えている。
なお、本実施形態の測定対象物質は、具体的には、Dである。また、本実施形態の非測定対象物質は、具体的には、Dと同じ質量数(4)を有し、Dのイオン化エネルギーの下限値(15.467eV)よりも大きな下限値(24.6eV)を有するHeである。因みに、測定対象物質は、Dに限定されない。また、非測定対象物質は、質量数が測定対象物質の質量数に対して±4の範囲であって、イオン化エネルギーの下限値が測定対象物質のそれよりも大きい物質であれば、Heに限定されない。
前記混合ガス生成機構10は、加熱炉11と、加熱炉11から上流側に延びる上流ラインL1と、上流ラインL1の始端に接続されるキャリアガス供給器12と、加熱炉11から下流側に延びる下流ラインL2と、を備えている。
前記加熱炉11は、所謂インパルス炉であり、炉内に試料を投入するるつぼ11aを収納している。なお、加熱炉11は、るつぼ11aにインパルス電流を流してジュール発熱させ、これにより、るつぼ11aに投入された試料の少なくとも一部を気化させて試料ガスを生成するようになっている。本実施形態においては、試料として、加熱炉11で加熱することにより、測定対象物質となるDを含有する試料ガスを生成する試料を使用する。なお、るつぼ11aとしては、黒鉛るつぼ等を使用することができる。また、加熱炉11としては、高周波誘導加熱炉等を使用することもできる。この場合、るつぼ11aとして、セラミックるつぼ等を使用することができる。
前記上流ラインL1は、キャリアガス供給器12から供給されるキャリアガスを加熱炉11へ導入するものである。本実施形態においては、キャリアガスとして、非測定対象物質となるHeガスを使用する。なお、キャリアガスは、Heガスに限定されず、Arガス等も使用することできる。
前記下流ラインL2は、加熱炉11から試料ガス及びキャリアガスからなる混合ガスを導出するものである。なお、下流ラインL2は、その途中に混合ガス中に含まれるすす等のダストを除去するダストフィルタ13が設置されている。
前記四重極質量分析計20は、図6に示す四重極質量分析計20と同一の構成を備えているため、詳細な説明を省略する。
前記圧力調節機構30は、四重極質量分析計20の測定空間Sと連通する内部空間を有するチャンバ31と、下流ラインL2から分流して当該下流ラインL2を流れる混合ガスの少なくとも一部をチャンバ31の内部空間に導入する導入ラインL3と、下流ラインL2から分流して当該下流ラインL2を流れる混合ガスの残部を排気する排気ラインL4と、下流ラインL2の分流点よりも上流側に設置された流量調節弁32と、導入ラインL3に設置された調圧弁33と、チャンバ31に接続される排気ポンプ34及び圧力センサPと、を備えている。
前記チャンバ31は、四つのポートを備えた構造になっている。そして、四つのポートには、導入ラインL3と、四重極型質量分析計20と、圧力センサPと、排気ポンプ34と、がそれぞれ接続されている。
前記流量調節弁32は、所謂ニードルバルブである。そして、流量調節弁32は、終端が大気開放された排気ラインL4から排気される混合ガスの流量を調節するものである。よって、流量調節弁32は、導入ラインL3に導入される混合ガスの流量を調節するものである。
前記調圧弁33は、所謂ニードルバルブである。そして、調圧弁33は、チャンバ31の内部空間の圧力を調節するものである。よって、調圧弁33は、チャンバ31の内部空間と連通する四重極質量分析計20の測定空間内Sの圧力を調節するものである。
前記圧力センサPは、チャンバ31の内部空間の圧力を測定するものである。よって、圧力センサPは、チャンバ31の内部空間と連通する四重極質量分析計20の測定空間S内の圧力を測定するものである。また、前記排気ポンプ34は、チャンバ31の内部空間に導入される混合ガスを排気するものである。具体的には、ターボポンプ34aとドライポンプ34bとを直列に配置した構造になっている。
また、前記圧力調節機構30は、調圧弁33及び圧力センサPに接続される圧力制御部35をさらに備えている。なお、圧力制御部35は、図2に示すように、CPU、メモリ、A/D・D/Aコンバータ等を備えた所謂コンピュータであり、当該メモリに格納されているプログラムを実行し、下限値圧力記憶部35a、目標圧力設定部35b、圧力値受付部35c、弁開度制御部35d等の機能を発揮するように構成されている。
前記下限値圧力記憶部35aは、非測定対象物質について予め取得した、測定空間S内において非測定対象物質に与えられるエネルギーが下限値近傍以下(例えば、下限値、下限値以下)となる当該測定空間S内の圧力(以下、下限値圧力ともいう)を記憶するものである。なお、下限値圧力記憶部35aには、非測定対象物質の名称と下限値圧力とが紐付けて記憶されている。
なお、下限値圧力は、例えば、前記のように、四重極質量分析計20の測定空間S内に非測定対象物質(キャリアガス)を導入すると共に当該測定空間Sに導入されるガスに対してイオン化部で所定の電圧を印加しながら、圧力を段階的に変動させ、段階毎に非測定対象物質に対して測定対象物質を導入する実験を実施することによって知得することができる。具体的には、本実施形態の非測定対象物質であるHeの下限値圧力は、図3に示すグラフから2.0Pa以下であって1.5Paより大きい圧力から選択すればよい。なお、図3に示すグラフを得た実験よりも更に圧力変動の間隔を細かくした実験によって得た図4に示すグラフを参照すれば、Heは、少なくとも測定空間S内の圧力が1.25Paにおいては、その下限値がDの下限値よりも小さいことが分かる。よって、下限値圧力として、1.25Pa以下の圧力を選択すればよい。
よって、本実施形態では、例えば、Heと1.25Paとを紐付けて下限値圧力記憶部35aに記憶する。なお、下限値圧力の値を一つの値に特定できない場合には、下限値圧力記憶部35aに下限値圧力を範囲として記憶してもよい。
前記目標圧力設定部35bは、作業者からキーボード等の入力手段を介して混合ガスに含有される非測定対象物質の名称を示す入力信号を受け付けた場合に、下限値圧力記憶部35aに記憶された当該非測定対象物質に紐付けられた下限値圧力を目標圧力に設定するものである。なお、下限値圧力記憶部35aに下限値圧力の範囲として記憶されている場合には、当該下限値圧力の範囲から選択される圧力(例えば、範囲の中央値)を目標圧力に設定すればよい。なお、本実施形態では、Heを示す入力信号を受け付けた場合に、1.25Paを目標圧力に設定する。
前記圧力値受付部35cは、圧力センサPで測定される圧力値を受け付けるものである。また、前記弁開度制御部35dは、圧力値受付部35cによって受け付けた圧力値が目標圧力設定部35bで設定された目標圧力に近づくように調圧弁33の弁開度を調節するものである。
このようなものであれば、混合ガスを四重極質量分析計20によって定量分析する場合に、測定空間内において非測定対象物質に与えられるエネルギーが下限値近傍以下になるように当該測定空間S内の圧力が調節される。これにより、四重極質量分析計20において、非測定対象物質の検出信号が検出されないか、或いは、測定対象物質の定量分析に邪魔にならない程度しか検出されなくなる。よって、四重極質量分析計20によって測定対象物質を比較的正確に定量分析できるようになる。
なお、本実施形態においては、下限値圧力記憶部35aに、非測定対象物質の下限値圧力しか記憶していないが、測定対象物質の下限値圧力を記憶してもよい。この場合、目標圧力設定部35bは、目標圧力として測定対象物質の下限値圧力以上の目標圧力に設定するようにすればよい。これにより、四重極質量分析計20において少なくとも測定対象物質の検出信号が検出されるようになる。
<実施形態2> 本実施形態は前記実施形態1に係るガス分析装置100の混合ガス生成機構10の変形例である。具体的には、本実施形態に係る混合ガス生成機構10は、前記実施形態1に係る混合ガス生成機構10の下流ラインL2に対し、加熱炉11から導出された混合ガスを酸化させる酸化部14と、酸化部14から導出された当該混合ガスを脱COする脱CO部15と、脱CO部15から導出された当該混合ガスを脱水する脱水部16と、をさらに設置した構成になっている(図1中、点線にて示す)。なお、具体的には、下流ラインL2に対し、酸化部14、脱CO部15及び脱水部16は、流量制御弁32の下流側であって導入ラインL3及び排気ラインL4の分流点よりも上流側に設置されている。
なお、前記酸化部14は、酸化剤として、例えば、シェッツェ試薬(具体的には、五酸化ヨウ素を主成分とするシェッツェ試薬)等を使用すればよい。
前記脱CO部15は、脱CO剤として、例えば、ソーダ石灰、水酸化ナトリウム又は水酸化ナトリウムを含浸させた活性アルミナ等から選択される少なくとも一つのものを使用すればよい。
前記脱水部16は、脱水剤として、例えば、過塩酸マグネシウム又は五酸化二りん等から選択される少なくとも一つのものを使用すればよい。
なお、本実施形態に係るガス分析装置100は、四重極質量分析計20によってD、CO、N及びHeを含有する混合ガスのDを定量分析する場合に適している。具体的には、加熱炉11としてインパルス炉を使用し、るつぼ11aとして黒鉛るつぼを使用した場合には、CO及びNを含有する混合ガスが生成されるため、この混合ガスに含有される測定対象物を定量分析する場合に適している。
すなわち、四重極質量分析計によってD、CO、N及びHeを含有する混合ガスのDを定量分析しようとすると、図5のグラフに示すように、m/z=4の検出CHにおいて、COの検出信号(図5中、実線)がDの検出信号(図5中、一点鎖線)と重なり合うように検出される。このため、Dを定量分析し難くなる。しかし、本実施形態に係るガス分析装置100によれば、加熱炉11から導出された混合ガスが、四重極質量分析計20に対してCOが略取り除かれた状態で導入されるようになり、図5のグラフにおいて点線で示すように、m/z=4の検出CHにおいて、COの検出信号が殆ど検出され難くなる。
因みに、本実施形態に係る加熱炉11のるつぼ11aに対し、試料と共にSnを入れて加熱して測定対象物質となるDを含有する試料ガスを生成するようにすれば、測定対象物質となるDを定量分析する場合に、Nの検出信号の影響を受け難くできる。
<その他の実施形態> 前記各実施形態1においては、混合ガスとして一つの非測定対象物質を含有するものを定量分析しているが、混合ガスとして複数の非測定対象物質を含有するものを定量分析することもできる。なお、各非測定対象物質は、いずれも質量数が測定対象物質の質量数に対して±4の範囲であり、かつ、イオン化エネルギーの下限値が測定対象物質の下限値よりも大きい物質である。
この場合、圧力調節機構30が、四重極質量分析計20の測定空間S内に導入された複数の非測定対象物質のうちで最も低い下限値を有する非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質の下限値に応じて変化させるように圧力を調節するようにすればよい。
その他、本発明は前記各実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100 ガス分析装置
10 混合ガス生成機構
11 加熱炉
11a るつぼ
14 酸化部
15 脱CO
16 脱水部
20 四重極質量分析計
30 圧力調節機構
L3 導入ライン
31 チャンバ
32 流量調節弁
33 調圧弁
34 排気ポンプ

Claims (12)

  1. 非測定対象物質となるキャリアガスを導入しながら試料が入ったるつぼを加熱し、前記試料の少なくとも一部を気化して測定対象物質を含有する試料ガスを生成し、前記キャリアガス及び前記試料ガスからなる混合ガスを導出する加熱炉を備える混合ガス生成機構と、
    前記混合ガス生成機構によって生成された前記混合ガスが導入される測定空間を有し、当該測定空間内において前記測定対象物質及び前記非測定対象物質にエネルギーを与えて当該測定対象物質を定量分析する四重極質量分析計と、
    前記測定空間内の圧力を調節する圧力調節機構とを具備し、
    前記圧力調整機構が、前記測定空間内において前記非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質のイオン化エネルギーの下限値に応じて変化させるように圧力を調節することを特徴とするガス分析装置。
  2. 前記圧力調節機構が、前記測定空間内において前記非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質のイオン化エネルギーの下限値以下になるように圧力を調節する請求項1記載のガス分析装置。
  3. 前記混合ガス生成機構が、前記非測定対象物質を複数含有する混合ガスを生成するものであり、
    前記圧力調節機構が、前記測定空間内に導入された前記複数の非測定対象物質のうちで最も低いイオン化エネルギーの下限値を有する非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質の当該下限値に応じて変化させるように圧力を調節する請求項1又は2のいずれかに記載のガス分析装置。
  4. 前記圧力調節機構が、前記四重極質量分析計が接続され、当該四重極質量分析計の測定空間と連通する内部空間を有するチャンバと、前記チャンバの内部空間に前記混合ガス生成機構で生成された混合ガスの少なくとも一部を導入する導入ラインと、前記導入ラインに設置され、前記チャンバの内部空間の圧力を調節する調圧弁とを備える請求項1乃至3のいずれかに記載のガス分析装置。
  5. 前記キャリアガスが、Heガスであり、
    前記試料ガスが、前記測定対象物質となるDを含有するものである請求項1乃至4のいずれかに記載のガス分析装置。
  6. 前記加熱炉が、インパルス炉であり、
    前記るつぼが、黒鉛るつぼである請求項1乃至5のいずれかに記載のガス分析装置。
  7. 前記試料ガスが、前記測定対象物質となるDと、共に前記非測定対象物質となるCOを含有するものであり、
    前記混合ガス生成機構が、前記加熱炉から導出された混合ガスを酸化させる酸化部と、前記酸化部から導出された当該混合ガスを脱COする脱CO部と、前記脱CO部から導出された当該混合ガスを脱水する脱水部とをさらに備える請求項6記載のガス分析装置。
  8. 前記酸化部が、酸化剤としてシュッツェ試薬を使用するものである請求項7記載のガス分析装置。
  9. 前記脱CO部が、脱CO剤としてソーダ石灰、水酸化ナトリウム又は水酸化ナトリウムを含浸させた活性アルミナから選択される少なくとも一つを使用するものである請求項7又は8のいずれかに記載のガス分析装置。
  10. 前記脱水部が、脱水剤として過塩酸マグネシウム又は五酸化二りんから選択される少なくとも一つを使用するものである請求項7乃至9のいずれかに記載のガス分析装置。
  11. 非測定対象物質となるキャリアガスを導入しながら試料が入ったるつぼを加熱し、当該試料の少なくとも一部を気化して測定対象物質を含有する試料ガスを生成し、当該キャリアガス及び当該試料ガスからなる混合ガスを導出する加熱炉を備える混合ガス生成機構と、前記混合ガス生成機構によって生成された前記混合ガスが導入される測定空間を有し、当該測定空間内において前記測定対象物質及び前記非測定対象物質にエネルギーを与えて当該測定対象物質を定量分析する四重極質量分析計とを用いたガス分析方法であって、
    前記測定空間内の圧力を調節し、前記測定空間内において前記非測定対象物質に与えられるエネルギーを、当該非測定対象物質のイオン化エネルギーの下限値に応じて変化させることを特徴とするガス分析方法。
  12. 前記混合ガス生成機構によって、前記測定対象物質と、質量数が前記測定対象物質の質量数に対して±4の範囲であり、かつ、イオン化エネルギーの下限値が前記測定対象物質の下限値よりも大きい非測定対象物質と、を含有する混合ガスが生成される請求項11のガス分析方法。

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