JP2020067813A - 管理装置、プログラム、機器提案システム - Google Patents

管理装置、プログラム、機器提案システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの印刷ジョブを実行できる機器を提案できる管理装置を提供すること。【解決手段】機器30と通信して前記機器の管理を行う管理装置50であって、端末装置からジョブを受信する受信手段53と、前記機器の稼働状況及び機能に関する機器情報が記憶されている機器情報記憶手段69と、前記機器情報記憶手段に記憶されている前記稼働状況及び前記機器情報に基づいて、前記受信手段が受信したジョブを実行できる1つ以上の前記機器を決定する機器決定手段55と、前記機器決定手段が決定した1つ以上の前記機器のリストを前記端末装置に送信する送信手段52と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、管理装置、プログラム、及び、機器提案システムに関する。
ユーザがPC(Personal Computer)などの端末装置から管理装置に印刷ジョブを蓄積しておき、印刷を実行する画像形成装置などの機器まで赴いて、機器から管理装置に蓄積しておいた印刷ジョブを選択し印刷を実行する印刷方式が知られている。このような印刷をセキュア印刷、プルプリント又はロケーションフリー印刷という。ユーザは印刷物を持ち歩かなくても印刷物が必要な場所にある機器で印刷することができる。
また、ユーザが印刷を実行する機器の選択をシステム側が支援する技術も知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、ユーザが指定した機器にて印刷ジョブを実行可能か否かオンプレミスのサーバが判断し、可能でない場合は代替機種をユーザに通知するシステムが開示されている。
しかしながら、従来の技術では、ユーザが印刷ジョブを実行させようとした機器を使用しないとユーザの印刷ジョブを実行できる機器が分からないという問題がある。例えば、社員専用の固定席を設けず、空いている席を自由に使う「フリーアドレスオフィス」を採用する企業もある。この場合、社員は近くにある機器の機能に詳しくない可能性があり、自分の印刷ジョブをどの機器であれば実行可能かを判断できない。また、サーバに蓄積した印刷ジョブを実行可能な機器が稼働していなかったり、故障中であったりする場合もあり得る。これらの場合、従来の技術ではユーザが印刷ジョブを実行させようとした機器で印刷ジョブを実行できない可能性が高くなり、ユーザは別の機器で再度、同じ印刷ジョブを実行したり、再度、印刷ジョブをサーバに送信したりする必要が生じうる。
本発明は、上記課題に鑑み、ユーザの印刷ジョブを実行できる機器を提案できる管理装置を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、機器と通信して前記機器の管理を行う管理装置であって、端末装置からジョブを受信する受信手段と、前記機器の稼働状況及び機能に関する機器情報が記憶されている機器情報記憶手段と、前記機器情報記憶手段に記憶されている前記稼働状況及び前記機器情報に基づいて、前記受信手段が受信したジョブを実行できる1つ以上の前記機器を決定する機器決定手段と、前記機器決定手段が決定した1つ以上の前記機器のリストを前記端末装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
ユーザの印刷ジョブを実行できる機器を提案できる管理装置を提供することができる。
本実施形態の機器提案システムが画像形成装置を提案する手順の概略を示す図である。 機器提案システムの一例の概略構成図である。 コンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。 画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。 機器提案システムが有する画像形成装置、管理装置、及び、端末装置の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。 機器情報の一例を示す図である。 ドライバ情報取得部が取得するプリンタドライバに関する情報の一例を示す図である。 動作ログの一例を模式的に示すである。 動作ログから求められた一例の利用状況を示す図である。 ユーザが印刷設定を入力する際に端末装置が表示する印刷設定画面の一例を示す図である。 機器マップの一例を示す図である。 機器提案システムが提案した画像形成装置が文書ファイルを印刷する手順を説明する一例のシーケンス図である。 管理装置が画像形成装置のリストを生成する手順を示す一例のフローチャート図である。 画像形成装置の印刷データを管理装置が生成する手順を示す一例のフローチャート図である。 ユーザが印刷設定画面で画像形成装置を選択したタイミングで印刷を実行する場合に、機器提案システムが提案した画像形成装置が文書ファイルを印刷する手順を説明する一例のシーケンス図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
<システムの概略>
図1を用いて機器提案システム100の動作の概略を説明する。図1は、本実施形態の機器提案システム100が画像形成装置30を提案する手順の概略を示す。ユーザが所属する企業の各フロアや各棟などには複数の画像形成装置30が配置されている。それぞれの画像形成装置30は管理装置50と通信可能に接続されている。
(1)ユーザが端末装置10を操作して管理装置50と通信し印刷設定を行って、印刷ジョブ(印刷設定及び文書ファイル)を管理装置50に送信する。
(2)管理装置50は画像形成装置30から取得した各画像形成装置30の機能と印刷設定を比較して、ユーザによる印刷設定で印刷ジョブを実行できる画像形成装置30をリストアップする。更に、画像形成装置30の稼働状況に基づいて、故障中の画像形成装置30、及び、使用中の画像形成装置30をリストから除外する。更に、管理装置50は画像形成装置30の設置場所、印刷速度、及び用紙残量等を考慮して優先順位を設定することが好ましい。
(3)管理装置50は優先順位でソートされた画像形成装置30のリストを端末装置10に送信する。
(4)ユーザは端末装置10が表示する、優先順位に並んだ画像形成装置30のリストから使用したい画像形成装置30を選択し、管理装置50に送信する。
(5)サーバはユーザが選択した画像形成装置30の場所を示す機器マップ(地図情報)を端末装置10に送信する。
(6)ユーザが選択した画像形成装置30に赴いて、サーバに送信した印刷ジョブの実行要求を送信すると、管理装置50はプリンタドライバで文書ファイルをPDL(Print Description Language)で記述した印刷データに変換して印刷ジョブを画像形成装置30に送信する。画像形成装置30はユーザが端末装置10から送信した印刷設定で印刷ジョブを実行する。
したがって、本実施形態の機器提案システム100によれば、ユーザが入力した印刷設定で印刷できる画像形成装置30を、稼働状況を考慮の上、ユーザに提案できる。このため、フリーアドレスオフィスが採用された企業や出張先のオフィスなどで、画像形成装置30が有する機能にユーザが詳しくなくても、ユーザは自分が行いたい印刷設定を入力することで、この印刷設定で印刷できる機器を使用できる。また、この画像形成装置30の場所も機器マップ上に提示するので、ユーザが入力した印刷設定で印刷できる画像形成装置30まで容易に赴くことができる。
<用語について>
機器とは、ユーザが行いたいジョブを実行する機能を有するものであればよい。本実施形態では画像形成装置を例として説明する。機器は、例えば、映像を投影するプロジェクタ、手書き情報を表示する電子黒板などでもよい。
ジョブとは処理の対象となるデータと処理の内容を有する作業内容である。本実施形態では印刷ジョブを一例として説明する。印刷ジョブは印刷設定と印刷の対象となるデータを含む。
機器の機能に関する機器情報とは、機器が有する機能を特定するための情報である。本実施形態においては、説明の便宜上、機器情報に、稼働状況、設置場所、IPアドレス、搭載PDL,動作ログが含まれる場合がある。これらの各情報をどのように送信するかは設計事項であり、各情報は別々に送信されてもよい。
機器の稼働状況は、ユーザが機器を使用できる状態か否かに関して機器が稼働しているかどうかを示す情報である。例えば、他のユーザにより使用中の場合がある。また、紙詰まり、ドアオープン等のエラー発生中がある。また、機器がサービスコールを管理装置50に送信する故障中がある。サービスコールとはサービスエンジニアの派遣を要求する通知であり、ユーザサイドでは復帰が困難な状態(いわゆる故障)であることを意味する。
<システム構成例>
図2を用いてシステム構成例を説明する。図2は、機器提案システム100の一例の概略構成図である。管理装置50、1台以上の画像形成装置30、及び、端末装置10がネットワークNを介して接続されている。管理装置50はクラウド上に存在してもオンプレミスに存在してもよい。したがって、ネットワークNは社内のLANやインターネットなどの一般的なネットワークでよい。
管理装置50は、1台以上の情報処理装置である。端末装置10のブラウザに画面を表示させるWebサーバとしての機能、及び、セキュアプリントを可能とするプリントサーバとしての機能を有している。また、本実施形態では、画像形成装置30と通信して機器情報を収集し、ユーザが入力した印刷ジョブを実行可能な画像形成装置30を選択する機能を有している。
画像形成装置30は、画像を用紙などのシート材に印刷する装置である。プリンタや印刷装置と呼ばれる場合がある。また、画像形成装置30は複合機でもよい。複合機とはスキャナ機能、プリント機能、コピー機能、及び、FAX送受信機能など複数の機能を有する装置をいう。MFP(Multi−Function Printer/Product/Peripheral)、SPC(Scan Print Copy)、又は、AIO(All In One)と呼ばれる場合がある。本実施形態では複数の機能を有することまでは要求されず、画像形成装置30は、画像を形成する機能を有していればよい。
端末装置10は、Webブラウザが動作する情報処理装置である。文書ファイルを作成するワープロソフトなどのアプリケーションプログラムが動作していてもよい。端末装置10はブラウザ上からユーザの印刷設定を受け付けて管理装置50に送信し、管理装置50から受信した画像形成装置30のリストを表示する。また、ユーザが選択した画像形成装置30を管理装置50に通知する。更に、管理装置50から受信した画像形成装置30の場所を示す機器マップを表示することが好ましい。
端末装置10は例えば、PC(Personal Computer)、タブレット装置、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPCなどでよい。また、印刷ジョブを生成する装置であればよく、例えば、電子黒板に手書きされた画像を管理装置50が画像形成装置で印刷してもよい。また、画像形成装置30でWebブラウザが動作している場合、ユーザは画像形成装置30を端末装置10の代わりに操作できる。この場合、クライアント端末はなくてもよい。
<ハードウェア構成>
<<管理装置のハードウェア構成例>>
管理装置50は、例えば図3に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図3は本実施形態に係るコンピュータシステム300の一例のハードウェア構成図である。
図3に示したコンピュータシステム300は、入力装置301、表示装置302、外部I/F303、RAM(Random Access Memory)304、ROM(Read Only Memory)305、CPU(Central Processing Unit)306、通信I/F307、及びHDD(Hard Disk Drive)308などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置301はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置302はディスプレイなどを含み、コンピュータシステム300による加工結果を表示する。入力装置301と表示装置302は必要に応じて接続されればよく、常時、接続されている必要はない。
通信I/F307はコンピュータシステム300を社内ネットワーク及びインターネット等に接続させるインタフェースである。これにより、コンピュータシステム300は通信I/F307を介してデータ通信を行うことができる。
HDD308はプログラム308pやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えばコンピュータシステム300全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。HDD308は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。
外部I/F303は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体303aなどがある。これにより、コンピュータシステム300は外部I/F303を介して記録媒体303aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体303aにはフレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)などがある。
ROM305は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM305には、コンピュータシステム300の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM304は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU306は、ROM305やHDD308などの記憶装置からプログラムやデータをRAM304上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム300全体の制御や機能を実現する演算装置である。
なお、管理装置50はクラウドコンピューティングに対応していてよい。クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される利用形態をいう。
また、端末装置10のハードウェア構成図は図3と同等か異なっていても本実施形態の説明上、支障がないものとする。
<<画像形成装置>>
本実施例に係る画像形成装置30は、例えば図4に示すようなハードウェア構成により実現される。図4は、本実施例に係る画像形成装置30の一例のハードウェア構成図である。図4に示す画像形成装置30は、コントローラ201、操作パネル202、外部I/F203、通信I/F204、及びプリンタ205などを有している。
コントローラ201はCPU211、RAM212、ROM213と、NVRAM214、HDD215を有する。ROM213は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM212はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM214は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD215は各種のプログラム215pやデータが格納されている。
CPU211は、ROM213やNVRAM214、HDD215などからプログラム215pやデータ、設定情報等をRAM212上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置全体の制御や機能を実現する。
操作パネル202はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F203は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体203a等がある。これにより、画像形成装置30は外部I/F203を介して記録媒体203aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体203aには、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
通信I/F204は、ネットワークNを介した通信を行うためのインタフェースである。これにより、画像形成装置30は通信I/F204を介してデータ通信を行うことができる。プリンタ205は、印刷対象データを印刷して出力するための印刷装置である。
<機能について>
続いて、図5を用いて機器提案システム100の機能について説明する。図5は、機器提案システム100が有する画像形成装置30、管理装置50、及び、端末装置10の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
<<端末装置>>
端末装置10は操作受付部11、表示制御部12、及び、第1通信部13を有している。端末装置10が有するこれらの各機能は、図3に示したHDD308からRAM304に展開されたプログラム308pをCPU306が実行することにより実現されている機能又は手段である。なお、このプログラム308pは、プログラム配信用のサーバから配信されてもよいし、USBメモリや光記憶媒体などの可搬性の記憶媒体に記憶された状態で配布されてもよい。
端末装置10ではWebブラウザが動作しており、管理装置50から送信された画面情報を解析して種々の画面を表示したり、操作を受け付けたりする。画面情報は、例えばHTML、CSS(Cascade Style Sheet)、及びJavaScript(登録商標)等により記述されている。
表示制御部12は表示装置に各種の画面を表示する。本実施形態では、文書ファイルの選択、印刷設定の受け付け、画像形成装置30のリスト、及び、機器マップの表示等を行う画面を表示装置に表示する。
操作受付部11は、端末装置10に対する各種の操作を受け付ける。上記のように、ユーザによる印刷設定の入力を受け付けたり、画像形成装置30の選択を受け付けたりする。
第1通信部13は管理装置50と各種の情報を送受信する。第1通信部13は送信部14と受信部15を有する。受信部15は管理装置50から画面情報を受信し、送信部14は印刷設定を管理装置50に送信し、受信部15は画像形成装置30のリストを受信し、送信部14は選択された画像形成装置30の識別情報を送信し、受信部15はユーザが選択した画像形成装置30の場所を示す機器マップを受信する。
<<管理装置>>
管理装置50は第2通信部51、印刷用UI生成部54、機器決定部55、優先順位決定部56、印刷実行部57、機器マップ取得部59、機器情報取得部60、利用状況分析部61、ドライバ情報取得部62、及び、各種のプリンタドライバ63を有している。管理装置50が有するこれらの各機能は、図3に示したHDD308からRAM304に展開されたプログラム308pをCPU306が実行することにより実現されている機能又は手段である。なお、このプログラム308pは、プログラム配信用の管理装置50から配信されてもよいし、USBメモリや光記憶媒体などの可搬性の記憶媒体に記憶された状態で配布されてもよい。
第2通信部51は、端末装置10及び画像形成装置30と各種の情報を送受信する。第2通信部51は送信部52と受信部53を有している。送信部52は端末装置10に画面情報を送信し、受信部53は印刷設定を端末装置10から受信し、送信部52は画像形成装置30のリストを端末装置10に送信し、受信部53は選択された画像形成装置30の識別情報を受信し、送信部52はユーザが選択した画像形成装置30の場所を示す機器マップを送信する。
印刷用UI生成部54は、Webブラウザが表示する上記の画面情報を生成する。このように動的に生成される画面情報を動的コンテンツという。Webブラウザ側からの要求をサーバプログラムが処理し、処理結果が反映された画面情報を生成してWebブラウザに送信し、WebブラウザがWebサーバの処理結果を表示する仕組みをWebアプリケーションという。Webアプリでは、更に、Webブラウザで動作するJavaScript(登録商標)とWebサーバが連携して一連の処理を行い、処理結果をWebブラウザに提供する場合も少なくない。
機器決定部55は、端末装置10から送信された印刷設定と画像形成装置30から受信した機器情報と比較して、印刷設定で印刷を実行できる画像形成装置30をリストアップする。例えば、印刷設定にカラー印刷が含まれている場合、カラー印刷が可能な画像形成装置30を選択する。また、画像形成装置30の稼働状況を考慮して、ユーザがすぐに使用できない画像形成装置30をリストから除外したり、使用中の画像形成装置30についても除外したりする。
優先順位決定部56はリストアップされた画像形成装置30について、画像形成装置30の設置場所、印刷速度、及び、用紙残量等を考慮して優先順位を決定し、優先順位でリストアップされた画像形成装置30をソートする。更に、好ましくは、利用状況分析部61が画像形成装置30の動作ログを分析して生成した利用状況に基づいて、優先順位を調整する。例えば、ユーザが夕方に印刷する場合、夕方に混んでいる画像形成装置30の優先順位を下げる。
機器情報取得部60は、第2通信部51を介して各画像形成装置30と通信し、各画像形成装置30の機器情報を取得する。機器情報については図6にて説明する。これらの情報を取得する頻度としては、例えば、1日に1回、N(1以上の整数)時間に1回、N分に1回、N秒に1回などの決まったタイミングで、機器情報取得部60が画像形成装置30から機器情報を取得することが考えられる。低頻度であるほど、機器情報を取得するための負荷が増大することを抑制できる。また、画像形成装置30が起動したことを管理装置50に通知した際に、機器情報取得部60が画像形成装置30から機器情報を取得してもよい。更には、画像形成装置30に何らかの故障が生じた場合には、画像形成装置30から管理装置50に機器情報(故障情報を含む)を送信するとよい。なお、このような通信のため、少なくとも、機器情報取得部60には予め管理者等により各画像形成装置30のIPアドレスが設定されているか、又は、各画像形成装置30に管理装置50のIPアドレスが設定されている。
機器情報取得部60は画像形成装置30から取得した機器情報を機器情報記憶部69に記憶させる。新たに画像形成装置30から機器情報を取得するまでは機器情報記憶部69に記憶された機器情報を機器決定部55等に提供する。機器情報記憶部69の機器情報は画像形成装置30が有する機器情報記憶部35と同様でよい。詳細は図6で説明される。
利用状況分析部61は、第2通信部51を介して機器情報取得部60が取得した動作ログ(機器情報に含まれる)を分析して利用状況を作成する。動作ログについては後述するが、例えば、何時から何時まで画像形成装置30が使用されたかという情報である。利用状況は画像形成装置30が混雑する傾向にある時間帯の情報である。
ドライバ情報取得部62は、画像形成装置30にインストールされているプリンタドライバに関する情報を管理装置50から取得する。インストールされうるプリンタドライバの名称は既知なのでこれらでファイルシステムを検索してもよいし、OSに問い合わせてもよい。プリンタドライバに関する情報は機器決定部55が、画像形成装置30をリストアップする際に利用される場合がある。プリンタドライバには機種共通のプリンタドライバと画像形成装置の機種に専用のプリンタドライバがある。例えば、ABCベーシックドライバ64とDEFベーシックドライバ65は機種共通のプリンタドライバであり、MFP123ドライバ66はMFP123という機種に専用のプリンタドライバである。
機器マップ取得部59は、ユーザが選択した画像形成装置30の場所を示す機器マップを表1に示すマップDB58から取得する。画像形成装置30の場所は頻繁に変わるわけではないので、管理者が例えばフロアごとに予め機器マップを作成しておくとよい。
Figure 2020067813
表1はマップDB58に記憶されている機器マップの情報を模式的に示す。マップDB58には棟とフロアに対応付けて機器マップの画像データが登録されている。したがって、印刷する画像形成装置30が決まれば画像形成装置30の機器情報に含まれる設置場所が分かるので、機器マップ取得部59が機器マップを取得できる。
図5に戻って、印刷実行部57は、ユーザが選択した画像形成装置30に印刷ジョブ(印刷設定と文書ファイル)を実行させる。管理装置50には各画像形成装置30に対応したプリンタドライバと、異なる機種の画像形成装置30に共通に対応した機種共通のプリンタドライバとがインストールされている。機種共通のプリンタドライバは、異なる機種の画像形成装置30の印刷データを作成できるので、セキュア印刷に適している。機種共通のプリンタドライバであっても画像形成装置30に固有の処理が含まれていなければ文書ファイルのイメージに沿った印刷が可能である。印刷実行部57は文書ファイルをプリンタドライバによりPDL(Page Description Language)で記述した印刷データに変換し、印刷データを画像形成装置30に送信する。PDLは各メーカごとに用意されているし、メーカを問わない汎用的なものには例えばPostScript、PDFなどがある。
<<画像形成装置>>
画像形成装置30は、第3通信部31、機器情報送信部32、動作ログ収集部33、及び、印刷部34を有している。画像形成装置30が有するこれらの各機能は、図4に示したHDD215からRAM212に展開されたプログラム215pをCPU211が実行することにより実現されている機能又は手段である。なお、このプログラム215pは、プログラム配信用のサーバから配信されてもよいし、USBメモリや光記憶媒体などの可搬性の記憶媒体に記憶された状態で配布されてもよい。
第3通信部31は管理装置50と各種の情報を送受信する。本実施形態では、管理装置50から機器情報の要求を受信し、機器情報を送信する。管理装置50からの要求がなくても機器情報を送信してもよい。
機器情報送信部32は第3通信部31を介して管理装置50からの要求に対し又は自発的に機器情報を送信する。機器情報は画像形成装置30の内部的な情報なので画像形成装置30が保持している。図5では機器情報記憶部35が図示されており、ここに機器情報が記憶されていることを示したが、機器情報は一箇所に存在するとは限らず、機器情報送信部32が必要な情報を、各情報を記憶する部品から取得してもよい。
動作ログ収集部33は、画像形成装置30の使用された機能、及び、機能の使用が開始された時刻と使用が終了した時刻を動作ログとして収集する。この機能とは、印刷、コピー、ファックス送受信、スキャンなどで比較的大きな粒度の機能でよい。ただし、印刷という機能のうちより詳細な機能(カラー/モノクロ、両面/片面等)を記録しても支障はない。使用が開始された時刻はログインした時刻でもよいし、印刷ジョブが投入された時刻でもよいし、又は、印刷ジョブの実行(レンダリングなど)が開始された時刻でもよい。使用が終了した時刻は、例えば最後の用紙が排紙された時刻である。
<機器情報>
図6を用いて機器情報について説明する。図6は、機器情報の一例を示す図である。機器情報は、主に、画像形成装置30がどのような機能を有するかという情報を有するが、更に、どのような状態であるかを示す情報も含んでいる。機器情報は、図示するように、例えば、印刷速度、印刷能力、用紙状態、機器状態、機器設定、搭載PDL、動作ログなどである。
印刷速度は単位時間に印刷可能な印刷枚数であり、印刷能力はカラー/モノクロ、パンチ・Z折り・ステープルなどのフィニッシャの有無、両面印刷機能の有無、集約可能なページ数などである。用紙状態は用紙トレイに設定されている用紙サイズ、用紙残量などである。機器状態は、現在の画像形成装置30がどのような状態かを示す情報であり、例えばスタンバイ、スリープ、シャットダウン、使用中、エラー中(紙詰まり、ドアオープンなど)、及び、故障中(サービスコール発生)などである。したがって、機器状態には稼働状況が含まれる。機器設定は画像形成装置30のIPアドレス、及び、設置されている設置場所(棟、フロアなど)などである。搭載PDLは画像形成装置30が解釈できるPDLの種類であり、各メーカに専用の種類、PostScript、又はPDFなどである。
<プリンタドライバに関する情報>
図7は、ドライバ情報取得部62が取得するプリンタドライバに関する情報の一例を示す。プリンタドライバに関する情報は、管理装置50にインストールされているプリンタドライバの情報である。換言すると管理装置50から印刷が可能な画像形成装置30がプリンタドライバに関する情報で明らかになる。機種共通のプリンタドライバの場合、1つのプリンタドライバで複数の画像形成装置30に対応できる。
図7では1つのプリンタドライバに基づくプリンタドライバに関する情報を示している。プリンタドライバは各画像形成装置30に対応したプリンタアイコンという形態で実行される。プリンタアイコンとは管理装置50で画像形成装置30を扱うために生成される論理プリンタである。論理プリンタは画像形成装置30の機能や状態をコンピュータ上で再現したものである。
図7のプリンタドライバは3つの画像形成装置30に対応しているため、3つのプリンタアイコンが生成されている。また、図7のプリンタドライバは機種共通のプリンタドライバであるため、機種が異なる3つの画像形成装置30(MPXXXX、MPYYYY、MPZZZZ)についてプリンタアイコンが生成されている。プリンタアイコンには各画像形成装置30のIPアドレスが設定されており、これにより管理装置50はプリンタアイコンを指定することで画像形成装置30に印刷ジョブを送信できる。なお、ポート番号は管理装置50のプリンタ用のポートの識別情報であり、それぞれがプリンタアイコンと対応付けられている。
<動作ログと利用状況>
図8は動作ログの一例を模式的に示すである。両矢印で使用が開始された画像形成装置30の時刻と使用が終了した時刻を示す。なお、図8では印刷という機能が使用されたものとする。まず、tsとteについては以下のとおりである。
ts:使用が開始された時刻
te:使用が終了した時刻
図8によれば、ts1からte1の間、ts2からte2の間、ts3からte3の間、ts4からte4の間、及び、ts5からte5の間、画像形成装置30が使用されている(動作している)ことが分かる。このような動作ログが印刷ジョブの実行ごとに得られる。利用状況分析部61はこの動作ログを分析して利用状況を作成する。動作ログで使用されている時間帯に1ポイントを与え、単位時間(例えば1分)ごとに曜日別に加算する。加算する期間は例えば最近の数ヶ月などでよい。こうすると、曜日ごとにポイントが高い時間帯を判別できる。図8の例では、例えば、図8(a)がある月の第1週の月曜日、図8(b)が第2週の月曜日とする。
図8の例では、時間帯1は2ポイント、時間帯2は1ポイント、時間帯3は2ポイント、時間帯4は1ポイント、時間帯5は1ポイント、のように時間帯ごとにポイントが算出され、ポイントが大きい時間帯はその曜日で混在しやすいことが分かる。利用状況分析部61は、例えば、Tポイント以上の時間帯を混雑しやすい時間帯として利用状況を作成する。なお、Tポイントは実験的に定めてよい。
図9は、動作ログから求められた一例の利用状況を示す。図9では、図8で説明したポイントに基づいてある画像形成装置30の混雑しやすい時間帯が示されている。
月曜日の9:00〜9:30、12:30〜14:00
金曜日の15:30〜17:00
このような混雑しやすい時間帯に提案される画像形成装置30の優先順位を優先順位決定部56が低くすることで、画像形成装置30の混雑を緩和できる。
なお、曜日別に利用状況を作成したのは一例に過ぎず、例えば、月別かつ週別の曜日ごとに利用状況を作成してもよい。つまり、1月の第1週の月曜日などの利用状況を作成することで、季節的な混雑の変動を利用状況に反映できる。
<端末装置が表示する画面例>
図10は、ユーザが印刷設定を入力する際に端末装置10が表示する印刷設定画面401の一例を示す。印刷設定画面401は、端末装置10の表示制御部12が画面情報を解析して表示装置に表示したものである。印刷設定画面401は、文書ファイル設定欄402、印刷設定欄403、及び、画像形成装置リスト欄404を有している。
文書ファイル設定欄402は、ユーザが印刷する文書ファイルを設定する欄である。図10では「印刷する文書をドラッグ&ドロップしてください」というメッセージ402aとファイル名表示欄402bが示されている。ユーザはファイル名表示欄402bに文書ファイルをドラッグ&ドロップすることで印刷する文書ファイルを設定する。ファイル選択ダイアログから選択してもよい。
印刷設定欄403は文書ファイルをどのように印刷するかをユーザが設定する欄である。図示するように、カラー/モノクロ設定欄405、用紙サイズ設定欄406、両面/集約設定欄407、タテ/ヨコ設定欄408、パンチ設定欄409、ステープル設定欄410、部数設定欄411、及び、印刷する階数設定欄412を有している。印刷する階数設定欄412について補足する。印刷する階数は印刷設定とは言えないが、ユーザが存在する場所や印刷したい場所から離れた場所の画像形成装置30を提案されてもユーザが移動できないおそれがある。このため、印刷設定欄403にはユーザが印刷したいフロアが設定可能になっていることが好ましい。フロアだけでなく棟も設定できればなおよい。
なお、図10の印刷設定画面401は一例であり、ユーザが大量の文書を印刷する場合に、「印刷が早い機器」を選択できるようになっていてもよい。この場合、印刷速度が閾値以上の画像形成装置30がリストアップされる。
ユーザが決定ボタン413を押下すると印刷設定が管理装置50に送信され、管理装置50が印刷設定に基づいて選択した画像形成装置30のリストが画像形成装置リスト欄404に表示される。
図10の画像形成装置リスト欄404には、2台の画像形成装置30に関する情報として、画像形成装置30の名称415、場所416、及び、選択ボタン417が優先順位418の昇順に表示されている。ユーザが選択ボタン417を押下すると、操作受付部11が操作を受け付けて、選択ボタン417に対応する画像形成装置30の識別情報(例えば、機器名、IPアドレスなど)を端末装置10の送信部14が管理装置50に送信する。
<機器マップの一例>
図11は、機器マップの一例を示す図である。当然ながら機器マップはオフィスや工場のレイアウトで異なるため、図11は一例に過ぎない。図11では南西の角に画像形成装置30が存在する。機器マップには画像形成装置を指し示す機器名420が画像形成装置30の近くに表示されている。ユーザは機器マップを見てどこに画像形成装置30があるかを容易に把握できる。
<動作手順>
続いて、図12に基づいて、画像形成装置30の提案から印刷までの流れを説明する。図12は機器提案システム100が提案した画像形成装置30が文書ファイルを印刷する手順を説明する一例のシーケンス図である。
S1:端末装置10の機器情報取得部60は決まったタイミングになると送信部14を介して、予め登録されている画像形成装置30に機器情報を要求する。機器情報は、一度に全てを要求しなくてもよく、このタイミングで処理する機器情報の一部のみを要求してもよい。
S2:画像形成装置30の第3通信部31は機器情報の要求を受信して、機器情報送信部32は機器情報記憶部35から機器情報を取得して管理装置50に送信する。上記のように、画像形成装置30から故障が生じたタイミングで機器情報を送信してもよいし、用紙状態、機器状態等が変更されたタイミングで送信してもよい。
S3:管理装置50の第2通信部51は機器情報を受信し、利用状況分析部61がログ情報を分析して利用状況を作成する。利用状況はある程度の量の動作ログが受信されるごとに生成すればよく、機器情報を受信したタイミングで生成しなくてもよい。
S4:ユーザが文書ファイルを印刷したいと考えると、端末装置10を操作して管理装置50と通信させる。なお、ユーザは管理装置50にログインするのでユーザが特定されている。管理装置50の印刷用UI生成部54は印刷設定画面401の画面情報を生成して、第2通信部51の送信部52を介して端末装置10に送信する。
S5:端末装置10の受信部15は印刷設定画面401の画面情報を受信し、表示制御部12が図10に示した印刷設定画面401を表示装置に表示させる。ユーザは文書ファイルを選択し、印刷設定を入力するので、操作受付部11はこれらの操作を受け付ける。
S6:端末装置10の送信部14は印刷設定を管理装置50に送信する。この時点で印刷ジョブを送信してもよい。
S7:管理装置50の受信部53は印刷設定を受信し、機器決定部55が画像形成装置30をリストアップする。また、優先順位決定部56がリストアップされた画像形成装置30に優先順位を付与してソートする。この処理の詳細を図13にて説明する。
S8:管理装置50の送信部52は画像形成装置30のリストを端末装置10に送信する。
S9:端末装置10の受信部15は画像形成装置30のリストを受信し、表示制御部12が印刷設定画面401の画像形成装置リスト欄404に画像形成装置30のリストを表示する。ユーザは印刷を実行する画像形成装置30を選択するので、操作受付部11は画像形成装置30の選択を受け付ける。
S10:端末装置10の送信部14はユーザが選択した画像形成装置30の識別情報(例えば、機器名、IPアドレスなど)を指定して、印刷ジョブ(印刷設定と文書ファイル)を管理装置50に送信する。
S11:管理装置50の受信部53は画像形成装置30の識別情報と印刷ジョブを受信する。機器マップ取得部59は画像形成装置30の識別情報により機器情報を特定して機器情報から設置場所を取得し、この設置場所の機器マップをマップDB58から取得する。機器マップ取得部59は送信部52を介して機器マップを端末装置10に送信する。
S12:端末装置10の受信部15は機器マップを受信し、表示制御部12が機器マップを表示する。これにより、ユーザがどこに行けば印刷設定で印刷できる画像形成装置30があるかを把握できる。
S13:ユーザが提案された画像形成装置30に赴き、管理装置50に蓄積した印刷ジョブを指定する。例えば、画像形成装置30にログインすることでユーザに対応付けられている印刷ジョブのリストを管理装置50が画像形成装置30に送信するので、ユーザは一覧から選択すればよい。
S14:印刷実行部57はユーザが操作している画像形成装置30で文書ファイルを印刷するための印刷処理を行う。詳細は図14にて説明する。
S15:管理装置50の第2通信部51は、印刷実行部57がプリンタドライバで生成した印刷データをユーザが操作している画像形成装置30に送信する。
S16:画像形成装置30の第3通信部31は印刷データを受信して、印刷部34が印刷を実行する。
このように、ユーザは入力した印刷設定で印刷できる画像形成装置30の提案を受け取り、この画像形成装置30でセキュア印刷できる。
<画像形成装置のリストの生成方法>
図13は、管理装置50が画像形成装置30のリストを生成する手順を示す一例のフローチャート図である。
まず、図12のステップS7で説明したように、管理装置50の機器決定部55は印刷設定を端末装置10から取得している。更に、機器決定部55は機器情報取得部60から機器情報を取得し(機器情報記憶部69の機器情報)、利用状況分析部61から利用状況を取得し、ドライバ情報取得部62からプリンタドライバに関する情報を取得する(S10)。
機器決定部55は印刷設定と各画像形成装置30の機器情報とを比較し、印刷設定で印刷できる画像形成装置30のリストを生成する(S20)。これにより、ユーザが入力した印刷設定で印刷できる画像形成装置30のみを抽出できる。ステップS20では、印刷設定のうち画像形成装置30が有するべき必須の情報が比較される。例えば、印刷設定のカラー/モノクロ、用紙サイズ、両面/集約、タテ/ヨコ、パンチ、及び、ステープルの各機能を、各画像形成装置30の機器情報が有するかどうかが比較される。
また、機器決定部55は稼働状況に基づいて画像形成装置30を決定する。機器決定部55は機器情報に含まれる機器状態(機器状態に含まれる稼働状況)に基づいてユーザがすぐに使用できない画像形成装置30を抽出した画像形成装置30から除外する。ユーザがすぐに使用できない画像形成装置30とは、他のユーザが使用中、エラー発生中(紙詰まり中、ドアオープン等)、又は、故障中(サービスエンジニアがいないと復帰しない状態)のものをいう。
なお、他のユーザが使用中の画像形成装置30に関しては、ユーザが画像形成装置30を使用する頃に、使用中の画像形成装置30が使用中でなくなる可能性もあるので、除外しなくてもよい。使用中の画像形成装置30を除外するかどうかをユーザが選択できてもよい。
次に、機器決定部55は、プリンタドライバに関する情報に基づいて管理装置50が対応しているPDLと、ステップS20で特定した画像形成装置30の機器情報に含まれる搭載PDLとを比較し、管理装置50が対応しているPDLに対応しない画像形成装置30をリストから除外する(S30)。これにより、管理装置50が対応しているPDLで記述された印刷データを印刷できる画像形成装置30のみを抽出できる。
次に、優先順位決定部56は、機器情報の印刷速度、用紙状態、設置場所に基づいて、リストの画像形成装置30の優先順位を決定する(S40)。例えば、設置場所>印刷速度>用紙状態、のような重み付けをして優先順位を決定する。
(i) 印刷する階数と設置場所が一致する画像形成装置30を抽出する。
(ii) 設置場所が一致する画像形成装置30とグループ1とそうでない画像形成装置30のグループ2でそれぞれ印刷速度が速い順に優先順位を決定する。
(iii)グループ1,2に中で、用紙状態がエンプティ又はニアエンプティの画像形成装置30の優先順位を1つ下げる。
(iv) なお、機器情報により、現在の画像形成装置30の状態として使用中であることや、投入されている印刷ジョブの数が閾値以上であることが分かる場合、これらの画像形成装置30の優先順位を1つ以上下げたり、最も低い優先順位にしたりしてもよい。
なお、設置場所>印刷速度>用紙状態の重み付けは一例であって、ユーザが重み付けを設定できるとなおよい。
次に、優先順位決定部56は、画像形成装置30に付与した優先順位を利用状況に基づいて調整する(S50)。例えば、利用状況によると印刷ジョブが送信される現在の時刻が混雑した時間帯にあたる画像形成装置30の優先順位を1つ下げる。これにより、混んでいない画像形成装置30を提案しやすくなる。
管理装置50の第2通信部51はこのような優先順位でソートした画像形成装置30のリストを端末装置10に送信する(S60)。
<印刷データの生成方法>
図14は、画像形成装置30の印刷データを管理装置50が生成する手順を示す一例のフローチャート図である。
管理装置50の印刷実行部57はユーザが使用している画像形成装置30の機器情報に含まれる搭載PDLに対応しているプリンタドライバを検索する(S110)。ユーザが使用している画像形成装置30とは管理装置50が提案した画像形成装置30である。ユーザが使用している画像形成装置30の機器情報は通信時に通知するIPアドレスや機器名などにより特定される。管理装置50により提案された画像形成装置30であれば搭載PDLに対応しているプリンタドライバを有しているはずなので、ステップS110はなくてもよい。
次に、ユーザが使用している画像形成装置30の論理プリンタとして設定されているプリンタアイコンが作成されているか否かを判断する(S120)。この判断は、プリンタアイコンの名称と機器情報の機器名を比較することで判断できる。
ステップS120の判断がNoの場合、印刷実行部57はユーザが使用している画像形成装置30のプリンタアイコンを作成して、プリンタアイコンに機器名を設定し、機器情報に含まれるIPアドレスをプリンタアイコンに設定する(S130)。
ステップS120の判断がYesの場合、印刷実行部57はユーザが選択した画像形成装置30のプリンタアイコンに、機器情報に含まれるIPアドレスが設定されているか否かを判断する(S140)。ステップS140の判断がYesの場合、処理はステップS160に進む。
ステップS140の判断がNoの場合、印刷実行部57はユーザが選択した画像形成装置30のプリンタアイコンに機器情報のIPアドレスを設定する(S150)。
ステップS160では、印刷実行部57はプリンタアイコンに印刷設定を設定する(S160)。これにより、プリンタアイコンが印刷設定に基づいて印刷データを生成して、印刷データを画像形成装置30に送信する。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態の機器提案システム100によれば、ユーザが入力した印刷設定で印刷できる画像形成装置30を提案できる。このためフリーアドレスオフィスが採用された企業や出張先のオフィスなどで、画像形成装置30が有する機能にユーザが詳しくなくても、自分が行いたい印刷設定を入力することで、機器提案システム100はこの印刷設定で印刷できる画像形成装置30を、稼働状況を考慮の上、ユーザに提案できる。画像形成装置30は設置場所、印刷速度、用紙状態、及び、利用状況で優先順位が付され、優先順位でソートされているので、印刷設定で印刷できる画像形成装置30のうち設置場所が近く、印刷速度が速く、用紙状態がよく、混雑しにくい画像形成装置30を選択できる。また、機器マップが表示されるのでユーザが入力した印刷設定で印刷できる画像形成装置30の場所を知ることができる。
<変形例>
以上では、セキュア印刷の場合を想定して説明したが、ユーザが印刷設定画面401で画像形成装置30を選択したタイミングで管理装置50が印刷を実行してもよい。
図15はユーザが印刷設定画面401で画像形成装置30を選択したタイミングで印刷を実行する場合に、機器提案システム100が提案した画像形成装置30が文書ファイルを印刷する手順を説明するシーケンス図の一例である。図15の説明では、図12との相違を説明する。
図15のステップS1〜S10の処理は図12と同様でよい。次のステップS11、S12は印刷処理後に実行される。印刷を実行した画像形成装置30の機器マップを送信するためである。また、セキュアプリントでないため、図12のステップS13のユーザによる印刷ジョブの指定は不要になる。
図15のような手順は、ユーザが画像形成装置30の比較的近くに存在し、文書ファイルの機密性が低い場合などに、ユーザが画像形成装置30に赴いた時には印刷が進行しているので、印刷時間を短縮できる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図5などの構成例は、端末装置10、管理装置50、及び画像形成装置30による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。端末装置10、管理装置50、及び画像形成装置30の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、管理装置50の機能が複数の装置に分散されて配置され1つの管理装置50の機能を実現してもよいし、複数の管理装置50が存在してもよい。
また、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
なお、受信部53は受信手段の一例であり、機器情報記憶部69は機器情報記憶手段の一例であり、機器決定部55は機器決定手段の一例であり、送信部52は送信手段の一例である。優先順位決定部56は優先順位決定手段の一例であり、マップDB58は地図情報記憶部の一例であり、機器マップ取得部59は地図情報取得手段の一例であり、第3通信部31は第2の送信手段の一例であり、利用状況分析部61は利用状況分析手段の一例である。
10 端末装置
30 画像形成装置
50 管理装置
100 機器提案システム
特開2017−146754号公報

Claims (9)

  1. 機器と通信して前記機器の管理を行う管理装置であって、
    端末装置からジョブを受信する受信手段と、
    前記機器の稼働状況及び機能に関する機器情報が記憶されている機器情報記憶手段と、
    前記機器情報記憶手段に記憶されている前記稼働状況及び前記機器情報に基づいて、前記受信手段が受信したジョブを実行できる1つ以上の前記機器を決定する機器決定手段と、
    前記機器決定手段が決定した1つ以上の前記機器のリストを前記端末装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記機器決定手段が決定した1つ以上の前記機器の前記機器情報に基づいて前記機器のリストに含まれる1つ以上の前記機器に優先順位を付与する優先順位決定手段を有し、
    前記優先順位決定手段は前記優先順位で1つ以上の前記機器をソートし、
    前記送信手段は前記優先順位でソートされた1つ以上の前記機器のリストを前記端末装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記機器決定手段は、前記機器情報に基づいて前記ジョブに含まれる印刷設定を実行できる機能を有し、更に、前記稼働状況に基づいてユーザが使用できる前記機器を、前記ジョブを実行できる1つ以上の前記機器として決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記機器情報には前記機器が対応するPDLが設定されており、
    前記機器決定手段は、管理装置にインストールされているプリンタドライバが対応するPDLには対応していない前記機器を、前記機器情報に設定されたPDLに基づいて、前記機器のリストから除外することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記優先順位決定手段は、前記機器の前記機器情報に含まれる設置場所、印刷速度、及び、用紙残量に基づいて前記機器のリストに含まれる1つ以上の前記機器に優先順位を付与することを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
  6. 前記機器の前記機器情報には前記機器の動作ログが含まれており、
    前記動作ログに基づいて時間帯ごとの利用状況を生成する利用状況分析手段を有し、
    前記優先順位決定手段は、前記ジョブが送信される現在の時刻における1つ以上の前記機器の利用状況に応じて前記優先順位を変更することを特徴とする請求項5に記載の管理装置。
  7. 前記機器の設置場所が示された地図情報を記憶する地図情報記憶部と、
    前記端末装置が1つ以上の前記機器のリストから受け付けた機器の識別情報を前記端末装置から前記受信手段が受信した場合、前記機器情報に含まれる前記機器の設置場所に基づいて前記地図情報記憶部から前記地図情報を取得する地図情報取得手段と、を有し、
    前記送信手段は前記地図情報を前記端末装置に送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の管理装置。
  8. 機器と通信して前記機器の管理を行う管理装置を、
    端末装置からジョブを受信する受信手段と、
    前記機器の稼働状況及び機能に関する機器情報が記憶されている機器情報記憶手段と、
    前記機器情報記憶手段に記憶されている前記稼働状況及び前記機器情報に基づいて、前記受信手段が受信したジョブを実行できる1つ以上の前記機器を決定する機器決定手段と、
    前記機器決定手段が決定した1つ以上の前記機器のリストを前記端末装置に送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 機器と、前記機器と通信して前記機器の管理を行う管理装置とを有する機器提案システムであって、
    前記管理装置は、
    端末装置からジョブを受信する受信手段と、
    前記機器の稼働状況及び機能に関する機器情報が記憶されている機器情報記憶手段と、
    前記機器情報記憶手段に記憶されている前記稼働状況及び前記機器情報に基づいて、前記受信手段が受信したジョブを実行できる1つ以上の前記機器を決定する機器決定手段と、
    前記機器決定手段が決定した1つ以上の前記機器のリストを前記端末装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記機器は、
    前記管理装置に前記稼働状況及び前記機器情報を送信する第2の送信手段を有することを特徴とする機器提案システム。
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