JP2020066479A - マンコンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ステップが走行路から外れたことを確実に検出することができるマンコンベヤを提供する。【解決手段】マンコンベヤは、無端回転する環状の走行部と、走行部に対して回転可能に接続される複数のステップ3bと、ステップが反転するように、走行部が巻き掛けられる回転部5aと、ステップ3bが反転する際に通過する反転路から外れたステップに接触されるように、反転路から外れる位置に配置される接触部7と、ステップ3bが接触部7に接触したことを検出する検出部8と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、マンコンベヤに関する。
従来、例えば、マンコンベヤは、無端回転する環状のステップチェーン(又は踏段鎖)と、走行部に回転可能に接続される複数のステップとを備えている(例えば、特許文献1)。そして、例えば、マンコンベヤは、走行部が破断した際に、走行部の走行を停止させる安全装置を備えている。ところで、特許文献1に係るマンコンベヤにおいては、例えば、走行部が破断することなく、ステップが走行路から外れた際に、当該事象を検出できない場合があった。
実公昭58−23822号公報
そこで、課題は、ステップが走行路から外れたことを確実に検出することができるマンコンベヤを提供することである。
マンコンベヤは、無端回転する環状の走行部と、前記走行部に対して回転可能に接続される複数のステップと、前記ステップが反転するように、前記走行部が巻き掛けられる回転部と、前記ステップが反転する際に通過する反転路から外れた前記ステップに接触されるように、前記反転路から外れる位置に配置される接触部と、前記ステップが前記接触部に接触したことを検出する検出部と、を備える。
また、マンコンベヤにおいては、前記接触部は、前記反転路に沿って湾曲状に形成される曲面部を備える、という構成でもよい。
また、マンコンベヤにおいては、前記曲面部の上端部は、前記回転部の中心よりも、上方に配置される、という構成でもよい。
また、マンコンベヤにおいては、前記接触部の上端部は、前記回転部に対して固定されるように、回転可能に接続される、という構成でもよい。
また、マンコンベヤにおいては、前記検出部は、前記接触部の下端部の変位を検出する、という構成でもよい。
また、マンコンベヤにおいては、前記接触部の下端部は、前記回転部の中心よりも、下方に配置される、という構成でもよい。
図1は、一実施形態に係るマンコンベヤの全体概要図である。 図2は、同実施形態に係るマンコンベヤの機械室内の拡大図である。 図3は、同実施形態に係るマンコンベヤの機械室内の拡大縦断面図である。 図4は、同実施形態に係るマンコンベヤの拡大縦断面図であって、動作を説明する図である。 図5は、同実施形態に係るマンコンベヤの拡大縦断面図であって、動作を説明する図である。
以下、マンコンベヤにおける一実施形態について、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、躯体に固定される構造部2と、人を搬送する搬送部3と、人につかまれる手摺部4と、搬送部3及び手摺部4を駆動させる駆動部5と、マンコンベヤ1の全体を制御する制御部6とを備えている。なお、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、踏面が階段状になるエスカレータであるが、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ1は、踏面が平面状となる移動歩道(動く歩道)であってもよい。
構造部2は、躯体に固定される構造本体部2aを備えている。構造本体部2aは、上下階の間に掛け渡されている。なお、構造本体部2aの構成は、特に限定されないが、例えば、構造本体部2aは、トラス構造又はケタ構造とすることができる。
また、構造本体部2aは、上方の端部と下方の端部とに、それぞれ機械室2b,2bを備えている。具体的には、構造本体部2aは、マンコンベヤ1の各乗降口1aの下方に、機械室2bを備えている。そして、構造部2は、各乗降口1aの床を構成するために、各機械室2bを上方から覆う床板部2cを備えている。なお、構造部2は、各構成3〜6を支持している。
搬送部3は、無端回転する環状の走行部3aと、走行部3aに対して回転可能に接続され、人が乗る踏面を有する複数のステップ3bとを備えている。なお、走行部3aは、第1横方向(幅方向)D1に離れて一対設けられている。そして、複数のステップ3bは、一対の走行部3a,3aの間に配置され、それぞれの走行部3aに対して回転可能に接続されている。
駆動部5は、ステップ3bが反転するように、走行部3aが巻き掛けられる一対の回転部5a,5aと、回転部5aを回転させる駆動源(例えば、モータ)5bと、回転部5aの回転を停止するように、駆動源5bを制動する制動部(例えば、ブレーキ)5cとを備えている。回転部5aは、構造部2に回転可能に接続されている。なお、上方の回転部5a、駆動源5b及び制動部5cは、上方の機械室2bの内部に配置されており、下方の回転部5aは、下方の機械室2bの内部に配置されている。
図2及び図3に示すように、搬送部3は、一対の走行部3a,3aにそれぞれ連結される連結軸3cを備えており、ステップ3bは、連結部3dで、連結軸3cに回転可能に連結されている。これにより、ステップ3bは、走行部3aに対して回転可能に接続されている。なお、走行部3aの構成は、特に限定されないが、例えば、ステップチェーン又は踏段鎖とすることができる。本実施形態においては、走行部3aは、チェーン3eと、チェーン3eに回転可能に接続されるローラ3fとを備えている。
構造部2は、走行部3aを案内する第1案内部2dを備えている。また、構造部2は、ステップ3bを案内する第2案内部2eを備えており、ステップ3bは、第2案内部2eに案内される被案内部3gを備えている。なお、第1案内部2d及び第2案内部2eの構成は、特に限定されないが、本実施形態においては、第1案内部2d及び第2案内部2eは、それぞれガイドレールで構成されている。また、被案内部3gの構成は、特に限定されないが、本実施形態においては、被案内部3gは、ローラで構成されている。
走行部3aは、回転部5a及び第1案内部2dに案内されている。なお、回転部5aの構成は、特に限定されないが、本実施形態においては、回転部5aは、スプロケットで構成されている。即ち、走行部3aは、巻き掛けられた回転部5aと一体となって回転することによって、回転部5aに案内されて、反転している。
そして、走行部3aが回転部5a及び第1案内部2dに案内されることによって、連結軸3cとステップ3bの連結部3dとは、回転部5a及び第1案内部2dに間接的に案内されている。このように、ステップ3bの連結部3dが回転部5a及び第1案内部2dに案内され、且つ、ステップ3bの被案内部3gが第2案内部2eに案内されることによって、ステップ3bは、所定の走行路を通過するように、走行する。
そして、走行路のうち、正常なステップ3bが反転する際に通過する走行路は、反転路という。換言すると、走行路のうち、ステップ3bの連結部3dが回転部5aに案内されている際の走行路は、反転路という。そして、図3(図4及び図5も同様)において、破線は、反転路の境界を示している。また、図3(図4及び図5も同様)において、二点鎖線は、連結部3d(走行部3aのローラ3f)の中心の軌道と、被案内部3gの中心の軌道とをそれぞれ示している。
図3に示すように、マンコンベヤ1は、反転路から外れたステップ3bに接触されるように、反転路から外れる位置に配置される接触部7と、ステップ3bが接触部7に接触したことを検出する検出部8とを備えている。また、マンコンベヤ1は、接触部7を基準位置で保持する保持部9を備えている。なお、基準位置とは、接触部7が通常時(ステップ3bに接触されていない場合)に待機している位置のことである。
接触部7は、板状に形成されている。接触部7は、反転路の近傍に配置されている。そして、接触部7は、反転路よりも、第2横方向D2の外方(図3における左方)に配置されている。なお、第2横方向D2は、第1横方向D1及び上下方向D3にそれぞれ直交する方向である。
接触部7は、反転路に沿って湾曲状に形成される曲面部7aを備えている。曲面部7aは、凹状に形成されており、反転路、即ち、ステップ3bに対面するように配置されている。これにより、接触部7が基準位置に位置する際に、曲面部7aと反転路との隙間が大きくなることを抑制することができる。したがって、ステップ3bが反転路の何れの位置で外れたとしても、接触部7は、反転路から外れたステップ3bに確実に接触される。
なお、ステップ3bが反転路から外れた際に、ステップ3bが確実に接触部7に接触するために、例えば、曲面部7aと反転路との隙間は、60mm以下であることが好ましく、また、20mm以下であることがさらに好ましい。一方で、ステップ3bが振動等することによって誤って接触部7に接触することを抑制するために、例えば、曲面部7aと反転路との隙間は、5mm以上であることが好ましく、また、10mm以上であることがさらに好ましい。
そして、接触部7の下端部7bは、回転部5aの中心P1よりも、下方に配置されている。また、曲面部7aの上端部7cは、回転部5aの中心P1よりも、上方に配置されている。即ち、接触部7の上端部7dは、回転部5aの中心P1よりも、上方に配置されている。
接触部7の上端部7dは、構造部2に回転可能に接続されている。具体的には、接触部7の上端部7dは、構造本体部2aの上枠2fに回転可能に連結されている。これにより、接触部7の上端部7dは、構造部2に固定されており、接触部7の下端部7bは、自由であり、構造部2に対して移動できる。なお、回転部5aが構造部2に回転可能に接続されているため、接触部7の上端部7dは、回転部5aに対して、固定されている。
接触部7は、作業者が反転路に侵入することを防止するために、第2横方向D2視において、反転路の少なくとも一部を覆うように配置されている。例えば、接触部7の上下方向D3の寸法は、回転部5aの直径よりも大きいことが好ましい。また、例えば、接触部7の第1横方向D1の寸法は、ステップ3bの第1横方向D1の寸法よりも大きいことが好ましい。なお、接触部7の寸法は、特に限定されない。
そして、作業者が接触部7を介して搬送部3及び駆動部5等を目視できるように、接触部7は、内視可能に構成されている。接触部7の構成は、特に限定されないが、例えば、接触部7は、内視可能な開口部(図示していない)を備えている、という構成でもよく、また、例えば、接触部7は、内視可能な透光部(図示していない)を備えている、という構成でもよい。これにより、接触部7は、搬送部3及び駆動部5等を目視点検する際の保護柵としても機能する。
また、接触部7は、構造部2に対して、着脱可能に構成されていてもよい。斯かる構成によれば、必要に応じて、接触部7を構造部2から取り外したり、再び、接触部7を構造部2に取り付けたりすることができる。これにより、例えば、走行部3aを回転部5aから取り外すなどの作業を行うことができる。
検出部8は、接触部7が移動することに伴って移動する移動部8aと、移動部8aを支持する支持部8bと、移動部8aが移動したことを検出するセンサ8cとを備えている。移動部8aは、センサ8cに接触される被接触部8dを備えている。本実施形態においては、センサ8cは、接触式センサである、という構成であるが、斯かる構成に限られず、例えば、センサ8cは、光電式センサである、という構成でもよい。
支持部8bは、構造本体部2aの下枠2gに固定されており、移動部8aは、支持部8bに挿通されている。これにより、移動部8aは、第2横方向D2に移動可能に、支持部8bに支持されている。そして、移動部8aの端部は、接触部7の下端部7bに接している。これにより、接触部7の下端部7bが移動することに伴って、移動部8aも第2横方向D2に移動する。
そして、ステップ3bが接触部7に接触し、接触部7及び移動部8aが移動することによって、センサ8cは、移動部8aの被接触部8dに接触する。したがって、センサ8cが移動部8aに接触したことによって、検出部8は、ステップ3bが接触部7に接触したことを検出する。このように、検出部8は、接触部7の下端部7bの変位を検出している。
保持部9は、接触部7に力を加える加力部9aと、接触部7を止める停止部9bとを備えている。そして、加力部9aは、接触部7が反転路へ向かう方向(図3における右方向)に、接触部7に力を加えており、停止部9bは、加力部9aが接触部7に加える力に対抗するように、接触部7を止めている。
具体的には、加力部9aは、移動部8aを経由して、接触部7の下端部7bに力を加えている。そして、接触部7が基準位置に位置する際に、停止部9bは、接触部7の下端部7bを止めている。即ち、停止部9bは、加力部9aの力を受けている。これにより、接触部7が基準位置に位置する際に、接触部7の下端部7bは、停止部9bに加圧して接触している。なお、停止部9bは、構造部2(具体的には、構造本体部2a)に固定されている。
本実施形態においては、加力部9aは、弾性体である、という構成であるが、斯かる構成に限られず、例えば、加力部9aは、磁力により発生する力を接触部7に加える磁性体である、という構成でもよく、また、重力による力を接触部7に加える錘である、という構成でもよい。また、本実施形態においては、加力部9aは、弦巻バネである、という構成であるが、斯かる構成に限られず、例えば、加力部9aは、板バネやゴムである、という構成でもよい。
また、マンコンベヤ1は、接触部7が所定距離以上移動することを規制する規制部10を備えている。規制部10は、接触部7を止めることによって、接触部7が反転路から離れるように移動することを規制している。なお、規制部10は、構造部2に固定されている。
なお、接触部7の固定位置は、構造部2aに対して、変更可能に構成されていてもよい。例えば、接続部7、検出部8、保持部9及び規制部10は、一体となるように、それぞれベース部(図示していない)に固定されており、構造部2に対して、一体となって変位可能に構成されていてもよい。なお、接続部7、検出部8、保持部9及び規制部10は、構造部2に対して、回転部5aと一体となって変位可能に構成されていてもよい。
これにより、例えば、経年(例えば、走行部3aの伸びなど)により、構造部2に対する回転部5aの固定位置が変更され、ステップ3bの反転路の位置が変化することに対応して、反転路と接触部7(具体的には、曲面部7a)との隙間の距離を変更することができる。その結果、ステップ3bの反転路と接触部7との隙間の距離を適正に維持することができる。
本実施形態に係るマンコンベヤ1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係るマンコンベヤ1の動作について、図4及び図5を参照しながら説明する。
図4に示すように、反転路から外れた異常のステップ3b(図4において、走行方向の前から3番目のステップ3b)が、接触部7に接触するため、接触部7は、上端部7dを中心に回動する。これにより、接触部7の下端部7bが移動するため、検出部8は、接触部7の下端部7bの移動を検出する。これにより、検出部8は、ステップ3bが接触部7に接触したことを検出する。
なお、接触部7の上端部7dが構造部2に回転可能に接続されているため、接触部7のうち、最も移動量が大きい部分は、下端部7bである。したがって、検出部8が接触部7の移動を確実に検出することができるため、ステップ3bが接触部7に接触したことを確実に検出することができる。
その後、検出部8は、制御部6(図1参照)に向けて、ステップ3bが反転路から外れたという異常信号を出力する。これにより、制御部6は、回転部5aの回転が停止するように、駆動部5を制御する。具体的には、制動部5c(図1参照)が駆動源5b(図1参照)を制動することによって、回転部5aの回転が停止する。
このとき、接触部7の下端部7bが、回転部5aの中心P1よりも下方に配置されているため、ステップ3bが回転部5aの下方から上方に向けて反転している際に、異常のステップ3bは、回転部5aの中心P1よりも下方の位置で、接触部7に接触する。これにより、ステップ3bが反転路から外れたことを早期に検出することができる。したがって、回転部5aの回転を早期に停止することができるため、例えば、異常のステップ3bが、回転部5aの上方まで移動することを抑制することができる。
また、例えば、仮に、異常のステップ3bが回転部5aの上方に到達した場合でも、ステップ3bの速度を遅くすることができる。これにより、異常のステップ3bに働く遠心力を小さくすることができる。その結果、例えば、ステップ3bが回転部5aの下方から上方に向けて反転する、即ち、ステップ3bが回転部5aの下方から上方に向けて反転路を走行する際に、異常のステップ3bが反転路から大きく外れることを抑制することができる。したがって、例えば、異常のステップ3bが床板部2cに衝突することを抑制することができる。
しかも、接触部7の曲面部7aが、反転路に沿って湾曲状に形成されており、曲面部7aの上端部7cが、回転部5aの中心P1よりも上方に配置され、さらに、接触部7の上端部7dが、構造部2に固定されている。これにより、図5に示すように、異常のステップ3b(図5において、走行方向の前から2番目のステップ3b)が、曲面部7aに、曲面部7aの上端部7cまで案内される。
その結果、仮に、異常のステップ3bが回転部5aの上方に到達した場合でも、異常のステップ3bが反転路から大きく外れることを抑制することができる。したがって、例えば、ステップ3bが回転部5aの下方から上方に向けて反転する際に、異常のステップ3bが床板部2cに衝突することを抑制することができる。
なお、図4及び図5においては、ステップ3bが回転部5aの下方から上方に向けて反転している場合について説明したが、斯かる場合に限らない。即ち、ステップ3bが回転部5aの上方から下方に向けて反転している場合にも、反転路から外れたステップ3bが、接触部7に接触するため、ステップ3bが反転路から外れたことを検出することができる。
なお、図4及び図5においては、ステップ3bが連結軸3cから外れた場合について説明したが、斯かる場合に限らない。例えば、走行部3aが回転部5aから外れた場合でもよく、走行部3aが破断した場合でもよい。要するに、ステップ3bが反転路から外れた場合であれば、反転路から外れたステップ3bが、接触部7に接触するため、ステップ3bが反転路から外れたことを検出することができる。
以上より、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、無端回転する環状の走行部3aと、前記走行部3aに対して回転可能に接続される複数のステップ3bと、前記ステップ3bが反転するように、前記走行部3aが巻き掛けられる回転部5aと、前記ステップ3bが反転する際に通過する反転路から外れた前記ステップ3bに接触されるように、前記反転路から外れる位置に配置される接触部7と、前記ステップ3bが前記接触部7に接触したことを検出する検出部8と、を備える。
斯かる構成によれば、接触部7は、反転路から外れる位置に配置されている。これにより、ステップ3bは、反転路から外れた場合に、接触部7に接触する。そして、検出部8は、ステップ3bが接触部7に接触したことを検出する。したがって、ステップ3bが走行路から外れたことを確実に検出することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1においては、前記接触部7は、前記反転路に沿って湾曲状に形成される曲面部7aを備える、という構成である。
斯かる構成によれば、曲面部7aが湾曲状に形成されているため、曲面部7aは、搬送路に沿って配置されている。これにより、曲面部7aと反転路との隙間が大きくなることを抑制することができるため、ステップ3bは、反転路から外れた場合に、曲面部7aに確実に接触する。したがって、ステップ3bが走行路から外れたことをさらに確実に検出することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1においては、前記曲面部7aの上端部7cは、前記回転部5aの中心P1よりも、上方に配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、曲面部7aの上端部7cが、回転部5aの中心P1よりも上方に配置されているため、反転路から外れたステップ3bは、曲面部7aの上端部7cまで、曲面部7aに案内される。これにより、ステップ3bが反転路から大きく外れることを抑制することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1においては、前記接触部7の上端部7dは、前記回転部5aに対して固定されるように、回転可能に接続される、という構成である。
斯かる構成によれば、接触部7の上端部7dが回転可能に接続されているため、接触部7の上端部7dは、回転部5aに対して固定されている。これにより、曲面部7aの上端部7cの位置が変位することを抑制することができるため、反転路から外れたステップ3bが曲面部7aに案内されることによって、ステップ3bが反転路から大きく外れることを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1においては、前記検出部8は、前記接触部7の下端部7bの変位を検出する、という構成である。
斯かる構成によれば、接触部7の上端部7dが回転可能に接続されているため、ステップ3bが接触部7に接触した際に、接触部7の下端部7bが大きく変位することに対して、検出部8は、接触部7の下端部7bの変位を検出している。これにより、ステップ3bが接触部7に接触したことを確実に検出することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1においては、前記接触部7の下端部7bは、前記回転部5aの中心P1よりも、下方に配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、接触部7の下端部7bが、回転部5aの中心P1よりも下方に配置されているため、例えば、ステップ3bが回転部5aの下方から上方に向けて反転している際に、ステップ3bが反転路から外れたことを早期に検出することができる。
なお、マンコンベヤ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、接触部7のうち、反転路(ステップ3b)に対面する部分は、反転路に沿って湾曲状に形成される曲面部7aである、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、接触部7のうち、反転路(ステップ3b)に対面する部分は、平面状に形成される、という構成でもよい。
(2)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、曲面部7aの上端部7cは、回転部5aの中心P1よりも、上方に配置されている、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、曲面部7aの上端部7cは、回転部5aの中心P1よりも、下方に配置されている、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、接触部7の上端部7dは、回転部5aに対して固定されるように、回転可能に接続される、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、接触部7の下端部7bは、回転部5aに対して固定されるように、回転可能に接続される、という構成でもよい。
また、接触部7の一部が、回転部5aに対して変位する、という構成だけでなく、例えば、接触部7の全体が、回転部5aに対して変位する、という構成でもよく、また、例えば、接触部7の全体が、回転部5aに対して固定されている、という構成でもよい。なお、接触部7の全体が回転部5aに対して固定されている構成においては、検出部8も回転部5aに対して固定されており、例えば、検出部8は、ステップ3bが接触部7に接触する際の圧力を検出するために、接触部7の反転路(ステップ3b)に対面する部分に、圧力センサを備えている、という構成としてもよい。
(4)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、検出部8は、接触部7の下端部7bの変位を検出する、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、検出部8は、接触部7の上下方向D3の中央部の変位を検出する、という構成でもよい。なお、例えば、検出部8は、移動部8a及び支持部8bを備えておらず、例えば、センサ8cによって、接触部7の変位を直接に検出する、という構成でもよい。
(5)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、接触部7の下端部7bは、回転部5aの中心P1よりも、下方に配置されている、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、接触部7の下端部7bは、回転部5aの中心P1よりも、上方に配置されている、という構成でもよい。
(6)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1は、加力部9a、停止部9b及び規制部10を備えている、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。加力部9a、停止部9b及び規制部10は、必須の構成ではないため、例えば、加力部9a、停止部9b及び規制部10の少なくとも一つが、設けられていない、という構成でもよい。
(7)また、マンコンベヤ1においては、接触部7及び検出部8は、少なくとも一方の回転部5aに対して、設けられていればよい。即ち、接触部7及び検出部8は、全ての回転部5aに対して設けられている、という構成でもよく、また、接触部7及び検出部8は、一つの回転部5aに対してのみ設けられている、という構成でもよい。
1…マンコンベヤ、1a…乗降口、2…構造部、2a…構造本体部、2b…機械室、2c…床板部、2d…第1案内部、2e…第2案内部、2f…上枠、2g…下枠、3…搬送部、3a…走行部、3b…ステップ、3c…連結軸、3d…連結部、3e…チェーン、3f…ローラ、3g…被案内部、4…手摺部、5…駆動部、5a…回転部、5b…駆動源、5c…制動部、6…制御部、7…接触部、7a…曲面部、7b…下端部、7c…上端部、7d…上端部、8…検出部、8a…移動部、8b…支持部、8c…センサ、8d…被接触部、9…保持部、9a…加力部、9b…停止部、10…規制部、P1…回転部の中心

Claims (6)

  1. 無端回転する環状の走行部と、
    前記走行部に対して回転可能に接続される複数のステップと、
    前記ステップが反転するように、前記走行部が巻き掛けられる回転部と、
    前記ステップが反転する際に通過する反転路から外れた前記ステップに接触されるように、前記反転路から外れる位置に配置される接触部と、
    前記ステップが前記接触部に接触したことを検出する検出部と、を備えるマンコンベヤ。
  2. 前記接触部は、前記反転路に沿って湾曲状に形成される曲面部を備える、請求項1に記載のマンコンベヤ。
  3. 前記曲面部の上端部は、前記回転部の中心よりも、上方に配置される、請求項2に記載のマンコンベヤ。
  4. 前記接触部の上端部は、前記回転部に対して固定されるように、回転可能に接続される、請求項3に記載のマンコンベヤ。
  5. 前記検出部は、前記接触部の下端部の変位を検出する、請求項4に記載のマンコンベヤ。
  6. 前記接触部の下端部は、前記回転部の中心よりも、下方に配置される、請求項1〜5の何れか1項に記載のマンコンベヤ
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