JP2020062895A - 複合プリフォームの製造装置、複合プリフォームの製造方法、および複合容器の製造方法 - Google Patents
複合プリフォームの製造装置、複合プリフォームの製造方法、および複合容器の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
まず、図1および図2により、本実施の形態による複合容器の概要について説明する。
なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれ複合容器10Aを正立させた状態(図1)における上方および下方のことをいう。
この場合、容器本体10そのものの厚みを厚くすることなく、内容液の温度が複合容器10Aの表面まで伝達しにくくすることが可能となる。これにより、複合容器10Aの保冷性が高められる。例えば、容器本体10のうち胴部20の全部又は一部にプラスチック製部材40を設け、胴部20の保冷性を高めても良い。また、使用者が複合容器10Aを把持した際、冷たすぎることにより複合容器10Aを持ちにくくなることが防止される。このような材料としては、発泡化したポリウレタン、ポリスチレン、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、ユリア樹脂、シリコーン、ポリイミド、メラミン樹脂などが考えられる。これら樹脂を含んでなる樹脂材料に、中空粒子を混合することが好ましい。中空粒子の平均粒子径は、1〜200μmであることが好ましく、5〜80μmであることがより好ましい。なお、「平均粒子径」とは、体積平均粒子径を意味し、粒度分布・粒径分布測定装置(例えば、ナノトラック粒度分布測定装置、日機装株式会社製など)を用いて公知の方法により測定することができる。また、中空粒子としては、樹脂などから構成される有機系中空粒子であってもよく、ガラスなどから構成される無機系中空粒子であってもよいが、分散性が優れるという理由から、有機系中空粒子が好ましい。有機系中空粒子を構成する樹脂としては、例えば、架橋スチレン−アクリル樹脂などのスチレン系樹脂、アクリロニトリル−アクリル樹脂などの(メタ)アクリル系樹脂、フェノール系樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂などを挙げることができる。また、ローペイクHP−1055、ローペイクHP−91、ローペイクOP−84J、ローペイクウルトラ、ローペイクSE、ローペイクST(ロームアンドハース(株)製)、ニポールMH−5055(日本ゼオン(株)製)、SX8782、SX866(JSR(株)製)などの市販される中空粒子を用いることも出来る。中空粒子の含有量としては、プラスチック製部材40aに含有される樹脂材料100質量部に対して、0.01〜50質量部であることが好ましく、1〜20質量部であることがより好ましい。
次に、図4により、本実施の形態による複合プリフォームの製造装置の概要について説明する。
次に図4乃至図6により、本実施の形態による複合プリフォーム70の製造方法および複合容器10Aの製造方法(ブロー成形方法)について説明する。このうち図5(a)〜(d)は、本実施の形態による複合プリフォーム70の製造方法を示す図であり、図6(a)〜(d)は、本実施の形態による複合容器10Aの製造方法を示す図である。
この場合、ブロー成形金型50は互いに分割された一対の胴部金型50a、50bと、底部金型50cとからなる(図6(b)参照)。図6(b)において、一対の胴部金型50a、50b間は互いに開いており、底部金型50cは上方に上がっている。この状態で一対の胴部金型50a、50b間に、複合プリフォーム70が挿入される。
10A 複合容器
10a プリフォーム
40、40a プラスチック製部材
50 ブロー成形金型
70 複合プリフォーム
100 複合プリフォームの製造装置
101 供給ゾーン
102 プラスチック製部材装着ユニット
103 第2加熱ユニット
104 冷却ユニット
105 取出ゾーン
106 上流側搬送機構
110 第1加熱ユニット
111 ヒーター
112 第1ホイール
113 挿着部
114 第2ホイール
115 加熱装置
116 第3ホイール
117 下流側搬送機構
118 エア供給装置
Claims (5)
- 複合プリフォームの製造方法において、
プリフォームを準備する工程と、
予め印刷が施されたプラスチック製部材を準備する工程と、
前記プリフォームを予備加熱する工程と、
予備加熱された前記プリフォームの外側にプラスチック製部材を設ける工程と、
前記プラスチック製部材を加熱することにより、前記プラスチック製部材を前記プリフォームに対して熱収縮させることにより、複合プリフォームを作製する工程とを備えたことを特徴とする複合プリフォームの製造方法。 - 複合プリフォームの製造方法において、
プリフォームを準備する工程と、
プラスチック製部材を準備する工程と、
前記プリフォームを予備加熱する工程と、
予備加熱された前記プリフォームの外側にプラスチック製部材を設ける工程と、
前記プラスチック製部材を加熱することにより、前記プラスチック製部材を前記プリフォームに対して熱収縮させる工程と、
前記プラスチック製部材に印刷を施す工程とを備えたことを特徴とする複合プリフォームの製造方法。 - 前記プラスチック製部材を前記プリフォームに対して熱収縮させる工程の後、前記プラスチック製部材を冷却する工程を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の複合プリフォームの製造方法。
- 前記プリフォームは40℃〜90℃の温度に予備加熱されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の複合プリフォームの製造方法。
- 請求項1乃至4のいずれか一項記載の複合プリフォームの製造方法によって複合プリフォームを作製する工程と、
前記複合プリフォームに対してブロー成形を施すことにより、前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材を一体として膨張させる工程とを備えたことを特徴とする複合容器の製造方法。
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