JP2020062886A - プリンタ、プリンタの制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
この毎回設定を回避するために、設定を登録できる機能(デフォルト設定値変更/カスタムメニュー/モードメモリなど)が提案されているが、ユーザは、わざわざ設定登録しない。
プリンタ機能を含む複数の機能であって、前記複数の機能の中から一つの機能をユーザーに選択させるための第一のソフトキーを表示部に表示させるプリンタであって、前記第一のソフトキーが選択され、前記一つの機能を利用することによってジョブが実行され、実行された前記ジョブの設定内容を記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された前記設定内容を読み込む第二のソフトキーを表示する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、ジョブを実行するために選択された前記第一のソフトキーが互いに異なる複数の前記第二のソフトキーを表示可能であることを特徴とする。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
通信ユニット12は、LAN11を通してデータの送受信を行う。RAM13は、CPU10が動作するためのシステムワークメモリを提供している。14はハードディスクドライブ(HDD)で、例えば磁気ディスクや光学メディアやフラッシュメモリ等の記憶媒体であってもよい。
HDD14は、文書データや各アプリケーションに対応づけた設定データ等を後述するテーブル形式で格納することができるように構成されている。またHDD14は、MFP100内に存在してなくてもよい。通信ユニット12を介して、外部のサーバやPC等を保存装置として利用しても良い。ROM15はブートROMであり、システムのブートプログラムを格納している。CPU10は、ROM15のブートROMにより、HDD14にインストールされているプログラムをRAM13に展開し、そのプログラムに基づいて各種制御を行う。また、HDD14には、後述するリコールポータル画面300の特定の領域に表示されるボタン群(自動登録されるボタン群)を管理するための特定領域が確保され、当該特定領域がファーストイン・ファーストアウト領域(FIFO領域)として使用される。
タイマ16は、CPU10の指示に従って時間の経時処理を行い、指示された時間が経過すると、割り込みなどによりCPU10に通知する。
また、表示部21には、後述するユーザインタフェース(UI)画面を表示して、ユーザからの設定を受け付ける。
また、画像生成部32は、画像解析部31が解析した情報を用いて、別のフォーマットの原稿画像データを生成することもできる。画像出力部33は、HDD14等に格納されている画像データを出力する。この出力方法としては、例えば原稿の画像データを用紙に印刷したり、通信ユニット12を介して、ネットワーク接続されている外部デバイス、サーバ、ファクシミリ装置などに送信したり、MFP100に接続されている記憶媒体に保存することが挙げられる。
図2において、表示部21は、本実施形態では、液晶表示部で構成され、液晶パネル上にタッチパネルシートが貼られており、操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーがユーザの操作により押されるとその位置情報をCPU10に伝える。従って、この場合の表示部21は、入力部22としても機能していることになる。
スタートキー201は、原稿の読み取り動作の開始を指示する時などに用いられる。スタートキー201の中央部には、緑と赤の2色のLED202があり、その色によってスタートキー201が使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー203は、稼働中の動作を止める働きをする。テンキー204は、数字と文字のボタンで構成されており、コピー部数の設定や、表示部21の画面切り替えなどを指示する。ユーザモードキー205は、機器の設定を行う場合に押下される。
次に、本実施形態に係るリコールポータル画面について説明する。
図3において、リコールポータル画面300は、ユーザの明確な指示により登録された固定設定領域301と、ジョブ実行時に後述するリコール機能により登録されるリコール設定領域302とからなる。
また、本実施形態では、固定設定は固定設定領域301に表示し、リコール設定はリコール設定表示領域302に表示するように制御することにより、それぞれの領域をユーザが容易に識別できるように構成されている。303〜307はボタンで、後述する図7に示すユーザの登録指示に従う設定画面にて、ユーザがあらかじめ固定設定する設定データを呼び出す際に押下される。308〜310はボタンで、本実施形態において、コールポータル401が自動設定した設定データに対応づけられている。特に、ボタン308は、Emailアプリケーション403に対応づけられた設定データで、特定のメールアドレス「yosida@ca…」が宛先として自動設定したい場合に押下される。ボタン309はコピーアプリケーション402に対応づけられた設定データ、例えばコピー部数が「15」部で、両面、ステイプル等を選択したい場合に押下される。
ボタン310は、コピーアプリケーション402に対応づけられた設定データ、例えば白黒で、2in1等を選択したい場合に押下される。なお、自動登録される設定データに対する処理(登録、削除)については後述する。また、本実施形態では、当該UI画面を操作するユーザが、表示される領域の違いや、表示するボタンの形状をそれぞれ異ならしめることで、視認性よくボタン操作を実行できるように構成している。
次に、CPU10は、図4の(B)に示すアプリケーションアイコンテーブル1211から格納されている同じアプリケーションIDをもつエントリを探し、表示部21に表示されたアイコンの所定の位置に表示する制御を行う。
リコールポータル画面300では、CPU10が図4の(A)に示す固定登録データ管理テーブル1201を全て処理する。次に、CPU10は、リコール設定表示領域302に表示するために、図5の(A)に示すリコールデータ管理テーブル1101を読み込む。
リコールポータル画面300は、エントリ1102から順次読み込む。呼び出すたびに、アプリケーションIDを参照し、「0」ならば対応するボタンを表示しない制御を行う。また、CPU10は、アプリケーションIDが「0」以外なら、表示TXTを対応するボタンに表示する制御を行う。
次に、CPU10は、図4の(B)に示すアプリケーションアイコンテーブル1211から格納されている同じアプリケーションIDをもつエントリを探し、アイコンの所定の位置に表示する制御を行う。
これにより、CPU10は、図5の(A)のリコールデータ管理テーブル1101と図4の(A)に示す固定登録データ管理テーブルを用いることで、表示部21に、図3に示すUI画面を表示することができる。
本実施形態では、固定設定301Sのボタン形状と、リコール設定302Sのボタン形状と異なるようにすることにより、ユーザがボタン形状によりそれぞれの領域を視覚的に識別できるように構成している。
図6において、リコールポータル401は、アプリケーションの一種であり、他のアプリケーションであるコピーアプリケーション402やEmailアプリケーション403、Faxアプリケーション404と連動して、動作する。
リコールポータル401は、操作部20に表示されたボタンを押下されると、そのボタンに応じたリコールデータを呼出し、そのアプリケーションIDにアクションIDを送信する(406)。アプリケーションIDで指定されたアプリケーションは、受信したアクションIDに応じた設定データを読み出し、これを設定する。もちろん、このアプリケーションは、上記データのやり取りが可能であれば、どんなアプリケーションでもかまわない。
図7において、固定設定登録画面501は、リコールポータル画面300と同じ構成の固定設定領域301を持つ。リコールポータル画面300と違う点は、未登録のボタン502,503,504,505も表示している点と、固定設定領域301内のいずれのボタンも押下により選択されるのみである点である。
Cancelボタン506で登録は中止し、Nextボタン507で次の固定設定登録画面508を表示する。
図7の(B)に示す固定設定登録画面508では、ボタンに表示する文言の入力を行う。
固定設定登録画面508には、入力内容を確認するエリア509と、入力を行うキーボード(ソフトキーボード)510を備える。そして、Backボタン511の押下により、図7の(A)に示す固定設定登録画面501を表示し、OKボタン512により登録作業を完了する。
以下で、図3に示したUI画面が表示部21に表示された状態から、図6に示すコピーアプリケーション402で下記の新たなジョブが実行された場合を例にとって、図6から図12を用いて詳細に説明する。
〔新たなジョブの例〕
ジョブ設定={3部、カラーコピー、片面プリント、4in1}
なお、図1に示した画像出力部33は、カラー画像をシートに片面または両面に対して印刷するエンジンを備えている。さらに、画像出力部33は、画像生成部32により、1ページに複数のページを割り付けて印刷するNin1機能を備えている。ここで、Nは2、4、6、9等である。
より具体的には、図9は、リコールポータル401による既登録IDリスト取得処理に対応する。また、図10は、アプリケーションの設定データ格納処理に対応する。さらに、図11は、リコールポータル401のリコールデータ登録処理に対応する。なお、図8〜図11に示す各ステップは、CPU10がHDD14等に記憶された制御プログラムをロードして実行することで実現される。
図12は、図1に示したHDD14で管理されるアプリケーションの設定データ管理テーブルの一例を示す図である。
具体的には、コピーアプリケーション402がアプリケーションIDをリコールポータル401の既登録IDリスト取得ルーチンに送付する(S703)(図4の407)。これにより、コピーアプリケーション402が既に自分が登録しているアクションIDを取得する(S603)。
具体的には、図9に示すS701で処理を開始したら、リコールポータル401が既に自分が登録しているコピーアプリケーション402に対する設定を読み込む(S702)。そして、既に登録されたIDリスト(詳細は後述する)を要求元のコピーアプリケーション402に送付して(S703)、本処理を終了する(S704)。これにより、要求元のコピーアプリケーション402が既に登録されたIDリストを取得する(S603)。
次に、リコールポータル401がコピーアプリケーション402から取得したアクションIDに対応する設定データを読み出し、現在実行した設定データと同一であるかどうかHDD14に登録された設定データを検索することにより判断する(S604)。ここで、現在実行した設定データと同一であるとリコールポータル401が判断した場合には、登録処理を行わずジョブ完了処理を終了する(S608)。
本実施形態において、同じ設定データがないと判断した場合は、後述するコピーアプリケーション402の設定データ格納処理ルーチン(図10)を呼び出す。そして、リコールポータル401が図12に示す設定データ1018を格納し(詳細は格納するS802〜S805)、アクションID=0005を得る(S605)。続いて、リコールポータル401が現在実行した設定データに基づいた表示用文言(表示TXT)を生成する(S606)。このアクションIDと生成した表示TXTを、後述するリコールポータル401のリコールデータ登録処理(図11に示すS901〜904)に送信して(S607)、本処理を終了する。
図9のS701の既登録IDリスト取得では、図5に示したリコールデータ管理テーブル1101と図4に示した固定登録データ管理テーブル1201から要求元のアプリケーションIDを持つデータのアクションIDを集めて(S702)、要求元のコピーアプリケーション402に返信して(S703)、本処理を終了する(S704)。
本実施形態では、既登録IDリストは、既登録IDリスト={0001、0002、0003、0004}となる。
具体的には、設定データ格納処理が開始されると(S801)、リコールポータル401が設定上限値に達しているかどうかを判断、例えば設定上限に達しているかどうかは、空いているエントリがあるかどうかで判断する(S802)。
ここで、リコールポータル401は、エントリが空いているかどうかについて、エントリの最初の項目が「0」であるか否かで判断する。空いているエントリがないと判断した場合には、何もせず終了する(S806)。
例えば、図12の(A)の場合、リコールポータル401は、エントリ1007が空いているため、上限に達していないと判断し、そのエントリの番号をアクションIDとして生成する(S803)。そして、リコールポータル401は、エントリを更新し(S804)、図12の(D)に示すように設定データ1018を格納して(S805)、本処理を終了する(S806)。
リコールデータ登録処理では、リコールポータル401が図5に示したリコールデータ管理テーブル1101から登録データを読み込む(S902)。具体的には、図5に示すリコールデータ管理テーブル1101に登録された最も古い登録のエントリ1102のアプリケーションID=403とアクションID=0003を読み出す。そして、リコールポータル401は、アプリケーションID=403を持つEmailアプリケーション403にアクションID=0003の登録を削除したことを通知(405)する。
この通知を受けたEmailアプリケーション403は、設定データ管理テーブル1008のアクションID=0003に対応する図12の(B)に示すエントリ1012を削除する。
図11に示すリコールデータ登録処理では、図5に示すように、最後に削除したエントリ1102から順次エントリを移動させる。さらに、空いたエントリ1107に要求のあったアプリケーションID=402とアクションID=0005、および表示TXTを登録して(S903)、本処理を終了する(S904)。
本実施形態では、リコールポータル画面に、ユーザ設定ボタンではなく、アプリケーション起動ボタンを配置する。
図13では、コピーアプリケーション402を起動するボタン1303と、Emailアプリケーション403を起動するボタン1304、Faxアプリケーション404を起動するボタン1305を、アプリケーションボタン領域1304に配置している。なお、ボタン1306〜1308は、図3に示したボタン308〜310と同等である。
本実施形態によれば、リコールポータル画面1300上で、ユーザが自動登録された設定データを利用するか、ユーザが選択するいずれかのアプリケーションを実行させるか、を自在に選択して指示することが可能となる。
301 固定設定領域
302 リコール設定表示領域
プリンタ機能を含む複数の機能であって、前記複数の機能の中から一つの機能をユーザーに選択させるための第一のソフトキーを表示部に表示させるプリンタであって、前記第一のソフトキーが選択され、前記一つの機能を利用することによってジョブを実行する実行手段と、前記実行手段によって実行された前記ジョブの設定内容を記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された前記設定内容を読み込む第二のソフトキーを表示する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、ジョブを実行するために選択された前記第一のソフトキーと互いに異なる複数の前記第二のソフトキーを表示可能であることを特徴とする。
Claims (9)
- プリンタ機能を含む複数の機能であって、前記複数の機能の中から一つの機能をユーザーに選択させるための第一のソフトキーを表示部に表示させるプリンタであって、
前記第一のソフトキーが選択され、前記一つの機能を利用することによってジョブが実行され、実行された前記ジョブの設定内容を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段によって記憶された前記設定内容を読み込む第二のソフトキーを表示する表示制御手段と、を有し、
前記表示制御手段は、
ジョブを実行するために選択された前記第一のソフトキーが互いに異なる複数の前記第二のソフトキーを表示可能であることを特徴とするプリンタ。 - 前記表示制御手段によって前記表示部に表示可能な前記第二のソフトキーの数には上限値が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
- 前記第二のソフトキーを選択することによって、
前記第二のソフトキーに対応づいて管理された前記設定内容が読み込まれることを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。 - 前記プリンタは、
前記プリンタは、実行処理が完了したジョブの設定内容と同じ設定内容である前記第二のソフトキーが存在するかを判定する判定手段を更に有し、
前記判定手段によって、同じ設定内容である前記第二のソフトキーが存在すると判定された場合、前記実行処理が完了したジョブの設定内容に対応した前記第二のソフトキーを作成しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプリンタ。 - 前記第一のソフトキーの形状と、前記第二のソフトキーの形状が異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプリンタ。
- 前記記憶手段によって記憶された前記設定内容の少なくとも一部は、前記第二のソフトキー上に表示されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプリンタ。
- 前記プリンタは、
前記記憶手段によって記憶された複数の設定内容のうち、前記記憶手段によって記憶された日時が一番古い設定内容から削除する削除手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプリンタ。 - 記憶手段を有し、プリンタ機能を含む複数の機能であって、前記複数の機能の中から一つの機能をユーザーに選択させるための第一のソフトキーを表示部に表示させるプリンタの制御方法であって、
前記第一のソフトキーが選択され、前記一つの機能を利用することによってジョブが実行され、実行された前記ジョブの設定内容を前記記憶手段に記憶する記憶ステップと、
前記記憶ステップによって記憶された前記設定内容を読み込む第二のソフトキーを表示する表示制御ステップと、を有し、
前記表示制御ステップは、
ジョブを実行するために選択された前記第一のソフトキーが互いに異なる複数の前記第二のソフトキーを表示可能であることを特徴とするプリンタの制御方法。 - 請求項8に記載されたプリンタの制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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