JP2020062769A - 配管端部の加工工具および配管端部の加工方法 - Google Patents
配管端部の加工工具および配管端部の加工方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
第2発明の配管端部の加工工具は、前記保持部は筒状体であり、前記筒状体の軸心に沿う平面で、前記保持部が2つに分割されていることを特徴とする。
第3発明の配管端部の加工工具は、前記端部受部には、前記拡径部の半径方向外側において冷却部が設けられていることを特徴とする。
第4発明の配管端部の加工工具は、前記冷却部が、前記保持部の軸心に対して垂直な平面を有していることを特徴とする。
第5発明の配管端部の加工工具は、前記冷却部には、前記配管の端部が当接することで、前記配管の拡径を規制するストッパーが設けられていることを特徴とする。
第6発明の配管端部の加工工具は、前記保持部には、第1取手が設けられるとともに、前記端部受部には、第2取手が設けられ、前記第1取手と前記第2取手との間隔を小さくすることで前記配管の端部をフレア加工することが可能であることを特徴とする。
第7発明の配管端部の加工工具は、前記配管の材質がポリプロピレンであることを特徴とする。
第8発明の配管端部の加工方法は、保持部を構成する複数の部材で挟み込むことにより配管を保持する配管保持工程と、前記保持部により保持された前記配管を、端部受部の加熱機能を有する挿入部に挿入し、前記配管を加熱する加熱工程と、前記挿入部に挿入された前記配管を、前記端部受部の拡径部により拡径してフレア加工する押付工程と、を有し、前記配管の軸心に対する垂直面において、前記軸心と、それぞれの前記部材の両端部との間の線分により形成される角度が180度以下であることを特徴とする。
第2発明によれば、保持部が筒状体であり、筒状体の軸心に沿う平面で保持部が2つに分割されていることにより、保持部による配管の側面からの配管の保持がより安定に行われる。また、フレア加工後に保持部を取り外すことができる。
第3発明によれば、端部受部には、拡径部の半径方向外側において冷却部が設けられていることにより、フランジ状になった配管の端部を短時間で冷却できるので、作業能率および加工精度が向上する。
第4発明によれば、冷却部が、保持部の軸心に対して垂直な平面を有していることにより、確実にルーズフランジ方式による接合を行うことができる。
第5発明によれば、冷却部には、配管の拡径を規制するストッパーが設けられているので、更に作業能率および加工精度が向上する。
第6発明によれば、保持部に設けられた第1取手と、端部受部に設けられた第2取手との間隔を小さくすることで、配管の端部のフレア加工ができるので、フレア加工がより容易となり、更に作業能率および加工精度が向上する。
第7発明によれば、配管の材料がポリプロピレンであるので、配管が敷設されている現地の配管ラック上にて、高い加工精度で配管端部のフレア加工を実施することができる。
第8発明によれば、配管端部の加工方法が、配管保持工程と、加熱工程と、押付工程とを有し、配管保持工程が、保持部を構成する複数の部材で挟み込むことで配管を保持することにより、配管が敷設されている現地にて、ルーズフランジに配管を通した状態で、配管を保持することができる。また、加熱工程と、押付工程とを有することにより、配管が敷設されている現地の配管ラック上にて、高い加工精度で、その配管端部のフレア加工を実施することができる。
図2には、ルーズフランジ方式の配管の接合部の正面図を示す。図2の紙面において、上半分は断面図となっている。ルーズフランジ方式による配管の接合は、2つの配管を接合するメカニカルジョイントの一種である。図2においては、左側の第1配管11aと、右側の第2配管11bとが、接合されている。第1配管11a側には、第1ルーズフランジ12aが設けられている。この第1ルーズフランジ12aに設けられている孔の内径は、第1配管11aの外径よりも大きく、第1ルーズフランジ12aは、第1配管11aに対して遊嵌している。これは、第2ルーズフランジ12bでも同様である。
図1には本発明の一実施形態に係る配管端部の加工工具10の正面方向からの断面図を、図3には、配管端部の加工工具10を構成する保持部20の三面図を示す。図3(A)は、保持部20の側面図であり、図3(B)は正面方向からの断面図であり、図3(C)は底面図である。また、図4には、図3(A)で示された第1部材21の拡大図を示す。
図5から図8を用いて配管端部の加工方法について説明する。なお、配管の材料は、プラスチック配管のうちポリエチレン配管である。
20 保持部
21 第1部材
22 第2部材
29 第1取手
30 端部受部
32 冷却部
35 挿入部
36 拡径部
37 ストッパー
39 第2取手
Claims (8)
- 配管を保持する保持部と、
前記配管の端部が押し当てられる端部受部と、の対からなり、
前記保持部は前記配管を保持するための複数の部材を含んで構成されるとともに、
前記配管の軸心に対する垂直面において、前記軸心と、それぞれの前記部材の前記配管との接触面の両端部との間の線分により形成される角度が180度以下であり、
前記端部受部には、前記配管の端部が挿入される挿入部と、前記配管の端部の内径を拡大する拡径部と、が備えられ、
前記挿入部は加熱機能を有している、
ことを特徴とする配管端部の加工工具。 - 前記保持部は筒状体であり、
前記筒状体の軸心に沿う平面で、前記保持部が2つに分割されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の配管端部の加工工具。 - 前記端部受部には、前記拡径部の半径方向外側において冷却部が設けられている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配管端部の加工工具。 - 前記冷却部が、前記保持部の軸心に対して垂直な平面を有している、
ことを特徴とする請求項3に記載の配管端部の加工工具。 - 前記冷却部には、前記配管の端部が当接することで、前記配管の拡径を規制するストッパーが設けられている、
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の配管端部の加工工具。 - 前記保持部には、第1取手が設けられるとともに、
前記端部受部には、第2取手が設けられ、
前記第1取手と前記第2取手との間隔を小さくすることで前記配管の端部をフレア加工することが可能である、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の配管端部の加工工具。 - 前記配管の材質がポリプロピレンである、
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の配管端部の加工工具。 - 保持部を構成する複数の部材で挟み込むことにより配管を保持する配管保持工程と、
前記保持部により保持された前記配管を、端部受部の加熱機能を有する挿入部に挿入し、前記配管を加熱する加熱工程と、
前記挿入部に挿入された前記配管を、前記端部受部の拡径部により拡径してフレア加工する押付工程と、を有し、
前記配管の軸心に対する垂直面において、前記軸心と、それぞれの前記部材の両端部との間の線分により形成される角度が180度以下である、
ことを特徴とする配管端部の加工方法。
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JP2017019297A (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-26 | 住友理工株式会社 | フィラーチューブの製造方法 |
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