JP2020062284A - 内視鏡のケーブル接続用基板及びその製造方法並びに内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】外形を拡大することなく信号線を被覆し、挿入部内にケーブルを通す作業を容易に行うことができる内視鏡のケーブル接続用基板及びその製造方法並びに内視鏡を提供する。【解決手段】ケーブル接続用基板32は、基板本体36と、コネクタ部37と、第1、第2被覆部材38A,38Bとを備えている。基板本体36には、第1、第2接続ランド群40、41、固定部42、コネクタ部37が設けられている。第1、第2被覆部材38A、38Bは、基板本体36の第1、第2被覆箇所36C、36Dを被覆する。第1、第2被覆箇所36C、36Dの幅が、コネクタ部37が配されるコネクタ部配設箇所36Eの幅よりも小さく形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、内視鏡のケーブル接続用基板及びその製造方法並びに内視鏡に関するものである。
内視鏡は、被検体内に挿入される挿入部の先端部に、カメラモジュールや超音波センサなどの電子装置が配置されている。電子装置からは複数の信号線からなるケーブルが延設されており、このケーブルは、挿入部内を通って被検体外の制御装置に接続される。そして、電子装置は、制御装置によって駆動制御される。
挿入部は、先端部と、この先端部に接続され、可撓性を有する本体部とから構成される。先端部と本体部は、別部品として形成される。そして、先端部と本体部は、先端部に電子装置を収納し、電子装置から延設されるケーブルを本体部に通した後に接合される。
このように、ケーブルは挿入部の本体部を通されるが、本体部を通した後にケーブルの信号線を1本ずつ端子群などに接続する必要がある場合、内視鏡の組立工程における手間が掛かる。また、挿入部の内径よりも大型の部品に信号線を接続した場合、信号線を切断して大型の部品と分離しないとケーブルを本体部から抜くことができないので、メンテナンスにも手間が掛かる。
このため、特許文献1〜4では、ケーブルの基端にケーブル接続用基板を設けている。このケーブル接続用基板は、ケーブルから引き出された信号線が接続される接続ランド群、コネクタ受けに接続されるコネクタ部、接続ランド群とコネクタ部とを繋ぐ配線パターンなどを有する板状に形成されている。このように、ケーブルの基端にケーブル接続用基板を設けることで、挿入部内にケーブルを通した後の接続や取り外しが簡単となる。
特許第5558600号公報 特許第5503035号公報 国際公開第2014/083967号 国際公開第2014/171275号
しかしながら、上記特許文献1〜4では、ケーブルから引き出された信号線がケーブル接続用基板の接続ランド群に接続されていることから、ケーブルから接続ランド群の位置まで、ケーブル接続用基板に対して信号線が浮いた状態になっている。このため、ケーブルの基端に設けたケーブル接続用基板を挿入部内に通す際に信号線が引っ掛かることがあり、挿入部内にケーブルを通す作業の妨げとなる場合がある。
そこで、ケーブル接続用基板を挿入部内に通す際に信号線が引っ掛かるという問題に対処するために、発明者は、基板本体を被覆部材で被覆することを検討している。しかしながら、単にケーブル接続用基板を被覆部材で被覆した場合、被覆部材の厚み分だけケーブル接続用基板の外形寸法が大きくなり、ケーブル接続用基板自体が挿入部内において引っ掛かるという問題が発生する。また、ケーブル接続用基板の引っ掛かりを無くすため挿入部の内部スペースを確保しようすると、挿入部の内径及び外径が拡大してしまう。
本願発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、外形を拡大することなく信号線を被覆し、挿入部内にケーブルを通す作業を容易に行うことができる内視鏡のケーブル接続用基板及びその製造方法並びに内視鏡を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のケーブル接続用基板は、電子装置と、ケーブルと、コネクタ受けとを有する内視鏡に用いられる内視鏡のケーブル接続用基板であって、基板本体と、固定部と、コネクタ部と、接続ランド群と、配線パターンと、被覆部材とを備え、基板本体は、被覆部材により被覆される被覆箇所の幅が、コネクタ部が配されるコネクタ部配設箇所の幅よりも小さい。電子装置は、挿入部の先端部に組み込まれる。ケーブルは、電子装置から延設されている複数の信号線からなる。基板本体は、長尺板状に形成されている。固定部は、基板本体の一端に設けられ、ケーブルが固定される。コネクタ部は、基板本体に設けられ、コネクタ受けと電気的に接続される。接続ランド群は、基板本体に設けられ、基板本体の長手方向においてコネクタ部と異なる位置に配され、信号線がそれぞれ接続される。配線パターンは、基板本体に設けられ、コネクタ部と接続ランド群との間に形成されている。被覆部材は、基板本体の一部、接続ランド群、及び接続ランド群に接続された信号線を被覆する。
固定部は、被覆箇所に設けられており、ケーブルは、固定部に固定された部分が、被覆部材により被覆されることが好ましい。
接続ランド群は、基板本体の長手方向における位置が互いに異なるエリアに設けられた第1、第2接続ランド群から構成されることが好ましい。
被覆箇所は、基板本体の長手方向における位置が互いに異なる第1、第2被覆箇所から構成され、第1被覆箇所は、第1接続ランド群及び固定部が設けられ、第2被覆箇所は、第2接続ランド群が設けられていることが好ましい。
第2被覆箇所は、被覆部材を係止する抜け止め部を有することが好ましい。
コネクタ部配設箇所は、基板本体の長手方向において、第1、第2被覆箇所の間に位置することが好ましい。
被覆部材は熱収縮チューブであることが好ましい。
接続ランド群は、基板本体の一方の面に設けられており、コネクタ部は、基板本体の他方の面に設けられていることが好ましい。
本発明の内視鏡は、挿入部と、電子装置と、ケーブルと、コネクタ受けと、内視鏡のケーブル接続用基板とを備える。
本発明の内視鏡のケーブル接続用基板の製造方法は、電子装置と、ケーブルと、コネクタ受けとを有する内視鏡に用いられ、基板本体と、固定部と、コネクタ部と、接続ランド群と、配線パターンと、被覆部材とを備える内視鏡のケーブル接続用基板の製造方法であって、基板本体の外形を形成する際、被覆部材により被覆される被覆箇所の幅を、コネクタ部が配されるコネクタ部配設箇所の幅よりも小さく形成する。
基板本体は、不要な捨て基板と一体に形成され、配線パターン及び接続ランド群が面付けされたプリント基板を切断または切削加工し、被覆箇所から突出する凸部を残して捨て基板が切り離されることが好ましい。
凸部は、基板本体から捨て基板が切り離された後、削り落とすことにより基板本体から取り除かれることが好ましい。
本発明によれば、外形を拡大することなく信号線を被覆し、挿入部内にケーブルを通す作業を容易に行うことができる。
内視鏡システムの構成を示す外観図である。 カメラモジュールからのケーブルが挿入部の本体部を通り、ケーブル接続用基板がコネクタ受けに接続される状態を示す斜視図である。 ケーブル接続用基板が挿入部に通される前の状態を示す斜視図である。 ケーブル接続用基板を底面側から視た外観斜視図である。 ケーブル接続用基板の分解斜視図である。 基板本体の平面図である。 ケーブル接続用基板の組付工程を示し、被覆部材の加熱前(A)及び被覆部材の加熱後(B)を示す斜視図である。 ケーブル接続用基板の組付工程を示し、被覆部材の加熱前(A)及び被覆部材の加熱後(B)を示す要部断面図である。 第2実施形態における基板本体の製造工程を示し、捨て基板を切り離す前(A)、凸部を残して捨て基板を切り離した後(B)、凸部を削り落とした後(C)の状態を示す説明図である。 第2実施形態の変形例を示す平面図である。 第3実施形態におけるケーブル接続用基板の組付工程を示し、信号線の接続前(A)、信号線の接続後かつ被覆部材の加熱前(B)及び被覆材の加熱後(C)を示す説明図である。 第4実施形態のケーブル接続用基板の外観斜視図である。 第4実施形態のケーブル接続用基板の製造過程における被覆前の状態を示す斜視図である。
[第1実施形態]
図1に示すように、内視鏡システム10は、内視鏡12と、光源装置13と、プロセッサ装置14と、モニタ16とから構成される。内視鏡12は、被検体内に挿入する挿入部18と、挿入部18の基端部分に連設された操作部20とを有しており、ユニバーサルケーブル22を介して光源装置13及びプロセッサ装置14と接続されている。
光源装置13の内部には光源が設けられている。光源からの光は、ユニバーサルケーブル22、操作部20、挿入部18を通るライトガイドを介して挿入部18の先端部18aに導かれ、先端部18aの前面から前方へ向けて照射される。
挿入部18の先端部18aには、電子装置であるカメラモジュール24(図2参照)が収納されている。カメラモジュール24は、撮影レンズやイメージセンサなどがユニット化されたものである。操作部20には、挿入部18を湾曲させて先端部18aを上下左右へ向けるためのアングルノブ20aが設けられており、アングルノブ20aを操作することで、カメラモジュール24で撮影する方向を切り替えることができる。
カメラモジュール24からは、ケーブル30(図2参照)が延設されている。ケーブル30は、挿入部18、操作部20、ユニバーサルケーブル22の内部を通り、ユニバーサルケーブル22の基端部22a、22bに導かれる。
そして、ケーブル30は、後述するケーブル接続用基板32(図2参照)を介して基端部22bの内部に設けられたコネクタ受け34(図2参照)に接続される。コネクタ受け34は、基端部22bに設けられた端子群(図示せず)などに接続されている。ユニバーサルケーブル22がプロセッサ装置14に接続された場合、基端部22bに設けられた端子群を介してケーブル30がプロセッサ装置14に接続される。
なお、以下では、ケーブル30の軸方向において、カメラモジュール24が位置する側を先端側または先端、カメラモジュール24が位置する側とは反対側であり、ケーブル接続用基板32が位置する側を基端側または基端として説明する。
カメラモジュール24は、ユニバーサルケーブル22がプロセッサ装置14に接続されることで、ケーブル30を介してプロセッサ装置14と接続される。そして、プロセッサ装置14は、ケーブル30を介して電力の供給や各種信号の送受信を行うことでカメラモジュール24の各部を駆動制御して撮影を行う。そして、撮影した画像をモニタ16に表示する。
図2に示すように、先端部18aには、可撓性を有する本体部18bが接合されている。本体部18bは、筒状に形成されており、前述したケーブル30が挿通される。本体部18bは、先端部18aとは別体に設けられ、ケーブル30が内部に挿通された後、先端部18aに固定されて一体化される。
図3に示すように、ケーブル30の基端には、ケーブル接続用基板32が設けられており、ケーブル30は、ケーブル接続用基板32の基端側から本体部18bに挿通される。ケーブル接続用基板32は、操作部20、ユニバーサルケーブル22の内部を経由して、ユニバーサルケーブル22の基端部22bに案内される。そして、基端部22bに設けられたコネクタ受け34に接続される。
図4に示すように、ケーブル接続用基板32は、基板本体36と、コネクタ部37と、第1、第2被覆部材38A,38Bとから構成される。基板本体36は、樹脂及び金属などの硬質な材料から形成されている。また、基板本体36は、本体部18bを挿通されるので、本体部18bの内径よりも幅が狭い、長尺板状に形成されている。基板本体36の先端には、ケーブル30の基端が固定される。
図5に示すように、ケーブル30は、複数の信号線30aと、これらの信号線30aを束ねた状態で被覆する絶縁体30b、絶縁体30bを介して信号線30aを覆う編組線(グランド線)30c、編組線30cのさらに上を覆う外皮30dから構成される多芯ケーブルである。信号線30aには、カメラモジュール24に電力を供給する駆動線や、カメラモジュール24との間で各種信号の送受信を行う信号線などが含まれている。
基板本体36の一方の面には、第1接続ランド群40、第2接続ランド群41、固定部42、配線パターン43(図6参照)が形成されている。なお、図2、図3及び図5においては、図面の煩雑化を防ぐため、配線パターン43の図示を省略している。基板本体36の他方の面には、コネクタ部37が設けられている。以下では、基板本体36において第1接続ランド群40、第2接続ランド群41などが形成されている面を上面、第1接続ランド群40、第2接続ランド群41などが形成されている面とは反対側であり、コネクタ部37が設けられている面を底面として説明する。
固定部42は、基板本体36の先端に設けられ、第1、第2接続ランド群40、41とは絶縁されたアース用ランドである。ケーブル30は、基端側において外皮30dの一部が取り除かれ、剥き出しにされた編組線30cが固定部42にハンダ付けされることにより基板本体36の上面36Aに固定される。
第1、第2接続ランド群40、41は、基板本体36の長手方向における位置が互いに異なるエリアに設けられている。第1接続ランド群40は、基板本体36の先端側、第2接続ランド群41は、基板本体36の基端側に位置している。
コネクタ部37は、基板本体36の長手方向Xにおいて、第1、第2接続ランド群40、41の間に設けられている。コネクタ部37は、基板本体36の底面36Bに固定された長方形枠状のコネクタ本体37a(図4参照)と、コネクタ本体37aの内部に設けられた端子群(図示せず)とを備える。この端子群は、複数の端子から構成され、基板本体36を貫通している。コネクタ部37が接続されるコネクタ受け34は、コネクタ本体37aの形状に合わせた長方形枠状の溝34aを有しており、溝34aにコネクタ本体37aを嵌合させることで接続状態とすることができる。
第1接続ランド群40は、複数の第1接続ランド40aから構成され、第2接続ランド群41は、複数の第2接続ランド41aから構成されている。これら第1、第2の各接続ランド40a、41aには、それぞれ信号線30aが接続される。信号線30aは、図示しない絶縁体により被覆されており、この絶縁体の一部が取り除かれた部分が第1、第2の各接続ランド40a、41aにハンダ付けされることにより固定される。
このように、ケーブル接続用基板32では、カメラモジュール24からの信号線30aの一部を、コネクタ部37よりも先端側の第1接続ランド群40に接続し、残りをコネクタ部37より基端側の第2接続ランド群41に接続している。このため、例えば、信号線の全てを1箇所のエリアに位置する接続ランド群に接続する場合と比較して、各接続ランド間の距離や、配線パターンの配線間距離を変えずに2倍の本数の配線を接続できる。また、コネクタ部37が、第1、第2接続ランド群40、41とは反対側の面に設けられているため、第1、第2接続ランド群40、41に接続される信号線30aの邪魔にならない。
図6に示すように、配線パターン43は、基板本体36の上面36Aにプリントされた複数の配線43aから構成されている。配線43aは、第1、第2接続ランド40a、41aと、コネクタ部37の端子が固定される固定用ランド(図示せず)との間に形成されている。コネクタ部37の端子は、上面36Aから突出し、上記の固定用ランドにハンダ付けされる。これにより、コネクタ部37の各端子は、配線43aを介して第1、第2接続ランド40a、41aのいずれかに接続される。
基板本体36の一部、第1、第2接続ランド群40、41、及び第1、第2接続ランド群40、41に接続された信号線30aには、第1、第2被覆部材38A、38Bが被覆される。本実施形態では、第1、第2被覆部材38A、38Bとして熱収縮チューブを用いる。
以下では、基板本体36について、第1被覆部材38Aにより被覆される箇所を第1被覆箇所36C、第2被覆部材38Bにより被覆される箇所を第2被覆箇所36D、コネクタ部37が配される箇所をコネクタ部配設箇所36Eという3箇所に分けて説明する。第1、第2被覆箇所36C、36Dは、長手方向Xにおける位置が互いに異なる。コネクタ部配設箇所36Eは、長手方向Xにおいて、第1、第2被覆箇所36C、36Dの間に位置する。
基板本体36は、第1、第2被覆箇所36C、36Dの幅、すなわち幅方向Yの寸法が、コネクタ部配設箇所36Eの幅よりも小さく形成されている。第1被覆箇所36Cは、基板本体36の先端部に位置し、第1接続ランド群40及び固定部42が設けられている。
本実施形態では、コネクタ部配設箇所36Eは一定の幅D1で形成されており、第1、第2被覆箇所36C、36Dは、幅D1より小さい幅D2で形成されている部分を有する。第1被覆箇所36Cには、第1接続ランド群40及び固定部42よりも先端側の位置にケーブル支持部36Fを有する。ケーブル支持部36Fは、幅D2よりも狭く、ケーブル30の直径と同じ寸法に形成されている。これにより、第1被覆部材38Aで被覆した場合、ケーブル30が基板本体36に密着しやすくなっている。
第2被覆箇所36Dは、基板本体36の基端部に位置し、第2接続ランド群41が設けられている。第2被覆箇所36Eは、第2接続ランド群41よりも基端側の位置に、抜け止め部36Gを有する。抜け止め部36Gは、幅D2よりも直径が大きい半円状に形成されており、基板本体36の先端側から基端側に向かって幅が狭くなるように配置されている。なお、抜け止め部36Gにおいて最も幅の広い部分は、幅D2よりも大きく、かつ幅D1よりも小さく形成されている。
第2被覆箇所36Dは、固定部42が無く、ケーブル30を密着させる部分も無いため、第1被覆箇所36Cよりも長手方向Xの寸法が小さく形成されている。このため、もしも抜け止め部36Gが無い場合、第2被覆部材38Bが軸方向に離脱しやすくなるが、本実施形態では、第2被覆箇所36Dに抜け止め部36Gを有しているので、第2被覆部材38Bが抜け止め部36Gに係止される(図8(B)参照)。これにより、第2被覆部材38Bが離脱することがない。
コネクタ部配設箇所36Eは、コネクタ部37と、配線パターン43とが設けられている。配線パターン43は、上述したように複数の配線43aからなり、コネクタ部配設箇所36Eは、コネクタ部37の周囲に配線43aが密集している配置となっている。なお、第1、第2被覆箇所36C、36Dは、コネクタ部配設箇所36Eよりも配線43aが少ない。
以下では、ケーブル接続用基板32の組付工程について説明する。なお、ケーブル接続用基板32の組付工程前の時点では、カメラモジュール24の組付工程が完了しており、カメラモジュール24からはケーブル30が延設されている。先ず、図5に示すように、ケーブル30から引き出された信号線30aを第1、第2接続ランド群40、41に接続し、ケーブル30の編組線30cを固定部42に固定する。この状態を保持したまま、図7(A)及び図8(A)に示すように、第1被覆箇所36Cを第1被覆部材38Aで覆い、第2被覆箇所36Dを第2被覆部材38Bで覆う。この状態では、第1、第2被覆部材38A、38Bと基板本体36との間には隙間があり、密着していない。
次に、熱収縮チューブである第1、第2被覆部材38A、38Bを加熱する。これにより、図7(B)及び図8(B)に示すように、第1、第2被覆部材38A、38Bは収縮して基板本体36と密着する。このようにして、第1被覆部材38Aは、第1接続ランド群40、固定部42、第1接続ランド群40に接続された信号線30a,固定部42に固定されたケーブル30及び基板本体36の第1被覆箇所36Cを被覆する。一方、第2被覆部材38Bは、第2接続ランド群41、第2接続ランド群41に接続された信号線30a及び基板本体36の第2被覆箇所36Dを被覆する。
以上のように組み付けられたケーブル接続用基板32をコネクタ受け34に接続する場合、先ず、図3に示すように、挿入部18の本体部18bの内部に、ケーブル接続用基板32の基端からケーブル30を通す。そして、コネクタ部37をコネクタ受け34と対面させた状態から、基板本体36を底面36a側へ向けて移動させ、コネクタ本体37aを溝34に差し込む。これにより、コネクタ部37の各端子が、コネクタ受け34に設けられた端子(図示せず)と当接し、ケーブル接続用基板32とコネクタ受け34とが電気的に接続される。
上述したように、信号線30aが第1、第2被覆部材38A、38Bにより被覆されているため、信号線30aが引っ掛かることがなく、本体部18b内にケーブル30を通す作業を容易に行うことができる。また、基板本体36の基端部に位置する抜け止め部36Gが半円状に形成されているため、第2被覆部材38Bも抜け止め部36Gと同様の形状に収縮する。これにより、本体部18bに対してケーブル接続用基板32をスムーズに挿入することができる。
さらに、基板本体36は、第1、第2被覆箇所36C、36Dの幅が、コネクタ部配設箇所36Eの幅よりも小さく形成されているので、第1、第2被覆部材38A、38Bの厚みを考慮しても、ケーブル接続用基板32の外形寸法の増加を抑制している。これにより、ケーブル接続用基板32自体が挿入部18内において引っ掛かることや、挿入部18の内径及び外径の拡大を防止することができる。また、上述したように、コネクタ部配設箇所36Eは、配線43aが密集しているため幅を小さくすることが難しいが、第1、第2被覆箇所36C、36Dは、コネクタ部配設箇所36Eよりも配線43aが少ない。このため、第1、第2被覆箇所36C、36Dは、コネクタ部配設箇所36Eよりも幅を小さく加工することが容易となっている。
また、ケーブル30の固定部42に固定された部分が第1被覆部材38Aにより被覆されているため、ケーブル30が基板本体36に密着している。このため、本体部18b内にケーブル30を通す作業をさらに容易に行うことができる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、基板本体36を形成する工程について説明する。なお、基板本体36を形成する工程を除く、部品等の構成は上記第1実施形態のケーブル接続用基板32と同様である。図9(A)は、基板本体36の外形を形成する前の状態であり、不要な捨て基板45と一体に形成され、第1、第2接続ランド群40、41、固定部42、配線パターン43などが面付けされたプリント基板46を示す。
プリント基板46は、1枚の中に基板本体36となる製品部47が複数形成された多面取り基板である。プリント基板46では、基板本体36の外形に沿った複数のスリット48が形成されており、製品部47と、捨て基板45とが凸部49を介して連結した状態となっている。スリット48は、切削加工などにより形成されている。凸部49は、上記第1実施形態で説明した第1、第2被覆箇所36C、36Dから突出する位置に形成されている。なお、凸部49は、長手方向Xにおける第1、第2接続ランド群40、41が無い部分に形成することが好ましい。
そして、図9(B)に示すように、プリント基板46を切断または切削加工し、凸部49を残した状態で製品部47から捨て基板45が切り離される。さらに、捨て基板45が切り離された後、図9(C)に示すように、例えばリューターなどの切削工具を用いて凸部49を削り落とすことにより製品部47から凸部49が取り除かれる。
以上の工程により形成された基板本体36では、上記第1実施形態と同様に、第1、第2被覆箇所36C、36Dの幅が、コネクタ部配設箇所36Eの幅よりも小さく形成されている。そして、上述したように、捨て基板45を切り離す際に製品部47に残される凸部49は、第1、第2被覆箇所36C、36Dから突出して形成されているので、配線パターン43が密集するコネクタ部配設箇所36Eに影響することが無い。このため、凸部49を取り除く際、配線パターン43を傷付けることがない。
また、凸部49は、コネクタ部配設箇所36Eよりも幅が小さい第1、第2被覆箇所36C、36Dに形成されている分、コネクタ部配設箇所36Eに形成されている場合よりも面積を大きくすることができる。もしこのような凸部の面積が小さい場合、切削量が少なく、直ぐに製品部47に到達してしまうため、製品部47を傷付けてしまう。これに対して、本実施形態では、凸部49に十分な面積があるため、例えば、切削作業を複数回に分けて少しずつ削り落とすことが可能であり、製品部47に傷を付けにくい。
第2実施形態の変形例としては、図10に示すように、捨て基板45を切り離す際に製品部47に残される凸部49を、製品部47の先端及び基端から長手方向Xに沿って突出するように形成してもよい。これにより、凸部49は、配線パターン43が密集するコネクタ部配設箇所36Eから離れた位置に形成されているので、配線パターン43に傷を付ける可能性がさらに低くなる。
また、上記第2実施形態では、凸部49を取り除く際、削り落とす作業を行っているが、これに限らず、凸部49を含む部分を切断したり、凸部49と製品部との間にV字状の溝を予め形成しておき、溝に沿って折り割ることで凸部49を取り除いてもよい。
[第3実施形態]
上記第1及び第2実施形態では、基板本体36の基端及び先端に、ケーブル支持部36F及び抜け止め部36Gなどを形成して、基板本体36の外形を複雑に形成しているが、これに限るものではなく、第3実施形態における基板本体では、ケーブル支持部36F及び抜け止め部36Gなどを無くし、シンプルな形状とする。具体的には、図11(A)に示すように、コネクタ部配設箇所50Eを一定の幅D1、第1、第2被覆箇所50C、50Dを一定の幅D2とする基板本体50を形成する。これにより、ケーブル接続用基板の外形寸法の増加を抑制し、且つ基板本体50のコスト低減を図ることができる。また、この場合、一定の幅D1を有する長方形板状のプリント基板から第1、第2被覆箇所50C、50Dに相当する部分を一定の幅D2とするように切削加工してもよい。
本実施形態の基板本体50を用いたケーブル接続用基板の組付工程について説明する。なお、本実施形態のケーブル接続用基板の構成は、基板本体50以外、上記第1実施形態のケーブル接続用基板32の部品と同様であり、特に必要のある場合を除き、同符号を付して説明を省略する。また、基板本体50には、上記第1実施形態の基板本体36と同様に、上面には、第1接続ランド群40、第2接続ランド群41、固定部42、配線パターン43(図示せず)が、底面には、コネクタ部37が設けられている。
先ず、上記第1実施形態と同様に、ケーブル30から引き出された信号線30aを第1、第2接続ランド群40、41に接続し、ケーブル30の編組線30cを固定部42に固定する。この状態を保持したまま、図11(B)に示すように、第1被覆箇所50Cを第1被覆部材38Aで覆い、第2被覆箇所36Dを第2被覆部材38Bで覆う。この状態では、第1、第2被覆部材38A、38Bと基板本体50との間には隙間があり、密着していない。なお、第1、第2被覆部材38A、38Bは、第1、第2被覆箇所50C、50Dの長手方向Xにおける長さL1、L2よりも長いものを使用する。また、本実施形態では、第2被覆箇所50Dに接着剤等を塗布して硬化させることにより、抜け止め部51を形成している。抜け止め部51は、第2被覆箇所50Dの幅D2の範囲内から突出しないように形成することが好ましい。
次に、熱収縮チューブである第1、第2被覆部材38A、38Bを加熱する。これにより、図11(C)に示すように、第1、第2被覆部材38A、38Bは収縮して基板本体50と密着する。このようにして、第1被覆部材38Aは、第1接続ランド群40、固定部42、第1接続ランド群40に接続された信号線30a,固定部42に固定されたケーブル30及び基板本体36の第1被覆箇所50Cを被覆する。一方、第2被覆部材38Bは、第2接続ランド群41、第2接続ランド群41に接続された信号線30a及び基板本体50の第2被覆箇所50Dを被覆する。
上述したように、第1、第2被覆部材38A、38Bは、第1、第2被覆箇所50C、50Dの長手方向Xにおける長さL1、L2よりも長いものを使用しているので、第1、第2被覆部材38A、38Bを加熱して収縮させた場合、第1被覆部材38Aの先端部はケーブル30に直接密着し、第2被覆部材38Bの基端部は、幅D2よりも外径が小さい円筒部52となる。上記第1及び第2実施形態と同様に、信号線30aが第1、第2被覆部材38A、38Bにより被覆されているため、信号線30aが引っ掛かることがなく、本体部18b内にケーブル30を通す作業を容易に行うことができる。また、第2被覆部材38Bの基端部に、外径が小さい円筒部52を形成しているので、本体部18bに対してケーブル接続用基板をスムーズに挿入することができる。
[第4実施形態]
上記各実施形態では、基板本体36の一方の面に別部品であるコネクタ部37を設けているが、これに限らず、図12に示す第4実施形態のように、基板本体の一部をコネクタ部として構成するようにしてもよい。本実施形態におけるケーブル接続用基板55は、基板本体56と、第1、第2被覆部材38A,38Bとから構成される。なお、図13は、ケーブル接続用基板55の組付工程の途中であり、第1、第2被覆部材38A,38Bを被覆する前の状態である。
基板本体56の上面には、上記第1実施形態の基板本体36と同様の第1、第2接続ランド群40、41、固定部42の他、端子群57、配線パターン58が形成されている。端子群57は、複数の端子から構成され、第1接続ランド群40と第2接続ランド群41との間に形成されている。
配線パターン58は、基板本体56の上面にプリントされた複数の配線から構成され、端子群57の各端子は、配線パターン58を介して第1、第2接続ランド40a、41aのいずれかに接続される。端子群57の先端側及び後端側には、基板本体56の一方の側部を切り欠くことによって形成された一対の切り欠き56A、56Bを有する。本実施形態では、基板本体56における切り欠き56A、56Bの間に位置する部位と、端子群57からコネクタ部59が構成される。
コネクタ部59は、内視鏡に設けられたコネクタ受け60に接続される。切り欠き56A、56Bは、コネクタ部59をコネクタ受け60に接続する際に、コネクタ受け60との干渉を避けるための逃げ部として機能する。
基板本体56の一部、第1、第2接続ランド群40、41、及び第1、第2接続ランド群40、41に接続された信号線30aには、上記第1実施形態と同様の第1、第2被覆部材38A、38Bが被覆される。
以下では、基板本体56について、上記第1実施形態の基板本体36と同様に、第1被覆部材38Aにより被覆される箇所を第1被覆箇所56C、第2被覆部材38Bにより被覆される箇所を第2被覆箇所56D、コネクタ部59が配される箇所をコネクタ部配設箇所56Eという3箇所に分けて説明する。第1、第2被覆箇所56C、56Dは、長手方向Xにおける位置が互いに異なる。コネクタ部配設箇所56Eは、長手方向Xにおいて、第1、第2被覆箇所56C、56Dの間に位置する。
基板本体56は、第1、第2被覆箇所56C、56Dの幅、すなわち幅方向Yの寸法が、コネクタ部配設箇所56Eの幅よりも小さく形成されている。なお、第1、第2被覆箇所56C、56Dは、上記第1実施形態で説明した第1、第2被覆箇所36C、36Dの形状及び構成と同様である。
本実施形態では、コネクタ部配設箇所56Eは切り欠き56A、56Bを除く部分が一定の幅D1(図13参照)で形成されており、第1、第2被覆箇所56C、56Dは、幅D1より小さい幅D2(図13参照)で形成されている部分を有する。これにより、ケーブル接続用基板55の外形寸法の増加を抑制している。コネクタ部配設箇所56Eは、コネクタ部59と、配線パターン58とが設けられている。
本実施形態のケーブル接続用基板55の組付工程については、上記第1実施形態のケーブル接続用基板32の組付工程と同様であり、先ず、ケーブル30から引き出された信号線30aを第1、第2接続ランド群40、41に接続し、ケーブル30の編組線30cを固定部42に固定する。この状態を保持したまま、第1被覆箇所56Cを第1被覆部材38Aで覆い、第2被覆箇所56Dを第2被覆部材38Bで覆う。次に、第1、第2被覆部材38A、38Bを加熱する。これにより、第1、第2被覆部材38A、38Bは収縮して基板本体56と密着する。
以上のように組み付けられたケーブル接続用基板55は、上記各実施形態のケーブル接続用基板と同様に、挿入部18の本体部18bの内部を通され、コネクタ受け60に接続される。上記各実施形態と同様に、信号線30aが第1、第2被覆部材38A、38Bにより被覆されているため、信号線30aが引っ掛かることがなく、本体部18b内にケーブル30を通す作業を容易に行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、細部の構成は適宜変更できる。また、ケーブル接続用基板とコネクタ受けとの接続位置は自由に設定できるので、内視鏡の操作部内、またはプロセッサ装置内で、ケーブル接続用基板をコネクタ受けに接続してもよい。
また、カメラモジュールを内蔵した光学式の内視鏡を例に説明をしたが、超音波センサを内蔵した超音波式の内視鏡に本発明を適用してもよい。さらに、医療用の内視鏡に限定されず、工業用の内視鏡に本発明を適用してもよい。
10 内視鏡システム
12 電子内視鏡
14 プロセッサ装置
16 モニタ
18 挿入部
18a 先端部
18b 本体部
24 カメラモジュール
30 ケーブル
30a 信号線
30b 絶縁体
30c 編組線
30d 外皮
32 ケーブル接続用基板
34 コネクタ受け
36 基板本体
36A 上面
36B 底面
36C 第1被覆箇所
36D 第2被覆箇所
36E コネクタ部配設箇所
36F ケーブル支持部
36G 抜け止め部
37 コネクタ部
37a コネクタ本体
38A 第1被覆部材
38B 第2被覆部材
40 第1接続ランド群
40a 第1接続ランド
41 第2接続ランド群
41a 第2接続ランド
42 固定部
43 配線パターン
45 捨て基板
46 プリント基板
47 製品部
48 スリット
49 凸部
50 基板本体
50C 第1被覆箇所
50D 第2被覆箇所
50E コネクタ部配設箇所
51 抜け止め部
52 円筒部
55 ケーブル接続用基板
56 基板本体
56A、56B 切り欠き
56C 第1被覆箇所
56D 第2被覆箇所
56E コネクタ部配設箇所
57 端子群
58 配線パターン
59 コネクタ部
60 コネクタ受け
D1、D2 幅
L1、L2
X 長手方向
Y 幅方向

Claims (12)

  1. 挿入部の先端部に組み込まれる電子装置と、前記電子装置から延設されている複数の信号線からなるケーブルと、コネクタ受けとを有する内視鏡に用いられる内視鏡のケーブル接続用基板であって、
    長尺板状に形成された基板本体と、
    前記基板本体の一端に設けられ、前記ケーブルが固定される固定部と、
    前記基板本体に設けられ、前記コネクタ受けと電気的に接続されるコネクタ部と、
    前記基板本体に設けられ、前記基板本体の長手方向において前記コネクタ部と異なる位置に配され、前記信号線がそれぞれ接続される接続ランド群と、
    前記基板本体に設けられ、前記コネクタ部と前記接続ランド群との間に形成された配線パターンと、
    前記基板本体の一部、前記接続ランド群、および前記接続ランド群に接続された信号線を被覆する被覆部材とを備え、
    前記基板本体は、前記被覆部材により被覆される被覆箇所の幅が、前記コネクタ部が配されるコネクタ部配設箇所の幅よりも小さい内視鏡のケーブル接続用基板。
  2. 前記固定部は、前記被覆箇所に設けられており、
    前記ケーブルは、前記固定部に固定された部分が、前記被覆部材により被覆される請求項1記載の内視鏡のケーブル接続用基板。
  3. 前記接続ランド群は、前記基板本体の長手方向における位置が互いに異なるエリアに設けられた第1、第2接続ランド群から構成される請求項1または2記載の内視鏡のケーブル接続用基板。
  4. 前記被覆箇所は、前記基板本体の長手方向における位置が互いに異なる第1、第2被覆箇所から構成され、
    前記第1被覆箇所は、前記第1接続ランド群および前記固定部が設けられ、
    前記第2被覆箇所は、前記第2接続ランド群が設けられている請求項3記載の内視鏡のケーブル接続用基板。
  5. 前記第2被覆箇所は、前記被覆部材を係止する抜け止め部を有する請求項4記載の内視鏡のケーブル接続用基板。
  6. 前記コネクタ部配設箇所は、前記基板本体の長手方向において、前記第1、第2被覆箇所の間に位置する請求項4または5記載の内視鏡のケーブル接続用基板。
  7. 前記被覆部材は熱収縮チューブである請求項1ないし6のいずれか1項記載の内視鏡のケーブル接続用基板。
  8. 前記接続ランド群は、前記基板本体の一方の面に設けられており、前記コネクタ部は、前記基板本体の他方の面に設けられている請求項1ないし7のいずれか1項記載の内視鏡のケーブル接続用基板。
  9. 挿入部と、
    前記挿入部の先端部に組み込まれる電子装置と、
    前記電子装置から延設されている複数の信号線からなるケーブルと、
    コネクタ受けと、
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載の内視鏡のケーブル接続用基板と、
    を備える内視鏡。
  10. 挿入部の先端部に組み込まれる電子装置と、前記電子装置から延設されている複数の信号線からなるケーブルと、コネクタ受けとを有する内視鏡に用いられ、長尺板状に形成された基板本体と、前記基板本体の一端に設けられ、前記ケーブルが固定される固定部と、前記基板本体に設けられ、前記コネクタ受けと電気的に接続されるコネクタ部と、前記基板本体に設けられ、前記基板本体の長手方向において前記コネクタ部と異なる位置に配され、前記信号線がそれぞれ接続される接続ランド群と、前記基板本体に設けられ、前記コネクタ部と前記接続ランド群との間に形成された配線パターンと、前記基板本体の一部、前記接続ランド群、および前記接続ランド群に接続された信号線を被覆する被覆部材とを備える内視鏡のケーブル接続用基板の製造方法であって、
    前記基板本体の外形を形成する際、前記被覆部材により被覆される被覆箇所の幅を、前記コネクタ部が配されるコネクタ部配設箇所の幅よりも小さく形成する内視鏡のケーブル接続用基板の製造方法。
  11. 前記基板本体は、不要な捨て基板と一体に形成され、前記配線パターン及び前記接続ランド群が面付けされたプリント基板を切断または切削加工し、前記被覆箇所から突出する凸部を残して前記捨て基板が切り離される請求項10記載の内視鏡のケーブル接続用基板の製造方法。
  12. 前記凸部は、前記基板本体から前記捨て基板が切り離された後、削り落とすことにより前記基板本体から取り除かれる請求項11記載の内視鏡のケーブル接続用基板の製造方法。
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