JP2020061907A - コイル基板とモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 高い効率を有するモータの提供【解決手段】 実施形態の筒状のコイル基板は、フレキシブル基板22とフレキシブル基板22上のコイルCで形成されている。そして、実施形態のコイル基板20を磁石48の周りに配置することで、磁石48と実施形態のコイル基板20でモータ10が形成されると、モータ10の回転軸に対して垂直な方向におけるコイルの長さL2と磁石の長さL3は略等しい。【選択図】 図2
Description
本発明は、コイル基板とモータに関する。
特許文献1は、マグネットと、マグネットの周りに配置される円筒状の界磁コイルとから成るDCブラシレスモータを開示している。
[特許文献の課題]
特許文献1の図3に示されるように、特許文献1では、マグネットの長さより界磁コイルの長さが長い。そのため、界磁コイルを形成する巻線の一部のみがマグネットと対向すると考えられる。マグネットに対向していない巻線はモータのトルクに影響しないと推測される。特許文献1では、高い効率を有するモータを提供することは難しいと予想される。
特許文献1の図3に示されるように、特許文献1では、マグネットの長さより界磁コイルの長さが長い。そのため、界磁コイルを形成する巻線の一部のみがマグネットと対向すると考えられる。マグネットに対向していない巻線はモータのトルクに影響しないと推測される。特許文献1では、高い効率を有するモータを提供することは難しいと予想される。
本発明のコイル基板は、筒状のフレキシブル基板と前記フレキシブル基板上のコイルとからなる。そして、前記コイル基板を磁石の周りに配置することで前記磁石と前記コイル基板でモータが形成されると、前記モータの回転方向に対して垂直な方向における前記コイルの長さと前記磁石の長さは略等しい。
本発明のモータは、磁石と前記磁石の周りに配置されるコイル基板で形成されている。そして、前記コイル基板は、筒状のフレキシブル基板と前記フレキシブル基板上のコイルで形成されている。また、前記コイル基板を前記磁石の周りに配置することで前記磁石と前記コイル基板で前記モータが形成されると、前記モータの回転方向に対して垂直な方向における前記コイルの長さと前記磁石の長さは略等しい。
[実施形態の効果]
本発明の実施形態のコイル基板が磁石の周りに配置されると、モータの回転方向に対して垂直な方向におけるコイルの長さと磁石の長さは略等しい。コイルの大部分が磁石と対向する。そのため、モータの効率を高くすることができる。コイルの長さが過剰でないので、コイル基板を軽くすることができる。そのため、コイル基板が回転する場合、モータの効率を高くすることができる。
本発明の実施形態のコイル基板が磁石の周りに配置されると、モータの回転方向に対して垂直な方向におけるコイルの長さと磁石の長さは略等しい。コイルの大部分が磁石と対向する。そのため、モータの効率を高くすることができる。コイルの長さが過剰でないので、コイル基板を軽くすることができる。そのため、コイル基板が回転する場合、モータの効率を高くすることができる。
図1(A)は、実施形態のモータ10を示す模式図である。モータ10の例は、直流モータである。モータ10は、磁石48と磁石48を囲んでいるコイル基板20とを有する。図1(B)に示されるように、モータはコイル基板20から延びる端子用基板26を有することができる。モータ10は、さらに、図示されていない整流子とブラシとハウジングを有することができる。実施形態では、コイル基板20が回転するが、磁石48が回転してもよい。モータ10の回転方向Rは図1(C)に示されている。図1(C)に示されるように、磁石48とコイル基板20との間に空間(空洞)AHが存在する。
図1(B)は、図1(A)に示されているコイル基板20を形成するための中間基板200を示す。中間基板200はフレキシブル基板22とフレキシブル基板22上に形成されているコイルCで形成されている。図1(B)内のコイルCの巻き数は1である。図1(B)には、中間基板200に繋がっている端子用基板26も描かれている。端子用基板26はコイル基板20に直接繋がっている。端子用基板26とコイル基板20は1つのフレキシブル基板22で形成されている。端子用基板26上に端子Tが形成されている。
コイルCの例が図2(A)に示される。コイルCは外端OEと内端IEと外端OEと内端IEとの間に形成されている配線Wで形成されている。配線Wは、渦巻き状に形成されている。配線Wは外端OEから内端IEに向かって渦巻き状に形成されている。あるいは、配線Wは内端IEから外端OEに向かって渦巻き状に形成されている。図2(A)に示されるコイルCの形状はほぼ六角形である。コイルCの形状は、円や楕円や多角形であっても良い。図2(A)中のコイルCの巻き数は3である。巻き数は4以上であっても良い。
コイルCはプリント配線板の技術で形成されていて、コイルCを形成する配線はめっきにより形成されている。あるいは、コイルCを形成する配線は銅箔をエッチングすることで形成される。コイルCを形成する配線は、セミアディティブ法やサブトラクティブ法で形成される。
フレキシブル基板22は、短辺20Sと長辺20Lとを有する。フレキシブル基板22は、第1面Fと第1面Fと反対側の第2面Sとを有する。フレキシブル基板22の例はポリイミド製の絶縁基板である。
実施形態では、N個のコイルCが長辺20Lに沿って一列に形成される。Nは自然数である。隣接するコイルC間にギャップGが存在する。図1(B)の例では、フレキシブル基板22の第1面F上に3個のコイルCが形成されている。図面上、上に描かれているコイルCは第1コイルC1であり、中央に描かれているコイルCは第2コイルC2であり、下に描かれているコイルCは第3コイルC3である。
図1(B)に示されるように、中間基板200は、接続線cLと接続線cLと、端子Tを接続する端子用配線tLを含むことができる。m番目のコイルCと(m+1)番目のコイルCは接続線cLにより直列に繋げられる。N番目のコイルCと1番目のコイルCは接続線cLにより直列に繋げられる。mは自然数である。
端子用配線tLは、m番目のコイルCと(m+1)番目のコイルCとを接続する接続線cLから延びる配線とN番目のコイルCと1番目のコイルCとを接続する接続線cLから延びる配線を含む。図1(B)中、点線で描かれている接続線cLは第2面S上に形成されている。接続線cLは、第1面F上の導体回路と第2面S上の導体回路とフレキシブル基板22を貫通するビア導体の内、少なくとも1つの導体で形成される。
端子用配線tLは、m番目のコイルCと(m+1)番目のコイルCとを接続する接続線cLから延びる配線とN番目のコイルCと1番目のコイルCとを接続する接続線cLから延びる配線を含む。図1(B)中、点線で描かれている接続線cLは第2面S上に形成されている。接続線cLは、第1面F上の導体回路と第2面S上の導体回路とフレキシブル基板22を貫通するビア導体の内、少なくとも1つの導体で形成される。
フレキシブル基板22を筒状に巻くことで筒状のコイル基板20が形成される。中間基板200を筒状に巻くことで筒状のコイル基板20が形成される。コイル基板20の形状は円筒であることが好ましい。筒状のコイル基板20を磁石48の周りに配置することで、図1(A)に示されるモータ10が得られる。
図2(B)と図2(C)は、実施形態のモータ10を形成するコイルCと磁石48との関係を示す。図2(B)と図2(C)に示される関係は位置や長さである。コイルCは長さL3を有する。コイル基板20は長さL1を有する。磁石48は長さL2を有する。これらの長さL1、L2、L3は、磁石48の軸方向の長さである。図2(D)中に示されるように、コイルCの長さL2は、コイルCの最も外側の配線OWに接する線(磁石の軸方向に垂直な線)l1、l2間の距離を意味する。外側の配線OWに接する線l1、l2は、外側の配線OWと交差しない。モータの回転方向Rと磁石48の軸方向は直交している。磁石48の軸方向を軸方向と称することができる。
図2(C)に示されるように、コイル基板20のコイルCと磁石48は対向する。コイルCの長さL2と磁石48の長さL3が略等しい。これにより、コイルCの大部分が磁石と対向する。コイルによって作られる磁束を効率的にトルクに変換することができる。図2(C)では、コイルCの長さと磁石48の長さは等しい。軸方向において、コイルCと磁石48は完全に対向している。
図1(B)と図2(B)に示されるように、コイル基板20は、第2領域202と第2領域202を挟む第1領域201と第3領域203に分割することができる。第1領域201に端子用基板26が直接繋がっている。第1領域201に接続線cLと端子用配線tLが形成されている。第1領域201にコイルCは形成されていない。第2領域202にコイルCが形成されている。第2領域202に接続線cLを形成することができる。第3領域203にコイルCは形成されていない。第3領域203に導体回路は形成されていない。第1領域201と第3領域203にコイルCが形成されていない。そのため、コイル基板20の重さを小さくすることができる。コイル基板20が回転する場合、抵抗が小さい。高い効率を有するモータ10を提供することができる。
実施形態において、図2(B)では、磁石48の軸方向の長さL3と、コイルCの軸方向に沿った長さL2がほぼ等しい。更に、実施形態では、磁石48の長さL3とコイルCの長さL2とが重なるように、コイルCが配置される。即ち、磁石48の長さL3内に、長さL2を有するコイルCが配置されている。
10 モータ
20 コイル基板
22 フレキシブル基板
C1 第1コイル
C2 第2コイル
C3 第3コイル
T 端子
20 コイル基板
22 フレキシブル基板
C1 第1コイル
C2 第2コイル
C3 第3コイル
T 端子
Claims (3)
- 筒状のフレキシブル基板と前記フレキシブル基板上のコイルとからなるコイル基板であって、
前記コイル基板を磁石の周りに配置することで前記磁石と前記コイル基板でモータが形成されると、前記モータの回転方向に対して垂直な方向における前記コイルの長さと前記磁石の長さは略等しい。 - 請求項1のコイル基板であって、前記コイルと前記磁石が向かい合うように、前記コイル基板は前記磁石の周りに配置される。
- 磁石と、
請求項1のコイル基板、とからなるモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193496A JP2020061907A (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | コイル基板とモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193496A JP2020061907A (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | コイル基板とモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020061907A true JP2020061907A (ja) | 2020-04-16 |
Family
ID=70220450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018193496A Pending JP2020061907A (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | コイル基板とモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020061907A (ja) |
-
2018
- 2018-10-12 JP JP2018193496A patent/JP2020061907A/ja active Pending
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