JP2020061851A - モータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイナミックブレーキ回路の異常発熱を回避するモータ駆動装置を提供する。【解決手段】モータ駆動装置1は、コンバータ11と、インバータ12と、DCリンクコンデンサ13と、モータ3の端子間に設けられた抵抗器21及びスイッチ22を有し、機器の動作時におけるモータ3の駆動時、スイッチ22を開状態としてモータ3の端子間を開放し、モータ3の駆動中における機器の停止時、スイッチ22を閉状態として抵抗器21を介してモータ3の端子間を短絡することにより、モータ3の制動を行うダイナミックブレーキ回路20と、ダイナミックブレーキ回路20とモータ3との間に設けられたスイッチ31,32を有し、機器の停止中、モータ3の発電電力が所定値以上である場合に、スイッチ31,32を開状態としてダイナミックブレーキ回路20をモータ3の端子間から切り離す切離回路30とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、モータ駆動装置に関する。
工作機械、産業機械、又は、ロボットなどの機械(機器)に用いられるモータを駆動するモータ駆動装置が知られている。このようなモータ駆動装置は、機器の停止時に、モータを速やかに停止させるためのダイナミックブレーキ回路を有する(例えば、特許文献1又は2参照)。
ダイナミックブレーキ回路は、モータの端子間に設けられた抵抗器及びスイッチ(例えば、b接点の電磁接触型リレー(ノーマリクローズ:コイルに電流が流れるとオープン))を有する。機器の動作時におけるモータ駆動時、ダイナミックブレーキ回路は、スイッチを開状態としてモータの端子間を開放する。一方、モータ駆動中における機器の停止時、ダイナミックブレーキ回路は、スイッチを閉状態として抵抗器を介してモータの端子間を短絡し、モータの回転エネルギーを熱消費させることにより、モータの制動を行う。
一般に、ダイナミックブレーキ回路は、機器の停止中、不意にモータが回転しないようにするため、スイッチを閉状態にし、抵抗器を介してモータの端子間を短絡した状態を保持する。
しかし、ダイナミックブレーキ回路が作動している状態で、外部からの何らかの動力によりモータが駆動されるような異常状態が生じると、モータが発電機として作用し、ダイナミックブレーキ回路の抵抗器が異常発熱(過熱)する可能性がある。
しかし、ダイナミックブレーキ回路が作動している状態で、外部からの何らかの動力によりモータが駆動されるような異常状態が生じると、モータが発電機として作用し、ダイナミックブレーキ回路の抵抗器が異常発熱(過熱)する可能性がある。
本発明は、ダイナミックブレーキ回路の異常発熱を回避するモータ駆動装置を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係るモータ駆動装置(例えば、後述のモータ駆動装置1)は、電源(例えば、後述の交流電源2)からの交流電力を入力し、機器に用いられるモータ(例えば、後述のモータ3)を駆動するモータ駆動装置であって、前記電源からの交流電力を直流電力に変換するコンバータ(例えば、後述のコンバータ11)と、前記コンバータからの前記直流電力を交流電力に変換して前記モータに供給するインバータ(例えば、後述のインバータ12)と、前記コンバータと前記インバータとの間のDCリンク部に設けられたDCリンクコンデンサ(例えば、後述のDCリンクコンデンサ13)と、前記モータの端子間に設けられた抵抗器(例えば、後述の抵抗器21)及びスイッチ(例えば、後述のスイッチ22)を有し、前記機器の動作時における前記モータの駆動時、前記スイッチを開状態として前記モータの端子間を開放し、前記モータの駆動中における前記機器の停止時、前記スイッチを閉状態として前記抵抗器を介して前記モータの端子間を短絡することにより、前記モータの制動を行うダイナミックブレーキ回路(例えば、ダイナミックブレーキ回路20)と、前記ダイナミックブレーキ回路と前記モータとの間に設けられたスイッチ(例えば、後述のスイッチ31,32)を有し、前記機器の停止中、前記モータの発電電力が所定値以上である場合に、前記スイッチを開状態として前記ダイナミックブレーキ回路を前記モータの端子間から切り離す切離回路(例えば、後述の切離回路30)とを備える。
(2) (1)に記載のモータ駆動装置は、前記モータで発電された交流電力を整流及び平滑化して直流電力を生成する整流平滑化回路(例えば、後述の整流平滑化回路40)を更に備えてもよく、前記切離回路は、前記整流平滑化回路からの直流電力が所定値以上である場合に、前記スイッチを開状態として前記ダイナミックブレーキ回路を前記モータの端子間から切り離してもよい。
(3) (1)に記載のモータ駆動装置において、前記インバータは、前記モータで発電された交流電力を直流電力に変換して前記DCリンクコンデンサに供給する回生機能を有してもよく、前記切離回路は、前記DCリンクコンデンサの電力が所定値以上である場合に、前記スイッチを開状態として前記ダイナミックブレーキ回路を前記モータの端子間から切り離してもよい。
本発明によれば、ダイナミックブレーキ回路の異常発熱を回避するモータ駆動装置を提供することができる。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態の一例について説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るモータ駆動装置の回路構成を示す図である。図1に示すモータ駆動装置1は、工作機械、産業機械、又は、ロボットなどの機械(機器)に用いられるモータ3を駆動する装置である。
図1は、第1実施形態に係るモータ駆動装置の回路構成を示す図である。図1に示すモータ駆動装置1は、工作機械、産業機械、又は、ロボットなどの機械(機器)に用いられるモータ3を駆動する装置である。
このような機械(機器)は、動作指令を生成する数値制御装置と、数値制御装置からの動作指令に基づいてモータ駆動装置1の制御信号を生成し、モータ3を制御するアンプ(例えば、サーボアンプ)とを備える。
モータ駆動装置1は、例えば機器におけるアンプからの制御信号に基づいて、商用の三相交流電源2からの三相交流電力を入力し、モータ3を駆動する。
モータ駆動装置1は、コンバータ11と、インバータ12と、DCリンクコンデンサ13と、ダイナミックブレーキ回路(DB回路)20と、切離回路30と、整流平滑化回路40とを備える。
コンバータ11は、交流電源2からの交流電力を直流電力に変換する。コンバータ11は、例えば、パワー半導体素子及びパワー半導体素子に逆並列に接続されたダイオードのブリッジ回路を有するダイオード整流コンバータ又はPWMコンバータで構成される。
インバータ12は、コンバータ11からの直流電力を交流電力に変換し、この交流電力をモータ3に供給する。インバータ12は、例えば、パワー半導体素子及びこれに逆並列に接続されたダイオードを有するブリッジ回路から構成される。インバータ12は、これらのパワー半導体素子を制御部(図示せず)からの指令によりオンオフ制御(例えばPWM制御)することにより、直流電圧を所望の波形及び周波数の交流電圧に変換する。
また、インバータ12は、モータ3から回生される交流電力を直流電力に変換して、この直流電力をインバータ12とコンバータ11との間のDCリンク部に供給する。
DCリンクコンデンサ13は、コンバータ11とインバータ12との間のDCリンク部に設けられている。DCリンクコンデンサ13は、コンバータ11からの直流電力、及び、インバータ12からの直流電力(回生電力)を蓄える。また、DCリンクコンデンサ13は、コンバータ11又はインバータ12によって変換された直流電圧を平滑化する。
ダイナミックブレーキ回路20は、機器の停止時に、モータ3を速やかに停止させるためにモータ3の制動を行う。
ダイナミックブレーキ回路20は、モータ3の端子間(換言すれば、モータコイルの相間)にそれぞれ設けられた3個の抵抗器21と2個のスイッチ22とから構成される。図1では、U相端子、V相端子及びW相端子のうちの2つのV相端子及びW相端子にそれぞれスイッチ22が設けられたが、U相端子、V相端子及びW相端子のうちの少なくとも2つの端子にそれぞれスイッチ22が設けられればよい。すなわち、U相端子にもスイッチ22が設けられてもよい。
ダイナミックブレーキ回路20は、モータ3の端子間(換言すれば、モータコイルの相間)にそれぞれ設けられた3個の抵抗器21と2個のスイッチ22とから構成される。図1では、U相端子、V相端子及びW相端子のうちの2つのV相端子及びW相端子にそれぞれスイッチ22が設けられたが、U相端子、V相端子及びW相端子のうちの少なくとも2つの端子にそれぞれスイッチ22が設けられればよい。すなわち、U相端子にもスイッチ22が設けられてもよい。
スイッチ22としては、b接点の電磁接触型リレー(ノーマリクローズ:コイルに電流が流れるとオープン)等の機械接点式リレーが挙げられる。
機器の動作時におけるモータ3の駆動時、スイッチ22は開状態となる。これにより、ダイナミックブレーキ回路20は、モータ3の端子間を開放する。
一方、モータ3の駆動中における機器の停止時、例えばアンプからの制御信号に応じて、スイッチ22が閉状態となる。これにより、ダイナミックブレーキ回路20は、抵抗器21を介してモータ3の端子間を短絡し、モータ3の回転エネルギーを熱消費させ、モータ3の制動を行う。
一方、モータ3の駆動中における機器の停止時、例えばアンプからの制御信号に応じて、スイッチ22が閉状態となる。これにより、ダイナミックブレーキ回路20は、抵抗器21を介してモータ3の端子間を短絡し、モータ3の回転エネルギーを熱消費させ、モータ3の制動を行う。
また、機器の停止中、例えばアンプからの制御信号に応じて、スイッチ22が閉状態を保持する。これにより、ダイナミックブレーキ回路20は、外部からの何らかの動力によるモータ3の発電をも制動する(モータの発電制動)。
このように、ダイナミックブレーキ回路20は、機器の停止中、不意にモータが回転しないようにするため、スイッチ22を閉状態にし、抵抗器21を介してモータ3の端子間を短絡した状態を保持する。
しかし、ダイナミックブレーキ回路20が作動している状態で、外部からの何らかの動力によりモータ3が駆動されるような異常状態が生じると、モータ3が発電機として作用し、ダイナミックブレーキ回路20の抵抗器21が異常発熱(過熱)する可能性がある。
しかし、ダイナミックブレーキ回路20が作動している状態で、外部からの何らかの動力によりモータ3が駆動されるような異常状態が生じると、モータ3が発電機として作用し、ダイナミックブレーキ回路20の抵抗器21が異常発熱(過熱)する可能性がある。
そこで、本実施形態では、整流平滑化回路40と、切離回路30とを備える。
整流平滑化回路40は、モータ3の端子における交流電力を整流及び平滑化して直流電力を生成する。整流平滑化回路40は、整流回路41とコンデンサ(平滑化素子)42とを含む。整流回路41は、例えばダイオードのブリッジ回路を有するダイオード整流回路で構成される。これにより、整流回路41は、モータ3の端子における交流電力を整流する。コンデンサ42は、整流回路41によって整流された電力を平滑化する。
これにより、整流平滑化回路40は、機器の停止時、外部からの何らかの動力によりモータ3が駆動されるような異常状態が生じると、モータ3で発電された交流電力を整流及び平滑化して直流電力を生成する。
なお、本実施形態の整流平滑化回路40は、機器の動作時におけるモータ3の駆動時にもインバータ12からモータ3に供給される交流電力を整流及び平滑化して直流電力を生成する。
なお、本実施形態の整流平滑化回路40は、機器の動作時におけるモータ3の駆動時にもインバータ12からモータ3に供給される交流電力を整流及び平滑化して直流電力を生成する。
切離回路30は、整流平滑化回路40からの直流電力(例えば、直流電圧)が所定値以上である場合に、すなわちモータ3の端子における交流電力が所定値以上である場合に、前記ダイナミックブレーキ回路を前記モータの端子間から切り離す。
切離回路30は、ダイナミックブレーキ回路20とモータ3との間に設けられた2個のスイッチ31,32と、スイッチ31,32と整流平滑化回路40との間に直列に接続された抵抗器33とを有する。図1では、U相端子、V相端子及びW相端子のうちの2つのV相端子及びW相端子にそれぞれスイッチ31,32が設けられたが、U相端子、V相端子及びW相端子のうちの少なくとも2つの端子にそれぞれスイッチ31,32が設けられればよい。すなわち、U相端子にもスイッチが設けられてもよい。
スイッチ31,32としては、b接点の電磁接触型リレー(ノーマリクローズ:コイルに電流が流れるとオープン)等の機械接点式リレーが挙げられる。
スイッチ31,32のコイル側は、抵抗器33を介して整流平滑化回路40に接続される。スイッチ31,32の接点側は、ダイナミックブレーキ回路20とモータ3との間に接続される。
スイッチ31,32のコイル側は、抵抗器33を介して整流平滑化回路40に接続される。スイッチ31,32の接点側は、ダイナミックブレーキ回路20とモータ3との間に接続される。
機器の停止中、整流平滑化回路40からの直流電力(例えば、直流電圧)が所定値未満である場合に、すなわちモータ3の発電電力が所定値未満である場合に、スイッチ31,32の接点側は閉状態となる。これにより、切離回路30は、ダイナミックブレーキ回路20をモータ3の端子間に接続させる。
一方、機器の停止中、整流平滑化回路40からの直流電力(例えば、直流電圧)が所定値以上である場合に、すなわちモータ3の発電電力が所定値以上である場合に、スイッチ31,32の接点側は開状態となる。これにより、切離回路30は、ダイナミックブレーキ回路20をモータ3の端子間から切り離す。
このとき、抵抗器33は、スイッチ31,32のコイル側に過電圧が印加されることを抑制する。
このとき、抵抗器33は、スイッチ31,32のコイル側に過電圧が印加されることを抑制する。
なお、機器の動作時におけるモータ3の駆動時、整流平滑化回路40からの直流電力(例えば、直流電圧)によって、すなわちインバータ12からモータ3に供給される交流電力によって、スイッチ31,32の接点側は開状態となる。
以上説明したように、第1実施形態のモータ駆動装置1によれば、機器の停止中、ダイナミックブレーキ回路20が作動している状態で、外部からの何らかの動力によりモータが駆動されるような異常状態が生じた場合に、モータ3の発電電力を利用して、ダイナミックブレーキ回路20をモータ3の端子間から切り離すことができる。そのため、ダイナミックブレーキ回路20の抵抗器21の異常発熱(過熱)を回避することができ、ダイナミックブレーキ回路20を保護することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、モータ3の発電電力を整流平滑化回路40で整流平滑化して利用した。第2実施形態では、DCリンクコンデンサ13にチャージされた電力を利用する。
上述したように、インバータ12は、モータ3で発電された交流電力を直流電力に変換してDCリンクコンデンサ13に供給する回生機能を有する。これにより、DCリンクコンデンサ13にチャージされた電力は、モータ3の発電電力を反映する。
第1実施形態では、モータ3の発電電力を整流平滑化回路40で整流平滑化して利用した。第2実施形態では、DCリンクコンデンサ13にチャージされた電力を利用する。
上述したように、インバータ12は、モータ3で発電された交流電力を直流電力に変換してDCリンクコンデンサ13に供給する回生機能を有する。これにより、DCリンクコンデンサ13にチャージされた電力は、モータ3の発電電力を反映する。
図2は、第2実施形態に係るモータ駆動装置1の回路構成を示す図である。図2に示すモータ駆動装置1は、図1に示すモータ駆動装置1において、整流平滑化回路40を備えない点で第1実施形態と異なる。
切離回路30において、スイッチ31,32のコイル側は、抵抗器33を介してDCリンクコンデンサ13に接続される。
機器の停止中、DCリンクコンデンサ13の電力(例えば、電圧)が所定値未満である場合に、すなわちモータ3の発電電力が所定値未満である場合に、スイッチ31,32の接点側は閉状態となる。これにより、切離回路30は、ダイナミックブレーキ回路20をモータ3の端子間に接続させる。
一方、機器の停止中、DCリンクコンデンサ13の電力(例えば、電圧)が所定値以上である場合に、すなわちモータ3の発電電力が所定値以上である場合に、スイッチ31,32の接点側は開状態となる。これにより、切離回路30は、ダイナミックブレーキ回路20をモータの端子間から切り離す。
なお、機器の動作時におけるモータ3の駆動時、DCリンクコンデンサ13の電力(例えば、電圧)によって、すなわちコンバータ11からDCリンクコンデンサ13にチャージされる電力によって、スイッチ31,32の接点側は開状態となる。
以上説明したように、第2実施形態のモータ駆動装置1でも、第1実施形態のモータ駆動装置1と同様の利点を得ることができる。
すなわち、第2実施形態のモータ駆動装置1によれば、機器の停止中、ダイナミックブレーキ回路20が作動している状態で、外部からの何らかの動力によりモータが駆動されるような異常状態が生じた場合に、DCリンクコンデンサ13にチャージされた電力を利用して、ダイナミックブレーキ回路20をモータ3の端子間から切り離すことができる。そのため、ダイナミックブレーキ回路20の抵抗器21の異常発熱(過熱)を回避することができ、ダイナミックブレーキ回路20を保護することができる。
すなわち、第2実施形態のモータ駆動装置1によれば、機器の停止中、ダイナミックブレーキ回路20が作動している状態で、外部からの何らかの動力によりモータが駆動されるような異常状態が生じた場合に、DCリンクコンデンサ13にチャージされた電力を利用して、ダイナミックブレーキ回路20をモータ3の端子間から切り離すことができる。そのため、ダイナミックブレーキ回路20の抵抗器21の異常発熱(過熱)を回避することができ、ダイナミックブレーキ回路20を保護することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、種々の変更及び変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、三相交流電力を入力しモータ3を駆動するモータ駆動装置1を例示した。しかし、本発明の特徴はこれに限定されず、例えば単相交流を入力しモータ3を駆動するモータ駆動装置にも適用可能である。
また、上述した実施形態では、スイッチ22としてb接点の電磁接触型リレー等の機械接点式リレーを用いたダイナミックブレーキ回路20を備えるモータ駆動装置1を例示した。本発明の特徴はこれに限定されず、例えば、半導体素子等の種々のスイッチを用いたダイナミックブレーキ回路を備えるモータ駆動装置にも適用可能である。
また、上述した実施形態では、スイッチ31,32としてb接点の電磁接触型リレー等の機械接点式リレーを用いた切離回路30を例示した。本発明の特徴はこれに限定されず、例えば、半導体素子等の種々のスイッチを用いた切離回路にも適用可能である。
1 モータ駆動装置
2 交流電源
3 モータ
11 コンバータ
12 インバータ
13 DCリンクコンデンサ
20 ダイナミックブレーキ回路(DB回路)
21 抵抗器
22 スイッチ
30 切離回路
31,32 スイッチ
33 抵抗器
40 整流平滑化回路
41 整流回路
42 コンデンサ(平滑化素子)
2 交流電源
3 モータ
11 コンバータ
12 インバータ
13 DCリンクコンデンサ
20 ダイナミックブレーキ回路(DB回路)
21 抵抗器
22 スイッチ
30 切離回路
31,32 スイッチ
33 抵抗器
40 整流平滑化回路
41 整流回路
42 コンデンサ(平滑化素子)
Claims (3)
- 電源からの交流電力を入力し、機器に用いられるモータを駆動するモータ駆動装置であって、
前記電源からの交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
前記コンバータからの前記直流電力を交流電力に変換して前記モータに供給するインバータと、
前記コンバータと前記インバータとの間のDCリンク部に設けられたDCリンクコンデンサと、
前記モータの端子間に設けられた抵抗器及びスイッチを有し、前記機器の動作時における前記モータの駆動時、前記スイッチを開状態として前記モータの端子間を開放し、前記モータの駆動中における前記機器の停止時、前記スイッチを閉状態として前記抵抗器を介して前記モータの端子間を短絡することにより、前記モータの制動を行うダイナミックブレーキ回路と、
前記ダイナミックブレーキ回路と前記モータとの間に設けられたスイッチを有し、前記機器の停止中、前記モータの発電電力が所定値以上である場合に、前記スイッチを開状態として前記ダイナミックブレーキ回路を前記モータの端子間から切り離す切離回路と、
を備える、モータ駆動装置。 - 前記モータで発電された交流電力を整流及び平滑化して直流電力を生成する整流平滑化回路を更に備え、
前記切離回路は、前記整流平滑化回路からの直流電力が所定値以上である場合に、前記スイッチを開状態として前記ダイナミックブレーキ回路を前記モータの端子間から切り離す、
請求項1に記載のモータ駆動装置。 - 前記インバータは、前記モータで発電された交流電力を直流電力に変換して前記DCリンクコンデンサに供給する回生機能を有し、
前記切離回路は、前記DCリンクコンデンサの電力が所定値以上である場合に、前記スイッチを開状態として前記ダイナミックブレーキ回路を前記モータの端子間から切り離す、
請求項1に記載のモータ駆動装置。
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Cited By (1)
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WO2023276891A1 (ja) | 2021-06-28 | 2023-01-05 | 芝浦機械株式会社 | 織機およびその制御方法 |
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