JP2020061438A - 太陽電池モジュール用の裏面保護シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のシート状基材を、暗色顔料を含有する接着剤からなる暗色接着剤層12を介して積層してなる多層シートであって、暗色接着剤層12は、厚さが3μm以上10μm以下であり、120℃での貯蔵弾性率が1.0×106Pa以上5.0×107Pa以下である、太陽電池モジュール用の裏面保護シート1とする。
【選択図】図1
Description
先ず、本発明の太陽電池モジュール用の裏面保護シート1を用いて構成される太陽電池モジュール10の全体構成について説明する。太陽電池モジュール10は、図2に示すように、受光面側から、透明前面基板2、受光面側の封止材3、太陽電池素子4、非受光面側の封止材5、裏面保護シート1が順に積層された構成からなる。このように、本発明の裏面保護シート1は、太陽電池モジュール10において、太陽電池モジュール10の非受光面側の最外層に配置される。
太陽電池モジュール10は、太陽電池モジュールを構成する上記の各部材、即ち、透明前面基板2、受光面側の封止材3、太陽電池素子4、非受光面側の封止材5、及び、裏面保護シート1を、順次積層してなる積層体を加熱圧着して一体化する熱ラミネート加工により製造することができる。
裏面保護シート1は、上述の通り、複数の白色又は透明なシート状基材が、暗色接着剤層12を介して積層されてなる多層シートである(図1参照)。そして、この裏面保護シート1は、暗色接着剤層12の加熱及び加圧時の過剰な流動を抑制して、太陽電池モジュールの製造時におけるラミネータの汚染を防止できるように改良したものである。暗色接着剤層12の加熱及び加圧時の過剰な流動の抑制は、以下に詳細を示すように、暗色接着剤層12の厚さ、及び、暗色接着剤層12の加熱時の貯蔵弾性率(E’)を特定範囲に最適化することによって行うことができる。尚、上記の貯蔵弾性率(E’)の最適化は、例えば、暗色の接着剤の主剤樹脂を構成するモノマー樹脂の配合比を調整することによって行うことができる。
基材層11を形成する樹脂組成物のベース樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、より好ましくは、耐熱性と耐加水分解性に優れる耐加水分解ポリエチレンテフタレート(HR−PET)、或いは、ポリエチレンナフタレート(PEN)等、各種のポリエステル系樹脂を用いることができる。
暗色接着剤層12は、暗色顔料を含有してなる暗色の接着剤により形成されている接着層であり、尚且つ、裏面保護シート1に暗色の外観による好ましい意匠性を付与する層である。そして、この暗色接着剤層12は、意匠性に寄与するのみならず、上述の通り、加熱及び加圧時の過剰な流動が適切に抑制されている点を特徴とする。そして、このような抑制は、暗色接着剤層12の厚さと加熱時の貯蔵弾性率(E’)が最適化されていることにより実現されている。
透明な密着層13は、太陽電池モジュール10を構成する封止材に対する所望の密着性を有する樹脂、具体的には、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のオレフィン系樹脂からなり、尚且つ、透明な樹脂層であればよい。このような密着層13を、裏面保護シート1の最表面に配置することによって、意匠性と、近赤外線の透過性とを維持しながら、裏面保護シート1の非受光面側の封止材5に対する密着性を十分に向上させることができる。
本発明の裏面保護シートの製造方法は、特に限定されるものではないが、例えば、基材層11及び密着層13をそれぞれ形成するシート状基材を暗色の接着剤によって接合する公知のドライラミネート加工により製造することができる。尚、暗色の接着剤としては、上述の通り、主剤と硬化剤からなる2液タイプの接着剤を使用することが好ましい。
基材層と密着層を形成する各シート状基材を、暗色顔料を含有する接着剤を介して積層するドライラミネーション法により実施例及び比較例とする裏面保護シートを製造した。各シート状基材としては、以下に記す「白色のポリエステル系樹脂シート」及び「透明なポリエチレン系樹脂シート」を用い、接着剤としては以下に記す「暗色の接着剤」を用いた。又、「暗色の接着剤」からなる「暗色接着剤層」の厚さについては、各実施例及び比較例毎に、それぞれ暗色接着剤層の厚さが、表1の記載の「厚さ(μm)」となるように接着剤の塗工量を調整した。そして、45℃、120時間のエージング処理により「暗色接着剤層」を硬化させて、各実施例及び比較例の裏面保護シートを完成させた。
[基材層]
全ての実施例及び比較例の基材層を形成するシート状基材として、下記の白色のポリエステル系樹脂シートを用いた。
白色顔料として、平均粒径0.25μmの酸化チタン(TiO2)を樹脂成分中に10質量%の濃度で含有する、ポリエチレン・テレフタレート(PET)からなる厚さ150μmの樹脂フィルム。
[密着層]
全ての実施例及び比較例の密着層を形成するシート状基材として、下記の透明なポリエチレン系樹脂シートを用いた。
密度0.920g/cm3の低密度ポリエチレン(LDPE)からなる厚さ30μmの樹脂フィルム。
各実施例及び比較例毎に下記の通りに調製した暗色顔料を含む主剤と硬化剤とからなる暗色の接着剤を用いた。
接着剤の主剤成分であるポリウレタンジオールを、以下のように4種類の異なる調合によってポリウレタンジオール1〜4としてそれぞれ製造した。
窒素雰囲気下、攪拌機を備えたフラスコに数平均分子量1000の脂肪族ポリカーボネートジオール(旭化成ケミカルズ社製、商品名「デュラノールT5651」(以下、「PDC1000」と略す。))を100質量部、1、6−ヘキサンジオール(5質量部)、イソホロンジイソシアネート(27.5質量部)、酢酸エチル(132.5質量部)を加え、赤外線吸収スペクトルにて、2270cm−1のイソシアネートの吸収が消失するまで加熱還流させ、「ポリウレタンジオール1」の50%溶液を得た。
窒素雰囲気下、攪拌機を備えたフラスコに数平均分子量1000の脂肪族ポリカーボネートジオール(「PDC1000」)を100質量部、下記の通りに製造した「ポリエステルジオール」(20質量部)、1、6−ヘキサンジオール(2質量部)、イソホロンジイソシアネート(23.8質量部)、酢酸エチル(175.8質量部)を加え、赤外線吸収スペクトルにて、2270cm−1のイソシアネートの吸収が消失するまで加熱還流させ、「ポリウレタンジオール2」の50%溶液を得た。
窒素雰囲気下、攪拌機、窒素導入管を備えたフラスコに、エチレングリコール(32.3質量部)、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール(270.8質量部)、1、6−ヘキサンジオール(122.9質量部)、アジピン酸(228.1質量部)、イソフタル酸(664質量部)を加え、180℃から220℃にて窒素にてバブリングさせ、酸価2mgKOH/gまで反応させ、酢酸エチル(860質量部)を加え、「ポリエステルジオール」の50%溶液を得た。
窒素雰囲気下、攪拌機を備えたフラスコに「PDC1000」を100質量部、上記の「ポリエステルジオール」(50質量部)、1、6−ヘキサンジオール(2質量部)、イソホロンジイソシアネート(23.8質量部)、酢酸エチル(175.8質量部)を加え、赤外線吸収スペクトルにて、2270cm−1のイソシアネートの吸収が消失するまで加熱還流させ、「ポリウレタンジオール3」の50%溶液を得た。
窒素雰囲気下、攪拌機を備えたフラスコに「PDC1000」を100質量部、1、6−ヘキサンジオール(2質量部)、イソホロンジイソシアネート(40.5質量部)、酢酸エチル(175.8質量部)を加え、赤外線吸収スペクトルにて、2270cm−1のイソシアネートの吸収が消失するまで加熱還流させ、「ポリウレタンジオール4」の50%溶液を得た。
接着剤の主剤成分である脂肪族ポリカーボネートジオールとして、数平均分子量1000の脂肪族ポリカーボネートジオール(旭化成ケミカルズ社製、商品名「デュラノールT5651」)を用いた。
:ベンズイミダゾロン系顔料(PigmentBrown25、粒径0.08μm)と、フタロシアニン系顔料(非晶質型フタロシアニン系顔料青(PigmentBlue15、粒径0.15〜0.20μm))とを、ベンズイミダゾロン系顔料とフタロシアニン系顔料との含有量比が52.5:47.5となるように混合した混合物を実施例及び比較例に用いる「暗色顔料」とした。この「暗色顔料」の平均粒径は、0.11μmであった。粒径の測定は上述の方法により行った。
上記で製造した主剤成分である「ポリウレタンジオール1」と「脂肪族ポリカーボネートジオール」及び、「暗色顔料」を混合して、実施例1に用いる接着剤の主剤とする「主剤a1」を調製した。各モノマーの配合比は「ポリウレタンジオール1」100質量部に対して「脂肪族ポリカーボネートジオール」15質量部、暗色顔料については、主剤の全樹脂成分中における含有量が、25質量%となるように配合した。
上記で製造した主剤成分である「ポリウレタンジオール2」と「脂肪族ポリカーボネートジオール」及び、「暗色顔料」を混合して、実施例1〜2及び比較例1〜2に用いる接着剤の主剤とする「主剤a2」を調製した。各モノマーの配合比は「ポリウレタンジオール1」100質量部に対して「脂肪族ポリカーボネートジオール」10質量部、暗色顔料については、主剤の全樹脂成分中における含有量が、25質量%となるように配合した。
「ポリウレタンジオール2」に替えて、「ポリウレタンジオール3」を用いたことの他は、上記「主剤a2」と同一の配合で、比較例3に用いる接着剤の主剤とする「主剤b」を調製した。
「ポリウレタンジオール2」に替えて、「ポリウレタンジオール4」を用いたことの他は、上記「主剤a2」と同一の配合で、比較例4に用いる接着剤の主剤とする「主剤c」を調製した。
接着剤を構成する硬化剤として、イソホロンジイソシアネートのヌレート体100質量部と、ヘキサメチレンジイソシアネート系2官能ポリウレタンジイソシアネート(旭化成ケミカルズ社製「デュラネートD101」)150質量部からなる硬化剤を用いた。
上記で製造した各「主剤」と「硬化剤」を使用し、各実施例及び各比較例の裏面保護シートの製造例に用いる「暗色の接着剤」を製造した。尚、全ての実施例及び比較例において主剤と硬化剤の配合割合は、各主剤100質量部に対して硬化剤20質量部の割合とした。主剤と硬化剤の配合は、主剤及び硬化剤を溶剤に溶解させてそれぞれ50質量%溶液(酢酸エチル溶液)として行った。尚、上記接着剤には、主剤と硬化剤の合計100質量部に対して1.5質量部のシランカップリング剤を添加した。使用したシランカップリング剤は、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランである。
各実施例及び比較例の裏面保護シートについて、暗色接着剤層の貯蔵弾性率(E’)とガラス転位点(Tg)とを下記の通りの試験方法により測定した。そして、各実施例及び比較例の裏面保護シートの、層間強度とラミネート時汚染の程度について、それぞれ以下の評価方法によって評価を行った。測定結果及び評価結果を表1に示す。
各実施例及び比較例の各裏面保護シートについて、上記エージング処理を経て硬化した後の暗色接着剤層の貯蔵弾性率(E’)(Pa)(℃)を、以下の測定条件により測定し、120℃時点での貯蔵弾性率(E‘)を求めた。測定結果は、「E’(Pa)」として表1に示す。
(測定条件)
実施例、比較例の各裏面保護シートの製造に用いた上記の各「暗色の接着剤」を離型フィルム上に塗布して上記と同条件で硬化させ、厚さ0.1mmの接着剤単膜を表面に形成したフィルムを、5mm×20mmに切り出したものを暗色接着剤層の貯蔵弾性率測定用の試料とした。そして、これらの各試料について接着剤単膜の貯蔵弾性率(E‘)を測定した。そして、この測定で得た測定値を、各実施例、比較例の暗色接着剤層の貯蔵弾性率とみなした。測定機器としては、UBM社製レオゲル・E−4000を用い、引っ張りモードにて下記条件のもと測定した。
初期荷重100g、連続加振モード、波形:正弦波、周波数10hz、昇温速度3℃/min。
各実施例及び比較例の各裏面保護シートについて、上記エージング処理を経て硬化した後の暗色接着剤層のガラス転移点(Tg)(℃)を、示差走査熱量(DSC)測定によって得たDSC曲線から求めた。尚、上記の「暗色接着剤層」のDSC測定は、各裏面保護シートの暗色接着剤層の部分をナイフで削りとって得た試料について測定した。測定結果は、「Tg(℃)」として表1に示す。
実施例及び比較例の各裏面保護シートについて、基材層と密着層間の接着強度、即ち、暗色接着剤層の接着強度を測定した。この測定は、JIS K6854−3に準じて行い。下記基準で評価した。評価結果は、「層間接着強度」として表1に示す。
(評価基準)
○ 接着強度 5N/15mm幅以上
× 接着強度 5N/15mm幅以上
180mm□の白板半強化ガラス(AGCファブリテック(株)製:3KWE33)、同サイズの受光面側の封止材(EVA:450μm、商品名:MLCE−62−T、シーアイ化成社製)、T−SEC製単結晶セル(TSS63TN)、非受光面側の封止材(受光面側の封止材と同一サイズ同一材料)、及び、上記各実施例又は各比較例の保護シート(同サイズにカットしたもの)を順次積層し、真空ラミネータを用いて下記ラミネート条件で融着一体化し、実施例、比較例のラミネート時の汚染防止性を評価するための太陽電池モジュールの試験製造を行った。評価結果は、「ラミネート時汚染防止性」として表1に示す。
(ラミネート条件)
真空ラミネータにて圧力100kPaにて150℃で15分間圧着した後、高温層にて150℃30分間静置するスタンダードキュア条件でラミネートを行った。
(評価基準)
○:上記試験製造後に真空ラミネータの裏面保護シートの積層体抑え用ラバーの裏面端部(図3に示す積層体抑え用ラバー101の裏面101Bで示す部分に対応する部分)に暗色接着剤の流出による汚染が観察された。
×:上記試験製造後に真空ラミネータの裏面保護シートの積層体抑え用ラバーの裏面端部(図3に示す積層体抑え用ラバー101の裏面101Bで示す部分に対応する部分)に暗色接着剤の流出による汚染が観察されなかった。
11 基材層
12 暗色接着剤層
13 密着層
2 透明前面基板
3 受光面側の封止材
4 太陽電池素子
5 非受光面側の封止材
10 太陽電池モジュール
100 ラミネータ
101 積層体抑え用ラバー
102 加熱板
Claims (6)
- 複数のシート状基材を暗色顔料を含有する接着剤からなる暗色接着剤層を介して積層してなる多層シートであって、
前記暗色接着剤層の厚さが3μm以上10μm以下であり、該暗色接着剤層の120℃での貯蔵弾性率が1.0×106Pa以上5.0×107Pa以下である、太陽電池モジュール用の裏面保護シート。 - 一の前記シート状基材が、白色のポリエステル系樹脂シートであり、光反射性を有する基材層を形成していて、
他の前記シート状基材が、透明なポリエチレン系樹脂シートであり、透明な密着層を形成している、請求項1に記載の裏面保護シート。 - 前記接着剤が、主剤と硬化剤と、からなり、
前記主剤は、ポリウレタンジオールと、脂肪族ポリカーボネートジオール、との混合物、及び、前記暗色顔料を含んでなり、
前記ポリウレタンジオールは、脂肪族ポリカーボネートジオールと、1,6へキサンジオール及びポリエステルジオールと、イソホロンジイソシアネートとの反応物である、請求項1又は2に記載の裏面保護シート。 - 前記暗色顔料が、茶色系顔料と、フタロシアニン系顔料と、の混合物である有機系暗色顔料であって、
前記茶色系顔料は、ベンズイミダゾロン系顔料、4−[(2,5−ジクロロフェニル)アゾ]−3−ヒドロキシ−N−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−ナフタレンカルボキサミド、1−[(4−ニトロフェニル)アゾ]−2−ナフタレノール、ビス[3−ヒドロキシ−4−(フェニルアゾ)−2−ナフタレンカルボン酸]銅塩、C.I.PigmentBrown7、N,N’−ビス(2,4−ジニトロフェニル)−3,3’−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸ジイミド、Δ2,2’(1H,1’H)−ビナフト[2,1−b]チオフェン−1,1’−ジオン及びN、N’−(10,15,16,17−テトラヒドロ−5,10,15,17−テトラオキソ−5H−ジナフト[2,3−a:2’3’−i]カルバゾール−4,9−ジイル)ビス(ベンズアミド)からなる群より選ばれた少なくとも一種以上の顔料である、請求項1から3のいずれかに記載の裏面保護シート。 - 一の前記シート状基材が、白色のポリエステル系樹脂シートであり、光反射性を有する基材層を形成していて、
前記基材層を形成するポリエステル系樹脂シートは、白色顔料を含有し、
前記暗色接着剤層を形成する暗色の接着剤は、前記有機系暗色顔料を含有し、
前記有機系暗色顔料の粒径が、前記白色顔料の粒径よりも小さい、請求項4に記載の裏面保護シート。 - 太陽電池素子と、
オレフィン系樹脂をベース樹脂とする封止材と、
請求項1から5のいずれかに記載の裏面保護シートと、が積層されてなる、太陽電池モジュール。
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