JP2020059624A - 表面処理シリカ粒子、これを含む分散体及び樹脂組成物、並びに樹脂組成物の硬化物 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]表面処理剤で表面処理されたシリカ粒子であって、
前記表面処理剤は、(i)チオール基を有するシランカップリング剤と、3官能以上の(メタ)アクリレートモノマーとのチオマイケル付加反応物、及び(ii)イソシアネート基を有するシランカップリング剤と、1以上のヒドロキシ基を有する2官能以上の(メタ)アクリレートモノマーとの結合物、よりなる群から選択される少なくとも一種であり、
透過型電子顕微鏡で測定した一次粒子径の変動係数が20%以下であり、
球形度が0.90以上であることを特徴とする表面処理シリカ粒子。
[2]前記(i)チオール基を有するシランカップリング剤と、3官能以上の(メタ)アクリレートモノマーとのチオマイケル付加反応物が下記式(A)で表され、前記(ii)イソシアネート基を有するシランカップリング剤と、1以上のヒドロキシ基を有する2官能以上の(メタ)アクリレートモノマーとの結合物が下記式(B)で表される[1]に記載の表面処理シリカ粒子。
[3]透過型電子顕微鏡で測定した一次粒子径の平均値が5〜100nmである[1]又は[2]に記載の表面処理シリカ粒子。
[4][1]〜[3]のいずれかに記載の表面処理シリカ粒子と溶媒とを含む表面処理シリカ粒子分散体。
[5][1]〜[3]のいずれかに記載の表面処理シリカ粒子と重合性単量体とを含む表面処理シリカ粒子含有樹脂組成物。
[6][5]に記載の表面処理シリカ粒子含有樹脂組成物の硬化物。
表面処理剤Aは、前記シランカップリング剤のチオール基と、前記(メタ)アクリレートモノマーの(メタ)アクリロイル基がチオマイケル付加反応により共有結合することにより、前記シランカップリング剤と前記(メタ)アクリレートモノマーが結合した化合物である。すなわち、表面処理剤Aは、2以上の(メタ)アクリロイル基と−CH2−CH2−S−結合とを有する1価の基と、加水分解性基とが、ケイ素原子に結合した化合物であるということもできる。前記ケイ素原子には、前記1価の基と前記加水分解性基以外の基が結合していてもよい。前記加水分解性基は、例えばアルコキシ基であり、好ましくは炭素数1〜4のアルコキシ基である。前記加水分解性基の個数は、1以上であればよく、好ましくは2以上であり、より好ましくは3である。
4価アルコールとしては、エリスリトール、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、ソルビタン等が挙げられる。
5価アルコールとしては、アドニトール、アラビトール、キシリトール、トリグリセリン等が挙げられる。
6価アルコールとしては、ジペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトール、イジトール、イノシトール、ダルシトール、タロース、アロース等が挙げられる。
表面処理剤Bは、前記シランカップリング剤のイソシアネート基と、前記(メタ)アクリレートモノマーが有するヒドロキシ基とが反応して、ウレタン結合を形成することにより、前記シランカップリング剤と前記(メタ)アクリレートモノマーとが結合した化合物である。すなわち、表面処理剤Bは、2以上の(メタ)アクリロイル基とウレタン結合とを有する1価の基と、加水分解性基とが、ケイ素原子に結合した化合物であるということもできる。前記ケイ素原子には、前記1価の基と前記加水分解性基以外の基が結合していてもよい。前記加水分解性基は、例えばアルコキシ基であり、好ましくは炭素数1〜4のアルコキシ基である。前記加水分解性基の個数は、1以上であればよく、好ましくは2以上であり、より好ましくは3である。
また、希釈剤は、アルコキシシランと水の合計100質量部に対して、120質量部以上であることが好ましく、より好ましくは150質量部以上、さらに好ましくは180質量部以上であり、500質量部以下であることが好ましく、より好ましくは300質量部以下、さらに好ましくは250質量部以下である。
希釈剤が多いほど、反応の進行度合いを均一にしやすくなり、また、希釈剤が少ないと、反応速度を高めることができる。ただし、アルコキシシランの加水分解・縮合により、アルコールの量が変化するので、前記希釈剤の量は、仕込み時(加水分解・縮合の開始前)の量を基準とする。
前記単官能単量体は、重合可能な炭素−炭素二重結合を1つ有する化合物であればよく、1種又は2種以上を用いることができ、(メタ)アクリル酸エステル;スチレン、p−tert−ブチルスチレン、α−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレン、p−クロロメチルスチレン等のスチレン系単量体;(メタ)アクリル酸等のカルボキシ基含有単量体;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−フェノキシ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の水酸基含有単量体等が挙げられる。上記の(メタ)アクリル酸エステルとしては、具体的には、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;シクロヘキシル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル;2,4−ジブロモ−6−sec−ブチルフェニル(メタ)アクリレート、2,4−ジブロモ−6−イソプロピルフェニル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、2,4,6−トリブロモフェニル(メタ)アクリレート、ペンタブロモフェニル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アリールエステル;ベンジル(メタ)アクリレート、ペンタブロモベンジル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アラルキルエステル;フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシ−2−メチルエチル(メタ)アクリレート、2,4,6−トリブロモフェノキシエチル(メタ)アクリレート、2,4−ジブロモフェノキシエチル(メタ)アクリレート、2−ブロモフェノキシエチル(メタ)アクリレート、1−ナフチルオキシエチル(メタ)アクリレート、2−ナフチルオキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシ−2−メチルエチル(メタ)アクリレート、フェノキシエトキシエチル(メタ)アクリレート等のアリールオキシ単位を有する(メタ)アクリル酸エステル;フェニルチオエチル(メタ)アクリレート、1−ナフチルチオエチル(メタ)アクリレート、2−ナフチルチオエチル(メタ)アクリレート等のアリールチオオキシ基を有する(メタ)アクリル酸エステル;メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等のアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート;グリシジル(メタ)アクリレート等のグリシジル基を有する(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられる。
得られたシリカ粒子を110℃で真空乾燥した後、マウンテック(株)製マックソーブ1210全自動ガス吸着量測定装置を用い、BET法によりシリカ粒子の比表面積を測定した。以下の式に基づいて、BET径を求めた。シリカの密度は2.2g/cm3とした。
dBET(μm)=6/(BET法により測定したシリカ粒子の比表面積(m2/g)×シリカの密度(g/cm3))
濃厚系粒径アナライザー(大塚電子株式会社製、FPAR1000、レーザー光の波長650nm)で測定した粒子径をDLS径として示す。動的光散乱法での測定用サンプルとしては、シリカ粒子分散液(シリカ粒子の割合9%のメタノール分散体)を用いた。
任意に採取した表面処理シリカ粒子分散体を、1視野に含まれるシリカ粒子の数が100〜300個程度となる測定倍率で、透過型電子顕微鏡を用いて観察し、得られた5視野以上の透過型電子顕微鏡画像において、該電子顕微鏡画像に含まれる全粒子の一次粒子径を測定して平均値を求め、表面処理シリカ粒子の一次粒子の平均粒子径を求めた。なお、各粒子の長径を、各粒子の一次粒子径とした。また、一次粒子径の標準偏差を求め、下記式に基づいて、変動係数(%)を求めた。
変動係数(%)=(一次粒子径の標準偏差/一次粒子の平均粒子径)×100
任意に採取した表面処理シリカ粒子分散体を、1視野に含まれるシリカ粒子の数が50〜100個程度となる測定倍率で透過型電子顕微鏡を用いて観察し、得られた5視野以上の透過型電子顕微鏡画像において、該電子顕微鏡画像に含まれる全粒子の短径と長径を測定し、短径を長径で除すことにより個々の粒子の球形度を求め、全粒子の球形度の平均値を算出した。
全光線透過率とヘイズは、いずれも濁度計(日本電色工業製、NDH−5000)を用いて測定した。全光線透過率はJIS K7361−1の規定に準拠し、ヘイズはJIS K7136:2000の規定に準拠して求めた。
硬化塗膜表面の鉛筆硬度を、JIS K5600に準拠して測定した。具体的な手順は以下の通りである。鉛筆の木部分だけを削り取り、円筒状の芯を5〜6mm残す。その後、研磨紙にて芯の先端を平坦にする。試験時毎回、芯の先端は研磨紙にて平坦にする。JISにて定められた試験機に鉛筆をセットする。この試験機は水平位置の時に鉛筆の先が硬化塗膜に対して45±1°、750±10gの荷重になるようにする。鉛筆の先端を硬化塗膜面上に置いたのち、上述の荷重を維持しつつ0.5〜1mm/sの移動速度で試験機を7mm以上移動させる。試験部分を変えながら、少なくとも3mm以上の傷跡が生じるまで鉛筆の硬度を上げて試験を行う。傷跡が生じなかったもっとも硬い鉛筆の硬度を、この試験における鉛筆硬度とする。
硬化塗膜表面を、#0000スチールウールを用いて、1500g荷重/cm2、10往復擦ったときの傷の本数に応じて、下記基準で耐擦傷性を評価した。試験はストローク長5cm、1往復/秒の速さで行った。
○:目視で観察した際の傷つきがない
△:目視で観察した際の傷が1〜3本
×:目視で観察した際の傷が4本以上
ペンタエリスリトールテトラアクリレート10.6g(新中村化学工業製 A−TMMT)に、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業製KBM−803)5.9gを添加し、トリエチルアミン0.15g(和光純薬製)を加え、室温で5時間反応させることで、下記式で表される表面処理剤A1を調製した。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート28.9g(新中村化学工業製 A−DPH)に、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業製KBM−803)9.8gを添加し、トリエチルアミン0.25g(和光純薬製)を加え、室温で5時間反応させることで、下記式で表される表面処理剤A2を調製した。
工程(a)
撹拌機、滴下口、温度計を備えた20LのSUS製容器にメタノール8120gと、水1426g、25%アンモニア水を846g、ピリジン90gを加え、30分撹拌することで均一な溶液を得た。該溶液を49〜51℃に調整し撹拌しながら、テトラメチルオルトシリケート(TMOS)2840gを滴下口から1時間かけて滴下した。滴下終了後も引き続き1時間加水分解を行うことで、シリカ粒子のアルコール性溶液分散体(1)を得た。得られた分散体(1)を再び50℃に加温を行い、前記表面処理剤A1を900gと、ヘキシルトリメトキシシラン(信越化学工業製KBM−3063)を205g、ヘキサメチルジシラザン(信越化学工業製SZ−31)50gを滴下口から6時間かけて滴下した。滴下終了後も引き続き1時間熟成を行うことで、アクリル基含有疎水性シリカ粒子のアルコール性溶液分散体(2)を得た。
工程(a)で得られた分散体(2)を、分画分子量約10000のセラミック製の管状限外ろ過膜が装着された市販の限外ろ過膜を用いて、室温でメタノールを適宜加えながら、溶媒置換を行い、SiO2濃度約11%になるまで濃縮することで、アクリル基含有疎水性シリカ粒子のメタノール分散体(3)を得た。
得られたシリカ粒子メタノール分散体(3)を、水素型強酸性陽イオン交換樹脂アンバーライトIR−120B(オルガノ製)を充填したカラムに、室温条件下、1時間あたりの空間速度3の通液速度で通過させ、さらに3μmPTFE製メンブレンフィルターでろ過することにより、酸性アクリル基含有疎水性粒子のメタノール分散体(4)を得た。得られた分散体(4)1800gをロータリーエバポレーターで減圧蒸留により濃縮しながら、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGM)800gを逐次添加することで、溶媒置換を行い、表面処理されたSiO2濃度が約30%になるように濃縮することで、アクリル基含有疎水性シリカ粒子のPGM分散体(5)を得た。
製造例1の工程(a)で添加する900gの表面処理剤A1を1250gの表面処理剤A2に変更する以外は、製造例1の工程(a)及び工程(b)と同様の処理を行い、アクリル基含有疎水性シリカ粒子のメタノール分散体(6)を得た。
製造例1の工程(a)で添加する900gの表面処理剤A1を3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン385gに変更する以外は、製造例1の工程(a)及び工程(b)と同様の処理を行い、アクリル基含有疎水性シリカ粒子のメタノール分散体(8)を得た。
茶色褐色ガラス瓶に、製造例1で合成したアクリル基含有疎水性シリカ粒子のPGM分散体(5)を6.7g、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(日本化薬製KAYARD DPHA)を2.0g、プロピレングリコールモノメチルエーテルを11.3g、Irgacure 184(光ラジカル重合開始剤、チバジャパン製)を0.06g仕込み、得られたシリカ粒子含有組成物を、PETフィルム(東洋紡製コスモシャインA4300 膜厚100μm)上に、膜厚5μmになるようにバーコーターで塗工を行い、80℃で10分乾燥後、高圧水銀ランプで500mJ/cm2の紫外線を照射することにより硬化させ、硬化塗膜を得た。
アクリル基含有疎水性シリカ粒子のPGM分散体(5)に代えて、製造例2で合成したアクリル基含有疎水性シリカ粒子のPGM分散体(7)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、硬化塗膜を得た。
アクリル基含有疎水性シリカ粒子のPGM分散体(5)に代えて、製造例3で合成したアクリル基含有疎水性シリカ粒子のPGM分散体(9)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、硬化塗膜を得た。
上記特許文献1の実施例7と同様の要領で、ペンタエリスリトールトリアクリレートと3−メルカプトプロピルトリメトキシシランにより調製した多官能アクリレートモノマー変性修飾剤(表面処理剤A3)にシリカ粒子分散MIBK溶液(日産化学工業株式会社製、MIBK−ST)を添加し、室温で撹拌後、メチルエチルケトンと水の混合液を加えて一晩室温で撹拌し、多官能アクリレートモノマー変性修飾剤にて修飾されたシリカ粒子を含む反応溶液の調製を試みた。しかし、溶液がゲル化したため、シリカ粒子と単量体とを含む樹脂組成物の作製には至らなかった。
Claims (6)
- 表面処理剤で表面処理されたシリカ粒子であって、
前記表面処理剤は、(i)チオール基を有するシランカップリング剤と、3官能以上の(メタ)アクリレートモノマーとのチオマイケル付加反応物、及び(ii)イソシアネート基を有するシランカップリング剤と、1以上のヒドロキシ基を有する2官能以上の(メタ)アクリレートモノマーとの結合物、よりなる群から選択される少なくとも一種であり、
透過型電子顕微鏡で測定した一次粒子径の変動係数が20%以下であり、
球形度が0.90以上であることを特徴とする表面処理シリカ粒子。 - 前記(i)チオール基を有するシランカップリング剤と、3官能以上の(メタ)アクリレートモノマーとのチオマイケル付加反応物が下記式(A)で表され、前記(ii)イソシアネート基を有するシランカップリング剤と、1以上のヒドロキシ基を有する2官能以上の(メタ)アクリレートモノマーとの結合物が下記式(B)で表される請求項1に記載の表面処理シリカ粒子。
- 透過型電子顕微鏡で測定した一次粒子径の平均値が5〜100nmである請求項1又は2に記載の表面処理シリカ粒子。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の表面処理シリカ粒子と溶媒とを含む表面処理シリカ粒子分散体。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の表面処理シリカ粒子と重合性単量体とを含む表面処理シリカ粒子含有樹脂組成物。
- 請求項5に記載の表面処理シリカ粒子含有樹脂組成物の硬化物。
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