JP2020057204A - 投薬時間報知システム及び携帯端末装置 - Google Patents

投薬時間報知システム及び携帯端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020057204A
JP2020057204A JP2018187492A JP2018187492A JP2020057204A JP 2020057204 A JP2020057204 A JP 2020057204A JP 2018187492 A JP2018187492 A JP 2018187492A JP 2018187492 A JP2018187492 A JP 2018187492A JP 2020057204 A JP2020057204 A JP 2020057204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
time
prescription
medication
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018187492A
Other languages
English (en)
Inventor
リアニー・デレベリオ
Deleverio Lianney
アンジェロ・ゴー ダニエル
Angelo Goh Daniel
アンジェロ・ゴー ダニエル
ジュナリン・クタール
Kutar Junalin
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2018187492A priority Critical patent/JP2020057204A/ja
Publication of JP2020057204A publication Critical patent/JP2020057204A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】処方箋に記載されている投薬の時間などを判別して、投薬の時間を患者に報知する。【解決手段】投薬時間報知システムにおいて、制御部21は、撮像カメラ14により撮像された処方箋の画像における文字列を抽出し、当該抽出した文字列を記憶部18に記憶されている投薬の時間に係るキーワードと照合して、当該抽出した文字列に一致するキーワードを検出した場合に、計時部22により計時された時間が当該検出したキーワードに対応する投薬の時間に一致するか否かを判定し、一致すると判定したときにアラーム発音部16を起動させる【選択図】図2

Description

本発明は、投薬の時間を報知する投薬時間報知システム及び携帯端末装置に関し、特に処方箋の記載内容に基づき投薬の時間を報知するための技術に関する。
病院などの医療施設では、患者に処方される薬剤などを処方箋に記載して、この処方箋を患者に渡している。患者は、その処方箋を薬局に見せて、この処方箋に記載されている薬剤などを薬局から購入する。しかしながら、多くの患者は、医療や薬剤に関する知識が乏しく、処方箋を見ても、その記載内容を理解することが困難である。また、処方箋が手書きである場合は、その記載内容の読取りさえできないことがある。
特許文献1に記載の文字認識システムでは、カルテ上のシェーマ(人体部位の図形)のシェーマ情報を取得すると共に、シェーマに書き込まれた手書き文字を取得し、シェーマ情報に基づきカルテの手書き部位に関する語彙を設定し、この語彙に基づき手書き文字を認識して、手書きされた文字の認識精度を向上させている。
また、特許文献2に記載のカルテ翻訳システムでは、カルテに書き込まれた用語を特定し、この用語が示す意味内容から患者が理解できるような説明を設定して、この説明を患者に提示し、患者が医師等の手間を掛けることなく自分のカルテの記載内容を理解できるようにしている。
特開2014−026431号公報 特開平10−124599号公報
ここで、上記のように特許文献1では、手書き文字の認識精度の向上を図っている。また、特許文献2では、医師が書き込んだ用語が示す意味内容から患者が理解できるような説明を設定して、この説明を患者に提示している。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術の利用により、処方箋の記載内容を読取って理解できるようになったとしても、患者が処方箋に記載されている投薬の時間を忘れることがある。このため、投薬の時間を忘れないようにケアを行えることが望ましい。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、処方箋に記載されている投薬の時間を判別して、投薬の時間を患者に報知することを目的とする。
本発明の一局面にかかる投薬時間報知システムは、処方箋の画像を撮像する撮像部と、投薬の時間に関するキーワードと投薬の時間を対応付けて予め記憶した記憶部と、時間を計時する計時部と、報知を行う報知部と、前記撮像部により撮像された処方箋の画像における文字列を抽出し、当該抽出した文字列を前記記憶部に記憶されている投薬の時間に関する前記キーワードと照合して、当該抽出した文字列に一致する前記キーワードを検出した場合に、当該検出したキーワードに対応する投薬の時間を報知時間として設定しておき当該設定した報知時間に、前記計時部により計時された時間が一致すると判定したときに、前記報知部に報知を行わせる制御部と、を備えるものである。
本発明の一局面にかかる携帯端末装置は、処方箋の画像を撮像する撮像部と、投薬の時間に関するキーワードと投薬の時間を対応付けて予め記憶した記憶部と、時間を計時する計時部と、報知を行う報知部と、前記撮像部により撮像された処方箋の画像における文字列を抽出し、当該抽出した文字列を前記記憶部に記憶されている投薬の時間に関する前記キーワードと照合して、当該抽出した文字列に一致する前記キーワードを検出した場合に、当該検出したキーワードに対応する投薬の時間を報知時間として設定しておき当該設定した報知時間に、前記計時部により計時された時間が一致すると判定したときに、前記報知部に報知を行わせる制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、処方箋に記載されている投薬の時間を判別して、投薬の時間を患者に報知することができる。
本発明の一実施形態にかかる投薬時間報知システムとしての携帯端末装置と、更にサーバーを示す概略図である。 本発明の一実施形態にかかる投薬時間報知システムとしての携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 処方箋の画像に基づき投薬の時間や薬剤の処方を検出する処理を示すフローチャートである。 携帯端末装置の撮像カメラにより撮像された処方箋の元画像を示す図である。 撮像された処方箋の元画像と、テキストの活字又は手書き文字を予め設定されたフォントに変換してなる処方箋の変換画像とを並べて表示部に表示した状態を示す図である。 投薬の時間に係る複数のキーワードとそれぞれの投薬の時間とを対応付けると共に、薬剤の処方に係る複数のキーワードとそれぞれの薬剤の処方を示す語句とを対応付けて記憶したデータベースを概念的に示す図である。 複数のキーワードを投薬の時間及び薬剤の処方を示す語句に置き換えてなる処方箋の変換画像を示す図である。 編集された処方箋の変換画像を示す図である。 投薬の時間を示すスケジュールデータを概念的に示す図である。 投薬の時間を報知する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる投薬時間報知システムとしての携帯端末装置と、更にサーバーを示す概略図である。図2は、本発明の一実施形態にかかる投薬時間報知システムとしての携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る投薬時間報知ユニット1は、LANやインターネットなどを通じて相互にデータ通信を行う携帯端末装置10及びサーバー30を備えている。
本発明の一実施形態にかかる投薬時間報知システムとしての携帯端末装置10は、例えばスマートフォンやモバイル機器などである。携帯端末装置10は、表示部11と、タッチパネル12と、物理キー13と、撮像カメラ14と、ネットワーク通信部15と、アラーム発音部16と、記憶部18と、制御ユニット19とを備えている。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信が可能とされている。
表示部11は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)などから構成される。例えば、表示部11の画面には、複数のアイコンが表示される。
タッチパネル12は、所謂抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチパネルである。タッチパネル12は、表示部11の画面に配置され、当該タッチパネル12に対するユーザーの指などの接触(タッチ)をその接触位置と共に検知し、表示部11の画面に対するユーザーの指示を入力する。従って、タッチパネル12は、表示部11の画面に対するユーザー操作が入力される操作部としての役割を果たす。
また、携帯端末装置10は、ユーザー操作が入力される操作部として、上記のタッチパネル12に加えて物理キー13を備えている。
撮像カメラ14は、レンズ及び撮像素子(CCD、CMOSなど)を備えるカメラであって、外部の画像を撮像して、この画像を示す画像データを出力する。撮像カメラ14は、特許請求の範囲における撮像部の一例である。
ネットワーク通信部(NW通信部)15は、不図示のLANチップなどの通信モジュールを備える通信インターフェイスである。このネットワーク通信部15は、LANやインターネットなどを通じてサーバー30などに接続される。
アラーム発音部16は、アラーム装置であり、警報音を発する。記憶部18は、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置であり、各種のアプリケーションプログラムや種々の情報等を記憶している。アラーム発音部16は、特許請求の範囲における報知部の一例である。
制御ユニット19は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等から構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro Processing Unit)等である。制御ユニット19は、上記のROM又は記憶部18に記憶された制御プログラムが上記のプロセッサーで実行されることにより、制御部21として機能する。
制御ユニット19は、表示部11、タッチパネル12、物理キー13、撮像カメラ14、ネットワーク通信部15、アラーム発音部16、及び記憶部18などと接続されており、これらの構成要素の動作制御や、当該各構成要素との間での信号またはデータの送受信を行う。
制御部21は、種々の処理を実行する処理部としての役割を果たす。また、制御部21は、表示部11の表示動作及びネットワーク通信部15の通信動作を制御する機能を有する。計時部22は、計時を行うタイマーであり、例えば現在の日時を計時する。
ここで、携帯端末装置10のユーザーが、当該携帯端末装置10の撮像カメラ14により処方箋の画像を撮像し、この処方箋の判別を指示すると、制御部21は、その処方箋の画像における文字を示す画像を解析し、この解析した文字が示すテキストを抽出する。そして、制御部21は、その抽出したテキストに含まれる予め設定されたキーワードを検出して、このキーワードに対応する投薬の時間を検出し、計時部22により計時された時間がその検出した時間に達すると、アラーム発音部16により警報音を発音させる。
また、制御部21は、その抽出したテキストに含まれる予め設定された他のキーワードを検出して、この他のキーワードに対応する薬剤の処方を示す語句を検出し、上記投薬の時間及びその薬剤の処方を示す語句を表示部11の画面に表示させる。
これにより、ユーザーに対しては、処方箋に記載されている投薬の時間がアラームで報知され、また薬剤の時間及び薬剤の処方が表示部11の画面上で知らされる。
次に、上記のように携帯端末装置10の撮像カメラ14により撮像された処方箋の画像に基づき投薬の時間や薬剤の処方を検出するための処理を、図3に示すフローチャートなどを参照して詳細に説明する。
まず、携帯端末装置10のユーザーは、撮像カメラ14による撮像領域に処方箋を配置し、撮像カメラ14により当該処方箋を撮像可能な状態とし、例えば表示部11の画面に表示されているアイコンをタッチ操作して、撮像カメラ14による撮影指示を入力する。制御部21は、タッチパネル12を通じて、当該指示を受け付けると、撮像カメラ14を起動させて、撮像カメラ14により撮像範囲にある処方箋を撮像させる(S101)。
続いて、制御部21は、上記撮像により得られた処方箋を示す画像を撮像カメラ14から取り込み、その取り込んだ処方箋の画像(以下、処方箋の元画像と称す)を、静止画像として表示部11の画面に表示させる(S102)。例えば、図4に示すような処方箋の元画像PAが撮像カメラ14により撮像されて表示部11の画面に表示される。また、制御部21は、表示部11の画面に、処方箋の元画像PAと共に、検索キーK11、編集キーK12、登録キーK13も表示させる。
そして、制御部21は、処方箋の元画像PAを解析し、元画像PAに含まれる文字を認識して、この認識した文字からなるテキストを抽出する(S103)。詳しくは、記憶部18には、処方箋の元画像を解析して、処方箋の元画像に含まれる文字を認識するための既知のOCR機能を備えるアプリケーションが記憶されている。制御部21は、そのアプリケーションを実行し、処方箋の元画像に含まれる文字を認識し、この認識した文字からなるテキストを抽出する。このアプリケーションが備えるOCR機能は、処方箋に書き込まれている手書き文字及び活字のいずれも認識可能なものとする。
例えば、制御部21は、上記OCR機能により、図4に示す処方箋の元画像PAにおける文字を示す画像im1〜im8の各部分に基づいて、対応するテキストTA1〜TA8を認識して抽出する。各画像im1〜im3は、活字を示す画像からなり、画像im1は「処方箋」、画像im2は「患者氏名…」、画像im3は「生年月日…」をそれぞれ示している。各画像im4〜im7は、手書きの文字を示す画像からなり、画像im4は「アモキシリン 250mg錠剤」、画像im5は「TT錠 p.o.t.i.dx7日」、画像im6は「投与#42」、画像im7は「補充なし」をそれぞれ示している。画像im8は、活字からなる「担当医署名」、及び手書きの文字からなる「Taro Kyosee」を示している。
制御部21は、S103で抽出した各テキストを予め設定されたフォントに変換して処方箋の変換画像PBを生成し、この処方箋の変換画像PBを処方箋の元画像PAと並べて表示部11の画面に表示させる(S104)。これにより、例えば図5に示すように撮像カメラ14から取り込んだ処方箋の元画像PAと、文字を示す画像部分がテキストに変換された処方箋の変換画像PBが表示部11の画面に並べて表示される。
続いて、制御部21は、S103で抽出した各テキストTA1〜TA8別に、テキストに含まれる文字列を、記憶部18内のデータベースDBに予め記憶されている複数のキーワードと照合し(S105)、当該文字列がこれらキーワードのいずれかに一致するか否かを判定する(S106)。
図6は、データベースDBを概念的に示す図である。この図6に示すようにデータベースDBは、投薬の時間に係る複数のキーワードKTとそれぞれの投薬の時間とを対応付けると共に、薬剤の処方に係る複数のキーワードKQとそれぞれの薬剤の処方を示す語句とを対応付けたデータであり、記憶部18に記憶されている。例えば、このデータベースDBは、サーバー30の記憶デバイス(図示せず)に予め記憶されており、サーバー30は、ネットワークを通じて携帯端末装置10に当該データベースDBを送信し、携帯端末装置10のネットワーク通信部15がデータベースDBを受信して、制御部21が当該データベースDBを記憶部18に記憶させるものとされる。
例えば、制御部21は、テキストTA5に含まれる文字列「t.i.d」がデータベースDBにおける投薬の時間に係るキーワードKT「t.i.d」に一致すると判断した場合(S106「Yes」)、キーワードKT「t.i.d」に対応付けられた投薬の時間「1日3回」をデータベースDBから読み出す(S107)。
また、制御部21は、テキストTA5に含まれる他の文字列「x7」がデータベースDBにおける投薬の時間に係るキーワードKT「x7」に一致すると判断した場合は(S106「Yes」)、キーワードKT「x7」に対応付けられた投薬の時間「7日間」をデータベースDBから読み出す(S107)。
あるいは、制御部21は、テキストTA5に含まれる別の文字列「p.o」がデータベースDBにおける薬剤の処方に係るキーワードKQ「p.o」に一致すると判断した場合は(S106「Yes」)、キーワードKQ「p.o」に対応付けられた投薬の処方「経口」をデータベースDBから読み出す(S107)。
また、制御部21は、テキストTA6に含まれる文字列「#42」がデータベースDBにおける薬剤の処方に係るキーワードKQ「#42」に一致すると判断した場合は(S106「Yes」)、キーワードKQ「#42」に対応付けられた投薬の処方「42錠」をデータベースDBから読み出す(S107)。
そして、制御部21は、キーワード「t.i.d」、「x7」を投薬の時間を示す「1日3回」、「7日間」に置き換え、更に、キーワード「p.o」、「#42」を薬剤の処方を示す「経口」、「42錠」に置き換えて、これら置き換えた後の各キーワードを示す画像を作成し、処方箋の変換画像PBにおける、それまでの「t.i.d」、「x7」「p.o」、及び「#42」を示す各画像を、「1日3回」、「7日間」、「経口」、及び「42錠」を示す各画像に変換した新たな処方箋の変換画像PBを作成する。制御部21は、当該作成した新たな処方箋の変換画像PBを表示部11の画面に表示させる(S108)。これにより、図7に示すように、新たな処方箋の変換画像PBには、各キーワードKT「t.i.d」、「x7」の代わりに、各投薬の時間「1日3回」、「7日間」が表示されると共に、各キーワードKQ「p.o」、「#42」の代わりに、各薬剤の処方「経口」、「42錠」が表示される。
なお、制御部21は、S103で抽出したテキストに含まれる全ての文字列がデータベースDBにおけるいずれのキーワードにも一致しなければ(S106「No」)、S107、S108を行うことがない。
ここで、図7に示す新たな処方箋の変換画像PBには、投薬の時間及び薬剤の処方が分かり易く表示されているので、ユーザーが投薬の時間及び薬剤の処方を理解することができる。しかしながら、ユーザーにとっては、データベースDBにおけるいずれのキーワードにも一致しなかった、テキストTA5における「TT錠」が未だに不明である。
この場合、例えば、ユーザーは、タッチパネル12に対するタッチ操作により、図7に示す処方箋の元画像PA又は変換画像PBにおける「TT錠」を示す表示領域部分を選択する。例えば、ユーザーは、処方箋の元画像PA又は変換画像PBを示す画面上で2点をタッチ操作すると、タッチパネル12により当該2点が検出され、制御部21は、当該2点を対角線とする矩形領域を受け付ける。すなわち、ユーザーが、処方箋の元画像PA又は変換画像PBを示す画面上で、「TT錠」を示す表示領域部分を上記対角線により示される矩形領域に含まれるように、2点をタッチ操作して指定すると、制御部21が、「TT錠」を示す表示領域部分を含む矩形領域の選択を受け付ける(S109「Yes」)。このとき、制御部21は、当該領域を検索対象として設定し(S110)、表示部11の画面上で、処方箋の元画像PA又は変換画像PBにおける上記選択された「TT錠」を示す表示領域部分の背景色を変更させる。
そして、ユーザーが、上記選択された領域に含まれる「TT錠」を表示部11の画面上で確認して、検索キーK11をタッチ操作すると、制御部21は、タッチパネル12を通じて、検索指示を受け付ける。制御部21は、上記選択された領域に含まれるキーワードを特定する(ここでは、制御部21は「TT錠」を示す画像を上記OCR機能によりテキストに変換した時に、当該変換後のテキストからなる語句を記憶しておくものとする)。制御部21は、ネットワーク通信部15を通じて、例えばインターネット上の検索サイトにアクセスし、上記選択された領域に含まれるキーワード「TT錠」に対応する情報を検索サイトから取得して、この情報を表示部11の画面に表示させる(S111)。例えば、制御部21は、このように取得された情報が「2錠」である場合、図8に例を示すように、それまでの「TT錠」を示す画像から、当該「2錠」を示す画像に置き換えて、変換画像PB上に表示させる。
このとき、ユーザーが編集キーK12をタッチ操作して、制御部21が、上記表示した情報の編集指示を受け付けることを条件に、制御部21が、例えばソフトキーボード等を表示部11の画面に表示させるようにしてもよい。この場合、ユーザーが、ソフトキーボードをタッチ操作し、別の語句「3錠」を入力すると、制御部21は、タッチパネル12を通じて、当該入力された語句「3錠」を受け付け、当該入力された語句「3錠」を示す画像を作成して、上記「2錠」を示す画像に代えて、当該作成した「3錠」を示す画像を、変換画像PB上に表示させる。
このように上記取得された情報を表示部11に表示させているときに、ユーザーが登録キーK13をタッチ操作すると、制御部21は、登録指示を受け付け、上記選択された領域に含まれるキーワード「TT錠」をキーワードKQとして設定すると共に、この時点で表示させている上記取得された情報に対応する語句(この例では「2錠」)を薬剤の処方を示す語句として設定し、キーワードKQ「TT錠」と薬剤の処方を示す語句「2錠」を対応付けて記憶部18内のデータベースDBに記憶させて、データベースDBを更新する。
この後、制御部21は、図8に示す処方箋の変換画像PBを記憶部18に記憶させる(S113)。更に、制御部21は、S107で取得した投薬の時間「1日3回」、「7日間」に基づき、例えば図9に示すようなスケジュールデータSDを作成して、このスケジュールデータSDを記憶部18に記憶させる(S114)。この後、処理は終了する。図9に示すスケジュールデータSDは、投薬の時間が「1日3回」、「7日間」となっているので、7日間にわたって毎日、「1日3回」の場合の時間として予め設定された7時、12時、及び18時にアラームを繰り返し発生させることを示すものとする。また、例えば投薬の時間が「1日3回」、「食前」、「5日間」となっている場合は、スケジュールデータSDが、「1日3回」かつ「食前」の場合の時間として予め設定された6時45分、11時45分、17時45分に、5日間にわたって毎日、アラームを繰り返し発音させることを示すものとする。あるいは、投薬の時間が「1日3回」「食後」である場合は、スケジュールデータSDが、「1日3回」かつ「食後」の場合の時間として予め設定された7時45分、12時45分、18時45分にアラームを繰り返し発音させることを示すものとなる。
なお、S109において、上記検索対象を設定するための指定をユーザーから制御部21が受け付けなかった場合には(S109「No」)、S110、S111の処理は行われない。
次に、上記のスケジュールデータSDに基づき投薬の時間を報知する処理を、図10に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
制御部21は、計時部22より計時された時間と、上記のスケジュールデータSDから投薬の時間とを常に照合して(S201)、計時部22より計時された時間が投薬の時間に一致するか否かを判定する(S202)。制御部21は、計時された時間が投薬の時間に一致しないと判断した場合は(S202「No」)、S201、S202を繰り返す。
また、制御部21は、計時された時間が投薬の時間に一致すると判断した場合は(S202「Yes」)、アラーム発音部16によりアラームを発音させると共に(S203)、記憶部18に記憶されている処方箋の変換画像PBを表示部11の画面に表示させる(S204)。この後、処理はS201に戻る。例えば、スケジュールデータSDが図9に示すものである場合、制御部21は、当該スケジュールデータSDに従って、7日間にわたって毎日、7時、12時、及び18時にアラーム発音部16により繰り返しアラームを発音させる。
このように処方箋の画像に記載されている投薬の時間を示すスケジュールデータSDに基づき、投薬の時間にアラームが発音されるので、ユーザーが投薬の時間を忘れずに済む。
なお、上記実施形態では、データベースDBを携帯端末装置10の記憶部18に記憶させて、携帯端末装置10の制御部21が図3に示すフローチャートの処理を行っているが、携帯端末装置10がデータベースDBを有さずに、サーバー30が、その記憶部にデータベースDBを記憶しているようにしてもよい。この場合、携帯端末装置10の制御部21がネットワーク通信部15を介して、サーバー30と通信することにより、図3に示したフローチャートの処理の一部(S105、S106、S107)を行う。この実施形態では、携帯端末装置10及びサーバー30が、本発明に係る投薬時間報知システムの一例となる。
また、本発明係る情報処理装置として、上記では、携帯端末装置10を例にして説明しているが、この代わりに、撮像カメラ、表示部、操作部等を備える他の電子機器を適用してもよい。例えば、撮像カメラとして利用可能なスキャナーを備えるPC(Personal Computer)又は画像形成装置(複合機)等を情報処理装置として適用することが可能である。
また、図1乃至図10を用いて説明した上記実施形態及び変形例の構成及び処理は、本発明の一例に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
10 携帯端末装置
11 表示部
12 タッチパネル
13 物理キー
14 撮像カメラ
15 ネットワーク通信部
16 アラーム発音部
18 記憶部
19 制御ユニット
21 制御部
22 計時部
30 サーバー

Claims (6)

  1. 処方箋の画像を撮像する撮像部と、
    投薬の時間に関するキーワードと投薬の時間を対応付けて予め記憶した記憶部と、
    時間を計時する計時部と、
    報知を行う報知部と、
    前記撮像部により撮像された処方箋の画像における文字列を抽出し、当該抽出した文字列を前記記憶部に記憶されている投薬の時間に関する前記キーワードと照合して、当該抽出した文字列に一致する前記キーワードを検出した場合に、当該検出したキーワードに対応する投薬の時間を報知時間として設定しておき当該設定した報知時間に、前記計時部により計時された時間が一致すると判定したときに、前記報知部に報知を行わせる制御部と、を備える投薬時間報知システム。
  2. 前記撮像部により撮像された処方箋の画像を表示する表示部を更に備え、
    前記制御部は、前記抽出した文字列を、前記対応する投薬の時間を示す語句に置き換えて、前記処方箋の画像を前記表示部に表示させる請求項1に記載の投薬時間報知システム。
  3. 前記記憶部には、更に、薬剤の処方に関するキーワードと、薬剤の処方を示す語句とが予め対応付けて記憶され、
    前記制御部は、前記抽出した文字列を前記記憶部に記憶されている薬剤の処方に関するキーワードと照合して、当該抽出した文字列に一致するキーワードを検出した場合に、当該検出したキーワードに対応する薬剤の処方を示す語句を前記記憶部から読出し、当該検出したキーワードを当該読出した薬剤の処方を示す語句に置き換えて、前記処方箋の画像を前記表示部に表示させる請求項2に記載の投薬時間報知システム。
  4. ユーザーによる操作に基づいて指示が入力される操作部と、
    前記撮像部により撮像された処方箋の画像を表示する表示部と、
    ネットワーク上のストレージとの間でデータ通信を行う通信部と、を更に備え、
    前記制御部は、前記操作部の操作により前記表示部に表示されている処方箋の画像における文字列が検索対象として指示されると、当該検索対象として指示された文字列に対応する情報を、前記通信部を通じて前記ネットワーク上のストレージから検索し、前記検索対象とされた文字列を、当該検索により得た情報に置き換えて、前記表示部に表示させる請求項1に記載の投薬時間報知システム。
  5. 情報処理装置と、当該情報処理装置と通信可能なネットワーク上のサーバーとを備え、
    前記情報処理装置は、前記撮像部、前記計時部、前記報知部、及び前記制御部を備え、
    前記サーバーは、前記記憶部を備える請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の投薬時間報知システム。
  6. 処方箋の画像を撮像する撮像部と、
    投薬の時間に関するキーワードと投薬の時間を対応付けて予め記憶した記憶部と、
    時間を計時する計時部と、
    報知を行う報知部と、
    前記撮像部により撮像された処方箋の画像における文字列を抽出し、当該抽出した文字列を前記記憶部に記憶されている投薬の時間に関する前記キーワードと照合して、当該抽出した文字列に一致する前記キーワードを検出した場合に、当該検出したキーワードに対応する投薬の時間を報知時間として設定しておき当該設定した報知時間に、前記計時部により計時された時間が一致すると判定したときに、前記報知部に報知を行わせる制御部と、を備える携帯端末装置。
JP2018187492A 2018-10-02 2018-10-02 投薬時間報知システム及び携帯端末装置 Pending JP2020057204A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018187492A JP2020057204A (ja) 2018-10-02 2018-10-02 投薬時間報知システム及び携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018187492A JP2020057204A (ja) 2018-10-02 2018-10-02 投薬時間報知システム及び携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020057204A true JP2020057204A (ja) 2020-04-09

Family

ID=70107343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018187492A Pending JP2020057204A (ja) 2018-10-02 2018-10-02 投薬時間報知システム及び携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020057204A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7256232B2 (ja) 薬剤管理システム及び薬剤管理方法
JP2014016763A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP6040112B2 (ja) 治験支援装置、治験支援方法、治験支援プログラム及び携帯端末装置
JP2021058596A (ja) スマート体温監視システム
JP2018128931A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
CN112037875A (zh) 智能诊疗数据处理方法、设备、装置及存储介质
CN106557646A (zh) 记录介质、应用程序激活控制方法和信息处理设备
JP2023086135A (ja) 救急医療支援システム
JP2010218439A (ja) 処方オーダ発行プログラム、処方オーダ発行装置及び方法
KR102595904B1 (ko) 의료상담 콘텐츠에 기초한 의료상담자 추천 방법 및 시스템
JP7343585B2 (ja) 識別支援システム、識別支援クライアント、識別支援サーバ、及び識別支援方法
JP6249619B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2020057204A (ja) 投薬時間報知システム及び携帯端末装置
JP2005137443A (ja) 調剤情報処理装置及び調剤情報処理プログラム
CN110619936B (zh) 一种药方处理方法、装置和用于药方处理的装置
JP6385718B2 (ja) 服薬管理端末、服薬管理方法及び服薬管理システム
JP6577331B2 (ja) 医療情報提供システム、医療情報提供方法、プログラム及び媒体
TW201916061A (zh) 智慧型健康管理系統
JP7147318B2 (ja) 端末装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2020038577A (ja) 処方箋判別支援システム
JP6516337B2 (ja) 読取システム及び読取プログラム
JP2011180893A (ja) 迷子管理システム
KR20160085478A (ko) 수혈/채혈/투약 관리 서비스 제공 시스템 및 제공 방법
Dharmale et al. REMICARE—Medicine Intake Tracker and Healthcare Assistant
JP7278668B1 (ja) 表示制御装置及び情報処理装置