JP2020057184A - 飲料課金システム - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料提供装置による飲料提供における売上げのさらなる増加を図ること。【解決手段】本発明の飲料課金システムは、利用者の識別情報の入力と共に飲料の購入要求を受け付ける受付部と、購入要求に応じて所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部と、識別情報と提供部による飲料の提供状況とに基づいて利用者毎に提供した飲料の量を集計する集計部と、利用者毎に集計した飲料の量に応じて、利用者毎に飲料の規定量あたりの課金料金を、少なくとも無料の場合を含む複数の価格に決定すると共に、当該決定した価格に基づいて利用者毎に提供した全ての飲料の量に対する課金合計金額を算出する課金部と、を備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、飲料提供装置による飲料提供に対する課金額を算出する飲料課金システムに関する。
近年、水素水やミネラルウォーターなどの飲料を、カップやボトルに給水して販売する飲料提供装置が普及している。例えば、スポーツジムなどの施設に設置され、水素の微小気泡を含有した水素水を専用のボトルに給水して提供するウォーターサーバーが一例として挙げられる。
このようなウォーターサーバーの主な課金方法として、1杯の水素水を提供するごとに水素水1杯あたりの金額や当該金額に相当するチケットを支払う従量制と、1ヶ月あたりの定額費用を支払った場合に無制限に水素水を提供する定額制と、がある。なお、従量制の課金方法では、例えば特許文献1に記載のように、ICカードのメモリに記憶された電子マネーやチケットデータを用いる方法がある。
特許第6150412号公報
しかしながら、上述したようなウォーターサーバーの課金方法では、さらなる利用者の増加や販売数の増加を図ることが困難である。例えば、従量制では、ユーザが最初の1杯目を購入するまでのハードルが高く、利用者数自体を増加させることが困難であり、さらには、日常的に購入杯数が少ない利用者に対する販売杯数の増加も困難である。また、ウォーターサーバーの設置場所である施設を利用する頻度が低いユーザを、定額制の利用者へと移行させることは困難であり、利用者数自体を増加させることが困難である。その結果、売上げのさらなる増加を図ることが難しい、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、飲料提供装置による飲料提供における売上げのさらなる増加を図ることができる飲料課金システムを提供することにある。
本発明の一形態である飲料課金システムは、
利用者の識別情報の入力と共に飲料の購入要求を受け付ける受付部と、
前記購入要求に応じて、所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部と、
前記識別情報と前記提供部による飲料の提供状況とに基づいて、利用者毎に提供した飲料の量を集計する集計部と、
利用者毎に集計した飲料の量に応じて、利用者毎に飲料の規定量あたりの課金料金を、少なくとも無料の場合を含む複数の価格に決定すると共に、当該決定した価格に基づいて利用者毎に提供した全ての飲料の量に対する課金合計金額を算出する課金部と、
を備えた、
という構成をとる。
また、上記飲料課金システムでは、
前記集計部は、予め設定された期間毎に、利用者毎に提供した飲料の量を集計し、
前記課金部は、予め設定された期間毎に、利用者毎に集計した飲料の量に応じて利用者毎に前記課金料金を決定すると共に、前記利用者毎に前記課金合計金額を算出する、
という構成をとる。
また、上記飲料課金システムでは、
前記課金部は、利用者毎に集計した飲料の量のうち、0から第1の閾値以下に対応する量については前記課金料金を無料に決定し、前記第1の閾値を超える量については、当該集計した飲料の量に応じて前記課金料金を複数の価格に決定する、
という構成をとる。
また、上記飲料課金システムでは、
前記課金部は、利用者毎に集計した飲料の量が前記第1の閾値を超える量については、当該集計した飲料の量が多くなるにつれて前記課金料金が低くなる価格に決定する、
という構成をとる。
また、上記飲料課金システムでは、
前記課金部は、利用者毎に集計した飲料の量が前記第1の閾値よりも大きい値に設定された第2の閾値を超える量については前記課金料金を無料に決定する、
という構成をとる。
また、上記飲料課金システムでは、
前記課金部は、同一の利用者の他の飲料の購入情報に基づいて、前記課金合計金額を算出する、
という構成をとる。
また、上記飲料課金システムでは、
前記提供部は、所定箇所に配置された容器に対して飲料を1杯ずつ提供し、
前記集計部は、利用者毎に提供した飲料の量として杯数を集計する、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である課金装置は、
利用者からの購入要求に応じて、所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部を備えた飲料提供装置に接続された課金装置であって、
前記飲料提供装置にて受け付けた利用者の識別情報と、前記提供部による飲料の提供状況と、に基づいて、利用者毎に提供した飲料の量を集計する集計部と、
利用者毎に集計した飲料の量に応じて、利用者毎に飲料の規定量あたりの課金料金を、少なくとも無料の場合を含む複数の価格に決定すると共に、当該決定した価格に基づいて利用者毎に提供した全ての飲料の量に対する課金合計金額を算出する課金部と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である課金方法は、
利用者からの購入要求に応じて、所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部を備えた飲料提供装置に接続された課金装置による課金方法であって、
前記飲料提供装置にて受け付けた利用者の識別情報と、前記提供部による飲料の提供状況と、に基づいて、利用者毎に提供した飲料の量を集計し、
利用者毎に集計した飲料の量に応じて、利用者毎に飲料の規定量あたりの課金料金を、少なくとも無料の場合を含む複数の価格に決定すると共に、当該決定した価格に基づいて利用者毎に提供した全ての飲料の量に対する課金合計金額を算出する、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、飲料提供における売上げのさらなる増加を図ることができる。
本発明の第1の実施形態における飲料課金システムの全体構成を示す図である。 図1に開示した飲料課金システムの構成を示すブロック図である。 図1に開示した飲料課金システムにおける課金の様子を示す図である。 図1に開示した飲料課金システムにおける課金の様子を示す図である。 図1に開示した飲料課金システムの動作を示す図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図5を参照して説明する。図1乃至図4は、飲料課金システムの構成を説明するための図であり、図5は、飲料課金システムの動作を説明するための図である。
[構成]
本実施形態における飲料課金システムは、図1に示すように、ネットワークNを介して接続された、ウォーターサーバー1と課金装置3とを備えている。ウォーターサーバー1は、例えば、スポーツジムなどの施設に設置され、「水素水」を飲料として提供する飲料提供装置である。なお、ウォーターサーバー1は、水素水を提供することに限定されず、いかなる飲料を提供する飲料提供装置であってもよい。
具体的に、ウォーターサーバー1は、図2に示すように、水素水提供装置10(提供部)を備えている。水素水提供装置10は、図1及び図2に示すように、水素水を生成する水素水生成装置11と、予め設定された吐出領域13に配置されたボトルB(容器)に対して所定量の水素水を吐出する吐出口12と、を備えている。なお、吐出領域13は、下部にコップやボトルBなどの容器を載置可能なよう形成されており、その表面は例えば開閉可能な扉で覆われている。
また、ウォーターサーバー1は、図1及び図2に示すように、演算装置と記憶装置とを備えた情報処理装置で構成された制御装置20を備えている。そして、制御装置20は、演算装置がプログラムを実行することで構築された受付部21と提供制御部22とを備えている。また、ウォーターサーバー1は、図示しないカードリーダと操作パネルと通信部とを備えている。
上記受付部21は、利用者Uから提示されたカードCに搭載されたメモリ4に記憶された当該利用者Uを識別する識別情報をカードリーダを介して読取り、当該識別情報の入力を受け付ける。このとき、カードリーダは、カードCからRFIDなどの非接触近距離無線通信を用いて、メモリ4に記憶されている識別情報を読み取る。なお、受付部21は、利用者Uから操作パネルを介して入力された識別情報を受け付けてもよく、いかなる方法で利用者Uの識別情報を受け付けてもよい。例えば、利用者Uの顔認証を行い、顔特徴量を識別情報として受け付けたり、利用者Uの指紋、静脈、虹彩などの生体情報を、利用者Uの識別情報としてもよい。
また、受付部21は、利用者Uから操作パネルを介して、水素水の購入要求を受け付ける。例えば、受付部21は、上述したように利用者Uの識別情報を受け付けた後に、操作パネルに表示された購入ボタンが押されることで、購入要求を受け付ける。但し、受付部21は、利用者Uの識別情報を受け付けた段階で自動的に購入要求を受け付けてもよく、いかなる方法で購入要求を受け付けてもよい。
そして、受付部21は、上述したように利用者Uの識別情報と購入要求を受け付けると、かかる情報を通信部からネットワークNを介して課金装置3に送信し、利用者Uが水素水を購入するよう登録されているかの確認を行う。受付部21は、後述するように、課金装置3から利用者Uの登録を確認した旨の通知を受けると、水素水の購入要求があった旨を提供制御部22に通知する。そして、受付部21は、後述するように提供制御部22から水素水の提供が完了した旨の通知を受けると、かかる情報を課金装置3にネットワークNを介して送信する。なお、受付部21は、課金装置3の利用者の登録の確認を行うことなく、提供制御部22に水素水の購入要求があった旨を通知してもよい。
上記提供制御部22は、受付部21から水素水の購入要求があった旨の通知を受けると、水素水提供装置10の動作を制御して、水素水を生成して吐出領域13に配置されたボトルBに対して一杯分の水素水を吐出口12から吐出して提供する。そして、提供制御部22は、水素水の提供が正常に完了すると、その旨を受付部21に通知する。
次に、課金装置3の構成について説明する。課金装置3は、演算装置及び記憶装置を備えた情報処理装置である。そして、課金装置3は、図2に示すように、演算装置がプログラムを実行することで構築された集計部31と課金部32とを備えている。また、課金装置3は、記憶装置に形成された記憶部33を備えている。
上記記憶部33は、利用者Uの水素水の購入に関する課金情報を記憶している。ここで、図3に、課金情報の一例を示す。課金情報は、利用者Uが水素水を購入する旨の登録を行っている場合に当該利用者Uについて記憶される情報であり、利用者Uの「識別情報」と、水素水の購入に関する「プラン」と、水素水の月間の「購入杯数」と、他の飲料の購入との「セット割り適用の有無」と、水素水の月間の「課金額(円)」と、を含む。
上記「識別情報」は、利用者Uが所有するカードCのメモリ4に記憶されている識別情報に対応する情報である。なお、記憶部33の「識別情報」は、上述したように利用者Uから入力される識別情報が顔特徴量や指紋、静脈、虹彩などの生体情報である場合には、かかる生体情報に対応する情報となる。上記「プラン」は、利用者Uの水素水の購入に対する課金額が、購入杯数に応じて変動する「従量制」で算出されるか、購入杯数に限らず固定である「固定制」で算出されるか、を表す情報である。上記「購入杯数」は、利用者Uが対象となる1ヶ月間に購入した水素水の購入杯数を表す。上記「セット割り適用の有無」は、利用者Uが水素水以外の他の飲料(例えば、プロテインなど)を購入する契約をしているか否かを表す情報である。上記「課金額(円)」は、利用者Uによる水素水の購入に対して対象となる1ヶ月に課金される金額を表す。
また、上記記憶部33は、利用者Uに対する課金算出ルールを記憶している。課金算出ルールには、まず上述した「従量制」の場合における水素水一杯あたりの金額である単価を決定する単価ルールがあり、利用者U毎に水素水の対象となる1ヶ月間の購入杯数に応じて単価が変動する内容となっている。一例として、図4の上図のように、最初の2杯(第1の閾値)以下は無料、3杯から12杯以下は50円、13杯から24杯以下は40円、25杯から40杯(第2の閾値)以下は30円、40杯を超える場合は無料、という単価ルールである。なお、上述した単価ルールは一例であり、かかる内容に限定されない。
さらに、上記記憶部33は、課金算出ルールとして、「セット割り適用」が有る場合に水素水の購入に対する「課金額」を割り引く割引きルールも記憶している。割引きルールは、例えば、水素水の実際の購入杯数で算出される課金額から10%を割り引いて、最終的な「課金額」を算出する、という内容である。但し、割引きルールはかかる内容に限定されない。
上記集計部31は、上述したようにウォーターサーバー1の制御装置20から購入要求された利用者Uの確認要求を受けると、確認要求に伴い通知された利用者Uの識別情報が記憶部33に記憶されているかを調べる。そして、集計部31は、通知された利用者Uの識別情報が記憶部33に記憶されていると、確認した旨の通知を行う。
また、集計部31は、ウォーターサーバー1の制御装置20から通知された、購入要求を行った利用者Uの識別情報と、水素水の提供が完了した旨と、に基づいて、利用者U毎に提供した水素水の杯数(量)を集計する。このとき、集計部31は、記憶部33に記憶されている課金情報に対して、該当する利用者Uの「購入杯数」を「+1」する。
上記課金部32は、記憶部33に記憶されている課金情報に基づいて、利用者U毎の1ヶ月あたりの水素水の購入に対する「課金額」(課金合計金額)を算出する。このとき、課金部32は、上述した記憶部33に記憶されている単価ルールに基づいて、利用者U毎に集計した1ヶ月あたりの購入杯数に応じて、利用者U毎に水素水の一杯あたりの単価(課金料金)を決定する。つまり、利用者の購入杯数の範囲毎に、それぞれ適用される単価を決定する。
そして、課金部32は、利用者U毎に、購入杯数の範囲毎に決定した単価に、かかる単価で購入した杯数をかけて、全てを加算することで、「課金額」を算出する。さらに、課金部32は、「セット割り」が適用される利用者Uについては、上記算出した課金額から10%を減算した値を最終的な「課金額」として算出する。
例えば、課金部32は、図3に示す課金情報の例では、以下のように「課金額」を算出する。まず、2レコード目の利用者U「AABBCC01」は、「プラン」が「従量制」であり、「購入杯数」が「2」である。この場合、単価ルールによると2杯以下は単価が無料であるため、「課金額」は「0円」となる。また、3レコード目の利用者U「AABBCC02」は、「プラン」が「従量制」であり、「購入杯数」が「8」である。この場合、単価ルールによると2杯以下は単価が無料であり、3杯から8杯の6杯分は単価が50円であるため、「課金額」は「300円」となる。また、4レコード目の利用者U「AABBCC03」は、「プラン」が「従量制」であり、「購入杯数」が「20」である。この場合、単価ルールによると2杯以下は単価が無料であり、3杯から12杯の10杯分は単価が50円であり、13杯から20杯の8杯分は単価が40円であるため、「課金額」は「820円」となる。
また、5レコード目の利用者U「AABBCC04」は、「プラン」が「従量制」であり、「購入杯数」が「43」である。この場合、単価ルールによると2杯以下は単価が無料であり、3杯から12杯の10杯分は単価が50円であり、13杯から24杯の12杯分は単価が40円であり、25杯から40杯の16杯分は単価が30円であり、さらに、41杯以上は単価が無料である。このため、「課金額」は上限の「1460円」となる。つまり、図4の下図に示すように、「課金額」は、最初の2杯以下は「0」となり、12杯まで、24杯まで、40杯までは、それぞれ単価50円、40円、30円で購入した杯数に応じて増加し、40杯を超えると定額となる。
また、6レコード目の利用者U「AABBCC05」は、「プラン」が「従量制」であり、「購入杯数」が「46」であり、さらに「セット割り適用」がある。この場合、上記利用者U「AABBCC04」と同様に、本来の「課金額」は上限の「1460円」となるが、「セット割り適用」のため10%割引きの「1314円」となる。
なお、図3の8レコード目に位置する利用者U「AABBDD01」は、固定制であるため、「購入杯数」が「10」であるが、「課金額」は固定の「1000円」となる。また、図3の9レコード目に位置する利用者U「AABBDD02」は、固定制であるため本来の課金額は固定の1000円となるが、「セット割り適用」のため10%割引きの「900円」となる。
[動作]
次に、上述した飲料課金システムの動作を、主に図5のフローチャートを参照して説明する。まず、利用者Uは、予め水素水を従量制で購入することの登録を行う。これにより、利用者UのカードCに搭載されているメモリ4に記憶されている識別情報を含む当該利用者Uの課金情報が、課金装置3の記憶部33に記憶される。
続いて、利用者Uが水素水を購入するときには、カードCをウォーターサーバー1に搭載されたカードリーダにかざすと共に、操作パネルから購入ボタンを押す。すると、ウォーターサーバー1の制御装置20は、カードリーダを介して利用者UのカードCのメモリ4から利用者Uの識別情報と、購入要求を受け付ける(図5のステップS1)。
そして、ウォーターサーバー1の制御装置20は、受け付けた利用者Uの識別情報と購入要求とを、ネットワークNを介して課金装置3に送信し、利用者Uの確認を要求する。課金装置3は、利用者Uの識別情報が記憶部33の課金情報に登録されている場合には、かかる利用者Uは購入可能である利用者として登録されていると判断し、登録確認の旨をウォーターサーバー1の制御装置20に返信する。これにより、ウォーターサーバー1の制御装置20は、購入要求してきた利用者Uの登録確認がとれたこととなる(図5のステップS2)。
すると、ウォーターサーバー1は、水素水を生成して吐出領域13に配置されたボトルBに対して一杯分の水素水を吐出口12から吐出して提供する(図5のステップS3)。そして、ウォーターサーバー1の制御装置20は、水素水の提供が正常に完了すると、その旨を課金装置3に通知する。
続いて、課金装置3は、購入要求を行った利用者Uの識別情報と、水素水の提供が完了した旨と、に基づいて、利用者U毎に提供した水素水の杯数を集計する(図5のステップS4)。このとき、課金装置3は、記憶部33に記憶されている課金情報に対して、該当する利用者Uの「購入杯数」を「+1」する。なお、課金装置3は、月間の購入杯数を集計し、翌月になると「購入杯数」と「課金額」をリセットする。
続いて、課金装置3は、「購入杯数」を集計した課金情報に基づいて、利用者U毎の1ヶ月あたりの水素水の購入に対する「課金額」を算出する(図5のステップS5)。このとき、課金装置3は、単価ルールに基づいて、利用者U毎に購入杯数の範囲毎に応じた水素水一杯あたりの単価を決定する。例えば、図4の上図のように、最初の2杯以下は単価が無料、3杯から12杯までは単価が50円、13杯から24杯までは単価が40円、25杯から40杯までは単価が30円、41杯以上は単価が無料、というように、利用者U毎の「購入杯数」に応じて単価を決定する。そして、課金装置3は、利用者Uの購入杯数と決定した単価に基づいて、利用者U毎に課金する月間の「課金額」を算出する。
以上のように、本発明によると、「従量制」を選択した利用者Uは、最初の2杯(第1の閾値)以下は単価が無料となり、それ以降は購入杯数が多くなるにつれて単価が低くなり、さらに40杯(第2の閾値)を超える場合は以上は単価が無料となる。つまり、1ヶ月間で41杯以上を購入した場合には、「課金額」が定額となる。従って、課金額は、杯数が少ない場合は無料または従量制であり、多くなると定額となる。その結果、利用者Uが利用しやすくなり、飲料提供における売上げのさらなる増加を図ることができる。
なお、上記では、課金装置3は、1ヶ月あたりの購入杯数を集計し、1ヶ月あたりの課金額を算出しているが、2ヶ月で集計するなどいかなる期間で集計してもよい。また、上記では、ウォーターサーバー1が水素水を「ボトル1杯」の単位で提供しているが、300mlというように設定された「量」単位で提供してもよく、利用者Uがその都度希望した「量」で提供してもよい。この場合、課金装置3の集計部31は、所定期間に利用者が購入した水素水の「量」を集計する。さらに、この場合、単価ルールは、例えば、最初の600ml以下は無料、600mlより多く3000ml以下は300mlあたり50円、3000mlより多く6000ml以下は300mlあたり40円、・・・、12000より多い場合は無料、というように設定される。このように、最初の所定量までは金額を無料とし、「量」が多くなるにつれて単位量(規定量)あたりの金額単価が安くなるよう設定される。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 ウォーターサーバー
10 水素水提供装置
11 水素水生成装置
12 吐出口
13 吐出領域
20 制御装置
21 受付部
22 提供制御部
3 課金装置
31 集計部
32 課金部
33 記憶部
4 メモリ
B ボトル
C カード

Claims (9)

  1. 利用者の識別情報の入力と共に飲料の購入要求を受け付ける受付部と、
    前記購入要求に応じて、所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部と、
    前記識別情報と前記提供部による飲料の提供状況とに基づいて、利用者毎に提供した飲料の量を集計する集計部と、
    利用者毎に集計した飲料の量に応じて、利用者毎に飲料の規定量あたりの課金料金を、少なくとも無料の場合を含む複数の価格に決定すると共に、当該決定した価格に基づいて利用者毎に提供した全ての飲料の量に対する課金合計金額を算出する課金部と、
    を備えた、
    飲料課金システム。
  2. 請求項1に記載の飲料課金システムであって、
    前記集計部は、予め設定された期間毎に、利用者毎に提供した飲料の量を集計し、
    前記課金部は、予め設定された期間毎に、利用者毎に集計した飲料の量に応じて利用者毎に前記課金料金を決定すると共に、前記利用者毎に前記課金合計金額を算出する、
    飲料課金システム。
  3. 請求項1又は2に記載の飲料課金システムであって、
    前記課金部は、利用者毎に集計した飲料の量のうち、0から第1の閾値以下に対応する量については前記課金料金を無料に決定し、前記第1の閾値を超える量については、当該集計した飲料の量に応じて前記課金料金を複数の価格に決定する、
    飲料課金システム。
  4. 請求項3に記載の飲料課金システムであって、
    前記課金部は、利用者毎に集計した飲料の量が前記第1の閾値を超える量については、当該集計した飲料の量が多くなるにつれて前記課金料金が低くなる価格に決定する、
    飲料課金システム。
  5. 請求項4に記載の飲料課金システムであって、
    前記課金部は、利用者毎に集計した飲料の量が前記第1の閾値よりも大きい値に設定された第2の閾値を超える量については前記課金料金を無料に決定する、
    飲料課金システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の飲料課金システムであって、
    前記課金部は、同一の利用者の他の飲料の購入情報に基づいて、前記課金合計金額を算出する、
    飲料課金システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の飲料課金システムであって、
    前記提供部は、所定箇所に配置された容器に対して飲料を1杯ずつ提供し、
    前記集計部は、利用者毎に提供した飲料の量として杯数を集計する、
    飲料課金システム。
  8. 利用者からの購入要求に応じて、所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部を備えた飲料提供装置に接続された課金装置であって、
    前記飲料提供装置にて受け付けた利用者の識別情報と、前記提供部による飲料の提供状況と、に基づいて、利用者毎に提供した飲料の量を集計する集計部と、
    利用者毎に集計した飲料の量に応じて、利用者毎に飲料の規定量あたりの課金料金を、少なくとも無料の場合を含む複数の価格に決定すると共に、当該決定した価格に基づいて利用者毎に提供した全ての飲料の量に対する課金合計金額を算出する課金部と、
    を備えた課金装置。
  9. 利用者からの購入要求に応じて、所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部を備えた飲料提供装置に接続された課金装置による課金方法であって、
    前記飲料提供装置にて受け付けた利用者の識別情報と、前記提供部による飲料の提供状況と、に基づいて、利用者毎に提供した飲料の量を集計し、
    利用者毎に集計した飲料の量に応じて、利用者毎に飲料の規定量あたりの課金料金を、少なくとも無料の場合を含む複数の価格に決定すると共に、当該決定した価格に基づいて利用者毎に提供した全ての飲料の量に対する課金合計金額を算出する、
    課金方法。
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