JP2020056967A - 表示装置、駆動回路、表示装置の駆動方法及び表示装置の検査方法 - Google Patents

表示装置、駆動回路、表示装置の駆動方法及び表示装置の検査方法 Download PDF

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大輔 河江
山下 淳一
Junichi Yamashita
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Abstract

【課題】サブピクセルの電源線を共通にすることができる表示装置、駆動回路、表示装置の駆動方法及び表示装置の検査方法を提供する。【解決手段】表示装置は、発光素子EL1と、第1トランジスタTr1、第1容量素子C1、第2トランジスタTr2、及び、第3トランジスタTr3を含み、発光素子EL1に所定の電流を供給する定電流制御部2と、第4トランジスタTr4、第2容量素子C2、及び、第5トランジスタTr5を含み、発光素子EL1への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部3とを有する画素回路1を備え、第1電源線Vddと第2電源線Vssとの間に、第4トランジスタTr4、第1トランジスタTr1、発光素子EL1がこの順番で直列に接続されて発光素子EL1に電流を供給する。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、駆動回路、表示装置の駆動方法及び表示装置の検査方法に関する。
電流駆動型アクティブマトリクスディスプレイにおいて、発光素子の定電流駆動とパルス幅変調による階調表現とを組み合わせることが行われている。
例えば、特許文献1には、そのような表示装置において、電源電位を変動させ、定電流設定を全画素(ピクセル)一括で行うことで、画素回路を構成する素子数を削減することが記載されている。
特開2014−109703号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、定電流設定のための信号成分を電源線から入力する必要があり、RGBの画素回路(サブピクセル)の電源線を分離しなければならず、電源線の電位変動の影響を受けることがあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、サブピクセルの電源線を共通にすることができる表示装置、駆動回路、表示装置の駆動方法及び表示装置の検査方法を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、発光素子と、第1トランジスタ、第1トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第1トランジスタのソース端子及び発光素子の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子、第1トランジスタのソース端子及び第1容量素子の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第2トランジスタ、及び、第1トランジスタのゲート端子及び第1容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第3トランジスタを含み、発光素子に所定の電流を供給する定電流制御部と、第4トランジスタ、第4トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線に他方の端子が接続された第2容量素子、及び、第4トランジスタのゲート端子及び第2容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第5トランジスタを含み、発光素子への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部とを有する画素回路を備え、第1電源線と第2電源線との間に、第4トランジスタ、第1トランジスタ、発光素子がこの順番で直列に接続されて発光素子に電流を供給するものである。
また、本発明に係る駆動回路は、発光素子と、第1トランジスタ、第1トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第1トランジスタのソース端子及び発光素子の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子、第1トランジスタのソース端子及び第1容量素子の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第2トランジスタ、及び、第1トランジスタのゲート端子及び第1容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第3トランジスタを含み、発光素子に所定の電流を供給する定電流制御部と、第4トランジスタ、第4トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線に他方の端子が接続された第2容量素子、及び、第4トランジスタのゲート端子及び第2容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第5トランジスタを含み、発光素子への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部とを有する画素回路を備え、第1電源線と第2電源線との間に、第4トランジスタ、第1トランジスタ、発光素子がこの順番で直列に接続されて発光素子に電流を供給するものである。
また、本発明に係る表示装置の駆動方法は、発光素子と、第1トランジスタ、第1トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第1トランジスタのソース端子及び発光素子の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子、第1トランジスタのソース端子及び第1容量素子の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第2トランジスタ、及び、第1トランジスタのゲート端子及び第1容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第3トランジスタを含み、発光素子に所定の電流を供給する定電流制御部と、第4トランジスタ、第4トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線に他方の端子が接続された第2容量素子、及び、第4トランジスタのゲート端子及び第2容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第5トランジスタを含み、発光素子への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部とを有する画素回路を備え、第1電源線と第2電源線との間に、第4トランジスタ、第1トランジスタ、発光素子がこの順番で直列に接続されて発光素子に電流を供給する表示装置の駆動方法であって、第1電源線及び第2電源線を1フレーム期間を通して固定電位に設定するものである。
また、本発明に係る表示装置の検査方法は、発光素子と、第1トランジスタ、第1トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第1トランジスタのソース端子及び発光素子の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子、第1トランジスタのソース端子及び第1容量素子の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線にゲート端子が接続され、第1信号線にドレイン端子が接続された第2トランジスタ、及び、第1トランジスタのゲート端子及び第1容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線にゲート端子が接続され、第1信号線又は第2信号線にドレイン端子が接続された第3トランジスタを含み、発光素子に所定の電流を供給する定電流制御部と、第4トランジスタ、第4トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線に他方の端子が接続された第2容量素子、及び、第4トランジスタのゲート端子及び第2容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線にゲート端子が接続され、第2信号線にドレイン端子が接続された第5トランジスタを含み、発光素子への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部とを有する画素回路を備え、第1電源線と第2電源線との間に、第4トランジスタ、第1トランジスタ、発光素子がこの順番で直列に接続されて発光素子に電流を供給する表示装置の検査方法であって、発光素子が発光しているときに、第1信号線を介して発光素子の一方の端子の電位を検出するものである。
本発明により、サブピクセルの電源線を共通にする表示装置、駆動回路、表示装置の駆動方法及び表示装置の検査方法を提供することができる。
実施の形態1に係る画素回路1の構成を示す回路図である。 実施形態1に係る表示装置1の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態1に係る画素回路1の時刻t1における駆動の状態を示す図である。 実施の形態1に係る画素回路1の時刻t2における駆動の状態を示す図である。 実施の形態1に係る画素回路1の時刻t4における駆動の状態を示す図である。 実施の形態1に係る画素回路1の時刻t6における駆動の状態を示す図である。 実施の形態1に係る画素回路1の時刻t7における駆動の状態を示す図である。 実施の形態1に係る画素回路の別の構成を示す回路図である。 実施の形態1に係る画素回路の別の構成を示す回路図である。 実施の形態2に係る画素回路11の構成を示す回路図である。 実施形態2に係る表示装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態2に係る画素回路11の時刻t11における駆動の状態を示す図である。 実施の形態2に係る画素回路11の時刻t12における駆動の状態を示す図である。 実施の形態2に係る画素回路11の時刻t14における駆動の状態を示す図である。 実施の形態2に係る画素回路11の時刻t16における駆動の状態を示す図である。 実施の形態2に係る画素回路11の時刻t18における駆動の状態を示す図である。 実施の形態2に係る画素回路11の時刻t19における駆動の状態を示す図である。 実施の形態2に係る別の画素回路21の構成を示す回路図である。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係る表示装置は、例えば、有機ELディスプレイやLEDディスプレイなどの自発光型アクティブマトリックスディスプレイであって、発光素子の定電流駆動と、パルス幅変調による階調表現とを行うために、電源間にPWM制御部、定電流制御部(定電流源)、発光素子をこの順番で直列に接続して、複数の画素回路の電源線を共通にすることができるものである。
ここでは、発光素子、定電流制御部、PWM制御部が1つの画素回路を構成する。
また、定電流制御部は3つのトランジスタ及び1つの容量で構成され、PWM制御部は2つのトランジスタ及び1つの容量で構成される。
そして、定電流制御部が定電流設定を行い、PWM制御部が発光素子の発光/非発光の2つの状態遷移を制御する。
以下、図面を参照して本実施の形態1に係る表示装置及び表示装置の駆動方法について説明する。
まず、本実施の形態1に係る表示装置の構成について説明する。
本実施の形態1に係る表示装置は、行列状に配置された画素回路、電源制御回路、制御線駆動回路(走査線駆動回路)、定電流設定回路及び信号線駆動回路(データ線駆動回路)を含む駆動回路を備えているが、その全体構成の概略は、特許文献1記載のものと同様で良く、ここでは図示及び説明を省略する。詳細は、特許文献1の図1及び関連箇所を参照されたい。
図1は、本実施の形態1に係る画素回路1の構成を示す回路図である。
画素回路1は、発光素子EL1、定電流制御部2及びPWM制御部3を備える。また、定電流制御部2は第1トランジスタTr1、第2トランジスタTr2、第3トランジスタTr3及び第1容量素子C1を含み、PWM制御部3は第4トランジスタTr4、第5トランジスタTr5及び第2容量素子C2を含む。すなわち、画素回路1は、1つの発光素子、5つのトランジスタ及び2つの容量素子(5Tr2C)で構成される。
また、画素回路1を構成する各トランジスタは、例えば、n型のTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)である。そして、R(赤)、G(緑)、B(青)の画素回路(サブピクセル)1により、1つの画素(ピクセル)を構成する。
発光素子EL1は、ここでは、発光ダイオードEL1であって、一般的な容量特性(容量成分C3)を有しており、容量デバイスとしても用いられる。画素回路1は、発光ダイオードEL1が容量成分C3を有していないときは、発光ダイオードEL1とは別に相応する容量素子を備えることが好ましい。発光ダイオードEL1のカソード端子(他方の端子)は第2電源線Vssに電気的に接続され、アノード端子(一方の端子)は第1トランジスタTr1のソース端子、第2トランジスタTr2のソース端子に電気的に接続される。
第1トランジスタTr1は、発光ダイオードEL1への供給電流を制御するトランジスタであり、そのゲート端子は第3トランジスタTr3のソース端子及び第1容量素子C1の一方の端子に電気的に接続され、ソース端子は発光ダイオードEL1のアノード端子、第1容量素子C1の他方の端子及び第2トランジスタTr2のソース端子に電気的に接続され、ドレイン端子は第4トランジスタTr4のソース端子及び第2容量素子C2の他方の端子に電気的に接続される。
第2トランジスタTr2は、信号線DL1から第1トランジスタTr1(又は、第1容量素子C1)の初期化に係る信号を取り込むタイミングを制御するトランジスタであり、そのゲート端子は第1制御線CL1に電気的に接続され、ドレイン端子は信号線DL1に電気的に接続され、ソース端子は第1トランジスタTr1のソース端子、第1容量素子C1の他方の端子及び発光ダイオードEL1のアノード端子に電気的に接続される。
第3トランジスタTr3は、信号線DL1から定電流設定に係る信号を取り込むタイミングを制御するトランジスタであり、そのゲート端子は第2制御線CL2に電気的に接続され、ドレイン端子は信号線DL1に電気的に接続され、ソース端子は第1トランジスタTr1のゲート端子及び第1容量素子C1の一方の端子に電気的に接続される。
第1容量素子C1は第1トランジスタTr1のゲート電位Vgを保持する素子であり、その一方の端子は第1トランジスタTr1のゲート端子及び第3トランジスタTr3のソース端子に電気的に接続され、他方の端子は発光ダイオードEL1のアノード端子、第1トランジスタTr1のソース端子及び第2トランジスタTr2のソース端子に電気的に接続される。
また、第4トランジスタTr4は、発光ダイオードEL1への電流供給の有無を切り替えるトランジスタであり、そのゲート端子は第5トランジスタTr5のソース端子及び第2容量素子C2の一方の端子に電気的に接続され、ソース端子は第1トランジスタTr1のドレイン端子に電気的に接続され、ドレイン端子は第1電源線Vddに電気的に接続される。
第5トランジスタTr5は、信号線DL1からPWM信号を取り込むタイミングを制御するトランジスタであり、そのゲート端子は第4制御線CL4に電気的に接続され、ドレイン端子は信号線DL1に電気的に接続され、ソース端子は第4トランジスタTr4のゲート端子及び第2容量素子C2の一方の端子に電気的に接続される。
第2容量素子C2は第4トランジスタTr4のゲート電位Vgを保持する、すなわち、PWM制御部3のデータを保持する素子であり、その一方の端子は第4トランジスタTr4のゲート端子及び第5トランジスタTr5のソース端子に電気的に接続され、他方の端子は第3制御線CL3に電気的に接続される。なお、本実施の形態1において、第2容量素子C2は後述する定電流設定期間を通してPWM制御部3のデータを保持し続ける。
そして、第1電源線Vddと第2電源線Vssとの間に第4トランジスタTr4、第1トランジスタTr1、発光ダイオードEL1をこの順番で直列に電気的に接続して、発光ダイオードEL1に電流を供給するときに、RGBの各画素回路1の第1電源線Vdd及び第2電源線Vssを共通にすることができる。
次に、本実施の形態1に係る表示装置の動作、すなわち、表示装置の駆動方法について、ここでは定電流設定方法を中心に説明する。
本実施の形態1に係る表示装置の定電流設定は、1フレームを定電流設定期間と点灯期間(複数のサブフレーム期間)とに分けたときの定電流設定期間に行う。定電流設定期間、複数のサブフレーム期間については特許文献1記載のものと同様で良く、詳細については特許文献1の段落[0045]、図4等を参照されたい。また、定電流設定期間は、例えば、水平ブランキング期間内に設けられるが、複数フレームの水平ブランキング期間のうちの1つにだけ設けられるようにしても良い。
図2は、本実施形態1に係る表示装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。第1電源線Vdd及び第2電源線Vssは1フレーム期間を通して固定電位に設定されており、ここでは図示を省略する。
また、図3〜図7は、本実施の形態1に係る画素回路1の駆動の状態を示す図であり、それぞれ時刻t1、t2、t4、t6、t7における状態を示している。
定電流設定期間が始まると、まず、第3制御線CL3の電位を下げることにより、第2容量素子C2を介した容量カップリング動作によって、第4トランジスタTr4を非導通状態(オフ状態)にして発光ダイオードEL1を消灯状態とする(時刻t1、図3)。このとき、第2容量素子C2が保持しているオン/オフ情報に依らず第4トランジスタTr4を非導通状態にするために、少なくともPWM信号の振幅(PWM hi - PWM lo)以上に第3制御線CL3の電位を下げる。
次に、第1制御線CL1の電位を高レベル(以下、「H」という。)にして第2トランジスタTr2を導通状態(オン状態)とし、信号線DL1からデジタル信号に替えてアナログ信号の初期化用電位(Init. Volt.)を入力し、第1容量素子C1、すなわち、第1トランジスタTr1のソース側の電位を初期化する(時刻t2、図4)。このとき、初期化用電位は、後述する定電流制御の段階を経た後でも発光ダイオードEL1の消灯状態を維持するために十分低い値とする。
次に、第1制御線CL1の電位を低レベル(以下、「L」という。)にして第2トランジスタTr2を非導通状態とした後に、第2制御線CL2の電位をHにして第3トランジスタTr3を導通状態とし、信号線DL1から定電流設定前のアナログ信号の任意のリファレンス電位V1を第1トランジスタTr1のゲートに書き込み(時刻t3)、そして、第3制御線CL3の電位を上げて第4トランジスタTr4を強制的に導通状態にする(時刻t4、図5)。
これにより、第4トランジスタTr4及び第1トランジスタTr1に電流が流れて、第1トランジスタTr1はソースフォロア型のしきい値補償(Vth補償)動作を実現し、十分に時間をかけることにより、第1トランジスタTr1のソース端子にV1−Vthの電位が現れる。ここでVthは第1トランジスタTr1のしきい値電圧である。そして、第1容量素子C1は充電されて、第1容量素子C1に電圧Vthが保持される。
なお、時刻t4における第3制御線CL3の電位の上昇は、第2容量素子C2の保持情報にかかわらず第4トランジスタTr4を導通状態にするために、PWM信号の振幅の2倍、すなわち、(PWM hi - PWM lo) × 2程度とすることが好ましい。
そして、十分に時間をかけ、しきい値Vthが検出できた後に、第3制御線CL3の電位をLにして第4トランジスタTr4を強制的に非導通状態とし電流を止め(時刻t5)、信号線DL1からアナログ信号の電位V1+ΔVを第1トランジスタTr1のゲートに書き込み、第1容量素子C1の一方の端子の電位を定電流に対応する電位ΔVだけ上昇させて、定電流制御部2の定電流設定を行う(時刻t6、図6)。
このとき、第1容量素子C1の他方の端子は容量C3と直列に接続されているため、第1容量素子C1にかかる電圧は、Vth+ΔV×C1/(C1+C2)となる。つまり、第1トランジスタTr1のゲート・ソース間電圧Vgsは、Vth+ΔV×C1/(C1+C2)となり、第1トランジスタTr1を飽和領域で動作させるときの電流値はそのしきい値Vthに依存しなくなり、第1トランジスタTr1の特性ばらつきによるしきい値電圧Vthの変動の影響をキャンセルすることができる。
そして、第2制御線CL2の電位をLにして第3トランジスタTr3を非導通状態とした後に、第3制御線CL3の電位を消灯(時刻t1)前の値に戻し、第4トランジスタTr4のゲート電位を復元して、発光ダイオードEL1の発光を再開する(時刻t7、図7)。
このように、本実施の形態1に係る表示装置は、定電流制御部2に第2トランジスタTr2を追加することで、Vth補償をダイオード接続型からソースフォロア型に変更し、定電流設定のための信号を電源線から入力する必要がなくなった。これにより、複数の画素回路1間で電源配線を共通にすることができ、配線抵抗による電圧ドロップの影響を低減することができた。また、第1電源線Vdd、第2電源線Vssともに固定電位に設定して、電源制御回路などの駆動回路を小さくすることができた。
なお、本実施の形態1の表示装置では、画素回路1を構成するトランジスタは全てn型であったが、画素回路を構成するトランジスタにはn型及びp型の両方が含まれていても良いし、全てp型であっても良い。
図8、9は、本実施の形態1に係る画素回路の別の構成を示す回路図である。図8は、第4トランジスタTr4だけをp型とし、残りのトランジスタをn型としたCMOS型の画素回路を示し、図9は、全てのトランジスタをp型とした画素回路を示す。
第1トランジスタTr1をn型(又は、p型)とし、第4トランジスタTr4をp型(又は、n型)とすること、すなわち、第1トランジスタTr1と第4トランジスタTr4とを逆導電型にすることにより、PWM信号の振幅を低減して、表示装置の消費電力を削減することができる。
また、本実施の形態1に係る第4制御線CL4によるPWM信号書き込み時間は従来と比べて非常に短いものとなる。そこで、第4制御線CL4に、例えば、複数のインバータ回路又はスイッチ素子を含むタイミング制御部を接続することにより、サブフレーム期間において第4制御線CL4に供給される各パルスの鈍りを整形してそれらのタイミングを揃えることができる。
以上説明したように、本実施の形態1に係る表示装置は、発光素子EL1と、第1トランジスタTr1、第1トランジスタTr1のゲート端子に一方の端子が接続され、第1トランジスタTr1のソース端子及び発光素子EL1の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子C1、第1トランジスタTr1のソース端子及び第1容量素子C1の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線CL1にゲート端子が接続され、信号線DL1にドレイン端子が接続された第2トランジスタTr2、及び、第1トランジスタTr1のゲート端子及び第1容量素子C1の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線CL2にゲート端子が接続され、信号線DL1にドレイン端子が接続された第3トランジスタTr3を含み、発光素子EL1に所定の電流を供給する定電流制御部2と、第4トランジスタTr4、第4トランジスタTr4のゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線CL3に他方の端子が接続された第2容量素子C2、及び、第4トランジスタTr4のゲート端子及び第2容量素子C2の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線CL4にゲート端子が接続され、信号線DL1にドレイン端子が接続された第5トランジスタTr5を含み、発光素子EL1への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部3とを有する画素回路1を備え、第1電源線Vddと第2電源線Vssとの間に、第4トランジスタTr4、第1トランジスタTr1、発光素子EL1がこの順番で直列に接続されて発光素子EL1に電流を供給するものである。
このような構成により、複数の画素回路1間で電源線Vdd、Vssを共通にすることができ、電源線Vdd、Vssの電位変動の影響を受けにくくすることができる。
また、本実施の形態1に係る表示装置は、第1トランジスタTr1と第4トランジスタTr4とが異なる導電型を有することが好ましい。
このような構成により、PWM信号の振幅を低減し、表示装置の消費電力を削減することができる。
また、本実施の形態1に係る駆動回路は、発光素子EL1と、第1トランジスタTr1、第1トランジスタTr1のゲート端子に一方の端子が接続され、第1トランジスタTr1のソース端子及び発光素子EL1の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子C1、第1トランジスタTr1のソース端子及び第1容量素子C1の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線CL1にゲート端子が接続され、信号線DL1にドレイン端子が接続された第2トランジスタTr2、及び、第1トランジスタTr1のゲート端子及び第1容量素子C1の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線CL2にゲート端子が接続され、信号線DL1にドレイン端子が接続された第3トランジスタTr3を含み、発光素子EL1に所定の電流を供給する定電流制御部2と、第4トランジスタTr4、第4トランジスタTr4のゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線CL3に他方の端子が接続された第2容量素子C2、及び、第4トランジスタTr4のゲート端子及び第2容量素子C2の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線CL4にゲート端子が接続され、信号線DL1にドレイン端子が接続された第5トランジスタTr5を含み、発光素子EL1への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部3とを有する画素回路1を備え、第1電源線Vddと第2電源線Vssとの間に、第4トランジスタTr4、第1トランジスタTr1、発光素子EL1がこの順番で直列に接続されて発光素子EL1に電流を供給するものである。
このような構成により、複数の画素回路1間で電源線を共通にすることができ、電源線の電位変動の影響を受けにくくすることができる。
また、本実施の形態1に係る表示装置の駆動方法は、発光素子EL1と、第1トランジスタTr1、第1トランジスタTr1のゲート端子に一方の端子が接続され、第1トランジスタTr1のソース端子及び発光素子EL1の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子C1、第1トランジスタTr1のソース端子及び第1容量素子C1の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線CL1にゲート端子が接続され、信号線DL1にドレイン端子が接続された第2トランジスタTr2、及び、第1トランジスタTr1のゲート端子及び第1容量素子C1の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線CL2にゲート端子が接続され、信号線DL1にドレイン端子が接続された第3トランジスタTr3を含み、発光素子EL1に所定の電流を供給する定電流制御部2と、第4トランジスタTr4、第4トランジスタTr4のゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線CL3に他方の端子が接続された第2容量素子C2、及び、第4トランジスタTr4のゲート端子及び第2容量素子C2の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線CL4にゲート端子が接続され、信号線DL1にドレイン端子が接続された第5トランジスタTr5を含み、発光素子EL1への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部3とを有する画素回路1を備え、第1電源線Vddと第2電源線Vssとの間に、第4トランジスタTr4、第1トランジスタTr1、発光素子EL1がこの順番で直列に接続されて発光素子EL1に電流を供給する表示装置の駆動方法であって、第1電源線Vdd及び第2電源線Vssを1フレーム期間を通して固定電位に設定するものである。
このような構成により、複数の画素回路1間で電源線を共通にすることができ、電源線の電位変動の影響を受けにくくすることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2に係る表示装置も、例えば、自発光型アクティブマトリックスディスプレイであって、電源間にPWM制御部、定電流制御部、発光素子をこの順番で直列に接続して、複数の画素回路の電源線を共通にすることができるとともに、各画素回路が2本の信号線を備えて、発行中の発光素子の特性を評価することもできるものである。
以下、図面を参照して本実施の形態2に係る表示装置及び表示装置の駆動方法について説明する。
まず、本実施の形態2に係る表示装置の構成について説明する。
本実施の形態2に係る表示装置の概略構成は、各画素回路が2本の信号線を備えていることなどを除いて、実施の形態1に係る表示装置と同様であり、ここでは、図示及び説明を省略する。
図10は、本実施の形態2に係る画素回路11の構成を示す回路図である。
画素回路11も、発光素子EL11、定電流制御部12及びPWM制御部13を備える。また、定電流制御部12は第1トランジスタTr11、第2トランジスタTr12、第3トランジスタTr13及び第1容量素子C11を含み、PWM制御部13は第4トランジスタTr14、第5トランジスタTr15及び第2容量素子C12を含む。すなわち、画素回路11も、1つの発光素子、5つのトランジスタ及び2つの容量素子(5Tr2C)で構成される。画素回路11を構成する各トランジスタも、例えば、n型のTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)である。
画素回路11は、実施の形態1に係る画素回路1とは、アナログ信号を供給する第1信号線DL11とデジタル信号を供給する第2信号線DL12とを備え、第2トランジスタTr12及び第3トランジスタTr13のドレイン端子が第1信号線DL11に電気的に接続され、第5トランジスタTr15のドレイン端子が第2信号線DL12に電気的に接続される点で異なる。
次に、本実施の形態2に係る表示装置の動作、すなわち、表示装置の駆動方法について、ここでも定電流設定方法を中心に説明する。
本実施の形態2に係る表示装置の定電流設定も、定電流設定期間に行う。
図11は、本実施形態2に係る表示装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。ここでも、第1電源線Vdd及び第2電源線Vssは1フレーム期間を通して固定電位に設定されており、図示を省略する。
また、図12〜図17は、本実施の形態2に係る画素回路11の駆動の状態を示す図であり、それぞれ時刻t11、t12、t14、t16、t18、t19における状態を示している。
定電流設定期間が始まると、まず、第4制御線CL14の電位をHにして第5トランジスタTr15を導通状態とし、第2信号線DL12からデジタル信号のL電位を第4トランジスタTr14のゲートに書き込んで第4トランジスタTr14を非導通状態にし、発光ダイオードEL11を消灯状態とする(時刻t11、図12)。これにより、定電流設定期間前に第2容量素子C12が保持していたPWM信号のオン/オフ情報はいったん失われ、第4トランジスタTr14はリセットされ、第2容量素子C12はオフ情報を保持することになる。
次に、第4制御線CL14の電位をLにして第5トランジスタTr15を非導通状態とした後に、第1制御線CL11の電位をHにして第2トランジスタTr12を導通状態とし、第1信号線DL11からアナログ信号の初期化用電位(Init. Volt.)を入力し、第1容量素子C11、すなわち、第1トランジスタTr11のソース側の電位を初期化する(時刻t12、図13)。このときの初期化用電位も、後述する定電流制御の段階を経た後でも発光ダイオードEL11の消灯状態を維持するために十分低い値とする。
次に、第1制御線CL11の電位をLにして第2トランジスタTr12を非導通状態とした後に、第2制御線CL12の電位をHにして第3トランジスタTr13を導通状態とし、第1信号線DL11からアナログ信号の任意のリファレンス電位V1を第1トランジスタTr11のゲートに書き込み(時刻t13)、そして、第3制御線CL13の電位を上げて第4トランジスタTr14を導通状態にする(時刻t14、図14)。
これにより、第4トランジスタTr14及び第1トランジスタTr11に電流が流れて、第1トランジスタTr11もソースフォロア型のしきい値補償(Vth補償)動作を実現し、十分に時間をかけることにより、第1トランジスタTr11のソース端子にV1−Vthの電位が現れる。そして、第1容量素子C11は充電されて、第1容量素子C11に電圧Vthが保持される。
なお、時刻t14における第3制御線CL13の電位の上昇は、第2容量素子C12にオフ情報が保持されていることから、PWM信号の振幅、すなわち、PWM hi - PWM lo程度とすることが好ましい。
そして、十分に時間をかけ、しきい値Vthが検出できた後に、第3制御線CL13の電位をLにして第4トランジスタTr14を非導通状態とし電流を止め(時刻t15)、第1信号線DL11からアナログ信号の電位V1+ΔVを第1トランジスタTr11のゲートに書き込み、第1容量素子C11の一方の端子の電位をΔVだけ上昇させて、定電流制御部12の定電流設定を行う(時刻t16、図15)。
このときも、第1トランジスタTr11のゲート・ソース間電圧Vgsは、Vth+ΔV×C1/(C1+C2)となり、第1トランジスタTr11を飽和領域で動作させるときの電流値はそのしきい値Vthに依存しなくなり、第1トランジスタTr11の特性ばらつきによるしきい値電圧Vthの変動の影響をキャンセルすることができる。
そして、第2制御線CL12の電位をLとして第3トランジスタTr13を非導通状態とし、第1制御線CL11の電位をHとして第2トランジスタTr12を導通状態とした(時刻t17)後、各画素行の第4制御線CL14の電位を順番にHとして、第5トランジスタTr15を画素行毎に導通状態にし、第4トランジスタTr14にデジタルのPWM信号を書き込んで、第4トランジスタTr14をリセット前の状態、すなわち、定電流設定期間前の状態に戻すことにより、発光ダイオードEL11の発光の準備を行う(時刻t18、図16)。
このとき、定電流設定期間前、すなわち、消灯(時刻t11)前に第4トランジスタTr14が導通状態であった場合には、時刻t18で第4トランジスタTr14にPWM信号を再び書き込むことにより、第4トランジスタTr14及び第1トランジスタTr11に電流が流れるが、第1信号線DL11の電位を発光ダイオードEL11のカソード側電位と同程度にして発光ダイオードEL11のアノード−カソード間電圧を0Vとし、発光ダイオードEL11に電流が流れないようにしているため、発光ダイオードEL11の消灯状態は維持される。また、第2トランジスタTr12を導通状態としているため、電流は第2トランジスタTr12を介して第1信号線DL11に流れる。
そして、第1制御線CL11の電位をLとして第2トランジスタTr12を非導通状態にし、PWMによる発光を各画素回路11において同時に開始し、サブフレーム毎に第4制御線CL14の電位をHとしてPWM信号を第4トランジスタTr14のゲートに書き込み、定電流制御部12の電流値を時間分割で制御して発光ダイオードEL11の発光階調を制御する(時刻t19、図17)。
また、発光ダイオードEL11が発光しているときに、第1信号線DL11の電位をフローティングとし、第1制御線CL11の電位をHとして第2トランジスタTr12を導通状態にすることで、発光ダイオードEL11を消灯することなく、第1信号線DL11を介して発光ダイオードEL11のアノード電位を表示装置内部の発光素子評価部又は表示装置外部の発光素子評価装置により検出することができる。
すなわち、本実施の形態2に係る表示装置は、信号線を第1信号線DL11及び第2信号線DL12の2本とすることで、第2信号線DL12を介してPWM制御部13にPWM信号を供給しつつ、第1信号線DL11を介して発光ダイオードEL11のアノード電位を検出して、発光している発光ダイオードEL11の特性を評価することもできる。
なお、本実施の形態2に係る画素回路は、図10に示したものと異なる構成とすることもできる。
図18は、本実施の形態2に係る別の画素回路21の構成を示す回路図である。
画素回路21は、図10に示した画素回路11の構成とは、第3トランジスタTr23のドレイン端子が第2信号線DL22に電気的に接続され、また、第1信号線DL21には初期化用電位が供給され、第2信号線DL22にはPWM信号及び定電流設定信号を供給される点が異なる。
このような構成であっても、第2信号線DL22を介してPWM信号を供給しているときに、第1信号線DL21を介して発光ダイオードEL21のアノード電位を検出して、発光ダイオードEL21の特性を評価することができる。
以上説明したように、本実施の形態2に係る表示装置は、信号線は、第1信号線と第2信号線とを含み、第2トランジスタのドレイン端子は第1信号線に接続され、第3トランジスタのドレイン端子は第1信号線又は第2信号線のいずれかに接続され、第5トランジスタのドレイン端子は第2信号線に接続されることが好ましい。
このような構成によっても、複数の画素回路間で電源線を共通にすることができ、電源線の電位変動の影響を受けにくくすることができる。
また、本実施の形態2に係る表示装置は、第1信号線に接続された発光素子評価部を更に備えることが好ましい。
このような構成により、発光中の発光素子の特性を評価することができる。
また、本実施の形態2に係る表示装置の検査方法は、発光素子と、第1トランジスタ、第1トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第1トランジスタのソース端子及び発光素子の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子、第1トランジスタのソース端子及び第1容量素子の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線にゲート端子が接続され、第1信号線にドレイン端子が接続された第2トランジスタ、及び、第1トランジスタのゲート端子及び第1容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線にゲート端子が接続され、第1信号線又は第2信号線にドレイン端子が接続された第3トランジスタを含み、発光素子に所定の電流を供給する定電流制御部と、第4トランジスタ、第4トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線に他方の端子が接続された第2容量素子、及び、第4トランジスタのゲート端子及び第2容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線にゲート端子が接続され、第2信号線にドレイン端子が接続された第5トランジスタを含み、発光素子への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部とを有する画素回路を備え、第1電源線と第2電源線との間に、第4トランジスタ、第1トランジスタ、発光素子がこの順番で直列に接続されて発光素子に電流を供給する表示装置の検査方法であって、発光素子が発光しているときに、第1信号線を介して発光素子の一方の端子の電位を検出するものである。
このような構成により、発光素子が発光しているときにその一方の端子(例えば、アノード端子)の電位を測定して、発光素子の特性を評価することができる。
1、11、21 画素回路
2、12、22 定電流制御部
3、13、23 PWM制御部
CL1、CL11、CL21 第1制御線
CL2、CL12、CL22 第2制御線
CL3、CL13,CL23 第3制御線
CL4、CL14,CL24 第4制御線
DL1 信号線
DL11、DL21 第1信号線
DL12、DL22 第2信号線
Vdd 第1電源線
Vss 第2電源線
EL1、EL11、EL21 発光素子(発光ダイオード)
Tr トランジスタ
C 容量素子

Claims (7)

  1. 発光素子と、
    第1トランジスタ、前記第1トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、前記第1トランジスタのソース端子及び前記発光素子の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子、前記第1トランジスタのソース端子及び前記第1容量素子の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第2トランジスタ、及び、前記第1トランジスタのゲート端子及び前記第1容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線にゲート端子が接続され、前記信号線にドレイン端子が接続された第3トランジスタを含み、前記発光素子に所定の電流を供給する定電流制御部と、
    第4トランジスタ、前記第4トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線に他方の端子が接続された第2容量素子、及び、前記第4トランジスタのゲート端子及び前記第2容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線にゲート端子が接続され、前記信号線にドレイン端子が接続された第5トランジスタを含み、前記発光素子への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部と
    を有する画素回路を備え、
    第1電源線と第2電源線との間に、前記第4トランジスタ、前記第1トランジスタ、前記発光素子がこの順番で直列に接続されて前記発光素子に前記電流を供給する表示装置。
  2. 前記信号線は、第1信号線と第2信号線とを含み、
    前記第2トランジスタのドレイン端子は前記第1信号線に接続され、
    前記第3トランジスタのドレイン端子は前記第1信号線又は前記第2信号線のいずれかに接続され、
    前記第5トランジスタのドレイン端子は前記第2信号線に接続される
    請求項1記載の表示装置。
  3. 前記第1信号線に接続された発光素子評価部を更に備える
    請求項2記載の表示装置。
  4. 前記第1トランジスタと前記第4トランジスタとは異なる導電型を有する
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の表示装置。
  5. 発光素子と、
    第1トランジスタ、前記第1トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、前記第1トランジスタのソース端子及び前記発光素子の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子、前記第1トランジスタのソース端子及び前記第1容量素子の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第2トランジスタ、及び、前記第1トランジスタのゲート端子及び前記第1容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線にゲート端子が接続され、前記信号線にドレイン端子が接続された第3トランジスタを含み、前記発光素子に所定の電流を供給する定電流制御部と、
    第4トランジスタ、前記第4トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線に他方の端子が接続された第2容量素子、及び、前記第4トランジスタのゲート端子及び前記第2容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線にゲート端子が接続され、前記信号線にドレイン端子が接続された第5トランジスタを含み、前記発光素子への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部と
    を有する画素回路を備え、
    第1電源線と第2電源線との間に、前記第4トランジスタ、前記第1トランジスタ、前記発光素子がこの順番で直列に接続されて前記発光素子に前記電流を供給する駆動回路。
  6. 発光素子と、
    第1トランジスタ、前記第1トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、前記第1トランジスタのソース端子及び前記発光素子の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子、前記第1トランジスタのソース端子及び前記第1容量素子の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線にゲート端子が接続され、信号線にドレイン端子が接続された第2トランジスタ、及び、前記第1トランジスタのゲート端子及び前記第1容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線にゲート端子が接続され、前記信号線にドレイン端子が接続された第3トランジスタを含み、前記発光素子に所定の電流を供給する定電流制御部と、
    第4トランジスタ、前記第4トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線に他方の端子が接続された第2容量素子、及び、前記第4トランジスタのゲート端子及び前記第2容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線にゲート端子が接続され、前記信号線にドレイン端子が接続された第5トランジスタを含み、前記発光素子への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部と
    を有する画素回路を備え、
    第1電源線と第2電源線との間に、前記第4トランジスタ、前記第1トランジスタ、前記発光素子がこの順番で直列に接続されて前記発光素子に前記電流を供給する表示装置の駆動方法であって、
    前記第1電源線及び前記第2電源線を1フレーム期間を通して固定電位に設定する表示装置の駆動方法。
  7. 発光素子と、
    第1トランジスタ、前記第1トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、前記第1トランジスタのソース端子及び前記発光素子の一方の端子に他方の端子が接続された第1容量素子、前記第1トランジスタのソース端子及び前記第1容量素子の他方の端子にソース端子が接続され、第1制御線にゲート端子が接続され、第1信号線にドレイン端子が接続された第2トランジスタ、及び、前記第1トランジスタのゲート端子及び前記第1容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第2制御線にゲート端子が接続され、前記第1信号線又は第2信号線にドレイン端子が接続された第3トランジスタを含み、前記発光素子に所定の電流を供給する定電流制御部と、
    第4トランジスタ、前記第4トランジスタのゲート端子に一方の端子が接続され、第3制御線に他方の端子が接続された第2容量素子、及び、前記第4トランジスタのゲート端子及び前記第2容量素子の一方の端子にソース端子が接続され、第4制御線にゲート端子が接続され、前記第2信号線にドレイン端子が接続された第5トランジスタを含み、前記発光素子への供給電流の有無を切り替えるPWM制御部と
    を有する画素回路を備え、
    第1電源線と第2電源線との間に、前記第4トランジスタ、前記第1トランジスタ、前記発光素子がこの順番で直列に接続されて前記発光素子に前記電流を供給する表示装置の検査方法であって、
    前記発光素子が発光しているときに、前記第1信号線を介して前記発光素子の一方の端子の電位を検出する表示装置の検査方法。
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