JP2020056495A - ガスケット及び水回り設備機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】陶器部材の接合に用いるシール材において、漏水リスクを低減可能なガスケットを提供すること。【解決手段】液体の流路を形成し且つ少なくとも一つが陶器部材からなる二つの部材の接合に用いられる弾性体のガスケットであって、環状に形成される基部と、前記基部から立設され、前記環に沿って延びるとともに一方の部材側へ突出する突出部と、前記基部の内周部に形成され、前記内周部から前記環の内側に向けて突出する係止部と、を有するガスケットである。【選択図】図5

Description

本発明は、ガスケット及び水回り設備機器に関する。
特許文献1に示すような樹脂製のトラップが設けられる水洗式便器において、樹脂トラップと陶器製便器とを接着し、且つ隙間を塞いで接続部分からの漏水を防ぐ目的で、ブチルゴムガスケットが用いられている。
しかしながら、樹脂トラップと陶器製便器との組み付け施工時において、樹脂トラップはガスケットを引きはがす方向へ変形する恐れがあり、またブチルゴムと陶器は、間に塵や水滴が侵入した際等にうまく貼り付かない事態が発生することがある。
特開2017−48551号公報
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、陶器部材の接合に用いるシール材において、漏水リスクを低減可能なガスケットを提供する。
本発明は、液体の流路(例えば、後述の排水流路5)を形成し且つ少なくとも一つが陶器部材(例えば、後述の陶器部材2)からなる二つの部材の接合に用いられる弾性体のガスケット(例えば、後述のガスケット1)であって、環状に形成される基部(例えば、後述の基部11)と、前記基部から立設され、前記環に沿って延びるとともに一方の部材側へ突出する突出部(例えば、後述の第1突出部12)と、前記基部の内周部に形成され、前記内周部から前記環の内側に向けて突出する係止部(例えば、後述の係止部14)と、を有するガスケットを提供する。
前記基部は、前記係止部が内周部に部分的に形成されることが好ましい。
前記基部は、曲率が他の部分よりも大きい大曲率部を有する環状であり、前記係止部は、前記大曲率部にのみ配置されることが好ましい。
前記基部は、略矩形状であり、前記係止部は、前記略矩形の基部の四隅以外には配置されず、且つ、前記四隅のうち少なくともいずれか一隅に配置されてもよい。
前記突出部は、前記一方の部材側へ突出する第1突出部と、他方の部材側へ突出する第2突出部(例えば、後述の第1突出部12)と、を有し、前記第2突出部は、陶器部材側に配置されてもよい。
前記係止部は、前記ガスケットを前記二つの部材間に挟んで接合した状態において、前記一方の部材に形成され且つ前記突出部を収容可能な収容部(例えば、後述の収容部31)に収容され、前記収容部は、前記流路を構成する内壁部(例えば、後述の内壁部32)と、前記内壁の外周に形成される外壁部(例えば、後述の外壁部33)と、前記内壁部及び外壁部を直結する底部(例えば、後述の底部34)と、によって構成され、前記内壁部の先端面及び前記外壁部の先端面が、前記他方の部材の端面に突合わされて接合されてもよい。
前記ガスケットは、前記環において前記係止部を有しない部分に、前記基部から内周側に向けて前記係止部よりも短く突起する突起部(例えば、後述の突起部15)を有し、前記一方の部材は、前記ガスケットが前記突起部を有する部分に対応して面取りがなされていることが好ましい。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、陶器部材の接合に用いるシール材において、漏水リスクを低減可能なガスケットを提供する。
本実施形態に係るガスケット1の使用箇所を示す図である。 本実施形態に係るガスケット1の上面図である。 本実施形態に係るガスケット1の、大曲率部における断面図である。 本実施形態に係るガスケット1の、略直線部における断面図である。 樹脂部材3へのガスケット1の組み付けの様子を示す図である。 ガスケット1の大曲率部における、組み付け前の接合部材及びガスケット1の状態を示す断面図である。 ガスケット1の大曲率部における、組み付け後の接合部材及びガスケット1の状態を示す断面図である。 ガスケット1の略直線部における、組み付け前の接合部材及びガスケット1の状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係るガスケット1の使用箇所を示す図である。
本実施形態に係る便器100は、陶器部材2と、樹脂部材3と、排水ソケット4を有して構成され、これらの部材は互いに接合されて、略矩形管状の排水流路5を形成する。陶器部材2と、樹脂部材3と、の接合部には、ガスケット1が備えられる。
図2Aは、本実施形態に係るガスケット1の上面図である。また図2B及び図2Cは、本実施形態に係るガスケット1の、大曲率部及び略直線部における断面図である。
本実施形態に係る水洗式便器用ガスケット1は、陶器部材2と、樹脂部材3と、の接合に用いられ、環状の基部11と、基部11から環に沿って延びるとともにそれぞれ異なる部材側へ突出する第1突出部12及び第2突出部13と、係止部14と、突起部15を備える。
ガスケット1は弾性体で構成され、例えばEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)等の、一般的にシール用パッキンやガスケットに使用されるものを用いることができる。基部11は略矩形環状に形成される。ただし環の形状は略矩形に限定されるものではなく、真円形、楕円形、多角形等、接合部材が形成する流路の形状に応じて、所望の形状とすることができる。
またガスケット1は、第1突出部12及び第2突出部13を有することで、接合する部材に挟まれた際に大きく変形して反発力を生じるため、接合部材に対して面圧により高いシール性を発揮する。ここで、陶器材質は表面に微細な凹凸が形成されやすいところ、ガスケット1による面圧シールではガスケット1が凹凸に馴染みやすく、良好なシール性が得られる。
図3は、樹脂部材3へのガスケット1の組み付けの様子を示す図である。
係止部14は基部11の内周部に部分的にのみ、具体的には略矩形状の基部11の四隅のみに形成されており、陶器部材2と樹脂部材3の組み付けの際に、ガスケット1を樹脂部材3に弱い力で固定する。これにより樹脂部材3へのガスケット1の組み付けを容易に行える。
前記環において係止部14が形成される範囲は、組み付け時の取り扱いが十分容易に行える程度に固定されるよう形成されていればよい。前記範囲は広いほどガスケット1を樹脂部材3に強く固定することができるが、固定する力が強いほどガスケット1のひずみの原因となりやすいためである。例えば、図2Aに示す略矩形状の基部11の四隅のうち、少なくとも一隅に形成されていればよい。
突起部15は基部11の内周部において係止部14が形成されていない位置に設けられ、基部11から内周側に向けて係止部14よりも短く突起する。突起部15は短く形成されているため係止部14のように他の部材に接触して作用するものではないが、突起部15が形成されていることでガスケット1の強度が向上し、反発力が高められる。
なお本実施形態において接合部材は陶器部材2と、樹脂部材3とで構成されるが、一方が陶器材質であり、本実施形態のガスケット1により接合可能なものであれば、他方の材質は樹脂に限定されない。他方の材質は例えば、金属あるいはセラミックスであってもよい。
図4は、ガスケット1の大曲率部における、組み付け前の接合部材及びガスケット1の状態を示す断面図である。
樹脂部材3は、ガスケット1を接合部材間に挟んで接合した状態において、第1突出部12及び第2突出部13を収容可能な収容部31を備える。収容部31は、樹脂部材3において流路5を構成する内壁部32と、前記内壁の外周に形成される外壁部33と、前記内壁及び外壁を直結する底部34によって構成される。
組み付け時においてガスケット1は、第1突出部12が底部34に、第2突出部13が陶器部材2に接触した状態で挟み込まれる。またガスケット1における係止部14は、内壁部32に引っ掛かった状態で収容部31に収容されることで、ガスケット1を樹脂部材3に固定することができる。
収容部31において、内壁部32と外壁部33の底部34からの高さは等しく、ガスケット1の第1突出部12の先端から基部11までの距離に等しい。また、ガスケット1の第1突出部12及び第2突出部13の先端から基部11までの距離は等しい。これにより、内壁部32の先端面及び外壁部33の先端面が、陶器部材2の端面に突合わされるとともに、ガスケット1の潰し量は50%となり、良好なシール性を発揮する。
図5は、ガスケット1の大曲率部における、組み付け後の接合部材及びガスケット1の状態を示す断面図である。
第1突出部12及び第2突出部13は、接合部材に挟まれた際の押圧により大きく変形するために、反発力によって大きな面圧を生じ、ガスケット1のシール性を向上させる。第1突出部12及び第2突出部13は環内周側に向かって傾斜しており、さらに両突出部のなす角は140°である。これにより、より良好なシール性を発揮できる。
ここで、係止部14は略矩形の四隅にのみ配置されているため、略矩形の直線部においては、内壁部32に引っ掛かることによってはガスケット1を拘束しない。そのため、ガスケット1の直線部分においてひずみが生じにくくなり、漏水リスクを低減することができる。
詳しくは、係止部14はガスケット1を樹脂部材3に弱い力で固定するため、ガスケット1の変形が一定程度拘束される。ガスケット1が接合部材に挟まれた際に変形が制限された結果、ガスケット1にひずみを生じて十分なシール性が得られない可能性がある。したがって、係止部14を環に部分的にのみ設け、ガスケット1を拘束しない部分を設けて変形の余地を作ることで、ひずみの発生を抑制し、漏水リスクを低減できる。
また、環が円環でない場合において、ガスケット1の耐ひずみ強度は環全体で均一でない。すなわち、係止部14がガスケット1の内周全周にわたって形成されていると、耐ひずみ強度の低い部分においてひずみを生じやすい。
したがって、係止部14を環の中で相対的に耐ひずみ強度の高い部分のみに選択的に設けることで、効果的に漏水リスクを低減できる。特に、曲率が大きい部分において耐ひずみ強度が高くなっている。例えば本実施形態の略矩形状のガスケット1は、四隅においてひずみ強度が高く、直線部分においてひずみ強度が低いため、四隅に係止部14が配置される。
図6は、ガスケット1の略直線部における、組み付け前の接合部材及びガスケット1の状態を示す断面図である。
樹脂部材3には、ガスケット1において突起部15が形成されている部分に対応して、面取り部35が形成されている。内壁部32に面取り部35が形成されることにより、ガスケット1を樹脂部材3に組み付けた際に突起部15が収容部31中に導入されやすくなる。これにより、突起部15が内壁部32と接触しにくくなるため、ガスケット1のひずみの原因を排除でき、漏水リスクをさらに低減できる。
以上、本実施形態のガスケット1によれば、下記のような効果を奏する。
係止部14は、前記環において曲率が他の部分よりも大きい大曲率部にのみ配置される。これにより、係止部14がひずみの生じにくい部分のみに配置されるため、より漏水リスクが低減される。
基部11は略矩形状であり、係止部14は基部11の四隅に配置される。これにより、水洗式便器において流量を確保するために略矩形形状に形成された排水流路5において、漏水リスクが低減されるガスケットを提供できる。
突出部は、前記一方の部材側へ突出する第1突出部12と、他方の部材側へ突出する第2突出部13と、を有し、前記第2突出部は、陶器部材側に配置される。これにより、ガスケット1の両側において面圧シールが可能なことでシール性が向上し、さらに表面に微細な凹凸が形成されやすい陶器部材においても良好にシールすることが可能である。
収容部31は、流路5を構成する内壁部32と、内壁部32の外周に形成される外壁部33と、内壁部32及び外壁部33を直結する底部34を有して構成され、内壁部32の先端面及び外壁部33の先端面が、陶器部材2の端面に突合わされて接合される。この部材の形状及び本発明のガスケット1の良好なシール性により、部材の突合せ接合が可能になり、本発明のガスケット1の適用可能箇所の自由度が向上する。
ガスケット1は、前記環において突起部15を有する部分に対応して面取りがなされている。これにより、突起部15が内壁部32と接触しにくくなるため、ガスケット1のひずみの原因を排除でき、漏水リスクをさらに低減できる。
以上、本発明のガスケットによれば、陶器部材の接合に用いるシール材において、漏水リスクを低減可能なガスケットを提供することが可能となる。なお本発明のガスケットの用途は水洗式便器に限定されるものではなく、例えば洗面、浴室、台所等の水回り用の部材であってもよく、少なくとも一方が陶器部材である二つの部材接合であれば適用することができる。
<変形例>
上記実施形態においては樹脂部材3が収容部31を有するものとして記載したが、陶器部材が収容部を有する構造であってもよい。各部材の大きさや形状等を考慮して、組み付け時の取り扱いの容易さに応じて設計することが好ましい。また、接合部材が上記実施形態のような収容部を有さず、ガスケット外周部が露出する構成であってもよい。
さらに、突出部は凹凸を形成しやすい陶器部材との接触面でのシールが特に効果的であり、また突出部は部材との接触性の観点から少なくとも収容部を有する部材側に配置されることが好ましいところ、陶器部材側が収容部を有する構造である場合には、突出部は陶器部材側の第1突出部のみであっても良好なシール性が得られる。ただし、両接合部材が陶器である場合には、第1突出部及び第2突出部が両方必要となる。
また、本実施形態においては第1突出部及び第2突出部はそれぞれ2つずつあるものとして図示したが、各突出部の数は特に限定されない。ただし、ガスケット環のひずみを生じにくくするため、第1突出部及び第2突出部の数は等しいものとし、両部材側で均等に変形させることが好ましい。
なお、本実施形態の接合部材は突合せて接合される形状の部材であるが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、一方の部材が有する管状の流路構成部分を他方の流路口に挿入し、その間にガスケットを挟み込むようにして接合してもよい。この場合にも本実施形態と同様に、漏水リスクを低減できる。
1 …ガスケット
11…基部
12…第1突出部
13…第2突出部
14…係止部
15…突起部
2 …陶器部材
3 …樹脂部材
31…収容部
32…内壁
33…外壁
34…底部
4…排水ソケット
5…排水流路
100…便器

Claims (8)

  1. 液体の流路を形成し且つ少なくとも一つが陶器部材からなる二つの部材の接合に用いられる弾性体のガスケットであって、
    環状に形成される基部と、
    前記基部から立設され、前記環に沿って延びるとともに一方の部材側へ突出する突出部と、
    前記基部の内周部に形成され、前記内周部から前記環の内側に向けて突出する係止部と、を有するガスケット。
  2. 前記基部は、前記係止部が内周部に部分的に形成される、請求項1に記載のガスケット。
  3. 前記基部は、曲率が他の部分よりも大きい大曲率部を有する環状であり、
    前記係止部は、前記大曲率部にのみ配置される、請求項1または2に記載のガスケット。
  4. 前記基部は、略矩形状であり、
    前記係止部は、前記略矩形の基部の四隅以外には配置されず、且つ、前記四隅のうち少なくともいずれか一隅に配置される、請求項1〜3のいずれかに記載のガスケット。
  5. 前記突出部は、前記一方の部材側へ突出する第1突出部と、他方の部材側へ突出する第2突出部と、を有し、
    前記第2突出部は、陶器部材側に配置される、請求項1〜4のいずれかに記載のガスケット。
  6. 前記係止部は、前記ガスケットを前記二つの部材間に挟んで接合した状態において、前記一方の部材に形成され且つ前記突出部を収容可能な収容部に収容され、
    前記収容部は、前記流路を構成する内壁部と、前記内壁の外周に形成される外壁部と、前記内壁部及び外壁部を直結する底部と、によって構成され、
    前記内壁部の先端面及び前記外壁部の先端面が、前記他方の部材の端面に突合わされて接合される、請求項1〜5のいずれかに記載のガスケット。
  7. 前記ガスケットは、前記環において前記係止部を有しない部分に、前記基部の内周部から前記環の内側に向けて前記係止部よりも短く突起する突起部を有し、
    前記一方の部材は、前記ガスケットが前記突起部を有する部分に対応して面取りがなされている、請求項1〜6のいずれかに記載のガスケット。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のガスケットを有する、水回り設備機器。
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