JP2003028368A - 係止体 - Google Patents

係止体

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JP2003028368A
JP2003028368A JP2001215795A JP2001215795A JP2003028368A JP 2003028368 A JP2003028368 A JP 2003028368A JP 2001215795 A JP2001215795 A JP 2001215795A JP 2001215795 A JP2001215795 A JP 2001215795A JP 2003028368 A JP2003028368 A JP 2003028368A
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Japan
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opening
locking
skirt
locking body
bent
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JP2001215795A
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Akira Hibino
晃 日比野
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OCHIAI CO Ltd
Ochiai Co Ltd
Original Assignee
OCHIAI CO Ltd
Ochiai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続管と被接続管とを連結するに際に使用する
係止体に関し、高水圧によるストレスの繰り返しに対し
て耐久性を有する係止体を提供する。 【解決手段】適度の弾性を有する板材を折曲して突起部
2及びその両側に係止部材3,3に有し、各係止部材3
に円弧部31,水平突起部32,くびれ部32,スカー
ト部34,このスカート部に連結されて外側に折曲する
折曲片35,第一開口部41,第二開口部42をそれぞ
れ形成する係止体1であって、第二開口部が開口するス
カート部の端部にふち起こし部43を形成することによ
り、折曲片35の形成と相俟って係止体1の強度強化を
図る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、水道配管の接続構
造における接続管と被接続管とを連結するために用いら
れる接続金具としての係止体に関し、特に、高水圧に対
して係止状態を確実に維持するとともに耐久性の向上が
図れる係止体に関する。 【0002】 【従来の技術】図5に、従来水道配管において接続管と
被接続管とを連結するための係止体の形状例を示す。図
において係止体1は、適度の弾性を有する板材を折曲し
て形成されている。すなわち係止体1は、中央において
上方に凸状となるように形成された突起部2と、該突起
部2の両下端部から互に反対の方向に延設されて対称と
なる一対の係止部材3,3とを有し、各係止部材3は、
突起部2に連結される円弧部31と、該円弧部31に連
結されて外側にコ字状に折曲する水平突起部32と、該
水平突起部32に連結されて内側に折曲するくびれ部3
3と、該くびれ部に連結されて外側に折曲するスカート
部34とを有して構成されている。 【0003】また、各係止部材3には、前記突起部2の
一部,円弧部31,水平突起部32の一部に跨って開口
形成された第一開口部41と、前記水平突起部32の一
部,くびれ部33,スカート部34の一部に跨って開口
形成された第二開口部42とが形成されている。 【0004】図6は、上記従来の係止体を接続管と被接
続管との連結に使用した場合の装着例を示す斜視説明図
である。図7は接続部分の断面説明図である。接続管5
の先端付近の外周には顎状の係止突起51,52が設け
られ、係止突起51と52との間にはOリング等のシ−
ルパッキン8およびワッシャ9が装着されている。被接
続管6は、シ−ルパッキン8およびワッシャ9を介して
接続管5と接続されており、端部外周には環状の係止溝
61が刻設されており、それにともなって環状凸部62
が形成されている。また、接続管5には押え金具7が摺
動自在に外挿されており、押え金具7の外周には係止段
部71が削設されており、これにともなって環状凸部7
2が形成されている。 【0005】上記のような接続管5と被接続管6との係
止体1による連結は、被接続管6の係止溝61及び押え
金具7の係止段部71に係止体1の開口側を臨ませて係
止体1を押し込み、両方のスカート部22を外側へ押し
出し、係止部材3,3の第一開口部41,41及び第二
開口部42,42に環状凸部62,72を嵌合させるこ
とにより行われる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】最近の洗面台での蛇口
構造の傾向としては、回転部材を回転させて(ひねっ
て)水を吐出,停止させるものから、レバー操作により
一気に水流を吐出,停止させる構造が好まれて使用され
ている。そのため、接続管内でウォーターハンマー現象
(急激な圧力上昇)が起こりやすく、繰り返し操作をし
ているうちに接続管の連結部分の係止体1が継続的にス
トレスを受け、強度が弱いスカート部34の端部Aに力
が集中し亀裂Bが生じることにより、端部が割れて係止
体1が破壊されてしまうという問題点があった。 【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、接続管と被接続管とが連結された場合において、高
水圧による負荷の変動に対しても係止状態を確実に維持
できるとともに耐久性を向上させた係止体を提供するこ
とを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の係止体は、適度の弾性を有する板材を折曲して
構成される係止体であって、中央において上方に凸状と
なるように形成された突起部と、該突起部の両下端部か
ら互に反対の方向に延設されて対称となる一対の係止部
材と、を有している。そして、前記各係止部材は、突起
部に連結される円弧部と、該円弧部に連結されて外側に
コ字状に折曲する水平突起部と、該水平突起部に連結さ
れて内側に折曲するくびれ部と、該くびれ部に連結され
て外側に折曲するスカート部と、該スカート部に連結さ
れて外側に折曲する折曲片と、を含むように構成されて
いる。また、各係止部材に、前記突起部の一部,円弧
部,水平突起部の一部に跨って開口形成された第一開口
部と、前記水平突起部の一部,くびれ部,スカート部の
一部に跨って開口形成された第二開口部と、を形成し、
前記第二開口部が開口するスカート部の端部にふち起こ
し部を形成したことを特徴としている。 【0009】上記構成によれば、第二開口部が開口され
たスカート部に対して折曲片が形成されているので、第
二開口部から係止部材端部までの距離を稼ぐことがで
き、係止体の強度強化が図れる。また、第二開口部が開
口するスカート部の端部にふち起こし部が形成されるこ
とにより、第二開口部端での剛性を向上させて係止体の
強度強化が図れる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の係止体について図
1乃至図4を参照しながら説明する。図1は、本発明の
係止体の一例を示す斜視図である。係止体1は、適度の
弾性を有する板材を折曲することにより、中央において
上方に凸状となるように形成された突起部2と、この突
起部2の両下端部から互に反対の方向に延設されて対称
となる一対の係止部材3,3とを有して構成されてい
る。 【0011】すなわち、突起部2はコ字状に折曲されて
形成され、突起部2の両側下端には、断面が円周の略1
/4の形状となる円弧部31が連結されている。この円
弧部31には、前記突起部2に対して直交するように、
外側にコ字状に折曲する水平突起部32が連結されてい
る。水平突起部32には、内側に略120度程度で折曲
するくびれ部33が連結され、このくびれ部33には外
側に略直角に折曲するスカート部34が連結されてい
る。更に、スカート部34には、外側に略直角に折曲す
る折曲片35が連結されている。したがって、各係止部
材3は、円弧部31と水平突起部32とくびれ部33と
スカート部34と折曲片35が連結することで構成され
ている。 【0012】各係止部材3には、前記突起部2の一部,
円弧部31,水平突起部32の一部に跨るように、係止
部材3に沿って長孔となる方形状の第一開口部41が形
成され、前記水平突起部32の一部,くびれ部33,ス
カート部4の一部に跨るように、同じく長孔となる方形
状の第二開口部42がそれぞれ形成されている。第一開
口部41及び第二開口部42の開口幅dは、係止部材3
の幅の1/3弱の幅を有している。 【0013】そして、第二開口部42が開口するスカー
ト部34の端部には、図1乃至図3に示されるように、
第二開口部42を形成する際のプレス加工によりふち起
こし部43が形成されている。このふち起こし部43
は、開口端におけるスカート部34の一部を、外側に傾
斜させて配置することにより、開口端を傾斜壁で覆うよ
うに形成されている。したがって、ふち起こし部43の
両端側はスカート部34に繋がって両者が連結するよう
になっている(図3参照)。また、前記した折曲片35
は、スカート部34の長さの1/3程度の長さを有する
ように形成されている。 【0014】上述の構造の係止体を用いて接続管5と被
接続管6とを連結する場合を図4に示す。接続管5と被
接続管6は、図6の従来例と同様、シ−ルパッキンおよ
びワッシャを介して予め接続されているものとする。押
え金具7の環状凸部72および被接続管6の環状凸部6
2は、係止部材3の第一開口部41及び第二開口部42
に嵌入されることにより押え金具7と被接続管6とが当
接した状態で支持される。この際、係止体1の各側の係
止部材3に第一開口部41及び第二開口部42に接続管
同士の環状凸部62,72が挿入されることにより、環
状凸部62,72の反当接面を突起部2及び二つの水平
突起部32,32に形成された各開口部の壁面でジグザ
グ状に支持できるので、接続管同士の軸方向でのぐらつ
きを確実に抑えることができ、係止状態の維持が図れ
る。 【0015】上記のような構造の係止体1により接続管
5と被接続管6とを連結する場合、係止体1のスカート
部34に対して折曲片35が形成されているので、スカ
ート部34に開口形成された第二開口部42から係止部
材端部36までの距離を稼ぐことができるとともに折り
曲げることで強度の向上が図られ(図1参照)、係止体
1の剛性を向上させることができる。また、第二開口部
42が開口するスカート部34の端部にふち起こし部4
3が形成されているので、第二開口部42端での剛性を
向上させ穴の縁から亀裂が入るのを防止し、係止体1の
強度強化を図ることができる。 【0016】その結果、係止体1が継続的にストレスを
受ける場合であっても、十分な強度を担保した構造を得
ることができ、係止体1の一部が破損して係止体1が破
壊されてしまうことを未然に防止することができる。 【0017】 【発明の効果】本発明の係止体によれば、給湯器内部等
において使用される接続管と被接続管とを連結する際
に、スカート部に対して折曲部を形成し、第二開口部に
ふち起こし部を形成したので、係止体端部で強度強化が
図れる構造とすることができ、ウォーターハンマー現象
(急激な圧力上昇)の繰り返しを行った場合において
も、充分な耐久性を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る係止体の一例を示す斜視説明図で
ある。 【図2】(a)は係止体の断面説明図、(b)は係止体
の側面説明図である。 【図3】(a)はふち起こし部を強調して表示した係止
体の一部拡大断面説明図、(b)はふち起こし部の拡大
平面説明図である。 【図4】接続管の連結状態を示すもので、(a)は連結
箇所の断面説明図、(b)は連結箇所の側面説明図であ
る。 【図5】従来の係止体の一例を示す斜視説明図である。 【図6】従来の係止体を接続管と被接続管との連結に使
用した場合の斜視説明図である。 【図7】従来の係止体を接続管と被接続管との連結に使
用した場合の断面説明図である。 【符号の説明】 1…係止体、 2…突起部、 3…係止部材、 5…接
続管、6…被接続管、 7…押え金具、 8…Oリン
グ、 9…ワッシャ、31…円弧部、 32…水平突起
部、 33…くびれ部、 34…スカート部、 35…
折曲片、41…第一開口部、 42…第二開口部、43
…ふち起こし部、62…環状凸部、 72…環状凸部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】適度の弾性を有する板材を折曲して構成さ
    れる係止体であって、 中央において上方に凸状となるように形成された突起部
    と、該突起部の両下端部から互に反対の方向に延設され
    て対称となる一対の係止部材と、を有し、 前記各係止部材は、突起部に連結される円弧部と、該円
    弧部に連結されて外側にコ字状に折曲する水平突起部
    と、該水平突起部に連結されて内側に折曲するくびれ部
    と、該くびれ部に連結されて外側に折曲するスカート部
    と、該スカート部に連結されて外側に折曲する折曲片
    と、を含む一方、 各係止部材に、前記突起部の一部,円弧部,水平突起部
    の一部に跨って開口形成された第一開口部と、前記水平
    突起部の一部,くびれ部,スカート部の一部に跨って開
    口形成された第二開口部と、を形成し、 前記第二開口部が開口するスカート部の端部にふち起こ
    し部を形成したことを特徴とする係止体。
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