JP2020055632A - 食肉取出装置及び食肉取出方法 - Google Patents

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Masayuki Sugawara
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Abstract

【課題】包装資材を容易に切断することができる食肉取出装置及び食肉取出方法を提供する。【解決手段】食肉取出装置1は、食肉包装体Mを移動させる移動手段10と、この移動手段10により食肉包装体Mを移動させる領域に対応して、食肉包装体Mの包装資材M2を下から切断するように食肉包装体Mの下側に配設された切断手段20とを備えている。移動手段10は、例えば、食肉包装体Mを横方向から挟んで支持しながら移動させる一対の挟持移動手段11,12を有している。切断手段20は、例えば、切断刃を有しており、回転刃により構成されることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、食肉を包装資材で包装した食肉包装体から食肉を取り出す食肉取出装置及び食肉取出方法に関する。
近年、鶏肉、豚肉、又は、牛肉等の食肉の消費が大幅に増加している。そのため、業務用の食肉は、例えば、密閉包装して冷凍保存し、必要時に解凍し、包装資材から食肉を取り出して使用している。包装資材から食肉を取り出す際には、例えば、刃物により包装資材の端を切り、包装資材の中に空気を入れて、包装資材の一端側をのばした状態で刃物により切り開き、包装資材から食肉を取り出している。
しかしながら、これらは手作業で行っていたので、作業効率が悪いという問題があった。また、食肉を低温に保持した状態で作業をするので、手が冷たくなり、作業が大変であるという問題もあった。更に、取り出した食肉に異物が混入しないように、かつ、食肉を傷つけないように処理をしなければならないので、作業が面倒であるという問題もあった。そこで、包装資材を簡単に切断し、食肉を取り出すことができる装置の開発が求められていた。
なお、特許文献1には、搬送ベルトコンベア部2と押さえベルトコンベア部6との間に包装された加工肉が挟持されながら横から回転刃14によって片側が切断され、そののち、袋分離部16により袋と加工肉とを分離する装置が記載されている。しかしながら、食肉は柔らかいので、横から回転刃14により包装資材の片側を切断しようとしても、回転刃14に押されて包装資材が窪んでしまい、十分に切断することができない場合があるという問題があった。
特開平9−286422号公報
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、包装資材を容易に切断することができる食肉取出装置及び食肉取出方法を提供することを目的とする。
本発明の食肉取出装置は、食肉を包装資材で包装した食肉包装体から食肉を取り出すものであって、食肉包装体を移動させる移動手段と、この移動手段により食肉包装体を移動させる領域に対応して、食肉包装体の包装資材を下から切断するように食肉包装体の下側に配設された切断手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の食肉取出方法は、食肉を包装資材で包装した食肉包装体から食肉を取り出すものであって、食肉包装体を移動させながら、食肉包装体の包装資材を切断手段により下から切断し、下から食肉を取り出すことを特徴とするものである。
本発明によれば、食肉包装体の包装資材を切断手段により下から切断するようにしたので、食肉包装体の重力による重みを利用して、包装資材と切断手段とを密着させることができ、容易に包装資材を切断することができる。
特に、切断手段を食肉包装体の移動速度と異なる速度で同一方向に移動させながら包装資材を切断するようにすれば、包装資材と切断手段との接触時間を長くすることができ、より容易に包装資材を切断することができる。
また、食肉包装体を下から支持する支持部材を備え、支持部材には、切断手段の少なくとも一部を上方に突出させる開口を食肉包装体の移動方向に伸長して設けるようにすれば、食肉包装体を支持しつつ、包装資材を下から容易に切断することができる。
更に、食肉包装体を横方向から挟んで支持しながら移動させる一対の挟持移動手段を有するようにすれば、食肉包装体を移動させながら切断手段に重みをかけることができる。
加えて、食肉包装体の上側を保持する保持手段を有し、保持手段は、食肉包装体の上側を横方向から挟んで保持しながら移動させる一対の搬送帯よりなる保持移動手段と、この一対の保持移動手段を両側から挟んで食肉包装体の保持を補助する複数対の補助ローラーとを有するようにすれば、簡単な構成で、食肉包装体を保持し、切断された包装資材の下から食肉を落下させて分離することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る食肉取出装置の構成を表す図である。 図1に示した切断手段と食肉包装体の動きとの関係を示す図である。 図1に示した切断手段と食肉包装体の動きとの関係を示す他の図である。 本発明の第2の実施の形態に係る食肉取出装置の構成を表す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る食肉取出装置1の構成を表すものであり、(A)は横から見た構成を表し、(B)は上から見た構成を表している。この食肉取出装置1は、食肉M1を包装資材M2で包装した食肉包装体Mから食肉M1を取り出すものである。食肉M1は、鶏肉、豚肉、牛肉など、食用の肉であれば何でもよい。包装資材M2としては、例えば、合成樹脂製の袋状部材が挙げられる。食肉包装体Mとしては、例えば、包装資材M2の中に複数の食肉M1の塊が密閉されたものが挙げられる。
食肉取出装置1は、食肉包装体Mを移動させる移動手段10と、この移動手段10により食肉包装体Mを移動させる領域に対応して、食肉包装体Mの包装資材M2を下から切断するように食肉包装体Mの下側に配設された切断手段20とを備えている。
移動手段10は、例えば、食肉包装体Mを横方向から挟んで支持しながら移動させる一対の搬送帯よりなる挟持移動手段11,12を有している。食肉包装体Mを移動させながら切断手段20に重みをかけることができるようにするためである。挟持移動手段11,12は、例えば、それぞれ、一対のローラー11a,12aが間隔を開けて垂直に立てて配設され、この一対のローラー11a,12aにベルト11b,12bがかけ渡され、ローラー11a、12aの回転に応じてベルト11b,12bが回転するようになっている。一対の挟持移動手段11,12は、例えば、食肉包装体Mの厚みに応じて間隔を開けて対向して配置されている。一対の挟持移動手段11,12の間の間隔は、例えば、食肉包装体Mに応じて調整することができるように構成されていることが好ましい。一対の挟持移動手段11,12は、連動して同一速度で回動し、ベルト11b,12bの食肉包装体Mと接触する部分が同一方向に移動するように構成されている。
移動手段10は、また、例えば、食肉包装体Mの上側を保持する保持手段13を有していることが好ましい。なお、図1(B)では保持手段13を省略して表している。保持手段13は、食肉包装体Mの支持及び移動を補助するものであり、例えば、食肉包装体Mの上側、好ましくは包装資材M2のみの上側を保持しつつ、一対の挟持移動手段11,12により食肉包装体Mが移動するのに合わせて、食肉包装体Mの移動方向に同一速度で移動するように構成されている。また、保持手段13は、例えば、食肉包装体Mの上側を保持して、一対の挟持移動手段11,12の間に配置すると共に、一対の挟持移動手段11,12の間を移動した食肉包装体Mを一対の挟持移動手段11,12から移動させる機能も有している。
切断手段20は、例えば、切断刃を有しており、回転刃により構成されることが好ましい。容易に切断することができるからである。切断刃は、垂直に立てて配設されることが好ましい。食肉包装体Mの重力による重みを利用して、容易に包装資材M2を切断することができるからである。また、切断手段20は、移動手段10による食肉包装体Mの移動方向と同一方向に移動可能とされていることが好ましく、食肉包装体Mの移動速度と異なる速度で同一方向に移動しながら包装資材M2を切断するように構成されていることが好ましい。包装資材M2と切断手段20との接触時間を長くすることができ、より容易に包装資材M2を切断することができるからである。
切断手段20の移動速度は、食肉包装体Mの移動速度よりも遅くしても、速くしてもよい。食肉包装体Mの移動速度よりも遅くする場合には、例えば、切断手段20を食肉包装体Mの移動方向における食肉包装体Mよりも前方位置から、食肉包装体Mの移動速度よりも遅い速度で同一方向に移動させながら包装資材M2を切断するように構成することが好ましい。また、食肉包装体Mの移動速度よりも速くする場合には、切断手段20を食肉包装体Mの移動方向における食肉包装体Mよりも後方位置から、食肉包装体Mの移動速度よりも速い速度で同一方向に移動しながら包装資材M2を切断するように構成することが好ましい。
図2及び図3に、切断手段20と食肉包装体Mの動きとの関係を示す。図2は切断手段20の移動速度が食肉包装体Mの移動速度よりも遅い場合であり、図3は切断手段20の移動速度が食肉包装体Mの移動速度よりも速い場合である。切断手段20の移動速度が食肉包装体Mの移動速度よりも遅い場合には、切断手段20は、例えば、図2(A)に示したように、切断開始時には、食肉包装体Mの移動方向にいて食肉包装体Mよりも前方に位置している。切断を開始すると、例えば、図2(B)(C)に示したように、食肉包装体Mの移動速度よりも遅い速度で食肉包装体Mと同一方向に移動しながら包装資材M2を下から切断する。切断手段20の移動速度が食肉包装体Mの移動速度よりも速い場合には、切断手段20は、例えば、図3(A)に示したように、切断開始時には、食肉包装体Mの移動方向にいて食肉包装体Mよりも後方に位置している。切断を開始すると、例えば、図3(B)、(C)に示したように、食肉包装体Mの移動速度よりも速い速度で食肉包装体Mと同一方向に移動しながら包装資材M2を下から切断する。
このように構成することにより、切断手段20を移動させずに同一の場所に固定させて食肉包装体Mのみを移動させた場合よりも、切断手段20と包装資材M2との接触時間を長くすることができる。なお、切断手段20の移動速度は、食肉包装体Mの移動速度よりも遅くし、例えば、図2に示したようにして包装資材M2を切断することが好ましい。より容易に包装資材M2と切断手段20との接触時間を長くすることができるからである。また、後述するように、切断手段20により包装資材M2を切断した後に、切断手段20の上を通過させることなく、食肉包装体Mを直ちに食肉収納容器41の上に移動させることができるからである。
また、切断手段20を食肉包装体Mの移動速度よりも速い速度で移動させた場合には、切断手段20が食肉包装体Mを通過した後に、例えば、図3(D)に示したように、切断手段20は移動を停止するように構成されることが好ましい。なお、切断手段20が食肉包装体Mを通過した後に、切断手段20を食肉包装体Mの移動速度よりも遅い速度で同一方向に移動させるように構成してもよく、又は、食肉包装体Mの移動方向と逆方向に移動させるように構成してもよい。食肉包装体Mが切断手段20の上を通過する際には、切断手段20により包装資材M2を再度切断するようにしてもよい。
食肉取出装置1には、また、例えば、移動手段10により食肉包装体Mを移動させる領域に対応して、食肉包装体Mを下から支持する支持部材30が配設されている。支持部材30には、例えば、切断手段20の少なくとも一部を上方に突出させる開口31が食肉包装体Mの移動方向に伸長して設けられている。これにより、食肉包装体Mを支持しつつ、包装資材M2を下から容易に切断することができるようになっている。切断手段20を開口31から突出させる量は、包装資材M2を切断することでき、かつ、食肉M1をできるだけ傷つけない程度に調整されることが好ましい。
食肉包装体Mが一対の挟持移動手段11,12を通過した先には、例えば、食肉包装体Mから取り出した食肉M1を回収する回収容器よりなる食肉回収部41が隣接して配置され、その先には、食肉M2を取り出した後の包装資材M1を回収する回収容器よりなる包装資材回収部42が配置されている。切断手段20により底部を切断された食肉包装体Mは、例えば、保持手段13により支持部材30の上を滑らせるように移動されて、食肉回収部41の上に移動され、切断された開口から食肉M1が下に落ちて食肉回収部41に収納されるように構成されている。また、包装資材M2は保持手段13に保持されたまま包装資材回収部42の上に運ばれ、放下するように構成されている。
この食肉取出装置1は次のようにして用いられる。まず、食肉包装体Mの食肉M1を下側に移動させ、包装資材M2のみの上側を保持手段13により保持し、一対の挟持移動手段11,12の間の始端側に配置する。なお、包装資材M2が袋状部材である場合には、食肉包装体Mを立てた状態で一対の挟持移動手段11,12に挟持させることが好ましい。一対の挟持移動手段11,12は、食肉包装体Mを横方向から挟んで支持しながら、始端側から終端側に向かい移動させる。保持手段13は、食肉包装体Mの移動に合わせて同一速度で食肉包装体Mの移動方向に移動する。
切断手段20は、例えば、食肉包装体Mの移動速度と異なる速度で、食肉包装体Mの移動方向と同一方向に移動しながら包装資材M2を下から切断する。例えば、切断手段20の移動速度が食肉包装体Mの移動速度よりも遅い場合には、切断手段20は、切断開始時に食肉包装体Mの移動方向における食肉包装体Mよりも前方に位置しており(図2(A)参照)、食肉包装体Mの移動に合わせて、食肉包装体Mの移動速度よりも遅い速度で食肉包装体Mと同一方向に移動しながら包装資材M2を下から切断する(図2(B)、(C)参照)。
また、切断手段20の移動速度が食肉包装体Mの移動速度よりも速い場合には、切断手段20は、切断開始時に食肉包装体Mの移動方向における食肉包装体Mよりも後方に位置しており(図3(A)参照)、食肉包装体Mの移動に合わせて、食肉包装体Mの移動速度よりも速い速度で食肉包装体Mと同一方向に移動しながら包装資材M2を下から切断する(図3(B)、(C)参照)。切断手段20は、食肉包装体Mを通過した後は、例えば、移動を停止する(図2(D)参照)。食肉包装体Mが切断手段20の上を通過する際には、切断手段20により包装資材M2を再度切断するようにしてもよい。
一対の挟持移動手段11,12の間を食肉包装体Mが移動している間は、食肉包装体Mは一対の挟持移動手段11,12及び支持部材30により支持され、包装資材M2の底部が切断されても食肉M1の落下が防止される。包装資材M2の底部が切断され、食肉包装体Mが一対の挟持移動手段11,12の終端側まで移動されると、保持部材13は、食肉包装体Mを支持部材30の上を滑らせるように移動させて、食肉回収部41の上に移動させる。これにより、包装資材M2の切断された開口から食肉M1が下に落ちて食肉回収部41に収納される。また、包装資材M2は保持手段13に保持されたまま包装資材回収部42の上に運ばれ、包装資材回収部42に放下される。
このように、本実施の形態によれば、食肉包装体Mの包装資材M2を切断手段20により下から切断するようにしたので、食肉包装体Mの重力による重みを利用して、包装資材M2と切断手段20とを密着させることができ、容易に包装資材M2を切断することができる。
特に、切断手段20を食肉包装体Mの移動速度と異なる速度で同一方向に移動させながら包装資材M2を切断するようにすれば、包装資材M2と切断手段20との接触時間を長くすることができ、より容易に包装資材M2を切断することができる。
また、食肉包装体Mを下から支持する支持部材30を備え、支持部材30には、切断手段20の少なくとも一部を上方に突出させる開口31を食肉包装体Mの移動方向に伸長して設けるようにすれば、食肉包装体Mを支持しつつ、包装資材M2を下から容易に切断することができる。
更に、食肉包装体Mを横方向から挟んで支持しながら移動させる一対の挟持移動手段11,12を有するようにすれば、食肉包装体Mを移動させながら切断手段20に重みをかけることができる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る食肉取出装置2の構成を表すものであり、(A)は横から見た構成を表し、(B)は上から見た構成を表している。なお、図4(B)では挟持移動手段11,12を省略して表している。この食肉取出装置2は、保持手段213の構成が第1の実施の形態の食肉取出装置1と異なることを除き、他は同様の構成を有している。よって、第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付すと共に、対応する構成要素には百の位に“2”を加えた符号を付し、同一部分についての詳細な説明は省略する。
保持手段213は、食肉包装体Mの上側、好ましくは包装資材M2のみの上側を横方向から挟んで保持しながら移動させる一対の搬送帯よりなる保持移動手段213a,213bを有している。保持移動手段213a,213bは、例えば、それぞれ、一対のローラー213a1,213b1が間隔を開けて垂直に立てて配設され、この一対のローラー213a1,213b1にベルト213a2,213b2がかけ渡され、ローラー213a1、213b1の回転に応じてベルト213a2,213b2が回転するようになっている。保持移動手段213a,213bは、例えば、挟持移動手段11,12の上方において同一方向に、挟持移動手段11,12から包装資材回収部42まで延長して配設されている。
一対の保持移動手段213a,213bは、連動して同一速度で回動し、ベルト213a2,213b2の食肉包装体Mと接触する部分が同一方向に移動するように構成されている。また、保持移動手段11,12は、挟持移動手段11,12と同一速度で移動するように構成されている。
保持手段213は、また、例えば、一対の保持移動手段213a,213bを両側から挟んで食肉包装体Mの保持を補助する複数対の補助ローラー213cを有していることが好ましい。補助ローラー231cは、挟持移動手段11,12に対応する領域、及び、食肉回収部41に対応する領域に配設されていることが好ましく、挟持移動手段11,12よりも食肉回収部41に対応する領域の方が狭い間隔で密に配設されていることが好ましい。挟持移動手段11,12に対応する領域では、食肉包装体Mは支持部材30及び挟持移動手段11,12によっても支持及び移動されるが、食肉回収部41に対応する領域では、保持移動手段のみにより包装資材M2を保持し、食肉M1を落下させて分離する必要があるので、強固に包装資材M2を保持する必要があるからである。なお、包装資材回収部42に対応する領域には、補助ローラー213cを設けなくてもよく、また、食肉回収部41側の一部に設けるようにしてもよい。
この食肉取出装置2は、保持手段213による保持方法が異なることを除き、第1の実施の形態と同様にして用いられる。具体的には、挟持移動手段11,12及び食肉回収部41に対応する領域では、一対の保持移動手段213a,213b及び複数対の補助ローラー213cにより食肉包装体Mの上側、好ましくは包装資材M2のみの上側が保持されて移動される。また、包装資材回収部42に対応する領域では、補助ローラー213cが配設されていないので、包装資材M2を保持することができず、包装資材M2は放下される。
このように、本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、簡単な構成で包装資材M2の保持及び放下をすることができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、全ての構成要素を備えなくてもよく、また、他の構成要素を備えていてもよい。
また、上記実施の形態では、食肉回収部41を回収容器により構成する場合について説明したが、挟持移動手段11,12及び支持部材30に隣接してコンベア等の搬送手段を配設し、搬送手段の搬送先に回収容器を配設するようにしてもよい。
食肉包装体から食肉を取り出す際に用いることができる。
1,2…食肉取出装置、10…移動手段、11,12…挟持移動手段、11a、12a…ローラー、11b、12b…ベルト、13,213…保持手段、20…切断手段、30…支持部材、31…開口、41…食肉回収部、42…包装資材回収部、213a,213b…保持移動手段、213a1,213b1…ローラー、213a2,213b2…ベルト、213c…補助ローラー、M…食肉包装体、M1…食肉、M2…包装資材

Claims (6)

  1. 食肉を包装資材で包装した食肉包装体から食肉を取り出す食肉取出装置であって、
    前記食肉包装体を移動させる移動手段と、
    この移動手段により前記食肉包装体を移動させる領域に対応して、前記食肉包装体の包装資材を下から切断するように前記食肉包装体の下側に配設された切断手段と
    を備えたことを特徴とする食肉取出装置。
  2. 前記切断手段は、前記移動手段による前記食肉包装体の移動方向と同一方向に移動可能であり、かつ、前記食肉包装体の移動速度と異なる速度で同一方向に移動しながら前記包装資材を切断する
    ことを特徴とする請求項1記載の食肉取出装置。
  3. 前記移動手段により前記食肉包装体を移動させる領域に対応して配設され、前記食肉包装体を下から支持する支持部材を備え、
    この支持部材には、前記切断手段の少なくとも一部を上方に突出させる開口が前記食肉包装体の移動方向に伸長して設けられた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の食肉取出装置。
  4. 前記移動手段は、前記食肉包装体を横方向から挟んで支持しながら移動させる一対の挟持移動手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1に記載の食肉取出装置。
  5. 前記移動手段は、前記食肉包装体の上側を保持する保持手段を有し、
    前記保持手段は、前記食肉包装体の上側を横方向から挟んで保持しながら移動させる一対の搬送帯よりなる保持移動手段と、この一対の保持移動手段を両側から挟んで前記食肉包装体の保持を補助する複数対の補助ローラーとを有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1に記載の食肉取出装置。
  6. 食肉を包装資材で包装した食肉包装体から食肉を取り出す食肉取出方法であって、
    前記食肉包装体を移動させながら、前記食肉包装体の包装資材を切断手段により下から切断し、下から食肉を取り出すことを特徴とする食肉取出方法。
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