JP2000289712A - もやし類の整列及び整列包装方法 - Google Patents

もやし類の整列及び整列包装方法

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JP2000289712A JP11098479A JP9847999A JP2000289712A JP 2000289712 A JP2000289712 A JP 2000289712A JP 11098479 A JP11098479 A JP 11098479A JP 9847999 A JP9847999 A JP 9847999A JP 2000289712 A JP2000289712 A JP 2000289712A
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三治 川上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】もやし類を長さ方向に揃える整列方法及び整列
包装方法を提供する。 【解決手段】一次整列化部6において、2枚の平行で鉛
直な板25を有する整列用枠部材23を受けトレー21
内に配置して、供給部2からもやし類を供給しつつ加振
して受けトレー21内にもやし類を整列状態で受け入れ
る。次いで、二次整列化部8において、内部を2枚の平
行で鉛直な板で仕切られた蓋部材44を、もやし類が整
列状態で受け入れれている受けトレー21に被せつつ、
加振して受けトレー21内のもやし類の整列状態を更に
向上させる。受けトレー21内に整列されたもやし類
は、包装袋やパックに移されて包装されて商品となる。
もやし類は整列状態に揃えられているので、脱気包装し
てももやし類には曲げ力が作用せず、従って、もやし類
は折傷することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、栽培して収穫した
もやしなどの芽もの野菜や細長く細断した野菜(本発明
ではこれらをもやし類と総称する)を袋やパックなどの
包装容器内に長期間、新鮮な状態で、日もちよく包装し
ておくことができるようにもやし類を包装する方法及び
その包装方法のためにもやし類を整列させる方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】もやしに例をとると、栽培して収穫され
た一般のもやしは、雑多に交差して重なり合った状態の
まま袋やパックなどの包装容器内に充填、包装されて商
品化されている。一般に、生鮮野菜の包装品は日もちを
良くするため包装袋内を脱気することが行われる。しか
しながら、新鮮で極めて折れ易いもやしがこのように交
差して重なり合った状態で充填されている包装袋の内部
を脱気すると、重なり合って充填されているもやしに
は、至るところで折り曲げ力が働き、折れたり傷付いて
しまう。
【0003】また、包装袋内を脱気することが行われな
くとも、包装袋内に入れられたもやしは、商品販売ルー
トの過程で、積み重ねられて運搬されたり移し替えられ
たりするが、もやしにはその間に荷重が掛けられたり振
動、衝撃が加えられたりするので、折り曲げられ折れて
しまう。
【0004】もやしが傷付いたり折れたりすると、そこ
に熱を発生する上、その部分に各種の菌が繁殖して、も
やしはそこから腐れ易くなる。極端な場合、包装を行っ
た次の日にも腐敗が生じてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、包装し、必要
に応じて内部を脱気して商品化しても、包装容器内部の
もやし類が折れず、日もちが良い状態で、もやし類を包
装可能な包装方法の提供が望まれている。本発明は、こ
の要望に応たえ、包装されたもやし類が折れないように
したもやし類の包装方法、及びそのためのもやし類の整
列方法を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した課題
を解決するため、もやし類を並列状態に揃えて包装する
もやし類の整列包装方法を提供する。本発明のこの整列
包装方法によれば、包装容器内のもやし類は整列されて
いて、従来のように交差して重なり合った状態で充填さ
れていないので、包装容器内を脱気して商品化しても内
部のもやし類には曲げ力が働かず、また、重ねて運搬し
てももやし類には曲げ力が働かないので、折れたり傷付
くことがない。
【0007】また、容器内に整列して包装されたもやし
類は見た目が奇麗であり、従来のもやし類のイメージを
一変させる商品となり、購買者の注目を引き商品の販売
を著しく促進することができる。
【0008】また本発明は、前記した課題を解決するも
やし類の整列包装方法を提供するため、一枚の板、又は
複数枚の平行な板を、面を鉛直にして内部に配置して受
けトレーを振動させつつもやし類を受け入れて、前記受
けトレー内にもやし類を並列状態に揃えるようにしたも
やし類の整列方法を提供する。
【0009】この場合、前記受けトレー内へのもやし類
の受け入れを複数回に分けて少量つづ行うと、前記受け
トレー内においてもやし類を並列に整列させるのを良好
に行うことが出来て好ましい。
【0010】本発明のこの整列方法によれば、収穫され
て雑多に交差して重なり合った状態のもやし類を、一枚
の板、又は複数枚の平行な板を上部に面を鉛直に配置し
た受けトレー、その受けトレーを振動させる加振機な
ど、簡単で一般的な機器を使って、並列状態に揃えるこ
とができる。
【0011】本発明の整列方法においては、前記したよ
うに並列状態に揃えられたもやし類を入れた前記受けト
レーを再度振動させつつ、一枚の板、又は複数枚の平行
な板を内部に面を鉛直にして配置した蓋部材を前記板の
面を前記受けトレー内のもやしの整列方向に平行にして
前記受けトレーに徐々に被せ、前記受けトレーと前記蓋
部材をともに振動させると、前記受けトレー内のもやし
類の整列状態を更に向上させることができて好ましい。
【0012】前記したように受けトレー内に広がった状
態で整列されたもやし類を、受けトレーとともに振動さ
せつつ一端側から対向する他端側に寄せる工程を入れる
と、受けトレー内に整列されたもやし類は寄せ集めら
れ、包装容器に充填しやすくすることができる。
【0013】本発明によって前記したように受けトレー
内に並列状態に揃えられたもやし類は、並列状態に揃え
られたまま気密性の包装容器に充填し、包装容器内を脱
気して商品化することができる。
【0014】受けトレー内に並列状態に揃えられたもや
し類を包装容器に並列状態に揃えられたまま充填するに
は、内部にもやし類が並列状態に揃えられている前記受
けトレーを包装用の袋で覆い、その袋と受けトレーをと
もに上下反転させた後、前記受けトレー又はその袋を引
き抜くことにより容易に実施可能である。
【0015】以上本発明によれば、栽培して収穫したも
やし類を袋やパックなどの包装容器内に整列させて包装
することにより、長期間、新鮮な状態で、日もちよく包
装しておくことができるとともに、このような整列包装
を容易に実施可能にするもやし類の整列方法が提供され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるもやし類の包
装方法の実施の形態を図1〜図11を用いて具体的に説
明する。本発明によるもやし類の包装方法を実施するた
めの装置の全体構成を図1、図2に示してあり、先ずこ
れについて説明する。図1、図2において、2はもやし
類の供給部で、収穫して水洗いしたもやし類を定量づつ
整列化部4へ供給する。整列化部4は一次整列化部6と
二次整列化部8から構成されている。10は包装部で、
整列化部4で整列されたもやし類を袋詰めする部分であ
る。これら各部の構成を以下順に説明する。
【0017】(供給部2)供給部2は、多数の針状体を
植設したコンベアベルトを有する搬送コンベアを斜めに
立ち上げて配置し、その頂上部に計量装置を設けた構成
を有するもので、もやし類を下部から持ち上げて所定の
重量づつ間欠的に落下させて供給するようにしたもので
ある。このような供給装置は既に本出願人の出願に係る
特開昭63−152516号などに開示してあり、この
ようなすでに公知の構造のものを適宜採用してよいの
で、詳細な説明は省略する。
【0018】供給部2には、上記のように搬送コンベア
と計量装置で構成された供給装置を、前後に位置をずら
して2−1、2−2の2系列平行に配置してあリ、包装
すべきもやし類を前後2回に分けて供給するようになっ
ている。
【0019】(整列化部4)整列化部4は、供給部2か
ら供給されたもやし類を長さ方向に並列に整列させる所
である。整列化部4の下方には、図3に示すように先端
が解放されて塵取り状の形状を有する受けトレー21が
所定間隔に多数取り付けられたエンドレスチェーン22
が整列化部4の全長に亙って走行されている(図1)。
その受けトレー21は、前記した供給部2から定量供給
されるもやし類を受け取る位置を通過して搬送されるよ
うになっている。前記したように整列化部4は一次整列
化部6と二次整列化部8を有している。
【0020】(1)一次整列化部6の構成:まず、一次
整列化部6の構造について図4〜図8を参照して説明す
る。一次整列化部6では、前記した受けトレー21が多
数取り付けられたエンドレスチェーン22の走行軌跡の
上方に、整列用枠部材23を受けトレー21と同じ間隔
で多数取り付けたエンドレスチェーン24が図5に示す
ように楕円状に配置されている。整列用枠部材23は、
図6〜図8に示すように上縁が漏斗状に広がった長方形
の筒体で、上下が開口しており、その筒体の内部が、面
を鉛直にした2枚の板25で仕切られている。2枚の板
25の間の間隔L1は、整列させようとするもやし類の
長さより短い。
【0021】整列用枠部材23は、エンドレスチェーン
24にスライドバー27を介して上下動可能に取り付け
られたフレーム部材28にバネ29によって弾性的に支
持されている。スライドバー27を介して上下動可能に
取り付けられたフレーム部材28の上下位置,従って、
整列用枠部材23の上下位置はガイド板26(図4)に
よって規制されており、ガイド板26に沿って楕円状の
軌道上を搬送されるようになっている。フレーム部材2
8の先端部にはローラ30が回転可能に取り付けられて
おり、整列用枠部材23は搬送軌跡の外周に沿って配置
された支持板31にローラ30が乗って搬送される。
【0022】エンドレスチェーン24によって楕円状の
軌跡を搬送される整列用枠部材23が、受けトレー21
を搬送しているエンドレスチェーン22の走行軌跡の上
に来る位置で、整列用枠部材23の上下位置を規制する
ためのガイド板26は図4に見られるように下方に下が
っている。そのため、ガイド板26に沿って案内されて
いる整列用枠部材23はエンドレスチェーン22によっ
て搬送されている受けトレー21に次第に接近して、や
がて受けトレー21に乗せられるように導かれる。
【0023】整列用枠部材23が受けトレー21に乗せ
られて搬送されるのは、供給部2がもやし類を受けトレ
ー21に供給する位置から以降である。また、整列用枠
部材23が受けトレー21に乗せられて搬送される区間
には、受けトレー21の底が乗るように、受けトレー2
1の搬送軌跡の下に振動バー32(図1、図7、図8)
が配置されている。振動バー32は適宜の加振機によっ
て上下方向に振動される。
【0024】(2)一次整列化部6の作用:次に、以上
説明した一次整列化部6の作用について説明する。一次
整列化部6では、整列用枠部材23が受けトレー21に
乗せられて搬送される位置(図4のA部)で、供給部2
からもやし類が2回に分けて定量供給される。整列用枠
部材23の上部からもやし類を受け入れた受けトレー2
1は、振動バー32の上に乗って振動される。その振動
によって整列用枠部材23の上部に受け入れられたもや
し類は、2枚の板25の間を通過して下の受けトレー2
1内に落下する。
【0025】このとき、もやし類は、もやし類の長さよ
り短い間隔に配置された2枚の板25の間の細長い隙間
を通過させられ、もやし類は長さ方向を板25の間の細
長い隙間の方向に揃えられて受けトレー21内に落下す
る。こうして、受けトレー21内には、長さ方向に揃え
られたもやし類が受け入れられる。受けトレー21が更
に搬送されると振動バー32から外れるとともに、整列
用枠部材23がガイド板26の曲がりに沿って持ち上げ
られて受けトレー21から離れ、また整列用枠部材23
の楕円状の搬送軌跡からも外れて整列用枠部材23が受
けトレー21から取り除かれ、内部に整列されたもやし
類を受け入れた受けトレー21のみがエンドレスチェー
ン22によって次ぎに説明する二次整列化部8へ搬送さ
れる。
【0026】(3)二次整列化部8の構造:次に、二次
整列化部8の構造について図9〜図11を参照して説明
する。二次整列化部8の下部には、一次整列化部6に連
続してエンドレスチェーン22が走行しており、これに
取り付けられた受けトレー21が二次整列化部8の下部
に搬送されて来る。一次整列化部6を出るときに受けト
レー21からは、前記したように整列用枠部材23が既
に外されており、受けトレー21内には一次整列化部6
で長さ方向に概ね整列されたもやし類が入っている。
【0027】二次整列化部8に搬送されて来る受けトレ
ー21の上部には、平行な2本のエンドレスチェーン4
1がチェーンホィール42、43の回りに縦方向に配置
されており、そのエンドレスチェーン41には受けトレ
ー21と同じ間隔で蓋部材44が取り付けられている。
蓋部材44の内側には整列用枠部材23の板25と同じ
方向に面を向けた鉛直な2枚の板45が取り付けられて
いる。板45の間の間隔ももやし類の長さより短い間隔
になっている。
【0028】エンドレスチェーン41は図10に見られ
るように、徐じょに降下された後、水平に、そして徐じ
ょに上昇する軌跡に沿ってガイド46に沿って導かれる
ように構成されている。エンドレスチェーン41が徐じ
ょに降下されるにつれ、蓋部材44は下方を搬送されて
いる受けトレー21に徐じょに被せられ、水平部分では
蓋部材44が被されたまま一緒に搬送され、そして徐じ
ょに上昇する部分で蓋部材44は受けトレー21から徐
じょに持ち上げられ、蓋部材44と受けトレー21は分
離されるように案内される。
【0029】エンドレスチェーン41が配置されている
部分で、受けトレー21の搬送軌跡の下には振動バー4
7が配設されており、搬送される受けトレー21の底が
その振動バー47の上に乗り上げ、受けトレー21と蓋
部材44が加振されるように位置付けられている。
【0030】図11に示されているように、蓋部材44
の内側には、板45に沿って矢印方向に変位できるよう
にスライドバー49が入れられており、スライドバー4
9には、下方に寄せ板48が取り付けられている。スラ
イドバー49の端部には軸53によって接触子51が回
転可能に支持されている。軸53は蓋部材44の天井板
のスリット50突き抜ける長さを有しており、スライド
バー49はスリット50の長さの範囲で矢印方向に摺動
自在となっている。軸53に回転可能に支持されている
接触子51が後記するようにカム板52に沿って動かさ
れると、スライドバー49は矢印方向に摺動され、スラ
イドバー49の動きによって寄せ板48は、蓋部材44
の中で板45に沿って変位される。
【0031】カム板52は、蓋部材44が被された受け
トレー21が搬送される通路の横に配置されていて(図
9)、蓋部材44が搬送される間に、接触子51がこれ
と係合してカム板52に沿って変位されることによっ
て、寄せ板48が蓋部材44内で、板45に沿って動か
されるようになっている。
【0032】(4)二次整列化部8の作用:次に、以上
説明した二次整列化部6の作用について説明する。一次
整列化部6で整列されたもやし類が入った受けトレー2
1が二次整列化部8に来ると、受けトレー21の底は振
動バー47の上に乗り上げ、受けトレー21は加振さ
れ、それと同時に受けトレー21には、その上方でエン
ドレスチェーン41によって搬送されている蓋部材44
が徐じょに被せられる。
【0033】こうして受けトレー21は蓋部材44が被
されたまま振動バー47によって蓋部材44と一緒に加
振されつつ搬送される。こうして、一次整列化部6で整
列された受けトレー21内のもやし類は加振される間
に、蓋部材44に設けられた仕切りの板45の方向に更
に良く整列される。この整列操作に加え、カム板52に
よって接触子51が変位されて蓋部材44内の寄せ板4
8が蓋部材44の中央寄りに変位され、この寄せ板48
の変位によって、受けトレー21内に広がって整列され
たもやし類は、整列されたもやし類の長さ方向に寄せら
れ、後記する袋詰めと、そのシール代を確保するため一
方側に集められる。なお、整列化部4において受けトレ
ー21に加える振動は、その振動数や振幅については特
に制限はないが、振幅は10mm位が適当である。
【0034】以上の作用により、蓋部材44が上方に外
されて二次整列化部8を出る受けトレー21内には、も
やし類が整然と整列されて一方側に集められている。受
けトレー21内の整列されたもやし類は、次いで包装部
10へ送られる。
【0035】(包装部10)二次整列化部8を出た受け
トレー21内に整列されて一方側に集められているもや
し類は、包装部10において、その整列を崩さないよう
にしつつ適宜包装される。その包装の一例として、もや
し類が整列されて一方側に集められている受けトレー2
1を袋供給部7(図2)で袋内に挿入した状態にした
後、或いはパックを被せた後、受けトレー21を反転部
9で180°反転させ、受けトレー21内の整列された
もやし類を袋やパック内に移し、180°反転されて空
になった受けトレー21から、もやし類の入った袋をク
ロスマシン方向に走行するよう配置されたコンベア上に
乗せて搬送させ、そのとき受けトレー21かあら袋を引
き抜くようにするとよい。
【0036】包装部10での包装は、その他公知の包装
機械を適宜採用してもよいのでこれ以上の詳細な説明は
省略する。包装部10で整列されたもやし類が入れられ
た袋やパックは、必要に応じて脱気し、開口部を適宜の
シーラで閉じ、袋詰めされてコンベアC1によって結束
部C2(図2)に送られて袋の開口部を結束されて製品
として排出される。
【0037】以上、本発明によるもやし類の整列方法と
整列包装方法の実施の形態について説明したが、本発明
はこれに限られるものではなく、本発明の範囲内で種々
の変形、変更を加えてよいことはいうまでもない。
【0038】例えば、前記した実施形態では、もやし類
を、一次整列化部6と二次整列化部8を有する整列化部
4で整列させているが、希望する整列状態によっては、
一次整列化部6だけによる整列化だけでもよい。また、
受けトレー21の加振機構も図示した構造のものに限ら
ず公知のものを適宜採用してよい。更に、整列用枠部材
23や蓋部材44の構造、受けトレー21の構造も図示
したものには何ら限定されない。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、雑多に
混ぜられた状態で収穫されたもやし類を効果的に整列さ
せることができる。このように整列されたもやし類は、
袋などの包装容器に入れて脱気しても、包装容器内のも
やし類は並列状態に揃えて入れられるので、容器内のも
やしには脱気によって曲げ力が作用しないので折れな
い。また、輸送の途中にも重ね合わせた袋内のもやしに
曲げ力が作用しないので折れない。
【0040】従って、本発明によれば、もやし類を気密
性の包装容器内に長期間、新鮮な状態で、日もちよく包
装しておくことが可能となる。また、本発明によれば、
もやし類を整列させて包装できるので、包装後の商品は
外観に優れ、人目を引いて商品価値を高め、販売を促進
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のもやし類の整列方法及び整列包装方法
を実施するための、もやし類の整列包装置の全体を示す
側面図。
【図2】図1の装置の平面図。
【図3】受けトレーの斜視図。
【図4】整列用枠部材23とその搬送機構の側面図。
【図5】図4の平面図。
【図6】整列用枠部材23の平面図。
【図7】整列用枠部材23の側面図。
【図8】図6の端面図。
【図9】蓋部材44とその搬送機構の平面図。
【図10】図9の側面図。
【図11】蓋部材44の構造を示す斜視図で、天井板を
一部破断してある。
【符号の説明】
2 もやし類の供給部 4 整列化部 6 一次整列化部 8 二次整列化部 10 包装部 21 受けトレー 22 エンドレスチェーン 23 整列用枠部材 24 エンドレスチェーン 25 板 26 ガイド板 27 スライドバー 28 フレーム部材 29 バネ 30 ローラ 31 支持板 32 振動バー 41 エンドレスチェーン 42 チェーンホイール 43 チェーンホイール 44 蓋部材 45 板 46 ガイド 47 振動バー 48 寄せ板 49 スライドバー 50 スリット 51 接触子 52 カム板 53 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E028 AA05 BA06 CA05 DA02 EA01 GA02 GA04 HA02 3E054 AA05 DE02 DE05 EA03 FC02 FC08 FC19 GA01 GB01 HA02 HA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】もやし類を並列状態に揃えて包装すること
    を特徴とするもやし類の整列包装方法。
  2. 【請求項2】一枚の板、又は複数枚の平行な板を面を鉛
    直にして内部に配置して受けトレーを振動させつつもや
    し類を受け入れて、前記受けトレー内にもやし類を並列
    状態に揃えることを特徴とするもやし類の整列方法。
  3. 【請求項3】前記受けトレー内へのもやし類の受け入れ
    を、複数回に分けて少量つづ行うことを特徴とする請求
    項2に記載のもやし類の整列方法。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載の方法で並列状態に
    揃えられたもやし類を入れた前記受けトレーを振動させ
    つつ、一枚の板、又は複数枚の平行な板を面を鉛直にし
    て内部に配置した蓋部材を前記板の面を前記受け箱内の
    もやしの整列方向に平行にして前記受けトレーに徐々に
    被せ、前記受けトレーと前記蓋部材をともに振動させる
    ことによって前記受けトレー内のもやし類の整列状態を
    更に向上させることを特徴とするもやし類の整列方法。
  5. 【請求項5】前記受けトレーを振動させつつ内部に並列
    状態に揃えられているもやし類を一端側から対向する他
    端側に寄せることを特徴とする請求項2〜4のいずれか
    1つに記載のもやし類の整列方法。
  6. 【請求項6】請求項2〜5のいずれか1つに記載の方法
    によって前記受けトレー内に整列されたもやし類を気密
    性の包装容器に並列状態に揃えられたまま入れて脱気包
    装することを特徴とするもやし類の整列包装方法。
  7. 【請求項7】請求項2〜5のいずれか1つに記載の方法
    によって内部にもやし類が並列状態に揃えられた前記受
    けトレーを包装袋で覆い、その袋と受けトレーとともに
    上下反転させた後、前記受けトレー又はその袋を引き抜
    くことによって、前記受けトレー内に並列状態に揃えら
    れたもやし類を包装袋内に並列状態のまま充填すること
    を特徴とするもやし類の整列包装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003292145A (ja) * 2002-04-03 2003-10-15 Mitsuo Takahashi もやし類の整列装置
JP2008019091A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Daisey Machinery Co Ltd もやしの揃え供給装置
KR101220569B1 (ko) 2006-07-14 2013-01-10 가부시키가이샤 다이세이 기카이 콩나물 선별 장치
CN103754415A (zh) * 2014-01-24 2014-04-30 烟台大学 一种水果分类包装机

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