JP2020055384A - 車両用制御装置 - Google Patents

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【課題】駆動トルクなどが算出不能な異常時にも、車両の走行状況に応じて主駆動輪および副駆動輪に駆動トルクを配分できる、車両用制御装置を提供する。【解決手段】駆動トルクの算出に必要なパラメータが正常に検出される正常時には(S1:YES)、その検出されるパラメータを用いて駆動トルクが算出される。また、主駆動輪が接する路面の摩擦係数が推定される。そして、その算出された駆動トルクおよび推定された摩擦係数に基づいて、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分が決定される(S2)。一方、駆動トルクの算出に必要なパラメータの検出が異常である異常時には、主駆動輪と副駆動輪との差回転に応じて、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分が決定される(S3)。【選択図】図2

Description

本発明は、アクティブトルクスプリット4WDを採用した車両用の制御装置に関する。
従来、四輪自動車などの車両の4WD(four-wheel-drive:四輪駆動)システムとして、アクティブトルクスプリット4WDシステムが広く知られている。アクティブトルクスプリット4WDシステムの一例では、通常時は、車両の走行のための駆動トルクが主駆動輪、たとえば左右の前輪に伝達される。そして、路面摩擦係数などからタイヤスリップの発生が予測される場合には、タイヤスリップが発生しないように、駆動トルクが電子制御カップリングにより主駆動輪と副駆動輪とに能動的に配分される。
特開2003−182393号公報
駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定するため、駆動トルクが算出される。駆動トルクの算出に用いられるパラメータには、エンジン回転数、スロットル開度および変速機での変速比などが含まれる。これらのパラメータは、各種のセンサによって検出される。そのため、センサの故障などが発生し、センサの検出信号が異常である場合、駆動トルクが算出できないため、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定することができない。
本発明の目的は、駆動トルクなどが算出不能な異常時にも、車両の走行状況に応じて駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定できる、車両用制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る車両用制御装置は、走行のための駆動トルクを主駆動輪と副駆動輪とに配分するトルク配分装置を搭載した車両に用いられる制御装置であって、駆動トルクの配分に必要なパラメータを検出するパラメータ検出手段と、パラメータ検出手段により検出されるパラメータを用いて駆動トルクを算出する駆動トルク算出手段と、主駆動輪が接する路面の摩擦係数を推定する摩擦係数推定手段と、主駆動輪および副駆動輪のそれぞれに伝達される回転の差回転を検出する差回転検出手段と、パラメータ検出手段が正常である場合、駆動トルク算出手段により算出される駆動トルクおよび摩擦係数推定手段により推定される摩擦係数に基づいて、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定する通常時配分決定手段と、パラメータ検出手段が異常である場合、差回転検出手段により検出される差回転に応じて、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定する異常時配分決定手段とを含む。
この構成によれば、駆動トルクの配分に必要なパラメータが正常に検出される正常時には、その検出されるパラメータを用いて駆動トルクが算出される。また、主駆動輪が接する路面の摩擦係数が推定される。そして、その算出された駆動トルクおよび推定された摩擦係数に基づいて、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分が決定される。
一方、駆動トルクの配分に必要なパラメータの検出が異常である異常時には、駆動トルクを正常に算出できないため、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定することができない。そこで、主駆動輪と副駆動輪との差回転に応じて、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分が決定される。これにより、駆動トルクが算出不能な異常時にも、車両の走行状況に応じて駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定することができる。
摩擦係数推定手段は、パラメータ検出手段により検出されるパラメータのうちの少なくとも1つを用いて摩擦係数を推定してもよい。
摩擦係数の推定に用いられるパラメータの検出が異常である異常時には、摩擦係数を正常に算出できないため、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定することができない。この場合に、主駆動輪と副駆動輪との差回転に応じて、駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分が決定されることにより、摩擦係数が推定不能な異常時にも、車両の走行状況に応じて駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定することができる。
本発明によれば、駆動トルクが算出不能な異常時にも、車両の走行状況に応じて駆動トルクの主駆動輪および副駆動輪への配分を決定することができ、4WD状態での車両の走行を継続することができる。
本発明の一実施形態に係るECUが搭載された車両の平面図である。 トルク配分決定処理の流れを示すフローチャートである。 プロペラシャフトのフロント側部分およびリヤ側部分の差回転と後輪に配分されるトルクとの関係を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<アクティブトルクスプリット4WDシステム>
図1は、本発明の一実施形態に係るECU31が搭載された車両1の平面図である。
車両1は、アクティブトルクスプリット4WDシステムを採用している。車両1には、エンジン2、トランスミッション3、フロントデファレンシャルギヤ4、トランスファ5、プロペラシャフト6およびリヤデファレンシャルギヤ7が含まれる。
エンジン2は、車両1の前後方向に対してクランクシャフトが横向きになるように、つまりクランクシャフトが車幅方向に延びるように、車両1の前部に横置きで搭載(マウント)されている。
トランスミッション3は、たとえば、ラビニヨ型の遊星歯車機構を備える有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)であってもよいし、ベルト式の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)であってもよい。
フロントデファレンシャルギヤ4のデフケース11には、リングギヤ12が固定されている。リングギヤ12には、エンジン2の回転がトランスミッション3で変速されて入力される。リングギヤ12に入力される回転により、デフケース11がリングギヤ12と一体に回転する。そして、デフケース11の回転がピニオンギヤ13を介して各サイドギヤ14の回転に変換されて、各サイドギヤと一体に左右のフロントドライブシャフト15L,15Rが回転し、フロントドライブシャフト15L,15Rの回転がそれぞれ主駆動輪である前輪16L,16Rに伝達される。
トランスファ5は、たとえば、フロントデファレンシャルギヤ4のデフケース11と一体に回転する第1かさ歯車17と、この第1かさ歯車17と噛合する第2かさ歯車18とを含む。第2かさ歯車18の中心には、車両1の前後方向に延びるプロペラシャフト6の前端が接続されている。
プロペラシャフト6は、フロント側部分6Fとリヤ側部分6Rとに分割して構成されており、フロント側部分6Fとリヤ側部分6Rとの間には、電子制御カップリング21が介装されている。電子制御カップリング21には、入力側クラッチプレートと出力側クラッチプレートを交互に複数配置した多板摩擦クラッチを有する公知のものが採用されている。
プロペラシャフト6の後端は、リヤデファレンシャルギヤ7のドライブピニオンシャフトに連結されている。プロペラシャフト6からリヤデファレンシャルギヤ7に伝達されるトルクにより、リヤドライブシャフト22L,22Rが回転し、リヤドライブシャフト22L,22Rの回転がそれぞれ副駆動輪である後輪23L,23Rに伝達される。
また、車両1には、マイコン(マイクロコントローラユニット)を含む構成のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)31が備えられている。
ECU31には、前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rの各車輪の回転に同期したパルス信号を検出信号として出力する車輪速センサ32が接続されている。また、ECU31には、プロペラシャフト6のフロント側部分6Fの回転に同期したパルス信号を検出信号として出力するフロント回転センサ33Fと、プロペラシャフト6のリヤ側部分6Rの回転に同期したパルス信号を検出信号として出力するリヤ回転センサ33Rとが接続されている。
ECU31には、その他にも、制御に必要な各種センサが接続されている。各種センサには、たとえば、エンジン2の回転(クランクシャフトの回転)に同期したパルス信号を検出信号として出力するエンジン回転センサ34、エンジン2の電子スロットルバルブの開度(スロットル開度)に応じた検出信号を出力するスロットル開度センサ35などが含まれる。
ECU31は、各車輪速センサ32の検出信号から前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rの各車輪速を求める。ECU31は、フロント回転センサ33Fの検出信号からプロペラシャフト6のフロント側部分6Fの回転数を求め、リヤ回転センサ33Rの検出信号からプロペラシャフト6のリヤ側部分6Rの回転数を求める。また、ECU31は、エンジン回転センサ34の検出信号からエンジン2の回転数であるエンジン回転数を求め、スロットル開度センサ35の検出信号からスロットル開度を求める。そして、ECU31は、各種センサから入力される検出信号から求めた数値などに基づいて、電子制御カップリング21を制御する。
なお、図1には、1つのECU31のみが示されているが、車両1には、各部を制御するため、ECU31と同様の構成を有する複数のECUが搭載されている。ECU31を含む複数のECUは、CAN(Controller Area Network)通信プロトコルによる双方向通信が可能に接続されている。
<トルク配分決定処理>
図2は、トルク配分決定処理の流れを示すフローチャートである。
ECU31は、車両1の走行のための駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分を決定するため、図2に示されるトルク配分決定処理を実行する。
トルク配分決定処理では、駆動トルクの配分に必要なパラメータを検出する各種センサが正常であるか否かが判断される(ステップS1)。駆動トルクの算出に必要なパラメータには、エンジン回転数、スロットル開度およびトランスミッション3の変速比などが含まれ、これらは、駆動トルクの配分に必要なパラメータに含まれる。
駆動トルクの算出に必要なパラメータを検出する各種センサが正常である場合(ステップS1のYES)、前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rの各車輪が接する路面の摩擦係数(路面μ)に基づいて、駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分が決定される(ステップS2)。
配分の決定のために、駆動トルクが算出される。駆動トルクの算出では、エンジントルクが求められる。エンジントルクは、たとえば、エンジン回転数およびスロットル開度とエンジントルクとの関係を示すエンジントルク特性線から求めることができる。また、トランスミッション3の変速比が求められる。たとえば、トランスミッション3がベルト式の無段変速機である場合、プライマリプーリおよびセカンダリプーリの各回転数を回転センサの検出信号から求めて、その求めた各回転数を用いた演算により、変速比を求めることができる。そして、エンジントルクおよび変速比などを用いた演算により、エンジン2からトランスミッション3を介してフロントデファレンシャルギヤ4に入力される駆動トルクが算出される。
また、前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rの各車輪速、ならびに各車輪のタイヤ軸重から、前輪16L,16Rが接する路面の摩擦係数が推定される。その後、前輪16L,16Rが接する路面の摩擦係数から、前輪16L,16Rがタイヤスリップを生じずに受け持つことができるトルクが求められる。そして、そのトルクが前輪16L,16Rに配分されるトルクに決定され、駆動トルクから前輪16L,16Rに配分されるトルクが差し引かれ、その残余のトルクが後輪23L,23Rに配分されるトルクに決定される。なお、タイヤ軸重は、車両1に搭載された前後Gセンサにより検出される前後方向の加速度および横Gセンサにより検出される横方向の加速度などから推定することができる。
駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分が決定されると、これに基づいて、電子制御カップリング21の係合状態が制御される。
なお、後輪23L,23Rが接する路面の摩擦係数が求められ、その摩擦係数から後輪23L,23Rがタイヤスリップを生じずに受け持つことができるトルクの上限が求められて、後輪23L,23Rに配分されるトルクが上限を超える場合には、エンジントルクが制限されてもよい。
一方、駆動トルクの算出に必要なパラメータを検出する各種センサの少なくとも1つが異常である場合(ステップS1のNO)、駆動トルクを正常に算出できないので、プロペラシャフト6のフロント側部分6Fとリヤ側部分6Rとの差回転ΔNから、駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分が決定される(ステップS2)。
図3は、プロペラシャフト6のフロント側部分6Fおよびリヤ側部分6Rの差回転ΔNと駆動トルクの後輪23L,23Rへの配分との関係を示す図である。
前輪16L,16Rが接する路面の摩擦係数が低いために、前輪16L,16Rのタイヤスリップが発生すると、プロペラシャフト6のフロント側部分6Fとリヤ側部分6Rとの差回転ΔNが大きくなる。そこで、その差回転ΔNが大きいほど駆動トルクの後輪23L,23Rへの配分が大きくなるように、差回転ΔNと駆動トルクの後輪23L,23Rへの配分との関係を定めたマップが作成されて、そのマップがECU31のメモリに格納されている。
駆動トルクの算出に必要なパラメータを検出する各種センサの少なくとも1つが異常である場合、プロペラシャフト6のフロント側部分6Fの回転数およびリヤ側部分6Rの回転数から、それらの差回転ΔNが求められ、ECU31のメモリに格納されているマップに従って、差回転ΔNに応じた後輪23L,23Rへの配分が決定される。そして、その配分に基づいて、電子制御カップリング21の係合状態が制御される。
<作用効果>
以上のように、駆動トルクの算出に必要なパラメータが正常に検出される正常時には、その検出されるパラメータを用いて駆動トルクが算出される。また、主駆動輪である前輪16L,16Rが接する路面の摩擦係数が推定される。そして、その算出された駆動トルクおよび推定された摩擦係数に基づいて、駆動トルクの前輪16L,16Rおよび副駆動輪である後輪23L,23Rへの配分が決定される。
一方、駆動トルクの算出に必要なパラメータの検出が異常である異常時には、駆動トルクを正常に算出できないため、駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分を決定することができない。そこで、前輪16L,16Rと後輪23L,23Rとの差回転に応じて、駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分が決定される。これにより、駆動トルクが算出不能な異常時にも、車両の走行状況に応じて駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分を決定することができる。
よって、駆動トルクが算出不能な異常時にも、車両1の走行状況に応じて駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分を決定することができ、4WD状態での車両の走行を継続することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前後Gセンサにより検出される前後方向の加速度および横Gセンサにより検出される横方向の加速度は、駆動トルクの算出に必要なパラメータではないが、前述の実施形態では、路面の摩擦係数の算出に用いられている。そして、路面の摩擦係数は、駆動トルクの配分に用いられる。したがって、前後Gセンサにより検出される前後方向の加速度および横Gセンサにより検出される横方向の加速度も駆動トルクの配分に必要なパラメータとして、前後Gセンサまたは横Gセンサが異常である場合にも、プロペラシャフト6のフロント側部分6Fとリヤ側部分6Rとの差回転ΔNから駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分が決定されてもよい。
ただし、前後Gセンサが異常である場合に、車両の速度の微分値から前後方向の加速度が算出されて、その算出された加速度が路面の摩擦係数の推定に用いられる場合、前後Gセンサが異常であっても、プロペラシャフト6のフロント側部分6Fとリヤ側部分6Rとの差回転ΔNから駆動トルクの前輪16L,16Rおよび後輪23L,23Rへの配分が決定されなくてもよい。
前述の実施形態では、動力の非分配時に動力が伝達される主駆動輪が前輪16L,16Rである構成を取り上げたが、本発明に係る車両用制御装置は、動力の非分配時に動力が伝達される主駆動輪が後輪23L,23Rである構成の車両に用いることもできる。
また、トランスミッション3は、動力分割式無段変速機であってもよい。動力分割式無段変速機は、たとえば、変速比の変更により動力を無段階に変速するベルト式の無段変速機構を備え、インプット軸とアウトプット軸との間で動力を2つの経路に分岐して伝達可能な変速機である。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:車両
16L,16R:前輪(主駆動輪)
23L,23R:後輪(副駆動輪)
21:電子制御カップリング(トルク配分装置)
31:ECU(制御装置、パラメータ検出手段、駆動トルク算出手段、摩擦係数推定手段、差回転検出手段、通常時配分決定手段、異常時配分決定手段)

Claims (1)

  1. 走行のための駆動トルクを主駆動輪と副駆動輪とに配分するトルク配分装置を搭載した車両に用いられる制御装置であって、
    前記駆動トルクの配分に必要なパラメータを検出するパラメータ検出手段と、
    前記パラメータ検出手段により検出される前記パラメータを用いて前記駆動トルクを算出する駆動トルク算出手段と、
    前記主駆動輪が接する路面の摩擦係数を推定する摩擦係数推定手段と、
    前記主駆動輪および前記副駆動輪のそれぞれに伝達される回転の差回転を検出する差回転検出手段と、
    前記パラメータ検出手段が正常である場合、前記駆動トルク算出手段により算出される前記駆動トルクおよび前記摩擦係数推定手段により推定される前記摩擦係数に基づいて、前記駆動トルクの前記主駆動輪および前記副駆動輪への配分を決定する通常時配分決定手段と、
    前記パラメータ検出手段が異常である場合、前記差回転検出手段により検出される差回転に応じて、前記駆動トルクの前記主駆動輪および前記副駆動輪への配分を決定する異常時配分決定手段とを含む、車両用制御装置。
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