JP2020054569A - サポーター用生地及びサポーター - Google Patents
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Abstract
【課題】人体部位を十分に圧迫及び固定することができると共に、快適に装着することができるサポーター用生地及びサポーターの提供。【解決手段】2枚の伸縮性生地11、12間に、非伸縮性生地13a、13bを熱融着することによりサポーター用生地20とし、圧迫及び固定する人体部位に非伸縮性生地が熱融着されている非伸縮性部分が位置するようにサポーターを作製する。【選択図】図2
Description
本発明は、サポーター用生地及びそれを用いたサポーターに関する。
主に身体の保護や機能補助を目的に装着されるサポーターは、部位毎に生地を変えて縫製した縫製加工品が大半を占める。
サポーターの生地素材としては、クロロプレンゴム、ウレタン圧縮素材等の伸縮性素材や、ナイロン、ポリエステル系樹脂等の非伸縮性素材が知られ、従来、これらを用いた様々な製品が提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
サポーターの生地素材としては、クロロプレンゴム、ウレタン圧縮素材等の伸縮性素材や、ナイロン、ポリエステル系樹脂等の非伸縮性素材が知られ、従来、これらを用いた様々な製品が提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
しかしながら、斯かる従来の製品では、圧迫力及び固定力を高めるために生地は厚くなりがちで、また、サポーター本体を固定するベルト等の付属品や固定プレート等の異素材を縫製加工することが多いため重くなりがちで、装着時の快適性(装着感)に問題があった。
本発明は、上記の如き従来の問題に鑑みなされたものであり、人体部位を十分に圧迫及び固定することができると共に、快適に装着することができるサポーター用生地及びそれを用いたサポーターを提供することを課題としている。
本発明者は、上記課題に鑑み鋭意検討したところ、2枚の伸縮性生地間に、非伸縮性生地が熱融着されている生地によりサポーターを作製すれば、極めて良い結果が得られることを見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、2枚の伸縮性生地間に、非伸縮性生地が熱融着されていることを特徴とするサポーター用生地により上記課題を解決したものである。
また、本発明は、前記サポーター用生地を有するサポーターにより上記課題を解決したものである。
また、本発明は、前記サポーター用生地を有するサポーターにより上記課題を解決したものである。
本発明のサポーター用生地は、2枚の伸縮性生地間に、非伸縮性生地が熱融着されているため、圧迫及び固定する人体部位に当該非伸縮性生地が熱融着されている非伸縮性部分が位置するようにサポーターを作製すれば、それ自体で当該人体部位を十分に圧迫及び固定することができる。また、当該サポーター用生地において、非伸縮性生地が2枚の伸縮性生地間に部分的に1又は2以上熱融着されていると、1つの生地内に当該非伸縮性生地が熱融着されている非伸縮性部分と非伸縮性生地が熱融着されていない伸縮性部分とを有することができるため、無縫製の接ぎ合わせによりサポーター形成が可能となり、薄厚・軽量で快適性(装着感)にも優れたサポーターを得ることができる。
以下本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
本発明サポーター用生地の第1の実施の形態を示す図1において、10はサポーター用生地で、同じ形状・大きさの2枚の伸縮性生地11、12と、当該伸縮性生地11、12間の全体に熱融着されている一枚の非伸縮性生地13の3層構造体により構成されている。
伸縮性生地11、12としては、伸縮性を有するものであれば、特にその種類の如何を問わないが、快適性(装着感)の観点から、例えば、一枚の生地の厚さが0.5〜1.5mm程度の生地が好適に使用される。2枚の伸縮性生地11、12は、同じ生地であっても別素材の生地であってもよい。
非伸縮性生地13は、伸縮性を有しないものであれば、特にその種類の如何を問わな
いが、圧迫力と固定力の観点から、熱融着繊維からなる織生地が好適に使用される。熱融着繊維は、芯鞘型繊維とも称される繊維で、融点の異なる成分を単繊維中に芯(高融点成分)と鞘(低融点成分)の状態で紡糸した繊維である。
高融点成分と低融点成分の組み合わせとしては、高融点ポリエステルと低融点ポリエステル、高融点ナイロンと低融点ナイロン等の高融点の合成樹脂と低融点の合成樹脂の組み合わせが挙げられる。なかでも、入手の容易さから、芯部及びその表面を被覆する鞘部に融点の異なるポリエステルを使用した熱融着繊維が好ましい。
いが、圧迫力と固定力の観点から、熱融着繊維からなる織生地が好適に使用される。熱融着繊維は、芯鞘型繊維とも称される繊維で、融点の異なる成分を単繊維中に芯(高融点成分)と鞘(低融点成分)の状態で紡糸した繊維である。
高融点成分と低融点成分の組み合わせとしては、高融点ポリエステルと低融点ポリエステル、高融点ナイロンと低融点ナイロン等の高融点の合成樹脂と低融点の合成樹脂の組み合わせが挙げられる。なかでも、入手の容易さから、芯部及びその表面を被覆する鞘部に融点の異なるポリエステルを使用した熱融着繊維が好ましい。
熱融着は、常法に従って行うことができる。例えば、伸縮性生地11、非伸縮性生地13、伸縮性生地12をこの順に重ねて、熱融着繊維の鞘部(低融点成分)の融点よりも高い温度で熱処理することにより熱融着を行うことができる。
熱融着では、生地間、すなわち、伸縮性生地11、12と非伸縮性生地13との間や伸縮性生地11と伸縮性生地12との間に融着剤を介在させるのが接着性の観点から好ましい。融着剤としては、熱可塑性のポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル等の樹脂シートが挙げられる。
熱融着後、当該融着剤は生地に含浸される。
熱融着では、生地間、すなわち、伸縮性生地11、12と非伸縮性生地13との間や伸縮性生地11と伸縮性生地12との間に融着剤を介在させるのが接着性の観点から好ましい。融着剤としては、熱可塑性のポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル等の樹脂シートが挙げられる。
熱融着後、当該融着剤は生地に含浸される。
次に、図2を用いて、本発明サポーター用生地の第2の実施の形態について説明する。
図2において、20はサポーター用生地で、基本的な構成は図1に示した第1の実施の形態と同一であるが、この第2の実施の形態においては、同一の形状・大きさの2枚の伸縮性生地11、12間に部分的に2枚の非伸縮性生地13a、13bが積層されることなく並列的に熱融着され、2枚の伸縮性生地11、12による2層部分と;2枚の伸縮性生地11、12とその間に熱融着されている非伸縮性生地13による3層部分とが併存して構成されている。
図2において、20はサポーター用生地で、基本的な構成は図1に示した第1の実施の形態と同一であるが、この第2の実施の形態においては、同一の形状・大きさの2枚の伸縮性生地11、12間に部分的に2枚の非伸縮性生地13a、13bが積層されることなく並列的に熱融着され、2枚の伸縮性生地11、12による2層部分と;2枚の伸縮性生地11、12とその間に熱融着されている非伸縮性生地13による3層部分とが併存して構成されている。
当該各非伸縮性生地13a、13bの具体的な形状、大きさ、融着部位、融着枚数は特に限定されず、圧迫及び固定する人体部位に応じて適宜選定され、当該形状例としては、円形状、長方形状、凸形状、凹形状等が挙げられる。
次に、図3を用いて、本発明サポーター用生地の第3の実施の形態について説明する。
図3において、30はサポーター用生地で、基本的な構成は図2に示した第2の実施の形態と同一であるが、この第3の実施の形態においては、一方の伸縮性生地11が他方の伸縮性生地12より大きく(広面積)、1枚の伸縮性生地11のみの領域部が形成され、2枚の伸縮性生地11、12による2層部分と;2枚の伸縮性生地11、12とその間に熱融着されている非伸縮性生地13による3層部分と;1枚の伸縮性生地11のみの1層部分とが併存して構成されている。
図3において、30はサポーター用生地で、基本的な構成は図2に示した第2の実施の形態と同一であるが、この第3の実施の形態においては、一方の伸縮性生地11が他方の伸縮性生地12より大きく(広面積)、1枚の伸縮性生地11のみの領域部が形成され、2枚の伸縮性生地11、12による2層部分と;2枚の伸縮性生地11、12とその間に熱融着されている非伸縮性生地13による3層部分と;1枚の伸縮性生地11のみの1層部分とが併存して構成されている。
本発明のサポーター用生地は、第2及び第3の実施の形態(図2及び図3)のように、非伸縮性生地13a、13bが2枚の伸縮性生地11、12間に部分的に熱融着されていると、1つの生地内に当該非伸縮性生地13a、13bが熱融着されている非伸縮性部分と非伸縮性生地13a、13bが熱融着されていない伸縮性部分とを有することができる。
而して、無縫製の接ぎ合わせにより、例えば、膝、足首、ふくらはぎ、肘、手首、腰等、装着すべき人体の部位に応じた形状のサポーター形成が可能となるため、圧迫及び固定する人体部位に当該非伸縮性部分が位置するように、且つそれ以外の部分には当該伸縮性部分が位置するようにサポーターを作製すれば、人体部位の圧迫力及び固定力を有しつつも、薄厚・軽量で快適性(装着感)にも優れたサポーターが得られる。
例えば、後述する膝用サポーター(図4及び図5)の実施の形態のように、膝関節の屈曲・伸展をサポートする膝サポーター40では、膝関節の内側部分と外側部分に非伸縮性生地13a、13bが熱融着されている非伸縮性部分が位置し、且つそれ以外の部分には非伸縮性生地13a、13bが熱融着されていない伸縮性部分が位置しているので、装着時、全体は縦・横方向に伸縮性を有しつつも、膝を圧迫及び固定してぐらつきを防ぐことができる。また、快適性(装着感)にも優れる。
また、後述する足首用サポーター(図6及び図7)の実施の形態のように、当該足首サポーター50では、足首の内側部分と外側部分に非伸縮性生地13a、13bが熱融着されている非伸縮性部分が位置し、且つそれ以外の部分には非伸縮性生地13a、13bが熱融着されていない伸縮性部分が位置しているので、装着時、一定の強さで足首を圧迫及び固定し、足首の内反と外反を防止することができる。
而して、無縫製の接ぎ合わせにより、例えば、膝、足首、ふくらはぎ、肘、手首、腰等、装着すべき人体の部位に応じた形状のサポーター形成が可能となるため、圧迫及び固定する人体部位に当該非伸縮性部分が位置するように、且つそれ以外の部分には当該伸縮性部分が位置するようにサポーターを作製すれば、人体部位の圧迫力及び固定力を有しつつも、薄厚・軽量で快適性(装着感)にも優れたサポーターが得られる。
例えば、後述する膝用サポーター(図4及び図5)の実施の形態のように、膝関節の屈曲・伸展をサポートする膝サポーター40では、膝関節の内側部分と外側部分に非伸縮性生地13a、13bが熱融着されている非伸縮性部分が位置し、且つそれ以外の部分には非伸縮性生地13a、13bが熱融着されていない伸縮性部分が位置しているので、装着時、全体は縦・横方向に伸縮性を有しつつも、膝を圧迫及び固定してぐらつきを防ぐことができる。また、快適性(装着感)にも優れる。
また、後述する足首用サポーター(図6及び図7)の実施の形態のように、当該足首サポーター50では、足首の内側部分と外側部分に非伸縮性生地13a、13bが熱融着されている非伸縮性部分が位置し、且つそれ以外の部分には非伸縮性生地13a、13bが熱融着されていない伸縮性部分が位置しているので、装着時、一定の強さで足首を圧迫及び固定し、足首の内反と外反を防止することができる。
次に、図4及び図5を用いて、本発明膝用サポーターの実施の形態について説明する。
図4及び図5において、40は膝用サポーターで、本体部40aと上部縁部40bとから成り、当該本体部40aは図3に示すサポーター用生地30と同様に構成されている。
すなわち、一方の伸縮性生地11が他方の伸縮性生地12より大きく(広面積)、1枚の伸縮性生地11のみの領域部が露出形成され、2枚の伸縮性生地11、12による2層部分と;2枚の伸縮性生地11、12とその間に熱融着されている非伸縮性生地13による3層部分と;1枚の伸縮性生地11のみの1層部分とが併存している。
更に詳細には、この実施の形態においては、8枚の円形状の非伸縮性生地13a、13bがサポーター装着時、膝関節の外側部と内側部の双方を圧迫するように、伸縮性生地11、12間の8箇所に左右縦方向に4つずつ並ぶように熱融着されている。このように、圧迫及び固定したい人体部位に非伸縮性生地13a、13bを熱融着し、当該部位を非伸縮性部分とすれば、固定ベルトや固定プレートを用いずともサポーターのみで当該人体部位を十分に圧迫及び固定することができる。
尚、上部縁部40bは適宜、伸縮性部材により構成されている。
図4及び図5において、40は膝用サポーターで、本体部40aと上部縁部40bとから成り、当該本体部40aは図3に示すサポーター用生地30と同様に構成されている。
すなわち、一方の伸縮性生地11が他方の伸縮性生地12より大きく(広面積)、1枚の伸縮性生地11のみの領域部が露出形成され、2枚の伸縮性生地11、12による2層部分と;2枚の伸縮性生地11、12とその間に熱融着されている非伸縮性生地13による3層部分と;1枚の伸縮性生地11のみの1層部分とが併存している。
更に詳細には、この実施の形態においては、8枚の円形状の非伸縮性生地13a、13bがサポーター装着時、膝関節の外側部と内側部の双方を圧迫するように、伸縮性生地11、12間の8箇所に左右縦方向に4つずつ並ぶように熱融着されている。このように、圧迫及び固定したい人体部位に非伸縮性生地13a、13bを熱融着し、当該部位を非伸縮性部分とすれば、固定ベルトや固定プレートを用いずともサポーターのみで当該人体部位を十分に圧迫及び固定することができる。
尚、上部縁部40bは適宜、伸縮性部材により構成されている。
次に、図6及び図7を用いて、本発明足首用サポーターの実施の形態について説明する。
図6及び図7において、50は足首用サポーターで、図2に示すサポーター生地20と同様に構成されている。
すなわち、同一の形状・大きさの2枚の伸縮性生地11、12間に部分的に2枚の非伸縮性生地13a、13bが積層されることなく並列的に熱融着され、2枚の伸縮性生地11、12による2層部分と;2枚の伸縮性生地11、12とその間に熱融着されている非伸縮性生地13による3層部分とが併存している。
更に詳細には、この実施の形態においては、足首の外側部と内側部の双方を圧迫するように、略凸形状の非伸縮性生地13aと略凹形状の非伸縮性生地13bが、当該凸部側及び当該凹部側をいずれも下向きにして縦方向に並ぶように熱融着されている。このように、圧迫及び固定したい人体部位に非伸縮性生地13a、13bを熱融着し、当該部位を非伸縮性部分とすれば、固定ベルトや固定プレートを用いずともサポーターのみで当該人体部位を十分に圧迫及び固定することができる。
図6及び図7において、50は足首用サポーターで、図2に示すサポーター生地20と同様に構成されている。
すなわち、同一の形状・大きさの2枚の伸縮性生地11、12間に部分的に2枚の非伸縮性生地13a、13bが積層されることなく並列的に熱融着され、2枚の伸縮性生地11、12による2層部分と;2枚の伸縮性生地11、12とその間に熱融着されている非伸縮性生地13による3層部分とが併存している。
更に詳細には、この実施の形態においては、足首の外側部と内側部の双方を圧迫するように、略凸形状の非伸縮性生地13aと略凹形状の非伸縮性生地13bが、当該凸部側及び当該凹部側をいずれも下向きにして縦方向に並ぶように熱融着されている。このように、圧迫及び固定したい人体部位に非伸縮性生地13a、13bを熱融着し、当該部位を非伸縮性部分とすれば、固定ベルトや固定プレートを用いずともサポーターのみで当該人体部位を十分に圧迫及び固定することができる。
10、20、30:サポーター用生地
11、12:伸縮性生地
13、13a、13b:非伸縮性生地
40:膝用サポーター
40a:本体部
40b:上部縁部
50:足首用サポーター
11、12:伸縮性生地
13、13a、13b:非伸縮性生地
40:膝用サポーター
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40b:上部縁部
50:足首用サポーター
Claims (6)
- 2枚の伸縮性生地間に、非伸縮性生地が熱融着されていることを特徴とするサポーター用生地。
- 前記非伸縮性生地が前記2枚の伸縮性生地間に部分的に1又は2以上熱融着されていることを特徴とする請求項1記載のサポーター用生地。
- 1枚の伸縮性生地のみの領域部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のサポーター用生地。
- 前記非伸縮性生地が熱融着繊維からなる織生地であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のサポーター用生地。
- 請求項1〜4のいずれか1項記載のサポーター用生地を有することを特徴とするサポーター。
- 足首用、膝用、ふくらはぎ用、肘用、手首用又は腰用のサポーターであることを特徴とする請求項5記載のサポーター。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018186693A JP2020054569A (ja) | 2018-10-01 | 2018-10-01 | サポーター用生地及びサポーター |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018186693A JP2020054569A (ja) | 2018-10-01 | 2018-10-01 | サポーター用生地及びサポーター |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020054569A true JP2020054569A (ja) | 2020-04-09 |
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2018
- 2018-10-01 JP JP2018186693A patent/JP2020054569A/ja active Pending
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Legal Events
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A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
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