JP2020054223A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
図1は、実施形態に係る電力変換装置を例示するブロック図である。
図1に示すように、実施形態の電力変換装置10は、電力変換器20と、制御装置50と、を備える。電力変換装置10は、交流端子21a〜21cを介して、交流系統(交流回路)1に接続される。この例のように、電力変換装置10は、変圧器2を介して交流系統1に接続されてもよい。たとえば、交流系統1は、三相または単相の50Hz若しくは60Hzの電源、負荷および交流送電線を備える構成とすることができる。この例では、交流系統1が三相交流である場合について説明する。
図3は、実施形態の電力変換装置の動作を説明するためのブロック図である。
図3には、図1のブロック図のうち、交流電圧検出器4a〜4c、電流検出器40およびアーム22の図示が省略されている。図の太い実線の矢印は、循環電流を表している。図の破線の矢印は、交流系統1の各相の線電流Iu,Iv,Iwを表している。図の一点鎖線の矢印は、直流系統3に流れる直流電流Idcを表している。
図4は、比較例の電力変換装置を例示するブロック図である。
図4に示すように、比較例の電力変換装置110は、電力変換器20と、制御装置150と、を含む。比較例の場合には、制御装置150の構成が、実施形態の場合と相違しており、他については同じである。同一の構成要素には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上述したように、補助循環電流制御機能を付加することによって、軽負荷時等においても、電力変換装置を安定動作させることができる。一方、補助循環電流制御機能が動作している状態で電力変換装置を停止させた場合には、補助循環電流が切れるまでの間、直流線路に全セル電圧が印加されるため、直流系統3に過電圧を発生させる可能性がある。本実施形態では、停止時においても安全に動作することができる電力変換装置を実現する。
図5に示すように、本実施形態の電力変換装置210は、電力変換器20と、制御装置250と、を備える。電力変換器20は、上述した他の実施形態の場合と同じである。本実施形態においては、制御装置250の構成が上述した他の実施形態の場合と異なっている。同一の構成要素には同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略する。
図6(a)に示すように、補助循環電流制御機能254は、たとえばPI制御器258を含んでおり、PI制御器258に入力された信号にもとづいて、補助循環電流の指令値を生成し、出力する。PI制御器258は、リミッタを有しており、PI制御器258が出力する信号は、リミッタ値を超えないように制限される。
本実施形態の電力変換装置210では、補助循環電流制御機能254,254aが生成する補助循環電流の指令値をあらかじめ設定された低減レートで低減するソフトストップ機能256,256aを含んでいる。そのため、通常運転時における停止動作の場合に、直流系統の過電圧を防止することができる。
Claims (15)
- 直列接続された複数の単位変換器を含むアームを含み、交流回路と直流回路との間に接続された電力変換器と、
前記交流回路を負荷とする場合または前記直流回路を負荷とする場合において、前記負荷を表すパラメータがあらかじめ設定されたしきい値よりも小さい場合に、前記電力変換器内を循環して流れる補助循環電流についての指令値を生成する補助循環電流制御機能を含む制御装置と、
を備えた電力変換装置。 - 前記負荷を表すパラメータは、前記複数の単位変換器を流れるアーム電流である請求項1記載の電力変換装置。
- 前記負荷を表すパラメータは、前記電力変換器を入出力する有効電力である請求項1または2に記載の電力変換装置。
- 前記負荷を表すパラメータは、前記電力変換器を入出力する無効電力である請求項1〜3のいずれか1つに記載の電力変換装置。
- 前記負荷を表すパラメータは、前記電力変換器を入出力する皮相電力である請求項1〜4のいずれか1つに記載の電力変換装置。
- 前記負荷を表すパラメータは、前記制御装置に指令を送信する上位装置から送信される請求項2〜5のいずれか1つに記載の電力変換装置。
- 前記補助循環電流制御機能は、前記交流回路の周波数の2以上の整数倍の周波数を有する前記補助循環電流の指令値を生成する請求項1〜6のいずれか1つに記載の電力変換装置。
- 前記補助循環電流制御機能は、前記負荷を表すパラメータの大きさに応じて、前記補助循環電流についての指令値の大きさを設定する請求項1〜7のいずれか1つに記載の電力変換装置。
- 前記しきい値は、ヒステリシスを有する請求項1〜8のいずれか1つに記載の電力変換装置。
- 前記補助循環電流制御機能は、停止シーケンスの開始から、前記電力変換器の動作を停止させる停止信号が前記電力変換器に供給されるまでの第1期間では、前記指令値を時間の経過とともに低減させる請求項1〜9のいずれか1つに記載の電力変換装置。
- 前記補助循環電流制御機能は、前記第1期間では、前記指令値を線形に低減させる請求項10記載の電力変換装置。
- 前記補助循環電流制御機能は、前記第1期間では、前記指令値を指数関数的に低減させる請求項10記載の電力変換装置。
- 前記補助循環電流制御機能は、異常時に生成される異常停止信号を入力した場合には、前記補助循環電流を前記第1期間よりも短い第2期間で低減する請求項10〜12のいずれか1つに記載の電力変換装置。
- 前記補助循環電流制御機能は、
前記停止シーケンスの開始を表す第1の停止信号を入力して、前記指令値が所定値よりも低下し、または前記第1期間の経過で前記停止信号を生成するソフトストップ機能と、
出力可能な前記指令値の大きさを制限するリミッタを有する指令値生成機能と、
を含み、
前記ソフトストップ機能は、前記リミッタに作用して、前記指令値生成機能が出力する前記指令値を低減させる請求項10〜13のいずれか1つに記載の電力変換装置。 - 前記制御装置は、前記停止シーケンスの開始を表す第1の停止信号を入力して、前記指令値が所定値よりも低下し、または前記第1期間の経過で前記停止信号を生成するソフトストップ機能をさらに含み、
前記ソフトストップ機能は、前記補助循環電流制御機能が出力する前記指令値を低減させる請求項10〜13のいずれか1つに記載の電力変換装置。
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